JP2021046831A - 動力伝達装置の潤滑油供給構造 - Google Patents

動力伝達装置の潤滑油供給構造 Download PDF

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Abstract

【課題】オイルポンプから各要素へ供給する潤滑油の過剰供給を抑制可能とする動力伝達装置の潤滑油供給構造を提供すること。【解決手段】一端に油供給口21を有し、他端側に接続されたオイルポンプ30から送出される潤滑油を伝搬する油供給管20と、軸方向の一端が油供給管20の一端に対して回転可能に接続されたシャフト10と、を備え、シャフト10は、当該シャフト10が油供給管20に対して回転している際、常時、油供給口21と連通した状態となるように配設される第1油取入口11aと、間欠的に、油供給口21と連通した状態となるように配設される第2油取入口12aとを有している動力伝達装置の潤滑油供給構造。【選択図】図1

Description

本開示は、動力伝達装置の潤滑油供給構造に関する。
従来、シャフト内に油路を形成した動力伝達装置の潤滑油供給構造が知られている。
この種の動力伝達装置の潤滑油供給構造においては、典型的には、エンジンで生成された動力を利用して、オイルポンプを動作させる。そして、潤滑油は、オイルポンプからシャフト内の油路に送出され、当該シャフト内の油路を介して、動力伝達装置に設けられたギヤやベアリングなどの各要素に供給される(例えば、特許文献1を参照)。
特開2018−063038号公報
ところで、従来技術に係る動力伝達装置の潤滑油供給構造においては、エンジンで動力が連続的に生成されており、オイルポンプが、当該エンジンの動作と連動するため、当該オイルポンプからは、潤滑油が、各要素に連続的に供給される構成となっている。
その故、当該潤滑油供給構造においては、少量の潤滑油で足りる要素に対しても潤滑油が多量に供給されており、供給過剰な状態が発生している。そして、このような状態は、オイルポンプにおける機械損失の増大を招いており、燃費悪化の要因となっている。
そこで、本開示は、上記問題点に鑑みてなされたもので、オイルポンプから各要素へ供給する潤滑油の過剰供給を抑制可能とする動力伝達装置の潤滑油供給構造を提供することを目的とする。
前述した課題を解決する主たる本開示は、
一端に油供給口を有し、他端側に接続されたオイルポンプから送出される潤滑油を伝搬する油供給管と、
軸方向の一端が前記油供給管の前記一端に対して回転可能に接続されたシャフトと、
を備え、
前記シャフトは、
当該シャフトの前記一端に形成された第1油取入口を介して、前記油供給口から供給される前記潤滑油を取り入れ、当該シャフトの側壁に形成された第1排出口に向かって通流させる第1油路と、
当該シャフトの前記一端に形成された第2油取入口を介して、前記油供給口から供給される前記潤滑油を取り入れ、当該シャフトの側壁に形成された第2排出口に向かって通流させる第2油路と、を有し、
前記第1油取入口と前記第2油取入口とは、前記シャフトの径方向に離間して配設され、
前記第1油取入口は、前記シャフトが前記油供給管に対して回転している際、常時、前記油供給口と連通した状態となるように配設され、
前記第2油取入口は、前記シャフトが前記油供給管に対して回転している際、間欠的に、前記油供給口と連通した状態となるように配設されている、
動力伝達装置の潤滑油供給構造である。
本開示に係る動力伝達装置の潤滑油供給構造によれば、オイルポンプから各要素へ供給する潤滑油の過剰供給を抑制することができる。
一実施形態に係る動力伝達装置の潤滑油供給構造構成を示す図 一実施形態に係る動力伝達装置において、カムシャフトの端部に形成された第1油取入口及び第2油取入口の配設位置と、油供給管の油供給口の配設位置の位置関係を示す図 一実施形態に係る動力伝達装置において、カムシャフトの端部に形成された第1油取入口及び第2油取入口の配設位置と、油供給管の油供給口の配設位置の位置関係を示す図
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施形態について詳細に説明する。尚、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
尚、以下では、本開示に係る動力伝達装置の潤滑油供給構造を、車両のエンジンのバルブ開閉機構として配設されるカムシャフトに適用した一例について説明する。
図1は、本実施形態に係る動力伝達装置の潤滑油供給構造Uの構成を示す図である。尚、図1は、カムシャフト10の長手方向に沿って切断して見た断面図に相当する。
動力伝達装置の潤滑油供給構造Uは、カムシャフト10、油供給管20、及びオイルポンプ30を備えている。
カムシャフト10は、例えば、エンジンにおける直列に配置された三つの気筒に渡って延在している。そして、カムシャフト10は、自身の軸方向の一端側(以下、「第1端部」と称する)が油供給管20に接続され、自身の軸方向の他端側(以下、「第2端部」と称する)がタイミングベルト60に接続されている。
カムシャフト10は、第2端部側に接続されたタイミングベルト60を介して伝達されるエンジンのクランクシャフト(図示せず)からの外力により、クランクシャフトの回転と連動して回転する。
カムシャフト10の外周には、当該カムシャフト10の軸方向に沿って、複数のカム部15、及び複数のジャーナル部14が、当該カムシャフト10と一体的に設けられている。ジャーナル部14は、エンジンのシリンダヘッドに設けられたジャーナル軸受40に軸支されている。又、カム部15は、ロッカーアーム(図示せず)のローラ50と当接するように配設されている。そして、カム部15は、カムシャフト10の回転に伴って、ローラ50を介して、バルブスプリング(図示せず)を付勢し、これによりバルブ(図示せず)の開閉状態を変化させる。
カムシャフト10は、第1端部側において、油供給管20に対して、回転可能に接続されている。尚、カムシャフト10は、第1端部にベアリング部13を有し、油供給管20は、当該ベアリング部13にて、カムシャフト10に回転可能に支持されている。これより、カムシャフト10は、油供給管20の外周を、自身の軸方向回りに回転する。
オイルポンプ30は、エンジンのクランクシャフト(図示せず)の回転に伴って伝達された駆動力により駆動し、エンジン内の潤滑油貯留部(図示せず)から潤滑油を吸入して油供給管20に圧送する。
油供給管20は、カムシャフト10の第1端部に接続された油供給口21と、オイルポンプ30に接続された油流入口22と、を有している。そして、油供給管20は、オイルポンプ30から送出される潤滑油をカムシャフト10に伝搬する。
ここで、油供給管20の油供給口21は、カムシャフト10の第1端部において、カムシャフト10の回転中心に対して、カムシャフト10の径方向に偏位した位置に接続されている(図2A、図2Bを参照)。これにより、カムシャフト10が回転した際、後述するカムシャフト10内の第2油路12と連通した状態となるタイミングは、間欠的なものとなる。
次に、カムシャフト10内に形成された油路構造の詳細について、説明する。
図2A、図2Bは、カムシャフト10の端部に形成された第1油取入口11a及び第2油取入口12aの配設位置と、油供給管20の油供給口21の配設位置の位置関係を示す図である。尚、図2Aは、カムシャフト10が、第1回転位相位置に存在するときの状態を表し、図2Bは、カムシャフト10が、第2回転位相位置に存在するときの状態を表している。
カムシャフト10は、自身の内部に、自身の軸方向に沿って略平行に延在する第1油路11及び第2油路12を有している。尚、第1油路11及び第2油路12は、互いに非連通状態となるように形成されている。
第1油路11は、カムシャフト10の第1端部に形成された第1油取入口11a、及び、カムシャフト10の第1端部と第2端部との中間位置の側壁に形成された第1排出口11bを有している。そして、第1油路11は、第1油取入口11aを介して油供給管20の油供給口21から供給される潤滑油を取り入れ、第1排出口11bに向かって通流させる。
第1油取入口11aは、カムシャフト10の第1端部を軸方向に貫通するように形成され、油供給管20の油供給口21と対向するように配設されている。第1油取入口11aの形状は、円形状、楕円形状又は四角形状等、任意の形状であってよい(ここでは、円形状)。
第1排出口11bは、カムシャフト10の軸方向に沿って延在する第1油路11から、カムシャフト10の径方向に向かって分岐し、カムシャフト10の側壁及びジャーナル部14を貫通するように形成されている。そして、第1排出口11bは、例えば、第1油路11に圧送される潤滑油を、ジャーナル部14とジャーナル軸受40の間の領域に供給する。
第2油路12は、カムシャフト10の第1端部に形成された第2油取入口12a、及び、カムシャフト10の第1端部と第2端部との中間位置の側壁に形成された第2排出口12bを有している。そして、第2油路12は、第2油取入口12aを介して油供給管20の油供給口21から供給される潤滑油を取り入れ、第2排出口に向かって通流させる。
第2油取入口12aは、カムシャフト10の第1端部を軸方向に貫通するように形成され、油供給管20の油供給口21と対向するように配設されている。第2油取入口12aの形状は、円形状、楕円形状又は四角形状等、任意の形状であってよい(ここでは、円形状)。
第2排出口12bは、カムシャフト10の軸方向に沿って延在する第2油路12から、カムシャフト10の径方向に向かって分岐し、カムシャフト10の側壁及びカム部15を貫通するように形成されている。そして、第2排出口12bは、例えば、第2油路12に圧送される潤滑油を、カム部15とローラ50との間の領域に供給する。
ここで、第1油取入口11aと第2油取入口12aとは、互いに非連通状態となるように、カムシャフト10の径方向に離間して配設されている。
より詳細には、第1油取入口11aは、カムシャフト10の回転中心付近に配設されている。一方、第2油取入口12aは、カムシャフト10の回転中心に対してカムシャフト10の径方向に偏位した位置に配設されている。又、油供給管20の油供給口21は、カムシャフト10の回転中心に対してカムシャフト10の径方向に偏位した位置に配設されている。
かかる構成によって、カムシャフト10が油供給管20に対して回転している際、第1油取入口11aは、常時、油供給口21と連通した状態となる一方、第2油取入口12aは、間欠的に、油供給口21と連通した状態となる。第2油取入口12aは、例えば、カムシャフト10が油供給管20に対して1回転する間のうちの1/3回転分の時間帯にのみ、油供給口21と連通した状態となる。尚、図2Aは、第1油取入口11aのみが油供給口21と連通した状態を表している。図2Bは、第1油取入口11aと第2油取入口12aの両方が油供給口21と連通した状態を表している。
これによって、エンジンが動作している際、第1油路11には、多量の潤滑油を供給しつつ、第2油路12には、少量の潤滑油だけを供給することが可能となる。
又、第1油取入口11a及び第2油取入口12aの開口径は、それぞれ、第1排出口11bから外部(ここでは、ジャーナル部14とジャーナル軸受40の間の領域)に供給する潤滑油の供給量、及び、第2排出口12bから外部(ここでは、カム部15とローラ50との間の領域)に供給する潤滑油の供給量に基づいて設定されている。典型的には、第2油路12(第2排出口12b)から外部に供給する先の潤滑油を少量とするため、第2油取入口12aの開口径は、第1油取入口11aの開口径よりも小さい。又、ここでは、第1油路11の溝径は、第1油取入口11aの開口径と略同一に設定され、第2油路12の溝径は、第2油取入口12aの開口径と略同一に設定されている。
一般に、カムシャフト10が回転している間には、ジャーナル部14とジャーナル軸受40とが、強い摩擦力で常時接触した状態となる。一方、カム部15とロッカーアームのローラ50とが、強い摩擦力で接触した状態となるのは、カム部15が、バルブ(図示せず)に接続されたバルブスプリングを付勢するタイミングのみであるため、間欠的である。つまり、ジャーナル部14とジャーナル軸受40との間には多量の潤滑油が必要となる一方、カム部15とロッカーアームのローラ50との間には少量の潤滑油のみで十分である。
かかる観点から、本実施形態に係る動力伝達装置の潤滑油供給構造Uにおいては、第1油取入口11a及び第2油取入口12aそれぞれの開口径と、第1油取入口11a及び第2油取入口12aそれぞれと油供給口21との位置関係とを適切に設定し、油供給管20の油供給口21から第1油路11に供給する供給量については多量とし、油供給管20の油供給口21から第2油路12に供給する供給量については少量としている。
次に、本実施形態に係る動力伝達装置の潤滑油供給構造Uの作用について、説明する。
エンジンを始動した場合、エンジンの始動と同時にオイルポンプ30が駆動され、オイルポンプ30は、エンジン内の潤滑油貯留部から潤滑油を吸い上げ、油供給管20に対して圧送する。そして、オイルポンプ30から吐出された潤滑油は、油供給管20を経由して、カムシャフト10側に圧送される。
又、エンジンの始動に伴って、カムシャフト10も回転する。このとき、油供給管20の油供給口21は、第1油取入口11aと常に連通した状態となる。一方、油供給管20の油供給口21は、カムシャフト10が所定の回転位相位置のときにのみ、第2油取入口12aと連通した状態となる。即ち、油供給管20の油供給口21は、第2油取入口12aとは間欠的に連通した状態となる。これにより、油供給管20から供給される潤滑油は、第1油路11には常に供給される一方、第2油路12には間欠的に供給されることになる。
第1油路11に送出された潤滑油は、第1排出口11bを介して、ジャーナル部14とジャーナル軸受40との間の隙間領域に供給される。又、第2油路12に送出された潤滑油は、第2排出口12bを介して、カム部15とロッカーアームのローラ50との間の隙間領域に供給される。このように、油供給管20から、第1油取入口11a及び第2油取入口12aそれぞれに供給する潤滑油の油量を調整することで、第1排出口11bを介してジャーナル部14とジャーナル軸受40との間に供給される潤滑油の油量、及び、第2排出口12bを介してカム部15とロッカーアームのローラ50との間に供給される潤滑油の油量が調整されることになる。
尚、カム部15とロッカーアームのローラ50との間に供給された潤滑油、及び、ジャーナル部14とジャーナル軸受40との間に供給された潤滑油は、その後飛散して、エンジン内の潤滑油貯留部に戻ることになる。
[効果]
以上のように、本実施形態に係る動力伝達装置の潤滑油供給構造Uによれば、必要な潤滑油の供給量が多い側を第1油路(即ち、常時供給油路)11に設定し、必要な潤滑油の供給量が少ない側を第2油路(即ち、間欠供給油路)12に設定することによって、過剰に潤滑油を供給する状態を抑制することができる。これによって、オイルポンプ30の出力を低減することが可能であり、燃費を向上することができる。
又、第2油路12に対して潤滑油を供給する際には、非供給時の蓄圧を利用することができるため、オイルポンプ30の出力特性自体も、第1油路(即ち、常時供給油路)11に対して潤滑油を供給する際に必要となる出力特性と同程度のもので充足可能となる。つまり、本実施形態に係る動力伝達装置の潤滑油供給構造Uによれば、オイルポンプ30の小型化を図ることも可能である。
又、本実施形態に係る動力伝達装置の潤滑油供給構造Uにおいては、第1油取入口11a及び第2油取入口12aそれぞれの開口径と、第1油取入口11a及び第2油取入口12aそれぞれと油供給口21との位置関係とを、適切に設定することによって、オイルポンプ30自体に出力制御機能を保持させることなく、第1油路11及び第2油路12それぞれに供給する潤滑油の供給量の適正化を図ることが可能である。
[その他]
本発明は、上記実施形態に限らず、種々に変形態様が考えられる。
例えば、カムシャフト10は、筒状のシャフト本体と、シャフト本体の内部に配設された詰め物(例えば、発泡ゴム)と、によって構成されてもよい。この場合、詰め物に、上記した第1油路11及び第2油路12を形成すればよい。
又、カムシャフト10に形成する油路の個数は、2つに限らず、3つ以上であってもよい。
又、本発明に係る動力伝達装置の潤滑油供給構造Uは、車両のエンジンのバルブ開閉機構を構成するカムシャフト以外にも適用可能である。例えば、本発明に係る動力伝達装置の潤滑油供給構造Uは、エンジンのクランクシャフトに適用されてもよいし、変速機中のシャフトに適用されてもよい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、請求の範囲を限定するものではない。請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
本開示に係る動力伝達装置の潤滑油供給構造によれば、オイルポンプから各要素へ供給する潤滑油の過剰供給を抑制することができる。
U 潤滑油供給構造
10 カムシャフト
11 第1油路
11a 第1油取入口
11b 第1排出口
12 第2油路
12a 第2油取入口
12b 第2排出口
13 ベアリング部
14 ジャーナル部
15 カム部
20 油供給管
21 油供給口
22 油流入口
30 オイルポンプ
40 ジャーナル軸受
50 ローラ
60 タイミングベルト

Claims (5)

  1. 一端に油供給口を有し、他端側に接続されたオイルポンプから送出される潤滑油を伝搬する油供給管と、
    軸方向の一端が前記油供給管の前記一端に対して回転可能に接続されたシャフトと、
    を備え、
    前記シャフトは、
    当該シャフトの前記一端に形成された第1油取入口を介して、前記油供給口から供給される前記潤滑油を取り入れ、当該シャフトの側壁に形成された第1排出口に向かって通流させる第1油路と、
    当該シャフトの前記一端に形成された第2油取入口を介して、前記油供給口から供給される前記潤滑油を取り入れ、当該シャフトの側壁に形成された第2排出口に向かって通流させる第2油路と、を有し、
    前記第1油取入口と前記第2油取入口とは、前記シャフトの径方向に離間して配設され、
    前記第1油取入口は、前記シャフトが前記油供給管に対して回転している際、常時、前記油供給口と連通した状態となるように配設され、
    前記第2油取入口は、前記シャフトが前記油供給管に対して回転している際、間欠的に、前記油供給口と連通した状態となるように配設されている、
    動力伝達装置の潤滑油供給構造。
  2. 前記油供給口及び前記第2油取入口は、前記シャフトの回転中心に対して前記シャフトの径方向に偏位した位置に配設されている、
    請求項1に記載の動力伝達装置の潤滑油供給構造。
  3. 前記第2油取入口の開口径は、前記第1油取入口の開口径よりも小さい、
    請求項1又は2に記載の動力伝達装置の潤滑油供給構造。
  4. 前記第1油取入口及び前記第2油取入口の開口径は、それぞれ、前記第1排出口から外部に供給する前記潤滑油の供給量、及び、前記第2排出口から外部に供給する前記潤滑油の供給量に基づいて設定されている、
    請求項3に記載の動力伝達装置の潤滑油供給構造。
  5. 前記シャフトは、エンジンのバルブ開閉機構を構成するカムシャフトであり、
    前記第1排出口は、前記シャフトのジャーナル部に形成され、
    前記第2排出口は、前記シャフトのカム部に形成されている、
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載の動力伝達装置の潤滑油供給構造。
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