JP2021043474A - 定着装置およびその製造方法 - Google Patents
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Description
前記シート部材は、前記エンドレスベルトの内周面に接触する接触部位と、当該接触部位の一端から延びる第1部位と、前記接触部位の他端から延びて前記ベース部材に固定される第2部位と、前記第1部位に形成される第1孔とを有する。
前記ベース部材は、前記接触部位に接触する第1面と、当該第1面と異なる第2面と、を有する。
前記第2面には、前記シート部材の前記第1孔の周囲の部分が入り込む凹部が形成される。
前記固定部は、前記凹部の内面に設けられ、前記第1孔の縁に係合する第1係合部と、前記第1係合部に設けられ、前記第1孔の周囲の部分を前記凹部の内面との間で保持する保持部とを有する。
この製造方法は、前記第1孔を前記突起部に取り付ける第1工程と、前記突起部の先端部を塑性変形させることで、前記突起部の先端部に前記保持部を形成し、当該保持部によって前記シート部材の前記第1孔の周囲の部分を前記凹部内に押し込む第2工程と、を備える。
各側壁152の上部は、ステイ140のフランジ部142と反射部材130のフランジ部132との間に挟み込まれている。断熱部材150は、ステイ140よりも熱伝導性の低い材料、例えば樹脂などからなっている。
図4に示すように、ベース部材160にシート部材170を巻き付けていく際において、シート部材170の各第1逃げ孔172Aおよび各第2逃げ孔173Aを各突出部164に取り付けるとともに、各第1孔172Bおよび各第2孔173Bを各共通係合部163Aに取り付ける(第1工程)。なお、図4においては、便宜上、シート部材170の両端部(各孔172B,173Bの周囲の部分)が凹部162外に配置された状態を示しているが、実際には、シート部材170の両端部は重力によって少し下に下がって凹部162内に入り込んでおり、この位置において各孔172B,173Bの縁が各共通係合部163Aに係合している。
突起部163の先端部を塑性変形させることで保持部200として機能する延出部210を共通係合部163Aに一体に形成するので、例えば突起部の先端に形成した雄ネジ部に捩じ込まれるワッシャを保持部とする構造(つまり、延出部の部分を共通係合部とは別部品とする構造)と比べ、部品点数を少なくすることができる。
110 エンドレスベルト
111 内周面
160 ベース部材
162 凹部
162A 底面
163A 共通係合部
170 シート部材
171 接触部位
172 第1部位
172B 第1孔
173 第2部位
200 保持部
210 延出部
220 板金
400 固定部
前記シート部材は、前記エンドレスベルトの内周面に接触する接触部位と、当該接触部位の一端から延びる第1部位と、前記第1部位に形成される第1孔とを有する。
前記ベース部材は、前記接触部位に接触する第1面と、当該第1面と異なる第2面と、を有する。
前記固定部は、前記第2面に設けられ、前記第1孔が取り付けられる突起部と、前記突起部の先端部が径方向に広がるように塑性変形した延出部とを有する。
この製造方法は、前記第1孔を前記突起部に取り付ける第1工程と、前記突起部の先端部を熱カシメによって塑性変形させることで、前記突起部の先端部を径方向に広げて前記延出部を形成する第2工程と、を備える。
Claims (13)
- エンドレスベルトと、
前記エンドレスベルトの内側に配置されたベース部材と、
前記ベース部材に巻き付けられて前記エンドレスベルトに接触するシート部材と、
前記シート部材を前記ベース部材に固定する固定部とを備え、
前記シート部材は、前記エンドレスベルトの内周面に接触する接触部位と、当該接触部位の一端から延びる第1部位と、前記接触部位の他端から延びて前記ベース部材に固定される第2部位と、前記第1部位に形成される第1孔とを有し、
前記ベース部材は、前記接触部位に接触する第1面と、当該第1面と異なる第2面と、を有し、
前記第2面には、前記シート部材の前記第1孔の周囲の部分が入り込む凹部が形成され、
前記固定部は、
前記凹部の内面に設けられ、前記第1孔の縁に係合する第1係合部と、
前記第1係合部に設けられ、前記第1孔の周囲の部分を前記凹部の内面との間で保持する保持する保持部とを有することを特徴とする定着装置。 - 前記第1孔の周囲の部分は、前記凹部の内面と前記保持部との間で挟持されていることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
- 前記凹部の側面は、前記第2面に対して傾斜していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の定着装置。
- 前記シート部材は、前記第2部位に形成される第2孔を有し、
前記固定部は、前記ベース部材に設けられ、前記第2孔の縁に係合する第2係合部を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の定着装置。 - 前記第1係合部と前記第2係合部は、前記第1孔および前記第2孔の両方に入り込む1つの共通係合部として構成され、
前記第1孔の周囲の部分と前記第2孔の周囲の部分の両方が、前記凹部内に入り込んで、前記保持部で保持されることを特徴とする請求項4に記載の定着装置。 - 前記共通係合部は、前記凹部の内面から突出するように、前記ベース部材に一体に形成されていることを特徴とする請求項5に記載の定着装置。
- 前記凹部は、前記ベース部材の長手方向に沿って長く、当該凹部の内面には、前記共通係合部が前記長手方向に沿って複数設けられ、
前記複数の共通係合部に対応するように、前記第1孔および前記第2孔が複数設けられていることを特徴とする請求項6に記載の定着装置。 - 前記保持部は、前記シート部材に接触し、かつ、前記長手方向に沿って長い押さえ部材を有することを特徴とする請求項7に記載の定着装置。
- 前記保持部は、前記共通係合部に一体に形成され、前記共通係合部から前記内面に沿った方向に延びる延出部を有することを特徴とする請求項5から請求項8のいずれか1項に記載の定着装置。
- エンドレスベルトと、
前記エンドレスベルトの内側に配置されたベース部材と、
前記ベース部材に巻き付けられて前記エンドレスベルトに接触するシート部材と、
前記シート部材を前記ベース部材に固定する固定部とを備え、
前記シート部材が、前記エンドレスベルトの内周面に接触する接触部位と、当該接触部位の一端から延びる第1部位と、前記接触部位の他端から延びて前記ベース部材に固定される第2部位と、前記第1部位に形成される第1孔とを有し、
前記ベース部材が、前記接触部位に接触する第1面と、当該第1面と異なる第2面と、を有し、
前記第2面には、凹部が形成され、
前記固定部が、
前記凹部の内面に設けられる突起部と、
前記突起部に設けられ、前記第1孔の周囲の部分を前記凹部の内面との間で保持する保持部とを有する定着装置の製造方法であって、
前記第1孔を前記突起部に取り付ける第1工程と、
前記突起部の先端部を塑性変形させることで、前記突起部の先端部に前記保持部を形成し、当該保持部によって前記シート部材の前記第1孔の周囲の部分を前記凹部内に押し込む第2工程と、を備えたことを特徴とする定着装置の製造方法。 - 前記第2工程において、熱カシメを行うための熱カシメピンを前記突起部の先端部に押し付けることで、当該先端部を塑性変形させることを特徴とする請求項10に記載の定着装置の製造方法。
- 前記第1工程の後、かつ、前記第2工程の前に、
前記突起部を挿入可能な孔を有し、前記内面に沿った方向において前記熱カシメピンの成型面よりも大きな押さえ部材を、前記突起部に装着する第3工程を設けたことを特徴とする請求項11に記載の定着装置の製造方法。 - 前記第3工程において、前記押さえ部材として板金を用いることを特徴とする請求項12に記載の定着装置の製造方法。
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