JP2021048042A - 基板実装型のコネクタ、及び、コネクタ付き基板 - Google Patents

基板実装型のコネクタ、及び、コネクタ付き基板 Download PDF

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雅仁 尾崎
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Abstract

【課題】通信の信頼性を向上可能な基板実装型のコネクタ、及び、そのコネクタを用いたコネクタ付き基板、を提供すること。【解決手段】基板実装型のコネクタ1は、回路基板7に電気的に接続されて信号伝送に用いられる通信用端子3と、ノイズ低減用のシールド部材5,6と、を備える。シールド部材は、通信用端子3を取り囲むように配置される第1シールド体5と、第1シールド体5の少なくとも一部を覆う第2シールド体6と、によって通信用端子3を多層的に覆う積層構造を有する。第1シールド体5及び第2シールド体6の各々は、回路基板7が有する導体パターンに接続可能なアース部47,57,58を有する。【選択図】図6

Description

本発明は、回路基板に電気的に接続されて信号伝送に用いられる通信用端子と、ノイズ低減用のシールド部材と、を備える基板実装型のコネクタ、及び、そのコネクタと回路基板とを備えるコネクタ付き基板、に関する。
従来から、回路基板に実装して用いられる基板実装型のコネクタが提案されている。例えば、従来の基板実装型のコネクタの一つは、通信回路用の光電変換ユニットと、光電変換ユニットを保持するハウジングと、光電変換ユニットを覆うように配置される金属製のシールドケースと、を備えている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2001−168380号公報
上述したシールドケースは、一般に、電気的ノイズ等の原因となる電磁波がシールドケースの外部から内部へ侵入すること及び内部から外部へ放出されることを抑制する目的で、コネクタに設けられている。上述した従来のコネクタでは、シールドケースは、金属製の薄板を折り曲げ加工して製造されている。そのため、製造上の公差などに起因し、その薄板の端面同士の間などに微小な隙間が存在し得る。また、シールドケースを光電変換ユニット等に係止するための孔が、その薄板に設けられる場合もある。
ところが、上述した隙間や孔のようにシールドケースの内外を連通する箇所(即ち、貫通空間)は、電磁波の意図しない侵入や放出を引き起こし、シールドケースによる電磁波の遮蔽性能を低下させる原因となり得る。特に、通信回路を構成するためのコネクタでは、このような遮蔽性能の低下を出来る限り抑制し、通信回路に生じる電気的ノイズを低減することで、コネクタを介した通信の信頼性を向上させることが望まれる。
本発明の目的の一つは、通信の信頼性を向上可能な基板実装型のコネクタ、及び、そのコネクタを用いたコネクタ付き基板、を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る基板実装型のコネクタ及びコネクタ付き基板は、下記[1]〜[5]を特徴としている。
[1]
回路基板に電気的に接続されて信号伝送に用いられる通信用端子と、ノイズ低減用のシールド部材と、を備える基板実装型のコネクタであって、
前記シールド部材は、
前記通信用端子を取り囲むように配置される第1シールド体と、前記第1シールド体の少なくとも一部を覆う第2シールド体と、によって前記通信用端子を多層的に覆う積層構造を有し、
前記第1シールド体及び前記第2シールド体の各々は、
前記回路基板が有する導体パターンに接続可能なアース部を有する、
基板実装型のコネクタであること。
[2]
上記[1]に記載のコネクタであって、
前記通信用端子を保持するハウジングを、更に備え、
前記第1シールド体は、
前記ハウジングに保持される本体部と、前記本体部から梁状に延びるとともに前記本体部に対して屈曲される連結部と、前記連結部に繋がる板状部と、を有するとともに、当該第1シールド体の内外を連通する貫通空間を前記連結部に隣接するように画成し、
前記第2シールド体は、
前記貫通空間を塞ぐように配置される、
基板実装型のコネクタであること。
[3]
上記[1]又は上記[2]に記載のコネクタにおいて、
前記第1シールド体及び前記第2シールド体の一方は、
前記第1シールド体及び前記第2シールド体の他方に向けて突出する凸部を有し、前記凸部を前記他方に押圧接触させた状態にて前記他方に組み付けられる、
基板実装型のコネクタであること。
[4]
上記[1]〜上記[3]の何れか一つに記載の基板実装型のコネクタであって、
信号伝送以外に用いられる非通信用端子を、更に備える、
基板実装型のコネクタであること。
[5]
上記[1]〜上記[4]の何れか一つに記載の基板実装型のコネクタと、前記コネクタが実装される回路基板と、を備え、
前記通信用端子、並びに、前記第1シールド体及び前記第2シールド体の各々が有する前記アース部が、前記回路基板が有する前記導体パターンに電気的に接続されている、
コネクタ付き基板であること。
上記[1]の構成の基板実装型のコネクタによれば、信号伝送に用いられる通信用端子がコネクタに設けられる。ここで、通信用端子は、通信用端子を取り囲むように配置される第1シールド体と、第1シールド体の少なくとも一部を更に覆う第2シールド体と、によって覆われる。即ち、シールド部材は、通信用端子を多層的に覆う積層構造を有する。そのため、上述した従来のコネクタのように金属薄板を単に折り曲げ加工したシールドケースに比べ、シールド部材に隙間(貫通空間)が生じ難い。よって、例えば、コネクタの外部から通信用端子に向かう電磁波がシールド部材によって適正に遮蔽され得る。更に、第1シールド体および第2シールド体の各々が有するアース部を通じ、シールド部材が捕集した電磁波に起因する電流をシールド部材の外部に適正に放出できる。このように、本構成のコネクタは、シールド部材による電磁波の遮蔽性能を高めるとともに、通信の信頼性を向上可能である。
上記[2]の構成の基板実装型のコネクタによれば、第1シールド体が有する本体部と板状部との間において屈曲している連結部に隣接するように、第1シールド体の内外を連通する貫通空間が設けられる。このような貫通空間は、例えば、連結部の梁断面を小さくするように第1シールド体の一部が切り欠かれることによって画成され得る。このような貫通空間を設けることで、例えば、連結部を容易に屈曲できることになり、第1シールド体をハウジングに組み付ける作業の作業性を向上できる。更に、第1シールド体の貫通空間が第2シールド体によって塞がれるため、貫通空間が存在しても、シールド部材による電磁波の遮蔽性能の低下を抑制できる。
上記[3]の構成の基板実装型のコネクタによれば、第1シールド体および第2シールド体の一方が有する凸部が、第1シールド体および第2シールド体の他方に押圧接触された状態にて、第1シールド体と第2シールド体とが組み付けられる。そのため、第1シールド体と第2シールド体との間の相対移動(ガタツキ)が抑制される。これにより、例えば、第1シールド体および第2シールド体の各々が有するアース部同士の間隔を設計通りの大きさに維持できる。その結果、コネクタを回路基板に実装する際、アース部を回路基板の所定の導体パターンに適正に接続でき、実装作業の作業性を向上できる。
上記[4]の構成の基板実装型のコネクタによれば、信号伝送に用いられる通信用端子に加え、信号伝送以外に用いられる(例えば、電力伝送のための)非通信用端子が、コネクタに設けられる。換言すると、通信用端子と非通信用端子とが近接配置されることになる。このように複数の端子が近接配置される場合であっても、非通信用端子から通信用端子に向けて放たれる電磁波をシールド部材によって適正に遮蔽することで、通信の信頼性を向上できる。更に、通信用のコネクタと非通信用のコネクタとを個別に製造する必要がなく、1回の実装作業で通信用端子および非通信用端子の双方を回路基板に接続できる。
上記[5]の構成のコネクタ付き基板によれば、基板実装型のコネクタが、信号伝送に用いられる通信用端子を有する。ここで、通信用端子は、通信用端子を取り囲むように配置される第1シールド体と、更に第1シールド体の少なくとも一部を覆う第2シールド体と、によって覆われる。即ち、シールド部材は、通信用端子を多層的に覆う積層構造を有する。そのため、上述した従来のコネクタのように金属薄板を単に折り曲げ加工したシールドケースに比べ、シールド部材に隙間(貫通空間)が生じ難い。よって、例えば、コネクタの外部から通信用端子に向かう電磁波がシールド部材によって適正に遮蔽され得る。更に、第1シールド体および第2シールド体の各々が有するアース部を通じ、シールド部材が捕集した電磁波に起因する電流をシールド部材の外部に適正に放出できる。したがって、本構成のコネクタ付き基板は、コネクタにおける通信の信頼性を向上可能である。
本発明によれば、通信の信頼性を向上可能な基板実装型のコネクタ、及び、そのコネクタを用いたコネクタ付き基板、を提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明の実施形態に係る基板実装型のコネクタの斜視図である。 図2は、図1に示すコネクタにおける第2シールド体を組み付ける前の状態を示す斜視図である。 図3(a)は、第2シールド体の斜視図であり、図3(b)は、別の角度からみた第2シールド体の斜視図であり、図3(c)は、図3(a)のA−A断面図である。 図4は、図1に示すコネクタが回路基板に実装された本発明の実施形態に係るコネクタ付き基板の斜視図である。 図5は、図4に示すコネクタ付き基板の正面図である。 図6(a)は、図5のB−B断面図であり、図6(b)は、図6(a)のC部の拡大図である。
<実施形態>
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る基板実装型のコネクタ1及びコネクタ付き基板8について説明する。コネクタ1(図1参照)は、回路基板7に実装されてコネクタ付き基板8として使用される(図4参照)。
以下、説明の便宜上、図2に示すように、「前後方向」、「左右方向」、「上下方向」、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」及び「下」を定義する。「前後方向」、「左右方向」及び「上下方向」は、互いに直交している。前後方向は、コネクタ1と相手側コネクタ(図示省略)との嵌合方向と一致している。
コネクタ1は、図1及び図2に示すように、ハウジング2と、ハウジング2に保持されると共に回路基板7に電気的に接続される複数本(本例では、2本)の通信用端子3と、ハウジング2に保持されると共に回路基板7に電気的に接続される複数本(本例では、2本)の電力用端子4と、ハウジング2に保持されると共に通信用端子3を覆う第1シールド体5と、ハウジング2に保持されると共に第1シールド体5の一部を覆う第2シールド体6と、を備える。以下、コネクタ1を構成する各部材について順に説明する。
まず、ハウジング2について説明する。樹脂成形体であるハウジング2は、図1及び図2に示すように、端子収容部11と、端子収容部11の前側に隣接配置されたフード部12と、を一体に備える。
図2に示すように、端子収容部11は、左右方向に延びる形状を有し、その右側領域には、通信用端子3を収容するための略直方体状の通信用端子収容部11aを備え、その左側領域には、電力用端子4を収容するための略直方体状の電力用端子収容部11bを備える。
通信用端子収容部11aには、通信用端子3を保持するための前後方向に貫通する端子収容孔13(図6(a)参照)が、所定間隔を空けて幅方向に並ぶように複数(本例では、2つ)形成されている(図5も参照)。電力用端子収容部11bには、電力用端子4を保持するための前後方向に貫通する端子収容孔14(図2参照)が、所定間隔を空けて幅方向に並ぶように複数(本例では、2つ)形成されている(図5も参照)。
フード部12は、左右方向に延び且つ前方に開口する略矩形フード状の形状を有する。端子収容孔13,14の前端開口は、フード部12の内部空間に連通している。フード部12には、相手側コネクタ(図示省略)が挿入され嵌合されることになる。
通信用端子収容部11aには、複数の端子収容孔13の周囲を覆うように、第1シールド体5を保持するための前後方向に延びる矩形筒状のスリットが形成されている。矩形筒状のスリットのうち、矩形状の上辺及び左右側辺(即ち、3辺)に対応する箇所は、前後方向に貫通する貫通スリット15(図6(a)参照)を構成している。矩形筒状のスリットのうち、矩形状の下辺(即ち、1辺)に対応する箇所は、前端開口から前後方向の途中箇所に位置する底面まで後方に延びる有底スリット16(図6(a)参照)を構成している。貫通スリット15及び有底スリット16の前端開口は、フード部12の内部空間に連通している。貫通スリット15には、第1シールド体5の後述する上板41及び左右一対の側板42が挿通されることになり、有底スリット16には、第1シールド体5の後述する下板43が挿入されることになる。
略直方体状の通信用端子収容部11aの外周面(特に、上面及び左右側面)は、第2シールド体6を保持するための保持面として機能する。このため、通信用端子収容部11aの外周面の複数箇所(具体的には、上面の左右方向中央部の2箇所、及び、左右側面それぞれの上下方向中央部の1箇所、合計4箇所)にはそれぞれ、図2に示すように、係止凹部17が設けられている。係止凹部17には、第2シールド体6の後述する係止凸部62(図3参照)が係止されることになる。
通信用端子収容部11aの下面、及び、電力用端子収容部11bの下面にはそれぞれ、下方に突出する位置決め用突起18が設けられている(図5及び図6(a)参照)。端子収容部11の左右両端部(具体的には、通信用端子収容部11aの右側部分及び電力用端子収容部11bの左側部分)には、それぞれ、上下方向に貫通するボルト孔19aが連通された固定部19が設けられている。後述するように、位置決め用突起18及びボルト孔19aは、コネクタ1を回路基板7に実装する際に使用される。
次いで、通信用端子3について説明する。通信用端子3は、回路基板7と相手側コネクタとの間での信号伝送を行うための角型端子である。金属製の通信用端子3は、図6(a)に示すように、前後方向に延びる接続部21と、接続部21の後端部から下方に延びる垂下部22と、垂下部22の下端部から後方に延びる基板接続部23と、を一体に備える。通信用端子3は、一本の金属棒に対して所定のプレス加工及び曲げ加工等を施すことによって形成される。
各通信用端子3は、接続部21を、ハウジング2の通信用端子収容部11aの端子収容孔13に後方から挿入(圧入)することで、通信用端子収容部11aに組み付けられ、保持される。この挿入は、図6(a)に示すように、通信用端子3の垂下部22が通信用端子収容部11aの後端面に近接するまで継続される。なお、通信用端子3は、ハウジング2のインサート成形により、ハウジング2に一体化されていてもよい。
通信用端子3の通信用端子収容部11aへの組み付け完了状態では、図5及び図6(a)に示すように、接続部21の先端部(前側部分)が端子収容孔13を貫通してフード部12の内部空間内に位置し、接続部21の根元部(後側部分)が端子収容孔13に収容され固定されている。接続部21の先端部(前側部分)は、相手側コネクタに収容されている相手側端子(図示省略)に接続される機能を果たす。基板接続部23は、回路基板7の上面に形成された導体パターン(図示省略)にハンダを介して接続される機能を果たす。
次いで、電力用端子4について説明する。電力用端子4は、回路基板7と相手側コネクタとの間での電力伝送を行うための平型端子である。金属製の電力用端子4は、図2に示すように、前後方向に延びる接続部31と、接続部31の後端部から下方に延びる基板接続部32と、を一体に備える。電力用端子4は、一本の長尺の金属平板に対して所定のプレス加工及び曲げ加工等を施すことによって形成される。
各電力用端子4は、接続部31を、ハウジング2の電力用端子収容部11bの端子収容孔14に後方から挿入(圧入)することで、電力用端子収容部11bに組み付けられ、保持される。この挿入は、図2に示すように、電力用端子4の基板接続部32が電力用端子収容部11bの後端面に近接するまで継続される。なお、電力用端子4は、ハウジング2のインサート成形により、ハウジング2に一体化されていてもよい。
電力用端子4の電力用端子収容部11bへの組み付け完了状態では、図5に示すように、接続部31の先端部(前側部分)が端子収容孔14を貫通してフード部12の内部空間内に位置し、接続部31の根元部(後側部分)が端子収容孔14に収容され固定されている。接続部31の先端部(前側部分)は、相手側コネクタに収容されている相手側端子(図示省略)に接続される機能を果たす。基板接続部32は、回路基板7の上面に形成された導体パターン(図示省略)にハンダを介して接続される機能を果たす。以上のように、複数の通信用端子3と複数の電力用端子4とが、ハウジング2(端子収容部11)に保持され、互いに近接配置されている。
次いで、第1シールド体5について説明する。第1シールド体5は、複数の通信用端子3を覆うように配置されることで、近接配置される電力用端子4や周囲の電子部品等(図示省略)などから発せられる外部の電磁ノイズから複数の通信用端子3を保護する機能を果たす。第1シールド体5は、一枚の金属板に対して所定のプレス加工及び曲げ加工等を施すことによって形成される。
第1シールド体5は、図5及び図6(a)に示すように、矩形平板状の上板41、左右一対の矩形平板状の側板42、及び矩形平板状の下板43からなる前後方向に延びる矩形筒状の形状を有している。上板41、左右一対の側板42、及び下板43の前端面の前後方向位置は一致している。上板41及び左右一対の側板42は、下板43に対して更に後方に延びており、上板41及び左右一対の側板42の後端面の前後方向位置は、下板43の後端面の前後方向位置より後方に位置している。
上板41の後端面からは、当該後端面から延びて下方に向けて屈曲する連結部44を介して、矩形状の閉塞板45が、上板41及び左右一対の側板42の後端部に囲まれた開口を塞ぐように、垂下している。連結部44は、本例では、図2に示すように、上板41の後端面の左右方向に互いに離れた2箇所から延びる一対の梁状部分で構成されている。よって、連結部44における一対の梁状部分を除いた箇所は、第1シールド体5の内外を連通する貫通空間46となっている。別の言い方をすると、上板41と閉塞板45とを直接接続して閉塞板45を湾曲させる場合の湾曲部分の断面積に比べ、連結部44の梁断面積が小さくなるように、第1シールド体5の一部が切り欠かれることで、貫通空間46が連結部44に隣接するように画成されている。
上板41の後端面から連結部44を介して垂下する閉塞板45の下端面の左右方向両端部からは、一対の棒状のアース部47が下方に向けて延びている。一対のアース部47は、回路基板7の上面に形成されたアース用の導体パターン(図示省略)にハンダを介して接続される機能を果たす。
図2に示すように、閉塞板45の左右側面にそれぞれ設けられた係止突起48と、左右一対の側板42にそれぞれ設けられた係止孔49と、が係合することで、閉塞板45が左右一対の側板42に対して係止されている。ただし、係止突起48と係止孔49との間に、第1シールド体5の製造上の公差などに起因する僅かな隙間が存在する場合、閉塞板45が連結部44を支点として前後方向に僅かに揺動し得る。
なお、閉塞板45と一対の側板42とは完全に密着していることが望ましいが、閉塞板45と一対の側板42との間には、第1シールド体5の製造上の公差などに起因する僅かな隙間が存在する場合がある。第1シールド体5の電磁波遮蔽性能に実質的な影響を及ぼさない限り、このような僅かな隙間は許容し得る。
第1シールド体5をハウジング2に組み付ける際には、まず、第1シールド体5を、連結部44(一対の梁状部分)が上板41の後端面から後方に直線状に延びる状態(即ち、上板41、連結部44及び閉塞板45が前後方向に一直線状に延びる状態)にしておく。そして、この状態の第1シールド体5を、フード部12の内部空間を通過させて、通信用端子収容部11aの上述した矩形筒状のスリットに、前方から挿入する。具体的には、上板41(及び上板41から前後方向に直線状に延びる連結部44及び閉塞板45)、及び、左右一対の側板42が貫通スリット15に挿入され、下板43が有底スリット16に挿入される。
この挿入は、下板43の後端面が有底スリット16の底面に接触するまで継続される。挿入が完了した状態では、図6(a)に示すように、連結部44及び閉塞板45が貫通スリット15を貫通して通信用端子収容部11aの後端面より後方に位置し、上板41及び一対の側板42が貫通スリット15に固定され、下板43が有底スリット16に固定されている。挿入が完了した後、連結部44を下方に屈曲して閉塞板45を垂下させて、閉塞板45の係止突起48と左右一対の側板42の係止孔49とを係合させる。ここで、連結部44が貫通空間46を有することで、連結部44の屈曲が容易となる。これにより、図2に示すように、第1シールド体5のハウジング2への組み付けが完了する。
次いで、第2シールド体6について説明する。第2シールド体6は、第1シールド体5の一部を覆うように配置されることで、上述した「第1シールド体5による、外部の電磁ノイズから複数の通信用端子3を保護する機能」を補強する機能を果たす。第2シールド体6も、第1シールド体5と同様、一枚の金属板に対して所定のプレス加工及び曲げ加工等を施すことによって形成される。
第2シールド体6は、特に図3に示すように、矩形平板状の上壁51と、上壁51の左右側縁から垂下する一対の矩形平板状の側壁52と、上壁51の後側縁から垂下する矩形平板状の後壁53と、を備える。後壁53には、後壁53の左右側縁の下端部から前方へ延びる一対の係止片54が設けられている。一対の係止片54にそれぞれ設けられた係止凸部55と、一対の側壁52にそれぞれ設けられた係止孔56と、が係合することで、後壁53が一対の側壁52に対して係止されている。
ただし、係止凸部55と係止孔56との間に、第2シールド体6の製造上の公差などに起因する僅かな隙間が存在する場合、後壁53が、後壁53と上壁51との連結部P(図3(c)参照)を支点として前後方向に僅かに揺動し得る。
後壁53の下端面の左右方向両端部からは、一対の棒状のアース部57が下方に向けて延びている。一対の側壁52の下端面の係止孔56の直下に位置する箇所からは、一対の棒状のアース部58が下方に向けて延びている。一対のアース部47、及び一対のアース部58は、回路基板7の上面に形成されたアース用の導体パターン(図示省略)にハンダを介して接続される機能を果たす。
後壁53の前面における下端部近傍の左右方向中央箇所には、前方へ突出する凸部59が設けられている(特に、図3(c)参照)。凸部59を設けたことによる作用・効果については後述する。後壁53の後面における左右方向両端部には、上下方向に延びる一対の突条61が形成されている。一対の突条61を設けることにより、後壁53の強度が高められて後壁53が変形し難くなる。
第2シールド体6の外周面の複数箇所(具体的には、上壁51の左右方向中央部の2箇所、及び、左右の側壁52それぞれの上下方向中央部の1箇所、合計4箇所)にはそれぞれ、ハウジング2の複数の係止凹部17に対応して、係止凸部62が設けられている。
第2シールド体6は、図2及び図6(a)に示すように、上壁51及び一対の側壁52を、ハウジング2の通信用端子収容部11aの外周面に後方から外挿することで、通信用端子収容部11aにワンタッチで組み付けられ、保持される。この外挿は、第2シールド体6の複数の係止凸部62が通信用端子収容部11aの複数の係止凹部17に係止されるまで継続される。
第2シールド体6の通信用端子収容部11aへの組み付け完了状態では、第2シールド体6は、図6(a)に示すように、複数の通信用端子3を覆う第1シールド体5における少なくとも通信用端子収容部11aの後端面から突出する部分を覆っている。よって、第2シールド体6は、少なくとも、連結部44の貫通空間46、及び、閉塞板45と一対の側板42との間に発生し得る上述した隙間を塞ぐように配置されている。これにより、第2シールド体6が第1シールド体5の一部を覆わない態様と比べ、第1シールド体5及び2シールド体6の全体としての電磁波遮蔽性能が向上している。
更に、第2シールド体6の通信用端子収容部11aへの組み付け完了状態では、図6(b)に示すように、後壁53に設けられた凸部59が第1シールド体5の閉塞板45に押圧接触している。換言すれば、後壁53が閉塞板45から後向きに押圧され、閉塞板45が後壁53から前向きに押圧されている。このため、閉塞板45及び後壁53の双方の前後方向への上述した揺動が規制される。この結果、第2シールド体6のアース部57及びアース部58の前後方向の間隔L(図3(c)参照)が一定に維持され、且つ、第2シールド体6のアース部57及び第1シールド体5のアース部47の相対位置関係も一定に維持される。
このように、第2シールド体6の通信用端子収容部11aへの組み付けが完了すると、コネクタ1の組み付けが完了し、図1に示すコネクタ1が得られる。組み付けが完了したコネクタ1は、図4及び図5に示すように、回路基板7の上面に実装される。具体的には、まず、ハウジング2に保持されている各電力用端子4の基板接続部32を回路基板7に形成された対応するスルーホールにそれぞれ挿入し、ハウジング2に保持されている第1シールド体5の一対のアース部47、並びに、ハウジング2に保持されている第2シールド体6の一対のアース部57及び一対のアース部58を、回路基板7に形成された対応するアース用のスルーホールにそれぞれ挿入する。ここで、第2シールド体6のアース部57及びアース部58の前後方向の間隔L(図3(c)参照)、並びに、第2シールド体6のアース部57及び第1シールド体5のアース部47の相対位置関係が一定に維持されているため、複数のアース部47,57,58を回路基板7の対応するそれぞれのスルーホールに挿入する作業が容易となる。
次いで、ハウジングの一対の位置決め用突起18(図5及び図6(a)参照)を、回路基板7の一対の位置決め孔(図示省略)に挿通させて、回路基板7に対するコネクタ1の位置決めを行うと共に、コネクタ1を回路基板7の上に載置する。これにより、ハウジング2に保持されている各通信用端子3の基板接続部23が、回路基板7の上面に形成された対応する導体パターン(図示省略)にそれぞれ載置された状態となる。
次いで、ハウジング2における端子収容部11の左右両端部に設けられた一対の固定部19に連通されたボルト孔19aに挿通された一対のボルト(図示省略)を利用して、回路基板7に対してコネクタ1を締結固定する。次いで、各通信用端子3の基板接続部23、各電力用端子4の基板接続部32、第1シールド体5の一対のアース部47、並びに、第2シールド体6の一対のアース部57及び一対のアース部58を、回路基板7の対応する導体パターンに対してそれぞれハンダ付けする。以上より、コネクタ1の回路基板7への実装が完了し、コネクタ付き基板8が完成する(図4参照)。これにより、第1シールド体5および第2シールド体6が有するアース部47,57,58を通じ、シールド部材が捕集した電磁波に起因する電流を、回路基板7を介してシールド部材の外部に適正に放出できる。したがって、第1シールド体5および第2シールド体6による電磁波遮蔽性能が向上する。
以上、本実施形態に係るコネクタ1(及びコネクタ付き基板8)によれば、信号伝送のための通信用端子3がハウジング2に保持される。ここで、通信用端子3は、第1シールド体5と、第1シールド体5の少なくとも一部を覆う第2シールド体6と、の積層構造を有するシールド部材によって多層的に覆われる。そのため、上述した従来のコネクタのように単一のシールドケースで通信用端子3を覆う場合に比べ、シールド部材に隙間(貫通空間)が生じ難く、コネクタ1の外部から通信用端子3に向かう電磁波が適正に遮蔽され得る。よって、コネクタ1は、適正な信号伝送を行い得る。更に、第1シールド体5が有するアース部47および第2シールド体6が有するアース部57,58を通じ、シールド部材が捕集した電磁波に起因する電流をシールド部材の外部に適正に放出できる。したがって、本実施形態に係るコネクタ1は、通信の信頼性を向上可能である。
更に、上記実施形態に係るコネクタ1によれば、第1シールド体5が有する本体部(上板41)と板状部(閉塞板45)との間において屈曲している連結部44に、第1シールド体5の内外を連通する貫通空間46が設けられる。このような貫通空間46を設けることで連結部44の屈曲が容易になるため、第1シールド体5をハウジング2に組み付ける作業の作業性が向上する。更に、第1シールド体5の貫通空間46が第2シールド体6によって塞がれるため、貫通空間46が電磁波遮蔽性能を低減させる原因となり難い。
更に、上記実施形態に係るコネクタ1によれば、第2シールド体6が有する凸部59が、第1シールド体5に押圧接触された状態にて、第1シールド体5と第2シールド体6とが組み付けられる。そのため、第1シールド体5と第2シールド体6との間のガタツキが抑制され、第1シールド体5のアース部47および第2シールド体6のアース部57,58同士の間隔を、設計通りの大きさに維持できる。その結果、実際にコネクタ1を回路基板7に実装する際、複数のアース部47,57,58を回路基板7の対応するそれぞれのスルーホールに挿入する作業が容易になり、所定の導体パターンに適正に接続できる。よって、コネクタ1を回路基板7に実装する作業の作業性を向上できる。
更に、本実施形態に係るコネクタ1によれば、通信用端子3と、電力伝送のための電力用端子4と、がともにハウジング2に保持される。このように通信用端子3と電力用端子4とが近接配置される場合であっても、電力用端子4から通信用端子3に向けて放たれる電磁波をシールド部材によって適正に遮蔽することで、通信の信頼性を向上できる。更に、通信用のコネクタと非通信用のコネクタとを個別に製造する必要がなく、1回の実装作業で通信用端子3及び電力用端子4の双方を回路基板7の導体パターンに接続できる。
<他の態様>
なお、本発明は上記各実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用できる。例えば、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、上記実施形態では、第2シールド体6の後壁53が有する前方へ突出する凸部59が、第1シールド体5の閉塞板45に押圧接触している。これに対し、第1シールド体5の閉塞板45が有する後方へ突出する凸部が、第2シールド体6の後壁53に押圧接触していてもよい。
更に、上記実施形態では、通信用端子3と、非通信用端子としての電力用端子4と、がコネクタ1に設けられている。しかし、通信用端子3のみがコネクタ1に設けられてもよい。また、非通信用端子として、電力用端子4以外の端子がコネクタ1に設けられてもよい。
ここで、上述した本発明に係るコネクタ1及びコネクタ付き基板8の実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[5]に簡潔に纏めて列記する。
[1]
回路基板(7)に電気的に接続されて信号伝送に用いられる通信用端子(3)と、ノイズ低減用のシールド部材(5,6)と、を備える基板実装型のコネクタ(1)であって、
前記シールド部材は、
前記通信用端子(3)を取り囲むように配置される第1シールド体(5)と、前記第1シールド体(5)の少なくとも一部を覆う第2シールド体(6)と、によって前記通信用端子(3)を多層的に覆う積層構造を有し、
前記第1シールド体(5)及び前記第2シールド体(6)の各々は、
前記回路基板(7)が有する導体パターンに接続可能なアース部(47,57,58)を有する、
基板実装型のコネクタ(1)。
[2]
上記[1]に記載のコネクタ(1)であって、
前記通信用端子(3)を保持するハウジング(2)を、更に備え、
前記第1シールド体(5)は、
前記ハウジング(2)に保持される本体部(41)と、前記本体部(41)から梁状に延びるとともに前記本体部(41)に対して屈曲される連結部(44)と、前記連結部(44)に繋がる板状部(45)と、を有するとともに、当該第1シールド体(5)の内外を連通する貫通空間(46)を前記連結部(44)に隣接するように画成し、
前記第2シールド体(6)は、
前記貫通空間(46)を塞ぐように配置される、
基板実装型のコネクタ(1)。
[3]
上記[1]又は上記[2]に記載のコネクタ(1)において、
前記第1シールド体(5)及び前記第2シールド体(6)の一方は、
前記第1シールド体(5)及び前記第2シールド体(6)の他方に向けて突出する凸部(59)を有し、前記凸部(59)を前記他方に押圧接触させた状態にて前記他方に組み付けられる、
基板実装型のコネクタ(1)。
[4]
上記[1]〜上記[3]の何れか一つに記載のコネクタ(1)であって、
信号伝送以外に用いられる非通信用端子(5)を、更に備える、
基板実装型のコネクタ(1)。
[5]
上記[1]〜上記[4]の何れか一つに記載の基板実装型のコネクタ(1)と、前記コネクタ(1)が実装される回路基板(7)と、を備え、
前記通信用端子(3)、並びに、前記第1シールド体(5)及び前記第2シールド体(6)の各々が有する前記アース部(47,57,58)が、前記回路基板(7)が有する前記導体パターンに電気的に接続されている、
コネクタ付き基板(8)。
1 基板実装型のコネクタ
2 ハウジング
3 通信用端子
4 電力用端子(非通信用端子)
5 第1シールド体(シールド部材)
6 第2シールド体(シールド部材)
7 回路基板
8 コネクタ付き基板
41 上板(本体部)
44 連結部
45 閉塞板(板状部)
46 貫通空間
47 アース部
57 アース部
58 アース部
59 凸部

Claims (5)

  1. 回路基板に電気的に接続されて信号伝送に用いられる通信用端子と、ノイズ低減用のシールド部材と、を備える基板実装型のコネクタであって、
    前記シールド部材は、
    前記通信用端子を取り囲むように配置される第1シールド体と、前記第1シールド体の少なくとも一部を覆う第2シールド体と、によって前記通信用端子を多層的に覆う積層構造を有し、
    前記第1シールド体及び前記第2シールド体の各々は、
    前記回路基板が有する導体パターンに接続可能なアース部を有する、
    基板実装型のコネクタ。
  2. 請求項1に記載のコネクタであって、
    前記通信用端子を保持するハウジングを、更に備え、
    前記第1シールド体は、
    前記ハウジングに保持される本体部と、前記本体部から梁状に延びるとともに前記本体部に対して屈曲される連結部と、前記連結部に繋がる板状部と、を有するとともに、当該第1シールド体の内外を連通する貫通空間を前記連結部に隣接するように画成し、
    前記第2シールド体は、
    前記貫通空間を塞ぐように配置される、
    基板実装型のコネクタ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のコネクタにおいて、
    前記第1シールド体及び前記第2シールド体の一方は、
    前記第1シールド体及び前記第2シールド体の他方に向けて突出する凸部を有し、前記凸部を前記他方に押圧接触させた状態にて前記他方に組み付けられる、
    基板実装型のコネクタ。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか一項に記載のコネクタであって、
    信号伝送以外に用いられる非通信用端子を、更に備える、
    基板実装型のコネクタ。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の基板実装型のコネクタと、前記コネクタが実装される回路基板と、を備え、
    前記通信用端子、並びに、前記第1シールド体及び前記第2シールド体の各々が有する前記アース部が、前記回路基板が有する前記導体パターンに電気的に接続されている、
    コネクタ付き基板。
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