JP2021050614A - 排ガス浄化装置 - Google Patents

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直人 村澤
藤井 謙治
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Abstract

【課題】熱交換の効率を向上させる排ガス浄化装置を提供する。【解決手段】排ガス浄化装置は、NOx選択還元型触媒であるSCR(Selective Catalytic Reduction)5、6、およびASC(Ammonia Slip Catalyst)7などの触媒を収容する内管に相当する触媒キャニング3と、内管を包み込む外管に相当する外側排気管4とを備え、内管と外管との間に排ガスが流れる排ガス流路8が設けられた排ガス浄化装置1であって、内管の外側表面にSCRの位置に対応して、凹凸形状の表面積拡大部9を有する。【選択図】図1

Description

本開示は、排ガス浄化装置に関する。
従来、内燃機関から排出される排ガスを、触媒キャニング(触媒コンバータともいう)に収容された触媒により浄化する排ガス浄化装置が知られている。
例えば、特許文献1には、触媒キャニングを包み込むように排気管を設けた2重管構造において、触媒キャニング内を通過した排ガスを、触媒キャニングの外周面と排気管の内周面との間に導き、その排ガスと触媒キャニングとの熱交換によって、触媒キャニング内の触媒の保温を行う技術が開示されている。
特開2003−328736号公報
特許文献1の排ガス浄化装置には、熱交換の効率の点で改善の余地があった。
本開示の目的は、熱交換の効率をさらに向上させることができる排ガス浄化装置を提供することである。
本開示の一態様に係る排ガス浄化装置は、触媒を収容する内管と、前記内管を包み込む外管とを備え、前記内管と前記外管との間に排ガスが流れる排ガス流路が設けられた排ガス浄化装置であって、前記内管の外側表面に、凹凸形状の表面積拡大部を有する。
本開示によれば、熱交換の効率をさらに向上させることができる。
本開示の実施の形態に係る排ガス浄化装置の構成例を示す断面模式図 本開示の変形例3に係る排ガス浄化装置の構成例を示す断面模式図
以下、本開示の実施の形態について、図面を用いて説明する。各図において共通する構成要素には同一符号を付し、それらの説明は適宜省略する。
本実施の形態に係る排ガス浄化装置1の構成について、図1を用いて説明する。図1は、本実施の形態に係る排ガス浄化装置1の構成例を示す断面模式図である。
排ガス浄化装置1は、車両に搭載され、車両の内燃機関(図示略)から排出された排ガスを浄化する装置である。図1において、点線の矢印は、排ガスの流れを示している。なお、内燃機関は、ディーゼルエンジンであってもよいし、ガソリンエンジンであってもよい。
排ガス浄化装置1は、外側排気管4が触媒キャニング3を包み込むように設けられた二重管構造である。触媒キャニング3は、「内管」の一例に相当する。外側排気管4は、「外管」の一例に相当する。
外側排気管4の内周面と、触媒キャニング3の外周面(外側表面の一例)との間には、排ガス流路8が設けられている。
触媒キャニング3および外側排気管4は、ともに筒状である。
外側排気管4の一端には、開口部4aが設けられている。
触媒キャニング3の一端には、排気管2が接続されている。図示は省略するが、排気管2は、例えば、内燃機関の排気マニホールドに接続されてもよいし、ターボチャージャのタービンハウジング出口に接続されてもよい。
触媒キャニング3の他端には、開口部3aが設けられている。この開口部3aを介して、触媒キャニング3の内部と、排ガス流路8とが連結されている。
触媒キャニング3の内部には、NOx選択還元型触媒であるSCR(Selective Catalytic Reduction)5、6、およびASC(Ammonia Slip Catalyst)7が設けられている。SCR5、6、およびASC7は、触媒キャニング3内における排ガスの流れ方向(図中の点線の矢印参照)に沿って、直列に設けられている。
SCR5、6は、SCR5よりも上流側に設けられた尿素水噴射装置(図示略)から供給される尿素水が加水分解したアンモニアを吸着する。そして、SCR5、6は、吸着したアンモニアによって排ガス中のNOxを選択的に還元浄化する。
SCR5、6としては、例えば、セラミック製の担持体の表面に、Feゼオライト、Cuゼオライト又はバナジウム等のNOx還元触媒を担持したものを用いることができる。
ASC7は、SCR5、6で消費しきれなかったアンモニアを酸化、分解する。
なお、SCR5、6およびASC7は、それぞれ、それらの外周面を被覆するマットを介して触媒キャニング3内に設けられてもよい。
触媒キャニング3は、凹凸形状の表面積拡大部9を有する。また、表面積拡大部9は、SCR5、6の位置に対応して設けられている。換言すれば、SCR5、6は、表面積拡大部9の位置に対応して設けられている。
なお、図1では一例として、触媒キャニング3の外周面および内周面の両方を凹凸形状にすることにより表面積拡大部9が形成されている場合を図示したが、これに限定されない。例えば、表面積拡大部9は、触媒キャニング3の外周面のみを凹凸形状とすることで形成されてもよい。また、表面積拡大部9における凹凸の大きさや形は、図1に示すものに限定されない。
このような構成を備えた排ガス浄化装置1における排ガスの流れについて説明する。上述したとおり、図1に示す点線の矢印は、排ガスの流れを示している。
内燃機関から排出された排ガスは、排気管2から触媒キャニング3へ流入し、SCR5、6、ASC7を通過する。その後、排ガスは、触媒キャニング3の開口部3aから排ガス流路8へ流入し、表面積拡大部9を通過する。このとき、排ガスと表面積拡大部9との間で熱交換が行われる。そして、排ガスは、外側排気管4の開口部4aから排ガス浄化装置1の外部へ排出される。
以上説明したように、本実施の形態の排ガス浄化装置1は、触媒キャニング3に表面積拡大部9を備えることを特徴とする。これにより、表面積拡大部9が設けられていない従来の触媒キャニングに比べて、触媒キャニング3の外周面において、排ガス流路8を流れる排ガスにより温められる面積が増える。そのため、本実施の形態では、熱交換の効率をより向上させることができる。
また、本実施の形態の排ガス浄化装置1では、表面積拡大部9は、触媒キャニング3内のSCR5、6の位置に対応して設けられることを特徴とする。これにより、SCR5、6(特に、温度が低下しやすいSCR5、6の外周部分)を効率的に保温することができる。
本開示は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施することが可能である。以下、変形例について説明する。
[変形例1]
図1に示した排ガス浄化装置1は、排ガス流路の下流端(例えば、開口部4a)に接続され、排ガス流路8から排出される排ガスを集約して車両の外部へ導く排気管を備えてもよい。これにより、排ガス流路8を通過した排ガスを確実に車両外へ排出させることができる。
[変形例2]
実施の形態では、触媒キャニング3にSCR5、6およびASC7が収容される場合を例に挙げて説明したが、収容される触媒等の数および種類は、それらに限定されない。
例えば、触媒キャニング3には、SCR5、6のうちいずれか1つが収容されてもよい。
また、例えば、触媒キャニング3に収容される触媒等は、酸化触媒、微粒子捕集フィルタ、または、NOx吸蔵還元型触媒(Lean NOx Trap:LNT)等であってもよい。酸化触媒としては、例えば、排ガス中の一酸化炭素や炭化水素を酸化させるDOC(Diesel Oxidation Catalyst)が挙げられる。微粒子捕集フィルタとしては、例えば、排ガス中の粒子状物質(PM:Particulate Matter)を捕集するDPF(Diesel Particulate Filter)が挙げられる。
[変形例3]
実施の形態では、触媒キャニング3の開口部3aから排ガス流路8へ流入した排ガスが、常に、表面積拡大部9を通過する構成としたが、これに限定されない。
例えば、SCR5、6を保温する必要がない場合には、開口部3aから排ガス流路8へ流入した排ガスを、表面積拡大部9を通過させずに、車両の外部へ排出させる構成としてもよい。
この具体例について、図2を用いて以下に説明する。図2は、本変形例に係る排ガス浄化装置1の構成例を示す断面模式図である。
図2に示す排ガス浄化装置1は、図1に示した排ガス浄化装置1と比べて、排気管10、開閉バルブ11、12を備える点が異なる。
排気管10の一端は、開口部3aと接続されている。図示は省略するが、排気管10の他端は、排ガスを車両の外部へ排出可能な位置に設けられている。また、外側排気管4内に位置する排気管10の外周面の一部には、排ガス流路8と連通する開口部(図示略)が形成されている。そして、その開口部には、開閉バルブ12が設けられている。換言すれば、開閉バルブ12は、排ガス流路8の上流端に設けられている。
また、排気管10内には、開閉バルブ11が設けられている。開閉バルブ11、12は、図示しない制御装置(例えば、ECU:Electronic Control Unit)と電気的に接続されており、その制御装置によって開状態または閉状態に制御される。
まず、制御装置は、SCR5、6それぞれの温度を推定する。SCR5、6の温度の推定方法は、公知の技術を適用できるため、ここでの説明は省略する。
次に、制御装置は、推定された各温度が予め定められた温度(例えば、SCR5、6それぞれの活性温度域の下限値)未満であるか否かを判定する。
推定された各温度が予め定められた温度未満である場合、制御装置は、開閉バルブ11を閉状態に制御するとともに、開閉バルブ12を開状態に制御する。これにより、開口部3aから流出した排ガスは、排気管10の開口部から排ガス流路8へ流入する。そして、排ガスは、表面積拡大部9を通過し、開口部4aから排出される。
一方、推定された各温度が予め定められた温度以上である場合、制御装置は、開閉バルブ11を開状態に制御するとともに、開閉バルブ12を閉状態に制御する。これにより、開口部3aから流出した排ガスは、排ガス流路8へ流入せずに、排気管10から車両の外部へ排出される。よって、この場合、開口部3aから流出した排ガスは、表面積拡大部9を通過しない。
以上のことから、排気管10は、開閉バルブ12が閉状態に制御された場合に、開口部3aから流出した排ガスを車両の外部へ導く排気管である、と言える。
このように、本変形例では、SCR5、6を保温する必要がない場合、排ガスが表面積拡大部9を通過しないように制御することができる。よって、SCR5、6の過度の温度の上昇を抑制することができる。
なお、上記説明では、開閉バルブ11が開状態に制御され、かつ、開閉バルブ12が閉状態に制御される条件が、推定されたSCR5、6の温度が予め定められた温度以上である場合を例に挙げたが、これに限定されない。例えば、上記条件は、DPFが再生中である場合、温度低下を避けるため車両が減速する時間が予め定められた時間以上である場合、または、内燃機関が高負荷である場合のいずれかであってもよい。
以上、各変形例について説明した。各変形例は適宜組み合わせてもよい。
本開示の排ガス浄化装置は、内燃機関からの排ガスを触媒等により浄化する技術全般に有用である。
1 排ガス浄化装置
2 排気管
3 触媒キャニング
3a 開口部
4 外側排気管
4a 開口部
5、6 SCR
7 ASC
8 排ガス流路
9 表面積拡大部
10 排気管
11、12 開閉バルブ

Claims (7)

  1. 触媒を収容する内管と、前記内管を包み込む外管とを備え、前記内管と前記外管との間に排ガスが流れる排ガス流路が設けられた排ガス浄化装置であって、
    前記内管の外側表面に、凹凸形状の表面積拡大部を有する、
    排ガス浄化装置。
  2. 前記触媒は、前記表面積拡大部の位置に対応して設けられている。
    請求項1に記載の排ガス浄化装置。
  3. 前記排ガスを、
    前記内管の内部を通過した後に前記排ガス流路に流入させ、前記表面積拡大部を通過させる、
    請求項1または2に記載の排ガス浄化装置。
  4. 前記排ガス浄化装置は、車両に搭載される、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の排ガス浄化装置。
  5. 前記排ガス流路の下流端に接続され、前記排ガス流路から排出される排ガスを集約して前記車両の外部へ導く排気管をさらに備える、
    請求項4に記載の排ガス浄化装置。
  6. 前記排ガス流路の上流端に、開閉バルブが設けられ、
    前記開閉バルブは、
    前記触媒の温度が予め定められた温度以上である場合に、前記内管から流出した排ガスが前記排ガス流路に流入しないように、閉状態に制御される、
    請求項1から5に記載の排ガス浄化装置。
  7. 前記開閉バルブが閉状態に制御された場合に、前記内管から流出した排ガスを車両の外部へ導く排気管をさらに備える、
    請求項6に記載の排ガス浄化装置。
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