JP2021045026A - 電子機器、電子機器の制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 より簡便な電源制御技術を提供すること。【解決手段】 電源供給および双方向の信号伝送を行う複合ケーブルを介して供給した副電源に応じて変化した電気特性を、該複合ケーブルを介して検知し、該複合ケーブルを介して供給する主電源を、該検知の結果に応じて制御する。【選択図】 図1

Description

本発明は、電源供給および双方向の信号伝送を行う複合ケーブルを用いた電源制御技術に関するものである。
近年、電子デバイスおよび半導体の性能向上に伴い、電子機器の高速化および取り扱うデータ量の大容量化が進んでいる。また、複数の電子機器を接続するシステムにおいて、同データの伝送量は増大し、双方向の信号伝送が必要となるシステムも多くみられる。さらに、ユーザの利便性を向上させるため、信号の伝送のみならず電源の供給も1本のケーブルに集約されていることや、ケーブルを前後逆に接続すること、コネクタを表裏反転すること、が可能となる複合ケーブルも少なくない。
上記のケーブルを実現する技術として、ケーブルの接続とコネクタの表裏反転を検知すること、電源の供給を制御すること、に関しては特許文献1が提案されている。また、双方向の信号を伝送すること、電源の供給を制御すること、に関しては特許文献2が提案されている。さらに、知られた技術として、ユニバーサルシリアルバスが世代を追うごとに利便性が向上しており、Type−C規格では、電源供給と双方向の信号伝送および前後逆の接続と表裏反転した接続を可能としている。
特許第4082105号公報 特許第5417151号公報
一方で、前述のすべての技術では、ケーブル接続の検知および電源制御のために専用の制御信号線を必要とする。また、ユニバーサルシリアルバスでは、電源を制御するために専用のコントローラーICを用いた複雑な回路構成を必要とすることが少なくない。本発明では、より簡便な電源制御技術を提供する。
本発明の一様態は、電源供給および双方向の信号伝送を行う複合ケーブルを介して供給した副電源に応じて変化した電気特性を、該複合ケーブルを介して検知する検知部と、前記複合ケーブルを介して供給する主電源を、前記検知部による検知の結果に応じて制御する制御部とを備えることを特徴とする。
本発明の構成によれば、より簡便な電源制御技術を提供することができる。
電子機器の構成例を示すブロック図。 複合ケーブルプラグ前20のみ表裏反転して接続した構成を示すブロック図。 複合ケーブルプラグ前20および複合ケーブルプラグ後40のコネクタピン配置の一例を示す図。 電子機器による電源制御動作のフローチャート。 電子機器の構成例を示すブロック図。 複合ケーブルプラグ前20のみ表裏反転して接続した構成を示すブロック図。 電子機器による電源制御動作のフローチャート。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
[第1の実施形態]
先ず、本実施形態に係る電子機器の構成例について、図1のブロック図を用いて説明する。図1に示す如く、本実施形態に係る電子機器は、電源を供給する機器である給電機器10、複合ケーブルプラグ前20、複合ケーブル線30、複合ケーブルプラグ後40、給電機器10により供給される電源を受ける受電機器50、を有する。
先ず、給電機器10について説明する。制御部15は、主電源(主供給電源)を供給する主電源供給ライン11の電気特性を制御する。「主電源を供給する主電源供給ライン11の電気特性」は、例えば、主電源の電圧、電流、周波数、位相のうち1つ以上を含む。また制御部15は、検知部16による後述の検知の結果や、監視部17による後述の監視の結果に応じて、主電源供給ライン11の電気特性を制御する。つまり制御部15は、主電源を制御する機能部である。制御部15による制御を簡便に構成するのであれば、トランジスタのベースないしゲートを用いてコレクタ・エミッタ間ないしドレイン・ソース間の電圧および電流を制御することが考えられる。もしくは、ロードスイッチの活用も考えられる。
検知部16は、制御部15から出力される主電源供給ライン11に接続されており、複合ケーブルを介して該主電源供給ライン11と繋がっている主電源供給ライン51の電気特性を検知し、該検知の結果に基づいて制御部15に指示を出力する。なお、後述する素子55によっては、検知部16は、後述する接地ライン14への接続を用いてプルダウン抵抗を内包することが考えられる。
監視部17は、電源供給および双方向の信号伝送を行う双方向伝送ライン13を流れる信号の伝送状況を監視し、該監視している伝送状況に基づいて制御部15に指示を出力する。例えば監視部17は、双方向伝送ライン13における信号の伝送のオン/オフを検出し、該検出した結果に応じた指示を制御部15に出力する。しかし、監視部17が監視する対象は双方向伝送ライン13における信号の伝送のオン/オフに限らず、例えば、双方向伝送ライン13におけるデータレートの変化や電圧、電流、周波数、位相といった電気特性に基づく状態変化であっても良い。
主電源供給ライン11、副電源(副供給電源)を供給する副電源供給ライン12、双方向伝送ライン13、後述する接地ライン14、が通る複合ケーブルは、複合ケーブルプラグ前20、複合ケーブル線30、複合ケーブルプラグ後40、で構成されている。
複合ケーブルプラグ前20および複合ケーブルプラグ後40は同様のコネクタピン配置(後述)を有しており、複合ケーブルプラグ前20を受電機器50に、複合ケーブルプラグ後40を給電機器10に挿入しても動作に変わりはない。
ここで、電源に関し、図1には、電源系統は主電源と副電源の2系統しか記載していないが、これに限るものではなく、2系統以上の電源系統に対応するために、3系統ないし4系統、またはそれ以上の系統数でも構わない。電源の制御を含まない電源系統が複数である場合も考えられる一方で、電源の供給を制御される系統が複数であることも考えられ、組み合わせによって制御部15および検知部16の数も変化する。また、図1では、双方向伝送ライン13も1レーンしか記載していないが、双方向伝送ライン13が複数レーン存在する複合ケーブルであっても構わない。また、接地ライン14が物理的に複数線あっても構わないことは言うまでもない。
次に、受電機器50について説明する。素子55は、制御部15から出力される主電源供給ライン11(複合ケーブルが有する主電源供給ライン11)と繋がっている主電源供給ライン51と、副電源供給ライン12(複合ケーブルが有する副電源供給ライン12)と繋がっている副電源供給ライン52と、に接続されており、主電源供給ライン51と副電源供給ライン52とを電気的に接続している。素子55は、電気的な接続を目的としているが、抵抗や半導体のみならず、フォトカプラやリアクトルなど、中間部分は電気的な結合が絶縁されている素子でも構わない。素子55を簡便に構成するのであれば、抵抗もしくはダイオードが考えられる。
双方向伝送ライン53は、上記の双方向伝送ライン13(複合ケーブルが有する双方向伝送ライン13)と繋がっている。また、接地ライン54は、上記の接地ライン14(複合ケーブルが有する接地ライン14)と繋がっている。
なお、上記の主電源供給ライン51と、副電源供給ライン52と、双方向伝送ライン53と、接地ライン54と、素子55と、が複数あっても構わないことは前述のとおりである。
図1の構成において、複合ケーブルプラグ前20のみ表裏反転して接続した構成を図2に示す。給電機器10から複合ケーブルに接続される副電源供給ライン12のコネクタピンは異なるものの、受電機器50では副電源供給ライン52が図1と同じ関係で素子55に接続される。ここでは、複合ケーブルプラグ前20のみ表裏反転しているが、複合ケーブルプラグ後40のみを表裏反転しても、副電源供給ライン12が副電源供給ライン52に接続されることに変わりない。さらに、複合ケーブルプラグ前20および複合ケーブルプラグ後40を共に表裏反転したとしても同様である。また、複合ケーブルプラグ前20と複合ケーブルプラグ後40を入れ替えても構わないことは前述のとおりである。
複合ケーブルプラグ前20および複合ケーブルプラグ後40のコネクタピン配置の一例を図3に示す。図3(a)には1列のコネクタピン配置の一例を示しており、図3(b)には2列のコネクタピン配置の一例を示している。
図3(a)の例では、左からGND、Tx1、Rx1、Vmain、Vsub、GND、Vsub、Vmain、Rx2、Tx2、GNDとしている。ここで、主電源供給ラインはVmain、副電源供給ラインはVsub、双方向伝送ラインはTx(Tx1,Tx2)およびRx(Rx1,Rx2)、接地ラインはGNDを示している。
図3(b)の例では、上段左からGND、Tx1+、Tx1−、Vmain、Vsub、N.C.、N.C.、N.C.、Vmain、Rx2−、Rx2+、GNDとしている。また、下段左からGND、Rx1+、Rx1−、Vmain、N.C.、N.C.、N.C.、Vsub、Vmain、Tx2−、Tx2+、GNDとしている。このとき、主電源供給ラインはVmain、副電源供給ラインはVsub、双方向伝送ラインはTx1+、Tx1−、Tx2+、Tx2−、Rx1+、Rx1−、Rx2+、Rx2−、接地ラインはGNDを示している。
表裏反転して接続が可能なコネクタピン配置については、すでに多数の技術が存在するため、本実施形態では、コネクタピン配置は図3に示したコネクタピン配置に限らない。つまり、図3で示した例でも構わないし、図3よりも複雑で冗長なコネクタピン配置でも構わないが、対称にコネクタピンを配置することで、表裏反転した接続を可能とする。
次に、本実施形態に係る電子機器による電源制御動作について、図4のフローチャートに従って説明する。
ステップS11では、給電機器10の電源が投入され、これにより、主電源供給ライン11の電圧(主電源の電圧)と、副電源供給ライン12の電圧(副電源の電圧)と、が上昇する。給電機器10の電源を投入する手法は特定の手法に限らず、例えば、外部電源からの投入、スイッチによる電源の投入、ソフトウェア制御による電源の投入がある。
ここで、給電機器10の電源が投入されても、制御部15は主電源供給ライン11には何も出力しない。以下では、後述する簡便な制御のために、双方向伝送ライン13のTxが動作を始めることを想定しているが、監視部17の監視方法によっては双方向伝送ライン13が動作を始めなくてもよい。
複合ケーブルが給電機器10と受電機器50に接続されている状態では、副電源供給ライン12が副電源供給ライン52に接続されるので、ステップS12では、副電源供給ライン12を介して副電源供給ライン52に副電源が供給される。
なお、複合ケーブルプラグ前20が給電機器10に接続されていない場合は、副電源供給ライン12は副電源供給ライン52に接続されない。また、複合ケーブルプラグ後40が受電機器50に接続されていない場合も、副電源供給ライン12は副電源供給ライン52に接続されない。
ステップS21では、副電源供給ライン52における電圧が上昇することで、素子55を伝わって主電源供給ライン51における電圧も上昇する。この状態では、制御部15からは主電源供給ライン11を介して何も出力されていないものの、素子55を通じて主電源供給ライン51の電圧が上昇する電源系統間のループを形成している。
ステップS22では、検知部16は、受電機器50において上昇した主電源供給ライン51の電圧を、複合ケーブルを介して検知する。なお、検知部16が検知する電気特性は電圧に限らず、電流、周波数、位相といった他の種類の電気特性を検知しても良い。
ステップS23では、検知部16は、検出した結果が規定の条件を満たしている場合には、制御部15に対して起動指示を出力する。例えば検知部16は、複合ケーブルを介して検知した「主電源供給ライン51の電圧」が規定値以上となった場合には、制御部15に起動指示を出力する。起動指示を受けた制御部15は起動する。そして起動した制御部15は、主電源供給ライン11の出力を制御し、主電源の電圧、電流、周波数、位相といった電気特性を制御する。なお、制御部15による制御対象は、これらの電気特性の一部でも良いし全てでも良い。
ステップS24では、制御部15により電気特性が制御された出力(主電源)が複合ケーブルを介して主電源供給ライン51に供給される。このとき、検知部16への入力がステップS22の時点から変化することも考えられるが、簡便に構成するのならば、検知部16はステップS23で確定した制御部15の出力を覆すような動作は行わない。一方で、制御部15の出力に異常が発生した際には、検知部16が制御部15に対して別の指示を出すことも考えられる。
ステップS31では、受電機器50の電源が投入される。受電機器50の電源の投入については、例えば、制御部15からの出力が複合ケーブルを介して主電源供給ライン51に供給されたら直ちに受電機器50の電源を投入しても良いし、スイッチやソフトウェアの制御によって受電機器50の電源を投入しても良い。後述する簡便な制御のために、双方向伝送ライン53のTxが動作を始めることを想定しているが、監視部17の監視方法によっては双方向伝送ライン53が動作を始めなくてもよい。
ステップS32では、ステップS11で動作を始めた双方向伝送ライン13のTxが双方向伝送ライン53のRxとして受信され、ステップS31で動作を始めた双方向伝送ライン53のTxが双方向伝送ライン13のRxとして受信される。これにより、双方向伝送が確立する。このとき、簡便な構成と配線数の削減のために、双方向伝送ラインにはクロックが埋め込まれ、絶えず動作を継続する双方向伝送を想定するものの、監視部17の監視方法によってはクロックが別であることや断続的な双方向伝送でも構わない。本ステップを継続することで、電子機器は定常状態となる。
ステップS41では、受電機器50の電源が停止される。主電源供給ライン51には制御部15の出力が接続されているため、スイッチやソフトウェアの制御もしくは何らかの異常によって終了することを示している。
ステップS42では、受電機器50の電源が停止されたことに伴って、双方向伝送ライン53の動作が停止し、双方向伝送ライン13のRxに信号が受信されなくなることで、双方向伝送が切断される。ここでは、双方向伝送の切断の一例として、受電機器50の電源停止による双方向伝送の切断を説明したが、これに限らず、例えば、複合ケーブルが給電機器10から若しくは受電機器50から抜けることでも同様に双方向伝送が切断される。
ステップS43では、監視部17は双方向伝送を監視しており、該双方向伝送が切断されると、該切断を検知する。給電機器10の電源がオンである場合には双方向伝送ライン13が動作し、受電機器50の電源がオンである場合には双方向伝送ライン53が動作することで、電子機器の電源が入っている限りは継続して双方向伝送が確立している。この双方向伝送が切断することを監視する方法には様々な方法があり、例えば、双方向伝送している信号の電圧、電流、周波数、位相といった電気特性により双方向伝送の切断を監視することも考えられる。例えば、監視部17は、双方向伝送している信号の電圧や電流の値が規定値未満となった場合には、信号の双方向伝送が切断されたと判断する。また、監視部17は、データパケットやシーケンスなどの双方向伝送している信号の内容に基づいて、双方向伝送の切断を監視することも考えられる。
ステップS44では、監視部17は、双方向伝送の切断を検知すると、制御部15に対して停止指示を出力する。停止指示を受けた制御部15は動作を停止させる。つまり制御部15は、停止指示を受けると、主電源供給ライン11の出力を制御し、主電源の電圧、電流、周波数、位相といった主電源の電気特性を制御して出力を停止する。このとき、制御部15による制御対象は、これらの電気特性の一部でも良いし全てでも良い。
ステップS45では、制御部15の出力が停止したため、複合ケーブルを介した受電機器50の主電源供給ライン51への電源供給が停止する。ここで、複合ケーブルを抜いた場合、もしくは、複合ケーブルが抜かれたことでステップS42以降の順に本ステップへたどり着いた場合は、給電機器10が残るのみとなり、処理はステップS51に進む。一方で、給電機器10と受電機器50との間を複合ケーブルが接続している状態の場合は、副電源供給ライン12と副電源供給ライン52との接続が解消されていないため、処理はステップS12に進み、再度主電源が供給される。
ステップS51では、給電機器10の電源を停止し、これにより、主電源供給ライン11における電圧および副電源供給ライン12における電圧が下降する。給電機器10の電源を停止させる手法は特定の手法に限らず、例えば、外部電源からの投入停止、スイッチによる電源の投入停止、ソフトウェア制御による電源の投入停止がある。
[第2の実施形態]
以下では、第1の実施形態との差分について説明し、以下で特に触れない限りは第1の実施形態と同様であるものとする。第1の実施形態では、副電源供給ラインは給電機器から受電機器に副電源を給電するだけであり、かつ、複合ケーブルが銅線などメタル素材で構成された、パッシブケーブルを想定して主電源を制御する方法を説明してきた。
しかし、伝送する信号を増幅することや該信号を光信号に変換することで長距離通信を可能とするアクティブケーブルも近年では盛んに開発されており、本実施形態では、同ケーブルの副供給電源を有効に活用し、主電源を簡便に制御する構成について説明する。
本実施形態に係る電子機器の構成例について、図5のブロック図を用いて説明する。図5において図1に示した機能部と同じ機能部には同じ参照番号を付しており該機能部に係る説明は省略する。
本実施形態に係る複合ケーブルプラグ前20は、変換部21を有する。変換部21は、複合ケーブルプラグ前20が給電機器10に繋がれており且つ給電機器10の電源が投入されている状態で、副電源供給ライン12から副電源が供給されると動作する。副電源が供給された変換部21は、伝送する信号の電圧、電流、周波数、位相といった電気特性を変換したり、伝送する信号を光信号に変換したりする。変換部21による何れの変換も長距離伝送を実現するための手法として考えられる。変換部21は、双方向伝送ライン13の信号を給電機器10から入力して複合ケーブル線30に導く役割と、複合ケーブル線30からの信号を給電機器10へ双方向伝送ライン13の信号として導く役割がある。また、変換部21の半導体によっては、電源供給を受ける限り動作を継続するものであっても良いし、電源供給を受けたうえで信号の入力によって動作を開始するものでもよい。
なお、複合ケーブル線30は、第1の実施形態から構成上の変わりは無いものの、変換部21の動作によっては、信号線が銅線などのメタル線から、オプティカルファイバー線など材質が異なるものとなる。
また、本実施形態に係る複合ケーブルプラグ後40は、変換部41を有する。変換部41は、受電機器50の副電源供給ライン52から副電源が供給されると変換部21と同様に動作し、給電機器10に伝送する信号を変換する。変換部41による変換の内容は変換部21と同様である。
図5の構成において、複合ケーブルプラグ前20のみ表裏反転して接続した構成を図6に示す。給電機器10から複合ケーブルに接続される副電源供給ライン12のコネクタピンは異なるものの、副電源供給ライン12から変換部21に副電源を供給することができる。また、受電機器50では副電源供給ライン52が図5と同じ関係で素子55に接続される。ここでは、複合ケーブルプラグ前20のみ表裏反転しているが、複合ケーブルプラグ後40のみを表裏反転しても、複合ケーブルプラグ前20および複合ケーブルプラグ後40を共に表裏反転したとしても同様である。また、複合ケーブルプラグ前20と複合ケーブルプラグ後40を入れ替えても構わないことは前述のとおりである。
次に、本実施形態に係る電子機器による電源制御動作について、図7のフローチャートに従って説明する。図7のフローチャートは、図4のフローチャートにおいて、ステップS21〜S24の動作と並行してステップS25の動作が行われることを示している。図7において図4に示した処理ステップと同様の処理ステップには同じステップ番号を付しており、該処理ステップについての説明は省略する。
ステップS25では、変換部21および変換部41のそれぞれに対して、副電源供給ライン12および副電源供給ライン52から副電源が供給され、それぞれが上記の如く変換動作を開始する。このとき、図5の構成を説明する際に述べた通り、変換部21および変換部41は、電源供給のみで動作を継続してもよいし、本ステップで電源供給を受けたのちにステップS32で双方向伝送が行われる際のみ動作を実施するものでもよい。
このように、本実施形態によれば、主に長距離伝送のために使用されるアクティブケーブルにおいても、副供給電源を有効に活用しながら、簡便な構成で、主供給電源を制御することができる。
なお、上記の説明において使用した具体的な数値は、具体的な説明を行うために使用したものであって、上記の各実施形態がこれらの数値に限定されることを意図したものではない。また、以上説明した各実施形態の一部若しくは全部を適宜組み合わせても構わない。また、以上説明した各実施形態の一部若しくは全部を選択的に用いても構わない。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
10:給電機器 11:主電源供給ライン 12:副電源供給ライン 13:双方向伝送ライン 14:接地ライン 15:制御部 16:検知部 17:監視部 20:複合ケーブルプラグ前 30:複合ケーブル線 40:複合ケーブルプラグ後 50:受電機器 51:主電源供給ライン 52:副電源供給ライン 53:双方向伝送ライン 54:接地ライン 55:素子

Claims (7)

  1. 電源供給および双方向の信号伝送を行う複合ケーブルを介して供給した副電源に応じて変化した電気特性を、該複合ケーブルを介して検知する検知部と、
    前記複合ケーブルを介して供給する主電源を、前記検知部による検知の結果に応じて制御する制御部と
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 更に、
    主電源供給ラインと副電源供給ラインとを接続する素子を備え、
    前記検知部は、前記副電源供給ラインを介して前記副電源を供給した場合の前記主電源供給ラインにおける電気特性を、前記複合ケーブルを介して検知することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 更に、
    前記複合ケーブルを介した信号の伝送状況を監視する監視部を備え、
    前記制御部は、前記複合ケーブルを介して供給する主電源を、前記監視部による監視の結果に応じて制御することを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 更に、
    前記信号の電気特性を変換する手段を備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の電子機器。
  5. 更に、
    前記信号を光信号に変換する手段を備えることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の電子機器。
  6. 前記電気特性は、電圧、電流、周波数、位相を含むことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の電子機器。
  7. 電源供給および双方向の信号伝送を行う複合ケーブルを介して供給した副電源に応じて変化した電気特性を、該複合ケーブルを介して検知し、
    前記複合ケーブルを介して供給する主電源を、前記検知の結果に応じて制御する
    ことを特徴とする電子機器の制御方法。
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