JP2021040030A - 静止誘導器 - Google Patents

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秀勇 松原
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【課題】二以上重ねた巻線導体又は折り曲げ部よりも厚さ寸法の大きい巻線導体を支持できる静止誘導器を得ること。【解決手段】静止誘導器は、棒状の鉄心脚を備えた鉄心と、鉄心脚に二回以上巻き付けられた巻線導体2によって二層以上形成された巻線導体層と、巻線導体層の間に少なくとも一枚配置されて異なる層の巻線導体2同士を絶縁するシート状の層間絶縁部材4とを備えた巻線部とを有し、鉄心は、鉄心脚が鉛直方向に延びるように配置されており、層間絶縁部材4の下端部には、層間絶縁部材4を挟む二つの巻線導体層のそれぞれの側に突出し、層間絶縁部材4を挟む二つの巻線導体層の各々の巻線導体2を支持する導体支持部42が形成されており、導体支持部42は、層間絶縁部材4の下端部が複数回折り曲げられた折り曲げ部41を含む。【選択図】図4

Description

本発明は、鉄心と、鉄心に巻き回される巻線導体とを含む巻線部を備える静止誘導器に関する。
従来、変圧器及び分路リアクトルといった静止誘導器が知られている。静止誘導器は、鉄心と、鉄心に巻き回される巻線導体とを含む巻線部を備えている。巻線導体は、鉄心に二層以上巻き付けられる。巻線導体の層間には、絶縁のためにシート状の層間絶縁部材が配置される。静止誘導器は、巻線導体の層から層間絶縁部材の端部をはみ出させることで、巻線導体の層間の絶縁距離を確保している。
特許文献1には、層間絶縁部材の端部を折り曲げることにより、巻線の端部の絶縁強度と機械的強度を高めた静止誘導器が開示されている。層間絶縁部材の端部を折り曲げて折り曲げ部を設けた静止誘導器は、折り曲げ部で巻線導体を支持することができる。すなわち、折り曲げ部を、巻線導体を支持する導体支持部とすることができるため、巻線導体の積層を水平方向とした状態で静止誘導器を設置することができる。巻線導体の積層方向を水平方向とすることにより、巻線導体において発生した熱が、層間に存在する流体の対流によって伝熱されやすくなるため、巻線導体の積層方向が水平方向となる状態で静止誘導器を設置した方が放熱面で有利である。
実開昭58−81919号公報
巻線部を流れる電流を大きくするには、巻線導体の層の厚さを厚くする必要がある。例えば、巻線導体を二以上重ねて鉄心に巻き回したり、厚さ寸法が大きい巻線導体を一重で鉄心に巻き回したりすることで巻線導体の層の一層あたりの厚さを厚くする。しかしながら、上記特許文献1に開示される静止誘導器は、層間絶縁部材一方の面の側にのみ導体支持部が存在するため、二以上重ねられた巻線導体で構成される層を複数有する巻線部の積層方向が水平方向となる状態で静止誘導器が設置される場合には、各層の二以上の巻線導体のうちの一つだけしか層間絶縁部材の折り曲げ部に載せることができなかった。したがって、特許文献1に開示された静止誘導器は、巻線部に大きな電流を流すために巻線導体を二以上に重ねて巻く場合には適用できなかった。また、厚さ寸法が大きい巻線導体を使用する場合には、巻線導体の積層方向が水平方向となる状態で静止誘導器を設置すると、一つの層の巻線導体が一つだけであったとしても、巻線導体の厚さが折り曲げ部の幅よりも大きければ巻線導体の重心が折り曲げ部からはみ出してしまうため、巻線導体を支えることができないことがあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、二以上重ねた巻線導体又は折り曲げ部よりも厚さ寸法の大きい巻線導体を支持できる静止誘導器を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、棒状の鉄心脚を備えた鉄心と、鉄心脚に二回以上巻き付けられた巻線導体によって二層以上形成された巻線導体層と、巻線導体層の間に少なくとも一枚配置されて異なる層の巻線導体同士を絶縁するシート状の層間絶縁部材とを備えた巻線部とを有する。鉄心は、鉄心脚が鉛直方向に延びるように配置されている。層間絶縁部材の下端部には、層間絶縁部材を挟む二つの巻線導体層のそれぞれの側に突出し、層間絶縁部材を挟む二つの巻線導体層の各々の巻線導体を支持する導体支持部が形成されている。導体支持部は、層間絶縁部材の下端部が複数回折り曲げられた折り曲げ部を含む。
本発明によれば、二以上重ねた巻線導体又は折り曲げ部よりも厚さ寸法の大きい巻線導体を支持できる静止誘導器を得られるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1に係る静止誘導器を用いた電気機器の断面図 実施の形態1に係る静止誘導器を用いた電気機器の断面図 実施の形態1に係る静止誘導器の巻線の断面図 実施の形態1に係る静止誘導器の二次コイルの構造を示す図 実施の形態1の変形例に係る静止誘導器の二次コイルの構造を示す図 本発明の実施の形態2に係る静止誘導器の二次コイルの構造を示す図 本発明の実施の形態3に係る静止誘導器の導体支持部の構造を示す図 実施の形態3の変形例に係る静止誘導器の導体支持部の構造を示す図
以下に、本発明の実施の形態に係る静止誘導器を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1及び図2は、本発明の実施の形態1に係る静止誘導器を用いた電気機器の断面図である。図1は、図2中のI-I線に沿った断面を、図1に示す左手系のXYZ座標系において+Y方向に向かって見た状態を示している。また、図2は、図1中のII-II線に沿った断面を、図1に示す左手系のXYZ座標系において−Z方向に向かって見た状態を示している。なお、図1中に示される断面には、静止誘導器100の正面が表れており、図2中に示される断面には静止誘導器100の側面が表れている。実施の形態1に係る電気機器300は、静止誘導器100と、静止誘導器100を収容する筐体200とを有する。実施の形態1に係る静止誘導器100は、鉄心1と、三つの巻線部31,32,33とを備える三相変圧器である。以下では、三つの巻線部31,32,33のそれぞれを区別する必要がない場合、単に巻線部3と称する。
筐体200の内部には、静止誘導器100を位置決めする下枠15が設置されている。下枠15の上には支持体14が設置されている。支持体14は、静止誘導器100の設置時に重力が作用する方向、すなわち鉛直下方側に設置されて、巻線部3の下端部を支持する。
鉄心1は、正面視において、無限大記号である「∞」状である。鉄心1は、例えば、「E」字状に形成される複数の鋼板をY軸方向に積み重ねて構成されるEコアと「I」字状に形成されるIコアとを組み合わせたものでもよい。鉄心1は、鉄心ヨーク1a1と、鉄心ヨーク1a2と、棒状の三つの鉄心脚1c1,1c2,1c3とを備える。以下では、三つの鉄心脚1c1,1c2,1c3のそれぞれを区別する必要がない場合、単に鉄心脚1cと称する。
図1に示すように、左手系のXYZ座標系において、鉄心脚1cが延びる方向をX軸方向とし、三つの巻線部31,32,33の配列方向をZ軸方向とし、X軸方向及びZ軸方向の両方に直交する方向をY軸方向とする。このように座標系を定めた場合、鉄心ヨーク1a1及び鉄心ヨーク1a2のそれぞれは、Z軸方向に伸び、X軸方向において互いに離れて配置される。三つの鉄心脚1c1,1c2,1c3のそれぞれは、X軸方向に伸び、互いにZ軸方向に離れて配列される。X軸方向における鉄心脚1cの一端は、鉄心ヨーク1a1に接続される。X軸方向における鉄心脚1cの他端は、鉄心ヨーク1a2に接続される。これにより、三つの鉄心脚1cと鉄心ヨーク1a1と鉄心ヨーク1a2とが、磁気的に接続される。
鉄心1は、鉄心脚1cが鉛直方向に延びる状態で設置される。なお、ここでの鉛直方向とは、設計上の許容範囲内で鉛直方向に対して傾きを有する方向を含む。鉄心脚1cには巻線部3が設けられる。
筐体200の内部には、巻線部3を冷却するための冷却媒体201が充填されている。冷却媒体201は、筐体200の内部で対流する絶縁油又は絶縁のための油である。絶縁油又は絶縁のための油は、JIS C 2320に規定された1種から7種までの油であり、例えば鉱油、アルキルベンゼン、ポリブテン、アルキルナフタレン、アルキルジフェニルアルカン又はシリコーン油を主成分とする絶縁性の油である。筐体200の材料には、銅合金、鋳鉄、鋼、鉄合金、アルミニウム合金、及びオーステナイト系ステンレス合金といった金属を例示できる。
筐体200は、巻線部3で発生した熱により温められた冷却媒体201の温度を筐体200の外部に放射する放熱フィン204を備えている。筐体200は、巻線部3で発生した熱により温められた冷却媒体201の温度を筐体200の外部に放射でき、かつ、冷却媒体201の外部への漏洩を防止できる構造を有すればよく、筐体200の形状は、図示する形状に限定されるものではない。
図3は、実施の形態1に係る静止誘導器の巻線部の断面図である。巻線部3は、一次コイル21と、二次コイル22とを含む。一次コイル21は、二次コイル22よりも外径側に配置されている。すなわち、二次コイル22の上に重ねて一次コイル21が巻かれている。なお、静止誘導器100は、一般的に一次側の電圧よりも二次側の方の電圧が低いため、二次コイル22の巻線導体2には、一次コイル21の巻線導体2よりも大電流が流れる。このため、二次コイル22の巻線導体2は、断面積が大きいシート状になっている。
図4は、実施の形態1に係る静止誘導器の二次コイルの構造を示す図である。二次コイル22は、二重に重ねた巻線導体2が一つの層を形成し、鉄心脚1cに三回巻かれて三つの層を形成しているため、第1層51、第2層52及び第3層53の三つの巻線導体層を有している。図4に示すように、二次コイル22は、巻線導体2と、層間絶縁部材4とを備える。巻線導体2は、銅、アルミニウム又はアルミニウム合金といった材料で形成できる。層間絶縁部材4は、例えば絶縁紙である。絶縁紙の厚みは、例えば0.1mmから0.8mmまでの寸法に設定される。なお、層間絶縁部材4は、絶縁性の材料を用いて製造されるシート状の部材であればよく、絶縁紙に限定されない。巻線部3は、鉄心脚1cに巻線導体2と層間絶縁部材4とが複数層に積層されて、鉄心脚1cを取り囲む筒形状に形成されている。
層間絶縁部材4は、下端部が各々三回折り曲げられて折り曲げ部41が形成されている。折り曲げ部41は、層間絶縁部材4の一方の面4a側に突出している。折り曲げ部41が形成された層間絶縁部材4は、他方の面4b同士を向き合わせて重ねられて巻線導体2の間に配置されている。層間絶縁部材4により、第1層51、第2層52及び第3層53は、互いに絶縁されている。層間絶縁部材4の下端部には、層間絶縁部材4を挟む二つの巻線導体層の両方の側に突出しており、層間絶縁部材4を挟む二つの巻線導体層の各々の巻線導体2を支持する導体支持部42が設けられている。導体支持部42は、層間絶縁部材4の下端部が複数回折り曲げられた折り曲げ部41を含んでいる。すなわち、他方の面4b同士を向き合わせて重ねられた層間絶縁部材4の折り曲げ部41が導体支持部42をなしている。
また、層間絶縁部材4は、上端部も各々三回折り曲げられてガイド部43が形成されている。ガイド部43は、層間絶縁部材4の一方の面4a側に突出している。すなわち、ガイド部43は折り曲げ部41と同じ側に突出している。なお、ガイド部43を省略した構成とすることも可能である。
実施の形態1に係る静止誘導器100は、層間絶縁部材4の一方の面4a側に、層間絶縁部材4を複数回折り曲げることによって折り曲げ部41を形成し、他方の面4b同士を向き合わせて重ねて層間絶縁部材4を配置している。これにより、層間絶縁部材4の下端部には、層間絶縁部材4を挟む巻線導体2の二つの層の両方の側に突出し、層間絶縁部材4を挟む二つの巻線導体層の各々の巻線導体2を支持する導体支持部42が形成されている。したがって、実施の形態1に係る静止誘導器100は、二以上重ねて巻いた巻線導体2を導体支持部42で支持することができる。
図5は、実施の形態1の変形例に係る静止誘導器の二次コイルの構造を示す図である。変形例に係る静止誘導器100は、二次コイル22の巻線導体2がシート状ではない点で実施の形態1に係る静止誘導器100と相違する。変形例に係る静止誘導器100の二次コイル22の巻線導体2は、断面形状が角を丸めた四角形状であり、2本重ねて巻かれている。このように、巻線導体2がシート状でなくても、重ねて巻いた巻線導体2を導体支持部42で支持することができる。
特許文献1に開示される静止誘導器のように、導体支持部が層間絶縁部材の片側にしか突出していない場合には、幅寸法の大きい巻線導体を鉄心脚に巻くと、導体支持部が巻線導体を支持できる強度を備えたとしても、巻線導体の重心が導体支持部の上からはみ出てしまい、巻線導体が自重で傾いて導体支持部から脱落してしまう。しかし、実施の形態1に係る静止誘導器100は、折り曲げ部41よりも幅寸法の大きい巻線導体2を重ねずに巻く場合も、巻線導体2の両方の側方の下端部が導体支持部42の上に載るため、巻線導体2が自重で傾いて折り曲げ部41の上から脱落することがなくなり、巻線導体2を導体支持部42で安定して支持することができる。
また、層間絶縁部材4の上端部にガイド部43を形成しているため、巻線導体2を巻き付ける際に巻線導体2がガイド部43及び折り曲げ部41によってガイドされ、巻線導体2の位置決めがしやすくなり、巻線導体2を巻く作業の作業性が向上する。
上記の説明では、二次コイル22の巻線導体層の間に層間絶縁部材4を配置したが、一次コイル21の巻線導体層の間にも層間絶縁部材4を配置してもよい。
実施の形態2.
図6は、本発明の実施の形態2に係る静止誘導器の二次コイルの構造を示す図である。実施の形態2に係る静止誘導器100は、折り曲げ部41が形成されて他方の面4b同士を向き合わせた層間絶縁部材4同士の間に、折り曲げ部41が形成されていない別の層間絶縁部材4が設置されている点で実施の形態1と相違する。
実施の形態2に係る静止誘導器100は、折り曲げ部41が形成された二枚の層間絶縁部材4の間に、折り曲げ部41が形成されていない別の層間絶縁部材4を設置するため、層間の絶縁性能を高めることができる。
実施の形態3.
図7は、本発明の実施の形態3に係る静止誘導器の導体支持部の構造を示す図である。実施の形態3に係る静止誘導器100は、層間絶縁部材4の下端部を複数回折り曲げて層間絶縁部材4の両方の面側に突出する折り曲げ部41によって導体支持部42が形成される点で実施の形態1と相違する。折り曲げ部41は、層間絶縁部材4の一方の面4a側で複数回折り曲げられてから、他方の面4b側で複数回折り曲げられている。すなわち、折り曲げ部41は、層間絶縁部材4の一方の面4a側で複数回連続して折り曲げられた部分と、層間絶縁部材4の他方の面4b側で複数回連続して折り曲げられた部分とを有する。したがって、折り曲げ部41は、層間絶縁部材4を挟む二つの巻線導体層の両方の側に突出している。このため、折り曲げ部41は、層間絶縁部材4を挟む二つの巻線導体層の各々の巻線導体2を支持する導体支持部42をなしている。
実施の形態3に係る静止誘導器100は、巻線導体層の間に配置する層間絶縁部材4が一枚であるため、層間絶縁部材4の他方の面4b同士を向き合わせて重ねる作業が不要であり、層間絶縁部材4の枚数が少なくなるため巻線部3をコンパクトにもできる。
図8は、実施の形態3の変形例に係る静止誘導器の導体支持部の構造を示す図である。実施の形態3の変形例に係る静止誘導器100は、導体支持部42が、層間絶縁部材4の下端部を複数回折り曲げて層間絶縁部材4の両方の面側に突出する折り曲げ部41を含む点で実施の形態1と相違する。折り曲げ部41は、層間絶縁部材4の一方の面4a側と他方の面4b側とで交互に折り曲げられている。層間絶縁部材4を一方の面4a側と他方の面4b側とで交互に折り曲げて折り曲げ部41を形成しても、層間絶縁部材4を挟む二つの巻線導体層の各々の巻線導体2を支持する導体支持部42とすることができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 鉄心、1a1,1a2 鉄心ヨーク、1c,1c1,1c2,1c3 鉄心脚、2 巻線導体、3,31,32,33 巻線部、4 層間絶縁部材、4a 一方の面、4b 他方の面、14 支持体、15 下枠、21 一次コイル、22 二次コイル、41 折り曲げ部、42 導体支持部、43 ガイド部、51 第1層、52 第2層、53 第3層、100 静止誘導器、200 筐体、201 冷却媒体、204 放熱フィン、300 電気機器。

Claims (8)

  1. 棒状の鉄心脚を備えた鉄心と、
    前記鉄心脚に二回以上巻き付けられた巻線導体によって二層以上形成された巻線導体層と、前記巻線導体層の間に少なくとも一枚配置されて異なる層の前記巻線導体同士を絶縁するシート状の層間絶縁部材とを備えた巻線部とを有し、
    前記鉄心は、前記鉄心脚が鉛直方向に延びるように配置されており、
    前記層間絶縁部材の下端部には、前記層間絶縁部材を挟む二つの前記巻線導体層のそれぞれの側に突出し、前記層間絶縁部材を挟む二つの前記巻線導体層の各々の前記巻線導体を支持する導体支持部が形成されており、
    前記導体支持部は、前記層間絶縁部材の下端部が複数回折り曲げられた折り曲げ部を含むことを特徴とする静止誘導器。
  2. 前記導体支持部は、一方の面側に前記折り曲げ部が突出し、他方の面を向き合わせた二枚の前記層間絶縁部材の前記折り曲げ部を含むことを特徴とする請求項1に記載の静止誘導器。
  3. 前記他方の面を向き合わせた前記層間絶縁部材同士の間に、前記折り曲げ部が形成されていない別の層間絶縁部材が設置されたことを特徴とする請求項2に記載の静止誘導器。
  4. 前記導体支持部は、一枚の前記層間絶縁部材の両方の面側に突出する前記折り曲げ部を含むことを特徴とする請求項1に記載の静止誘導器。
  5. 前記折り曲げ部は、前記層間絶縁部材の一方の面側で複数回連続して折り曲げられた部分と、前記層間絶縁部材の他方の面側で複数回連続して折り曲げられた部分とを有することを特徴とする請求項4に記載の静止誘導器。
  6. 前記折り曲げ部は、前記層間絶縁部材の一方の面側と他方の面側とで交互に折り曲げられていることを特徴とする請求項4に記載の静止誘導器。
  7. 前記層間絶縁部材は、前記層間絶縁部材を挟む二つの前記巻線導体層の両方の側に突出するガイド部を上端部に有することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の静止誘導器。
  8. 前記巻線導体層の各層は、二以上重ねた前記巻線導体によって形成されていることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の静止誘導器。
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