JP2021041421A - 連続鋳造用ロール - Google Patents

連続鋳造用ロール Download PDF

Info

Publication number
JP2021041421A
JP2021041421A JP2019163777A JP2019163777A JP2021041421A JP 2021041421 A JP2021041421 A JP 2021041421A JP 2019163777 A JP2019163777 A JP 2019163777A JP 2019163777 A JP2019163777 A JP 2019163777A JP 2021041421 A JP2021041421 A JP 2021041421A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
continuous casting
roll body
resistant layer
cracks
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019163777A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7410372B2 (ja
Inventor
壮一 寺澤
Soichi Terasawa
壮一 寺澤
実 秋元
Minoru Akimoto
実 秋元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP2019163777A priority Critical patent/JP7410372B2/ja
Publication of JP2021041421A publication Critical patent/JP2021041421A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7410372B2 publication Critical patent/JP7410372B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
  • Continuous Casting (AREA)

Abstract

【課題】厳しい使用環境下においても、外周面における亀裂の発生及び亀裂の径方向内方への進展を抑制でき、使用寿命の延長を図ることが可能な連続鋳造用ロールを提供する。【解決手段】ロール本体と、このロール本体の外周面に形成された耐熱層32と、を備えており、耐熱層32の外周面には、円周方向へ延在する円周溝35が前記ロール本体の軸線方向にわたって複数形成されており、耐熱層32の内部には、円周方向に延在する環状の空洞部37が前記ロール本体の軸線方向にわたって複数形成されており、空洞部37は、前記ロール本体の軸線に沿った断面から見て径方向内方に位置する底部37aが曲面状に形成されており、複数の空洞部37の少なくとも一部は、円周溝35が形成されていない平坦領域36の径方向内方に配設されている。【選択図】図3

Description

本発明は、鋳片を連続鋳造する連続鋳造設備において、鋳型を搬送する際に用いられる連続鋳造用ロールに関するものである。
スラブ等の鋳片を製造する連続鋳造装置においては、鋳型内に注入された溶鋼が冷却手段によって冷却されることにより、凝固シェルが成長していき、鋳型の下方から鋳片が引き抜かれる。そして、鋳型から引き抜かれる鋳片は、連続鋳造用ロールによって挟持されて搬送される。
ここで、上述の連続鋳造用ロールにおいては、鋳造直後の高温の鋳片と接触することから、通常、SUS鋼等からなるロール本体の外周面に、耐熱性に優れた材質からなる耐熱層が形成された構造とされている。
連続鋳造用ロールにおいては、回転しながら鋳片に押し付けられることから、上述の耐熱層には冷熱サイクルが負荷されることになる。すなわち、連続鋳造用ロールにおいては、高温の鋳片への接触したときの熱膨張と、鋳片と非接触のとき収縮とが繰り返され、熱応力が作用することになる。このため、連続鋳造用ロールの表面に、疲労によって亀裂が生じることがあった。
このような亀裂が発生した場合には、連続鋳造用ロールの外周面を研削することで亀裂を除去し、その後、耐熱層を再度形成することにより、連続鋳造用ロールを再使用している。ここで、亀裂が内部に進展し、ロール本体にまで達した場合には、研削量の大幅な増加となり、さらに程度がひどい場合にはロール本体の再使用を行うことができなくなる。
そこで、従来、例えば特許文献1−5に示すように、鋳造用ロールの外周面における亀裂の発生を抑制する各種技術が提案されている。
特許文献1−3においては、連続鋳造用ロールの外周面に、円周方向に延在する円周溝を複数形成することにより、冷熱サイクル負荷時に連続鋳造用ロールの外周面近傍に作用する熱応力を低減し、亀裂の発生を抑制する技術が提案されている。
また、特許文献4、5においては、外周面の径方向内方に、円周方向に延在する環状の空洞部を設け、冷熱サイクル負荷時に連続鋳造用ロールの外周面近傍に作用する熱応力を低減し、亀裂の発生を抑制する技術が提案されている。
実開平03−024354号公報 特開平10−156499号公報 特開2015−093302号公報 特開2004−195517号公報 特開2007−050430号公報
ところで、最近では、鋳片の連続鋳造においては、生産効率の向上の観点から鋳造速度が増速される傾向にあり、連続鋳造用ロールと接触する鋳片の温度が高く、かつ、連続鋳造用ロールへの冷熱サイクルの周期も短くなる。このため、連続鋳造用ロールの外周面には、厳しい冷熱サイクルが負荷されることになり、亀裂が生じやすい傾向にある。
このため、従来にも増して、連続鋳造用ロールの外周面における亀裂の発生及び亀裂の径方向内方への進展を抑制することが求められている。
本発明は、前述した状況に鑑みてなされたものであって、厳しい使用環境下においても、外周面における亀裂の発生及び亀裂の径方向内方への進展を抑制でき、使用寿命の延長を図ることが可能な連続鋳造用ロールを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明者ら鋭意検討した結果、連続鋳造用ロールの外周面に円周溝を形成した場合には、熱サイクルが負荷された際に、円周溝が形成された領域では熱応力が緩和されるが、円周溝が形成されていない平坦領域の径方向内方に引張応力が掛かり、亀裂が径方向内方に向けて進展することが分かった。また、内部に環状の空洞部を設けた場合には、熱サイクルが負荷された際に、表層の一定の厚さ領域に高い応力が作用し、亀裂が発生しやすく、この亀裂が空洞部まで進展することが分かった。
そして、連続鋳造用ロールの外周面に円周溝を形成し、かつ、内部に環状の空洞部を設けた場合には、径方向内方の引張応力が緩和されるとともに表層の応力が高い領域が薄くなり、亀裂の発生が抑制され、さらに亀裂は径方向内方へ深く進展せず、表層に近い範囲で円周方向に進展するとの知見を得た。
本発明は、上述の知見に基づいてなされたものであって、本発明に係る連続鋳造用ロールは、連続鋳造される鋳片の搬送に用いられる連続鋳造用ロールであって、ロール本体と、このロール本体の外周面に形成された耐熱層と、を備えており、前記耐熱層の外周面には、円周方向へ延在する円周溝が前記ロール本体の軸線方向にわたって複数形成されており、前記耐熱層の内部には、円周方向に延在する環状の空洞部が前記ロール本体の軸線方向にわたって複数形成されており、前記空洞部は、前記ロール本体の軸線に沿った断面から見て径方向内方に位置する底部が曲面状に形成されており、複数の前記空洞部の少なくとも一部は、前記円周溝が形成されていない平坦領域の径方向内方に配設されていることを特徴としている。
この構成の連続鋳造用ロールによれば、前記耐熱層の外周面に円周溝が形成され、さらに、前記耐熱層の内部に円周方向に延在する環状の空洞部が形成されており、複数の前記空洞部の少なくとも一部が、前記円周溝が形成されていない平坦領域の径方向内方に配設されているので、冷熱サイクルを負荷した際に、前記円周溝が形成されていない平坦領域の径方向内方の領域に大きな引張応力が作用せず、かつ、表層の応力が高い領域の厚さが薄くなるため、亀裂の発生、及び、亀裂が径方向内方へと進展することを抑制できる。よって、ロール本体への亀裂の進展が防止されるとともに、亀裂の深さが浅くなり、ロール再利用時の外周面研削量を低減することができる。また、ロール本体を再利用することができ、ロール本体の使用寿命を延長することが可能となる。
上述のように、本発明によれば、厳しい使用環境下においても、外周面における亀裂の発生及び亀裂の径方向内方への進展を抑制でき、使用寿命の延長を図ることが可能な連続鋳造用ロールを提供することができる。
本発明の実施形態である連続鋳造用ロールが適用される連続鋳造設備の一例を示す説明図である。 本発明の実施形態である連続鋳造用ロールの概略説明図である。 本発明の実施形態である連続鋳造用ロールの耐熱層の拡大説明図である。 連続鋳造用ロールの熱解析モデルを示す説明図である。 連続鋳造用ロールの熱解析における境界条件を示す説明図である。 連続鋳造用ロールの熱解析結果を示す説明図である。 本発明の他の実施形態である連続鋳造用ロールの耐熱層の拡大説明図である。
以下に、本発明の実施形態である連続鋳造用ロールについて、添付した図面を参照して説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
まず、本発明の実施形態である連続鋳造用ロールが適用される連続鋳造設備の一例について説明する。
図1に示す連続鋳造設備10は、鋳型11と、この鋳型に溶鋼を供給する浸漬ノズル12と、鋳型11の下方に位置し、鋳片1を支持する複数の連続鋳造用ロール30からなるロール群20を備えている。
なお、本実施形態である連続鋳造機10においては、鋳型11から引き抜かれた鋳片1を下方へと引き抜く垂直部14と、鋳片1を曲げる曲げ部15と、曲げた鋳片1を曲げ戻す矯正部16と、鋳片1を水平方向へ搬送する水平部17と、を有する垂直曲げ型連続鋳造機とされている。
ロール群20は、垂直部14に位置するピンチロール部24と、曲げ部15に位置するベンディングロール部25と、矯正部16に位置する矯正ロール部26と、水平部17に位置する水平ロール部27と、を備えている。
なお、連続鋳造用ロール30は、鋳片1の幅方向に延在しており、鋳片1の長辺面を支持する構成とされている。
また、鋳片1の引抜方向Zに間隔を開けて配列された複数の連続鋳造用ロール30の間には、2次冷却手段として、鋳片1の長辺面に向けて冷却水を噴出するスプレーノズル(図示なし)が配設されている。
本実施形態である連続鋳造用ロール30は、図2に示すように、ロール本体31と、このロール本体31の外周面に形成された耐熱層32と、を備えている。
ここで、ロール本体31は、例えばSUS鋼等で構成されており、軸線Oに沿った形状をなしている。なお、このロール本体31の内部には、水冷機構(図示なし)が設けられている。
耐熱層32は、例えば、硬質特性を付与したSUS鋼等の硬質材料で構成されており、本実施形態においては、ロール本体31の外周面に上述の硬質材料を肉盛溶接することによって形成されている。なお、耐熱層32の厚さ(後述する平坦部36における厚さ)は、27mm以上50mm以下の範囲内であることが好ましい。
ここで、図3に、本実施形態である連続鋳造用ロール30の耐熱層32を示す。なお、図3において、X方向が軸線O方向となり、Y方向が径方向となる。
本実施形態である連続鋳造用ロール30の耐熱層32は、図3に示すように、径方向内方に位置する第1層32Aと、この第1層32Aの径方向外方に積層された第2層32Bと、を備えている。
そして、本実施形態である連続鋳造用ロール30においては、図3に示すように、耐熱層32の外周面に、円周方向へ延在する円周溝35がロール本体31の軸線O方向(図3においてX方向)にわたって複数形成されている。
また、耐熱層32の内部には、円周方向に延在する環状の空洞部37がロール本体31の軸線O方向(図3においてX方向)にわたって複数形成されている。なお、この空洞部37においては、ロール本体31の軸線Oに沿った断面から見て径方向内方に位置する底部37aが曲面状に形成されている。
なお、複数の空洞部37の少なくとも一部は、円周溝35が形成されていない平坦領域36の径方向内方に配設されている。
ここで、上述の円周溝35においては、軸線Oに沿った断面において溝底部の曲率半径が30mm以上50mm以下の範囲内、溝深さ(ロール本体31の径方向長さ)が2.5mm以上4.0mm以下の範囲内、溝の間隔が44mm以上80mm以下の範囲内とされていることが好ましい。
溝底部の曲率半径を30mm以上50mm以下の範囲内とした場合には、溝底部における応力集中を抑制することが可能となる。
また、溝深さを2.5mm以上4.0mm以下の範囲内とした場合には、熱応力を十分に緩和することができるとともに、鋳片1と接触する平坦領域36の剛性を確保することが可能となる。
さらに、溝の間隔を44mm以上80mm以下の範囲内とした場合には、鋳片1と接触する平坦領域36の剛性を確保することが可能となる。
空洞部37は、軸線Oに沿った断面において底部37aの曲率半径が2mm以上3mm以下の範囲内、高さ(ロール本体31の径方向長さ)が20mm以上30mm以下の範囲内、幅の間隔が15mm以上30mm以下の範囲内、平坦領域36の外周面から空洞部37の外周端までの距離が7mm以上10mm以下の範囲内、ロール本体31の外周面から空洞部37の内周端までの距離が0mm以上10mm以下の範囲内とされていることが好ましい。
軸線Oに沿った断面において底部37aの曲率半径を2mm以上3mm以下の範囲内とした場合には、底部37aにおける応力集中を抑制することが可能となる。
また、高さを20mm以上30mm以下の範囲内、幅の間隔を15mm以上30mm以下の範囲内、平坦領域36の外周面から空洞部37の外周端までの距離を7mm以上10mm以下の範囲内、ロール本体31の外周面から空洞部37の内周端までの距離を0mm以上10mm以下の範囲内とした場合には、熱応力を十分に緩和することができる。
ここで、図4〜6に、有限要素法により伝熱解析及び弾性解析を行い、冷熱サイクル負荷時における耐熱層での熱応力分布を計算した結果を示す。
直径345mmのロール本体31の外周面に厚さ30mmの耐熱層32を形成した構造の連続鋳造用ロール30を想定した。ここで、図4に示すように、(a)円周溝及び空洞部無し、(b)円周溝のみ、(c)空洞部のみ、(d)円周溝及び空洞部あり、の4つのモデルで解析を行った。
なお、図5に示すように、水冷されるロール本体31の中心部の温度を30℃とし、鋳片1の温度を1100℃、輻射率を0.4と設定した。そして、回転する連続鋳造用ロール30の外周面の熱境界条件は、図5に示すものとし、連続鋳造用ロール30が10回転した際の熱応力を解析した。その結果を図6に示す。
図6に示すように、(a)円周溝及び空洞部無しでは、径方向内方部分に広く引張応力が作用している。(b)円周溝のみでは、円周溝が設けられていない平坦領域の径方向内方に引張応力が作用している。このため、亀裂が径方向内方に向けて進展するおそれがある。(c)空洞部のみでは、径方向内方の引張応力が緩和されているが、表層に応力が高い部分が厚く形成されており、表層に亀裂が生じやすい。
これに対して、(d)円周溝及び空洞部ありでは、径方向内方の引張応力が緩和されており、さらに、表層の応力が高い部分が薄くなっている。これにより、表層の亀裂は径方向内方に進展せず、円周方向に進展することになり、亀裂が表層に留まる。
以上の解析結果から、本実施形態である連続鋳造用ロール30においては、耐熱層32の外周面に円周溝35が形成され、耐熱層32の内部に環状の空洞部37が形成されていることから、径方向内方の引張応力が緩和されるとともに表層の応力が高い部分が薄くなり、亀裂の発生及び亀裂の径方向内方への進展を抑制することが可能となる。
ここで、本実施形態である連続鋳造用ロール30は、例えば、以下に示す製造方法によって製造することができる。
まず、ロール本体31の外周面に、耐熱層32を構成する合金等を肉盛溶接等することにより第1層32Aを形成する。この第1層32Aの外周面から機械加工あるいはエッチング加工により、空洞部37となるスリットを形成する。スリットを形成した状態で、耐熱層32を構成する合金等を肉盛溶接等することにより第2層32Bを形成する。その後、耐熱層32の外周面に円周溝35を機械加工によって形成する。
このような工程により、本実施形態である連続鋳造用ロール30を製造することが可能となる。
以上のような構成とされた本実施形態である連続鋳造用ロール30によれば、耐熱層32の外周面に円周溝35が形成され、さらに、耐熱層32の内部に円周方向に延在する環状の空洞部37が形成されており、複数の空洞部37の少なくとも一部が、円周溝35が形成されていない平坦領域36の径方向内方に配設されているので、冷熱サイクルを負荷した際に、径方向内方に引張応力が作用せず、かつ、表層の応力が高い領域の厚さが薄くなるため、亀裂の発生、及び、亀裂が径方向内方へと進展することを抑制できる。よって、ロール本体31への亀裂の進展が防止されるとともに、亀裂の深さが浅くなり、連続鋳造用ロール30を比較的容易に再利用することができ、連続鋳造用ロール30の使用寿命を延長することが可能となる。
また、本実施形態において、軸線Oに沿った断面において溝底部の曲率半径を30mm以上50mm以下の範囲内、溝深さ(ロール本体31の径方向長さ)を2.5mm以上4.0mm以下の範囲内、溝の間隔を44mm以上80mm以下の範囲内とした場合には、熱応力を十分に緩和して亀裂の発生を抑制することができるとともに、鋳片1と接触する平坦領域36の剛性を確保することができ、鋳片1を安定して搬送することが可能となる。
さらに、本実施形態において、空洞部37における底部37aの曲率半径を2mm以上3mm以下の範囲内、高さ(ロール本体31の径方向長さ)を20mm以上30mm以下の範囲内、幅の間隔を15mm以上30mm以下の範囲内、平坦領域36の外周面から空洞部37の外周端までの距離を7mm以上10mm以下の範囲内、ロール本体31の外周面から空洞部37の内周端までの距離を0mm以上10mm以下の範囲内とした場合には、熱応力を十分に緩和して亀裂の発生を抑制することが可能となる。
以上、本発明の実施形態である連続鋳造用ロールについて説明したが、本発明はこれに限定されることはなく、その発明の技術的思想を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施形態では、図1に示す連続鋳造機を例に挙げて説明したが、これに限定されることはなく、他の構成の連続鋳造機であっても適用することができる。
また、本実施形態では、円周溝35の径方向内方にも空洞部37が配設された構造として説明したが、これに限定されることはなく、図7に示すように、円周溝35が形成されていない平坦領域36の径方向内方にのみ空洞部37を配設した構造としてもよい。
30 連続鋳造用ロール
31 ロール本体
32 耐熱層
35 円周溝
36 平坦領域
37 空洞部

Claims (1)

  1. 連続鋳造される鋳片の搬送に用いられる連続鋳造用ロールであって、
    ロール本体と、このロール本体の外周面に形成された耐熱層と、を備えており、
    前記耐熱層の外周面には、円周方向へ延在する円周溝が前記ロール本体の軸線方向にわたって複数形成されており、
    前記耐熱層の内部には、円周方向に延在する環状の空洞部が前記ロール本体の軸線方向にわたって複数形成されており、前記空洞部は、前記ロール本体の軸線に沿った断面から見て径方向内方に位置する底部が曲面状に形成されており、
    複数の前記空洞部の少なくとも一部は、前記円周溝が形成されていない平坦領域の径方向内方に配設されていることを特徴とする連続鋳造用ロール。
JP2019163777A 2019-09-09 2019-09-09 連続鋳造用ロール Active JP7410372B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019163777A JP7410372B2 (ja) 2019-09-09 2019-09-09 連続鋳造用ロール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019163777A JP7410372B2 (ja) 2019-09-09 2019-09-09 連続鋳造用ロール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021041421A true JP2021041421A (ja) 2021-03-18
JP7410372B2 JP7410372B2 (ja) 2024-01-10

Family

ID=74862830

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019163777A Active JP7410372B2 (ja) 2019-09-09 2019-09-09 連続鋳造用ロール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7410372B2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007050430A (ja) * 2005-08-18 2007-03-01 Nippon Steel Corp 連続鋳造用ロール及びその製造方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004174600A (ja) 2002-11-26 2004-06-24 Nippon Steel Hardfacing Co Ltd 連続鋳造用溝付き高合金肉盛ロール
JP3745735B2 (ja) 2002-12-19 2006-02-15 新日本製鐵株式会社 連続鋳造用ロール
JP4205981B2 (ja) 2003-03-31 2009-01-07 新日本製鐵株式会社 耐熱亀裂性に優れた連続鋳造ロール及び冷却方法
JP6206106B2 (ja) 2013-11-13 2017-10-04 新日鐵住金株式会社 連続鋳造用ロールおよび連続鋳造方法
JP2015093303A (ja) 2013-11-13 2015-05-18 新日鐵住金株式会社 連続鋳造用ロール

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007050430A (ja) * 2005-08-18 2007-03-01 Nippon Steel Corp 連続鋳造用ロール及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP7410372B2 (ja) 2024-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101695232B1 (ko) 연속 주조용 주형 및 강의 연속 주조 방법
JP2007152432A (ja) 金属を連続鋳造する金型
JP2007516839A (ja) ビレットおよびブルームを連続鋳造するための鋳型の鋳型キャビティ
JP2021041421A (ja) 連続鋳造用ロール
JP5742550B2 (ja) 連続鋳造による鋳片の製造方法および製造装置
JP2015001003A (ja) 鋼管熱処理炉用搬送ロール
KR101140296B1 (ko) 가스터빈용 블레이드링의 원심주조에 의한 제조방법
JPH08150442A (ja) 金属薄板の連続鋳造用ロール
JP2019171435A (ja) 鋼の連続鋳造方法
JP6892129B2 (ja) 連続鋳造用ロングノズル
JP2015093302A (ja) 連続鋳造用ロール
JP4992254B2 (ja) 連続鋳造鋳型及び連続鋳造方法
JP6287132B2 (ja) 回転炉床式加熱炉
JP5463189B2 (ja) 連続鋳造用鋳型の補修方法及び補修された連続鋳造用鋳型
KR101324296B1 (ko) 가이드 롤러
JP2016087613A (ja) 連続鋳造用鋳型
JP3930756B2 (ja) 鋼の連続鋳造用チューブモールド
JP2017024025A (ja) 双ドラム式連続鋳造装置用冷却ドラム、双ドラム式連続鋳造装置、及び、薄肉鋳片の製造方法
JP4105401B2 (ja) 二つ割りリング状部材の機械割り製造方法
JP4723451B2 (ja) 復熱由来の内部割れに係る高炭素鋼の連続鋳造方法
JP2021030258A (ja) 連続鋳造用水冷鋳型及び鋼の連続鋳造方法
JPH09150249A (ja) 連続鋳造機の2次冷却帯用ロールおよび連続鋳造方法
JP2006231386A (ja) アルミシートの製造方法およびアルミシートの連続鋳造圧延装置
JPH09164461A (ja) 連続鋳造用ロール
JP6226483B2 (ja) 真空脱ガス装置の環流管

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220512

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230310

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230322

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230501

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230801

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230906

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231121

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231204

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7410372

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151