JP2021049963A - 乗物用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】衝突などの衝撃発生時に着座者に生じる衝撃を適切に吸収しつつ、大型化が抑制された乗物用シートの提供。【解決手段】シートクッションS1を備えた車両用シートSであって、シートクッションS1は、車両用シートSの幅方向に離間して設けられた一対のサイドフレームS14を備えるシートクッションフレームと、シートクッションフレームの上に載置されたシートクッションパッドS11と、シートクッションパッドS11の下方に設けられた衝撃吸収部材20と、を有し、衝撃吸収部材20は、車両用シートSの幅方向において一対のサイドフレームS14の間に配置されており、衝撃吸収部材20には、空洞部23が設けられており、衝撃吸収部材20は下方から板状部材10によって支持されている。【選択図】図2

Description

本発明は、乗物用シートに係り、特に衝突などの衝撃発生時に着座者に加わる衝撃を吸収することが可能な乗物用シートに関する。
走行中の車両が前突した際には、シートに着座した着座者(乗員)の体が、シートベルトに拘束された状態でシートの表面上を前下方に滑り落ちるサブマリン現象が発生することがある。サブマリン現象を抑制するための対策としては、例えば特許文献1に記載されているように、シートクッションのフレーム部の前後方向の中間部においてシートクッションの横幅方向にクロス部材をかけ渡し、急減速時に乗員の尻部が前方に移動しようとすると可倒部がつっぱって乗員が前方に移動することを抑制できるようにした車両用シートが知られている。
特開2002−46513号公報
特許文献1に記載の車両用シートでは、衝撃吸収部材としてのクロス部材が、シートクッションフレームの上、具体的には、シートクッションサイドフレームの上に配置されているため、シートクッションフレームの幅が大型なものとする必要があった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、衝突などの衝撃発生時に着座者に生じる衝撃を適切に吸収しつつ、大型化が抑制された乗物用シートを提供することにある。
前記課題は、本発明の乗物用シートによれば、シートクッションを備えた乗物用シートであって、前記シートクッションは、前記乗物用シートの幅方向に離間して設けられた一対のサイドフレームを備えるシートクッションフレームと、前記シートクッションフレームの上に載置されたシートクッションパッドと、前記シートクッションパッドの下方に設けられた衝撃吸収部材と、を有し、前記衝撃吸収部材は、前記乗物用シートの幅方向において前記一対のサイドフレームの間に配置されており、前記衝撃吸収部材には、空洞部が設けられており、前記衝撃吸収部材は下方から支持部材によって支持されていることにより解決される。
上記のように構成された本発明のシートクッションでは、衝撃吸収部材が支持部材によって下方から支持されるため大型化を抑制しつつ、衝撃吸収効果が安定して発揮される。
また、上記の構成において、前記衝撃吸収部材は、下面の一部が、前記支持部材の凹部に収納されるとよい。
上記の構成では、衝撃吸収部材の下面の一部が、支持部材の凹部に収納されることで、衝撃吸収部材の位置が安定する。
また、上記の構成において、前記衝撃吸収部材は、下面が、前記支持部材の折り曲げ部を避けた位置に配置されるとよい。
上記の構成では、衝撃吸収部材を支持部材の折り曲げ部を避けた位置に配置することで、衝撃吸収が安定して行われる。
また、上記の構成において、前記衝撃吸収部材は、上面の一部が、前記シートクッションパッドのパッド凹部に収納されるとよい。
上記の構成では、衝撃吸収部材の上面の一部が、シートクッションパッドのパッド凹部に収納されることで、衝撃吸収部材の位置が安定する。
また、上記の構成において、前記衝撃吸収部材は、前記乗物用シートの幅方向に延在する沈み込み抑制部材よりも後方に配置されているとよい。
上記の構成では、衝撃吸収時の荷重が衝撃吸収部材に伝達される際に、サブマリンパイプなどの沈み込み抑制部材の影響が抑制される。
また、上記の構成において、前記衝撃吸収部材の上面と対向する位置に、板状部材が設けられているとよい。
上記の構成では、衝撃吸収部材の上面に板状部材が設けられることで、乗員の荷重が衝撃吸収部材に安定的に伝達される。
また、上記の構成において、前記衝撃吸収部材の上面と前記シートクッションパッドの間には、金属製部材が配置されていないとよい。
上記の構成では、衝撃吸収部材の上方においてシートクッションパッドとの間に金属製部材が配置されていないため、乗員の荷重が衝撃吸収部材に安定的に伝達される。
また、上記の構成において、前記シートクッションパッドは、表皮材によって覆われており、前記衝撃吸収部材の前記空洞部は、前記表皮材の吊り込み部を避けた位置に配置されているとよい。
上記の構成では、衝撃吸収時の荷重が衝撃吸収部材に伝達される際に、吊り込み部の影響が抑制される。
また、上記の構成において、前記シートクッションは、センサ部材を備え、前記衝撃吸収部材の前記空洞部は、前記センサ部材を避けた位置に配置されているとよい。
上記の構成では、衝撃吸収時の荷重が衝撃吸収部材に伝達される際に、センサ部材の影響が抑制される。
また、上記の構成において、前記衝撃吸収部材の前記空洞部は、凹部として形成されており、前記凹部は、鉛直方向に延在するように設けられているとよい。
上記の構成では、衝撃吸収部材の凹部の延在方向が乗員からの荷重入力方向に沿うこととなるため、衝撃吸収の効果がより一層安定して発揮される。
また、上記の構成において、前記衝撃吸収部材の前記空洞部は、凹部として形成されており、前記凹部は、前記衝撃吸収部材の下面において開口を有しているとよい。
上記の構成では、衝撃吸収部材の下面が開口となることで、上面からの荷重が安定して受け止められるため、安定して荷重が衝撃吸収部材に伝達される。
また、上記の構成において、前記衝撃吸収部材の前記空洞部は、凹部として形成されており、前記衝撃吸収部材の上面の一部は、前記シートクッションパッドのパッド凹部に収納され、前記衝撃吸収部材の前記空洞部は、前記乗物用シートの上下方向において少なくとも一部が前記パッド凹部と同一の高さ位置に配置されているとよい。
上記の構成では、衝撃吸収部材の空洞部がパッド凹部と同一の高さ位置(同一の水平面内)にあるので、衝撃吸収部材のパッド凹部で囲われる部分に対し水平方向からの保護がなされる。
また、上記の構成において、前記シートクッションフレームは、樹脂材料で形成されており、前記衝撃吸収部材は、前記乗物用シートの前後方向及び前記乗物用シートの幅方向において、前記シートクッションフレームに囲われているとよい。
上記の構成では、衝撃吸収部材が樹脂製のシートクッションフレームに囲われているため、衝撃吸収部材の位置決めが容易なものとなる。
本発明の乗物用シートによれば、衝撃吸収部材が支持部材によって下方から支持されるため大型化を抑制しつつ、衝撃吸収効果が安定して発揮される。
また、本発明の乗物用シートによれば、衝撃吸収部材の下面の一部が、支持部材の凹部に収納されることで、衝撃吸収部材の位置が安定する。
また、本発明の乗物用シートによれば、衝撃吸収部材を支持部材の折り曲げ部を避けた位置に配置することで、衝撃吸収が安定して行われる。
また、本発明の乗物用シートによれば、衝撃吸収部材の上面の一部が、シートクッションパッドのパッド凹部に収納されることで、衝撃吸収部材の位置が安定する。
また、本発明の乗物用シートによれば、衝撃吸収時の荷重が衝撃吸収部材に伝達される際に、サブマリンパイプなどの沈み込み抑制部材の影響が抑制される。
また、本発明の乗物用シートによれば、衝撃吸収部材の上面に板状部材が設けられることで、乗員の荷重が衝撃吸収部材に安定的に伝達される。
また、本発明の乗物用シートによれば、衝撃吸収部材の上方においてシートクッションパッドとの間に金属製部材が配置されていないため、乗員の荷重が衝撃吸収部材に安定的に伝達される。
また、本発明の乗物用シートによれば、衝撃吸収時の荷重が衝撃吸収部材に伝達される際に、吊り込み部の影響が抑制される。
また、本発明の乗物用シートによれば、衝撃吸収時の荷重が衝撃吸収部材に伝達される際に、センサ部材の影響が抑制される。
また、本発明の乗物用シートによれば、衝撃吸収部材の凹部の延在方向が乗員からの荷重入力方向に沿うこととなるため、衝撃吸収の効果がより一層安定して発揮される。
また、本発明の乗物用シートによれば、衝撃吸収部材の下面が開口となることで、上面からの荷重が安定して受け止められるため、安定して荷重が衝撃吸収部材に伝達される。
また、本発明の乗物用シートによれば、衝撃吸収部材の空洞部がパッド凹部と同一の高さ位置(同一の水平面内)にあるので、衝撃吸収部材のパッド凹部で囲われる部分に対し水平方向からの保護がなされる。
また、本発明の乗物用シートによれば、衝撃吸収部材が樹脂製のシートクッションフレームに囲われているため、衝撃吸収部材の位置決めが容易なものとなる。
本発明の第一及び第二の実施形態に係る車両用シートの外観図である。 本発明の第一の実施形態に係る車両用シートの外観図である。 図1のA−A断面図であって、本発明の第一の実施形態に係る車両用シートが備える衝撃吸収部材の周囲の構造を示す説明図である。 本発明の第一の実施形態に係る車両用シートが備える衝撃吸収部材の外観図である。 本発明の第一の実施形態に係る車両用シートが備える衝撃吸収部材の内部の構造を示す模式図である。 本発明の第一の実施形態に係る車両用シートが備える衝撃吸収部材の内部の構造を示す模式図である。 本発明の第一の実施形態に係る車両用シートが備える衝撃吸収部材と表皮材の吊り込み部の位置関係を示す模式図である。 本発明の第一の実施形態に係る車両用シートが備える衝撃吸収部材とセンサ部材の位置関係を示す模式図である。 本発明の第二の実施形態に係る車両用シートのシートクッションの構成を示す分解図である。 本発明の第二の実施形態に係る車両用シートのシートクッションが備える樹脂製のシートクッションフレームの構成を示す外観図である。 図6AのB−B断面図であって、本発明の第二の実施形態に係る車両用シートのシートクッションが備える樹脂製のシートクッションフレームの構成を示す説明図である。 本発明の第二の実施形態に係る車両用シートのシートクッションの上面図である。 図7AのC−C断面図であって、本発明の第二の実施形態に係る車両用シートのシートクッションの構成を示す説明図である。 第1変形例に係る衝撃吸収部材の模式的断面図である。 第1変形例に係る衝撃吸収部材の模式的断面図である。 第1変形例に係る衝撃吸収部材の模式的断面図である。 図1のA−A断面図に対応する、本発明の第1変形例に係る車両用シートが備える衝撃吸収部材の周囲の構造を示す説明図である。 第1変形例に係る衝撃吸収部材とシートクッションパッドの位置関係を示す模式的断面図である。 第1変形例に係る衝撃吸収部材と支持部材を示す模式的断面図である。 第1変形例に係る衝撃吸収部材とブロアやワイヤーフレームの位置関係を示す模式的断面図である。 第1変形例に係る衝撃吸収部材とハーネスや異音防止剤の塗布領域の位置関係を示す模式図である。 第1変形例に係る衝撃吸収部材とハーネスの位置関係を示す模式的断面図である。 第2変形例に係る衝撃吸収部材の模式的部分断面図である。 第2変形例に係る衝撃吸収部材の模式的部分断面図である。 第3変形例に係る衝撃吸収部材の外観図である。 第3変形例に係る衝撃吸収部材の内部の構造を示す模式図である。 第3変形例に係る衝撃吸収部材の外観図である。 第3変形例に係る衝撃吸収部材の内部の構造を示す模式図である。 本発明の他の実施形態に係る衝撃吸収部の構成を示す分解図である。 本発明の他の実施形態に係る衝撃吸収装置の構成を示す模式図である。 本発明の他の実施形態に係る衝撃吸収装置を車両用シートに適用した状態を示す模式図である。
以下、図1乃至図21を参照しながら、本発明の第一及び第二の実施形態(以下、本実施形態)に係る乗物用シートについて説明する。本実施形態に係る乗物用シートとして、車両に搭載される車両用のリアシートを例に挙げて説明することとするが、自動車・鉄道など車輪を有する地上走行用乗物に搭載される車両用のリアシートに限定されるものではなく、車両用のフロントシートや3列シートの2列目のシート、地上以外を移動する航空機や船舶などに搭載されるシートであってもよい。
なお、以下に説明する実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。すなわち、以下に説明する部材の形状、寸法、配置等については、本発明の趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
本明細書における方向を示す用語に関し、図1のように各方向を定義する。具体的には、以下の説明中、「前後方向」とは、車両用シートの着座者から見たときの前後方向を意味し、車両の走行方向と一致する方向である。「シート幅方向」とは、車両用シートの横幅方向を意味し、車両用シートの着座者から見たときの左右方向と一致する。また、「上下方向」とは、車両用シートの高さ方向を意味し、車両用シートを正面から見たときの上下方向と一致している。
[1.車両用シートSの構成]
本実施形態に係る車両用シートSは、図1Aに図示した外観を有している。なお、図1A中、車両用シートSの一部(具体的には、シートクッションS1の前端角部)については、図示の都合上、トリムカバーS12を外した構成にて図示している。
車両用シートSは、着座者の臀部を支える着座部分となるシートクッションS1、着座者の背部を支える背もたれ部分となるシートバックS2、及び、シートバックS2の上部に配され、着座者の頭部を支えるヘッドレストS3を主な構成要素として有する。
シートクッションS1は、骨格となるシートクッションフレームに、シートクッションパッドS11を載置し、更にシートクッションパッドS11をトリムカバーS12で覆うことで構成されている。図1Bに示すように、シートクッションフレームはシートクッションサイドフレームS14を有している。シートバックS2は不図示のシートバックフレームに不図示のクッションパッドを載置して、トリムカバーS12で覆うことで構成されている。ヘッドレストS3は、不図示の芯材に不図示のパッド材を配して、トリムカバーS12で被覆して形成されている。
シートクッションS1のシートクッションパッドS11やシートバックS2のシートバックパッドはウレタン発泡材を用いて、発泡成型により成型されたウレタン基材である。シートクッションS1のトリムカバーS12には、シートクッション右側に設けられ前後方向に延在する第一の吊りこみ部T1(右側吊りこみ部)、シートクッション左側に設けられ前後方向に延在する第二の吊りこみ部T2(左側吊りこみ部)、シートクッション後側に設けられシート幅方向に延在する第三の吊りこみ部T3(後側吊りこみ部)がそれぞれ設けられている。また、シートクッションパッドS11の各吊りこみ部T1〜T3に対応する位置には、厚みが周囲よりも薄く形成された薄肉部がそれぞれ設けられている。
[2.第一の実施形態のシートクッション]
図2乃至図4Bを参照しながら、本発明の第一の実施形態に係る車両用シートSのシートクッションS1の構成について説明する。なお、図2では、トリムカバーS12の図示を省略している。図2に図1AのA−A断面図を示すように、シートクッションパッドS11の下方に衝撃吸収部材20が設けられている。図2乃至図3Bに示されるように、衝撃吸収部材20には、上面21と下面22の間に貫通孔として空洞部23が設けられている。衝撃吸収部材20の上面21には、後方に向かうにつれて下方へと傾斜した傾斜面21aが形成されている。
衝撃吸収部材20は、シート幅方向において、互いに離間して設けられた一対のシートクッションサイドフレームS14よりも内側に配置されている(図1B)。より詳細には、衝撃吸収部材20は、シートクッションパッドS11の下方かつ、シート幅方向において、一対のシートクッションサイドフレームS14の間の略中央の位置に配置されている(図1B)。衝撃吸収部材20は、例えば、ウレタン成形品であり、ウレタンパッドであるシートクッションパッドS11よりも硬度が高く、一定の荷重値を超えると潰れて衝撃吸収を行うように空洞部23を備えている。
衝撃吸収部材20は下方から支持部材である板状部材10によって面で支持されている。板状部材10は、車両用のリアシートを下方から支持するフロアを構成する板状の部材であり、乗員の大腿部付近に下方に向かって窪んだ凹部11が形成されている。また、板状部材10の前端には、凹部11に対して上方に突出した突出部12が形成されている。
衝撃吸収部材20の下面22が支持部材である板状部材10によって下方から面で支持されるため、衝撃吸収効果が安定して発揮される。このとき、衝撃吸収部材20は、下面22の少なくとも一部が、板状部材10の凹部11に収納されているため、板状部材10に対する衝撃吸収部材20の位置が安定したものとなる。
図2に示されるように、シート前後方向において、衝撃吸収部材20は、前方折り曲げ部13aと後方折り曲げ部13bの間に配置されている。前方折り曲げ部13aは上方に折り曲げられることで、凹部11の前端を形成し、後方折り曲げ部13bは上方に折り曲げられることで、凹部11の後端を形成している。
図2に示されるように、シートクッションパッドS11は、その下面S11aに上方に向かって窪んだパッド凹部S11bが形成されている。衝撃吸収部材20は、上面21の少なくとも一部が、シートクッションパッドS11のパッド凹部S11bに収納されているため、シートクッションパッドS11に対する衝撃吸収部材20の位置が安定したものとなる。
上方に突出する突出部12は、シート幅方向に延在しており、車両が前突した際に、車両用シートSに着座した着座者の体が前下方に滑り落ちるサブマリン現象を抑制するための沈み込み抑制部材として機能する。衝撃吸収部材20は、シート幅方向に延在する突出部12よりも後方に配置されているため、衝撃吸収時の荷重が衝撃吸収部材20に伝達される際に、突出部12の影響が抑制される。なお、沈み込み抑制部材は、シート前端付近においてシート幅方向に延在するパイプ部材(例えば、サブマリンパイプ)であってもよい。
また、衝撃吸収部材20の上面21とシートクッションパッドS11の下面S11aとの間には、シートフレーム部材などの金属製部材が配置されていない。衝撃吸収部材20の上方においてシートクッションパッドS11との間に金属製部材が配置されていないため、乗員の荷重が衝撃吸収部材20に安定的に伝達される。
図3A及び図3Bに示されるように、衝撃吸収部材20の空洞部23は、円筒形状の貫通孔(上面21から下面22に貫通する凹部)として形成されており、角部がないため衝撃吸収部材20の成形性(形状)が安定するのため、衝撃の吸収効果がより安定したものとなる。
このとき、衝撃吸収部材20の空洞部23は、上面21における開口の表面積が上面21の全体表面積の1/3を超え、下面22における開口の表面積が下面22の全体表面積の1/3を超えるとよい。このように、空洞部23を貫通孔とし、その開口の面積を上面21又は下面22の全体表面積の1/3を超えるものとする事で、衝撃吸収荷重の設定が安定したものとなる。
また、衝撃吸収部材20の空洞部23(上面21から下面22に貫通する凹部)が鉛直方向に延在するように設けられており、乗員からの荷重入力方向(つまり、車両用シートSの上下方向)に沿うこととなるため、衝撃吸収の効果がより一層安定して発揮される。
なお、図3Cに示されるように、衝撃吸収部材20の空洞部23が鉛直方向から傾斜して延在するように設けられていてもよい。具体的には、空洞部23が、上方から下方に向かうにつれて、後方から前方に向かうように傾斜していてもよい。このような構成によれば、乗員からの荷重入力方向により一層沿うこととなるため、衝撃吸収の効果が更に安定して発揮される。
また、衝撃吸収部材20の空洞部23は、円筒形状の貫通孔であるが、上面21や下面22における空洞部23の端部形状は円形であると好適であり、真円形状であってもよいし、楕円形状であってもよい。
シートクッションパッドS11は、表皮材としてのトリムカバーS12によって覆われているが、図4Aに示されるように、衝撃吸収部材20及び空洞部23は、トリムカバーS12の各吊りこみ部T1〜T3を避けた位置に配置されている。具体的には、シートクッションS1の上面視において、衝撃吸収部材20及び空洞部23は、シート幅方向において第一の吊りこみ部T1(右側吊りこみ部)と第二の吊りこみ部T2(左側吊りこみ部)に間に配置され、シート前後方向において、第三の吊りこみ部T3(後側吊りこみ部)よりも前方に配置されている。このような構成によれば、衝撃吸収時の荷重が衝撃吸収部材20に伝達される際に、各吊り込み部T1〜T3の影響が抑制される。
また、図4B示されるように、シートクッションS1は、着座者の状態を検知するセンサ部材S13を備え、衝撃吸収部材20の空洞部23は、センサ部材S13を避けた位置に配置されている。具体的には、シートクッションS1の上面視において、衝撃吸収部材20及び空洞部23は、シート幅方向において第一のセンサ部S13a(右側センサ部)と第二のセンサ部S13b(左側センサ部)の間に配置され、シート前後方向において、第三のセンサ部S13c(後側センサ部)の後方部分よりも前方に配置されている。このような構成によれば、衝撃吸収時の荷重が衝撃吸収部材20に伝達される際に、センサ部材S13(各センサ部S13a〜S13c)の影響が抑制される。
[3.第二の実施形態のシートクッション]
図5乃至図7Bを参照しながら、本発明の第二の実施形態に係る車両用シートのシートクッションS1Xの構成について説明する。図5に示されるように、シートクッションS1Xは、骨格となる樹脂製のシートクッションフレームS14XにシートクッションパッドS11Xを載置し、更にシートクッションパッドS11XをトリムカバーS12Xで覆うことで構成されている。
図6A及び図6Bに示されるように、シートクッションフレームS14Xは、下方に向かって窪んだ凹部S14Xaを備えている。凹部S14Xaは、前方から後方に向かうにつれて上下方向の高さが徐々に低くなるように(凹部の深さが徐々に浅くなるように)形成されている。
凹部S14Xaは、底面S14Xbを備えている。図6Aに示されるように、凹部S14Xaは、乗員1人分の幅を有しており、シート幅方向において、互いに離間して設けられた一対のシートクッションサイドフレームS14Xcの間に配置されている。
図7A及び図7Bに示されるように、凹部S14Xaには衝撃吸収部材20Xが収容され、衝撃吸収部材20Xの下面22Xは、下方から底面S14Xbによって面で支持される。つまり、シートクッションフレームS14Xは、衝撃吸収部材を下方から面で支持する支持部材の役割を有している。
図7A及び図7Bに示されるように、衝撃吸収部材20Xはシート前後方向及びシート幅方向において、シートクッションフレームS14Xに囲われている。したがって、衝撃吸収部材20XのシートクッションS1Xにおける位置決め(換言すると、衝撃吸収部材20XのシートクッションフレームS14Xに対する位置決め)が容易なものとなる。
第二の実施形態に係る車両用シートのシートクッションS1Xでは、ブロー成形品でシートクッションフレームS14Xの全体を作製し、衝撃を吸収したい領域に凹部S14Xaを設ければよい。また、発泡ポリプロピレン(EPP)でシートクッションフレームS14Xの外形を形成し、ブロー成形品である衝撃吸収部材20Xを凹部S14Xaに配置してもよい。また、ブロー成形品でシートクッションフレームS14Xの外形を形成し、ウレタン成形品である衝撃吸収部材20Xを凹部S14Xaに配置してもよい。
[4.第1変形例]
本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。以下においては、本実施形態に係る衝撃吸収部材及びシートクッションの第1変形例について図8A乃至図14を参照して説明する。
図8Aに示す衝撃吸収部材20Aは、ウレタン成形品であり、空洞部23Aが、上面21Aの方向に閉鎖面を備えた凹部として形成されている。衝撃吸収部材20Aは、上面21Aには開口が設けられておらず、下面22Aに空洞部23Aの開口が形成されることで、上面21Aからの荷重が安定して受け止められるため、乗員からの荷重が安定して荷重が衝撃吸収部材20Aに伝達される。また、空洞部23Aは、鉛直方向に延在するように設けられており、凹部の延在方向が乗員からの荷重入力方向に沿うこととなるため、衝撃吸収の効果がより一層安定して発揮される。
また、図8Aに示す例とは逆に空洞部23Aが、下面22Aの方向に閉鎖面を備えた凹部として形成されていてもよく、このような場合には、衝撃吸収部材20の下面22Aが板状部材10などの支持部材に対して安定して配置される。
図8B及び図8Cに示す衝撃吸収部材20B及び衝撃吸収部材20Cは、樹脂製のブロー成形品であり、その外形形状、凹部23B,23Cの数や配置を適宜設定することで、潰れて衝撃吸収が行われる際の荷重値を調整することが可能である。
また、衝撃吸収部材20A,20B,20Cの上面21A,21B,21Cと対向する位置に、不図示の板状部材を設けても良い。このような構成によれば、乗員の荷重が板状部材を介して衝撃吸収部材20A,20B,20Cに安定的に伝達される。
また、図9に示されるように、板状部材10が前方から後方に向かうにつれて徐々に下方と向かうように折り曲げられた後方折り曲げ部13bを備えていても良い。このとき、衝撃吸収部材20は、下面22が、折り曲げ部(前方折り曲げ部13a及び後方折り曲げ部13b)を避けた位置に配置されるとよい。具体的には、衝撃吸収部材20の下面22がシート前後方向において、前方折り曲げ部13aよりも後方に配置され、かつ、後方折り曲げ部13bよりも前方に配置されているとよい。衝撃吸収部材20が支持部材としての板状部材10の折り曲げ部(前方折り曲げ部13a及び後方折り曲げ部13b)を避けた位置に配置することで、衝撃吸収が安定して行われる。
また、図10の模式的断面図(シートクッションS1の鉛直断面図)に示されるように、衝撃吸収部材20の上面21の少なくとも一部が、シートクッションパッドS11のパッド凹部S11bに収納され、衝撃吸収部材20の空洞部23が、シート上下方向において少なくとも一部がパッド凹部S11bと同一の高さ位置に配置されているとよい(図10の一点鎖線)。このような構成によれば、衝撃吸収部材20のパッド凹部S11bで囲われる部分に対し水平方向からの保護がなされる。
また、シートクッションパッドS11のパッド凹部S11bと衝撃吸収部材20の空洞部23を同一平面となる位置を避けて配置する、換言すると、衝撃吸収部材20の空洞部23が、シート上下方向においてパッド凹部S11bと異なる高さ位置に配置されていてもよい。このような構成によれば、パッド凹部S11b内で荷重をより安定して受けることが可能となる。
上記の実施形態では、支持部材が、車両用のリアシートを下方から支持するフロアを構成する板状部材10である場合や、樹脂製のシートクッションフレームS14Xである場合を例として示したが、支持部材は、シートクッションフレームが備えるパンフレームであってもよい。
また、上記の実施形態において、衝撃吸収部材の空洞部を凹部として形成したときに、下面が広い開口となるように傾斜角をつけてもよい。下面が広い開口となるように傾斜角を付けることで、上面の荷重を受ける面積が増加するため、安定して荷重を受けることが可能となる。
また、上記の実施形態において、衝撃吸収部材の空洞部を凹部として形成したときに、上面が広い開口となるように傾斜角をつけてもよい。上面が広い開口となるように傾斜角を付けることで、衝撃吸収部材の下面が板状部材などの支持部材に安定して配置されることになる。
また、上記の実施形態において、衝撃吸収部材20の空洞部23が、円筒形状の貫通孔として形成されていたが(図3A及び図3B)、貫通孔を角筒形状とすることも可能である。貫通孔の形状が角筒形状であると、円筒形状の場合よりも上面21や下面22における開口の表面積を広くすることが可能となる。
上記の実施形態及び変形例では、衝撃吸収部材として、金属よりも軽いウレタン成形品や樹脂製のブロー成形品を用いることで、軽量化を図りながら衝撃吸収性を向上させている。
上記の実施形態及び変形例では、支持部材が板状部材10やシートクッションフレームS14Xであったが、支持部材は、衝撃吸収部材20を下方から支持できるものであれば限定されるものではない。例えば、支持部材が板状部材10である場合、シートクッションフレームが備えるパンフレームや、受圧部材としての樹脂プレートや、木製の板材などを支持部材とすることが可能である。
また、支持部材は、衝撃吸収部材20を下方から支持できるものであれば、衝撃吸収部材20を下方から面で支持する板状部材に限定されるものではない。例えば、図11に示すように、衝撃吸収部材20を下方から支持する支持部材10Yが、Sバネやワイヤー等の線状部材で形成される受圧部材であっても良いし、布状支持部材であってもよい。
衝撃吸収部材20の上面21とシートクッションパッドS11の間には、金属製部材が配置されていない。具体的には、図12に示すように、金属製部材としてのワイヤーフレームWFを避けて衝撃吸収部材20が配置されている。詳細には、シート前後方向において衝撃吸収部材20は、ワイヤーフレームWFとは異なる位置に配置されている。つまり、衝撃吸収部材20の上方には、ワイヤーフレームWFが配置されていない。
また、図12に示すように、衝撃吸収部材20は、板状部材10(パンフレームとしての突出部12)の下方に設けられた送風装置であるブロアBとシート上下方向で重なる位置を避けて配置されているとよい。具体的には、図12に示すように、ブロアBを避けるようにして衝撃吸収部材20が配置されている。詳細には、シート前後方向において衝撃吸収部材20は、ブロアBとは異なる位置に配置されている。つまり、衝撃吸収部材20の上方又は下方には、ブロアBが配置されていない。ブロアBを配置した箇所は、シート上下方向(高さ方向)でスペースが狭くなってしまうが、このような構成によれば、衝撃吸収部材20を配置するスペースを広くとることが可能となる。
また、図13及び図14に示すように、衝撃吸収部材20は、シートクッションパッドS11の下面S11aに配置されたハーネスHを避けて配置されているとよい。つまり、衝撃吸収部材20の上方又は下方には、ハーネスHが配置されていない。ここで、ハーネスHは、不図示のシートヒータやセンサー等に接続されるものである。このような構成によれば、衝撃吸収部材20がハーネスHと干渉してしまうことが抑制される。
また、図13に示すように、衝撃吸収部材20は、シートクッションパッドS11の下面S11a(裏面)において異音防止剤の塗布領域Nを避けて配置されているとよい。ここで、異音防止剤は、シートクッションパッドS11を構成するウレタンフォームと金属製のフレーム部材が接触して擦れた時に発生する音を抑制する材料である。このような構成によれば、滑りやすくなっている異音防止剤の塗布領域Nが衝撃吸収部材20へ与える影響が抑制される。
[5.第2変形例]
本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。以下においては、本実施形態に係る衝撃吸収部材及びシートクッションの第2変形例について図15及び図16を参照して説明する。以下の説明においては、上記の実施形態と異なる点を中心に説明する。
衝撃吸収部材220及び衝撃吸収部材220Xは、樹脂製のブロー成形品であり、その外形形状、凹部(空洞部)の数や配置を適宜設定することで、潰れて衝撃吸収が行われる際の荷重値を調整することが可能である。
図15に示されるように、衝撃吸収部材220は、上面221が開口となるように設けられた第1凹部221bと、下面222が開口となるように設けられた第2凹部222bを備えている。ここで、第1凹部221b及び第2凹部222bは、角に丸みを持つ形状となっている。
また、第1凹部221b及び第2凹部222bは、衝撃吸収部材220の外壁部を避けた位置に設けられている。換言すると、第1凹部221b及び第2凹部222bは、衝撃吸収部材220の前端と後端の間であって、シート幅方向における左右の端部(側壁)の間の位置に設けられている。
第1凹部221bには、上面221と下面222の間に第1底面221cが設けられている。第2凹部222bには、上面221と下面222の間に第2底面222cが設けられている。図15に示されるように、第1底面221cと第2底面222cは上下方向において互いに接触している。第1底面221cと第2底面222cが接触していることにより、凹部における底面部の厚みが増え、剛性が向上するため、衝撃吸収効率が向上する。
なお、図16に示されるように、第1底面221cと第2底面222cが上下方向において互いに離間しており、第1底面221cと第2底面222cの間に空隙223c(空間部)が形成されていてもよい。第1底面221cと第2底面222cが上下方向において離間して空隙223c(空間部)が形成されていることにより、空間部としての空隙223cが弾性変形領域として機能することで、衝撃吸収の調整が容易となる。
図15及び図16に示されるように、衝撃吸収部材220は中空の構造を有しており、前方側に前方空間223aが形成され、後方側に後方空間223bが形成されている。このとき、前方空間223aよりも後方空間223bの体積が大きくなるように構成されていると、印加される衝撃が大きくなる後方側で衝撃吸収性が高くなるため、好適である。なお、前方空間223aよりも後方空間223bの体積が小さくなるように構成されていてもよい。
衝撃吸収部材220は、図1Bの衝撃吸収部材20と同様に、シート幅方向において一対のシートクッションサイドフレームS14の間に配置されている。つまり、第1凹部221b及び第2凹部222bは、乗員の着座部に設けられていることになる。
衝撃吸収部材220は、図4Aの衝撃吸収部材20と同様の位置に配置され、第1凹部221b及び第2凹部222bが、シート幅方向において、着座部の中心と表皮吊込み部(第一の吊りこみ部T1や第二の吊りこみ部T2)の間に設けられていると好適である。
上記の通り、本実施形態に係る衝撃吸収部材及びシートクッションの第2変形例は、以下の技術的思想を包含するものである。
[1]シートクッションS1を備えた車両用シートS(乗物用シート)であって、
前記シートクッションS1は、
前記車両用シートSの幅方向に離間して設けられた一対のシートクッションサイドフレームS14(サイドフレーム)を備えるシートクッションフレームと、
前記シートクッションフレームの上に載置されたシートクッションパッドS11と、
前記シートクッションパッドS11の下方に設けられた衝撃吸収部材220と、を有し、
前記衝撃吸収部材220は、前記車両用シートSの幅方向において前記一対のシートクッションサイドフレームS14(サイドフレーム)の間に配置されており、
前記衝撃吸収部材220は、凹部を備え、
前記凹部は、乗員の着座部に設けられていることを特徴とする車両用シートS(乗物用シート)。
このような構成によれば、衝撃吸収部材220の凹部が、車両用シートSの中心(乗員の着座部)及び一対のサイドフレーム間に配置されるため、安定した衝撃吸収が可能となる。
[2]前記凹部は、前記衝撃吸収部材220の上面221側が開口となるように設けられた第1凹部221bであり、
前記第1凹部221bは、角に丸みを持つ形状であることを特徴とする上記[1]に記載の乗物用シート。
このような構成によれば、第1凹部221bを角部が丸みのある形状で衝撃吸収部材220の上面221に設けるため、衝撃吸収性が安定する。
[3]前記凹部は、前記衝撃吸収部材220の下面222側が開口となるように設けられた第2凹部222bであり、
前記第2凹部222bは、角に丸みを持つ形状であることを特徴とする上記[1]または[2]に記載の乗物用シート。
このような構成によれば、第2凹部222bを角部が丸みのある形状で衝撃吸収部材220の下面222に設けるため、衝撃吸収性が安定する。
[4]前記第1凹部221bには、前記衝撃吸収部材220の上面221と下面222の間に第1底面221cが設けられていることを特徴とする上記[2]に記載の乗物用シート。
このような構成によれば、第1凹部221bの剛性が向上することにより、衝撃吸収効率が向上する。
[5]前記第2凹部222bには、前記衝撃吸収部材220の上面221と下面222の間に第2底面222cが設けられていることを特徴とする上記[3]に記載の乗物用シート。
このような構成によれば、第2凹部222bの剛性が向上することにより、衝撃吸収効率が向上する。
[6]前記凹部は、前記衝撃吸収部材220の上面221側が開口となるように設けられた第1凹部221bと、前記衝撃吸収部材220の下面222側が開口となるように設けられた第2凹部222bと、を備え、
前記第1凹部221bには、第1底面221cが設けられており、
前記第2凹部222bには、第2底面222cが設けられており、
前記第1底面221cと前記第2底面222cは前記車両用シートSの上下方向において互いに離間しており、前記第1底面221cと前記第2底面222cの間に空隙223c(空間部)が形成されていることを特徴とする上記[1]乃至[5]のいずれか一項に記載の乗物用シート。
このような構成によれば、空隙223c(空間部)が弾性変形領域として機能することで、衝撃吸収の調整が容易となる。
[7]前記凹部は、前記衝撃吸収部材220の上面221側が開口となるように設けられた第1凹部221bと、前記衝撃吸収部材220の下面222側が開口となるように設けられた第2凹部222bと、を備え、
前記第1凹部221bには、第1底面221cが設けられており、
前記第2凹部222bには、第2底面222cが設けられており、
前記第1底面221cと前記第2底面222cは前記車両用シートSの上下方向において互いに接触していることを特徴とする上記[1]乃至[5]のいずれか一項に記載の乗物用シート。
このような構成によれば、第1底面221cと第2底面222cにより、底面部の厚みが増え、剛性が向上するため、衝撃吸収効率が向上する。
[8]前記凹部は、前記衝撃吸収部材220の中央に複数設けられていることを特徴とする上記[1]乃至[7]のいずれか一項に記載の乗物用シート。
このような構成によれば、凹部を衝撃吸収部材220の中央に配置することで、安定して衝撃を吸収することが可能となる。
[9]前記凹部は、前記車両用シートSの幅方向において、前記着座部の中心と表皮吊込み部の間に設けられていることを特徴とする上記[1]乃至[8]のいずれか一項に記載の乗物用シート。
このような構成によれば、凹部を乗員の着座部の中心と表皮吊込み部の間に配置されることで、安定して衝撃を吸収することが可能となる。
[10]前記凹部は、前記衝撃吸収部材220の外壁部を避けた位置に設けられていることを特徴とする上記[1]乃至[9]のいずれか一項に記載の乗物用シート。
このような構成によれば、凹部形状を安定して形成することが可能となるため、安定して衝撃を吸収することが可能となる。
[6.第3変形例]
本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。以下においては、本実施形態に係る衝撃吸収部材及びシートクッションの第3変形例について図17A乃至図18Bを参照して説明する。以下の説明においては、上記の実施形態と異なる点を中心に説明する。
図17A乃至図18Bに示されるように、衝撃吸収部材320は、内部空間320aを備える箱状に形成されている。内部空間320aには、板状のリブ部材320bが複数シート幅方向に並べられて配置されている。換言すると、内部空間320aには、前後方向及び上下方向に延在する板状のリブ部材320bが複数枚配置されている。
また、衝撃吸収部材320は、上下方向の上面321及び下面322と、前後方向の前面323及び後面324と、シート幅方向の第1側面325a及び第2側面325bと、を有して構成されている。
衝撃吸収部材320の上面321は、主にリブ部材320bによって形成されている。この上面321は、後方に向かうにつれて下方へと傾斜した傾斜面321aを有している。
そして、傾斜面321aを覆うように板状部材326が配置される。
ウレタン製のシートクッションパッドS11の裏面に相当する下面S11aにおける衝撃吸収部材320の傾斜面321aと対向する位置に板状部材326がインサート成形される。板状部材326は、樹脂材料(ポリプロピレン、高硬度ウレタン等)や金属材料(鉄や鋼等)で形成されている。
衝撃吸収部材320は、図1Bの衝撃吸収部材20と同様に、シート幅方向において一対のシートクッションサイドフレームS14の間に配置されている。つまり、各リブ部材320bは、乗員の着座部に設けられていることになる。
衝撃吸収部材320は、乗員からの荷重が入力した際、一定の荷重値を超えると潰れて衝撃吸収を行うように内部空間320aにリブ部材320bが配置されている。衝撃吸収部材320では、主にリブ部材320bにより衝撃吸収が行われる。衝撃吸収部材320における衝撃吸収荷重の調整は、リブ部材320bの厚みを変更することや、シート幅方向へのリブ部材320bの連結や、リブ部材320bに脆弱部を設けるなどして行うことが可能である。
[7.他の実施形態に係る衝撃吸収装置]
図19乃至図21を参照しながら、本発明の車両用シートS(図1A及び図1B)が備える他の実施形態に係る衝撃吸収装置50の構成について説明する。
図19は、衝撃吸収部51の構成を示す分解図である。衝撃吸収部51は、一定の荷重値を超えると変形して衝撃吸収を行うように構成されたエネルギー吸収プレート52が一対のガイド部材53で挟まれて構成されている。エネルギー吸収プレート52には、その側面に2本の溝が形成されており、荷重が加わった際に変形しやすくなっている。また、ガイド部材53には、後述する衝撃吸収部材54の突出軸54aを受容する切り欠き53aが形成されている。
図20は、衝撃吸収装置50の構成を示す模式図である。衝撃吸収装置50は、シート幅方向に離間して配置された一対の衝撃吸収部51と、乗員からの荷重が印加される衝撃吸収部材54を備えている。衝撃吸収部材54は、シート幅方向に延在しており、その両端部に、外側に向かって突出する突出軸54aを備えている。
突出軸54aは、衝撃吸収部51の一対のガイド部材53が備える切り欠き53aに受容され、エネルギー吸収プレート52(エネルギー吸収部材)の上面に上方から載置されている。図20に示す状態から上方より荷重が加わると、衝撃吸収部材54が下方に移動し、突出軸54aがエネルギー吸収プレート52を(切り裂くように)変形させる。このとき、エネルギー吸収プレート52の変形に伴い衝撃の吸収が行われる。
図21は、衝撃吸収装置50を図1A及び図1Bに示される車両用シートSに適用した状態を示す模式図である。図21に示されるように、衝撃吸収装置50は、シートクッションS1のシートクッションパッドS11の下方に設けられた板状部材60(支持部材)の上面に取り付けられている。板状部材60の例としては、特に限定されるものではなく、車両用のリアシートを下方から支持するフロアを構成する板状部材やシートクッションフレームが備えるパンフレームなどが例示される。なお、衝撃吸収装置50は、シート幅方向において、互いに離間して設けられた一対のシートクッションサイドフレーム(不図示)よりも内側に配置されている。
衝撃吸収部材54は乗員からの荷重を受け止める荷重受け面54bを備えており、回転軸55を中心に下方へと回転可能に構成されている。衝撃吸収部51は、突出軸54aが下方へとスライドする機構となっており、衝撃吸収が行われる際の荷重値を調整することが容易なものとなっている。
衝撃吸収装置50は、乗員からの荷重を荷重受け面54b(平面)で受ける構造であり、衝撃吸収部51が、荷重受け面54bを挟むようにシート幅方向の両端部の2か所に配置されており、安定して衝撃の吸収が行われる。
衝撃吸収部材54の回転軸55は、車両用シートSが備えるリクライニング回転軸とは別の回転軸として設定されている。衝撃吸収装置50によれば、効果的に衝撃の吸収を行うことが可能であるため、省スペース化が実現される。また、衝撃吸収部材54の突出軸54aが下方へとスライドする機構であるため、衝撃吸収時の作動安定性が良好である。さらに、シートクッションS1のシートクッションパッドS11の下方に設けられた板状部材60の上面に取り付けられているため、組付け性やメンテナンス性が良好なものとなっている。
上記の他の実施形態に係る衝撃吸収装置50を備える車両用シートSは、シートクッションS1を備えた車両用シートS(乗物用シート)であって、前記シートクッションS1は、シートクッションフレーム(シートクッションサイドフレームS14)と、前記シートクッションフレームの上に載置されたシートクッションパッドS11と、前記シートクッションパッドS11の下方に設けられた衝撃吸収装置50と、を有し、前記衝撃吸収装置50は、前記乗物用シートSの幅方向に延在する衝撃吸収部材54と、該衝撃吸収部材54に上方から加わる荷重を吸収するエネルギー吸収部材(エネルギー吸収プレート52)と、を備え、前記衝撃吸収装置50は下方から支持部材(板状部材60)によって支持されていることを特徴とする。
以上、本実施形態に係る乗物用シートについて、車両用シートを例として説明した。本実施形態に係るシートクッションは、着座者に衝撃が発生しうるシートのシートクッション、特に、衝撃発生時に着座者の腰部に対して沈み込みが発生し得るシートのシートクッションであれば、特に用途についての制限はない。例えば、本発明のシートクッションは、車両以外の乗物内で使用される乗物用シートのシートクッションとしても利用可能である。
S 車両用シート(乗物用シート)
S1 シートクッション
S11 シートクッションパッド
S11a 下面
S11b パッド凹部
S12 トリムカバー
T1 第一の吊りこみ部(右側吊りこみ部)
T2 第二の吊りこみ部(左側吊りこみ部)
T3 第三の吊りこみ部(後側吊りこみ部)
S13 センサ部材
S13a 第一のセンサ部(右側センサ部)
S13b 第二のセンサ部(左側センサ部)
S13c 第三のセンサ部(後側センサ部)
S14 シートクッションサイドフレーム(サイドフレーム、シートクッションフレーム)
S2 シートバック
S3 ヘッドレスト
10 板状部材(支持部材)
11 凹部
12 突出部(沈み込み抑制部材)
13a 前方折り曲げ部(折り曲げ部)
13b 前方折り曲げ部(折り曲げ部)
20,20X,20A,20B,20C 衝撃吸収部材
21,21X,21A,21B,21C 上面
21a 傾斜面
22,22X,22A,22B,22C 下面
23,23X,23A,23B,23C 空洞部
S1X シートクッション
S11X シートクッションパッド
S11Xa 下面
S11Xb パッド凹部
S12X トリムカバー
S14X シートクッションフレーム(支持部材)
S14Xa 凹部
S14Xb 底面
S14Xc シートクッションサイドフレーム
10Y 支持部材
WF ワイヤーフレーム
B ブロア
H ハーネス
N 異音防止剤の塗布領域
220 衝撃吸収部材
221 上面
221b 第1凹部
221c 第1底面
222 下面
222b 第2凹部
222c 第2底面
223a 前方空間
223b 後方空間
223c 隙間(空間部)
320 衝撃吸収部材
320a 内部空間
320b リブ部材
321 上面
321a 傾斜面
322 下面
323 前面
324 後面
325a 第1側面
325b 第2側面
326 板状部材
50 衝撃吸収装置
51 衝撃吸収部
52 エネルギー吸収プレート
52a 溝
53 ガイド部材
53a 切り欠き
54 衝撃吸収部材
54a 突出軸
54b 荷重受け面
55 回転軸
60 板状部材

Claims (13)

  1. シートクッションを備えた乗物用シートであって、
    前記シートクッションは、
    前記乗物用シートの幅方向に離間して設けられた一対のサイドフレームを備えるシートクッションフレームと、
    前記シートクッションフレームの上に載置されたシートクッションパッドと、
    前記シートクッションパッドの下方に設けられた衝撃吸収部材と、を有し、
    前記衝撃吸収部材は、前記乗物用シートの幅方向において前記一対のサイドフレームの間に配置されており、
    前記衝撃吸収部材には、空洞部が設けられており、
    前記衝撃吸収部材は下方から支持部材によって支持されていることを特徴とする乗物用シート。
  2. 前記衝撃吸収部材は、下面の一部が、前記支持部材の凹部に収納されることを特徴とする請求項1に記載の乗物用シート。
  3. 前記衝撃吸収部材は、下面が、前記支持部材の折り曲げ部を避けた位置に配置されることを特徴とする請求項1に記載の乗物用シート。
  4. 前記衝撃吸収部材は、上面の一部が、前記シートクッションパッドのパッド凹部に収納されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の乗物用シート。
  5. 前記衝撃吸収部材は、前記乗物用シートの幅方向に延在する沈み込み抑制部材よりも後方に配置されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の乗物用シート。
  6. 前記衝撃吸収部材の上面と対向する位置に、板状部材が設けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の乗物用シート。
  7. 前記衝撃吸収部材の上面と前記シートクッションパッドの間には、金属製部材が配置されていないことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の乗物用シート。
  8. 前記シートクッションパッドは、表皮材によって覆われており、
    前記衝撃吸収部材の前記空洞部は、前記表皮材の吊り込み部を避けた位置に配置されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の乗物用シート。
  9. 前記シートクッションは、センサ部材を備え、
    前記衝撃吸収部材の前記空洞部は、前記センサ部材を避けた位置に配置されていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の乗物用シート。
  10. 前記衝撃吸収部材の前記空洞部は、凹部として形成されており、
    前記凹部は、鉛直方向に延在するように設けられていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の乗物用シート。
  11. 前記衝撃吸収部材の前記空洞部は、凹部として形成されており、
    前記凹部は、前記衝撃吸収部材の下面において開口を有していることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載の乗物用シート。
  12. 前記衝撃吸収部材の前記空洞部は、凹部として形成されており、
    前記衝撃吸収部材の上面の一部は、前記シートクッションパッドのパッド凹部に収納され、
    前記衝撃吸収部材の前記空洞部は、前記乗物用シートの上下方向において少なくとも一部が前記パッド凹部と同一の高さ位置に配置されていることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一項に記載の乗物用シート。
  13. 前記シートクッションフレームは、樹脂材料で形成されており、
    前記衝撃吸収部材は、前記乗物用シートの前後方向及び前記乗物用シートの幅方向において、前記シートクッションフレームに囲われていることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか一項に記載の乗物用シート。
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