JP2021045780A - 接合方法 - Google Patents

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久司 堀
伸城 瀬尾
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伸城 瀬尾
宏介 山中
Kosuke Yamanaka
宏介 山中
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Abstract

【課題】支柱と蓋部材とを摩擦攪拌によって接合する際に、引抜き穴及び引抜き痕の発生を防ぐことができる接合方法を提供する。【解決手段】支柱段差部の段差側面17bと孔部4の孔壁4aとを突き合わせて第一突合せ部J1を形成するとともに、支柱段差部の段差底面17aと蓋部材3の裏面3bとを重ね合わせて第二突合せ部J2を形成する載置工程と、先端側ピン及び基端側ピンを第一突合せ部J1に挿入し、先端側ピンの外周面を支柱段差部及び蓋部材3に接触させるとともに、基端側ピンの外周面を蓋部材3の表面3aに接触させた状態で、摩擦攪拌を行った後、先端側ピンを傾斜台50の傾斜面50cに沿って昇るように移動させ、傾斜面50cの上側で先端側ピンを引抜く本接合工程と、本接合工程の後に、傾斜台50を除去する傾斜台除去工程と、を含むことを特徴とする。【選択図】図8

Description

本発明は、接合方法に関する。
金属部材同士を接合する技術として、摩擦攪拌接合が知られている。摩擦攪拌接合では、回転ツールに備えられた攪拌ピンを金属部材から引き抜く際に、引抜き穴が残ってしまうという課題がある。そこで、金属部材に引抜き穴が残らないようにする接合方法が知られている。例えば、特許文献1に係る接合方法では、攪拌ピンを移動させながら徐々に引き抜くことによって、引抜き痕を小さくする方法が開示されている。
特開2016−87649号公報
しかし、特許文献1の接合方法では、回転ツールを徐々に引き抜く際に、塑性化領域に引抜き痕が残ってしまうという課題がある。
そこで本発明は、支柱と蓋部材とを摩擦攪拌によって接合する際に、引抜き穴及び引抜き痕の発生を防ぐことができる接合方法を提供することを課題とする。
このような観点から、本発明は、支柱と、前記支柱の先端が挿入される孔部を有する蓋部材とを摩擦攪拌で接合する接合方法であって、摩擦攪拌で用いる回転ツールは、基端側ピンと、先端側ピンとを備え、前記基端側ピンのテーパー角度は、前記先端側ピンのテーパー角度よりも大きく、前記基端側ピンの外周面には階段状の段差部が形成されており、前記支柱の先端に段差底面と、当該段差底面から立ち上がる段差側面と、を有する支柱段差部を形成し、前記支柱段差部に近接するとともに、前記支柱の先端の表面から突出する傾斜台を形成する準備工程と、前記支柱に前記蓋部材を載置することにより、前記支柱段差部の段差側面と前記孔部の孔壁とを突き合わせて第一突合せ部を形成するとともに、前記支柱段差部の段差底面と前記蓋部材の裏面とを重ね合わせて第二突合せ部を形成する載置工程と、回転する前記先端側ピンを前記第一突合せ部に挿入し、前記先端側ピンの外周面を前記支柱段差部及び前記蓋部材に接触させるとともに、前記基端側ピンの外周面を前記蓋部材の表面に接触させた状態で、前記第一突合せ部に沿って前記回転ツールを移動させて摩擦攪拌を行った後、前記先端側ピンを前記傾斜台の傾斜面に沿って昇るように移動させ、前記傾斜面の上側で前記先端側ピンを引抜く本接合工程と、前記本接合工程の後に、前記傾斜台を除去する傾斜台除去工程と、を含むことを特徴とする。
また、本発明は、支柱と、前記支柱の先端が挿入される孔部を有する蓋部材とを摩擦攪拌で接合する接合方法であって、摩擦攪拌で用いる回転ツールは、基端側ピンと、先端側ピンとを備え、前記基端側ピンのテーパー角度は、前記先端側ピンのテーパー角度よりも大きく、前記基端側ピンの外周面には階段状の段差部が形成されており、前記支柱の先端に段差底面と、当該段差底面から立ち上がる段差側面と、を有する支柱段差部を形成し、前記蓋部材の孔部の孔壁に近接するとともに、前記蓋部材の表面から突出する傾斜台を形成する準備工程と、前記支柱に前記蓋部材を載置することにより、前記支柱段差部の段差側面と前記孔部の孔壁とを突き合わせて第一突合せ部を形成するとともに、前記支柱段差部の段差底面と前記蓋部材の裏面とを重ね合わせて第二突合せ部を形成する載置工程と、回転する前記先端側ピンを前記第一突合せ部に挿入し、前記先端側ピンの外周面を前記支柱段差部及び前記蓋部材に接触させるとともに、前記基端側ピンの外周面を前記蓋部材の表面に接触させた状態で、前記第一突合せ部に沿って前記回転ツールを移動させて摩擦攪拌を行った後、前記先端側ピンを前記傾斜台の傾斜面に沿って昇るようにして移動させ、前記傾斜面の上側で前記先端側ピンを引抜く本接合工程と、前記本接合工程の後に、前記傾斜台を除去する傾斜台除去工程と、を含むことを特徴とする。
係る接合方法によれば、摩擦攪拌接合を行った後、第一突合せ部とは別の位置に設けられた傾斜台で攪拌ピンを引き抜くことができる。また、傾斜台は支柱又は蓋部材から切除することができる。これにより、引抜き穴及び引抜き痕の発生を防ぐことができる。また、かかる接合方法によれば、テーパー角度の大きい基端側ピンの外周面を蓋部材の表面に接触させた状態で摩擦攪拌を行うため、バリの発生を抑制することができる。
本発明に係る接合方法によれば、引抜き穴及び引抜き痕の発生を防ぐことができる。
本発明の実施形態に係る回転ツールを示す側面図である。 回転ツールの拡大断面図である。 回転ツールの第一変形例を示す断面図である。 回転ツールの第二変形例を示す断面図である。 回転ツールの第三変形例を示す断面図である。 本発明の第一実施形態に係る接合方法の準備工程を示す斜視図である。 第一実施形態に係る接合方法の準備工程を示す支柱の上面図である。 第一実施形態に係る接合方法の載置工程を示す断面図である。 第一実施形態に係る接合方法の本接合工程を示す斜視図である。 第一実施形態に係る接合方法の本接合工程を示す断面図である。 第一実施形態に係る接合方法の本接合工程を示す支柱の上面図である。 本発明の第二実施形態に係る接合方法の準備工程を示す斜視図である。 第二実施形態に係る接合方法の本接合工程を示す斜視図である。 第二実施形態に係る接合方法の本接合工程を示す支柱の上面図である。 本発明の第三実施形態に係る接合方法の本接合工程を示す斜視図である。 本発明の第一変形例に係る斜視図である。 本発明の第二変形例に係る斜視図である。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら説明する。まずは、本実施形態に係る接合方法で用いる回転ツールについて説明する。回転ツールは、摩擦攪拌接合に用いられるツールである。図1に示すように、回転ツールFは、例えば工具鋼で形成されており、基軸部F1と、基端側ピンF2と、先端側ピンF3とで主に構成されている。基軸部F1は、円柱状を呈し、摩擦攪拌装置の主軸に接続される部位である。
基端側ピンF2は、基軸部F1に連続し、先端に向けて先細りになっている。基端側ピンF2は、円錐台形状を呈する。基端側ピンF2のテーパー角度Aは適宜設定すればよいが、例えば、135〜160°になっている。テーパー角度Aが135°未満であるか、又は、160°を超えると摩擦攪拌後の接合表面粗さが大きくなる。テーパー角度Aは、後記する先端側ピンF3のテーパー角度Bよりも大きくなっている。図2に示すように、基端側ピンF2の外周面には、階段状のピン段差部F21が高さ方向の全体に亘って形成されている。ピン段差部F21は、右回り又は左回りで螺旋状に形成されている。つまり、ピン段差部F21は、平面視して螺旋状であり、側面視すると階段状になっている。本第一実施形態では、回転ツールFを右回転させるため、ピン段差部F21は基端側から先端側に向けて左回りに設定している。
なお、回転ツールFを左回転させる場合は、ピン段差部F21を基端側から先端側に向けて右回りに設定することが好ましい。これにより、ピン段差部F21によって塑性流動材が先端側に導かれるため、被接合金属部材の外部に溢れ出る金属を低減することができる。ピン段差部F21は、段差底面F21aと、段差側面F21bとで構成されている。隣り合うピン段差部F21の各頂点F21c,F21cの距離X1(水平方向距離)は、後記する段差角度C及び段差側面F21bの高さY1に応じて適宜設定される。
段差側面F21bの高さY1は適宜設定すればよいが、例えば、0.1〜0.4mmで設定されている。高さY1が0.1mm未満であると接合表面粗さが大きくなる。一方、高さY1が0.4mmを超えると接合表面粗さが大きくなる傾向があるとともに、有効段差部数(被接合金属部材と接触しているピン段差部F21の数)も減少する。
段差底面F21aと段差側面F21bとでなす段差角度Cは適宜設定すればよいが、例えば、85〜120°で設定されている。段差底面F21aは、本実施形態では水平面と平行になっている。段差底面F21aは、ツールの回転中心軸から外周方向に向かって水平面に対して−5°〜15°内の範囲で傾斜していてもよい(マイナスは水平面に対して下方、プラスは水平面に対して上方)。距離X1、段差側面F21bの高さY1、段差角度C及び水平面に対する段差底面F21aの角度は、摩擦攪拌を行う際に、塑性流動材がピン段差部F21の内部に滞留して付着することなく外部に抜けるとともに、段差底面F21aで塑性流動材を押えて接合表面粗さを小さくすることができるように適宜設定する。
図1に示すように、先端側ピンF3は、基端側ピンF2に連続して形成されている。先端側ピンF3は円錐台形状を呈する。先端側ピンF3の先端は回転中心軸に対して垂直な平坦面F4になっている。先端側ピンF3のテーパー角度Bは、基端側ピンF2のテーパー角度Aよりも小さくなっている。図2に示すように、先端側ピンF3の外周面には、螺旋溝F31が刻設されている。螺旋溝F31は、右回り、左回りのどちらでもよいが、本第一実施形態では回転ツールFを右回転させるため、基端側から先端側に向けて左回りに刻設されている。
なお、回転ツールFを左回転させる場合は、螺旋溝F31を基端側から先端側に向けて右回りに設定することが好ましい。これにより、螺旋溝F31によって塑性流動材が先端側に導かれるため、被接合金属部材の外部に溢れ出る金属を低減することができる。螺旋溝F31は、螺旋底面F31aと、螺旋側面F31bとで構成されている。隣り合う螺旋溝F31の頂点F31c,F31cの距離(水平方向距離)を長さX2とする。螺旋側面F31bの高さを高さY2とする。螺旋底面F31aと、螺旋側面F31bとで構成される螺旋角度Dは例えば、45〜90°で形成されている。螺旋溝F31は、被接合金属部材と接触することにより摩擦熱を上昇させるとともに、塑性流動材を先端側に導く役割を備えている。
回転ツールFは、適宜設計変更が可能である。図3は、本発明の回転ツールの第一変形例を示す側面図である。図3に示すように、第一変形例に係る回転ツールFAでは、ピン段差部F21の段差底面F21aと段差側面F21bとのなす段差角度Cが85°になっている。段差底面F21aは、水平面と平行である。このように、段差底面F21aは水平面と平行であるとともに、段差角度Cは、摩擦攪拌中にピン段差部F21内に塑性流動材が滞留して付着することなく外部に抜ける範囲で鋭角としてもよい。
図4は、本発明の回転ツールの第二変形例を示す側面図である。図4に示すように、第二変形例に係る回転ツールFBでは、ピン段差部F21の段差角度Cが115°になっている。段差底面F21aは水平面と平行になっている。このように、段差底面F21aは水平面と平行であるとともに、ピン段差部F21として機能する範囲で段差角度Cが鈍角となってもよい。
図5は、本発明の回転ツールの第三変形例を示す側面図である。図5に示すように、第三変形例に係る回転ツールFCでは、段差底面F21aがツールの回転中心軸から外周方向に向かって水平面に対して10°上方に傾斜している。段差側面F21bは、鉛直面と平行になっている。このように、摩擦攪拌中に塑性流動材を押さえることができる範囲で、段差底面F21aがツールの回転中心軸から外周方向に向かって水平面よりも上方に傾斜するように形成されていてもよい。上記の回転ツールの第一〜第三変形例によっても、下記の実施形態と同等の効果を奏することができる。
[第一実施形態]
本発明の実施形態に係る接合方法について、図面を参照して詳細に説明する。図6に示すように、本実施形態の接合方法は、支柱15と蓋部材3を接合するものであるが、ここでは、支柱15を備えた本体2と、蓋部材3とを接合して中空容器を製造する場合を例示する。本発明は、支柱と蓋部材とを接合する接合方法であって、支柱の形状や蓋部材の形状、用途等は特に制限されるものではない。
本実施形態の接合方法は、本体2と、蓋部材3とを摩擦攪拌接合して中空容器1を製造するものである。なお、以下の説明における「表面」とは、「裏面」の反対側の面という意味である。
本実施形態に係る接合方法は、準備工程と、載置工程と、本接合工程と、傾斜台除去工程とを行う。準備工程は、本体2と蓋部材3とを準備する工程である。本体2は、底部10と、周壁部11と、複数の支柱15と、で主に構成されている。本体2は、摩擦攪拌接合可能な金属で形成されており、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金、銅、銅合金、マグネシウム、マグネシウム合金、チタン、チタン合金等で形成されている。本体2は、本実施形態ではアルミニウム合金で形成されている。本体2は、例えば、JISH5302 ADC12(Al-Si-Cu系)等のアルミニウム合金鋳造材で形成してもよい。
図6に示すように、底部10は、平面視矩形を呈する板状部材である。周壁部11は、底部10の周縁部から矩形枠状に立ち上がる壁部である。周壁部11の内周縁には周壁段差部12が形成されている。周壁段差部12は、段差底面12aと、段差底面12aから立ち上がる段差側面12bとで構成されている。図8に示すように、段差側面12bは、段差底面12aから開口部に向かって外側に広がるように傾斜している。段差側面12bの傾斜角度βは適宜設定すればよいが、例えば、鉛直面に対して3°〜30°になっている。傾斜角度βは、図1に示す回転ツールFの先端側ピンF3の傾斜角度αと同一となるように設定している。底部10及び周壁部11で凹部13が形成されている。
図6に示すように、支柱15は、底部10から垂直に立ち上がっている。支柱15の本数は特に制限がされないが、本実施形態では4本形成されている。また、支柱15の形状は本実施形態では円柱状になっているが、角柱など他の形状であってもよい。支柱15の先端には突出部16が形成されている。突出部16の形状は特に制限されないが、本実施形態では円錐台状になっている。突出部16の傾斜台50を除いた高さは、蓋部材3の板厚よりも小さくなっている。
突出部16が形成されることにより、支柱15の先端には支柱段差部17が形成されている。支柱段差部17は、段差底面17aと、段差底面17aから立ち上がる段差側面17bとで構成されている。段差底面17aは、周壁段差部12の段差底面12aと同じ高さ位置に形成されている。段差側面17bの高さ寸法は、蓋部材3の板厚よりも小さくなっている。段差側面17bは、先端に向かうにつれて先細りとなるように、かつ孔壁4aから離間するように傾斜している。段差側面17bの傾斜角度γは、適宜設定すればよいが、本実施形態では図1に示す回転ツールFの先端側ピンF3の傾斜角度αと同一となるように設定している。
蓋部材3は、本体2の開口部を封止する板状部材である。蓋部材3は、周壁段差部12に載置される大きさになっている。蓋部材3の板厚は、段差側面12bの高さよりも大きくなっている。蓋部材3には、支柱15と対応する位置に孔部4が形成されている。孔部4は突出部16が嵌め合わされるように形成されている。蓋部材3は、本体2と同じ材料であってもよいし、異なる材料であってもよい。本実施形態では、蓋部材3はアルミニウム合金で形成されている。蓋部材3は、例えば、JIS A1050,A1100,A6063等のアルミニウム合金展伸材で形成してもよい。
図6及び図7に示すように、各支柱15の突出部16の先端面16aには、支柱段差部17に近接するように傾斜台50が形成されている。傾斜台50は、傾斜台側面50a、傾斜台側面50bと、傾斜面50cとで構成されている。傾斜台側面50a,50bは、先端面16aから垂直に立ち上がり、これにより先端面16aから突出している。傾斜台側面50aは、本接合工程の際に、回転ツールFと干渉しないように、先端面16aの外周縁から内側に離間する位置に形成されている。傾斜面50cは、平面視円弧状を呈し、周方向に進むにつれて徐々に上方に傾斜する面になっている。傾斜台50は、回転ツールFを傾斜面50cに沿って上昇させて後記する終了位置Epまで移動させた場合に、突出部16の先端面16aに回転ツールFによる引抜き穴及び引抜き痕が残らない程度の厚さ(高さ)を有することが好ましい。すなわち、傾斜台50は、傾斜面50cの下端から上端に向かうにつれて厚みを増していくが、少なくとも先端側ピンF3が傾斜台50に挿入される深さよりも厚みを有する部位を持つ形状であることが好ましい。
載置工程は、図8に示すように、本体2に蓋部材3を載置する工程である。載置工程では、段差底面12aに蓋部材3の裏面3bを載置する。段差側面12bと蓋部材3の外周側面3cとが突き合わされて突合せ部J11が形成される。また、段差底面12aと、蓋部材3の裏面3bとが突き合わされて突合せ部J12が形成される。
また、載置工程によって孔部4の孔壁4aと支柱段差部17の段差側面17bとが突き合わされて第一突合せ部J1が形成される。第一突合せ部J1は、孔壁4aと支柱段差部17の段差側面17bとが断面略V字状の隙間をあけて突き合わされる場合を含み得る。さらに、蓋部材3の裏面3bと支柱段差部17の段差底面17aとが突き合わされて第二突合せ部J2が形成される。
本接合工程は、図9及び図10に示すように、回転ツールFを用いて、突合せ部J11及び第一突合せ部J1を摩擦攪拌接合する工程である。本接合工程では、突合せ部J11については、回転させた回転ツールFの先端側ピンF3を挿入し、先端側ピンF3の外周面を本体2と蓋部材3とに接触させ、基端側ピンF2の外周面を蓋部材3に接触させて、突合せ部J11をなぞるようにして摩擦攪拌接合を行う(図示省略)。
また、本接合工程では、図9及び図10に示すように、第一突合せ部J1に対して摩擦攪拌接合を行う。本接合工程では、開始位置Spから突出部16を一周させて中間点S1までの本工程と、中間点S1から終了位置Epまでの離脱工程とを行う。
本工程では、蓋部材3の表面3aに設定した開始位置Spに右回転した先端側ピンF3を挿入し、突出部16に対して左回りに移動させる。本工程では、先端側ピンF3の先端を段差底面17aに接触させるとともに、基端側ピンF2の外周面を蓋部材3の表面3aに接触させる。また、先端側ピンF3の外周面を段差側面17bにわずかに接触させる。そして、この状態を保ったまま回転ツールFを移動させ、塑性流動化した金属を第一突合せ部J1の隙間に流入させつつ、第一突合せ部J1に沿って一周させる。回転ツールFの移動軌跡には摩擦攪拌された金属が硬化することにより塑性化領域W1が形成される。
ここで、段差側面17bに対する先端側ピンF3の外周面の接触代をオフセット量Nとする。本実施形態のように、先端側ピンF3の外周面を段差側面17bに接触させ、かつ、回転ツールFの平坦面F4を段差底面17aに接触させる場合は、オフセット量Nを、0<N≦0.5mmの間で設定し、好ましくは0<N≦0.25mmの間で設定する。
図11に示すように、回転ツールFを突出部16の廻りに一周させたら開始位置Spを通過させて、塑性化領域W1の始端と終端とをオーバーラップさせる。回転ツールFが中間点S1に達したら、そのまま離脱工程に移行する。
離脱工程では、中間点S1から終了位置Epまで、傾斜台50の傾斜面50cに沿って、徐々に回転ツールFを上昇させながら回転ツールFを移動させる。より詳しくは、傾斜台50に回転ツールFが達したら、先端側ピンF3と突出部16とを徐々に離間させながら、傾斜面50cに沿って回転ツールFを移動させる。
回転ツールFが終了位置Epに達したら、回転ツールFを上方に引き抜いて離脱させる。本工程及び離脱工程では、先端側ピンF3及び基端側ピンF2の挿入深さは一定としてもよいし、可変させてもよい。
傾斜台除去工程は、傾斜台50を除去する工程である。傾斜台除去工程では、例えば、切削加工、研削加工により先端面16aを基準として傾斜台50をすべて除去する。
以上説明した本実施形態に係る接合方法によれば、回転ツールFの終了位置Epを傾斜台50に設定するとともに、当該傾斜台50を切除する。これにより、支柱15及び蓋部材3に引抜き穴及び引抜き痕が残存しない摩擦攪拌接合が可能となる。また、これにより支柱15及び蓋部材3の表面3aには引抜き穴及び引抜き痕が残存しないため、きれいに仕上げることができる。
また、回転ツールFは傾斜台50の傾斜面50cに沿って上昇させるため、終了位置Epまで回転ツールFを移動させると、回転ツールFと先端面16aとを離間させることができる。これにより、回転ツールFを離脱させた際に生じる引抜き穴は、先端面16aには残存せず、傾斜台50のみに残存させることができる。
また、本実施形態の本体2を、例えば、ダイキャストで一体成形することにより、傾斜台50を容易に成形することができる。また、傾斜台50の傾斜面50cに沿って一定の挿入深さで上昇させればよいため、回転ツールFの回転速度を変更するなどの煩雑な作業を省略することができる。
また、本実施形態では、本接合工程において、基端側ピンF2の外周面と蓋部材3の表面3aとを接触させ、塑性流動材を押さえながら摩擦攪拌を行うため、バリの発生を抑制することができる。また、基端側ピンF2の外周面で塑性流動材を押えることができるため、接合表面(蓋部材3の表面3a)に形成される段差凹溝を小さくすることができるとともに、段差凹溝の脇に形成される膨出部を無くすか若しくは小さくすることができる。また、基端側ピンF2の階段状のピン段差部F21は浅く、かつ、出口が広いため、塑性流動材を段差底面F21aで押えつつ塑性流動材がピン段差部F21の外部に抜けやすくなっている。そのため、基端側ピンF2で塑性流動材を押えても基端側ピンF2の外周面に塑性流動材が付着し難い。よって、接合表面粗さを小さくすることができるとともに、接合品質を好適に安定させることができる。
[第二実施形態]
第二実施形態では、第一実施形態の本体2と、蓋部材3とに代えて、図12〜14に示すように、本体2Aと、蓋部材3Aとを用いることが異なる。本体2及び蓋部材3と本体2A及び蓋部材3Aと共通の部材等については第一実施形態と共通の符号を用い、詳細な説明は省略する。
図12に示すように、底部10は、平面視矩形を呈する板状部材である。周壁部11は、底部10の周縁部から矩形枠状に立ち上がる壁部である。周壁部11の内周縁には周壁段差部12が形成されている。周壁段差部12は、段差底面12aと、段差底面12aから立ち上がる段差側面12bとで構成されている。段差側面12bは、第一実施形態と同様に段差底面12aから開口部に向かって外側に広がるように傾斜している。底部10及び周壁部11で凹部13が形成されている。
図12に示すように、支柱15Aは、底部10から垂直に立ち上がっている。支柱15Aの本数は特に制限がされないが、本実施形態では2本形成されている。また、支柱15Aの形状は上面視矩形状の角柱状を呈する。支柱15Aの先端には上面視矩形状の突出部16Aが形成されている。突出部16Aの高さは、蓋部材3Aの板厚よりも小さくなっている。
突出部16Aが形成されることにより、支柱15Aの先端には支柱段差部17Aが形成されている。支柱段差部17Aは、段差底面17aAと、段差底面17aAから立ち上がる段差側面17bAとで構成されている。段差底面17aAは、周壁段差部12の段差底面12aと同じ高さ位置に形成されている。段差側面17bAの高さ寸法は、蓋部材3Aの板厚よりも小さくなっている。段差側面17bAは、先端に向かうにつれて先細りとなるように、孔壁4aAから離間するように傾斜している。
蓋部材3Aは、本体2Aの開口部を封止する板状部材である。蓋部材3Aは、周壁段差部12に載置される大きさになっている。蓋部材3Aの板厚は、段差側面12bの高さよりも大きくなっている。蓋部材3Aには、支柱15Aと対応する位置に上面視で矩形状の孔部4Aが形成されている。孔部4Aは突出部16Aが嵌め合わされるように形成されている。
図13に示すように、各支柱15Aの突出部16Aの先端面16aAには、傾斜台50Aが形成されている。傾斜台50Aは、傾斜台側面50aA、50bA及び傾斜面50cAで構成されている。傾斜台側面50aA,50bAは、先端面16aAから垂直に立ち上がる面である。傾斜面50cAの端部は、先端面16aAの外周縁に接している。傾斜台側面50aA,50bAは、本接合工程の本工程において、移動する回転ツールFと干渉しない位置に形成されている。なお、傾斜面50cAの端部と、先端面16aAの外周縁とは、本接合工程の本工程において移動する回転ツールFと干渉しないように離間してもよい。
準備工程、載置工程、傾斜台除去工程は、第一実施形態と同様に行う。本接合工程も、第一実施形態と概ね同様である。つまり、本接合工程では図13に示すように、回転ツールFを用いて第一突合せ部J1Aを摩擦攪拌接合する。図13に矢印で示したように、蓋部材3Aの表面3a(図13において図示せず)に右回転した先端側ピンF3及び基端側ピンF2を挿入し、突出部16Aに対して左回りに移動させる。回転ツールFの深さの条件等は第一実施形態と同様である。
より詳しくは、図14に示すように、本接合工程では、開始位置Spから突出部16Aを一周させて中間点S1までの本工程と、中間点S1から終了位置EP1までの離脱工程とを行う。本工程では、開始位置Spに右回転させた回転ツールFを挿入し、突出部16Aに対して左回りに移動させる。回転ツールFを一周させたらそのまま移動させて、塑性化領域W1をオーバーラップさせる。回転ツールFが中間点S1に達したら、回転ツールFを抜かずに離脱工程に移行する。
離脱工程では、中間点S1から終了位置Epまで、傾斜台50Aの傾斜面50cAに沿って、徐々に回転ツールFを上昇させながら回転ツールFを移動させる。より詳しくは、傾斜台50Aに回転ツールFが達したら、先端側ピンF3及び基端側ピンF2と突出部16Aとを徐々に離間させながら、傾斜面50cに沿って回転ツールFを移動させる。回転ツールFが終了位置Epに達したら、回転ツールFを上方に引き抜いて離脱させる。本工程及び離脱工程では、先端側ピンF3及び基端側ピンF2の挿入深さは一定としてもよいし、可変させてもよい。
以上説明した第二実施形態の接合方法によれば、第一実施形態と同様の効果を奏することができる。また、第二実施形態のように、傾斜台50Aを平面視矩形としてもよい。これにより、回転ツールFの移動ルートを単純化することができる。
[第三実施形態]
図15に示すように、第三実施形態が第一実施形態と異なるのは、傾斜台50Dを先端面16aに設けるのではなく、蓋部材3Dの表面3a上に設けていることである。すなわち、蓋部材3Dにおける孔部の孔壁(前記の孔部4の孔壁4aに相当)に近接するとともに、蓋部材3Dの表面3aから突出する傾斜台50Dを形成する。また、第一実施形態と共通の部材等については第一実施形態と共通の符号を用い、詳細な説明は省略する。
傾斜台50Dは、傾斜台側面50aD,50bD及び傾斜面50cDで構成されている。傾斜台50Dの傾斜面50cDの下端部は第一突合せ部J1Dに臨んでいる。傾斜台50Dは、本接合工程の本工程の際に、移動する回転ツールFと干渉しない位置に形成することが好ましい。
図15に示すように、本実施形態に係る本接合工程では、開始位置Spに回転ツールFを挿入し、第一突合せ部J1Dに沿って一周以上させた後、回転ツールFを傾斜台50Dの傾斜面50cDに沿って上昇させて、終了位置Epで回転ツールFを離脱させる。傾斜台除去工程では、例えば、切削加工により蓋部材3Dの表面3aを基準として傾斜台50Dをすべて除去する。
以上説明した第三実施形態の接合方法によれば、第一実施形態と同様の効果を奏することができる。本実施形態のように、傾斜台50Dは蓋部材3Dの表面3aに設けてもよい。
[第一変形例]
傾斜台の形状は、前記した実施形態以外も採用することができる。第一変形例の支柱15Bは、図16に示すように三角柱状を呈している。支柱15Bの先端には三角形状(三角推台状)の突出部16Bが形成されている。突出部16Bが形成されることにより、支柱15Bの先端には支柱段差部17Bが形成されている。支柱段差部17Bは、段差底面17aBと、段差底面17aBから立ち上がる段差側面17bBとで構成されている。
突出部16B上には傾斜台50Bが形成されている。傾斜台50Bは、突出部16Bの外周縁を下端とする傾斜面50cBが形成されている。傾斜面50cBは、突出部16Bの形状に沿って形成されている。なお、第三実施形態のように、傾斜台50Bを蓋部材の表面上に形成するようにしてもよい。
[第二変形例]
第二変形例の支柱15Cは、図17に示すように四角柱状を呈している。支柱15Cの先端には四角形状(四角推台形状)の突出部16Cが形成されている。突出部16Cが形成されることにより、支柱15Cの先端には支柱段差部17Cが形成されている。支柱段差部17Cは、段差底面17aCと、段差底面17aCから立ち上がる段差側面17bCとで構成されている。
突出部16C上には傾斜台50Cが形成されている。傾斜台50Cは四角錐形状を呈する。傾斜台50Cの傾斜面50cCの下端は、突出部16Cの突出面16aCに臨んでいる。なお、第三実施形態のように、傾斜台50Cを蓋部材の表面上に形成するようにしてもよい。
以上本発明の実施形態及び変形例について説明したが、本発明の趣旨に反しない範囲で適宜設計変更が可能である。例えば、前記した実施形態及び変形例では支柱段差部の段差側面を傾斜させたが、段差底面に対して垂直でもよい。
また、蓋部材3の表面3aと突出部16の先端面16aとを面一に形成し、本接合工程において、回転ツールFの基端側ピンF3の外周面と、蓋部材3の表面3a及び突出部16の先端面16aとを接触させた状態で摩擦攪拌を行ってもよい。
また、上記実施形態では、傾斜台50,50A,50B,50C,50Dを本体2,2A又は蓋部材3Dと一体形成する場合を例示したが、本体2,2A又は蓋部材3Dを形成した後に本体2,2A又は蓋部材3Dに傾斜台50,50A,50B,50C,50Dを後付けすることで、傾斜台50,50A,50B,50C,50Dを有する本体2,2A又は蓋部材3Dを準備するようにしてもよい。例えば、別に形成した傾斜台50,50A,50B,50Cを本体2,2Aに配置することで、本体2,2Aに傾斜台50,50A,50B,50Cを設けることができる。このとき、本体2,2Aに配置した傾斜台50,50A,50B,50Cを溶接により仮付けすることが好ましい。同様に、傾斜台50Dを蓋部材3Dの表面3a上に突出して形成する場合、蓋部材3Dを形成した後に傾斜台50Dを後付けすることで、傾斜台50Dを有する蓋部材3Dを準備するようにしてもよい。このとき、蓋部材3Dに配置した傾斜台50Dを溶接により仮付けすることが好ましい。
1 中空容器
2 本体
3 蓋部材
3a 表面
3b 裏面
4,4A 孔部
4a,4aA 孔壁
17a,17aA,17aB,17aC 段差底面
17b,17bA,17bB,17bC 段差側面
15,15A,15B,15C 支柱
17,17A,17B,17C 支柱段差部
50,50A,50B,50C,50D 傾斜台
J1 第一突合せ部
J2 第二突合せ部
F 回転ツール
F2 基端側ピン
F3 先端側ピン

Claims (2)

  1. 支柱と、前記支柱の先端が挿入される孔部を有する蓋部材とを摩擦攪拌で接合する接合方法であって、
    摩擦攪拌で用いる回転ツールは、基端側ピンと、先端側ピンとを備え、前記基端側ピンのテーパー角度は、前記先端側ピンのテーパー角度よりも大きく、前記基端側ピンの外周面には階段状の段差部が形成されており、
    前記支柱の先端に段差底面と、当該段差底面から立ち上がる段差側面と、を有する支柱段差部を形成し、前記支柱段差部に近接するとともに、前記支柱の先端の表面から突出する傾斜台を形成する準備工程と、
    前記支柱に前記蓋部材を載置することにより、前記支柱段差部の段差側面と前記孔部の孔壁とを突き合わせて第一突合せ部を形成するとともに、前記支柱段差部の段差底面と前記蓋部材の裏面とを重ね合わせて第二突合せ部を形成する載置工程と、
    回転する前記先端側ピンを前記第一突合せ部に挿入し、前記先端側ピンの外周面を前記支柱段差部及び前記蓋部材に接触させるとともに、前記基端側ピンの外周面を前記蓋部材の表面に接触させた状態で、前記第一突合せ部に沿って前記回転ツールを移動させて摩擦攪拌を行った後、前記先端側ピンを前記傾斜台の傾斜面に沿って昇るように移動させ、前記傾斜面の上側で前記先端側ピンを引抜く本接合工程と、
    前記本接合工程の後に、前記傾斜台を除去する傾斜台除去工程と、を含むことを特徴とする接合方法。
  2. 支柱と、前記支柱の先端が挿入される孔部を有する蓋部材とを摩擦攪拌で接合する接合方法であって、
    摩擦攪拌で用いる回転ツールは、基端側ピンと、先端側ピンとを備え、前記基端側ピンのテーパー角度は、前記先端側ピンのテーパー角度よりも大きく、前記基端側ピンの外周面には階段状の段差部が形成されており、
    前記支柱の先端に段差底面と、当該段差底面から立ち上がる段差側面と、を有する支柱段差部を形成し、前記蓋部材の孔部の孔壁に近接するとともに、前記蓋部材の表面から突出する傾斜台を形成する準備工程と、
    前記支柱に前記蓋部材を載置することにより、前記支柱段差部の段差側面と前記孔部の孔壁とを突き合わせて第一突合せ部を形成するとともに、前記支柱段差部の段差底面と前記蓋部材の裏面とを重ね合わせて第二突合せ部を形成する載置工程と、
    回転する前記先端側ピンを前記第一突合せ部に挿入し、前記先端側ピンの外周面を前記支柱段差部及び前記蓋部材に接触させるとともに、前記基端側ピンの外周面を前記蓋部材の表面に接触させた状態で、前記第一突合せ部に沿って前記回転ツールを移動させて摩擦攪拌を行った後、前記先端側ピンを前記傾斜台の傾斜面に沿って昇るようにして移動させ、前記傾斜面の上側で前記先端側ピンを引抜く本接合工程と、
    前記本接合工程の後に、前記傾斜台を除去する傾斜台除去工程と、を含むことを特徴とする接合方法。
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