JP2021048521A - 音場生成装置及び音場生成方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本実施形態に係る音場生成装置は、周波数が同一及び異なる複数の変調超音波を送出する複数の再生ユニット部(スピーカ)を用いる。例えば、複数の再生ユニット部を周波数毎に階層化した多層構造で構成し、各層から周波数が同一及び異なる複数の変調超音波をそれぞれ送出する。これにより、複数の制御点(音場生成の設定位置)を設定可能とし、複数の可聴域の音場を生成できる。
図1は、本発明の実施形態の音場生成装置1を示す構成図である。音場生成装置1は、パラメトリックスピーカに相当する装置であり、発生部11と、変調部12と、増幅部13と、再生部14と、を備える。本実施形態では、音場生成装置1において、周波数が異なる2種類の変調超音波S1,S2を7つ送出する場合について説明する。
0kH、75kHz)の第1超音波信号〜第7超音波信号を、制御対象の音の信号である可聴音信号(例えば、音声、楽音等)でそれぞれ変調し、当該第1超音波信号〜第7超音波信号の総数と同数である7つの第1変調超音波信号〜第7変調超音波信号を出力する。
1を送出する。偶数層目の3つの再生ユニット部14b,14d,14fは、それぞれ、75kHz(第2周波数)の超音波素子を備え、75kHzの変調超音波S2を送出する。
図4は、音場生成装置1の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、発生部11が、再生部14の超音波素子の公称周波数fcと同じ周波数(40kHz、75kHz)の第1超音波信号〜第7超音波信号を発生する。具体的には、発生部11は、40kHzの第1超音波信号、75kHzの第2超音波信号、40kHzの第3超音波信号、75kHzの第4超音波信号、40kHzの第5超音波信号、75kHzの第6超音波信号、40kHzの第7超音波信号を発生して変調部12に出力する。
次に、変調部12が、上記第1超音波信号〜第7超音波信号を、音場生成装置1に入力された可聴音信号でそれぞれ変調する。そして、変調部12は、変調後の40kHzの第1変調超音波信号、75kHzの第2変調超音波信号、40kHzの第3変調超音波信号、75kHzの第4変調超音波信号、40kHzの第5変調超音波信号、75kHzの第6変調超音波信号、40kHzの第7変調超音波信号を増幅部13に出力する。
次に、増幅部13が、変調した7つの変調超音波信号をそれぞれ増幅する。そして、増幅部13は、増幅後の40kHzの第1変調超音波信号、75kHzの第2変調超音波信号、40kHzの第3変調超音波信号、75kHzの第4変調超音波信号、40kHzの第5変調超音波信号、75kHzの第6変調超音波信号、40kHzの第7変調超音波信号を、それぞれ、第1再生ユニット部14a〜第7再生ユニット部14gに出力する。
最後に、第1再生ユニット部14aは、増幅部13から出力された40kHzの第1変調超音波信号で、自身の超音波素子(公称周波数fc=40kHz)を振動させることにより、40kHzの第1変調超音波S1を出力する。同一の公称周波数で構成された第3再生ユニット部14c、第5再生ユニット部14d、第7再生ユニット部14gも、第1再生ユニット部14aと同様に、40kHzの第3変調超音波S1、第5変調超音波S1、第7変調超音波S1をそれぞれ出力する。
図7は、本実施形態の音場生成装置1を用いて測定した音場の音圧分布を示す図である。1kHzの純音を用いた。再生部14から制御点Xまでの距離は4mである。図8は、従来のパラメトリックスピーカを用いて測定した音場の音圧分布を示す図である。1kHzの純音を用いた。図7と図8を比較すると、本実施形態の音場生成装置1を用いることで、制御点Xにおいてエリア消音されている様子を把握できる。
本実施形態によれば、音場生成装置1が、周波数が同じ及び異なる複数のキャリア信号を発生する発生部11と、前記複数のキャリア信号を制御対象の可聴音信号でそれぞれ変調する変調部12と、変調した前記複数のキャリア信号に対応する複数の変調超音波を送出する複数の再生ユニット部14a〜14gと、を備え、前記変調部12は、一部の変調
超音波が生成する同一位置の音場において、互いの周波数及び振幅が同一となり位相が互いに逆位相となる2つの可聴音信号が生成されるように、前記複数のキャリア信号のうち周波数が同じ少なくとも2つのキャリア信号を変調するので、複数の制御点を設定可能となり、複数の可聴域の音場を生成可能となるとともに、生成した複数の可聴域の音場のうち、同一位置の制御点における音場のみを限定的に抑圧可能となる。その結果、可聴域の音場において特定領域のみを限定的に抑圧可能なエリア消音技術を提供できる。
本実施形態では、2つの周波数を用いる場合を説明したが、2つ以外の数の周波数を用いてもよい。
本実施形態では、7つの再生ユニット部を用いる場合を説明したが、7つ以外の数の再生ユニット部を用いてもよい。
本実施形態では、変調部12と再生部14との間に増幅部13を接続した場合を説明したが、増幅部13を用いないようにしてもよい。
11:発生部
12:変調部
13:増幅部
14:再生部
14a:第1再生ユニット部
14b:第2再生ユニット部
14c:第3再生ユニット部
14d:第4再生ユニット部
14e:第5再生ユニット部
14f:第6再生ユニット部
14g:第7再生ユニット部
15:超音波素子
Claims (5)
- 周波数が同じ及び異なる複数のキャリア信号を発生する発生部と、
前記複数のキャリア信号を制御対象の可聴音信号でそれぞれ変調する変調部と、
変調した前記複数のキャリア信号に対応する複数の変調超音波を送出する複数の再生部と、を備え、
前記変調部は、
一部の変調超音波が生成する同一位置の音場において、互いの周波数及び振幅が同一となり位相が互いに逆位相となる2つの可聴音信号が生成されるように、前記複数のキャリア信号のうち2つのキャリア信号を変調する音場生成装置。 - 前記複数の再生部は、
各再生部が入れ子構造で多層に同心円状に配置されている請求項1の音場生成装置。 - 前記複数の再生部は、
奇数層目の各再生部が第1周波数の変調超音波を送出し、偶数層目の各再生部が前記第1周波数と異なる第2周波数の変調超音波を送出する請求項2に記載の音場生成装置。 - 前記発生部は、
前記再生部を構成する超音波素子の公称周波数と同じ周波数の前記キャリア信号を発生する請求項1乃至3のいずれかの音場生成装置。 - 音場生成装置で行う音場生成方法において、
前記音場生成装置が、
周波数が同じ及び異なる複数のキャリア信号を発生する第1ステップと、
前記複数のキャリア信号を制御対象の可聴音信号でそれぞれ変調する第2ステップと、
変調した前記複数のキャリア信号に対応する複数の変調超音波を送出する第3ステップと、を行い、
前記第2ステップでは、
一部の変調超音波が生成する同一位置の音場において、互いの周波数及び振幅が同一となり位相が互いに逆位相となる2つの可聴音信号が生成されるように、前記複数のキャリア信号のうち2つのキャリア信号を変調する音場生成方法。
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