JP2021051582A - 商品情報読取装置、商品情報読取方法 - Google Patents

商品情報読取装置、商品情報読取方法 Download PDF

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Shinsuke Yajima
信介 矢嶋
飯坂 仁志
Hitoshi Iizaka
仁志 飯坂
内藤 英治
Eiji Naito
英治 内藤
拓也 高須
Takuya Takasu
拓也 高須
惇 宮島
Jun Miyajima
惇 宮島
豪志 渡邊
Takeshi Watanabe
豪志 渡邊
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Abstract

【課題】商品の袋詰め作業にかかる時間の短縮を図ることができる商品情報読取装置を提供する。【解決手段】商品情報読取装置10は、商品Hを搬送する搬送部11と、商品Hの画像を撮像する撮像部111と、画像から商品Hを特定する商品情報を読み取る読取部113と、商品Hの特性情報を取得する特性取得部18,130と、特性情報に応じて商品Hを選別して搬送部11の幅方向に移動させる振分部20と、を備える。特性取得部18は、搬送部11に取り付けられて商品Hの重量を測定する重量センサである。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、商品情報読取装置、商品情報読取方法に関する。
従来、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗において、買物客が購入する商品を登録する場合、商品のパッケージに貼付または印刷されたバーコードを読み取り、このバーコードに登録されたJAN(Japanese Article Number)コード等のコードシンボル(識別コード)を認識して、商品を特定する。
最近では、商品をベルトコンベアで流して商品のバーコードを読み取らせる商品情報読取装置が開発されている(例えば、特許文献1)。この装置により、バーコードの読み取り作業を省力化(無人化)、効率化することができる。
しかしながら、このような装置を用いたとしても、ベルトコンベアの下流側で商品をレジ袋に袋詰めするのに手間取り、精算場所が混雑してしまう場合がある。
商品の袋詰め作業は、商品の特性に応じて商品を選別しながら袋詰めするのが一般的である。例えば、まず重い商品や大きい商品を袋の底側に入れ、その上に傷付きやすい商品や軽い商品、小さい商品を配置する。このため、商品数が多くなる程、袋詰め作業に時間を要して、精算場所が混雑してしまう。
特表2004‐535030号公報
本発明が解決しようとする課題は、商品の袋詰め作業にかかる時間の短縮を図ることができる商品情報読取装置、商品情報読取方法を提供することである。
実施形態の商品情報読取装置は、商品を搬送する搬送部と、前記商品の画像を撮像する撮像部と、前記画像から前記商品を特定する商品情報を読み取る読取部と、前記商品の特性情報を取得する特性取得部と、前記特性情報に応じて前記商品を選別して前記搬送部の幅方向に移動させる振分部と、を備えることを特徴とする。
実施形態の商品情報読取装置は、前記特性取得部は、前記搬送部に取り付けられて前記商品の重量を測定する重量センサである、ことを特徴とする。
実施形態の商品情報読取装置は、前記特性情報を前記商品情報に紐づけて記憶する記憶部を備え、前記特性取得部は、前記商品情報に基づいて前記記憶部から前記特性情報を取得する、ことを特徴とする。
実施形態の商品情報読取装置は、前記特性情報は、重量情報、形状情報または取扱情報である、ことを特徴とする。
実施形態の商品情報読取装置は、前記搬送部の下流端に密接配置されて前記商品が移載される移載台と、前記搬送部の幅方向において前記移載台に隣接し、包装袋が配置されて、前記商品を前記搬送部から前記包装袋に投入させる袋詰部と、を備える、ことを特徴とする。
実施形態の商品情報読取方法は、商品を搬送部で搬送する搬送工程と、前記商品の画像を撮像する撮像工程と、前記画像から前記商品を特定する商品情報を読み取る読取工程と、前記商品の特性情報を取得する特性取得工程と、前記特性情報に応じて前記商品を選別して前記搬送部の幅方向に移動させる振分工程と、を有する、ことを特徴とする。
実施形態に係る商品情報読取装置を適用した商品販売データ処理システムの一例を示す外観図である。 (a)読取部の断面図、(b)振分部の外観図である。 作荷台を示す外観図である。 会計装置の一例を示す外観図である。 バーコードが付された商品の一例を示す図であって、(a)は取り扱いに注意を要する商品、(b)は自動袋詰めに適する商品である。 ハードウェア構成の一例を示すブロック図であって、(a)商品情報読取装置、(b)会計装置である。 データテーブルを示す図であって、(a)商品マスタ、(b)振分基準情報である。 商品情報読取装置の機能構成を示すブロック図である。 商品販売データ処理の一例を示すフーチャートである。
以下、図面を参照して、第一実施形態に係る商品販売データ処理システム1について説明する。なお、第一実施形態で説明する商品販売データ処理システム1は、購入した商品について、買物客が自ら精算を行うシステムである。
なお、以下に説明する実施形態により、この発明が限定されるものではない。
〔商品販売データ処理システム1〕
図1は、実施形態に係る商品情報読取装置10を適用した商品販売データ処理システム1の一例を示す外観図である。
商品販売データ処理システム1は、商品情報読取装置10と会計装置30を備える。
商品情報読取装置10は、買物客が購入する商品の商品情報を読み取る読取処理と、読取処理によって読み取られた商品を登録する商品登録処理とを行う。
会計装置30は、商品登録処理によって登録された商品に係る会計処理を行う。
(商品情報読取装置10)
図2は、(a)読取部の断面図、(b)振分部の外観図である。
図3は、作荷台を示す外観図である。
商品情報読取装置10は、商品置台10a、基台10b、作荷台10c、読取部10dおよび振分部20を備える。
商品置台10aは、買物客が購入する商品Hを一時的に載置する台である。
商品置台10aは、人感センサ12を備える。人感センサ12は、例えば赤外線センサで構成されて、買物客の接近を検出する。人感センサ12が買物客の接近を検出すると、後述するベルトコンベア11と読取部10dが起動する。
基台10bは、商品置台10aと作荷台10cとを接続する筐体である。基台10bは、商品置台10aから作荷台10cに向かって移動するベルトコンベア11を備える。
ベルトコンベア(搬送部)11は、コンベア駆動モータ13によって駆動されて、+Y方向(矢印Kの方向)に沿う方向に移動する。
買物客は、商品置台10aに置いた商品Hを、ベルトコンベア11に載せて搬送させる。ベルトコンベア11の代わりにローラーコンベアを用いてもよい。
ベルトコンベア11には、重量センサ18が内蔵される。重量センサ18は、ベルトコンベア11のベルトの直下に配置されて、ベルトコンベア11に載置された商品Hの重量を測定する。重量センサ18の測定情報は、商品Hの実測の重量W1(特性情報)として制御部100に出力される。
作荷台10cは、ベルトコンベア11によって搬送された商品Hを袋詰めするための台である。
作荷台10cは、移載台10c1と袋台10c2を備える。
移載台10c1と袋台10c2は、ベルトコンベア11の幅方向(X方向)において隣接配置される。移載台10c1が+X方向側、袋台10c2が−X方向側に配置される。
移載台10c1の上面は、ベルトコンベア11のコンベア面とほぼ同じ高さに位置する。袋台10c2の上面は、ベルトコンベア11のコンベア面よりも低い位置に位置する。
移載台10c1は、ベルトコンベア11によって搬送された商品Hを袋詰めするための台である。ベルトコンベア11で搬送された商品Hは、ベルトコンベア11の搬送力によって、移載台10c1に押し出されて移載される。
買物客は、移載台10c1に載置された商品Hを自身(手動)で袋詰めする。
袋台(袋詰部)10c2は、ベルトコンベア11によって搬送された商品Hを自動で袋詰めするための台である。
図3に示すように、袋台10c2には、包装袋として紙袋Bが予め口を開けて置かれる。ベルトコンベア11で搬送された商品Hは、ベルトコンベア11の下流端から袋台10c2に落下する。ベルトコンベア11から落下した商品Hは、紙袋Bの内部に投入される。
このため、買物客は、商品Hの袋詰め作業を行うことなく、商品Hが投入された紙袋Bを袋台10c2から持ち出すことができる。
読取部10dは、ベルトコンベア11によって搬送された商品Hの商品情報を読み取る読取処理を行う。読取部10dは、商品Hの商品情報の読み取りを安定して行うために、外部の明るさの影響を低減する目的で、上面及び側面が遮蔽されたトンネル形状をなす。
図2(a)に示すように、読取部10dは、天板10d1、縦壁10d2、縦壁10d3を備える。
天板10d1は、ベルトコンベア11のコンベア面と略平行(XY平面に沿う)に設置される。縦壁10d2と縦壁10d3は、ともにYZ平面に沿って設置される。
天板10d1には、第一カメラ14が設置される。第一カメラ14は、ベルトコンベア11に向かって下向きに設置されて、ベルトコンベア11のコンベア面を撮像する。
第一カメラ14は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)等のイメージセンサ及びレンズ等の光学系を備える。
縦壁10d2には、第二カメラ15が設置される。縦壁10d3には、第三カメラ16が設置される。
各カメラ(第一カメラ14、第二カメラ15、第三カメラ16)は、略等しい撮像特性を持つ。各カメラが撮像した画像によって、ベルトコンベア11で搬送される商品Hが、コンベア面に接する面を除いて、良好に視認できるように、各カメラの設置位置と設置方向とが調整される。
各カメラは、同時に撮像を行うように、後述する撮像制御部111(図8参照)によって制御される。なお、カメラの台数は3台に限定されない。
天板10d1には、照明用ライト17が設置される。照明用ライト17は、例えばLED(Light Emitting Diode)で構成されて、ベルトコンベア11のコンベア面の方向を照明する。
照明用ライト17の個数、設置位置、色に制約はなく、ベルトコンベア11で搬送される商品Hが、各カメラに鮮明に撮像されるように調整される。
具体的には、ベルトコンベア11に載置されて+Y方向に移動する商品Hを鮮明に撮像するために、できるだけ速いシャッター速度で撮像を行うのが望ましい。尚且つ、撮像された画像が露出不足にならないように、照明用ライト17によって、できるだけ明るい照明を行うのが望ましい。
(振分部20)
図2(b)に示すように、振分部20は、読取部10dの下流側に配置される。
振分部20は、フレーム21、回動軸棒22、振分板23、回動モータ24を備える。
フレーム21は、ベルトコンベア11を幅方向において跨る門型フレームである。
回動軸棒22は、フレーム21の中央からベルトコンベア11のコンベア面に向けて直線状の延びる棒体である。
振分板23は、回動軸棒22に沿って連結する平板であり、回動軸棒22から読取部10dに向かって延びる。振分板23は、ベルトコンベア11のコンベア面の直上に配置される。
回動モータ24は、フレーム21の中央上部に配置されて、回動軸棒22および振分板23をZ軸回りに回動させる。また、回動モータ24は、回動軸棒22および振分板23を停止させた状態で保持する。
振分板23は、回動軸棒22を中心にして振り子状に回動する。そして、振分板23は、図2(b)に示すA姿勢とB姿勢のいずれか一方の姿勢で停止する。これにより、振分部20は、読取部10dを通過した商品Hをベルトコンベア11の幅方向(X方向)において振り分けて移動させる。
具体的には、商品Hは、ベルトコンベア11に搬送されて振分板23に当接すると、振分板23に沿ってベルトコンベア11の幅方向(X方向)に滑動する。振分板23がA姿勢のときは、商品Hは−X方向に移動し、振分板23がB姿勢のときは、商品Hは+X方向に移動する。
このように、振分部20は、商品Hを幅方向(X方向)において振り分けて移動させて、商品Hを移載台10c1と袋台10c2のいずれか一方に向けて搬送させる。
(会計装置30)
図4は、会計装置30の外観斜視図である。
会計装置30は、筐体35の上部に、入出金装置41、モニタ42、タッチパネル43、レシートプリンタ44、カードリーダ45、発光部46を備える。
入出金装置41は、硬貨投入口31、紙幣投入口32、紙幣出金口33、硬貨出金口34を備える。
入出金装置41は、紙幣投入口32に投入された紙幣を紙幣収納部(不図示)に収納する。また、入出金装置41は、硬貨投入口31に投入された硬貨を硬貨収納部(不図示)に収納する。
そして、入出金装置41は、制御部300(図6(b)参照)からの釣銭の払い出し要求に応じて、紙幣の釣銭を紙幣出金口33に払い出す。また、入出金装置41は、制御部300からの釣銭の払い出し要求に応じて、硬貨の釣銭を硬貨出金口34に払い出す。
モニタ42は、表面にタッチパネル43を備える。モニタ42は、例えば液晶パネルで構成されて、一取引の合計金額等の会計処理に係る情報を、画像や文字で表示する。
タッチパネル43は、触れた位置に応じた情報を制御部300に出力する。
レシートプリンタ44は、印刷部(不図示)とレシート発行口36を有する。レシートプリンタ44は、印刷部が印字したレシートをレシート発行口36から発行する。
カードリーダ45は、カード挿入口37から挿入されたクレジットカードや会員カード等に対して情報の読み書きを行う。
発光部46は、表示ポール38の上端に設置されて、会計装置30の動作に異常が生じた際等に発光する。
発光部46は、例えば、青色に発光するLEDと、赤色に発光するLEDとを備える。発光部46は、青色、赤色とは異なる色のLEDを用いてもよいし、その他の発光部材を用いてもよい。
発光部46は、表示ポール38の上端に配置されるため、会計装置30の周囲にいる店員から目視されやすい。
買物客は、会計装置30を操作して、現金、クレジットカード、電子マネー等により、商品の代金を支払う処理(会計処理)を行う。
会計装置30は、会計処理において、商品情報読取装置10から受信した商品登録情報に基づいて一取引の合計金額を表示し、この合計金額分の会計に係る処理を制御する。
商品登録情報は、処理対象とする一取引の合計金額、取引対象商品の商品情報等の情報を含む。商品登録情報は、レシート印字に必要なその他の情報、例えば、レシート印字用の販促情報等を含んでもよい。
(商品)
図5は、バーコードCが付された商品Hの一例を示す図であって、(a)は取り扱いに注意を要する商品、(b)は自動袋詰めに適する商品である。
商品Hには、バーコードCが付与される。バーコードCは、商品識別子であるJANコード(13桁または8桁)等をコード化したコードシンボルである。
バーコードCの代わりに2次元コードを付与してもよい。バーコードCは、コードシンボル(商品識別子)の一例である。
図5(a)に示す商品H1は、振分部20により+X方向に振り分けられて、移載台10c1に搬送される商品である。後述するように、商品H1は、重量が重い、形状が大きい、または、人手で袋詰めすべき、との特性を有する。
図5(b)に示す商品H2は、振分部20により−X方向に振り分けられて、袋台10c2に搬送される商品である。後述するように、商品H2は、重量が軽く、形状が小さく、さらに自動袋詰めに耐えられる、との特性を有する。
(商品情報読取装置10のハードウェア構成)
図6は、ハードウェア構成の一例を示すブロック図であって、(a)商品情報読取装置、(b)会計装置である。
図7は、データテーブルを示す図であって、(a)商品マスタ、(b)振分基準情報である。なお、図7(a)に示す商品マスタは、商品H2(図5(b)参照)の商品情報の例である。
図6(a)に示すように、制御部100は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103を備える。
CPU101は、バスライン105を介して、ROM102とRAM103に接続する。CPU101は、ROM102や記憶部104に記憶された制御プログラムP1を、RAM103に展開する。CPU101は、RAM103に展開された制御プログラムP1に従って動作することで商品情報読取装置10の動作を制御する。すなわち、制御部100は、一般的なコンピュータの構成を有する。
制御部100は、更に、バスライン105を介して、記憶部104、入出力コントローラ106、通信I/F(Interface)107に接続する。
記憶部104は、電源を切っても記憶情報が保持される、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリまたはHDD(Hard Disk Drive)等である。
記憶部104は、制御プログラムP1を含むプログラム等を記憶する。制御プログラムP1は、商品情報読取装置10が備える機能を発揮させるためのプログラムである。
制御プログラムP1は、ROM102に予め組み込まれて提供されてもよい。また、制御プログラムP1は、制御部100にインストール可能な形式または実行可能な形式のファイルで、CD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disc)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、制御プログラムP1を、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、制御プログラムP1を、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
記憶部104は、商品マスタM、商品登録ファイルF1、振分基準情報Dを記憶する。
商品マスタMは、店舗で取り扱っている複数の商品Hの商品情報(商品コード、企業コード、商品名、価格、重量W2、形状U、取扱コードV)を記憶したマスタファイルである(図7(a)参照)。
重量W2、形状U、取扱コードVは、商品Hの特性情報である。
商品情報における「重量W2」は、商品Hの公称重量を示す情報であり、包装袋や箱も含む重量(グラム単位)が登録(記憶)される。例えば商品Hの重量が80gの場合は、「80」と登録される。
「形状U」は、商品Hの大きさを示す情報であり、例えば商品Hの縦横厚み方向の三辺の合計長さ(mm単位)が登録される。具体的には、商品Hが縦50mm、横40mm、厚み30mmの場合は、「120」と登録される。
「取扱コードV」は、商品Hの取扱いに注意を要するか否かを示す情報であり、人手で袋詰めする商品H2は「1」、それ以外の商品H1は「0」と登録される。具体的には、商品H2は、傷つきやすいもの(例えば青果物、水産物、食肉、花卉)、形が崩れやすいもの(例えばケーキ)、割れやすいもの(例えば卵)である。
振分基準情報Dは、振分部20の振分板23の姿勢を決定する際の判断基準(閾値)を示す情報であり、重量、形状、取扱コードの3つの情報を含む(図7(b)参照)。
振分基準情報Dの重量、形状、取扱コードは、商品情報における重量W2、形状U、取扱コードVに対応する。
例えば、振分基準情報Dの「重量」は「100」、「形状」は「150」、「取扱コード」は「1」に設定される。
店舗で取り扱う商品Hは日々変化するため、商品情報読取装置10は、通信I/F107を用いて、不図示の店舗サーバから、最新の商品マスタM(商品Hの商品情報)を取得する。
商品登録ファイルF1は、商品マスタMから取得した、買物客が購入する商品Hの商品情報(商品名、価格等)を記憶したファイルである。
入出力コントローラ106は、第一カメラ14、第二カメラ15、第三カメラ16、照明用ライト17、人感センサ12、コンベア駆動モータ13、重量センサ18、回動モータ24と接続する。
入出力コントローラ106は、制御部100からの指令に基づいて、接続された各種ハードウェアの動作を制御する。
通信I/F107は、会計装置30や不図示の店舗サーバと相互に通信を行う。
(会計装置30のハードウェア構成)
図6(b)に示すように、会計装置30は、制御部300、記憶部304、入出力コントローラ306、通信I/F307を備える。
制御部300は、CPU301、ROM302、RAM303を備える。
CPU301は、バスライン305を介して、ROM302とRAM303に接続する。CPU301は、ROM302や記憶部304に記憶された制御プログラムP2を、RAM303に展開する。CPU301は、RAM303に展開された制御プログラムP2に従って動作することで会計装置30の動作を制御する。すなわち、制御部300は、一般的なコンピュータの構成を有する。
制御部300は、更に、バスライン305を介して、記憶部304、入出力コントローラ306、通信I/F307に接続する。
記憶部304は、電源を切っても記憶情報が保持される、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリまたはHDD等である。記憶部304は、制御プログラムP2を含むプログラム等を記憶する。制御プログラムP2は、会計装置30が備える機能を発揮させるためのプログラムである。
制御プログラムP2は、ROM302に予め組み込まれて提供されてもよい。また、制御プログラムP2は、制御部300にインストール可能な形式または実行可能な形式のファイルで、CD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、制御プログラムP2を、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、制御プログラムP2を、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
記憶部304は、取引ファイルF2を記憶する。取引ファイルF2は、商品情報読取装置10から受信した商品登録ファイルF1の内容及び会計装置30が実行した会計処理の結果を記録した会計データ等を格納するデータファイルである。取引ファイルF2は、取引履歴を記録したデータとして用いられる。
入出力コントローラ306は、モニタ42、タッチパネル43、入出金装置41、レシートプリンタ44、カードリーダ45、発光部46に接続する。
入出力コントローラ306は、制御部300からの指令に基づいて、接続された各種ハードウェアの動作を制御する。
通信I/F307は、商品情報読取装置10や不図示の店舗サーバと相互に通信を行う。
(商品情報読取装置10の機能構成)
図8は、商品情報読取装置10の機能構成の一例を示すブロック図である。
商品情報読取装置10の制御部100は、制御プログラムP1をRAM103に展開して動作させることによって、買物客検知部110、撮像制御部111、物体検知部112、コードシンボル読取部113、商品登録部118、搬送制御部119、通信制御部120、報知制御部121、商品特性取得部130、商品振分判定部131、商品振分制御部132として機能する。
買物客検知部110は、買物客が商品情報読取装置10に接近したことを検知する。具体的には、買物客検知部110は、人感センサ12の出力をモニタすることによって、買物客の接近を検知する。
撮像制御部111は、第一カメラ14、第二カメラ15、第三カメラ16に、ベルトコンベア11によって搬送された商品Hの外観の画像を撮像させる。
撮像制御部111は、撮像部の一例である。
物体検知部112は、第一カメラ14、第二カメラ15、第三カメラ16が撮像した画像の中に、物体(商品H)が写っているかを検知する。物体検知部112は、例えば、同じカメラで連続して撮像された画像の差分を演算することによって、画像間の明るさの変化を検出する。そして、物体検知部112は、画像間に明るさの変化が検出されたことを条件として、ベルトコンベア11のコンベア面に物体(商品H)が写っていると判断する。
コードシンボル読取部113は、撮像制御部111が撮像した画像から、商品Hに付されたバーコードC(コードシンボル)を読み取る。コードシンボル読取部113は、第一読取部の一例である。
商品登録部118は、コードシンボル読取部113が読み取ったバーコードCに基づいて商品Hを特定する。つまり、商品登録部118は、記憶部104の商品マスタMからバーコードCに紐づけられた商品情報を取得する。
そして、商品登録部118は、この商品Hの商品情報(商品名、価格等)を商品登録ファイルF1に登録する。
搬送制御部119は、ベルトコンベア11(コンベア駆動モータ13)の動作を制御する。
通信制御部120は、会計装置30及び不図示の店舗サーバとの間で相互に通信を行い、データやファイル等の送受信を行う。
報知制御部121は、コードシンボル読取部113がバーコードCを読み取れない場合に報知を行う。
商品特性取得部130は、入出力コントローラ106から入力された重量センサ18の測定情報(重量W1)を取得する。
また、商品特性取得部130は、コードシンボル読取部113が読み取ったバーコードCに基づいて商品マスタMからこの商品Hの商品情報(重量W2、形状U、取扱コードV)を取得する。
商品振分判定部131は、商品特性取得部130が取得したこれらの情報(重量W1,W2、形状U、取扱コードV)に応じて、振分部20の振分板23の姿勢を、記憶部104に記憶された振分基準情報Dに基づいて、A姿勢とB姿勢のいずれにするかを判断する。
商品振分判定部131は、「重量W1」が「100」以下、「重量W2」が「100」以下、「形状U」が「100」以下、および、「取扱コードV」が「0」の全てを満たす場合は、振分板23の姿勢は「A姿勢」と判断する。つまり、商品Hが、重量が軽い、形状が小さい、さらに、自動袋詰めに耐えられる、の全てに該当するものであれば、振分板23の姿勢を「A姿勢」と判断する。
一方、商品振分判定部131は、「重量W1」が「100」を超過、「重量W2」が「100」を超過、「形状U」が「150」を超過、あるいは、「取扱コードV」が「1」のいずれかの場合は、振分板23の姿勢は「B姿勢」と判断する。つまり、商品Hが、重量が重い、形状が大きい、または、人手で袋詰めすべき、のいずれかに該当するものであれば、振分板23の姿勢を「B姿勢」と判断する。
振分制御部132は、商品振分判定部131の判断結果に応じて、振分部20(回動モータ24)の動作を制御する。振分制御部132は、振分板23の姿勢が「A姿勢」または「B姿勢」のいずれかになるように、回動モータ24を制御する。
会計装置30の制御部300は、制御プログラムP2をRAM303に展開して動作させることによって、会計処理を行うための各種機能部を構成する。会計装置30の機能は、従来と同様であるため、説明を省略する。
〔商品販売データ処理:商品情報読取方法〕
図9は、商品販売データ処理の一例を示すフーチャートである。
まず、商品情報読取装置10は、買物客検知部110が商品情報読取装置10に買物客が接近したかを判定する(ステップS1)。
買物客が接近したと判定される(ステップS1:Yes)と、ステップS2に進む。
一方、買物客が接近したと判定されない(ステップS1:No)と、ステップS1を繰り返す。
ステップS1においてYesと判定されると、搬送制御部119は、コンベア駆動モータ13を駆動して、ベルトコンベア11の移動を開始する(ステップS2:搬送工程)。
買物客は、購入する商品Hを商品置台10aに一時的に置き、商品Hを一つずつベルトコンベア11に移載する。
商品特性取得部130は、重量センサ18の測定情報(重量W1)を取得する(ステップS3:特性取得工程)。
撮像制御部111は、第一カメラ14、第二カメラ15、第三カメラ16に、撮像を行わせる(ステップS4:撮像工程)。各カメラは同時に撮像を行う。
物体検知部112は、撮像された画像に物体(商品H)が写っているかを判定する(ステップS5)。
物体(商品H)が写っていると判定される(ステップS5:Yes)と、ステップS6に進む。
一方、物体(商品H)が写っていないと判定される(ステップS5:No)と、ステップS13に進む。
コードシンボル読取部113は、第一カメラ14、第二カメラ15、第三カメラ16が撮像した画像に対して、それぞれバーコードの読み取りを行う(ステップS6:読取工程)。
続いて、コードシンボル読取部113は、バーコードを読み取ったかを判定する(ステップS7)。
バーコードを読み取ったと判定される(ステップS7:Yes)と、ステップS8に進む。
一方、バーコードを読み取ったと判定されない(ステップS7:No)と、ステップS13に進む。
ステップS7において、Yesと判定されると、商品登録部118は、読み取られた商品情報を商品登録ファイルF1に登録する(ステップS8)。
すなわち、商品登録部118は、コードシンボル読取部113が読み取ったバーコードCに紐づけられた商品情報を取得する。つまり、商品Hを特定する商品情報を取得する。
そして、商品登録部118は、この商品Hの商品情報(商品名、価格等)を商品登録ファイルF1に登録する。
次に、振分部20は、振分板23を回動させて商品Hをベルトコンベア11の幅方向において振り分け移動させる。
商品振分判定部131は、商品Hの特性情報を取得する(ステップS9:特性取得工程)。すなわち、商品振分判定部131は、重量センサ18の測定情報(重量W1)と、バーコードCに基づく商品情報(重量W2、形状U、取扱コードV)をそれぞれ取得する。
次いで、商品振分判定部131は、これらの情報(重量W1,W2、形状U、取扱コードV)に応じて、商品Hを選別する(ステップS10)。すなわち、商品振分判定部131は、振分部20の振分板23の姿勢を、振分基準情報Dに基づいて判断する。
商品振分判定部131は、「重量W1」が「100」以下、「重量W2」が「100」以下、「形状U」が「150」以下、および、「取扱コードV」が「0」の全てを満たす場合は、振分板23の姿勢は「A姿勢」と判断する。
一方、商品振分判定部131は、「重量W1」が「100」を超過、「重量W2」が「100」を超過、「形状U」が「150」を超過、あるいは、「取扱コードV」が「1」のいずれかの場合は、振分板23の姿勢は「B姿勢」と判断する。
そして、制御部100の振分制御部132は、商品振分判定部131の判断結果に応じて、振分部20(回動モータ24)を制御する(ステップS11:振分工程)。具体的には、振分制御部132は、振分板23の姿勢が「A姿勢」または「B姿勢」のいずれかになるように、回動モータ24を制御する。
振分板23が回動すると、ベルトコンベア11により搬送された商品Hは、振分板23に当接し、この振分板23に沿ってベルトコンベア11の幅方向に移動する。
具体的には、重量が重い、形状が大きい、または、人手で袋詰めすべき、のいずれかに該当する商品H1は、B姿勢に保持された振分板23に沿って、ベルトコンベア11のコンベア面を+X方向に滑動する。
一方、重量が軽い、形状が小さい、さらに、自動袋詰めに耐えられる、の全てを満たす商品H2は、A姿勢に保持された振分板23に沿って、ベルトコンベア11のコンベア面を−X方向に滑動する。
その後、ステップS4に戻る。
なお、振分部20の振分板23により+X方向に振りかけられた商品H1は、ベルトコンベア11により移載台10c1に向かって搬送される。そして、商品H1は、ベルトコンベア11から移載台10c1に移載される。
一方、振分部20の振分板23により−X方向に振りかけられた商品H2は、ベルトコンベア11により袋台10c2に向かって搬送される。そして、商品H2は、ベルトコンベア11の下流端から落下して、袋台10c2に置かれた紙袋Bに投入される。紙袋Bは、予め上方に口を開けた状態で袋台10c2に置かれているので、商品H2は紙袋Bにそのまま放り込まれる。
ステップS7に戻り、コードシンボル読取部113がバーコードを読み取ったと判定されない(ステップS7:No)場合は、報知制御部121は、商品Hを特定することができないと判断して、商品情報読取装置10に設置された不図示のインジケータやアラーム等によって報知を行う(ステップS12)。
その後、ステップS4に戻る。
ステップS12において、ベルトコンベア11を停止または反転させてたり、店員を呼び出したりしてもよい。
ステップS5に戻り、撮像された画像に物体(商品H)が写っていないと判定される(ステップS5:No)と、物体検知部112は、物体が検出されない時間が所定時間を超えたかを判定する(ステップS13)。
物体が検出されない時間が所定時間を超えたと判定される(ステップS13:Yes)と、ステップS14に進む。
一方、物体が検出されない時間が所定時間を超えたと判定されない(ステップS13:No)と、ステップS4に戻る。
ステップS13において、Yesと判定されると、通信制御部120は、商品登録ファイルF1を会計装置30に送信する(ステップS14)。
続いて、搬送制御部119は、コンベア駆動モータ13を停止することによって、ベルトコンベア11を停止する(ステップS15)。
買物客は、全ての商品Hをベルトコンベア11に移載し、この全ての商品Hがベルトコンベア11の下流端まで到達すると、移載台10c1、袋台10c2に移動する。
そして、買物客は、移載台10c1に移載された商品H1を袋詰めする。また、買物客は、袋台10c2に置かれている紙袋Bにそのまま持ち出す。紙袋Bには、商品H2が袋詰めされているので、買物客が商品H2を袋詰めする必要はない。
会計装置30は、商品情報読取装置10から商品登録ファイルF1を受信する(ステップS16)。
続いて、会計装置30は、会計処理を行う(ステップS17)。
買物客は、会計装置30において会計を行う。
商品情報読取装置10は、会計装置30において会計処理(ステップS17)が終了するまで、次の買物客の商品販売データ処理(ステップS1)を開始しない。
会計装置30は、会計処理が終了したことを商品情報読取装置10に送信する。そして、商品情報読取装置10は、会計装置30から会計処理が終了したことを示す情報を受信した場合に、商品販売データ処理(ステップS1)を開始する。
以上説明したように、実施形態の商品情報読取装置10は、商品Hの特性情報を取得する特性取得部(19,130)と、この特性情報に応じて商品Hをコンベア11の幅方向に振り分けて移動させる振分部20と、を備える。
このため、手動で袋詰めする商品H1と自動で袋詰めする商品H2が自動的に仕分けられる。つまり、買物袋の底側に入れる商品(重い商品H1や大きい商品H1)と、その上に載せる商品(軽い商品H2や小さい商品H2)を選別する必要がなくなる。
したがって、買物客の袋詰めの作業時間を短縮化できる。買物袋の底側に傷付きやすい商品H1を入れて、その上に軽い商品H2や小さい商品H2を載せることも素早くできるようになる。
実施形態の商品情報読取装置10は、特性取得部として、コンベア11に取り付けられて商品Hの重量を測定する重量センサ18を備える。このため、商品Hの特性(重量)を容易に取得することができる。そして、商品Hの軽重に基づいて、手動で袋詰めする商品H1と自動で袋詰めする商品H2を選別することができる。
実施形態の商品情報読取装置10は、特性情報をコードシンボル(バーコードC)に紐づけて記憶する記憶部104を備え、特性取得部130は、コードシンボルに基づいて記憶部104から特性情報を取得する。
記憶部104に予め商品Hの特性情報(重量等)を記憶し、バーコードCに基づいてこの特性情報を取得するので、商品Hの特性情報を正確かつ確実に取得することができる。
実施形態の商品情報読取装置10では、特性情報は、重量情報、形状情報または取扱情報である。このため、商品Hの軽重や商品Hの大小に基づいて、自動で袋詰めする商品H1と手動で袋詰めする商品H1を選別することができる。
また、商品Hの取扱情報として、自動で袋詰めするか、手動で袋詰めするかを記憶しているので、商品H1と商品H2を確実に選別することができる。
実施形態の商品情報読取装置10は、コンベア11の下流端に密接配置されて商品Hが移載される移載台10c1と、コンベア11の幅方向において移載台10c1に隣接し、包装袋Bが配置されて、商品H1をコンベア11から包装袋Bに投入させる袋台10c2と、を備える。
このため、振分部20により選別された商品H1,H2が適切に搬送される。手動で袋詰めする商品H1が移載台10c1に搬送され、自動で袋詰めする商品H2が袋台10c2に搬送される。
したがって、買物客の袋詰めの作業時間を短縮化できる。
振分基準情報Dの「重量」、「形状」、「取扱コード」のそれぞれの数値(閾値)は、任意に設定することができる。例えば、「重量」や「取扱コード」は、移載台10c1と袋詰部10c2の高低差、袋詰部10c2の上面のクッション性(弾力性)等に応じて任意に設定することができる。「形状」は、包装袋Bの大きさ(開口の大きさ)に応じて任意に設定することができる。
「取扱コード」は、「0」、「1」の二種類に限らず、さらに種類を増やしてもよい。
バーコードCは、JANコードに限らない。他のコード形式であってもよい。
また、商品HがバーコードCを有する場合について説明したが、これに限らない。QRコード(登録商標)やRFIDタグ(無線タグ)を有する場合であってもよい。
読取部10dは、商品Hの外観の画像に基づいて商品Hを特定するオブジェクト認識技術を用いてもよい。読取部10dは、コードシンボルの読取技術とオブジェクト認識技術を併用してもよい。
商品Hをベルトコンベア11の幅方向の2箇所(移載台10c1、袋台10c2)に振り分ける場合について説明したが、これに限らない。ベルトコンベア11の幅方向の3箇所以上に振り分けてもよい。
振分部20が振分板23を回動させて商品Hを振り分ける場合について説明したが、これに限らない。X方向に伸縮するスライド装置を用いて商品Hを振り分けてもよい。産業用ロボット等の多軸アクチュエータを用いて商品Hを振り分けてもよい。
振分部20が読取部10dの下流側に配置される場合について説明したが、これに限らない。商品Hの特性情報(重量等)を商品置台10aと読取部10dの間で取得する場合には、振分部20を読取部10dの上流側に配置してもよい。
商品Hを振り分ける(選別する)際に、重量センサ18の測定情報(重量W1)と、バーコードCに基づく商品情報(重量W2、形状U、取扱コードV)をそれぞれ取得する場合について説明したが、これに限らない。
重量W1、重量W2、形状U、取扱コードVのいずれか一つのみを取得する場合であってもよい。これらの情報のうちの2つまたは3つを取得する場合であってもよい。
重量情報、形状情報、取扱情報に優先度を設定してもよい。例えば、取扱コードVが設定されている場合は、取扱コードVの情報のみにより商品Hを振り分けてもよい。
商品の特性情報として、重量、形状、取扱コードを用いる場合について説明したが、これに限らない。例えば、商品の価格や賞味期限、原材料等の情報を用いてもよい。商品の柔らかさ、包装形態等の情報を用いてもよい。
袋台10c2を設けずに、移載台10c1のみを設ける場合であってもよい。移載台10c1のみの場合であっても、重い商品H1や大きい商品H1、傷付きやすい商品H1と、軽い商品H2や小さい商品H2を振り分けるので、これらを人手で選別する必要がなくなる。
袋台10c2に紙袋Bを配置する場合に限らず、紙製またはプラスチック製の箱体や手提げ袋を配置する場合であってもよい。手提げ袋の場合には、袋台10c2に代えて、袋掛けが用いられる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は例示であり、発明の範囲を限定することは意図しない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 商品販売データ処理システム
10 商品情報読取装置
10d 読取部
10c1 移載台
10c2 袋台(袋詰部)
11 ベルトコンベア(搬送部)
18 重量センサ(特性取得部)
20 振分部
30 会計装置
100 制御部
104記憶部
111 撮像制御部(撮像部)
113 コードシンボル読取部
130 商品特性取得部
131 商品振分判定部
132 振分制御部
H,H1,H2 商品
C バーコード(コードシンボル)
B 紙袋(包装袋)

Claims (6)

  1. 商品を搬送する搬送部と、
    前記商品の画像を撮像する撮像部と、
    前記画像から前記商品を特定する商品情報を読み取る読取部と、
    前記商品の特性情報を取得する特性取得部と、
    前記特性情報に応じて前記商品を選別して前記搬送部の幅方向に移動させる振分部と、
    を備える商品情報読取装置。
  2. 前記特性取得部は、前記搬送部に取り付けられて前記商品の重量を測定する重量センサである、請求項1に記載の商品情報読取装置。
  3. 前記特性情報を前記商品情報に紐づけて記憶する記憶部を備え、
    前記特性取得部は、前記商品情報に基づいて前記記憶部から前記特性情報を取得する、請求項1に記載の商品情報読取装置。
  4. 前記特性情報は、重量情報、形状情報または取扱情報である、請求項3に記載の商品情報読取装置。
  5. 前記搬送部の下流端に密接配置されて前記商品が移載される移載台と、
    前記搬送部の幅方向において前記移載台に隣接し、包装袋が配置されて、前記商品を前記搬送部から前記包装袋に投入させる袋詰部と、
    を備える、請求項1から4のうちいずれか一項に記載の商品情報読取装置。
  6. 商品を搬送部で搬送する搬送工程と、
    前記商品の画像を撮像する撮像工程と、
    前記画像から前記商品を特定する商品情報を読み取る読取工程と、
    前記商品の特性情報を取得する特性取得工程と、
    前記特性情報に応じて前記商品を選別して前記搬送部の幅方向に移動させる振分工程と、
    を有する商品情報読取方法。
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