JP2021039717A - 指示書管理システム、指示書管理プログラムおよび指示書管理方法 - Google Patents

指示書管理システム、指示書管理プログラムおよび指示書管理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2021039717A
JP2021039717A JP2020040560A JP2020040560A JP2021039717A JP 2021039717 A JP2021039717 A JP 2021039717A JP 2020040560 A JP2020040560 A JP 2020040560A JP 2020040560 A JP2020040560 A JP 2020040560A JP 2021039717 A JP2021039717 A JP 2021039717A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dental
instruction
information
laboratory
instruction sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020040560A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6732354B1 (ja
Inventor
貴文 村岡
Takafumi Muraoka
貴文 村岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dental Gross Co Ltd
Original Assignee
Dental Gross Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dental Gross Co Ltd filed Critical Dental Gross Co Ltd
Priority to JP2020040560A priority Critical patent/JP6732354B1/ja
Priority to PCT/JP2020/023271 priority patent/WO2021044693A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6732354B1 publication Critical patent/JP6732354B1/ja
Publication of JP2021039717A publication Critical patent/JP2021039717A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Abstract

【課題】歯科技工指示書を用いた歯科医院と歯科技工所とのやりとりを好適に仲介する新たなシステムを提供する。【解決手段】歯科医院及び歯科技工所における歯科技工物に関する指示書を電子的に管理する指示書管理システムであって、サーバ装置1は、歯科医院において使用される歯科医院端末2を介して歯科技工物を製作する為の情報の入力を受け付け、指示書を作成して指示書情報をデータベースに格納する指示書作成手段11と、歯科技工所において使用される技工所端末3及び歯科医院端末の其々を介して、指示書を編集する為の入力を受け付けて指示書情報を更新する編集手段12と、指示書画面を表示する為に、指示書情報を表示処理して処理結果を歯科医院端末及び/又は技工所端末に送信する表示手段13と、を備える。指示書情報は、患者名、技工物種別及び歯科医院又は歯科技工所のコメント、患者の歯の状態に関する情報を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、指示書管理システム、指示書管理プログラムおよび指示書管理方法に関する。
歯科治療において、補綴物等の歯科技工物の製作を歯科技工所に依頼することが一般的に行われている。従来、歯科技工物の製作依頼は、歯科医の意思に基づいて作成される歯科技工指示書によって行われていた。
歯科技工指示書は、従来紙面で管理されており、原則的に患者の来院のたびに指示書が発行され、更に日程や仕様の変更があると新たに歯科技工指示書を作成していたため、ひとつの歯科技工物の製作依頼に対して複数枚の紙の指示書を参照しなければならないことがあった。また、歯科技工所は歯科技工指示書を2年間保管することが法律により義務付けられているため、紙の指示書を大量に保管し、管理する手間がかかっていた。
このように、紙の歯科技工指示書では、各歯科医院や歯科技工所により様式が異なることや保管場所の問題等から管理が煩雑になっていた。このような問題に対して、特許文献1には、歯科医院や歯科技工所から加工拠点に対して歯科技工物の発注を電子的に行ことができるシステムが記載されている。
特開2019−21075号公報
歯科技工物は、それぞれ患者に合うように調整しながら製作する必要がある為、歯科医院と歯科技工所との間で確認や修正が繰り返し行われることも多い。歯科医院と歯科技工所とのやりとりには、従来は電話やメッセージ、FAX等が利用されていたが、歯科技工指示書との対応付けができないため、歯科医院や歯科技工所ではその都度対応する歯科技工指示書を探し、参照するという手間がかかっていた。
これに対し、特許文献1に記載のシステムでは、歯科医院や歯科技工所から加工拠点に対して一方的に発注を行うシステムであり、歯科医院と歯科技工所とのやり取りを好適に仲介することはできなかった。
以上のような課題に鑑みて、本発明は、歯科技工指示書を用いた歯科医院と歯科技工所とのやりとりを好適に仲介する新たなシステムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、歯科医院及び歯科技工所における歯科技工物に関する指示書を電子的に管理する指示書管理システムであって、前記歯科医院において使用される歯科医院端末を介して前記歯科技工物を製作する為の情報の入力を受け付け、前記指示書を作成して指示書情報をデータベースに格納する指示書作成手段と、前記歯科技工所において使用される技工所端末及び前記歯科医院端末のそれぞれを介して、前記指示書を編集する為の入力を受け付けて前記指示書情報を更新する編集手段と、指示書画面を表示する為に、前記指示書情報を表示処理して処理結果を前記歯科医院端末及び/又は技工所端末に送信する表示手段と、を備える。
このような構成とすることで、歯科医院端末を介した入力によって作成された指示書を、歯科医院端末と技工所端末のそれぞれから編集することができる。これにより、歯科医院と歯科技工所との間における日程や歯科技工物の変更等のやり取りを、システム上で完結することが可能になる。
本発明の好ましい形態では、前記指示書情報は、前記歯科医院又は歯科技工所のコメントを含み、前記編集手段は、前記コメントの入力を受け付け、前記指示書情報としてデータベースに格納する。
このような構成とすることで、例えば歯科技工所から歯科医院に対する確認事項や未入力項目の入力依頼等をコメントとして記載することができる。これにより、より柔軟に歯科医院と歯科技工所とのやり取りを仲介することができる。
本発明の好ましい形態では、前記指示書情報は、患者名及び技工物種別を更に含み、前記指示書画面は、前記患者名、技工物種別及びコメントを同一画面上に表示する。
このような構成とすることで、指示書に関係する各種の情報を同一画面上で一覧することができる。
本発明の好ましい形態では、前記指示書情報は、静止画像又は動画像を更に含み、前記指示書画面は、前記患者名、技工物種別、コメント及び前記静止画像又は動画像を同一画面上に表示する。
このような構成とすることで、例えば患者の口腔内画像等も、指示書と対応させて確認することができる。
本発明の好ましい形態では、前記指示書情報は、患者の歯の状態に関する情報を更に含み、前記指示書画面は、前記患者名、技工物種別、コメント及び前記患者の歯の状態に関する情報を同一画面上に表示する。
このような構成とすることで、患者の歯の状態に関する情報を、患者名や技工物種別、コメントとともに一覧することができる。
本発明の好ましい形態では、前記編集手段は、編集者と対応付けられた編集履歴を、指示書情報に紐づけてデータベースに格納し、
前記指示書画面は、前記編集履歴を前記編集者ごとに識別可能に表示する。
このような構成とすることで、指示書画面において、指示書が誰によってどのように変更されたのかを確認することができる。
本発明の好ましい形態では、前記編集手段は、前記指示書画面を介して、前記指示書を編集する為の入力を受け付ける。
このような構成とすることで、指示書の内容確認及び編集を同一画面上で行うことができ、操作性が向上する。
本発明の好ましい形態では、前記編集手段は、前記技工所端末を介して前記指示書における患者又は技工物に関する情報を編集する為の入力を受け付けた場合、前記歯科医院端末を介して当該編集を承認する入力を受け付け、承認後に前記指示書情報を更新する。
このような構成とすることで、歯科技工所が歯科医の指示なく変更を行ったり、誤って不適切な変更をしたりすることを防止できる。
本発明の好ましい形態では、前記指示書画面を印刷する印刷手段を更に備える。
このような構成とすることで、印刷物を従来の紙媒体の歯科技工指示書と同様に扱うことができ、利便性が向上する。
本発明は、歯科医院及び歯科技工所における歯科技工物に関する指示書を電子的に管理する指示書管理プログラムであって、コンピュータを、前記歯科医院において使用される歯科医院端末を介して前記歯科技工物を製作する為の情報の入力を受け付け、前記指示書を作成して指示書情報をデータベースに格納する指示書作成手段と、前記歯科技工所において使用される技工所端末又は前記歯科医院端末を介して、前記指示書を編集する為の入力を受け付けて前記指示書情報を更新する編集手段と、指示書画面を表示する為に、前記指示書情報を表示処理して処理結果を前記歯科医院端末及び/又は技工所端末に送信する表示手段と、として機能させる。
本発明は、歯科医院及び歯科技工所における歯科技工物に関する指示書を電子的に管理する指示書管理方法であって、前記歯科医院において使用される歯科医院端末を介して前記歯科技工物を製作する為の情報の入力を受け付け、前記指示書を作成して指示書情報をデータベースに格納する指示書作成ステップと、前記歯科技工所において使用される技工所端末又は前記歯科医院端末を介して、前記指示書を編集する為の入力を受け付けて前記指示書情報を更新する編集ステップと、指示書画面を表示する為に、前記指示書情報を表示処理して処理結果を前記歯科医院端末及び/又は技工所端末に送信する表示ステップと、をコンピュータが実行する。
本発明によれば、歯科技工指示書を用いた歯科医院と歯科技工所とのやりとりを好適に仲介する新たなシステムを提供することができる。
本発明の実施形態における指示書管理システムの機能ブロック図である。 歯科技工物の製作における手続きの流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態における歯科医院端末や技工所端末において表示される指示書リストの一例を示す図である。 本発明の実施形態における指示書管理システムの指示書画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態における指示書管理システムの技工所端末3を介した指示書編集の処理の流れを示す図である。 本発明の実施形態における指示書管理システムの装着イメージ表示画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態における指示書管理システムのカレンダー画面の一例を示す図である。
以下、図面を用いて、本発明の指示書管理システムについて説明する。なお、以下に示す実施形態は本発明の一例であり、本発明を以下の実施形態に限定するものではなく、様々な構成を採用することもできる。
例えば、本実施形態では指示書管理システムの構成、動作等について説明するが、同様の構成の方法、装置、コンピュータプログラム等も、同様の作用効果を奏することができる。また、プログラムは、記録媒体に記憶させてもよい。この記録媒体を用いれば、例えばコンピュータにプログラムをインストールすることができる。ここで、プログラムを記憶した記録媒体は、例えばCD−ROM等の非一過性の記録媒体であっても良い。
一般的に、歯科医院から歯科技工所への歯科技工物の製作依頼は、紙の歯科技工指示書及び患者の歯の模型をセットにして歯科医院から歯科技工所に受け渡すことによって行われる。本発明は、このような歯科技工物の製作依頼に係る歯科医院と歯科技工所とのやり取りを電子的に好適に仲介するシステム、プログラム及び方法に関する。
以下では、本発明において電子的に管理される歯科技工指示書のことを指示書と表現する。指示書の内容は指示書情報により管理され、各種の端末において表示される指示書画面において示される。
なお、本実施形態における歯科医院とは、歯科治療を行う医療機関を指し、歯科技工所とは、歯科技工物の製作を行う機関を指す。また、歯科技工物とは、歯科治療を行う上で必要な技工物のことであり、詰め物(インレー)や土台(コア)、被せ物(クラウン)、ブリッジなどの歯冠修復物や、有床義歯(入れ歯)、歯並びを治す矯正装置、人工歯根を埋め込むインプラント補綴等を含む。
図1は、本実施形態における指示書管理システムの機能ブロック図である。このように、本実施形態の指示書管理システムは、サーバ装置1と、歯科医院端末2と、技工所端末3と、データベースDBと、がネットワークNWを介して通信可能に構成される。また、歯科医院端末2や技工所端末3は、それぞれ印刷手段4と通信可能に接続されていてもよい。なお、ここでは歯科医院端末2及び技工所端末3をそれぞれ1つずつ示したが、本実施形態では歯科医院端末2及び技工所端末3がそれぞれ複数存在する。また、サーバ装置1、歯科医院端末2、技工所端末3はそれぞれ複数のコンピュータ装置が共同して実現される構成としてもよい。また、サーバ装置1がデータベースDBを備える構成等としてもよい。
また、歯科医院端末2及び技工所端末3は、各歯科医院、歯科技工所にそれぞれ複数存在してもよい。具体的には、本実施形態における指示書管理システムを使用するユーザについて、歯科医院又は歯科技工所に紐づけて事前にユーザ登録を行い、各歯科医院又は歯科技工所において複数のユーザが歯科医院端末2や技工所端末3を使用する構成としてもよい。
サーバ装置1としては、CPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)等の演算装置、RAM(Random Access Memory)等の主記憶装置、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等の補助記憶装置、ネットワークNWへの接続手段を含む種々の入出力装置等を備えた、サーバ装置等の一般的なコンピュータ装置を利用することができる。
サーバ装置1は、指示書作成手段11と、編集手段12と、表示手段13と、を備える。指示書作成手段11は、歯科医院端末2を介して歯科技工物を製作する為の情報の入力を受け付け、指示書を作成して指示書情報をデータベースDBに格納する。具体的には、指示書作成手段11が歯科医院端末2を介して患者名、技工物種別、患者の歯の状態に関する情報、歯科医院及びその住所及び歯科医師を特定する情報、並びに、歯科技工所及びその所在地を特定する情報を含む指示書情報の入力を受け付けて、データベースDBに格納することにより、指示書を作成する。
ここで、指示書作成手段11は、指示書を作成する歯科医院と、歯科技工物の製作を行う歯科技工所と、に紐づけてデータベースDBに格納する。例えば、入力を受け付けた端末や、ログインしていたユーザに応じて、指示書作成手段11が、歯科医院を特定する為の識別番号を指示書情報としてデータベースDBに格納すればよい。また例えば、指示書作成手段11が、入力時にログインしていたユーザを特定する情報を指示書情報としてデータベースDBに格納し、当該ユーザに紐づけられた歯科医院により、間接的に指示書と歯科医院とを紐づけてもよい。歯科技工所との紐づけは、指示書作成手段11が歯科医院端末2を介して歯科技工物を製作する為の情報として歯科技工所の指定を受け付け、指示書情報として当該歯科技工所を特定する為の情報をデータベースDBに格納することにより行われる。これにより、指示書画面において、歯科医院名、歯科医師名、歯科技工所名及び歯科技工所の所在地を表示することができる。
編集手段12は、歯科技工所において使用される技工所端末及び歯科医院端末のそれぞれを介して指示書を編集する為の入力を受け付けて、指示書情報を更新する。具体的には、編集手段12は編集者(歯科技工所又は歯科医院)と対応付けられた編集履歴を、指示書情報に紐づけてデータベースDBに格納する。具体的には、編集手段12が、指示書を編集する為の入力を行ったユーザを特定する為の情報を、編集履歴としてデータベースDBに格納することにより、編集履歴を編集者と対応付けることができる。また、本実施形態では、この際に編集前の指示書情報についても削除せずにデータベースDBが記憶する。これにより、編集前後の情報を表示すること等が可能になる。
表示手段13は、歯科医院端末2や技工所端末3において指示書画面を表示する為に、データベースDBに格納された指示書情報を表示処理して処理結果を歯科医院端末2や技工所端末3に送信する。歯科医院端末2及び技工所端末3においては、受信した表示処理結果に基づき指示書画面の表示が実行される。
歯科医院端末2及び技工所端末3としては、演算装置、主記憶装置、補助記憶装置、ネットワークNWへの接続手段や、ディスプレイを含む種々の入出力装置等を備えた、一般的なコンピュータ装置を利用することができる。本実施形態では、スマートフォンやタブレット端末等を利用する場合を想定するが、この他にも例えばPC(Personal Computer)等のような任意のコンピュータ装置を歯科医院端末2及び技工所端末3として用いてよい。
また、印刷手段4としては、一般的な印刷装置を利用することができる。印刷手段4は、歯科医院端末2や技工所端末3から送信される情報に基づき、指示書を印刷する。具体的には、印刷手段4は、歯科医院端末2や技工所端末3から、指示書画面を印刷する為の印刷指示を受け付け、印刷物を出力する。なお、図1においては技工所端末3に接続された印刷手段4を1つ示したが、複数の歯科医院端末2や技工所端末3に、それぞれ接続された印刷手段4が存在してもよい。また、1つの歯科医院端末2や技工所端末3が、複数の印刷手段4に接続される構成としてもよい。
図2は、歯科技工物の製作における手続きの流れを示すフローチャートである。ここでは、一般的な手続きと本実施形態における手続きとを対比して、本実施形態における歯科技工物の製作の流れの概要を説明する。まずステップS11において、歯科医院が歯科技工指示書を作成する。一般的にはここで紙の歯科技工指示書が作成され、患者の歯の模型とともに歯科技工所に受け渡す。
これに対し、本実施形態では、ここで紙の歯科技工指示書を作成する代わりに、歯科医師等が歯科医院端末2を介して指示書情報を入力し、指示書作成手段11が指示書情報をデータベースDBに格納する。患者の歯の模型については、従来通り患者名を記載して歯科医院から歯科技工所に受け渡されてもよいし、患者の歯の模型に替えて患者の口腔内の3次元データの入力を指示書作成手段11が受け付け、指示書情報に紐づけてデータベースDBに格納してもよい。
また、患者の歯の模型に、例えば指示書の管理番号等、指示書情報を特定する為の文字列をコード化したものを印刷又は貼付してもよい。そして、歯科医院端末2又は技工所端末3が備える撮像手段を用いて当該コードを読み取ることで、指示書情報を特定できる。このようにすることで、患者の歯の模型と指示書情報とを紐づけることができる。コードとしては、バーコードや二次元コードを用いることができる。
次にステップS12では、歯科技工所が指示書を確認する。一般的には歯科技工士等が紙の歯科技工指示書を確認する。これに対して本実施形態では、技工所端末3において指示書画面が表示されることにより、紙の歯科技工指示書を代替するため、指示書の受け渡しにかかる手間を削減できる。
そして、ステップS13で歯科技工所が歯科技工物の製作を行う。ここで、指示書に記入漏れや確認事項がある場合には、一般的には更に電話やFAX、メール等の手段で歯科医院に連絡をする必要がある。その際には歯科医院と歯科技工所の双方が紙の歯科技工指示書を参照して連絡を取るが、歯科医院や歯科技工所には大量の歯科技工指示書が紙で保存されており、対象の歯科技工指示書を手元に用意して調整を行うことには大きな手間が生じる。
これに対して本実施形態では、指示書への入力漏れや確認事項がある場合には、編集手段12が技工所端末3を介して後述の指示書におけるコメント欄の編集を受け付け、編集後の指示書を歯科医院端末2において表示する。これにより、指示書と対応付けた状態で歯科医院及び歯科技工所のやり取りを仲介できる。また、指示書の修正が必要になった場合には、歯科医院端末2や技工所端末3を介して編集を行うことにより、双方で指示書の内容を共有することができる。
歯科技工物が完成すると、ステップS14において、歯科技工所から歯科医院に歯科技工物の納品が行われる。納品の作業自体は一般的な方法と本実施形態とで共通しており、郵送や手渡しで歯科技工物の納品が行われる。また、本実施形態では納品後に歯科医院端末2又は技工所端末3を介して、納品を示す情報が入力され、指示書情報に紐づけて「納品済」のステータスがデータベースDBに記録される。
また、納品する歯科技工物に、例えば指示書の管理番号等、指示書情報を特定する為の文字列をコード化したものを印刷又は貼付してもよい。そして、歯科医院端末2又は技工所端末3が備える撮像手段を用いて当該コードを読み取ることで、指示書情報を特定できる。このようにすることで、歯科技工物と指示書情報とを紐づけることができる。コードとしては、バーコードや二次元コードを用いることができる。
図3は、本実施形態において歯科医院端末2や技工所端末3において表示される指示書リスト画面の一例を示す図である。図3(a)が歯科医院端末2において表示される指示書リスト画面W1を、図3(b)が技工所端末3において表示される指示書リスト画面W2をそれぞれ示している。このように、本実施形態では、歯科医院端末2においては依頼先の歯科技工所ごとに、技工所端末3においては依頼主の歯科医院ごとに、それぞれ指示書リストが表示される。指示書リストにおいて特定の指示書を選択することにより、後述の指示書画面が表示され、内容を確認することができる。
なお、この他にも、例えば納品日やステータス等によって指示書の絞り込みを行うことができる。この際には、絞り込み条件とともに、依頼先の歯科技工所又は依頼主の歯科医院を指示書リストにおいて表示することが好ましい。
歯科医院端末2において表示される指示書リスト画面W1は、新規作成ボタンW11及び検索部W12を備える。新規作成ボタンW11が選択されると、後述の指示書画面と同様の画面が表示され、歯科医師等が歯科医院端末2を介して新たな指示書情報の入力を行うことができる。また、検索部W12において、歯科医師等が管理番号を入力することによって指示書の検索を行うことができる。なお、この他にも、患者名等によって指示書を検索できる構成としてもよい。
技工所端末3において表示される指示書リスト画面W2は、検索部W21を備えるが、新規作成ボタンは備えていない。ここでも、歯科医院端末2において表示される指示書リスト画面W1と同様に、指示書の検索を行うことができる。
本実施形態では、指示書作成手段11が、患者名、技工物種別、画像、コメント等を含む指示書情報の入力を受け付けて指示書を作成する。図4は、本実施形態における指示書画面の一例を示す図である。本実施形態では、このような指示書画面W3を介して、指示書作成手段11及び編集手段12が指示書情報の入力及び編集を受け付ける。即ち、最初に指示書を作成する際は、全ての入力欄が空欄の指示書画面W3が表示され、指示書作成手段11が指示書情報の入力を受け付ける。一方、指示書の編集を行う際は、まず入力済みの指示書画面W3が表示され、編集ボタンが選択されると、編集手段12が各種の指示書情報の編集を行う為の入力を受け付ける。
ここに示すように、指示書画面W3は、発行日と、咬合、試適、装着の予定と、患者名、患者の性別及び年齢を含む患者の情報と、治療位置選択部W31と、歯情報入力部W32と、確定ボタンW33と、技工物種別選択部W34と、材料選択部W35と、画像表示部W36と、コメント表示部W37と、仕事依頼ボタンW38と、歯科技工録ボタンW39と、の表示を備える。また、指示書情報に紐づいた歯科医院に応じて、歯科医院名、歯科医院の住所及び担当医師名が、指示書画面W3に表示される。同様に、指示書情報に紐づいた歯科技工所に応じて、歯科技工所名及び歯科技工所の所在地が、指示書画面W3に表示される。なお、本実施形態においては、歯科技工録ボタンW39は、技工所端末3において表示されるものであり、歯科医院端末2においては表示されない。
また、歯科技工物製作に当たり、一般的に患者の歯の模型が指示書とともに歯科医院から歯科技工所に受け渡されるが、近年では患者の歯の模型を3次元データの送信によって代替するケースがある。このような場合には、指示書作成手段11が、指示書情報に紐づけて更に患者の歯の3次元データをデータベースDBに格納し、歯科医院端末2及び技工所端末3において再生できるようにしてもよい。
治療位置選択部W31においては、製作する歯科技工物の装着位置(治療位置)が選択される。例えばブリッジ等の歯科技工物の場合、複数の歯にまたがって装着することになるため、ここでは複数の歯をまとめて選択することができる。選択された歯の状態に関する情報や、選択された治療位置に装着される技工物についての情報は、歯情報入力部W32、技工物種別選択部W34及び材料選択部W35を介して入力される。なお、選択中の歯は治療位置選択部W31において色が変わる等の方法で識別可能に表示される。
まず、各歯の状態に関する情報の入力について説明する。各歯の状態に関する情報を入力する場合には、まず歯科医院端末2又は技工所端末3を介して治療位置選択部W31において対象の歯が選択される。この際には、各歯の情報を入力する為に、治療位置選択部W31においてはひとつの歯のみが選択される。なお、複数の歯の情報が共通している場合には、複数の歯を同時に選択することによって、指示書作成手段11又は編集手段12が一括して入力を受け付けるようにしてもよい。
そして、歯情報入力部W32を介して、選択された歯の状態に関する情報の入力が受け付けられる。具体的には、歯科医師や歯科技工士等が患者の歯の状態に対応するチェックボックスを選択することにより、歯情報の入力が行われる。歯情報入力部W32において対象の歯の状態に関する情報が入力され、確定ボタンW33が選択されると、歯情報入力部W32において選択された情報が記録される。このとき、指示書作成手段11又は編集手段12が入力を受け付けて、指示書情報としてデータベースDBに格納してもよいし、歯科医院端末2又は技工所端末3が備える記憶装置に一時的に記録される構成としてもよい。
このようにして歯情報の入力が受け付けられると、治療位置選択部W31において、歯情報が入力された歯が識別可能に表示される。本実施形態では、入力された歯情報の内容に応じて異なる色で歯を表示する。例えば、有髄歯は茶色、無髄歯は黄色、欠損(歯がない部分)は青、等のように表示すればよい。
また、治療位置選択部W31において治療位置を選択の上、技工物種別選択部W34において該当する項目を選択することにより、技工物種別の選択が受け付けられる。本実施形態では、技工物種別として、インプラント補綴、歯冠補綴、デンチャー等の種別や、更に詳細な種別の選択を、複数選択形式で指示書作成手段11又は編集手段12が受け付ける。また、本実施形態では更に、材料選択部W35において該当する項目が選択されることにより、歯科技工物の材料の選択が受け付けられる。
また、本実施形態では、指示書作成手段11及び編集手段12が、指示書情報として更に画像の入力を受け付ける。入力された画像は画像表示部W36において表示される。例えば、患者の口腔内写真等を入力することで、歯科医師や歯科技工士等は画像を参照しながら同一画面上で指示書の確認及び入力を行うことができる。また、画像としては静止画像又は動画像が0〜複数入力される。指示書作成手段11及び編集手段12は、画像表示部W36を介して画像の入力を受け付ける。画像の入力においては、歯科医院端末2又は技工所端末3が撮像手段を備えている場合には、撮像手段によって撮影された画像が入力されてもよいし、歯科医院端末2や技工所端末3、又はその他の記憶装置に記憶された画像を選択して画像を入力するようにしてもよい。
画像表示部W36において特定の画像が選択されると、歯科医院端末2又は技工所端末において選択された画像を拡大表示する為に、表示手段13が指示書情報に含まれる画像を表示処理して処理結果を送信する。これにより、選択された画像が歯科医院端末2又は技工所端末3において拡大表示される。また、指示書情報として複数の画像が記憶されている場合には、画像表示部W36の左右の印を選択することにより、表示させる画像を変更することができる。
また、本実施形態では、指示書作成手段11及び編集手段12が、コメント表示部W37を介して指示書情報としてコメントの入力を受け付ける。具体的には、コメント表示部W37が選択されると、歯科医院端末2又は技工所端末3においてコメントを入力する為の画面が指示書画面W3に重ねて表示され、指示書作成手段11又は編集手段12がコメントの入力を受け付ける。そして、コメント表示部W37において登録ボタンを選択することにより、入力したコメントが記録される。なお、コメントの内容はテキストである必要はなく、手描きの文字や図形等をコメントとして記録してもよい。
前述の通り、指示書の内容について歯科技工所から歯科医院に対して確認事項が生じたり、歯科医院において作成された指示書に記入漏れが生じたりすることがある。また、歯科医院から歯科技工所に対して申し送り事項がある場合も想定される。本実施形態では、このような場合に指示書に紐づけてコメントのやり取りができるよう、指示書作成手段11及び編集手段12が指示書情報としてコメントの入力を受け付け、他の指示書情報とともに指示書画面において表示する。
以上のようにして指示書情報の入力又は編集が行われ、仕事依頼ボタンW38が選択されると、指示書作成手段11又は編集手段12が当該入力又は編集を受け付けて、データベースDBに格納する。
また、歯科技工録ボタンW39は、技工所端末3において表示される指示書画面W3にのみ含まれる。歯科技工所は歯科技工録を指示書とともに作成の日から2年間保存する義務があるが、本実施形態では、指示書情報に紐づけて歯科技工録情報をデータベースDBに記憶する。具体的には、技工所端末3において歯科技工録ボタンW39が選択されると、受託日、患者の氏名、製作部位および設計、製作の方法、使用材料、工程管理に係る業務の記録、最終点検及び検査の完了日、納品日、その他必要な事項を含む、歯科技工録情報の入力を受け付ける為の画面が、技工所端末3において表示される。
このうち、指示書と共通する内容については、入力済みの状態で表示したり、入力を受け付けずに指示書の内容と同期したりする構成としてもよい。サーバ装置1は、入力された歯科技工録情報を指示書情報に紐づけてデータベースDBに格納する。
ここで、指示書の編集についてより詳細に説明する。技工物種別等の指示書の内容変更は、歯科医師の指示に基づいて行われる必要があり、歯科技工士が独断で変更を行ってはならない。そこで本実施形態では、編集手段12が技工所端末3を介して指示書の編集に関する入力を受け付ける場合には、更に編集手段12が歯科医院端末2を介して編集の承認を受け付ける。なお、コメントについては双方から自由に編集できる。
図5は、本実施形態における技工所端末3を介した指示書編集の処理の流れを示す図である。まずステップS21において、編集手段12が技工所端末3において表示された指示書画面W3を介して指示書情報を編集する為の入力を受け付ける。
次にステップS22において、指示書情報を編集する為の入力が受け付けられたことを歯科医院端末2に通知する。そしてステップS23において、歯科医院端末2を介して編集を承認する入力が受け付けられるまで待機する。承認がない場合には、指示書の編集は反映されない。歯科医院端末2を介して編集が承認された場合にはステップS24に進む。
ステップS24では、編集手段12が歯科医院の承認に応じて、編集後の指示書情報をデータベースDBに格納し、指示書を編集する。ここで本実施形態では、編集前の指示書情報についても削除せず、編集後の指示書情報は編集履歴として編集者とともにデータベースDBに記憶される。
なお、本実施形態では指示書情報のうちコメントについては、技工所端末3を介して編集する場合でも、歯科医院端末2を介した承認を必要としない。しかしながら、編集が行われたこと自体は歯科医院端末2に通知することが好ましい。従って、本実施形態では、編集手段12が技工所端末3を介して指示書を編集する為の入力を受け付けた場合には、内容に関わらず当該指示書を共有する歯科医院端末2にその旨を通知する。また、歯科医院端末2を介して指示書を編集する為の入力を受け付けた場合にも、当該指示書を共有する技工所端末3にその旨を通知することが好ましい。
また更に、上記に限らず、異なるユーザによって指示書を編集する為の入力が行われた場合に、当該ユーザが歯科医院端末2の使用者か技工所端末3の使用者かに関わらず、通知を行うようにしてもよい。即ち、自分以外のユーザによって指示書を編集する為の入力が行われた場合や、編集が反映された場合に、その旨を各ユーザが確認できるように構成してもよい。
以上のようにして編集された指示書は、上述の指示書画面W3によって歯科医院端末2又は技工所端末3において表示される。編集履歴がある場合には、編集箇所が編集者ごとに色を変えて識別可能に表示される。編集箇所は、追加された文言を編集者に応じた色で表示し、また削除された箇所は取り消し線を重ねて編集者に応じた色で表示することができる。なお、編集者ごとに識別可能に表示してもよいし、個々の編集者は区別せず、編集者が歯科医院のユーザか歯科技工所のユーザかのみを区別して、2種類の態様で表示してもよい。また、指示書画面W3においてはスライド操作等によってページをめくることができ、別のページとして編集前の指示書が表示される。これにより、過去のやりとりや指示書の変更履歴を残すことができる。
また、更に本実施形態では、患者の口腔内画像や3次元データに基づき、歯科技工物の装着前後のイメージ画像を表示する。図6は、装着イメージ表示画面の一例を示す図である。このように、装着イメージ表示画面W4は、患者の口腔内画像又は3次元データに基づく画像を表示する装着前画像表示部W41と、患者の口腔内画像又は3次元データに基づく画像に歯科技工物の装着イメージを合成した装着後画像表示部W42と、を含む。ここで、カラーサンプルにおいて選択された色に基づいて、装着後画像表示部W42において表示する画像の色が決定される。従って、ユーザが患者の歯の色に応じてカラーサンプルを選択することによって、より実際の色に近い装着イメージを提供することができる。
更に、本実施形態では、指示書情報に、歯科技工所の担当者となるユーザの情報が紐づけられる。そして、指示書情報に紐づいたユーザに基づき、ユーザ毎の担当業務をカレンダー上に示すカレンダー画面を技工所端末3において表示する。
図7は、カレンダー画面の一例を示す図である。表示手段13は、カレンダー画面W5において、ログイン中のユーザが担当する指示書に関する情報を表示する為に、当該ユーザが紐づけられた指示書情報を表示処理して処理結果を技工所端末3に送信する。
カレンダー画面W5においては、指定された月のカレンダーが表示され、ログイン中のユーザが担当する指示書の歯科技工物の納品日に、当該指示書に関する情報が表示される。本実施形態では、歯科医院名、患者名及び納品物の技工物種別が表示される。更に、表示された指示書に関する情報を選択することにより、対応する指示書に関する指示書画面W3が表示される。
また、本実施形態では更に表示手段13が技工所端末3を使用するユーザ毎にマイリストを表示する為に、当該ユーザが紐づけられた指示書情報を表示処理して処理結果を技工所端末3に送信する。これにより、技工所端末3を使用する各ユーザは、自分が担当する指示書のリストを確認することができる。
以上のように、本実施形態における指示書管理システムによれば、指示書を電子的に管理し、技工物に関する歯科医院と歯科技工所とのやり取りを好適に仲介することができる。特に、歯科医院端末2及び技工所端末3の双方で指示書を共有し、編集できるようにすることで、即座に、正確に情報を共有できる。
更に、歯科医院端末2及び技工所端末3を介して、指示書情報としてコメントを受け付けて指示書画面W3において表示することにより、指示書の内容及びコメントを同一画面上で確認でき、利便性が向上する。
1 :サーバ装置
2 :歯科医院端末
3 :技工所端末
11 :指示書作成手段
12 :編集手段
13 :表示手段
21 :入力手段
22 :出力手段
31 :入力手段
32 :出力手段
NW :ネットワーク
DB :データベース
W1 :指示書リスト画面
W11 :新規作成ボタン
W12 :検索部
W2 :指示書リスト画面
W21 :検索部
W3 :指示書画面
W31 :治療位置選択部
W32 :歯情報入力部
W33 :確定ボタン
W34 :技工物種別選択部
W35 :材料選択部
W36 :画像表示部
W37 :コメント表示部
W38 :仕事依頼ボタン
W39 :歯科技工録ボタン
W4 :装着イメージ表示画面
W41 :装着前画像表示部
W42 :装着後画像表示部
W5 :カレンダー画面

Claims (8)

  1. 歯科医院及び歯科技工所における歯科技工物に関する指示書を電子的に管理する指示書管理システムであって、
    前記歯科医院において使用される歯科医院端末を介して前記歯科技工物を製作する為の情報の入力を受け付け、前記指示書を作成して指示書情報をデータベースに格納する指示書作成手段と
    示書画面を表示する為に、前記指示書情報を表示処理して処理結果を前記歯科医院端末及び/又は前記歯科技工所において使用される技工所端末に送信する表示手段と、を備え
    前記指示書情報は、患者名、技工物種別及び前記歯科医院又は歯科技工所のコメント、患者の歯の状態に関する情報を含み、
    前記指示書画面は、患者名、技工物種別、コメント及び患者の歯の状態に関する情報並びに、1又は複数の歯の選択を受け付ける治療位置選択部、技工物種別の入力を受け付ける技工物種別選択部、歯の状態に関する情報の入力を受け付ける歯情報入力部を同一画面上に表示し、
    前記技工物種別選択部及び前記歯情報入力部は、同一画面上に表示される前記治療位置選択部を介して選択された1又は複数の歯において、技工物種別及び前記歯の状態に関する情報の入力を受け付ける指示書管理システム。
  2. 前記指示書情報は、静止画像又は動画像を更に含み、
    前記指示書画面は、前記患者名、技工物種別、コメント及び前記静止画像又は動画像を同一画面上に表示する、請求項1に記載の指示書管理システム。
  3. 前記歯科技工所において使用される技工所端末及び前記歯科医院端末のそれぞれを介して、前記指示書を編集する為の入力を受け付けて前記指示書情報を更新する編集手段を備え、
    前記編集手段は、編集者と対応付けられた編集履歴を、前記指示書情報に紐づけてデータベースに格納し、
    前記指示書画面は、前記編集履歴を前記編集者ごとに識別可能に表示する、請求項1又は請求項2に記載の指示書管理システム。
  4. 前記編集手段は、前記指示書画面を介して、前記指示書を編集する為の入力を受け付ける、請求項3に記載の指示書管理システム。
  5. 前記編集手段は、前記技工所端末を介して前記指示書における患者又は技工物に関する情報を編集する為の入力を受け付けた場合、前記歯科医院端末を介して当該編集を承認する入力を受け付け、承認後に前記指示書情報を更新する、請求項3又は請求項4に記載の指示書管理システム。
  6. 前記指示書画面を印刷する印刷手段を更に備える、請求項1〜5の何れかに記載の指示書管理システム。
  7. 歯科医院及び歯科技工所における歯科技工物に関する指示書を電子的に管理する指示書管理プログラムであって、コンピュータを、
    前記歯科医院において使用される歯科医院端末を介して前記歯科技工物を製作する為の情報の入力を受け付け、前記指示書を作成して指示書情報をデータベースに格納する指示書作成手段と
    示書画面を表示する為に、前記指示書情報を表示処理して処理結果を前記歯科医院端末及び/又は前記歯科技工所において使用される技工所端末に送信する表示手段と、として機能させ
    前記指示書情報は、患者名、技工物種別及び前記歯科医院又は歯科技工所のコメント、患者の歯の状態に関する情報を含み、
    前記指示書画面は、患者名、技工物種別、コメント及び患者の歯の状態に関する情報並びに、1又は複数の歯の選択を受け付ける治療位置選択部、技工物種別の入力を受け付ける技工物種別選択部、歯の状態に関する情報の入力を受け付ける歯情報入力部を同一画面上に表示し、
    前記技工物種別選択部及び前記歯情報入力部は、同一画面上に表示される前記治療位置選択部を介して選択された1又は複数の歯において、技工物種別及び前記歯の状態に関する情報の入力を受け付ける指示書管理プログラム。
  8. 歯科医院及び歯科技工所における歯科技工物に関する指示書を電子的に管理する指示書管理方法であって、
    前記歯科医院において使用される歯科医院端末を介して前記歯科技工物を製作する為の情報の入力を受け付け、前記指示書を作成して指示書情報をデータベースに格納する指示書作成ステップと
    示書画面を表示する為に、前記指示書情報を表示処理して処理結果を前記歯科医院端末及び/又は前記歯科技工所において使用される技工所端末に送信する表示ステップと、をコンピュータが実行し、
    前記指示書情報は、患者名、技工物種別及び前記歯科医院又は歯科技工所のコメント、患者の歯の状態に関する情報を含み、
    前記指示書画面は、患者名、技工物種別、コメント及び患者の歯の状態に関する情報並びに、1又は複数の歯の選択を受け付ける治療位置選択部、技工物種別の入力を受け付ける技工物種別選択部、歯の状態に関する情報の入力を受け付ける歯情報入力部を同一画面上に表示し、
    前記技工物種別選択部及び前記歯情報入力部は、同一画面上に表示される前記治療位置選択部を介して選択された1又は複数の歯において、技工物種別及び前記歯の状態に関する情報の入力を受け付ける指示書管理方法。
JP2020040560A 2019-09-03 2020-03-10 指示書管理システム、指示書管理プログラムおよび指示書管理方法 Active JP6732354B1 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020040560A JP6732354B1 (ja) 2020-03-10 2020-03-10 指示書管理システム、指示書管理プログラムおよび指示書管理方法
PCT/JP2020/023271 WO2021044693A1 (ja) 2019-09-03 2020-06-12 指示書管理システム、指示書管理プログラムおよび指示書管理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020040560A JP6732354B1 (ja) 2020-03-10 2020-03-10 指示書管理システム、指示書管理プログラムおよび指示書管理方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019160148A Division JP6697200B1 (ja) 2019-09-03 2019-09-03 指示書管理システム、指示書管理プログラムおよび指示書管理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6732354B1 JP6732354B1 (ja) 2020-07-29
JP2021039717A true JP2021039717A (ja) 2021-03-11

Family

ID=71738453

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020040560A Active JP6732354B1 (ja) 2019-09-03 2020-03-10 指示書管理システム、指示書管理プログラムおよび指示書管理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6732354B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7406856B2 (ja) 2020-10-22 2023-12-28 株式会社Dental Prediction 歯科用上顎模型、歯科用下顎模型、オンライン相談方法、販売方法、遠隔治療支援方法、歯科用上顎模型の製造方法、歯科用下顎模型の製造方法、及び3次元的データの作製方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11947794B2 (en) 2021-05-27 2024-04-02 Kabushiki Kaisha Shofu Data management system

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002050555A (ja) * 2000-07-31 2002-02-15 Ricoh Co Ltd 半導体製造システム
US20080091469A1 (en) * 2006-10-17 2008-04-17 Lee Allen System for prescribing customized medical procedures
US20170046486A1 (en) * 2015-08-14 2017-02-16 Carol A. CUNNINGHAM Coordination of Dental Implant Information
JP2018120609A (ja) * 2018-03-19 2018-08-02 株式会社アイメックス・ジャパン 保証管理システム
JP2018124868A (ja) * 2017-02-02 2018-08-09 株式会社DSi 指示書発行システム、指示書発行方法及びプログラム
WO2018167530A1 (en) * 2017-03-17 2018-09-20 Trophy Dynamic dental arch map
US20180285801A1 (en) * 2017-03-30 2018-10-04 Arklign Inc. Dental relationship management system
JP2019021075A (ja) * 2017-07-18 2019-02-07 Yamakin株式会社 歯科技工物web受発注システム、歯科技工物のweb受発注方法
JP2019136346A (ja) * 2018-02-13 2019-08-22 株式会社オプテック 歯科技工指示書発行システム

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002050555A (ja) * 2000-07-31 2002-02-15 Ricoh Co Ltd 半導体製造システム
US20080091469A1 (en) * 2006-10-17 2008-04-17 Lee Allen System for prescribing customized medical procedures
US20170046486A1 (en) * 2015-08-14 2017-02-16 Carol A. CUNNINGHAM Coordination of Dental Implant Information
JP2018124868A (ja) * 2017-02-02 2018-08-09 株式会社DSi 指示書発行システム、指示書発行方法及びプログラム
WO2018167530A1 (en) * 2017-03-17 2018-09-20 Trophy Dynamic dental arch map
US20180285801A1 (en) * 2017-03-30 2018-10-04 Arklign Inc. Dental relationship management system
JP2019021075A (ja) * 2017-07-18 2019-02-07 Yamakin株式会社 歯科技工物web受発注システム、歯科技工物のweb受発注方法
JP2019136346A (ja) * 2018-02-13 2019-08-22 株式会社オプテック 歯科技工指示書発行システム
JP2018120609A (ja) * 2018-03-19 2018-08-02 株式会社アイメックス・ジャパン 保証管理システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7406856B2 (ja) 2020-10-22 2023-12-28 株式会社Dental Prediction 歯科用上顎模型、歯科用下顎模型、オンライン相談方法、販売方法、遠隔治療支援方法、歯科用上顎模型の製造方法、歯科用下顎模型の製造方法、及び3次元的データの作製方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6732354B1 (ja) 2020-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2021044693A1 (ja) 指示書管理システム、指示書管理プログラムおよび指示書管理方法
JP6697200B1 (ja) 指示書管理システム、指示書管理プログラムおよび指示書管理方法
US20150332018A1 (en) System and method for ordering dental prosthetics
Fung et al. Implementing digital dentistry into your esthetic dental practice
US11284969B2 (en) System and method for ordering and manufacturing customized dental appliances and the tracking of orthodontic products
Mangano et al. Artificial intelligence and augmented reality for guided implant surgery planning: a proof of concept
KR20080089437A (ko) 치과용 제품에 관한 데이터를 관리하는 시스템 및 방법과제조 공정
JP6732354B1 (ja) 指示書管理システム、指示書管理プログラムおよび指示書管理方法
JP2019136346A (ja) 歯科技工指示書発行システム
Valizadeh et al. A novel digital dentistry platform based on cloud manufacturing paradigm
Thomas et al. Digital smile design
KR20190122587A (ko) 임플란트 식립 가이드 제작 시스템, 방법 및 컴퓨터 프로그램
Lin Digitalisation in dentistry: development and practices
JP5997224B2 (ja) 複数の人が複数の場所で使用可能かつインタラクティブな、治療のシミュレーションのためのシステムおよび方法
KR20200106649A (ko) 치과의 보철 치료 통합 관리 서버 및 이를 이용한 통합 관리 방법
JP7382582B2 (ja) 技工物自動設計システム
Shah et al. Using blockchain technology for 3D printing in manufacturing of dental implants in digital dentistry
JP2022183117A (ja) データ管理システム
KR102452171B1 (ko) 보철물 관리 시스템
JP2016163689A (ja) 患者の口腔内に装着される人工物の品質を保証または管理するサービスを実現するためのコンピュータシステム、そのコンピュータシステムにおいて実行される方法およびプログラム
O'Connell et al. Top tips in digital dentistry for primary care
JP2023003999A (ja) 歯科技工物受発注システム、歯科技工物受発注プログラムおよび歯科技工物受発注方法
Altemimi et al. A Combined Digital Technique for Manufacturing Functional Fixed Implant Prosthesis Prototypes Using a CAD/CAM Software
US20230306369A1 (en) Methods and systems for integrated design workflow between an intraoral scanner, a design service and a milling center
KR20180076451A (ko) 임플란트 의뢰, 수주와 검수 시스템 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200310

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20200310

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20200323

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200630

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200703

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6732354

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150