JP2021041971A - ヒンジキャップ - Google Patents

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齋藤 剛史
Takashi Saito
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Abstract

【課題】本発明の解決しようとする課題は、高粘度の内容物を収納するためのチューブ容器に用いるヒンジキャップにおいて、比較的簡単な構造でありながら、蓋を大きく開いた状態で固定することができ、しかもすっきりした外観を持ったヒンジキャップを提案するものである。【解決手段】チューブ容器の開口部を閉止するためのヒンジキャップであって、チューブ容器10の開口部に螺合する雌ねじ6と注出筒5を備えたキャップ本体2と、前記注出筒を閉止する蓋体3とが平板状のヒンジ4によって繋がっており、蓋体はヒンジ側の上端に係合突起7を有し、ヒンジを中心として蓋体を180°以上回転して開いた時に、前記係合突起が嵌合する嵌合部8がキャップ本体に設けられていることを特徴とするヒンジキャップである。【選択図】図1

Description

本発明は、各種容器の注出口を閉止するためのプラスチック製のキャップに関し、特に蓋がヒンジによって本体と繋がっており、蓋を開いた状態で固定することができるヒンジキャップに関する。
ガラス瓶やプラスチック製ボトル、チューブ容器など各種容器の注出口を閉止するために、さまざまな形状のプラスチック製のキャップが用いられている。キャップには、開いた時に蓋が落下したり紛失したりしないように蓋がキャップ本体とヒンジによって繋がっているものがある。これらは、一般にヒンジキャップと呼ばれている。
ヒンジキャップには、単にキャップ本体とキャップとがバンド状の繋ぎで繋がっているだけのものや、単純な薄板状のヒンジのものや、回転軸をずらした2重ヒンジ構造のもの等がある。2重ヒンジ構造の場合、一定の角度に大きく開いた状態で固定されるので、内容物を注出する際にキャップが邪魔になることがないが、構造が複雑であるため、金型も複雑で高価なものとならざるを得ない。
特許文献1に記載されたヒンジキャップ付容器は、単純な薄板状のヒンジを用いながら、キャップを開いた状態に固定できるようにしたものである。この例では、キャップ本体の後部外筒に柱状の係合突起を設け、キャップの後部外壁にはこの係合突起に係合する溝を設けたものである。
特許文献1に記載されたヒンジキャップは、柱状の突起と縦溝とが係合するものであるから、視覚的に分かりやすいという長所はあるが、外観的にはスマートさに欠ける。また構造的には複雑であり従って依然として金型は高価であるという問題に加えて、溝部に内容物が付着した場合に掃除しづらいという問題もある。
特許文献2に記載されたキャップは、液剤を塗布するための容器に用いるキャップであり、薬剤保持部材の塗布面を開閉する蓋部と、薬剤保持部材全体を開閉するヒンジ部を有するキャップである。この例では開閉するヒンジが2つあり、そのいずれも開いた状態で固定できるようになっている。
特許文献2に記載されたキャップは、液剤を塗布するための特殊な容器に用いるものであるため、極めて複雑な構造を持っており、従って当然のことながら高価なものとならざるを得ない。
特許文献1に記載されたヒンジキャップ付容器も、特許文献2に記載されたキャップも、いずれも比較的低粘度の内容物を収納するためのものであり、高粘度の内容物を収納するチューブ容器には使い難いものであった。
特開2008−296935号公報 特開2010−6453号公報
本発明の解決しようとする課題は、高粘度の内容物を収納するためのチューブ容器に用いるヒンジキャップにおいて、比較的簡単な構造でありながら、蓋を大きく開いた状態で固定することができ、しかもすっきりした外観を持ったヒンジキャップを提案するものである。
上記の課題を解決するための手段として、請求項1に記載の発明は、チューブ容器の開口部を閉止するためのヒンジキャップであって、チューブ容器の開口部に螺合する雌ねじと注出筒を備えたキャップ本体と、前記注出筒を閉止する蓋体とが平板状のヒンジによって繋がっており、蓋体はヒンジ側の上端に係合突起を有し、ヒンジを中心として蓋体を180°以上回転して開いた時に、前記係合突起が嵌合する嵌合部がキャップ本体に設けられていることを特徴とするヒンジキャップである。
本発明に係るヒンジキャップは、蓋体の後端に設けた係合突起をキャップ本体の後端に設けた嵌合部に嵌合させることにより、蓋体を180°以上開いた状態に固定することができる。
請求項2に記載の発明は、前記嵌合部が、キャップ本体のヒンジ側の下端に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のヒンジキャップである。
請求項3に記載の発明は、前記嵌合部が、キャップ本体のヒンジ側の壁面に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のヒンジキャップである。
請求項4に記載の発明は、前記注出筒が、チューブ容器の中心よりヒンジと反対方向にずらした位置にあることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のヒンジキャップである。
本発明に係るヒンジキャップは、蓋体の後端に設けた係合突起をキャップ本体の後端に設けた嵌合部に嵌合させることにより、蓋体を180°以上開いた状態に固定することができる。このため、高粘度の内容物を収納するチューブ容器に用いた場合特に内容物を絞り出し易い。
本発明に係るヒンジキャップは、ヒンジ部が簡単な構造であるため、簡単な構造の金型で作製することができ、従って安価に製造できる。
請求項4に記載の発明のように、注出筒がチューブ容器の中心よりヒンジと反対方向にずらした位置にある場合には、注出時により蓋が邪魔になり難くなる。
図1は、本発明に係るヒンジキャップの一実施態様を示した側面模式図であり、嵌合部がキャップ本体のヒンジ側の下端に設けられた例である。 図2は、図1に示したヒンジキャップの断面模式図である。 図3は、図1に示したヒンジキャップの蓋体を開いた状態を示した説明図である。 図4は、図3の状態から蓋体をさらに開いて係合突起を嵌合部に嵌合させた状態を示した説明図である。 図5は、図3の状態における断面説明図である。 図6は、本発明に係るヒンジキャップの他の実施態様を示した側面模式図であり、嵌合部がキャップ本体のヒンジ側の壁面に設けられた例である。 図7は、図6に示したヒンジキャップの断面模式図である。 図8は、本発明に係るヒンジキャップを用いたチューブ容器を使用している状態を示した説明図である。
以下図面を参照しながら、本発明に係るヒンジキャップについて詳細に説明する。図1は、本発明に係るヒンジキャップ1の一実施態様を示した側面模式図である。また図2は、図1に示したヒンジキャップ1の断面模式図である。
本発明に係るヒンジキャップ1は、チューブ容器10の開口部を閉止するためのヒンジキャップであって、チューブ容器10の開口部に螺合する雌ねじ6と注出筒5を備えたキャップ本体2と、注出筒5を閉止する蓋体3とが平板状のヒンジ4によって繋がっており、蓋体3はヒンジ側の上端に係合突起7を有し、ヒンジ4を中心として蓋体3を180°以上回転して開いた時に、係合突起7が嵌合する嵌合部8がキャップ本体2に設けられていることを特徴とする。この例では、嵌合部がキャップ本体2のヒンジ側の下端に設けられている。
図3は、図1に示したヒンジキャップ1の蓋体3を開いた状態を示した説明図である。図4は、図3の状態から蓋体3をさらに開いて係合突起7を嵌合部8に嵌合させた状態を示した説明図である。
本発明に係るヒンジキャップ1は、蓋体3を180°以上開いて係合突起7を嵌合部8に嵌合させることにより、蓋体3を大きく開いた状態に固定することができる。このため特に高粘度の内容物を収納するチューブ容器において、内容物の注出時に蓋体3が邪魔にならず使い勝手が良好である。
図6は、本発明に係るヒンジキャップ1の他の実施態様を示した側面模式図であり、図7は、図6に示したヒンジキャップ1の断面模式図である。この例では嵌合部8がキャップ本体2のヒンジ側の壁面に設けられている。蓋体3の厚さが薄い場合や、逆にキャップ本体2の高さが高い場合には、このように嵌合部8がキャップ本体2の下端ではなく、壁面に位置する場合もある。
図1〜8に示した例では、図2から分かるように、注出筒5が、チューブ容器10の中心よりヒンジ4と反対方向にずらした位置にある。このようにすることにより、図8から分かるように、高粘度の内容物11を押し出して使用する際に蓋体が邪魔にならずさらに使い勝手が良い。
本発明に係るヒンジキャップ1は、全体として構造が簡単である。ヒンジ4は、平板状であるため、構造が簡単であるし、係合突起7も嵌合部8も単なる突起と凹みであるので、複雑な構造ではない。図5は図3の状態における断面説明図であるが、ヒンジキャップ1は、通常このようにキャップ本体2と蓋体3とがヒンジ4で繋がって一体となった状態で成形される。成形時の金型は、特に複雑な構造を必要とせず、一般的な金型で事足りるので、安価に製造できる。
本発明に係るヒンジキャップ1の材質としては、各種合成樹脂が用いられる。具体的には、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ナイロン樹脂等の射出成型用グレードが用いられる。
1・・・ヒンジキャップ
2・・・キャップ本体
3・・・蓋体
4・・・ヒンジ
5・・・注出筒
6・・・雌ねじ
7・・・係合突起
8・・・嵌合部
10・・・チューブ容器
11・・・内容物

Claims (4)

  1. チューブ容器の開口部を閉止するためのヒンジキャップであって、チューブ容器の開口部に螺合する雌ねじと注出筒を備えたキャップ本体と、前記注出筒を閉止する蓋体とが平板状のヒンジによって繋がっており、蓋体はヒンジ側の上端に係合突起を有し、ヒンジを中心として蓋体を180°以上回転して開いた時に、前記係合突起が嵌合する嵌合部がキャップ本体に設けられていることを特徴とするヒンジキャップ。
  2. 前記嵌合部は、キャップ本体のヒンジ側の下端に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のヒンジキャップ。
  3. 前記嵌合部は、キャップ本体のヒンジ側の壁面に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のヒンジキャップ。
  4. 前記注出筒が、チューブ容器の中心よりヒンジと反対方向にずらした位置にあることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のヒンジキャップ。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0721551U (ja) * 1993-09-20 1995-04-18 株式会社資生堂 樹脂チューブ
JPH07223660A (ja) * 1994-02-04 1995-08-22 Ichihara Botoru Kk キャップ
JP2005022673A (ja) * 2003-06-30 2005-01-27 Kitano Seisaku Kk 目薬容器
JP2008296935A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Takeuchi Press Ind Co Ltd ヒンジキャップ付容器

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