JP2021040364A - 電源回路 - Google Patents

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典隆 村田
Noritaka Murata
典隆 村田
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Abstract

【課題】電源回路が過熱した際に接続される機器の機能を損なうことなく出力電力を抑制して回路の発熱量を低減することが可能となる電源回路を提供することを目的とする。【解決手段】入力電圧をうけてこれに電力変換を施して供給電圧の大きさを可変な態様で生成し、かつ当該供給電圧が出力される出力端を有する電力変換部と、前記電力変換部を制御して前記供給電圧を所定の大きさに安定させる電圧制御部と、前記出力端に接続され、温度の変化により電気的特性が変化する感温素子を有し、かつ前記感温素子の電気的特性の変化に応じて前記供給電圧の大きさを抑制するように前記電圧制御部に指令する電圧抑制部と、を有することを特徴とする電源回路。【選択図】図2

Description

本発明は、過熱保護機能を有する電源回路に関する。
電力変換装置に関して、例えば、AC/DCコンバータやDC/DCコンバータなどが知られている。AC/DCコンバータは、商用電源から供給される交流電圧を直流電圧に変換する電源回路を含み、またDC/DCコンバータは、バッテリーなどから供給される直流電圧を他の直流電圧に変換する電源回路を含む。
例えば、AC/DCコンバータとしては、当該変換後の電圧を負荷としての接続機器に供給するためのプラグコネクタを有する電源装置として、所謂ACアダプタが普及しているが、かかるACアダプタは、箪笥の裏のような熱がこもりやすい狭い空間に設置された場合、自身が発生する熱により当該空間が高温になることで、高温環境下での使用となる場合がある。
また、近年増加している車載機器などにはDC/DCコンバータが多用されているが、真夏の炎天下の車内は55℃を超えることもあり、機器内のDC/DCコンバータもかなりの高温環境下で動作することとなる。このような高温環境下で使用され電源回路の温度が異常上昇した場合、一般的に過熱保護機能が作動する。
例えば、特許文献1に開示されているように、過熱をサーミスタ等で検知すると温度が低下するまで電源を停止または間欠動作させることで電源回路を保護していた。
あるいは、例えば、特許文献2に示されるように、過熱を検知すると出力電流を過電流保護設定値によって供給される電流量を制限するといった方法がとられていた。
特開2004−96804号公報 特開2017−229131号公報
しかし、上記のような過熱保護機能によっては、電源回路の温度が上昇した際、接続機器への電力供給が停止するため、接続機器の機能もすべて停止してしまうという問題点があった。
また、供給される電流量を制限する場合においても、例えば、通信機器などのように待機時は消費電力が小さい一方で動作時には大きく電力を消費する機器の場合には、機器の本来の機能が一時的に停止するという問題点があった。
本発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、電源回路が過熱した際に接続される機器の機能を損なうことなく出力電力を制限して回路の発熱量を低減することが可能となる電源回路を提供することを目的とする。
本発明の電源回路は、入力電圧をうけてこれに電力変換を施して供給電圧の大きさを可変な態様で生成し、かつ当該供給電圧が出力される出力端を有する電力変換部と、前記電力変換部を制御して前記供給電圧を所定の大きさに安定させる電圧制御部と、前記出力端に接続され、温度の変化により電気的特性が変化する感温素子を有し、かつ前記感温素子の電気的特性の変化に応じて前記供給電圧の大きさを抑制するように前記電圧制御部に指令する電圧抑制部と、を有することを特徴とする。
実施例1のACアダプタの構成の概要を示す構成図である。 実施例1のACアダプタの電源回路の内部構成を示す機能ブロック図である。 実施例1のACアダプタの回路素子の温度と出力電圧の関係を示すグラフである。 実施例1のACアダプタの出力電圧抑制回路を示す図である。 実施例2のACアダプタの出力電圧抑制回路を示す回路図である。 実施例2のACアダプタの回路素子の温度と出力電圧の関係を示すグラフである。
以下に本発明の実施例について詳細に説明する。なお、以下の説明及び添付図面においては、実質的に同一又は等価な部分には同一の参照符号を付している。また、以下の説明においては、本発明の電源回路を有する電源装置の一例としてACアダプタを例に説明する。
図1は、電源装置としての実施例1のACアダプタ100の概略の構成を示す図である。
ACアダプタ100は、電源回路10、コネクタ20及びDCプラグ30で構成されている。コネクタ20は、電源回路10の入力端に接続されており、該電源回路10の出力端にはDCプラグ30が接続されている。そして、DCプラグ30は接続機器40に接続される。
コネクタ20を介して入力された商用電源の交流電圧を、ACアダプタ100の電源回路10で所望の直流電圧に変換し、DCプラグ30を介して接続機器40に電力を供給する。
図2は、本発明の電源回路10の内部構成を示すブロック図である。電源回路10は、電力変換部10Aと制御部10Bとを有する。
電力変換部10Aは、整流回路11、電力変換回路12、整流回路13及び平滑回路14を有する。
コネクタ20から電力変換部10Aに供給された交流電圧は、電力変換部10Aの整流回路11、電力変換回路12、整流回路13及び平滑回路14を経て所望の直流電圧に変換され、出力ラインLo及びDCプラグ30を介して接続機器40へ供給される。
整流回路11は、コネクタ20から入力される商用電源の交流電圧をダイオードなどによって整流し、平滑化した直流電圧を電力変換回路12へと供給する。
電力変換回路12は、整流回路11から入力された直流電圧をスイッチング素子で断続制御してパルス化する。その際、制御回路15から供給された制御信号に応じてそのデューティ比が調整される。そして、パルス化された電圧が整流回路13に供給される。
整流回路13は、電力変換回路12から入力されたパルス電圧をダイオードによって整流して平滑回路14へと供給する。
平滑回路14は、整流回路13から入力されるパルス電圧をコンデンサによって平滑化する。
平滑回路14から得られた直流電圧を所望の電圧値である出力電圧Voutとして、DCプラグ30を介して接続機器40へと出力する。なお、ここで出力電圧Voutは、上記したパルス電圧のデューティ比によって電圧値が決定される。
制御部10Bは、出力ラインLo及び電力変換回路12に接続された回路群であり、制御回路15、過熱保護回路16、及び電圧抑制部としての出力電圧検出回路17並びに出力電圧抑制回路18を有する。
電圧制御部としての制御回路15は、電力変換回路12、過熱保護回路16及び出力電圧検出回路17に接続される。出力電圧検出回路17から検出信号を受信して、出力電圧Voutが所望の電圧値に維持するように電力変換回路12に制御信号を送信し制御する。また、過熱保護回路16から遮断信号を受信すると、電力変換回路12の動作を停止させDCプラグ30への出力電圧Voutの供給を遮断する。
電力遮断部としての過熱保護回路16は、発熱の大きい部品又は回路、あるいは熱に弱い部品又は回路の温度を監視し、異常な温度を検出すると制御回路15に遮断信号を送信する。
出力電圧検出回路17は、出力ラインLoと制御回路15に接続されており、出力電圧Voutを監視しつつ、出力電圧Voutが所望の電圧値となるように制御回路15に検出信号を送信する。また、出力電圧抑制回路18から動作モード切替信号(以下、切替信号と記す)を受信すると、所望の電圧値を抑制した別の電圧値に変更する。
出力電圧抑制回路18は、出力ラインLoと出力電圧検出回路17に接続されており、温度により電気的特性が変化する感温素子を含む。出力電圧抑制回路18は、当該感温素子の取付部である監視対象温度(以下、取付部温度)によって、出力電圧検出回路17に対して切替信号を送信する。
前記感温素子の取付部温度が閾値以下の場合、出力電圧抑制回路18は、通常モードで動作する切替信号を、出力電圧検出回路17へ送信する。また、監視対象である、発熱の大きい部品又は回路、あるいは熱に弱い部品又は回路に取り付けた前記感温素子の取付部温度が閾値超の場合、出力電圧抑制回路18は、通常モードより抑制した電圧を出力する、抑制モードで動作する切替信号を、出力電圧検出回路17へ送信する。
上記したように、実施例1による電源回路10は、入力された交流電圧を所望の電圧値に変換して出力させる電力変換部10Aと、感温素子の取付部温度に応じて前記所望の電圧値を切り替えられるように制御部10Bを有している。また、制御部10Bは、電力変換部10Aを制御して出力電圧Voutを所定の電位に維持する制御回路15と、感温素子の取付部温度に応じて出力電圧Voutの値を抑制するように制御回路15を制御する電圧抑制部としての出力電圧検出回路17及び出力電圧抑制回路18とを有している。
図3に示す、感温素子の取付部温度と出力電圧Voutの関係図を用いて、実施例1における電源回路10の動作を説明する。
出力電圧抑制回路18は、感温素子の取付部温度が第1の閾値温度T1以下の温度環境下、例えば、室温RTでは出力電圧検出回路17を通常モードで動作させ、また、感温素子の取付部温度が第1の閾値温度T1を超えると抑制モードに遷移させる。抑制モードでは、出力電圧検出回路17は、出力電圧Voutを通常電位V1より低い抑制電位V2で安定するよう制御回路15に検出信号を送信する。また、抑制モード時、出力電圧検出回路17は、感温素子の取付部温度が第1の閾値温度T1よりも低い第2の閾値温度T2以下になると通常モードに遷移する。
通常モード遷移時、出力電圧検出回路17は、出力電圧Voutを抑制電位V2から通常電位V1に戻すように制御回路15に検出信号を送信する。これにより、本発明の電源回路10は、感温素子の取付部である回路素子等が高温(第1の閾値温度T1以上)となった際に、出力電圧Voutの電圧を抑制することで接続機器の消費電力が下がり、電力変換回路12を含む電力変換部10Aの損失及び発熱量を低減することができる。また、抑制モード時に感温素子の取付部である回路素子等の温度が低下(第2の閾値温度T2以下)した際は、電源回路10は、再び所望の電圧値を持つ出力電圧Voutを接続機器40に供給することが可能となる。
ここで、第1の閾値温度T1は、遮断閾値温度TSよりも低く設定する。このように閾値温度を設定することにより、監視対象の部品又は回路の温度である取付部温度が第1の閾値温度T1を超えた際は、電力変換部10Aから出力される電圧を抑制(抑制モード)することで、接続機器40の消費電力を低下させ電力変換部10Aの温度上昇を抑える。さらに、外部環境の変化などにより、異常発熱が発生し、抑制モードにおいても温度が上昇し続けて監視対象の部品または回路の温度である取付部温度が第1の閾値温度T1よりも高い遮断閾値温度TSを超えた際には、過熱保護回路16は、電力変換回路12の動作を停止させて出力電圧Voutを遮断するように制御回路15に遮断信号を送信することで、電力変換部10Aの熱的破壊を防止することが可能となる。
次に、電圧抑制部である出力電圧検出回路17及び出力電圧抑制回路18の動作を、図4に示す実施例1の実際の回路例を用いて詳細に説明する。
出力電圧検出回路17は、抵抗R1、R2、R3と、フォトダイオードPC1と、シャントレギュレータIC1と、コンデンサC1とを有する。抵抗R1は、一端が出力ラインLoに接続され、他端がフォトダイオードPC1のアノードに接続されており、フォトダイオードPC1のカソードは、シャントレギュレータIC1のカソードに接続されており、シャントレギュレータIC1のアノードは接地ラインGNDに接続されている。抵抗R2及びR3は、出力ラインLoと接地ラインGNDとの間に互いに直列に接続されており、抵抗R2は、一端が出力ラインLoに接続され、他端が抵抗R3の一端に接続されており、抵抗R3の他端は接地ラインGNDに接続されている。コンデンサC1は、一端がシャントレギュレータIC1のカソードに接続され、他端が抵抗R2の他端に接続されており、シャントレギュレータIC1のリファレンス端子が抵抗R2の他端に接続されている。
シャントレギュレータIC1は、内部基準電圧VREFを有し、リファレンス端子に印加される、出力電圧Voutを抵抗R2と抵抗R3で分圧した電圧が内部基準電圧VREFを超えると、両電圧の差分に応じた電流、言い換えればリファレンス端子に印加される電圧を内部基準電圧VREFと同電位にする電流をカソード−アノード間に流す。
フォトダイオードPC1は、制御回路15内に設けられたフォトトランジスタ(図示せず)と共にフォトカプラを形成している。シャントレギュレータIC1のカソード−アノード電流と同じ電流がフォトダイオードPC1に流れ発光すると、その発光の程度に応じて、制御回路15内に設けられたフォトトランジスタのコレクタ−エミッタ間電圧が変化する。当該電圧に基づいて制御回路15は電力変換回路12のパルスのデューティ比を調整し出力電圧Voutを所望の電圧にする。
出力電圧抑制回路18は、抵抗R4、R5、R6、R7及びR8と、バイポーラ型のトランジスタQ1と、オープンコレクタ型のコンパレータIC2と、電圧源VTと、電源電圧ラインVccと、負特性型のサーミスタ(NTC:Negative Temperature Coefficient Thermistor)TH1とを有する。抵抗R4は、一端が出力ラインLoに接続され、他端がトランジスタQ1のベースに接続されており、トランジスタQ1は、エミッタが出力ラインLoに接続され、コレクタが抵抗R6の一端に接続されており、抵抗R6の他端は、抵抗R2の他端に接続されている。また、抵抗R5は、一端がトランジスタQ1のベースに接続され、他端がコンパレータIC2の出力端子に接続されており、抵抗R7は、一端がコンパレータIC2の出力端子に接続され、他端がコンパレータIC2の非反転入力に接続されており、コンパレータIC2の反転入力は、電圧源VTの正側端子に接続されており、電圧源VTの負側端子は接地ラインGNDに接続されている。また、抵抗R8は、一端が電源電圧ラインVccに接続され、他端がコンパレータの非反転入力に接続されており、サーミスタTH1は、一端がコンパレータIC2の非反転入力に接続され、他端が接地ラインGNDに接続されている。
サーミスタTH1は、例えば、電力変換回路12のスイッチングトランジスタ又はトランス等の発熱の大きい部品又は回路、熱に弱い部品又は回路に直接もしくはその近傍に配されている。サーミスタTH1は、温度に反比例して抵抗値が減少する特性を持っており、この特性によりコンパレータIC2及びトランジスタQ1のスイッチング動作がなされる。
コンパレータIC2と、抵抗R7、R8と、電圧源VTと、サーミスタTH1により、抵抗R7を正帰還させたシュミットトリガ回路を形成している。すなわち、抵抗R7、R8、電圧源VT、及びサーミスタTH1の温度特性を所望に設定することで、サーミスタTH1に印加される抵抗R7、R8との分圧電位により、シュミットトリガ回路のヒステリシス特性を利用して、第1の閾値温度T1と第2の閾値温度T2を任意に設定することが可能である。
以下に、通常温度時である、第1の閾値温度T1以下における出力電圧抑制回路18の動作を説明する。
サーミスタTH1の取付部温度が第1の閾値温度T1以下では、サーミスタTH1の抵抗値は大きい故、コンパレータIC2の非反転入力端子にかかる電位は反転入力端子に接続されている電圧源VTよりも高くなる。すなわち、コンパレータIC2の出力端子は非導通(オープン)状態となる。これにより、トランジスタQ1は電流が流れず、トランジスタQ1のエミッタ−コレクタ間は非導通状態となる。すなわち、出力電圧抑制回路18は出力電圧検出回路17と切り離されており、出力電圧検出回路17は通常モードで動作する。
ここで、シャントレギュレータIC1のリファレンス端子電位が内部基準電圧VREFと同じになったあとの、通常モードにおける出力電圧Voutである通常電位V1は次式で表される。

V1=VREF×(1+R2÷R3) ・・・ (1)
次に、監視対象の部品又は回路の温度が上昇し、感温素子の取付部温度が第1の閾値温度T1を超えた場合の出力電圧抑制回路18の動作を説明する。
サーミスタTH1は、取付部温度の上昇に反比例して抵抗値が減少していく故、サーミスタTH1の取付部温度の上昇に伴い、コンパレータIC2の非反転入力端子に印加される電位が低下していく。さらに温度上昇が続き、コンパレータIC2の非反転入力端子の電位が、非反転入力端子の電圧源VT以下まで低下すると、コンパレータIC2の動作が切り替わり、コンパレータIC2の出力端子は導通(ショート)状態となる。これにより、トランジスタQ1にベース電流が流れ、トランジスタQ1のエミッタ−コレクタ間が導通状態となり、出力電圧抑制回路18は出力電圧検出回路17と接続される。これにより、出力電圧抑制回路18は、出力電圧検出回路17を抑制モードに切り替える。尚、この時、コンパレータIC2が導通状態となり、サーミスタTH1と抵抗R7が並列接続となることでその合成抵抗値はTH1の抵抗値より減少し、コンパレータIC2に印加される電位はさらに低下する。
出力電圧検出回路17に出力電圧抑制回路18が接続されることにより、抵抗R2は、抵抗R6と並列接続される。これにより、抵抗R2及びR6が並列の合成抵抗となることで、当該合成抵抗値は抵抗R2よりも低くなる。それ故、抵抗R3との抵抗比つまり分圧比率が変化し、抵抗R3にかかる電位が上昇する。すなわち、シャントレギュレータIC1のリファレンス端子に印加される電位が上昇する。シャントレギュレータIC1は、リファレンス端子に印加される電位を内部基準電圧VREFまで低下させるべくカソード−アノード間に流す電流を増やす。従って、当該電流によりフォトダイオードPC1が発光を強くする。制御回路15内のフォトカプラのフォトトランジスタ(図示せず)がフォトダイオードPC1の発光の強さを検知することで、制御回路15は、出力電圧Voutを、通常電位V1からリファレンス端子に印加される電位がシャントレギュレータIC1の内部基準電圧VREFと同等となる、抑制電位V2に抑制させるように電力変換回路12に対して制御信号を供給する。すなわち、出力電圧検出回路17が抑制モードに移行することで出力電圧Voutの電位が抑制され、接続機器40の消費電力が減少することから、電力変換回路12を含む電力変換部10Aの損失も低減されて、回路や部品等の温度を低減させることが可能となる。
ここで、シャントレギュレータIC1のリファレンス端子電位が内部基準電圧VREFと同じになったあとの、抑制モードにおける出力電圧Voutである抑制電位V2は次式で表される。

V2=VREF×(1+(R2//R6)÷R3) ・・・ (2)
ただし、「//」は並列接続された抵抗の合成抵抗を表す。
次に、出力電圧検出回路17が抑制モードにおける動作中に、サーミスタTH1取付部の温度が低下した場合の出力電圧検出回路17及び出力電圧抑制回路18の動作を説明する。
抑制モード時、出力電圧Voutの電位の抑制による発熱量の低減又は冷却等により、サーミスタTH1の取付部温度が低下していくと、サーミスタTH1の抵抗値は上昇していき、コンパレータIC2の非反転入力端子に印加される電位も上昇していく。サーミスタTH1の取付部温度の低下がさらに続き、第1の閾値温度T1よりも低い第2の閾値温度T2まで低下すると、コンパレータIC2の非反転入力端子の電位が、反転入力端子の電圧源VT以上まで上昇する。これにより、コンパレータIC2の動作が切り替わり、コンパレータIC2の出力端子は非導通状態となる。それ故、トランジスタQ1のベース電流が遮断されることでトランジスタQ1のエミッタ−コレクタ間は非導通状態となる。すなわち、出力電圧抑制回路18は、出力電圧検出回路17から切り離され、出力電圧検出回路17は元の通常モードの動作へと切り替わる。
トランジスタQ1が非道通状態になることにより、抵抗R6が抵抗R2から切り離され、抵抗R3との抵抗比つまり分圧比率が変化し、抵抗R3にかかる電位が低下する。それ故、シャントレギュレータIC1のリファレンス端子に印加される電位は低下する。シャントレギュレータIC1は、リファレンス端子に印加される電位がシャントレギュレータIC1の内部基準電圧VREFと同等となるまで増加させるべく、アノード−カソード間に流れる電流値を遮断させる。これにより、フォトダイオードPC1の発光が停止する。フォトカプラのフォトトランジスタ(図示せず)がフォトダイオードPC1の発光の停止を検知することで、制御回路15は、出力電圧Voutを抑制電位V2から、リファレンス端子に印加される電位がシャントレギュレータIC1の内部基準電圧VREFと同等となる、通常電位V1に増大させるように電力変換回路12に対して制御信号を供給する。すなわち、抑制モード時、監視対象の部品又は回路の温度である感温素子の取付部温度が第1の閾値温度T1よりも低い第2の閾値温度T2まで低下することで、出力電圧検出回路17は元の通常モードへ切り替わり、出力電圧Voutの電位を抑制電位V2から通常電位V1へと戻す。
尚、出力電圧Voutの通常電位V1及び抑制電位V2の値は、式(1)及び式(2)に示す通り、シャントレギュレータIC1の内部基準電圧VREF、抵抗R2、R3及びR6によって任意に設定することが可能である。また、抵抗R2、R3及びR6は、固定値を持つ抵抗で構成されている故、通常電位V1及び抑制電位V2の電位をきわめて高い精度に設定することが可能である。
通常モードから抑制モードへ遷移する際の温度である第1の閾値温度T1と抑制モードから通常モードへ遷移する際の温度である第2の閾値温度T2は、次式に示すとおり、抵抗R7、R8、電圧源VT及びサーミスタTH1の温度特性によって任意に設定することが可能である。

T1:VT=Vcc×(1+R8÷RTH1(@T1)) ・・・ (3)
T2:VT=Vcc×(1+R8÷(RTH1(@T2)//R7)) ・・・ (4)
ただし、「//」は並列接続された抵抗の合成抵抗を表す。
RTH1(@T1):T1の温度におけるTH1の抵抗値
RTH1(@T2):T2の温度におけるTH1の抵抗値
そして、コンパレータIC2の出力端子が非導通(オープン)時、コンパレータIC2の非反転入力端子に印加される電位は抵抗R8とサーミスタTH1の分圧電位であり、コンパレータIC2の出力端子が導通(ショート)時、コンパレータIC2の非反転入力端子に印加される電位は抵抗R8と、サーミスタTH1及び抵抗R7との合成抵抗で分圧される電位となる。これにより、次式で示すようにコンパレータIC2の切り替え動作をさせるサーミスタTH1の温度にヒステリシス特性を持たせることが可能となる。

THYS=T1−T2 ・・・ (5)
ただし、THYS:T1とT2のヒステリシス温度
実施例1によれば、出力電圧抑制回路18は、サーミスタTH1の温度によって変化する抵抗値によりコンパレータIC2及びトランジスタQ1がスイッチングされ、出力電圧検出回路17との接続又は切り離しがなされる。これにより、サーミスタTH1の取付部温度の変化に応じてシャントレギュレータIC1のリファレンス端子に接続される抵抗の分圧比が変化する。すなわち、出力電圧抑制回路18は出力電圧検出回路17に対して切替信号を、出力電圧検出回路17は制御回路15に対して検出信号をそれぞれ送信し、サーミスタTH1の取付部温度の上昇及び低下に応じて、出力電圧Voutの電位を変化させる。従って、出力電圧抑制回路18は、監視対象の部品又は回路の温度に応じて電源回路10の損失を変化させる事ができる。
尚、実施例1の出力電圧Voutの通常電位V1及び抑制電位V2は、上述したように、シャントレギュレータ回路IC1の内部基準電圧VREF、抵抗R2、R3及びR6によって任意に設定することが可能である。
また、実施例1の第1の閾値温度T1及び第2の閾値温度T2は、上述したように、抵抗R7、R8、電圧源VT及びサーミスタTH1の温度特性によって任意に設定することが可能である。
なお、異常過熱等により、抑制モードで動作しても回路素子の温度が上昇し続けて所定の遮断閾値温度TSまで温度が上昇した場合、過熱保護回路16が所定の遮断閾値温度TSを検知して制御回路15に遮断信号を供給し、制御回路15は遮断信号に応答して電力変換回路12の動作を停止させる。
以上のように、実施例1によれば、サーミスタTH1取付部である発熱の大きい部品又は回路及び熱に弱い部品又は回路の温度が第1の閾値温度T1まで上昇すると、出力電圧検出回路17は、出力電圧抑制回路18が接続され通常モードから抑制モードへと遷移することで出力電圧Voutを通常電位V1から抑制電位V2に抑制させる。また、抑制モード時、サーミスタTH1の取付部温度が第1の閾値温度T1より低い第2の閾値温度T2まで低下すると、出力電圧検出回路17は、出力電圧抑制回路18が切り離され抑制モードから通常モードへと遷移することで出力電圧Voutを抑制電位V2から通常電位V1に戻す。
ここで、抑制モードにおける動作時、電源回路10からの出力電圧Voutは抑制されるが、電源回路10は接続機器40の装置としての機能を維持させることが可能となる。例えば、接続機器40にロジックICが使用されていた場合、ロジックICのスイッチング特性は、電源電圧VDDが低下すると、スイッチング応答速度等の性能は低下するが動作は継続する。一例として、電源電圧VDDが15Vの場合の出力立ち上がり及び立ち下がり時間が標準30ns程度に対し、電源電圧VDDが5Vの場合の出力立ち上がり及び立ち下がり時間が標準70ns程度となる。すなわち、接続機器40の装置としての機能を維持することが可能となる。
図5は、本発明の実施例2である出力電圧検出回路17A及び出力電圧抑制回路18Aの一例を示す回路図である。
出力電圧検出回路17Aの構成は、実施例1の出力電圧検出回路17と基本的に同じ回路構成であり、抵抗R3を出力電圧抑制回路18Aとなる正特性型のサーミスタ(PTC:Positive Temperature Coefficient Thermistor)TH2にて置き換えたものとなる。
サーミスタTH2は、例えば、電力変換回路12のスイッチングトランジスタ又はトランス等の発熱の大きい部品又は回路、熱に弱い部品又は回路に直接もしくはその近傍に配されている。サーミスタTH2は、その取付部温度に比例して抵抗値が増大する特性を持っているため、この特性により、抵抗R2との抵抗比を変異させ、出力電圧Voutを可変にする。
ここで、出力電圧Voutは次式で表される。

Vout=VREF×R2÷RTH2 ・・・ (6)
ただし、RTH2:TH2の抵抗値
この式より、サーミスタTH2の取付部温度でRTH2が変化することによって、出力電圧Voutも変化することが分かる。
以下に、図6に示す、サーミスタTH2の取付部温度と出力電圧Voutの関係図も用いて、実施例2の出力電圧検出回路17A及び出力電圧抑制回路18Aの動作について説明する。
電源回路10が、例えば、図6に示す室温RTで動作しているとする。そのとき、出力電圧Voutは所望の電位である室温電位V3を接続機器40へと出力する。動作を継続し、外部環境等によりサーミスタTH2の取付部温度が上昇していくと、サーミスタTH2の抵抗値は、前記温度の上昇に比例して増大していく。また、サーミスタTH2の抵抗値の増大に伴い、シャントレギュレータIC1のリファレンス端子に印加される電位も上昇していく。それ故、シャントレギュレータIC1は、リファレンス端子に印加される電位を内部基準電圧VREFまで低下させるべく、カソード−アノード間に流す電流を増やす。従って、当該電流によりフォトダイオードPC1の発光が増し、制御回路15内のフォトカプラのフォトトランジスタ(図示せず)がフォトダイオードPC1の発光の強さを検知する。制御回路15は、フォトダイオードPC1による発光の強さに応じて、電力変換回路12に対して制御信号を供給し、シャントレギュレータIC1のリファレンス端子に印加される電位が内部基準電圧VREFと同等となるように出力電圧Voutの電位を室温電位V3から抑制する。
すなわち、出力電圧抑制回路18AであるサーミスタTH2の抵抗値が、取付部温度の上昇に追従して連続的に増大するため、出力電圧検出回路17Aが制御回路15に検出信号を送信することで出力電圧Voutの電位を、温度の上昇に追従して連続的に抑制させる。従って、電圧抑制部である出力電圧検出回路17A及び出力電圧抑制回路18Aは、式(6)に示すように監視対象である発熱の大きい部品又は回路及び熱に弱い部品又は回路の温度に応じた電位の出力電圧Voutを出力させる。
また、出力電圧Voutの抑制による接続機器40の消費電力の低下又は冷却等により、サーミスタTH2の取付部温度が低下していくと、サーミスタTH2の抵抗値は、取付部温度の低下に追従して低下していく。従って、サーミスタTH2の取付部温度の低下時においても、電圧抑制部である出力電圧検出回路17A及び出力電圧抑制回路18Aは、式(6)に示す、監視対象である発熱の大きい部品又は回路及び熱に弱い部品又は回路の温度に応じた電位を有する出力電圧Voutを出力させる。
実施例2によれば、出力電圧検出回路17A及び出力電圧抑制回路18Aは、取付部温度に追従して出力電圧Voutの電位を連続的に変化させ、これに応じて電源回路10の損失を変化させる事が可能となる。
尚、実施例2の出力電圧検出回路17A及び出力電圧抑制回路18Aにおいて、室温電位V3は、上述したように、抵抗R2、シャントレギュレータIC1の内部基準電圧VREF及びサーミスタTH2の室温時抵抗値によって任意に設定することが可能である。
なお、異常過熱等により、取付部温度に応じて出力電圧Voutの電位を抑制させても、取付部温度が上昇し続けて所定の遮断閾値温度TSまで温度が上昇した場合、過熱保護回路16が所定の遮断閾値温度TSを検知して制御回路15に遮断信号を供給する。当該遮断信号を受けて、制御回路15は、遮断信号に応答して電力変換回路12の動作を停止させることが可能となる。
以上のように、実施例2によれば、出力電圧検出回路17A及び出力電圧抑制回路18Aは、サーミスタTH2取付部である、発熱の大きい部品又は回路及び熱に弱い部品又は回路の温度(取付部温度)が上昇すると、サーミスタTH2の抵抗値が温度に比例して増大することで、温度の上昇、低下に伴って連続的に出力電圧Voutの電位を増減させる。このとき、温度の上昇に反比例して連続的に出力電圧Voutが連続的に低下していく故、出力電圧検出回路17A及び出力電圧抑制回路18Aは、サーミスタTH2取付部の部品又は回路の温度に応じた電力の抑制をさせることが可能となる。
また、実施例2は、実施例1より回路構成素子数を大幅に少なくすることが可能な故、安価で必要面積の小さい回路で実現することが可能となる。
また、実施例1においては、コンパレータIC2の非反転入力端子と接地ラインGNDとの間にサーミスタTH1が接続され、コンパレータIC2の非反転入力端子と電源電圧ラインVccとの間に抵抗R8が接続される場合について説明した。しかしながら、温度変化に応じてコンパレータIC2の反転及び非反転入力端子の電位差を変化させることができれば、図4に示されたサーミスタTH1と抵抗R8の接続関係に限定されない。例えば、コンパレータIC2の非反転入力端子と接地ラインGNDとの間に抵抗を設け、非反転入力端子と電源電圧ラインVccとの間に正特性型サーミスタを設けても良い。
また、コンパレータIC2の非反転入力端子に印加される電圧源として電源電圧ラインVccを用いたが、抵抗R8を出力ラインLoに接続し、電源電圧ラインVccの代わりに出力電圧Voutを用いても良い。
また、第1及び第2の閾値温度T1、T2にて、出力電圧Voutの出力電位を通常電位V1と抑制電位V2の2段階として制御したが、コンパレータを多段に構成し、閾値温度を増やして多段階で出力電圧Voutの電位を制御することとしても良い。
また、抵抗R7をコンパレータIC2の出力端子と非反転入力端子に並列接続してシュミットトリガ回路を形成することでヒステリシス特性を持たせた出力電圧抑制回路18としたが、抵抗R7を排除し、抵抗R4にコンデンサを並列接続させてヒステリシス特性を省いた出力電圧抑制回路としても良い。さらに、接続機器40が多少のオーバーシュート及びアンダーシュートの影響を許容できれば、抵抗R4にコンデンサを付加することなくヒステリシス特性を省いてもよい。
また、実施例1においては、シャントレギュレータIC1のリファレンス端子と接地ラインGNDとの間に正特性型サーミスタTH2を接続し、シャントレギュレータIC1のリファレンス端子と出力ラインLoとの間に抵抗を接続した場合について説明した。しかし、シャントレギュレータIC1のリファレンス端子と接地ラインGNDとの間に抵抗を接続し、シャントレギュレータIC1のリファレンス端子と出力ラインLoとの間に負特性型サーミスタを用いても良い。
また、実施例1及び2の何れにおいても、サーミスタを抵抗との直並列による合成抵抗として用いても良い。
また、実施例1及び2の何れにおいても、接地ラインGNDの電位は絶対的な値ではなく、それぞれが別の電位であっても良い。
また、実施例1及び2の何れにおいても、出力電圧抑制回路18及び出力電圧検出回路17Aにツェナーダイオード等を付加することで、出力電圧Voutの電位に上限及び下限の制限を設けても良い。
なお、図1において、過熱保護回路16を具備したACアダプタを一例とした電源回路10の機能ブロック図を記載したが、本発明の出力電圧抑制回路18の機能ブロックに関しては、当該機能ブロック図に関係なくシリーズ電源を含む一般的な電源すべてに適用可能である。
また、上述した実施例における構成は例示に過ぎず、用途等に応じて適宜変更可能である。
100 ACアダプタ
10 電源回路
20 コネクタ
30 DCプラグ
40 接続機器
10A 電力変換部
11 整流回路
12 電力変換回路
13 整流回路
14 平滑回路
10B 制御部
15 制御回路
16 過熱保護回路
17 出力電圧検出回路
18 出力電圧抑制回路

Claims (7)

  1. 入力電圧をうけてこれに電力変換を施して供給電圧の大きさを可変な態様で生成し、かつ当該供給電圧が出力される出力端を有する電力変換部と、
    前記電力変換部を制御して前記供給電圧を所定の大きさに安定させる電圧制御部と、
    前記出力端に接続され、温度の変化により電気的特性が変化する感温素子を有し、かつ前記感温素子の電気的特性の変化に応じて前記供給電圧の大きさを抑制するように前記電圧制御部に指令する電圧抑制部と、
    を有することを特徴とする電源回路。
  2. 前記電圧抑制部は、前記温度が上昇するほど前記電圧制御部が前記供給電圧の電位を抑制するように動作をするよう、前記電圧制御部に指令することを特徴とする請求項1に記載の電源回路。
  3. 前記電圧抑制部は、前記温度が第1の閾値温度以下で通常モードで動作し、前記温度が第1の閾値温度を超えると、前記供給電圧の電位を前記通常モードでの動作よりも抑制するように前記電圧制御部に指令する抑制モードにて動作することを特徴とする請求項2に記載の電源回路。
  4. 前記電圧抑制部は、前記温度が第1の閾値温度を超えると前記抑制モードにて動作し、前記抑制モードで動作中に前記温度が前記第1の閾値温度よりも低い第2の閾値温度以下になると前記通常モードでの動作に遷移することを特徴とする請求項3に記載の電源回路。
  5. 前記温度が前記第1の閾値温度よりも高い所定の閾値温度を超えると前記電力変換部の動作を停止するように前記電圧制御部に指令する電力遮断部を有することを特徴とする請求項3または4に記載の電源回路。
  6. 前記電圧抑制部は、前記出力端から接地電位の間に接続された抵抗、フォトダイオード及びシャントレギュレータと、を有し、前記フォトダイオードの発光に応じて前記電圧制御部への指令がなされ、前記温度の変化に応じて、前記シャントレギュレータのリファレンス端子に接続される、前記抵抗とは異なる抵抗又は前記感温素子の抵抗値を可変にすることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載の電源回路。
  7. 前記感温素子は、サーミスタであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つに記載の電源回路。
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