JP2021043483A - 表示制御装置及び表示制御方法 - Google Patents

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【課題】簡略化して表示された時系列の計測データの異常を示す情報を表示する表示制御装置を提供する。【解決手段】記憶部111は、時系列データ121及び異常情報122を記憶する。時系列データ121は、計測対象機器から取得された複数の時刻それぞれの計測データを表示対象期間に応じて簡略化することで生成された、計測データの時系列変化を表す。異常情報122は、複数の時刻それぞれの計測データのうち、表示対象期間に含まれる所定期間内の計測データに、異常な計測データが含まれていることを示す。生成部112は、時系列データ121を画面上に表示する第1表示情報を生成するとともに、異常情報122に基づいて、異常な計測データの存在を示す付加情報を画面上で時系列データ121の所定期間に対応する位置に表示する第2表示情報を生成する。【選択図】図1

Description

本発明は、表示制御装置及び表示制御方法に関する。
鉄鋼プラント、化学プラント等における設備の運転状況を監視する監視装置は、プラント内に設置された計測機器等により取得される計測データを画面上に表示する。そして、監視業務を行う担当者は、表示された計測データを観察することで、設備の運転状況を分析する。
プラントの監視に関連して様々な技術が知られている(例えば、特許文献1〜特許文献4を参照)。特許文献1のプラント監視制御装置では、プラント機器からのプロセスデータ、警報ログデータ、及び補機動作ログデータの中から操作者によって選択された1つのデータに基づいて、操作者が特定の事象を選択することが可能になる。
プラント監視制御装置は、特定の事象の発生に係るキー時刻情報を取得し、事象データ関係付け情報に基づいて、特定の事象に関係付けられたプロセスデータ、警報ログデータ、補機動作ログデータ、及び運転の操作指令を事象関連データとして検索する。そして、プラント監視制御装置は、キー時刻情報に基づいて、検索された時系列の事象関連データの内の所定の時間範囲のものを組み合わせ表示する。
特許文献2の監視制御システムでは、制御装置が、被監視対象設備の状態を示すセンサデータにタイムスタンプを付加し、一定の条件を満たすセンサデータを取り出して、ネットワークに送信する。監視装置は、ネットワークに送信されたセンサデータを受信し、センサデータに付加されたタイムスタンプに基づいて、それぞれのセンサデータの時間軸上での配置位置を適正にしたグラフを作成する。
特許文献3の遠隔監視システムにおいて、各監視対象施設に設けられたWeb端末は、監視機器による監視情報を、公衆回線を介して監視センターとの間で通信する。監視センターには、Web端末との通信により、各施設で障害発生したときの障害受付業務を支援する監視装置と、スケジューリングしたパターンで各施設の定周期監視業務を支援する監視装置とが設けられる。
特許文献4の制御システムは、所定の第1の周期でデータを取り込むとともに、制御スティタスを示す所定のデジタル信号でONであるか判別する。デジタル信号がOFFである間は、制御システムは、第1の周期よりも長い第2の周期で、収集データを記録するとともに、トレンド表示する。そして、デジタル信号がONとなると、制御システムは、第1の周期で収集したデータを少なくとも記録し、かつ第1の周期のデータ収集であることを表示する。
特許第4961390号公報 特許第6211468号公報 特開2005−49956号公報 特開2000−347727号公報
従来のプラント監視システムにおいて、時系列の計測データのグラフを画面上に表示する際に、オペレータにより指定された表示対象期間内に多数の計測データが含まれることがある。この場合、すべての計測データを1画面に表示すると、それらの計測データを視認することが困難になる。例えば、40000点を超える計測データを1画面にプロットしても、目視によりそれらの計測データを区別することは難しい。
そこで、表示対象期間内の計測データを1画面に収めるために、所定のルールに従って一部の計測データが間引かれることがある。この場合、間引かれた計測データの個数に応じて表示性能が変化する。間引かれた計測データが多いほど表示速度が速くなるが、表示されたグラフの精度が低下する。特に、異常値を示す計測データが間引かれた場合、表示されたグラフからは異常が発生していないように見えるため、設備の運転状況を正しく分析することが困難になる。
なお、かかる問題は、各種プラントにおける設備の運転状況を監視する場合に限らず、様々な計測対象機器から取得された時系列の計測データを表示する場合において生ずるものである。
1つの側面において、本発明は、簡略化して表示された時系列の計測データの異常を示す情報を表示することを目的とする。
1つの実施形態によれば、表示制御装置は、記憶部及び生成部を含む。記憶部は、時系列データ及び異常情報を記憶する。時系列データは、計測対象機器から取得された複数の時刻それぞれの計測データを表示対象期間に応じて簡略化することで生成された、計測データの時系列変化を表す。異常情報は、複数の時刻それぞれの計測データのうち、表示対象期間に含まれる所定期間内の計測データに、異常な計測データが含まれていることを示す。
生成部は、時系列データを画面上に表示する第1表示情報を生成するとともに、異常情報に基づいて、異常な計測データの存在を示す付加情報を画面上で時系列データの所定期間に対応する位置に表示する第2表示情報を生成する。
1つの側面において、簡略化して表示された時系列の計測データの異常を示す情報を表示することができる。
表示制御装置の機能的構成図である。 表示制御処理のフローチャートである。 分散型制御システムの構成図である。 データベースステーションの機能的構成図である。 計測情報を示す図である。 警報履歴を示す図である。 画面情報を示す図である。 間引き幅を示す図である。 オペレ一タステーションの機能的構成図である。 簡略化されていない計測データのトレンド画面を示す図である。 表示色情報を示す図である。 簡略化された計測データのトレンド画面を示す図である。 トレンド画面に表示された警報情報を示す図である。 トレンド画面に表示された複数の付加情報を示す図である。 第1のデータ要求処理のフローチャートである。 第1の応答処理のフローチャートである。 第2のデータ要求処理のフローチャートである。 第2の応答処理のフローチャートである。 情報処理装置のハードウェア構成図である。
以下、図面を参照しながら、実施形態を詳細に説明する。
図1は、実施形態の表示制御装置の機能的構成例を示している。図1の表示制御装置101は、記憶部111及び生成部112を含む。記憶部111は、時系列データ121及び異常情報122を記憶する。時系列データ121は、計測対象機器から取得された複数の時刻それぞれの計測データを表示対象期間に応じて簡略化することで生成された、計測データの時系列変化を表す。異常情報122は、複数の時刻それぞれの計測データのうち、表示対象期間に含まれる所定期間内の計測データに、異常な計測データが含まれていることを示す。
図2は、図1の表示制御装置101が行う表示制御処理の例を示すフローチャートである。まず、生成部112は、時系列データ121を画面上に表示する第1表示情報を生成する(ステップ201)。次に、生成部112は、異常情報122に基づいて、異常な計測データの存在を示す付加情報を画面上で時系列データの所定期間に対応する位置に表示する第2表示情報を生成する(ステップ202)。
図1の表示制御装置101によれば、簡略化して表示された時系列の計測データの異常を示す情報を表示することができる。
図3は、図1の表示制御装置101を含む分散型制御システム(Distributed Control System,DCS)の構成例を示している。図3のDCSは、データベースステーション301、オペレ一タステーション302、プリンタ303、制御装置304−1、及び制御装置304−2を含み、鉄鋼プラント、化学プラント、発電プラント等のプロセス制御を行う。オペレ一タステーション302は、図1の表示制御装置101に対応する。
データベースステーション301、オペレ一タステーション302、及びプリンタ303は、情報ネットワーク311に接続されている。また、データベースステーション301、オペレ一タステーション302、制御装置304−1、及び制御装置304−2は、制御ネットワーク312に接続されている。データベースステーション301、オペレ一タステーション302、及びプリンタ303は、情報ネットワーク311を介して互いに通信することができる。データベースステーション301は、制御ネットワーク312を介して、制御装置304−1及び制御装置304−2と通信することができる。
制御装置304−i(i=1,2)は、プラント機器305−i内に設けられたセンサ、アクチュエータ等の入出力機器に接続されている。制御装置304−iは、マイクロプロセッサを含む情報処理装置(コンピュータ)であり、PID(Proportional-Integral-Differential)制御等の制御方式により、プラント機器305−iの動作を制御する。
このとき、制御装置304−iは、プラント機器305−i内のセンサによって所定周期で取得された各時刻の計測データに基づいて、プラント機器305−i内のアクチュエータに対して制御信号を出力する。プラント機器305−iは、計測対象機器の一例である。また、制御装置304−iは、各時刻の計測データをデータベースステーション301へ送信する。制御装置304−i及びプラント機器305−iの台数は、3台以上であってもよい。
データベースステーション301は、長期間にわたってデータを保存するための情報処理装置であり、制御装置304−iから各時刻の計測データを収集して保存する。
オペレ一タステーション302は、オペレータが設備の運転状況を監視するための情報処理装置であり、グラフィック画面、トレンド画面、帳票画面、警報画面等の様々なGUI(Graphical User Interface)を表示することができる。グラフィック画面は、プラントに関する各種情報を表示するために用いられ、トレンド画面は、データベースステーション301から取得された計測データを表示するために用いられる。監視業務を行う担当者の人数又はプラントの規模に応じて、複数台のオペレ一タステーション302を設けることも可能である。
プリンタ303は、オペレ一タステーション302からの印刷要求に応じて、計測データ等を印刷する。
図4は、図3のデータベースステーション301の機能的構成例を示している。図4のデータベースステーション301は、記憶部411、通信部412、及び処理部413を含む。通信部412は、制御装置304−1及び制御装置304−2から、様々な種類の計測データを受信し、記憶部411は、受信した計測データを計測情報421として記憶する。
さらに、記憶部411は、警報履歴422及び画面情報423も記憶する。警報履歴422は、計測情報421に含まれる計測データのうち、異常な計測データに基づいて発生した警報に関する履歴情報であり、画面情報423は、オペレ一タステーション302によって表示される複数のトレンド画面に関する定義情報である。
図5は、計測情報421の例を示している。図5の計測情報421は、信号名、時刻、及び計測値を含む。信号名は、計測データの信号名を表し、時刻は、計測データが取得された取得日時(取得時刻)を表し、計測値は、取得された計測データを表す。この計測データの信号名は“PID001.PV”であり、2019年3月1日の0時0分1秒以降の計測データが1秒周期で取得されている。
図6は、警報履歴422の例を示している。図6の警報履歴422は、警報レベル、時刻、内容、状態、及び信号名を含む。警報レベルは、異常な計測データの深刻さの度合いを表す。例えば、警報レベルとしては、“重”、“中”、又は“軽”が用いられ、“重”は最も深刻な警報を示し、“中”は2番目に深刻な警報を示し、“軽”は3番目に深刻な警報を示す。
時刻は、異常な計測データが取得された取得日時(取得時刻)を表し、内容は、プラント機器305−i内において異常な計測データが取得された部分を表し、状態は、警報の状態を表し、信号名は、異常な計測データの信号名を表す。例えば、信号“PID001.PV”について2019年3月1日の0時0分14秒に取得された計測データの警報レベルは“軽”であり、内容は“バルブ1号の上限値警報”であり、状態は“発生”である。
図7は、画面情報423の例を示している。図7の画面情報423は、画面番号及び信号名を含む。画面番号は、トレンド画面の識別情報であり、信号名は、トレンド画面にプロットされる計測データの信号名を表す。
通信部412は、オペレ一タステーション302から、画面番号及び表示対象期間を含むデータ要求を受信する。表示対象期間は、開始日時及び終了日時を含む。
処理部413は、画面情報423から、データ要求に含まれる画面番号に対応付けられた信号名を取得する。そして、処理部413は、計測情報421において、取得した信号名を有する計測データの中から、表示対象期間の開始日時から終了日時までの間に取得された計測データを抽出する。
次に、処理部413は、抽出された計測データの個数に基づいて、それらの計測データを簡略化するか否かを決定する。例えば、処理部413は、計測データの個数が所定値よりも多い場合、計測データを簡略化すると決定し、計測データの個数が所定値以下である場合、計測データを簡略化しないと決定する。所定値は、1画面にプロット可能な点の個数の最大値に対応し、30000〜50000の範囲の個数であってもよい。表示対象期間が長いほど、抽出される計測データが増加するため、計測データを簡略化するか否かは表示対象期間に応じて決定される。
計測データを簡略化する場合、処理部413は、間引き処理、統計処理等の簡略化処理を適用することで、計測データの簡略化された時系列変化を表す時系列データを生成する。間引き処理では、所定のルールに従って、表示対象期間に含まれる所定期間内の計測データが間引かれる。また、統計処理では、所定のルールに従って、表示対象期間に含まれる所定期間内の計測データが、それらの計測データの平均値、中央値、最頻値等の統計値に置き換えられる。オペレータは、監視対象の計測データの精度及びプラント機器305−iの性能に応じて、簡略化処理で用いるルールを決定することができる。
処理部413は、生成された時系列データに含まれる計測データの個数が所定値以下になるように、抽出された計測データに対して簡略化処理を適用し、簡略化処理が適用されたか否かを示すフラグの値を“ON”に設定する。フラグ“ON”は、簡略化処理が適用されたことを示している。
図8は、間引き処理で用いられる間引き幅の例を示している。図8の間引き幅は、間引き処理が適用される所定期間の一例であり、1秒周期計測データ数は、計測情報421の計測データが1秒周期で取得された場合に所定期間に含まれる計測データのうち、間引き処理の適用対象となる計測データの個数を表す。5秒周期計測データ数、10秒周期計測データ数、及び1分周期計測データ数についても、1秒周期計測データ数と同様である。
例えば、間引きなしの場合は、1秒周期計測データ数〜1分周期計測データ数は0個となる。間引き幅が5秒である場合は、1秒周期計測データ数は5個となり、5秒周期計測データ数〜1分周期計測データ数は0個となる。間引き幅が10秒である場合は、1秒周期計測データ数は10個となり、5秒周期計測データ数は2個となり、10秒周期計測データ数及び1分周期計測データ数は0個となる。
処理部413は、間引き幅が示す期間毎に、間引き処理の適用対象となる計測データのうち1個のみを選択し、残りの計測データを間引くことで、選択された計測データからなる時系列データを生成する。例えば、1秒周期で取得された計測データに対して、間引き幅が5秒の間引き処理を適用した場合、5秒毎に1個の計測データが選択される。
次に、処理部413は、警報履歴422を参照して、簡略化処理が適用された所定期間内の計測データに、異常な計測データが含まれているか否かをチェックする。所定期間内の計測データに異常な計測データが含まれている場合、処理部413は、その旨を示す異常情報を生成する。異常情報には、異常な計測データの取得日時及び警報レベルが含まれる。
計測データが簡略化されなかった場合、通信部412は、表示対象期間内のすべての計測データを時系列データとして含み、かつ、フラグ“OFF”を含む応答を、オペレ一タステーション302へ送信する。フラグ“OFF”は、簡略化処理が適用されていないことを示している。
一方、計測データが簡略化されており、かつ、異常情報が生成されていない場合、通信部412は、簡略化された時系列変化を表す時系列データ及びフラグ“ON”を含む応答を、オペレ一タステーション302へ送信する。計測データが簡略化されており、かつ、異常情報が生成されている場合、通信部412は、簡略化された時系列変化を表す時系列データ、フラグ“ON”、及び異常情報を含む応答を、オペレ一タステーション302へ送信する。
図9は、図3のオペレ一タステーション302の機能的構成例を示している。図9のオペレ一タステーション302は、記憶部911、通信部912、生成部913、及び表示部914を含む。オペレ一タステーション302は、データベースステーション301から受信した時系列データとともに、異常な計測データの存在を示す付加情報を画面上に表示する。
記憶部911は、事前に画面情報925及び表示色情報926を記憶している。画面情報925は、図4の画面情報423と同じ情報であり、表示色情報926は、付加情報の表示色に関する定義情報である。
まず、表示部914は、計測データの信号名のリストを画面上に表示し、オペレ一タは、表示されたリストからいずれかの信号名を選択して、表示対象期間を指定する。生成部913は、画面情報925から、選択された信号名に対応付けられた画面番号を取得し、取得した画面番号と指定された表示対象期間とを含むデータ要求を生成する。
通信部912は、生成されたデータ要求をデータベースステーション301へ送信し、データベースステーション301から応答を受信する。記憶部911は、受信した応答に含まれる時系列データ及びフラグを、時系列データ921及びフラグ922として記憶する。
受信した応答に異常情報が含まれている場合、記憶部911は、その異常情報を異常情報923としてさらに記憶する。異常情報923は、表示対象期間に含まれる所定期間内の計測データに、異常な計測データが含まれていることを示しており、異常な計測データの取得日時及び警報レベルを含む。
フラグ922の値が“OFF”である場合、生成部913は、時系列データ921を表示する表示情報を生成し、表示部914は、生成された表示情報を用いて、選択された信号名のトレンド画面に時系列データ921を表示する。この場合、時系列データ921は、簡略化されていない計測データを表している。
図10は、簡略化されていない計測データのトレンド画面の例を示している。横軸は時刻を表し、縦軸は計測データの計測値を表す。表示対象期間は、2019年3月1日の0時0分0秒〜0時0分25秒であり、曲線1001は、図5に示した信号“PID001.PV”の計測データの時間変化を示している。したがって、曲線1001上には、1秒毎の計測データがプロットされており、0時0分14秒の計測データ1002は、異常な計測データである。
フラグ922の値が“ON”であり、かつ、応答に異常情報が含まれていない場合も、生成部913は、時系列データ921を表示する表示情報を生成する。そして、表示部914は、生成された表示情報を用いて、選択された信号名のトレンド画面に時系列データ921を表示する。この場合、時系列データ921は、簡略化された計測データを表している。
フラグ922の値が“ON”であり、かつ、応答に異常情報が含まれている場合、生成部913は、時系列データ921を表示する表示情報を生成するとともに、異常情報923に基づいて、異常な計測データの存在を示す付加情報を表示する表示情報を生成する。付加情報を表示する表示情報は、トレンド画面上で時系列データ921の所定期間に対応する位置に、付加情報を表示する表示情報である。そして、表示部914は、生成された表示情報を用いて、選択された信号名のトレンド画面に時系列データ921及び付加情報を表示する。
このとき、生成部913は、異常情報923に含まれる取得日時に基づいて、トレンド画面上で時系列データ921の所定期間に対応する位置を特定する。例えば、生成部913は、表示対象期間に含まれる複数の間引き幅に対応する期間のうち、異常な計測データの取得日時を含む期間を、付加情報の表示位置に決定する。
また、生成部913は、異常情報923に含まれる警報レベルと表示色情報926とに基づいて、付加情報の表示色を決定する。
図11は、表示色情報926の例を示している。図11の表示色情報926は、警報レベル及び表示色を含む。警報レベル“重”には“赤色”が対応付けられており、警報レベル“中”には“オレンジ色”が対応付けられており、警報レベル“軽”には“黄色”が対応付けられている。この場合、生成部913は、異常情報923に含まれる警報レベルに対応付けられた表示色を、付加情報の表示色に決定する。警報レベルに応じて異なる表示色を用いることで、オペレータは、表示された付加情報から異常の深刻さを容易に認識することができる。
間引き幅に対応する期間内に複数の異常な計測データが含まれている場合、異常情報923には、それぞれの計測データの取得日時及び警報レベルが含まれる。この場合、生成部913は、複数の異常な計測データそれぞれの警報レベルのうち、最も深刻な警報レベルに基づいて、付加情報の表示色を決定する。
例えば、間引き幅に対応する期間内に3個の異常な計測データが含まれており、それらの警報レベルがそれぞれ“重”、“中”、及び“軽”である場合、警報レベル“重”に対応する“赤色”が表示色に決定される。3個の異常な計測データの警報レベルがそれぞれ“中”、“中”、及び“軽”である場合、警報レベル“中”に対応する“オレンジ色”が表示色に決定される。3個の異常な計測データの警報レベルがすべて“軽”である場合、警報レベル“軽”に対応する“黄色”が表示色に決定される。
最も深刻な警報レベルに対応する表示色を用いることで、オペレータは、深刻さの異なる複数の異常が同じ期間内に発生している場合であっても、最も深刻な異常の存在を見落とすことがなくなる。
図10のトレンド画面が表示された後、時間の経過によって、長時間にわたる信号“PID001.PV”の計測データが累積されると、オペレータは、長時間の計測データの推移を確認するため、表示対象期間を拡大してトレンド画面の表示を再度指示する。この場合、表示対象期間に含まれる計測データの個数が所定値よりも多くなり、計測データが簡略化されることがある。
図12は、簡略化された計測データのトレンド画面の例を示している。横軸は時刻を表し、縦軸は計測データの計測値を表す。表示対象期間は、2019年3月1日の0時0分0秒〜12時0分0秒であり、曲線1201は、図5に示した信号“PID001.PV”の計測データから、間引き幅が30秒の間引き処理により生成された時系列データを示している。したがって、曲線1201上には、30秒毎の計測データがプロットされており、0時0分14秒の異常な計測データは間引かれている。
付加情報1202は、間引き幅に対応する0時0分1秒〜0時0分30秒の期間内に、異常な計測データが存在することを示している。図6の警報履歴422において、0時0分14秒の計測データの警報レベルは“軽”であるため、図11の表示色情報926から表示色が“黄色”に決定され、付加情報1202は黄色で表示される。このとき、付加情報1202と重なっている曲線1201をオペレータが視認できるように、透過色の黄色を用いることが望ましい。
表示部914は、表示色情報926に記録された表示色の代わりに、オペレータによって指定された表示色を用いて、付加情報1202を表示してもよい。
付加情報1202の形状は、所定の幅及び高さを有する矩形である。矩形の幅及び高さは、固定値であってもよく、オペレータによって指定された値であってもよい。生成部913は、間引き処理で用いられた間引き幅から、矩形の幅及び高さを計算してもよい。付加情報1202によって、その表示位置に対応する期間が強調表示されるため、オペレータは、その期間に異常な計測データが存在することを認識できる。
簡略化された計測データのトレンド画面上で、オペレータが付加情報を選択する選択操作を行った場合、生成部913は、その選択操作を受け付け、トレンド画面の画面番号と、選択された付加情報が示す計測データの取得日時とを含むデータ要求を生成する。例えば、オペレータは、マウス等により付加情報をクリックすることで、その付加情報を選択することができる。通信部912は、生成されたデータ要求をデータベースステーション301へ送信する。
データベースステーション301の通信部412は、データ要求を受信し、処理部413は、画面情報423から、データ要求に含まれる画面番号に対応付けられた信号名を取得する。そして、処理部413は、取得した信号名を有し、かつ、データ要求に含まれる取得日時を有する計測データの警報情報を、警報履歴422から取得する。例えば、取得された警報情報には、図6の時刻、内容、及び状態が含まれる。通信部412は、取得された警報情報を含む応答を、オペレ一タステーション302へ送信する。
オペレ一タステーション302の通信部912は、応答を受信し、記憶部911は、受信した応答に含まれる警報情報を、警報情報924として記憶する。警報情報924に含まれる内容は、異常部分情報の一例であり、プラント機器305−i内において異常な計測データが取得された部分を表す。生成部913は、警報情報924を表示する表示情報を生成し、表示部914は、生成された表示情報を用いて、トレンド画面に警報情報924を表示する。
図13は、図12のトレンド画面に表示された警報情報924の例を示している。図12のトレンド画面において、付加情報1202の矩形がクリックされた場合、対応する期間内に取得された異常な計測データに関する警報情報1301が表示される。警報情報1301は、図6に示した0時0分14秒の計測データの警報情報である。警報情報1301を表示することで、オペレータは、図12の付加情報1202が示す異常の詳細を確認することができる。
表示部914は、警報情報1301の代わりに、対応する期間内に取得された計測データを間引きなしで表示することも可能である。この場合、データベースステーション301は、0時0分1秒〜0時0分30秒の期間に取得された計測データを計測情報421から抽出し、それらの計測データを含む応答を、オペレ一タステーション302へ送信する。そして、生成部913は、応答に含まれる計測データを表示する表示情報を生成する。
図14は、簡略化された計測データのトレンド画面に表示された複数の付加情報の例を示している。図14のトレンド画面には、図12に示した曲線1201及び付加情報1202に加えて、付加情報1401及び付加情報1402が表示されている。付加情報1202は黄色で表示され、付加情報1401はオレンジ色で表示され、付加情報1402は赤色で表示される。
図3のDCSによれば、トレンド画面上で計測データが簡略化され、異常な計測データが直接表示されない場合であっても、オペレータは、異常が発生している期間を付加情報によって容易に認識することができる。さらに、その期間に発生した異常の詳細を示す警報情報を、簡略化された計測データとともに表示することで、過去情報を比較しながら分析することが可能になり、監視業務の効率が向上する。
図15は、図3のオペレ一タステーション302が表示対象期間の時系列データを要求する第1のデータ要求処理の例を示すフローチャートである。まず、表示部914は、信号名のリストを画面上に表示し(ステップ1501)、オペレ一タは、いずれかの信号名を選択して、表示対象期間を指定する(ステップ1502)。生成部913は、画面情報925から、選択された信号名に対応付けられた画面番号を取得し、取得した画面番号と指定された表示対象期間とを含むデータ要求を生成する。
次に、通信部912は、データ要求をデータベースステーション301へ送信し(ステップ1503)、生成部913は、データ要求に対する応答を受信したか否かをチェックする(ステップ1504)。データベースステーション301から応答を受信していない場合(ステップ1504,NO)、生成部913は、ステップ1504の処理を繰り返す。
データベースステーション301から応答を受信した場合(ステップ1504,YES)、生成部913は、時系列データ921を表示する表示情報を生成し(ステップ1505)、フラグ922の値をチェックする(ステップ1506)。
フラグ922の値が“ON”である場合(ステップ1506,YES)、生成部913は、異常情報923の有無をチェックする(ステップ1507)。異常情報923が存在する場合(ステップ1507,YES)、生成部913は、異常情報923に基づいて、付加情報を表示する表示情報を生成する(ステップ1508)。
次に、表示部914は、生成された表示情報を用いて、トレンド画面に時系列データ921を表示するとともに、時系列データ921の所定期間に対応する位置に、付加情報を表示する(ステップ1509)。
異常情報923が存在しない場合(ステップ1507,NO)、表示部914は、生成された表示情報を用いて、トレンド画面に時系列データ921のみを表示する(ステップ1509)。フラグ922の値が“OFF”である場合も(ステップ1506,NO)、表示部914は、生成された表示情報を用いて、トレンド画面に時系列データ921のみを表示する(ステップ1509)。
図16は、図3のデータベースステーション301が表示対象期間の時系列データを送信する第1の応答処理の例を示すフローチャートである。まず、通信部412は、オペレ一タステーション302からデータ要求を受信し(ステップ1601)、処理部413は、画面情報423から、データ要求に含まれる画面番号に対応付けられた信号名を取得する(ステップ1602)。そして、処理部413は、計測情報421から、データ要求に含まれる表示対象期間内に取得された計測データを抽出する(ステップ1603)。
次に、処理部413は、抽出された計測データを簡略化するか否かを決定する(ステップ1604)。計測データを簡略化する場合(ステップ1604,YES)、処理部413は、簡略化処理を行って、簡略化された計測データを表す時系列データを生成し(ステップ1605)、フラグの値を“ON”に設定する(ステップ1606)。
次に、処理部413は、警報履歴422を参照して、簡略化処理が適用された所定期間内の計測データに、異常な計測データが含まれているか否かをチェックする(ステップ1607)。所定期間内の計測データに異常な計測データが含まれている場合(ステップ1607,YES)、処理部413は、異常情報を生成する(ステップ1608)。
次に、通信部412は、簡略化された計測データを表す時系列データ、フラグ“ON”、及び異常情報を含む応答を、オペレ一タステーション302へ送信する(ステップ1609)。所定期間内の計測データに異常な計測データが含まれていない場合(ステップ1607,NO)、通信部412は、簡略化された計測データを表す時系列データ及びフラグ“ON”を含む応答を、オペレ一タステーション302へ送信する(ステップ1609)。
計測データを簡略化しない場合(ステップ1604,NO)、処理部413は、フラグの値を“OFF”に設定し、表示対象期間内のすべての計測データを時系列データに設定する(ステップ1610)。そして、通信部412は、時系列データ及びフラグ“OFF”を含む応答を、オペレ一タステーション302へ送信する(ステップ1609)。
図17は、図3のオペレ一タステーション302が、簡略化処理が適用された所定期間の計測データの警報情報を要求する、第2のデータ要求処理の例を示すフローチャートである。まず、オペレータは、簡略化された計測データのトレンド画面上で付加情報を選択する(ステップ1701)。生成部913は、その選択操作を受け付けて、トレンド画面の画面番号と、選択された付加情報が示す計測データの取得日時とを含むデータ要求を生成し、通信部912は、データ要求をデータベースステーション301へ送信する(ステップ1702)。
生成部913は、データ要求に対する応答を受信したか否かをチェックし(ステップ1703)、データベースステーション301から応答を受信していない場合(ステップ1703,NO)、ステップ1703の処理を繰り返す。
データベースステーション301から応答を受信した場合(ステップ1703,YES)、生成部913は、警報情報924を表示する表示情報を生成する(ステップ1704)。そして、表示部914は、生成された表示情報を用いて、トレンド画面に警報情報924を表示する(ステップ1705)。
図18は、図3のデータベースステーション301が、簡略化処理が適用された所定期間の計測データの警報情報を送信する、第2の応答処理の例を示すフローチャートである。まず、通信部412は、オペレ一タステーション302からデータ要求を受信する(ステップ1801)。
処理部413は、画面情報423から、データ要求に含まれる画面番号に対応付けられた信号名を取得し、その信号名とデータ要求に含まれる取得日時とを有する計測データの警報情報を、警報履歴422から取得する(ステップ1802)。そして、通信部412は、警報情報を含む応答をオペレ一タステーション302へ送信する(ステップ1803)。
図1の表示制御装置101の構成は一例に過ぎず、表示制御装置101の用途又は条件に応じて、一部の構成要素を省略又は変更してもよい。
図3のDCSの構成は一例に過ぎず、DCSの用途又は条件に応じて、一部の構成要素を省略又は変更してもよい。例えば、小規模なプラントの場合は、データベースステーション301の機能をオペレ一タステーション302に実装することも可能である。この場合、データベースステーション301を省略することができる。計測対象機器は、プラント機器305−i以外の機器であってもよい。
図4のデータベースステーション301の構成は一例に過ぎず、DCSの用途又は条件に応じて、一部の構成要素を省略又は変更してもよい。図9のオペレ一タステーション302の構成は一例に過ぎず、DCSの用途又は条件に応じて、一部の構成要素を省略又は変更してもよい。例えば、生成部913が生成した表示情報を外部のオペレータ端末へ送信し、オペレータ端末がトレンド画面を表示する場合は、表示部914を省略することができる。
図2及び図15〜図18に示したフローチャートは一例に過ぎず、DCSの構成又は条件に応じて、一部の処理を省略又は変更してもよい。例えば、簡略化処理が適用されたか否かを示すフラグを使用しない場合は、図15のステップ1506、図16のステップ1606、及びステップ1610の処理を省略することができる。簡略化処理が適用された所定期間の計測データの警報情報を表示しない場合は、図17及び図18の処理を省略することができる。
図5に示した計測情報421及び図6に示した警報履歴422は一例に過ぎず、DCSの構成又は条件に応じて、一部の情報を省略又は変更してもよい。時刻は、センサが計測データを取得する周期に応じて変化し、計測値、内容、及び信号名は、計測対象機器及び信号に応じて変化する。
図7に示した画面情報423、図8に示した間引き幅、及び図11に示した表示色情報926は一例に過ぎず、DCSの用途又は条件に応じて、別の画面情報423、間引き幅、及び表示色情報926を用いてもよい。
図10及び図12〜図14に示したトレンド画面は一例に過ぎず、トレンド画面は、計測情報421及び警報履歴422に応じて変化する。
図19は、図1の表示制御装置101及び図9のオペレ一タステーション302として用いられる情報処理装置のハードウェア構成例を示している。図19の情報処理装置は、CPU(Central Processing Unit)1901、メモリ1902、入力装置1903、出力装置1904、補助記憶装置1905、媒体駆動装置1906、及びネットワーク接続装置1907を含む。これらの構成要素はハードウェアであり、バス1908により互いに接続されている。
メモリ1902は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリであり、処理に用いられるプログラム及びデータを記憶する。メモリ1902は、図1の記憶部111又は図9の記憶部911として用いることができる。
CPU1901(プロセッサ)は、例えば、メモリ1902を利用してプログラムを実行することにより、図1の生成部112として動作する。CPU1901は、メモリ1902を利用してプログラムを実行することにより、図9の生成部913としても動作する。
入力装置1903は、例えば、キーボード、ポインティングデバイス等であり、オペレータ又はユーザからの指示又は情報の入力に用いられる。出力装置1904は、例えば、表示装置、プリンタ、スピーカ等であり、オペレータ又はユーザへの問い合わせ又は指示、及び処理結果の出力に用いられる。処理結果は、トレンド画面であってもよい。出力装置1904は、図9の表示部914として用いることができる。
補助記憶装置1905は、例えば、磁気ディスク装置、光ディスク装置、光磁気ディスク装置、テープ装置等である。補助記憶装置1905は、ハードディスクドライブ又はフラッシュメモリであってもよい。情報処理装置は、補助記憶装置1905にプログラム及びデータを格納しておき、それらをメモリ1902にロードして使用することができる。補助記憶装置1905は、図1の記憶部111又は図9の記憶部911として用いることができる。
媒体駆動装置1906は、可搬型記録媒体1909を駆動し、その記録内容にアクセスする。可搬型記録媒体1909は、メモリデバイス、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク等である。可搬型記録媒体1909は、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、USB(Universal Serial Bus)メモリ等であってもよい。オペレータ又はユーザは、この可搬型記録媒体1909にプログラム及びデータを格納しておき、それらをメモリ1902にロードして使用することができる。
このように、処理に用いられるプログラム及びデータを格納するコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、メモリ1902、補助記憶装置1905、又は可搬型記録媒体1909のような、物理的な(非一時的な)記録媒体である。
ネットワーク接続装置1907は、情報ネットワーク311及び制御ネットワーク312に接続され、通信に伴うデータ変換を行う通信インタフェース回路である。情報処理装置は、プログラム及びデータを外部の装置からネットワーク接続装置1907を介して受信し、それらをメモリ1902にロードして使用することができる。ネットワーク接続装置1907は、図9の通信部912として用いることができる。
なお、情報処理装置が図19のすべての構成要素を含む必要はなく、用途又は条件に応じて一部の構成要素を省略することも可能である。例えば、可搬型記録媒体1909又は通信ネットワークを使用しない場合は、媒体駆動装置1906又はネットワーク接続装置1907を省略してもよい。
図4のデータベースステーション301、制御装置304−1、及び制御装置304−2としては、図19と同様の情報処理装置を用いることができる。
開示の実施形態とその利点について詳しく説明したが、当業者は、特許請求の範囲に明確に記載した本発明の範囲から逸脱することなく、様々な変更、追加、省略をすることができるであろう。
101 表示制御装置
111、411、911 記憶部
112、913 生成部
121 時系列データ
122 異常情報
301 データベースステーション
302 オペレ一タステーション
303 プリンタ
304−1、304−2 制御装置
305−1、305−2 プラント機器
311 情報ネットワーク
312 制御ネットワーク
412、912 通信部
413 処理部
421 計測情報
422 警報履歴
423、925 画面情報
914 表示部
921 時系列データ
922 フラグ
923 異常情報
924、1301 警報情報
926 表示色情報
1001、1201 曲線
1002 計測データ
1202、1401、1402 付加情報
1901 CPU
1902 メモリ
1903 入力装置
1904 出力装置
1905 補助記憶装置
1906 媒体駆動装置
1907 ネットワーク接続装置
1908 バス
1909 可搬型記録媒体

Claims (5)

  1. 計測対象機器から取得された複数の時刻それぞれの計測データを表示対象期間に応じて簡略化することで生成された、計測データの時系列変化を表す時系列データと、前記複数の時刻それぞれの計測データのうち、前記表示対象期間に含まれる所定期間内の計測データに、異常な計測データが含まれていることを示す異常情報とを記憶する記憶部と、
    前記時系列データを画面上に表示する第1表示情報を生成するとともに、前記異常情報に基づいて、前記異常な計測データの存在を示す付加情報を前記画面上で前記時系列データの前記所定期間に対応する位置に表示する第2表示情報を生成する生成部と、
    を備えることを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記異常情報は、前記異常な計測データの取得時刻と警報レベルとを含み、
    前記生成部は、前記異常な計測データの取得時刻に基づいて、前記画面上で前記時系列データの前記所定期間に対応する位置を特定し、前記異常な計測データの警報レベルに基づいて、前記付加情報の表示色を決定することを特徴とする請求項1記載の表示制御装置。
  3. 前記所定期間内の計測データには、前記異常な計測データを含む複数の異常な計測データが含まれており、
    前記異常情報は、前記複数の異常な計測データそれぞれの取得時刻と警報レベルとを含み、
    前記生成部は、前記複数の異常な計測データそれぞれの警報レベルのうち、最も深刻な警報レベルに基づいて、前記付加情報の表示色を決定することを特徴とする請求項2記載の表示制御装置。
  4. 前記記憶部は、前記計測対象機器内において前記異常な計測データが取得された部分を示す異常部分情報をさらに記憶し、
    前記生成部は、前記画面上で前記付加情報を選択する選択操作を受け付けた場合、前記異常部分情報をさらに表示する第3表示情報を生成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  5. コンピュータが、
    計測対象機器から取得された複数の時刻それぞれの計測データを表示対象期間に応じて簡略化することで生成された、計測データの時系列変化を表す時系列データ画面上に表示する第1表示情報を生成し、
    前記複数の時刻それぞれの計測データのうち、前記表示対象期間に含まれる所定期間内の計測データに、異常な計測データが含まれていることを示す異常情報に基づいて、前記異常な計測データの存在を示す付加情報を前記画面上で前記時系列データの前記所定期間に対応する位置に表示する第2表示情報を生成する、
    ことを特徴とする表示制御方法。
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