JP2021039644A - 搬送装置およびストッカシステム - Google Patents

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実可子 川▲崎▼
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良樹 佐藤
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Soshi Nomura
壮志 野村
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Abstract

【課題】搬送装置による物品の搬送および納品庫に対する物品の移載をより適切に行う。【解決手段】納品庫に対し物品を移載する移載装置を備え、物品を搬送する搬送装置は、搬送中に物品が載置される載置部と、載置部に載置された物品を覆うと共に一端に開口を形成するカバーと、カバーの開口を介して載置部と納品庫との間で物品を移載するように移載装置を制御する制御部と、を備えるものである。【選択図】図2

Description

本明細書は、搬送装置およびストッカシステムを開示する。
従来より、宅配物などの物品を収納する宅配ボックスなどの納品庫に、物品を自動で搬送する搬送装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、搬送装置としての移動体が納品庫まで移動して、納品庫との通信により納品庫の開閉扉が開かれると、移動体はベルトコンベア状の延伸レール部を延伸させて物品を納品庫の内部空間に移載させることが記載されている。また、納品庫が屋外の駐車場などに設置され、雨が納品庫に浸水しないように所定の高さだけ内部空間が底上げされることも記載されている。
特許第6164599号公報
上述した特許文献1では、納品庫における物品の雨水対策は記載されているが、搬送装置における物品の雨水対策は記載されていない。このため、搬送装置で搬送中の物品が風雨に晒されて損傷する可能性がある。また、ベルトコンベア状の延伸レールで物品を移載する際に、移載中の物品が第三者に視認されたり第三者に奪われたりするおそれもある。このため、搬送装置による物品の搬送を適切に行うために、なお改善の余地がある。
本開示は、搬送装置による物品の搬送および納品庫に対する物品の移載をより適切に行うことを主目的とする。
本開示は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本開示の搬送装置は、
納品庫に対し物品を移載する移載装置を備え、前記物品を搬送する搬送装置であって、
搬送中に前記物品が載置される載置部と、
前記載置部に載置された前記物品を覆うと共に一端に開口を形成するカバーと、
前記カバーの開口を介して前記載置部と前記納品庫との間で前記物品を移載するように前記移載装置を制御する制御部と、
を備えることを要旨とする。
本開示の搬送装置では、載置部に載置された物品を覆うと共に一端に開口を形成するカバーを備え、カバーの開口を介して載置部と納品庫との間で物品を移載するように移載装置を制御する。このため、載置部に載置された物品が風雨に晒されるのを防止することができる。また、カバーの一端を納品庫に近接させた状態で物品を移載することにより、移載中に物品を保護することも可能となる。したがって、搬送装置による物品の搬送および納品庫に対する物品の移載をより適切に行うことができる。
ストッカシステム1の構成の概略を示す構成図。 ストッカ10と自動搬送車50の構成の概略を示す構成図。 ストッカシステム1の電気的構成の概略を示す構成図。 物品収容部61の移載装置62が物品Pを移載する様子の説明図。 納品庫20の開口20oと自動搬送車50のカバー64の開口64oのサイズを示す説明図。 物品収容部61が上下に昇降する様子の説明図。 ストッカ10と自動搬送車50の物品納入処理の一例を示すシーケンス図。 納品庫20に近接しシャッター66を開放した自動搬送車50の様子を示す説明図。 変形例のストッカ10Bと自動搬送車50,50Bの構成の概略を示す構成図。 変形例の物品納入処理を示すシーケンス図。
本開示の実施形態を図面を用いて説明する。図1はストッカシステム1の構成の概略を示す構成図であり、図2はストッカ10と自動搬送車50の構成の概略を示す構成図であり、図3はストッカシステム1の電気的構成の概略を示す構成図である。
ストッカシステム1は、図1に示すように、複数のストッカ10と、ストッカ10を管理するストッカ管理装置40とを備える。複数のストッカ10とストッカ管理装置40は、通信ネットワーク5を介して通信可能に接続されている。このストッカシステム1は、自動搬送車50によるストッカ10への物品Pの搬送(配達)が可能となっている。
ストッカ10は、図1〜図3に示すように、物品Pを収納可能な箱状の複数の納品庫20と、各納品庫20への物品Pの移載(搬入出)に関する処理を行う制御ユニット30とを備える。ストッカ10は、オフィスやコンビニエンスストア、駅、学校、マンション、ショッピングセンタ、工場など様々な場所に設置され、屋内だけでなく屋外に設置されることもある。また、ストッカ10は、自動搬送車50により搬送された物品Pをいずれかの納品庫20に収納した後に、当該納品庫20から受取者が物品Pを取り出して受け取ることにより、物品Pの受け渡しに用いられる。なお、ストッカ10は、納品庫20が上下2段に配置されているものを例示するが、3段以上に配置されていてもよい。
納品庫20は、手動または自動で開閉可能に軸支された板状の開閉部材としての扉21を開いて、庫内に物品Pを出し入れ可能となっている。各納品庫20は、図3に示すように、扉21を施錠する錠装置22と、扉21の開閉状態を検出する開閉センサ24と、庫内の物品Pなどの有無を検出する物品センサ26と、扉21を自動で開閉する開閉装置28とを備える。なお、錠装置22は、駆動部により駆動され機械的に扉21を施錠する装置でもよいし、電磁的に扉21を施錠する装置でもよい。また、開閉装置28は、錠装置22による施錠が解除された状態で伸縮部材の伸長や付勢部材の付勢などにより扉21を軸回りに自動で開放し、伸縮部材の収縮により扉21を軸回りに自動で閉鎖する装置として構成されている。なお、扉21は、軸回りの回動により開閉するものに限られず、スライドにより開閉してもよい。
制御ユニット30は、図2,図3に示すように、タッチパネル式の操作表示パネル32と、各種識別カードなどを読み取るカードリーダや各種コードなどを読み取るコードリーダとして構成された読取器34と、ストッカ10の前方の所定範囲を撮像可能なカメラモジュール36と、をユニット前面に備える。また、制御ユニット30は、図3に示すように、制御部38と、通信部39とを備える。制御部38は、図示しないCPUを中心とするマイクロコンピュータとして構成されており、CPUの他に各種プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM、入出力ポート(何れも図示せず)などを含む。制御部38は、入出力ポートを介して各納品庫20や操作表示パネル32、読取器34、カメラモジュール36とそれぞれ接続されている。制御部38は、操作表示パネル32への表示信号や各納品庫20の錠装置22への解錠信号や施錠信号、開閉装置28への開動作信号や閉動作信号などを出力する。また、制御部38は、操作表示パネル32により受け付けられた操作指示や読取器34により読み取られた情報、各納品庫20の開閉センサ24からの検出信号、各納品庫20の物品センサ26からの検出信号などを入力する。通信部39は、通信ネットワーク5に接続されており、ストッカ管理装置40や自動搬送車50と通信を行う。制御部38は、各納品庫20の使用状況などの各種情報を通信部39経由で通信ネットワーク5を介してストッカ管理装置40に送信する。
ストッカ管理装置40は、図3に示すように、制御部41と、記憶部42と、表示部43と、入力部44と、通信部45とを備える。制御部41は、図示しないCPUを中心とするマイクロコンピュータとして構成されており、CPUの他に各種プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM、入出力ポート(何れも図示せず)などを含む。記憶部42は、各種アプリケーションプログラムや各種データファイルを記憶するものである。表示部43は、各種画面を表示する液晶ディスプレイとして構成されており、ストッカ10の納品庫20の使用状況や各種情報などを表示可能である。入力部44は、管理者が各種指示を入力するマウスやキーボードなどで構成されている。通信部45は、通信ネットワーク5に接続されており、各ストッカ10や自動搬送車50などと通信を行う。ストッカ管理装置40は、各ストッカ10の制御部38から送信される納品庫20の使用状況などの情報を受信する。また、ストッカ管理装置40は、各ストッカ10の制御部38に各種指令や情報などを送信したり、自動搬送車50にストッカ10などの目標位置の位置情報や目標位置までの経路情報、物品Pの搬送指示などを送信したりする。
自動搬送車50は、図2,図3に示すように、走行用の車輪52が取り付けられた移動装置としての台車本体部51と、物品Pが載置される載置台61aが設けられて物品Pを収容する物品収容部61と、台車本体部51に対して物品収容部61を上下に昇降させる昇降装置58とを備える。ここで、図4は、物品収容部61の移載装置62が物品Pを移載する様子の説明図であり、図5は、納品庫20の開口20oと自動搬送車50のカバー64の開口64oのサイズを示す説明図であり、図6は、物品収容部61が上下に昇降する様子の説明図である。
台車本体部51は、駆動部53と、通信部55と、制御部57とを備える。駆動部53は、図示は省略するが、バッテリの電力により車輪52を駆動するモータなどを備える。通信部55は、各ストッカ10やストッカ管理装置40と通信ネットワーク5を介して無線による通信を行う。制御部57は、図示しないCPUを中心とするマイクロコンピュータとして構成されて自動搬送車50の全体を制御するものであり、CPUの他に各種プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM、入出力ポート(何れも図示せず)などを含む。制御部57は、駆動部53を駆動したり、物品収容部61の後述する各装置を作動したり、通信部55を介して各ストッカ10やストッカ管理装置40と通信を行う。また、台車本体部51は、図示は省略するが、これら以外に画像を撮像するカメラやGPS衛星からの信号を受信するGPS受信部などを備える。制御部57は、GPS受信部により検出した自車の現在位置などをストッカ管理装置40に送信し、ストッカ管理装置40から目標位置や経路情報などを受信する。また、制御部57は、カメラにより撮像した画像やGPS受信部により検出した自車の現在位置、目標位置の位置情報、経路情報などに基づいて、目標位置まで自動走行(自律走行)を行う。
物品収容部61は、移載装置62と、物品センサ63と、カバー64と、シャッター66と、開閉装置67と、開閉センサ68とを備える。移載装置62は、図4に示すように、移載アーム62aと、移載アーム62aを移動させるためのシリンダやスライダなどのアクチュエータ62bと、移載アーム62aの先端に取り付けられ物品Pを両側から把持可能な一対のチャック爪62cとを備える。チャック爪62cは、図示しないシリンダやモータ、ラックアンドピニオン機構などにより、物品Pの把持と把持の解除とを行うように開閉すると共に移載アーム62aの移動方向に沿って伸縮するように構成されている。このため、移載装置62は、物品収容部61の載置台61aに支持された物品Pをチャック爪62cで把持してから(図4A)、移載アーム62aの移動やチャック爪62cの伸長により納品庫20内に移載することができる(図4B)。また、移載装置62は、納品庫20に収容している物品Pをチャック爪62cで把持してから、移載アーム62aの移動やチャック爪62cの収縮により載置台61a上に物品Pを移載して物品収容部61に収容することもできる。物品センサ63は、載置台61a上の物品Pの有無を検出し、制御部57に検出信号を送信する。
カバー64は、上板64aと一対の側板64bと背面板64cとにより載置台61aの上方を覆うボックス状に構成されている。上板64aと側板64bと背面板64cとは、いずれも不透明な樹脂板や金属板で構成されている。なお、背面板64cは、移載装置62との境界を、移載アーム62aの作動に必要な範囲を除いて塞ぐものである。このため、カバー64は、載置台61aに支持されている物品Pおよび移載装置62により移載される際に物品Pが露出しないように覆うものとなる。なお、カバー64は、正面側(背面板64cと反対側)となる一端に開口64oを形成し、移載装置62は、開口64oを介して物品収容部61内に物品Pを移載可能となっている。この開口64oの幅W2は、納品庫20の開口20oの幅W1と同じ幅に形成されており、開口64oの高さH2は、開口20oの高さH1と同じ高さに形成されている(図5参照)。即ち、カバー64の開口64oは、納品庫20の開口20oと同じサイズに形成されている。
シャッター66は、カバー64の開口64oを開閉する板状の開閉部材である。また、開閉装置67は、図示は省略するが、スライドレールに沿ってシャッター66をスライドさせるシリンダやスライダなどのアクチュエータを備え、シャッター66を例えば水平方向にスライドさせることにより開口64oを開閉する。なお、開閉装置67がシャッター66を鉛直方向にスライドさせるように構成されていてもよい。また、開閉装置67は、シャッター66をスライドさせるものに限られず、軸回りに回動させてもよい。開閉センサ68は、シャッター66の開閉状態を検出し、制御部57に検出信号を送信する。
昇降装置58は、例えばパンタグラフ型の昇降装置として構成されており、物品収容部61の高さがストッカ10の納品庫20の高さに合うように、台車本体部51に対して物品収容部61を下方位置(図6A)と上方位置(図6B)との間で上下に昇降させる。なお、物品収容部61は、下方位置にある場合に、高さが下段の納品庫20の高さに合うものとなり、上方位置にある場合に、高さが上段の納品庫20の高さに合うものとなる。昇降センサ59は、物品収容部61の昇降位置を検出し、制御部57に検出信号を送信する。なお、昇降装置58は、パンタグラフ型に限られず、シリンダやスライダなどで昇降する構成としてもよい。
このストッカシステム1では、ストッカ管理装置40は、受取者の受取希望や各ストッカ10の使用状況から物品Pの納入先のストッカ10および納品庫20を決定し、当該ストッカ10に送信する。自動搬送車50により物品Pがストッカ10まで搬送される場合、ストッカ管理装置40は、ストッカ10に自動搬送車50の認証情報などを送信し、自動搬送車50にストッカ10の位置情報やストッカ10までの経路情報などを送信する。自動搬送車50は、それらの情報に基づいてストッカ10まで自動走行する。なお、自動搬送車50が、ストッカ管理装置40などから経路指示を随時受けながら、ストッカ10まで自動走行してもよい。また、自動搬送車50がストッカ10の管理範囲内に到達して、物品Pを納入する際の処理は、後述する。なお、自動搬送車50は、配送センタなどから物品Pを受け取るものに限られず、配送センタなどから大型搬送車70(図1参照)により所定場所まで搬送された物品Pを受け取ってストッカ10まで搬送してもよい。大型搬送車70は、運転者の運転により走行するものでもよいし、自動走行するものでもよい。大型搬送車70は、ストッカ10と同様のストッカ72を荷台に備え、自動搬送車50は、ストッカ10の納品庫20から物品Pを受け取る場合と同様にストッカ72の納品庫から物品Pを受け取ればよい。
納品庫20に物品Pが納入されると、ストッカ管理装置40は、納入先のストッカ10を特定する情報を受取者に送信し、ストッカ10に受取者の認証情報などを送信する。受取者は、受取先のストッカ10に出向いて、操作表示パネル32への入力操作や読取器34への読み取り操作などを行う。ストッカ10の制御部38は、受取者の認証を行うと該当する納品庫20の錠装置22を解錠し開閉装置28を制御して扉21を開放する。これにより、受取者は、納品庫20から物品Pを受け取ることができる。なお、制御部38は、物品センサ26からの検出信号に基づいて物品Pが納品庫20から受け取られたことや受取者の手が庫外に出たことを確認すると、開閉装置28を制御して扉21を閉鎖する。
次に、こうして構成されたストッカシステム1で行われる処理について説明する。ここでは、自動搬送車50が物品Pを納品庫20へ納入する処理を説明する。図7はストッカ10と自動搬送車50の物品納入処理の一例を示すシーケンス図である。この物品納入処理では、ストッカ10の制御部38は、まず、ストッカ10の管理範囲内に自動搬送車50が進入するのを待つ(S100)。ストッカ10の管理範囲は、ストッカ10の近傍の所定範囲としてストッカ10毎に予め定められている。S100では、制御部38は、例えば自動搬送車50の通信部55から出力される所定の信号を通信部39を介して受信した際の受信強度などに基づいて自動搬送車50の進入の有無を判定する。あるいは、自動搬送車50の制御部57が、GPS受信部により検出した自車の現在位置から管理範囲内への進入を判定すると、進入通知をストッカ10に送信するものとし、制御部38は、その進入通知の受信に基づいて自動搬送車50の進入を判定してもよい。S100で自動搬送車50が管理範囲内に進入すると、制御部38は、例えば上述した認証情報を自動搬送車50とやり取りするなどの認証処理により、自動搬送車50を認証できたか否かを判定する(S110)。制御部38は、自動搬送車50を認証できたと判定すると、カメラモジュール36で撮像した画像に基づいてストッカ10の周囲の安全を確認してから、納入先の納品庫20の扉21を開放するように開閉装置28を制御して納品庫20への納入許可を自動搬送車50に送信する(S120)。なお、納入許可には、納入先の納品庫20の位置情報などを含む。
一方、自動搬送車50の制御部57は、納入許可を受信すると、納品庫20の位置情報に基づいて納入先の納品庫20に物品収容部61が可能な限り近接するように自動搬送車50(台車本体部51)の移動と昇降装置58の昇降とを制御する(S200)。S200では、制御部57は、納入先の納品庫20が上段の納品庫20であるなど、物品収容部61の昇降(ここでは上昇)が必要であれば、昇降装置58を制御する。また、S200では、制御部57は、シャッター66をスライドできる隙間を空けつつ、カバー64の一端(開口64o側)が可能な限り納品庫20に近接する位置まで、自動搬送車50を移動させる。
そして、制御部57は、納品庫20への物品収容部61の近接が完了するのを待つ(S210)。S210では、制御部57は、例えば納入先の納品庫20をカメラで撮像し、画像を解析して近接の完了を判定する。制御部57は、近接が完了したと判定すると、開閉装置67にシャッター66を開放させる(S220)。このため、制御部57は、カバー64の一端が可能な限り納品庫20に近接した状態でカバー64の開口64oを開放するものとなる。次に、制御部57は、移載装置62により物品収容部61から納品庫20へ物品Pを移載させて(S230)、移載装置62の移載動作が完了するのを待つ(S240)。このように、本実施形態では、カバー64の一端が可能な限り納品庫20に近接した状態で、載置台61aと納品庫20との間で移載装置62に物品Pを移載させる。
図8は、納品庫20に近接しシャッター66を開放した自動搬送車50の様子を示す説明図である。図示するように、自動搬送車50は、納品庫20に可能な限り近接した状態でシャッター66を開放するから、シャッター66を開放してから納品庫20に近接する場合に比して、移載装置62が速やかに移載動作を開始することができる。また、カバー64の開口64oは、納品庫20の開口20oと同じサイズに形成されているから、開口64o、20oのサイズの差が大きい場合に、サイズの大きい開口から第三者が手を入れたり覗いたりする余地が生じるのを防止することができる。制御部57は、S240で移載動作が完了したと判定すると、物品収容部61が納品庫20から離れるように自動搬送車50を移動させて完了通知をストッカ10に送信する(S250)。なお、制御部57は、S250では、ストッカ10で納品庫20の扉21を閉鎖できる程度に自動搬送車50を移動させるものとする。
S250の完了通知を受信したストッカ10の制御部38は、物品センサ26の検出信号に基づいて納品庫20内の物品Pの有無を確認する(S130)。ここでは、制御部38は、物品Pが納品庫20内にあることを確認する。S130の確認が完了すると、制御部38は、納品庫20の扉21を閉鎖するように開閉装置28を制御して確認通知を自動搬送車50に送信する(S140)。一方、自動搬送車50の制御部57は、S140の確認通知を制御部38から受信すると、シャッター66を閉鎖するように開閉装置67を制御すると共に物品収容部61が上方位置にあれば物品収容部61が下降するように昇降装置58を制御する(S260)。このようにして、物品Pの納入処理が行われる。なお、自動搬送車50は、確認通知を受信してから、納品庫20から離れるように移動してもよく、ストッカ10は、その移動後に扉21を閉鎖するものとしてもよい。また、扉21の閉鎖とシャッター66の閉鎖とは、この順序に限られず、逆の順序で行われるものとしてもよい。
ここで、本実施形態の構成要素と本開示の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態の納品庫20が本開示の納品庫に相当し、移載装置62が移載装置に相当し、自動搬送車50が搬送装置に相当し、物品収容部61の載置台61aが載置部に相当し、カバー64がカバーに相当し、制御部57が制御部に相当する。シャッター66が板状の開閉部材に相当し、開閉装置67が開閉装置に相当する。ストッカ10がストッカに相当し、ストッカ管理装置40がストッカ管理装置に相当する。
以上説明した本実施形態の自動搬送車50は、載置台61aに載置された物品Pを覆うと共に一端に物品Pの移載用の開口64oを形成するカバー64を備えるから、載置台61aに載置された物品Pが風雨に晒されるのを防止することができる。また、物品Pの移載は、カバー64の一端が可能な限り納品庫20に近接した状態で行われるから、移載中の物品Pが風雨に晒されたり、第三者に視認されたり、第三者に奪われたりするのを抑制することもできる。したがって、自動搬送車50による物品Pの搬送および納品庫20に対する物品Pの移載をより適切に行うことができる。
また、カバー64の一端が可能な限り納品庫20に近接した状態で、カバー64の開口64oを開放するから、開放後に物品の移載を速やかに開始することができる。また、カバー64の一端が可能な限り納品庫20に近接した状態は、物品Pの移載前や移載中に第三者が物品Pに触れるのは困難であるから、物品Pをより適切に保護することができる。
また、納品庫20の扉21が開口20oを開放してから、自動搬送車50を納品庫20に近接させるから、納品庫20の扉21の開閉を妨げることなく、納品庫20に対する物品Pの移載を適切に行うことができる。
また、カバー64の開口64oが、納品庫20の開口20oと同じサイズに形成されているから、サイズの大きい方の開口から第三者が手を入れたり覗いたりする余地が生じるのを防止して、物品Pをさらに適切に保護することができる。
なお、本開示は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本開示の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
上述した実施形態では、カバー64の開口64oが、納品庫20の開口20oと同じサイズに形成されているものとしたが、例えば第三者が手を入れることができない程度に幅や高さが異なるなど、略同じサイズに形成されているものであればよい。あるいは、その程度を超えて幅や高さが異なるなど、カバー64の開口64oが、納品庫20の開口20oとは異なるサイズに形成されていてもよい。
上述した実施形態では、図7の物品納入処理を、自動搬送車50が物品Pを納品庫20へ納入(搬入)する処理としたが、これに限られず、自動搬送車50が納品庫20から物品Pを搬出する処理としてもよい。その場合、S230では、物品収容部61から納品庫20へ物品Pを移載する処理を、納品庫20から物品収容部61へ物品Pを移載する処理とすればよい。また、制御部57は、S240で移載動作が完了すると、S250の処理の前にシャッター66を閉鎖してもよい。こうすれば、S250で自動搬送車50が納品庫20から離れた場合でも載置台61a上の物品Pに第三者が触れることができないから、物品Pを適切に保護することができる。また、物品Pの搬送中は、シャッター66により開口64oを閉鎖して、開口64oから載置台61aに雨水が浸入するのを防止するから、物品Pを適切に保護することができる。また、図7の物品納入処理は、ストッカ10と自動搬送車50との間の処理としたが、大型搬送車70のストッカ72と自動搬送車50との間の処理としてもよい。
上述した実施形態では、カバー64の一端が可能な限り納品庫20に近接した状態でシャッター66が開口64oを開放するものとしたが、これに限られず、シャッター66が開口64oを開放してから納品庫20に近接させるものとしてもよい。また、可能な限り近接した状態で物品Pの移載を行うものに限られず、移載装置62が移載可能な範囲まで近付いた状態で物品Pの移載を行うものでもよい。
上述した実施形態では、カバー64が上板64aと側板64bと背面板64cとによりボックス状に構成されるものとしたが、これに限られるものではない。例えば、移載装置62の筐体がカバー64の上板64aおよび側板64bと一体となるように構成されていれば背面板64cは不要であるから、背面板64cを省略すればよい。また、カバー64は、ボックス状に限られず、半円筒状など載置台61a上の物品Pを覆うと共に少なくとも一端に開口を形成するものであればよい。
上述した実施形態では、移載装置62がチャック爪62cで物品Pを把持するものとしたが、これに限られず、吸着部材で吸着することにより物品Pを把持するものなどとしてもよい。また、移載アーム62aにより物品Pを移載させるものに限られず、コンベアなどにより物品Pを移載するものとしてもよい。その場合、搬送中にコンベア上に物品を載置しておくものとしてもよい。即ち、移載装置に載置部が含まれるものとしてもよい。
上述した実施形態では、ストッカ10が複数の納品庫20を備えたが、これに限られず、戸建て住宅に設けられるものなど1つの納品庫20を備えるものでもよい。
上述した実施形態では、各納品庫20の開口20oに開閉部材としての扉21が設けられ、自動搬送車50のカバー64の開口64oに開閉部材としてのシャッター66が設けられるものとしたが、これに限られるものではない。例えば、複数の納品庫20に対し1のシャッターが設けられるものでもよい。あるいは、納品庫20の開口20oに扉21が設けられないものでもよいし、自動搬送車50のカバー64の開口64oにシャッター66が設けられないものでもよい。ここで、図9は、変形例のストッカ10Bと自動搬送車50,50Bの構成の概略を示す構成図であり、図10は、変形例の物品納入処理を示すシーケンス図である。
図9に示すように、ストッカ10Bの各納品庫20Bは、扉21が設けられないものとなっている。このストッカ10Bの納品庫20Bに対し、実施形態と同じ自動搬送車50が物品Pの移載を行ってもよいし、変形例の自動搬送車50Bが物品Pの移載を行ってもよい。自動搬送車50Bは、シャッター66および開閉装置67が設けられていない。なお、扉21が設けられない納品庫20Bを備えるストッカ10Bは、例えば工場内などで物品Pの収容棚として用いられる。また、1の工場内の複数のストッカ10B間など屋内のみで物品Pの搬送を行う場合、風雨に晒されたり第三者が関与したりする可能性が低いため、シャッター66が設けられない自動搬送車50Bを用いてもよい。ただし、複数の工場間や工場外の倉庫との間など屋外での物品Pの搬送が含まれる場合は、シャッター66が設けられた自動搬送車50を用いるものが好ましい。
図10の変形例の物品納入処理は、変形例の自動搬送車50Bが納品庫20Bに物品Pを納入する場合の処理であり、扉21に関する処理やシャッター66に関する処理を省略する以外は、図7の物品納入処理と同じ処理が行われる。変形例では、ストッカ10Bの制御部38は、S110で自動搬送車50Bを認証し、ストッカ10Bの周囲の安全を確認すると、扉21の開放を省略して、納入許可を自動搬送車50Bに送信する(S120b)。自動搬送車50Bの制御部57は、S210で近接が完了したと判定すると、シャッター66の開放処理(S220)を省略して、S230で物品の移載を行う。また、ストッカ10Bの制御部38は、S130で納品庫20B内を確認すると、扉21の閉鎖を省略して、確認通知を自動搬送車50Bに送信する(S140b)。確認通知を受信した自動搬送車50Bの制御部57は、シャッター66の閉鎖を省略して、必要であれば昇降装置58の昇降を制御する(S260b)。なお、扉21ありの納品庫20を備えるストッカ10と、シャッター66なしの自動搬送車50Bとによる物品納入処理の場合、図7のストッカ10の処理と、図10の自動搬送車50Bの処理とを組み合わせればよい。
上述した実施形態では、自動搬送車50が自動走行により物品Pをストッカ10まで搬送するものとしたが、これに限られず、自動搬送車50が遠隔操作により物品Pをストッカ10まで搬送するものとしてもよい。また、車輪52により進行方向を適宜変更しながら移動する搬送車に限られず、予め設けられたレールに沿って移動する移動体でもよいし、自動歩行が可能な人型の搬送ロボットでもよいし、ドローンなどの飛行体でもよい。
ここで、本開示の搬送装置は、以下のように構成してもよい。例えば、本開示の搬送装置において、前記制御部は、前記カバーの一端が前記納品庫に可能な限り近接した状態で、前記物品を移載するように前記移載装置を制御するものとしてもよい。こうすれば、物品を移載する際に物品をより適切に保護することができる。
本開示の搬送装置において、板状の開閉部材によりカバーの開口を開閉可能な開閉装置を備え、制御部は、移載装置により物品が移載される際にカバーの開口を開放し、物品の移載が終了するとカバーの開口を閉鎖するように開閉装置を制御するものとしてもよい。こうすれば、物品の搬送中に、カバーの開口を板状の開閉部材で閉鎖しておくことができるから、開口から雨水が浸入したり開口から第三者が物品に触れたりするのを防止することができる。このため、物品の搬送中に物品をより適切に保護することができる。
本開示の搬送装置において、前記開閉装置は、前記開閉部材をスライドさせることにより前記カバーの開口を開閉するように構成され、前記制御部は、前記カバーの一端が前記納品庫に可能な限り近接した状態で、前記カバーの開口を開放するように前記開閉装置を制御するものとしてもよい。こうすれば、カバーの開口を開放してから搬送装置が納品庫に近接する場合に比して、開口の開放後に物品の移載を速やかに開始すると共に、開口から雨水が浸入したり開口から第三者が物品に触れたりするのを防止することができる。このため、物品を移載する際に物品をより適切に保護することができる。
本開示の搬送装置において、前記納品庫は、前記物品の移載用の開口が開閉可能に構成されており、前記制御部は、前記納品庫の開口が開放されてから、前記カバーの一端が前記納品庫に可能な限り近接するように前記搬送装置を該納品庫に近接させるものとしてもよい。こうすれば、納品庫の開口の開閉を妨げることなく、納品庫に対する物品の移載を適切に行うことができる。また、納品庫の開口を閉鎖することにより、納品庫内の物品を適切に保護することができる。
本開示の搬送装置において、前記カバーの開口は、前記納品庫における前記物品の移載用の開口と略同じサイズに形成されているものとしてもよい。ここで、カバーの開口と納品庫の開口とのサイズの差が大きい場合、搬送装置と納品庫とが近接した状態でも、サイズの大きい開口から第三者が手を入れたり覗いたりする余地が生じることになる。これに対し、カバーの開口と納品庫の開口とを略同じサイズとすることで、そのような余地が生じるのを防止することができるから、物品をさらに適切に保護することができる。
本開示のストッカシステムは、上述したいずれかの搬送装置と、前記納品庫を備えるストッカと、前記ストッカと前記搬送装置とを管理する管理装置と、を備えることを要旨とする。
本開示のストッカシステムは、上述したいずれかの搬送装置を有するため、上述した搬送装置と同様の効果、即ち、搬送装置による物品の搬送および納品庫に対する物品の移載をより適切に行うことができる効果を奏するものとなる。
本開示は、物品をストッカに搬送する流通システムの技術分野に利用可能である。
1 ストッカシステム、5 通信ネットワーク、10,10B ストッカ、20,20B 納品庫、20o 開口、21 扉、22 錠装置、24 開閉センサ、26 物品センサ、28 開閉装置、30 制御ユニット、32 操作表示パネル、34 読取器、36 カメラモジュール、38 制御部、39 通信部、40 ストッカ管理装置、41 制御部、42 記憶部、43 表示部、44 入力部、45 通信部、50,50B 自動搬送車、51 台車本体部、52 車輪、53 駆動部、55 通信部、57 制御部、58 昇降装置、59 昇降センサ、61 物品収容部、61a 載置台、62 移載装置、62a 移載アーム、62b アクチュエータ、62c チャック爪、63 物品センサ、64 カバー、64o 開口、64a 上板、64b 側板、64c 背面板、66 シャッター、67 開閉装置、68 開閉センサ、70 大型搬送車、72 ストッカ、P 物品。

Claims (7)

  1. 納品庫に対し物品を移載する移載装置を備え、前記物品を搬送する搬送装置であって、
    搬送中に前記物品が載置される載置部と、
    前記載置部に載置された前記物品を覆うと共に一端に開口を形成するカバーと、
    前記カバーの開口を介して前記載置部と前記納品庫との間で前記物品を移載するように前記移載装置を制御する制御部と、
    を備える搬送装置。
  2. 請求項1に記載の搬送装置であって、
    前記制御部は、前記カバーの一端が前記納品庫に可能な限り近接した状態で、前記物品を移載するように前記移載装置を制御する
    搬送装置。
  3. 請求項1または2に記載の搬送装置であって、
    板状の開閉部材により前記カバーの開口を開閉可能な開閉装置を備え、
    前記制御部は、前記移載装置により前記物品が移載される際に前記カバーの開口を開放し、前記物品の移載が終了すると前記カバーの開口を閉鎖するように前記開閉装置を制御する
    搬送装置。
  4. 請求項3に記載の搬送装置であって、
    前記開閉装置は、前記開閉部材をスライドさせることにより前記カバーの開口を開閉するように構成され、
    前記制御部は、前記カバーの一端が前記納品庫に可能な限り近接した状態で、前記カバーの開口を開放するように前記開閉装置を制御する
    搬送装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の搬送装置であって、
    前記納品庫は、前記物品の移載用の開口が開閉可能に構成されており、
    前記制御部は、前記納品庫の開口が開放されてから、前記カバーの一端が前記納品庫に可能な限り近接するように前記搬送装置を該納品庫に近接させる
    搬送装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の搬送装置であって、
    前記カバーの開口は、前記納品庫における前記物品の移載用の開口と略同じサイズに形成されている
    搬送装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の搬送装置と、
    前記納品庫を備えるストッカと、
    前記ストッカと前記搬送装置とを管理する管理装置と、
    を備えるストッカシステム。
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