JP2021040735A - ゴルフレッスン管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 レッスンの内容や質を均一化でき、コーチの違いによることなく生徒を上達させることができるゴルフレッスン管理システムを提供する。【解決手段】 手本を示すゴルフスイングが予め記録された動画を含む複数のゴルフレッスン用動画と、前記複数のゴルフレッスン用動画の各々を識別するための動画識別情報とが記憶された動画記憶手段と、前記複数のゴルフレッスン用動画のうち、コーチによるコーチ端末装置の操作によって選択されたゴルフレッスン用動画であって、一の会員のためのレッスンの内容に対応するゴルフレッスン用動画を示す選択識別情報を前記コーチ端末装置から受信する受信手段と、前記選択識別情報に対応するゴルフレッスン用動画を前記動画記憶手段から読み出し、コーチが視認可能に前記コーチ端末装置に送信する送信手段と、を備える管理サーバ。【選択図】 図14

Description

ゴルフのレッスンに関連する各種の管理をするためのゴルフレッスン管理システムに関する。
動画を用いてゴルフのレッスンに役立てるゴルフレッスン支援システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。このゴルフレッスン支援システムは、生徒自身のスイングを撮影し、コーチが動画を見て指導するためのものであった。生徒の動画と生徒のカルテとを関連づけることで、ゴルフレッスンをより効率的かつ効果的に行うためのシステムであった。
特開2009−268764号公報
前述したゴルフレッスン支援システムでは、各々の生徒の動画と生徒のカルテとを一元的に管理することで、レッスンを効率よく行おうとするものであった。このため、異なるコーチが指導した場合には、指導の内容や質も異なることもあり得る。このため、生徒に混乱を招く可能性があり、十分に上達させることが困難になる場合もあり得た。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、レッスンの内容や質を均一化でき、コーチの違いによることなく生徒を上達させることができるゴルフレッスン管理システムを提供することにある。
本発明による管理サーバの特徴は、
手本を示すゴルフスイングが予め記録された動画を含む複数のゴルフレッスン用動画と、前記複数のゴルフレッスン用動画の各々を識別するための動画識別情報とが記憶された動画記憶手段と、
前記複数のゴルフレッスン用動画のうち、コーチによるコーチ端末装置の操作によって選択されたゴルフレッスン用動画であって、一の会員のためのレッスンの内容に対応するゴルフレッスン用動画を示す選択識別情報を前記コーチ端末装置から受信する受信手段と、
前記選択識別情報に対応するゴルフレッスン用動画を前記動画記憶手段から読み出し、コーチが視認可能に前記コーチ端末装置に送信する送信手段と、を備えることである。
レッスンの内容や質を均一化でき、コーチの違いによることなく生徒を上達させることができるゴルフレッスン管理システムを提供することができる。
ゴルフレッスン管理システム10の構成を示す概略図である。 管理サーバ110の機能を示す機能ブロック図である。 会員基本情報データベースDB10を示す表である。 レッスン予約情報データベースDB20を示す表である。 履歴情報データベースDB30を示す表である。 レッスン項目データベースDB40を示す表である。 矯正方法データベースDB50を示す表である。 レッスン動画データベースDB60を示す表である。 販売商品データベースDB70を示す表である。 ポイント管理データベースDB80を示す表である。 会員登録処理を示すフローチャートである。 会員がマイページにアクセスする処理を示すフローチャートである。 レッスン予約処理を示すフローチャートである。 レッスン開始前の処理を示すフローチャートである。 レッスン終了後の処理を示すフローチャートである。 ポイント数を確認するための処理を示すフローチャート(a)と、商品を購入するための処理を示すフローチャート(b)とである。 レッスンで使用したクラブ、レッスン項目のうちの大項目を選択するための画面を示す。 レッスン内容のうちの詳細な項目を選択するための画面を示す。 機械学習をする処理を示すフローチャートである。
<<<<本実施の形態の概要>>>>
複数の店舗において行われるゴルフレッスンに支援するシステムに関する。各店舗では、店長自身がゴルフの指導するコーチであり、原則、コーチは、各店舗で一名のみである。一店舗一コーチ(店長)であり、店長兼コーチである。なお、例外として、店長以外のコーチがゴルフを指導する場合もあるが、あくまでも、店長を支援するための人員である。例えば、他店舗の店長であったり、店長の知人であったりする。
店長は、ゴルフを指導するとともに、経営管理もする。会員(生徒)の管理や経理などの仕事もする。本実施の形態によるゴルフレッスン管理システムを用いることによって、店長兼コーチであっても、ゴルフの指導をしつつ、各種の管理や経理を的確に行うことができる。
また、複数の店舗の各々で異なるコーチが指導をする。一般的には、コーチが異なれば、指導の仕方も異なり、指導の内容だけでなく、指導の質もコーチ毎に差が生ずる可能性がある。本実施の形態によるゴルフレッスン管理システムを用いることによって、コーチ(店舗)の相違による指導の内容や指導の質を均一化することができる。
さらに、店長兼コーチのコーチは、ゴルフのベテランでなく、ゴルフ好きな社会人である場合もある。このため、ゴルフの経験が十分でない場合もあり、指導の質を担保できない可能性もある。本実施の形態によるゴルフレッスン管理システムを用いることによって、コーチの相違による指導の内容や指導の質を均一化することができる。
<<第1の実施の態様>>
第1の実施の態様によれば、
手本を示すゴルフスイングが予め記録された動画を含む複数のゴルフレッスン用動画と、前記複数のゴルフレッスン用動画の各々を識別するための動画識別情報とが記憶された動画記憶手段と、
前記複数のゴルフレッスン用動画のうち、コーチによるコーチ端末装置の操作によって選択されたゴルフレッスン用動画であって、一の会員のためのレッスンの内容に対応するゴルフレッスン用動画を示す選択識別情報を前記コーチ端末装置から受信する受信手段と、
前記選択識別情報に対応するゴルフレッスン用動画を前記動画記憶手段から読み出し、コーチが視認可能に前記コーチ端末装置に送信する送信手段と、を備える管理サーバが提供される。
コーチがレッスンをする際に、事前にレッスンの内容に対応するゴルフレッスン用動画を見て、レッスンのポイントや留意点を認識しつつ会員に教えることができる。このようにして、指導の内容や指導の質を均一化することができる。
<<第2の実施の態様>>
第2の実施の態様は、第1の実施の態様において、
各店舗で各会員に対して行われたゴルフレッスンのレッスン項目、矯正方法、スイングの特徴を含むレッスン履歴が記憶されたレッスン履歴記憶手段を、
前記レッスン履歴を機械学習して得られたレッスン履歴学習結果を記憶するレッスン履歴学習結果記憶手段と、
一の会員のレッスンをする際に、一の会員のこれまでのレッスン項目、矯正方法、スイングの特徴を含むレッスン履歴に基づいて、前記レッスン履歴学習結果を参照してゴルフレッスン用動画を選択するゴルフレッスン用動画選択手段とを、さらに備える。
様々な経験や上達度を有する会員のレッスン履歴を用いて予め機械学習することによって、会員の経験や上達度に応じたレッスン内容を決定して動画を選択することができる。このようにして、会員の経験や上達度に応じて、指導の内容や指導の質を均一化することができる。また、コーチに負担をかけることなく、レッスンの内容を適切かつ迅速に決定することができる。
<<第3の実施の態様>>
第3の実施の態様は、第2の実施の態様において、
ゴルフクラブを含むゴルフ関連商品に関する商品情報を記憶する商品情報記憶手段と、
一の会員に対して、一の会員のこれまでのレッスン項目、矯正方法、スイングの特徴に基づいて、前記レッスン履歴学習結果を参照してゴルフ関連商品を選択するゴルフ関連商品選択手段と、をさらに備える。
様々な経験や上達度を有する会員のレッスン履歴を用いて予め機械学習することによって、会員の経験や上達度に応じた商品を決定することができる。適切な商品を薦めることができ、レッスンの内容や進め方と整合させることができる。
<<<<本実施の形態の詳細>>>>
以下に、実施の形態について図面に基づいて説明する。
<<<ゴルフレッスン管理システム10の構成>>>
図1は、ゴルフレッスン管理システム10の構成を示す概略図である。
ゴルフレッスン管理システム10は、主に、通信ネットワーク100と管理サーバ110と店長兼コーチ端末装置120と会員端末装置130とを有する。本実施の形態では、店長兼コーチ端末装置120及び会員端末装置130は、ともに複数台あり、複数の店長兼コーチ端末装置120と複数の会員端末装置130が、通信ネットワーク100を介して管理サーバ110に互いに通信可能に接続されている。
<<通信ネットワーク100>>
通信ネットワーク100は、インターネットのほか、社内LAN(Local Area Network)などデータやコマンドなどの各種の情報を送受信できる回線であればよく、有線でも無線でもよい。
<<管理サーバ110>>
管理サーバ110は、通信ネットワーク100を介して少なくとも一つの店長兼コーチ端末装置120及び少なくとも一つの会員端末装置130と互いに通信可能に接続されている。管理サーバ110は、ゴルフレッスン管理システムを管理する事業者(以下、ゴルフレッスン管理事業者)が所有したり管理したり制御したりできる装置で、ゴルフレッスン管理事業者の事業所などに設置される。なお、管理サーバ110が設置される場所は、ゴルフレッスン管理事業者が管理できる場所であればよく、ゴルフレッスン管理事業者の事業所には限られない。例えば、国外などに管理サーバ110を設置することもできる。
管理サーバ110は、CPU(中央処理装置)、ROM(リードオンリーメモリ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、HDD(ハードディスクドライブ)、SSD(ソリッドステートドライブ)、I/F(通信インターフェース装置)や入力操作装置(キーボード、マウス、タッチパネルなど)などを備えたパーソナルコンピュータ、タブレット型コンピュータ、携帯型端末装置などにすることができる。管理サーバ110は、各種の演算処理及びデータ処理や、店長兼コーチ端末装置120や会員端末装置130との通信処理などの各種の処理を実行できる装置である。
さらに、管理サーバ110は、データベースマネジメントシステム(以下、DBMSと称する)を介してアクセス可能なデータベースを有する。データベースは、管理サーバ110がアクセス可能なHDDやSSDの所定の記憶領域に読み書き可能に形成されている。データベースには、会員基本情報データベースDB10や、レッスン予約情報データベースDB20や、レッスン履歴情報データベースDB30や、レッスン項目データベースDB40や、矯正方法データベースDB50や、レッスン動画データベースDB60や、販売商品データベースDB70や、ポイント管理データベースDB80などがある(後述する図2参照)。
また、管理サーバ110がアクセス可能なHDDやSSDなどには、各種のプログラムが記憶されている。例えば、通信ネットワーク100を介して店長兼コーチ端末装置120や会員端末装置130と通信を行うためのプログラムや、DBMSを介してデータベースにデータを入出力するためのプログラムや、店長兼コーチ端末装置120や会員端末装置130から送信された情報に基づいて各種の処理を実行するためのプログラムや、その他の各種計算等を行うためのプログラム等の各種プログラムがある(後述する図11〜図19に示すフローチャート参照)。
さらにまた、管理サーバ110のCPUは、上述した各種のプログラムを実行する。
図2は、管理サーバ110の機能を示す機能ブロック図である。管理サーバ110は、主に、演算部112と、入出力部114と、通信部116と、記憶部118とを備える。
<演算部112>
演算部は、主にCPUによって構成され、管理サーバ110における各種の処理のための演算が実行される。
<入出力部114>
入出力部114は、主に、キーボード、マウス、ディスプレイ、タッチパネル、スピーカー、マイクロフォン、カメラなど(図示せず)からなる。入出力部114は、管理サーバ110の管理者や操作者が操作したり視認したりできるユーザインターフェースを構成する。
<通信部116>
通信部116は、主に、通信インターフェース装置によって構成される。通信部116は、主に、店長兼コーチ端末装置120や会員端末装置130などとの通信をするためのインターフェース装置である。通信部116は、ほかに、ポイント管理事業者における他の端末装置との通信も可能にする。
<記憶部118>
記憶部118は、主に、ROM、RAM、HDD、SSDなどによって構成される。ROMは、管理サーバ110のBIOSやファームウェアなどを記憶しCPUの主記憶装置として機能する。RAMは、CPUの主記憶装置として機能し、CPUが実行するためのプログラムを展開して記憶したり、CPUの演算処理の結果などを一時的に記憶したりする。
HDDやSSDは、CPUの補助記憶装置として機能し、CPUが実行する各種のプログラムやデータベースなどを記憶する。さらに、HDDやSSDには、店長兼コーチ端末装置120や会員端末装置130で表示するための各種のWEBサイト用のデータも記憶されている。その他に、記憶部118として、各種のメモリーカードなどの補助記憶装置も適宜に用いることができる。
第1の実施の形態では、HDDやSSDには、所定の記憶領域にデータベースが読み書き可能に形成されている。データベースには、会員基本情報データベースDB10や、レッスン予約情報データベースDB20や、レッスン履歴情報データベースDB30や、レッスン項目データベースDB40や、矯正方法データベースDB50や、レッスン動画データベースDB60や、販売商品データベースDB70や、ポイント管理データベースDB80などがある。
<会員基本情報データベースDB10>
図3は、会員基本情報データベースDB10を示す表である。会員基本情報データベースDB10には、会員に関する基本情報が読み書き可能に記憶される。例えば、氏名、ID(会員番号)、住所、電話、メールアドレス、入会日、店舗、怪我・持病、身体のかたさ、レッスン目的、ゴルフ暦、打席、手のサイズ、腕の長さ、握力、ベストスコア、ステータス、退会日が記憶される。ここで、ステータスは、在籍、休会、退会を示す情報である。会員基本情報データベースDB10に記憶される情報は、会員登録をするときにデータベースに入力される。なお、会員登録された後にも、必要があれば最新の情報に更新することができる。例えば、ベストスコアは、上達に応じて更新される。
<レッスン予約情報データベースDB20>
図4は、レッスン予約情報データベースDB20を示す表である。レッスン予約情報データベースDB20には、会員がレッスンの予約をするときに必要な情報が読み書き可能に記憶される。例えば、日時、レッスン種類、店舗・コース、ステータスなどが記憶される。
ここで、レッスン種類は、インドアレッスン、セルフレッスン、コースレッスンである、ステータスは、予約中、キャンセル、出席である。インドアレッスンは、通常のレッスンであり、一定の店舗で行われるレッスンである。セルフレッスンは、会員自らが必要と感じて行う追加分のレッスンである。セルフレッスンは、インドアレッスンと同じ店舗でも他の店舗でも行うことができる。例えば、休日の場合には、自宅の近くの店舗を選択したり、平日の場合には、職場の近くの店舗を選択したりすることができる。店舗・コースの欄に希望する店舗を選択することができる。コースレッスンは、実際のコースを利用して行われるレッスンである。コースレッスンの場合には、店舗・コースの欄に希望するコースを選択することができる。
なお、原則として、セルフレッスン及びコースレッスンでは、通常のインドアレッスンとは異なるコーチによって行われる。このため、後述するレッスン履歴情報データベースDB30によって、セルフレッスン及びコースレッスンの結果を共有化して、インドアレッスンのコーチが知徳することができる。
<レッスン履歴情報データベースDB30>
図5は、履歴情報データベースDB30を示す表である。図5に示した履歴情報データベースDB30は、便宜のため、会員ごとに別個に生成されるものとしたが、会員全員のデータを単一の履歴情報データベースDB30に統合して管理するようにしてもよい。履歴情報データベースDB30は、実際にレッスンが行われたときに、レッスンの内容などを記録するためのデータベースである。履歴情報データベースDB30は、レッスンが行われるたびに更新され、レッスンの内容などが順次に蓄積されていく。例えば、レッスンの日時や、レッスンの種類や、店舗・コースや、講師や、打席や、レッスン項目や、レッスン項目の回数や、矯正方法や、矯正方法の回数や、スイングの特徴や、評点や、受講回数(月別)などが記憶される。
ここで、レッスンの種類は、レッスン予約情報データベースDB20と同様に、インドアレッスン、セルフレッスン、コースレッスンである。店舗・コースは、レッスンの種類に応じて実際にレッスンが行われた店舗やコースである。打席は、インドアレッスンやセルフレッスンで実際にレッスンが行われた場所である。レッスン項目は、予め定められているレッスンの内容から、実際に行われたレッスンの内容を選択されたものである。レッスンを行ったコーチによってレッスンの内容が選択される。後述するレッスン項目データベースDB40にレッスン項目が記憶されている。レッスン項目の詳細は、後述する。矯正方法は、予め定められている矯正方法から、実際に行われたレッスンで選択されたものである。レッスンを行ったコーチによって矯正方法が選択される。後述する矯正方法データベースDB50に矯正方法が記憶されている。矯正方法の詳細は、後述する。スイングの特徴は、ヘッドアップなどの会員のスイングの傾向を示すデータである。評点は、レッスンをしたコーチが判断する評価や見立てである。
<レッスン項目データベースDB40>
図6は、レッスン項目データベースDB40を示す表である。レッスン項目データベースDB40に記憶されている内容は、レッスンで必要とされる内容の全てである。コーチは、このレッスン項目データベースDB40に記憶されている内容を選択するだけで、会員に対して行ったレッスンの内容をレッスン履歴情報データベースDB30に記憶させることができ、簡便にかつ短時間にレッスンの記録を残すことができる。このようにすることで、店長であるコーチの負担を軽くすることができる。
例えば、レッスンの分類には、基礎、基礎スイング、基本矯正、スライス矯正、フック矯正、ダフリ・トップ矯正、テンプラ矯正、シャンク矯正、インパクト矯正、アプローチ矯正、スピード不足矯正、練習方法、コースレッスン復習、レッスン用具、その他、使用クラブなどがある。さらに、これらの分類に、より詳細な内容やポイントや留意点などが規定されている。
例えば、基礎には、「基礎1」、「基礎2」などが登録されている。基礎スイングには、「グリップ」や「アドレス全方向」などが登録されている。基本矯正には、「スクエアグリップは、真上から、左手2ナックルが見えるように握る。」や「スクエアグリップは、左手親指と人差し指のY字を締める。」などが登録されている。
スライス矯正には、「[インパクトでフェースが開く]左手をかぶせて握りましょう。」や、「[テイクバックを手先で引いてしまう]クラブフェースを斜め下に向けるように引きましょう。」などが登録されている。フック矯正には、「[ストロンググリップになっている]スクエアグリップで握るようにしましょう。」や、「[鋭角に降ろし過ぎる]左手の甲を空に向けたまま打つようにしましょう。」などが登録されている。
ダフリ・トップ矯正には、「[手首が硬い]ヒンジを入れて引くようにしましょう。」や、「[右サイドの踏ん張りが足りなくてスエイしている]ストッパーを踏んでトップまで捻るようにしましょう。」などが登録されている。テンプラ矯正には、「アドレスにソールを浮かせて構えるようにしましょう。」や、「[ハンドファーストで構えすぎる]グリップエンドを左足内ももの前にセットしましょう。」などが登録されている。
シャンク矯正には、「[アウトサイドイン軌道になっている]ゴムティーの横で打ちましょう。」や、「[アウトサイドイン軌道になっている]ティーアップをして両足を揃えて打ちましょう。」などが登録されている。インパクト矯正には、「[力が入りすぎている]両足を揃えて打ちましょう。」や、「[力が入りすぎている]ティーアップしたボールを9時〜3時で軽く打ちましょう。」などが登録されている。
アプローチ矯正には、「[すくい打っている]右手一本で打ってみましょう。」や、「[手首が硬い]ヒンジを入れるようにしましょう。」などが登録されている。スピード不足矯正には、「[パワーが不足している]クラブ2本持って素振りをしましょう。(バットでも応用可)」や、「[リストターンが不足している]軽いクラブで素振りをしましょう。」などが登録されている。
練習方法には、「8時−4時でスイング」や、「9時−3時でスイング」などが登録されている。コースレッスン復習には、「ドライバー復習」や、「ロングアイアン復習」などが登録されている。レッスン用具には、「トルネードスティック」や、「ツアースティック」などが登録されている。その他には、「コースの話」や、「ルールの話」などが登録されている。使用クラブには、「ドライバー」や、「アプローチクラブ」などが登録されている。
前述したように、コーチは、これらから選択するだけで、レッスンの内容をレッスン履歴情報データベースDB30に記憶させることができる。なお、実際にレッスンを行って、不足しているものがある場合には、レッスン項目データベースDB40に不足内容を追加して更新していけばよい。
<矯正方法データベースDB50>
図7は、矯正方法データベースDB50を示す表である。矯正方法データベースDB50に記憶されている内容は、コーチがレッスンで矯正した内容の全てである。矯正の基本分類は、基本、スイング原理、シャンク、スピードアップ、テンプラ、アプローチ、芯で打つ、ダフリ・トップ、フック、スライスがある。さらに、これらの分類に対して、具体的な矯正方法が規定されている。
例えば、基本の矯正方法には、「真上から、左手2ナックルが見えるように握る。」や、「左手親指と人差し指のY字を締める。」などがある。スイング原理の矯正方法には、「ヘッドスピードが飛距離に影響する。」や、「ヘッド軌道によりボールが飛び出す方向が決まる」などがある。シャンクの矯正方法には、「ゴムティーの横で打つ。」や、「アウトサイドインのイメージで下す。」などがある。
スピードアップの矯正方法には、「クラブを2本持って素振り。(バットでも応用可)」や、「軽いクラブで素振り。」などがある。テンプラの矯正方法には、「ソールを浮かして構える。」や、「右手一本で8時〜4時スイングで打つ。」などがある。アプローチの矯正方法には、「右手一本で打つ。」や、「ヒンジを入れる。」などがある。
「芯で打つ」の矯正方法には、「両足を揃えて打つ。」や、「ティーアップして9時〜3時で軽く打つ。」などがある。ダフリ・トップの矯正方法には、「ヒンジを入れる。」や、「ストッパーを踏んでトップまで捻る。」などがある。フックの矯正方法には、「ヒンジを入れる。」や、「ストッパーを踏んでトップまで捻る。」などがある。スライスの矯正方法には、「左手グリップをかぶせる。」や、「クラブフェースを斜め下に向ける。」などがある。
コーチは、レッスンの内容に応じて、レッスンで選択した矯正方法をレッスン履歴情報データベースDB30に記憶させることができる。なお、実際にレッスンを行って、不足しているものがある場合には、矯正方法データベースDB50に不足している矯正方法を追加して更新していけばよい。
<レッスン動画データベースDB60>
図8は、レッスン動画データベースDB60を示す表である。レッスン動画は、レッスンの内容が収録された動画である。レッスンのポイントや留意点などが含まれている。コーチは、レッスンをする前に、レッスン動画を視認する。コーチがレッスン動画を見た上でレッスンを始めることによって、ポイントや留意点などを漏れなく教示することができ、レッスンの質を担保することができる。レッスン動画は、前述したレッスン項目データベースDB40のレッスン項目の各々に対応付けられて作成されている。
例えば、レッスン動画データベースDB60には、動画ID、タイトル、概要、検索用キーワード、保存場所などが記憶されている。動画IDは、レッスン動画を識別するための識別情報である。タイトルは、レッスンの内容を簡潔に示す情報である。概要は、レッスンの内容を要約した情報である。レッスン動画を再生する前に、事前に内容を知ることができる。多数のレッスン動画から所望するものを探しやすくできる。検索用キーワードは、多数のレッスン動画から所望するものを検索する際に用いる情報である。保存場所は、レッスン動画が保存されている場所である。ローカルのハードディスクのディレクトリや、ネットワーク上のURLなどの情報である。
<販売商品データベースDB70>
図9は、販売商品データベースDB70を示す表である。販売商品データベースDB70は、会員に購入を薦める商品を管理するデータベースである。例えば、レッスンの結果から得られた癖や上達の程度や経験などから、会員に薦める各種の商品が記録されている。
例えば、販売商品データベースDB70は、商品ID、商品名、サイズ、色、価格、画像保存場所などからなる。商品IDを識別するための識別情報である。商品IDは、商品を識別するための識別情報である。画像保存場所は、商品を紹介するための画像が保存されている場所である。ローカルのハードディスクのディレクトリや、ネットワーク上のURLなどの情報である。
<ポイント管理データベースDB80>
図10は、ポイント管理データベースDB80を示す表である。ポイントは、会費の支払いや、商品の購入などに使用される。また、クレジットで入金をしたり、新規会員の紹介をしたり、コースレッスンに参加したりすることなどで増やすことができる。
例えば、ポイント管理データベースDB80は、会員ID、追加ポイント数、追加日時、使用ポイント数、使用内容、使用日時、保持ポイント数などからなる。会員IDは、会員を識別するための識別情報である。追加ポイント数は、追加されたポイントの数である。追加日時は、ポイントを追加した日時である。使用ポイント数は、使用したポイントの数である。使用内容は、ポイントを使用した内容である。使用日時は、ポイントを使用した日時である。保持ポイント数は、会員が、保持しているポイントの数である。
<<店長兼コーチ端末装置120>>
店長兼コーチ端末装置120は、店長兼コーチが管理したり所有したりして操作することができる端末装置である。店長兼コーチの操作によって、管理サーバ110に各種の情報を送信したり、管理サーバ110から各種の情報を受信したりすることができる。例えば、店長兼コーチ端末装置120は、店長兼コーチの操作によって、予約されているレッスンの日時や会員に関する情報やレッスン動画に関する情報を管理サーバ110と送受信することができる。
店長兼コーチ端末装置120は、CPU(中央処理装置)、ROM(リードオンリーメモリ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、HDD(ハードディスクドライブ)、I/F(通信インターフェース装置)や入力操作装置(キーボード、マウス、タッチパネルなど)や表示装置(液晶ディスプレイ、タッチパネルなど)などを備えたパーソナルコンピュータ、タブレット型コンピュータ、携帯型端末装置などにすることができる。店長兼コーチ端末装置120は、各種の演算処理及びデータ処理や、管理サーバ110との通信処理などの各種の処理を実行できる装置である。
<<会員端末装置130>>
会員端末装置130は、会員(生徒)が管理したり所有したりして操作することができる端末装置である。会員の操作によって、管理サーバ110に各種の情報を送信したり、管理サーバ110から各種の情報を受信したりすることができる。例えば、会員端末装置130は、会員の操作によって、レッスンの予約に関する情報や、購入したい商品に関する情報などを管理サーバ110と送受信することができる。
会員端末装置130は、CPU(中央処理装置)、ROM(リードオンリーメモリ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、HDD(ハードディスクドライブ)、I/F(通信インターフェース装置)や入力操作装置(キーボード、マウス、タッチパネルなど)などを備えたパーソナルコンピュータ、タブレット型コンピュータ、携帯型端末装置などにすることができる。会員端末装置130は、各種の演算処理及びデータ処理や、管理サーバ110との通信処理などの各種の処理を実行できる装置である。
<<<ゴルフレッスン管理システム10における処理>>>
以下では、図11〜図19を参照して、ゴルフレッスン管理システム10の処理について説明する。なお、管理サーバ110と店長兼コーチ端末装置120と会員端末装置130とにおける初期化などの起動処理は完了し、いずれも定常に動作しているものとする。
<<会員登録処理>>
図11は、会員登録処理を示すフローチャートである。会員を希望する者が会員端末装置130を操作して、会員端末装置130を管理サーバ110に接続して、会員登録をするための処理である。なお、この処理の時点では、会員を希望する者は、未だ会員となっていないが、便宜のため、会員を希望する者が操作する端末装置を会員端末装置130と称する。
<会員端末装置130での処理11−1>
最初に、会員を希望する者は、会員端末装置130を操作して、会員登録希望を示す情報を入力し(ステップM1111)、管理サーバ110に送信する(ステップM1113)。
<管理サーバ110での処理11−1>
管理サーバ110は、会員端末装置130から送信された会員登録希望を示す情報を受信し(ステップS1111)、登録フォームを会員端末装置130に送信する(ステップS1113)。
<会員端末装置130での処理11−2>
会員端末装置130は、管理サーバ110から送信された登録フォームを受信し(ステップM1115)、会員端末装置130のディスプレイに表示する(ステップM1117)。会員を希望する者は、会員端末装置130を操作して、必要な登録内容を入力し(ステップM1119)、管理サーバ110に送信する(ステップM1121)。
<管理サーバ110での処理11−2>
管理サーバ110は、会員端末装置130から送信された登録内容を受信し(ステップS1115)、登録内容に不備がないか否かを判断する(ステップS1117)。登録内容に不備がある場合には、処理をステップS1113に戻す。
登録内容に不備がない場合には、会員IDとパスワードを生成し(ステップS1119)、登録内容や会員IDやパスワードなどを会員基本情報データベースDB10に登録する(ステップS1121)。
これにより、ゴルフのレッスンを受けたり、各種の情報を得たり、各種のお薦めの商品を購入したりすることができる。
<<マイページ処理>>
図11は、会員がマイページにアクセスする処理を示すフローチャートである。会員は、レッスンの予約や、商品の購入や、ポイントの確認などをすることができる。
<会員端末装置130での処理12−1>
最初に、会員は、会員端末装置130を操作して、ログイン要求を送信する(ステップM1211)。
<管理サーバ110での処理12−1>
管理サーバ110は、会員端末装置130から送信されたログイン要求を受信し(ステップS1211)、ログインフォームを会員端末装置130に送信する(ステップS1213)。
<会員端末装置130での処理12−2>
会員端末装置130は、管理サーバ110から送信されたログインフォームを受信する(ステップM1213)。次いで、会員は、ログインフォームに応じて、会員端末装置130を操作して、会員ID及びパスワードを送信する(ステップM1215)。
<管理サーバ110での処理12−2>
管理サーバ110は、会員端末装置130から送信された会員ID及びパスワードを受信し(ステップS1215)、会員ID及びパスワードを判断し、適切な場合には、ログイン許可を送信する(ステップS1217)。
<会員端末装置130での処理12−3>
会員端末装置130は、管理サーバ110から送信されたログイン許可を受信する(ステップM1217)。次いで、会員端末装置130は、マイページ要求を送信する(ステップM1219)。
<管理サーバ110での処理12−3>
管理サーバ110は、会員端末装置130から送信されたマイページ要求を受信し(ステップS1219)、マイページフォームを送信する(ステップS1221)。
<会員端末装置130での処理12−4>
会員端末装置130は、管理サーバ110から送信されたマイページフォームを受信し(ステップM1221)し、ディスプレイにマイページフォームを表示する(ステップM1223)。会員は、会員端末装置130を操作して、希望する処理を選択し(ステップM1225)、希望する処理を示す情報を送信する(ステップM1227)。
<管理サーバ110での処理12−4>
管理サーバ110は、会員端末装置130から送信された希望する処理を示す情報を受信する(ステップS1223)。
管理サーバ110は、希望する処理が、レッスン予約であるか否かを判断する(ステップS1225)。管理サーバ110は、希望する処理が、レッスン予約である場合には、レッスン予約の処理を呼び出して実行する(ステップS1227)。
管理サーバ110は、希望する処理が、レッスン予約でない場合には、ポイント確認であるか否かを判断する(ステップS1229)。管理サーバ110は、希望する処理が、ポイント確認である場合には、ポイント確認の処理を呼び出して実行する(ステップS1231)。
管理サーバ110は、希望する処理が、ポイント確認でない場合には、商品購入であるか否かを判断する(ステップS1233)。管理サーバ110は、希望する処理が、商品購入である場合には、商品購入の処理を呼び出して実行する(ステップS1235)。
<<レッスン予約処理>>
図13は、レッスン予約処理を示すフローチャートである。レッスンを希望する会員が会員端末装置130を操作して、予約をするための処理である。
<会員端末装置130での処理13−1>
最初に、レッスンを希望する会員は、会員端末装置130を操作して、レッスン予約要求を管理サーバ110に送信する(ステップM1311)。
<管理サーバ110での処理13−1>
管理サーバ110は、会員端末装置130から送信されたレッスン予約要求を受信し(ステップS1311)、レッスン予約フォームを会員端末装置130に送信する(ステップS1313)。
<会員端末装置130での処理13−2>
会員端末装置130は、管理サーバ110から送信されたレッスン予約フォームを受信する(ステップM1313)。
会員は、会員端末装置130を操作して、会員が希望する日時、レッスン種類、店舗を入力し(ステップM1315)、管理サーバ110に送信する(ステップM1317)。
<管理サーバ110での処理13−2>
管理サーバ110は、会員端末装置130から送信された日時、レッスン種類、店舗を受信し(ステップS1315)、他の会員と重複しているか否かを判断する(ステップS1317)。管理サーバ110は、他の会員と重複している場合には、処理をステップ1313に戻す。
管理サーバ110は、他の会員と重複していない場合には、日時、レッスン種類、店舗をレッスン予約情報データベースDB20に登録し(ステップS1319)、予約が完了したことを示す予約完了情報を送信する(ステップS1321)。
<会員端末装置130での処理13−3>
会員端末装置130は、管理サーバ110から送信された予約完了情報を受信し(ステップM1319)、ディスプレイに表示する(ステップM1321)。
<<レッスン開始前処理>>
図14は、レッスン開始前の処理を示すフローチャートである。レッスンをするコーチが店長兼コーチ端末装置120を操作して、レッスンの事前準備をするための処理である。
<店長兼コーチ端末装置120での処理14−1>
最初に、店長兼コーチ(以下、コーチと称する。)は、店長兼コーチ端末装置120を操作して、自己の店舗を識別する店舗識別情報を選択し(ステップC1411)、店舗識別情報を管理サーバ110に送信する(ステップC1413)。
<管理サーバ110での処理14−1>
管理サーバ110は、店長兼コーチ端末装置120から送信された店舗識別情報を受信し(ステップS1411)、ログイン許可情報を送信する(ステップS1413)。
<店長兼コーチ端末装置120での処理14−2>
店長兼コーチ端末装置120は、管理サーバ110から送信されたログイン許可情報を受信する(ステップC1415)。
コーチは、店長兼コーチ端末装置120を操作して、予約されている会員の会員IDを選択し(ステップC1417)、管理サーバ110に送信する(ステップC1419)。
<管理サーバ110での処理14−2>
管理サーバ110は、店長兼コーチ端末装置120から送信された会員IDを受信する(ステップS1415)。
管理サーバ110は、レッスン履歴情報データベースDB30から会員IDに対応するレッスン履歴情報を読み出す(ステップS1417)。管理サーバ110は、レッスン履歴情報から、今回のレッスンで適切なレッスン動画を抽出する(ステップS1419)。各店舗で各会員に対してレッスンが行われるたびに、レッスン履歴について逐次に機械学習することできる。ステップS1419では、機械学習した結果を用いることで、新たなレッスンで、適切と思われるレッスン内容を提案することができる。
管理サーバ110は、読み出したレッスン履歴情報と、抽出したレッスン動画を示すレッスン動画識別情報とを店長兼コーチ端末装置120に送信する(ステップS1421)。
<店長兼コーチ端末装置120での処理14−3>
店長兼コーチ端末装置120は、管理サーバ110から送信されたレッスン履歴情報とレッスン動画識別情報とを受信し(ステップC1421)、店長兼コーチ端末装置120のディスプレイに表示する(ステップC1423)。
コーチは、レッスン履歴情報とレッスン動画識別情報とを視認して、レッスン動画を選択する(ステップC1425)。ここで、コーチは、管理サーバ110から送信されたレッスン動画識別情報に対応するレッスン動画を選択しても、コーチ自身の判断で、異なるレッスン動画を選択してもよい。機械学習によって提案されたレッスン動画を採用した場合には、レッスンの質を均一化することができる。また、コーチの判断でレッスン動画を採用した場合には、コーチの経験や会員との会話などを重視することができ、コーチと会員との信頼を高めることができる。
店長兼コーチ端末装置120は、レッスン動画が選択されたか否かを判断する(ステップC1427)。レッスン動画がコーチによって選択されていない場合には、処理をステップC1425に戻す。このようにすることで、レッスンの前に必ず何らかのレッスン動画をコーチに参照させることができ、レッスンの質を均一化することができる。
店長兼コーチ端末装置120は、レッスン動画がコーチによって選択されている場合には、選択されたレッスン動画を示すレッスン動画識別情報を管理サーバ110に送信する(ステップC1429)。
<管理サーバ110での処理14−3>
管理サーバ110は、店長兼コーチ端末装置120から送信されたレッスン動画識別情報を受信する(ステップS1423)、レッスン動画データベースDB60を参照して、レッスン動画を店長兼コーチ端末装置120に送信する(ステップS1425)。
<店長兼コーチ端末装置120での処理14−3>
店長兼コーチ端末装置120は、管理サーバ110から送信されたレッスン動画をディスプレイに表示する(ステップC1431)。コーチは、レッスン動画を視認することで、レッスンのポイントや留意点を認識することができ、レッスンに反映させることができ、レッスンの質を均一化することができる。
コーチが更に異なる動画を確認したい場合には、他の動画を見るように指示をする。すなわち、店長兼コーチ端末装置120は、コーチによって、他の動画を見る操作がされたか否かを判断する(ステップC1433)。他の動画を見る操作がされた場合には、処理をステップC1425に戻す。他の動画を見る操作がされていない場合には、本サブルーチンを終了する。
図14に示したレッスン開始前処理は、コーチがレッスンを開始する前に、店長兼コーチ端末装置120を使って実行される処理であるが、レッスンの合間に実行してもよい。レッスンの進捗や、同時にレッスンをする人数に応じて、適宜に実行すればよい。
<<レッスン終了後処理>>
図15は、レッスン終了後の処理を示すフローチャートである。レッスンを終えたコーチが店長兼コーチ端末装置120を操作して、コーチが行ったレッスンの内容を記録するための処理である。
<店長兼コーチ端末装置120での処理15−1>
最初に、店長兼コーチ(以下、コーチと称する。)は、店長兼コーチ端末装置120を操作して、自己の店舗を識別する店舗識別情報を選択し(ステップC1511)、店舗識別情報を管理サーバ110に送信する(ステップC1513)。
<管理サーバ110での処理15−1>
管理サーバ110は、店長兼コーチ端末装置120から送信された店舗識別情報を受信し(ステップS1511)、ログイン許可情報を送信する(ステップS1513)。
<店長兼コーチ端末装置120での処理15−2>
店長兼コーチ端末装置120は、管理サーバ110から送信されたログイン許可情報を受信する(ステップC1515)。
コーチは、店長兼コーチ端末装置120を操作して、予約されている会員の会員IDを選択し(ステップC1517)、レッスンで使用したクラブを選択し(ステップC1519)、レッスン項目を選択し(ステップC1521)、矯正方法を選択する(ステップC1523)。次いで、選択したレッスン項目と、矯正方法と会員IDとを管理サーバ110に送信する(ステップC1525)。
前述したステップC1519〜C1525の処理では、図17〜図18に示す画面が、店長兼コーチ端末装置120のディスプレイに表示される。コーチは、表示された画面の選択肢を選択することによって、レッスンで使用したクラブ、レッスン項目、矯正方法を選択することができる。
図17は、レッスンで使用したクラブ、レッスン項目のうちの大項目を選択するための画面を示す。画面の上部には、クラブの種類を示す選択肢が表示される。画面の下部には、レッスン内容の大項目を示す選択肢が表示される。
図18は、レッスン内容のうちの詳細な項目を選択するための画面を示す。レッスン内容の大項目の各々に対応する詳細な項目が予め規定されている。コーチが、図17のレッスン内容の大項目を選択すると、選択された大項目に対応する詳細な項目が店長兼コーチ端末装置120のディスプレイに表示される。コーチは、さらに、詳細な項目を選択することができる。なお、図18は、図17の「基本」に対応する詳細項目であり、図17の「基本」の選択肢が選択されたときに、店長兼コーチ端末装置120のディスプレイに表示される内容である。図17の他の大項目にも各々に対応する詳細項目が規定されており(図示略)、選択されたときに表示される。
このように、コーチは、ディスプレイに表示された選択肢を選択することで、レッスンの内容を入力することができ、作業を簡便にできる。
<管理サーバ110での処理15−2>
管理サーバ110は、店長兼コーチ端末装置120から送信されたレッスン項目と矯正方法と会員IDとを受信し(ステップS1515)、レッスン履歴情報データベースDB30に記憶させる(ステップS1517)。
<店長兼コーチ端末装置120での処理15−3>
店長兼コーチ端末装置120は、ステップC1525の処理の後、出席情報を選択し(ステップC1527)、送信する(ステップC1529)。ここで、出席情報は、「出席」、「欠席」、「キャンセル」などの情報である。
<管理サーバ110での処理15−2>
管理サーバ110は、店長兼コーチ端末装置120から送信された出席情報を受信し(ステップS1519)、レッスン予約情報データベースDB20に記憶させる(ステップS1521)。
前述したように、図15は、レッスン終了後の処理は、レッスンが終了した後に、コーチが店長兼コーチ端末装置120を操作して実行される処理であるが、レッスンの合間に実行してもよい。レッスンの進捗や、同時にレッスンをする人数に応じて、適宜に実行すればよい。
<<ポイント確認処理>>
図16(a)は、ポイント数を確認するための処理を示すフローチャートである。会員が、その時点で所有しているポイント数を確認するための処理である。この処理は、図12のステップS1231で呼び出されて実行される。
<会員端末装置130での処理16−1>
最初に、会員は、会員端末装置130を操作して、ポイント確認要求を示す情報と会員IDとを入力し(ステップM1611)、管理サーバ110に送信する(ステップM1613)。
<管理サーバ110での処理16−1>
管理サーバ110は、会員端末装置130から送信されたポイント確認要求と会員IDとを示す情報を受信し(ステップS1611)、ポイント管理データベースDB80から会員IDに対応するポイント情報を抽出する(ステップS1613)。管理サーバ110は、抽出したポイント情報を会員端末装置130に送信する(ステップS1615)。
<会員端末装置130での処理16−2>
会員端末装置130は、管理サーバ110から送信されたポイント情報を受信し(ステップM1613)、ディスプレイにポイント情報を表示する(ステップM1615)。
この処理を実行することによって、会員が、その時点で所有しているポイント数や、過去のポイントの過去の履歴を確認することができる。
<<ポイント確認処理>>
図16(b)は、商品を購入するための処理を示すフローチャートである。会員が、ゴルフに関連する商品を購入する際に実行される処理である。この処理は、図12のステップS1235で呼び出されて実行される。
<会員端末装置130での処理16−11>
最初に、会員は、会員端末装置130を操作して、商品の購入希望を示す情報と会員IDとを入力し(ステップM1651)、管理サーバ110に送信する(ステップM1653)。
<管理サーバ110での処理16−11>
管理サーバ110は、会員端末装置130から送信された商品の購入希望を示す情報と会員IDとを受信し(ステップS1651)、販売商品データベースDB70から会員IDに対応する商品情報を抽出する(ステップS1653)。管理サーバ110は、抽出した商品情報を会員端末装置130に送信する(ステップS1655)。
なお、後述する機械学習によって、その時点でのベストスコアやレッスンの評点などから、会員に適した商品を販売商品データベースDB70から抽出することができる。
<会員端末装置130での処理16−12>
会員端末装置130は、管理サーバ110から送信された商品情報を受信し(ステップM1653)、ディスプレイに商品情報を表示する(ステップM1655)。
<<<機械学習>>>
各会員のこれまでレッスン履歴を機械学習することによって、レッスンの進め方や、矯正のポイントや頻度、お勧めの商品などを提案することができる。レッスン履歴は、レッスン項目、レッスン項目の回数、矯正方法、矯正方法の回数、スイングの特徴、評点、受講回数(月別)など(図5参照)がある。このほかに、会員の年齢や、性別、ベストスコアなどを含めてもよい。
図19は、機械学習をする処理を示すフローチャートである。毎日午前零時や、毎週日曜日や、毎月所定の日などの所定のタイミング毎に実行され、適宜に学習結果が更新される。
管理サーバ110は、機械学習するタイミングであるか否かを判断する(ステップS1911)。管理サーバ110は、機械学習するタイミングでないと判別したときには、直ちに本サブルーチンを終了する。
管理サーバ110は、機械学習するタイミングであるかと判別したときには、レッスン履歴情報データベースDB30から全てのレッスン履歴情報を読み出す(ステップS1913)。なお、レッスン履歴情報データベースDB30だけでなく、会員基本情報データベースDB10の情報を含めてもよい。各会員の特徴を示す情報であればよい。
管理サーバ110は、読み出した全てのレッスン履歴情報について、所定の学習モデルに基づいて深層学習し相関関係を生成する(ステップS1915)。ここで、相関関係は、レッスン動画を抽出するための相関関係や、お薦め商品を抽出するための相関関係など、目的に応じた相関関係である。レッスン項目や矯正内容を抽出するための相関関係などでもよい。
学習モデルは、所望する相関関係が得られるものを適宜に用いればよい。また、複数の学習モデルを用意して、所望する相関関係ごとに適切な学習モデルを選択して用いてもよい。
管理サーバ110は、生成した相関関係を記憶し(ステップS1917)、サブルーチンを終了する。
この機械学習を用いることによって、あるレッスンの時点で一の会員に適切なレッスン動画を抽出したり、その時点における一の会員に適切なクラブなどの商品を抽出したりすることができる。
<<<<本実施の形態の範囲>>>>
上述したように、本発明は、本実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす記載及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきでない。このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことはもちろんである。
10 ゴルフレッスン管理システム
100 通信ネットワーク
110 管理サーバ
120 店長兼コーチ端末装置
130 会員端末装置

Claims (3)

  1. 手本を示すゴルフスイングが予め記録された動画を含む複数のゴルフレッスン用動画と、前記複数のゴルフレッスン用動画の各々を識別するための動画識別情報とが記憶された動画記憶手段と、
    前記複数のゴルフレッスン用動画のうち、コーチによるコーチ端末装置の操作によって選択されたゴルフレッスン用動画であって、一の会員のためのレッスンの内容に対応するゴルフレッスン用動画を示す選択識別情報を前記コーチ端末装置から受信する受信手段と、
    前記選択識別情報に対応するゴルフレッスン用動画を前記動画記憶手段から読み出し、コーチが視認可能に前記コーチ端末装置に送信する送信手段と、を備える管理サーバ。
  2. 各店舗で各会員に対して行われたゴルフレッスンのレッスン項目、矯正方法、スイングの特徴を含むレッスン履歴が記憶されたレッスン履歴記憶手段を、
    前記レッスン履歴を機械学習して得られたレッスン履歴学習結果を記憶するレッスン履歴学習結果記憶手段と、
    一の会員のレッスンをする際に、一の会員のこれまでのレッスン項目、矯正方法、スイングの特徴を含むレッスン履歴に基づいて、前記レッスン履歴学習結果を参照してゴルフレッスン用動画を選択するゴルフレッスン用動画選択手段とを、さらに備える請求項1に記載の管理サーバ。
  3. ゴルフクラブを含むゴルフ関連商品に関する商品情報を記憶する商品情報記憶手段と、
    一の会員に対して、一の会員のこれまでのレッスン項目、矯正方法、スイングの特徴に基づいて、前記レッスン履歴学習結果を参照してゴルフ関連商品を選択するゴルフ関連商品選択手段と、をさらに備える請求項2に記載の管理サーバ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102589169B1 (ko) * 2023-03-17 2023-10-12 주식회사 지에스피아이 동영상을 이용한 골프 레슨 방법
JP7397907B2 (ja) 2022-05-16 2023-12-13 楽天グループ株式会社 情報処理システム及び情報処理方法

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