JP2021039027A - 空気流量測定装置 - Google Patents

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太一 渡辺
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Abstract

【課題】周辺を流れる空気の圧力損失を低減させる空気流量測定装置を提供する。【解決手段】空気流量測定装置21は、基面41と、後面と、側面51、52と、基面41に形成されている物理量流路入口500と、側面51、52に形成されている物理量流路出口501、502と、物理量流路入口500および物理量流路出口501、502に連通する物理量流路50と、を有するハウジングと、物理量流路50を流れる空気の物理量に応じた信号を出力する物理量検出部81と、を備え、物理量流路出口501、502は、物理量流路出口501、502内の空気の流れに、側面51、52に沿う方向の流れを付与する。【選択図】図14

Description

本開示は、空気流量測定装置に関するものである。
従来、特許文献1に記載されているように、空気の流量を測定する流量センサと、空気の温度を測定する温度センサとを備えるセンサ装置が知られている。
特開2018−96728号公報
特許文献1の構成では、温度センサにより測定される空気は、側面カバーに形成されている穴から排出される。このとき、側面カバーに形成されている穴から排出される空気の流れの向きとセンサ装置の周辺における空気の流れの向きとが異なる場合がある。このため、センサ装置の周辺を流れる空気は、側面カバーの穴から排出される空気と合流することにより乱されやすい。したがって、センサ装置の周辺を流れる空気の圧力損失が比較的大きくなることがある。
本開示は、周辺を流れる空気の圧力損失を低減させる空気流量測定装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、空気流量測定装置であって、基面(41)と、基面とは反対側に位置する後面(42)と、基面の端部および後面の端部に接続されている側面(51、52)と、基面に形成される流量流路入口(431)と、後面に形成されている流量流路出口(432)と、流量流路入口および流量流路出口に連通する流量流路(43、44)と、基面に形成されている物理量流路入口(500)と、側面に形成されている物理量流路出口(501、502)と、物理量流路入口および物理量流路出口に連通する物理量流路(50)と、を有するハウジング(30)と、流量流路を流れる空気の流量に応じた信号を出力する流量検出部(75)と、物理量流路を流れる空気の物理量に応じた信号を出力する物理量検出部(81)と、を備え、物理量流路は、物理量流路のうち後面側に位置する物理量流路内面(55)を含み、物理量流路出口は、物理量流路内面のうち側面側の端部および側面に接続されている出口整流面(921、922)を含み、物理量流路出口内の空気が出口整流面に沿って流れることにより、物理量流路出口内の空気の流れに、側面に沿う方向の流れを付与する空気流量測定装置である。
これにより、空気流量測定装置の周辺を流れる空気の圧力損失が低減する。
なお、各構成要素等に付される括弧付きの参照符号は、その構成要素等と後述する実施形態に記載の具体的な構成要素等との対応関係の一例を示すものである。
実施形態の空気流量測定装置が用いられるエンジンシステムの概略図。 第1実施形態の空気流量測定装置の正面図。 空気流量測定装置の側面図。 空気流量測定装置の側面図。 図2のV−V線断面図。 図2のVI−VI線拡大断面図。 第1物理量流路出口の拡大斜視図。 図7のVIII−VIII線拡大断面図。 図7のIX−IX線部分拡大断面図。 図7のX−X線部分拡大断面図。 図7のXI−XI線部分拡大断面図。 図7のXII−XII線部分拡大断面図。 第2物理量流路出口の斜視図。 図2のXIV−XIV線拡大断面図。 空気流量測定装置の側面図。 空気流量測定装置の側面図。 第2実施形態の空気流量測定装置の断面図。 第3実施形態の空気流量測定装置の断面図。 他の実施形態の空気流量測定装置の側面図。 他の実施形態の空気流量測定装置の側面図。 他の実施形態の空気流量測定装置の基板および物理量検出部の断面図。
以下、実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付し、その説明を省略する。
(第1実施形態)
空気流量測定装置21は、例えば、車両に搭載されるエンジンシステム100の吸気系統に用いられる。まず、このエンジンシステム100について説明する。具体的には、図1に示すように、エンジンシステム100は、吸気管11、エアクリーナ12、空気流量測定装置21、スロットルバルブ13、スロットルセンサ14、インジェクタ15、エンジン16、排気管17および電子制御装置18を備える。なお、ここでは、吸気とは、吸入される空気のことである。また、排気とは、排出される空気のことである。
吸気管11は、円筒形状に形成されており、吸気流路111を有している。吸気流路111では、エンジン16に吸入される空気が流れる。
エアクリーナ12は、吸気流路111を流れる空気の上流側であって、吸気管11内に配置されている。また、エアクリーナ12は、吸気流路111を流れる空気に含まれる埃等の異物を除去する。
空気流量測定装置21は、エアクリーナ12よりも吸気流路111を流れる空気の下流側に配置されている。そして、空気流量測定装置21は、エアクリーナ12とスロットルバルブ13との間の吸気流路111を流れる空気の流量を測定する。また、ここでは、空気流量測定装置21は、吸気流路111を流れる空気の物理量を測定する。この空気流量測定装置21の詳細については、後述する。なお、ここでは、吸気流路111を流れる空気の物理量とは、吸気流路111を流れる空気の流量とは異なる物理量であり、後述するように、空気の温度である。
スロットルバルブ13は、空気流量測定装置21よりも吸気流路111を流れる空気の下流側に配置されている。また、スロットルバルブ13は、円板状に形成されており、図示しないモータによって回転する。そして、スロットルバルブ13は、回転することにより、吸気流路111の流路面積を調整して、エンジン16に吸入される空気の流量を調整する。なお、ここでは、流路面積とは、流路の断面積のことである。
スロットルセンサ14は、スロットルバルブ13の開度に応じた検出信号を電子制御装置18に出力する。
インジェクタ15は、後述の電子制御装置18からの信号に基づいて、エンジン16の燃焼室164に燃料を噴射する。
エンジン16は、内燃機関であって、スロットルバルブ13を経由して吸気流路111を流れる空気と、インジェクタ15から噴射される燃料と、の混合気を燃焼室164内で燃焼させる。この燃焼時の爆発力により、エンジン16のピストン162がシリンダ161内を往復運動する。具体的には、エンジン16は、シリンダ161、ピストン162、シリンダヘッド163、燃焼室164、吸気バルブ165、吸気バルブ駆動装置166、排気バルブ167、排気バルブ駆動装置168および点火プラグ169を有する。
シリンダ161は、筒状に形成されており、ピストン162を収容している。ピストン162は、シリンダ161の軸方向に沿ってシリンダ161内を往復運動する。シリンダヘッド163は、シリンダ161の上部に取り付けられている。また、シリンダヘッド163は、吸気管11および排気管17に接続されており、第1シリンダ流路181および第2シリンダ流路182を有する。第1シリンダ流路181は、吸気流路111に連通している。第2シリンダ流路182は、後述する排気管17の排気流路171に連通している。燃焼室164は、シリンダ161とピストン162の上面とシリンダヘッド163の下面とによって区画形成されている。吸気バルブ165は、第1シリンダ流路181に配置されており、吸気バルブ駆動装置166により駆動されることで、第1シリンダ流路181側の燃焼室164の開閉を行う。排気バルブ167は、第2シリンダ流路182に配置されており、排気バルブ駆動装置168により駆動されることで、第2シリンダ流路182側の燃焼室164の開閉を行う。
点火プラグ169は、後述の電子制御装置18からの信号に基づいて、燃焼室164内のスロットルバルブ13を経由して吸気流路111を流れる空気と、インジェクタ15から噴射される燃料との混合気に点火する。
排気管17は、円筒形状に形成されており、排気流路171を有する。排気流路171では、燃焼室164で燃焼したガスが流れる。この排気流路171を流れるガスは、図示しない排出ガス浄化装置によって浄化される。
電子制御装置18は、マイコン等を主体として構成されており、CPU、ROM、RAM、I/Oおよびこれらの構成を接続するバスライン等を備えている。ここでは、例えば、電子制御装置18は、空気流量測定装置21によって測定された空気の流量および物理量ならびにスロットルバルブ13の開度等に基づいて、スロットルバルブ13の開度の制御を行う。また、電子制御装置18は、空気流量測定装置21によって測定された空気の流量および物理量ならびにスロットルバルブ13の開度等に基づいて、インジェクタ15の燃料噴射量の制御および点火プラグ169の点火タイミングの制御を行う。なお、図1において、電子制御装置18は、ECUと記載されている。
このように、エンジンシステム100は、構成されている。次に、空気流量測定装置21の詳細について説明する。
図2−図13に示すように、空気流量測定装置21は、ハウジング30、流量検出部75、基板76および物理量検出部81を備えている。
図2に示すように、ハウジング30は、吸気管11の側面に接続されている配管延長部112に取り付けられている。この配管延長部112は、円筒状に形成されており、吸気管11の径方向内側から径方向外側に向かう方向に吸気管11の側面から延びている。また、ハウジング30は、保持部31、シール部材32、蓋部33、コネクタカバー34、ターミナル35およびバイパス部40を有する。
保持部31は、円筒状に形成されており、保持部31の外面と配管延長部112の内面とが係合することにより配管延長部112に固定されている。また、保持部31の外周面には、シール部材32が取り付けられる溝が形成されている。
シール部材32は、例えば、Oリングであって、保持部31の溝に取り付けられており、配管延長部112と接触することにより配管延長部112内の流路を塞ぐ。これにより、吸気流路111を流れる空気が配管延長部112を経由して外部に漏れることが抑制される。
蓋部33は、有底筒状に形成されており、保持部31の軸方向に保持部31と接続されている。また、保持部31の径方向における蓋部33の長さが配管延長部112の径よりも大きくなっており、蓋部33は、配管延長部112の穴を塞いでいる。
コネクタカバー34は、蓋部33に接続されており、保持部31の径方向内側から径方向外側に延びている。また、コネクタカバー34は、筒状に形成されており、ターミナル35の一端を収容している。
図3に示すように、ターミナル35の一端は、コネクタカバー34に収容されている。また、図示しないが、ターミナル35の一端は、電子制御装置18に接続される。さらにターミナル35の中央部は、蓋部33および保持部31に収容されている。また、ターミナル35の他端は、後述の基板76に接続されている。
バイパス部40は、複数の流路を内部に有し、板状に形成されている。具体的には、図2−図6に示すように、バイパス部40は、ハウジング基面41、ハウジング後面42、第1ハウジング側面51および第2ハウジング側面52を有する。また、バイパス部40は、流量主流路入口431、流量主流路出口432、流量主流路43、流量副流路入口441、流量副流路44および流量副流路出口442を有する。さらに、バイパス部40は、物理量流路入口500、物理量流路50、第1物理量流路出口501および第2物理量流路出口502を含む。なお、以下では、便宜上、バイパス部40に対してターミナル35側を上側とする。また、バイパス部40に対してターミナル35とは反対側を下側とする。
ハウジング基面41は、吸気流路111を流れる空気の上流側に位置している。ハウジング後面42は、ハウジング基面41とは反対側に位置している。第1ハウジング側面51は、第1側面に対応しており、ハウジング基面41の端部およびハウジング後面42の端部に接続されている。第2ハウジング側面52は、第2側面に対応しており、ハウジング基面41のうち第1ハウジング側面51とは反対側の端部およびハウジング後面42のうち第1ハウジング側面51とは反対側の端部に接続されている。また、ここでは、ハウジング基面41、ハウジング後面42、第1ハウジング側面51および第2ハウジング側面52は、段差状にそれぞれ形成されている。
図2−図5に示すように、流量主流路入口431は、ハウジング基面41に形成されており、吸気流路111を流れる空気の一部を流量主流路43に導入する。図5に示すように、流量主流路43は、流量主流路入口431と流量主流路出口432とに連通している。図3−図5に示すように、流量主流路出口432は、ハウジング後面42に形成されている。
図5に示すように、流量副流路入口441は、流量主流路43の上側に形成されており、流量主流路43を流れる空気の一部を流量副流路44に導入する。流量副流路44は、流量主流路43の途中から分岐した流路であり、導入部443と、後垂直部444と、折返し部445と、前垂直部446とを有する。導入部443は、流量副流路入口441に接続されており、流量副流路入口441から上方向、かつ、流量副流路入口441からハウジング後面42に向かう方向に延びている。これにより、流量主流路43を流れる空気の一部が流量副流路44に導入されやすくなっている。後垂直部444は、流量副流路入口441とは反対側の導入部443の端部に接続されており、この導入部443の端部から上方向に延びている。折返し部445は、導入部443とは反対側の後垂直部444の端部に接続されており、この後垂直部444の端部からハウジング基面41に向かう方向に延びている。前垂直部446は、後垂直部444とは反対側の折返し部445の端部に接続されており、この折返し部445の端部から下方向に延びている。なお、図5の断面図において、各流路を明確にするため、流量副流路入口441、後述の第2物理量流路出口502および基板76の外形線は、省略されている。
図3および図4に示すように、流量副流路出口442は、第1ハウジング側面51および第2ハウジング側面52に形成されており、前垂直部446とハウジング30の外部とに連通している。
図2に示すように、物理量流路入口500は、ハウジング基面41に1つ形成されており、流量主流路入口431よりも上側、すなわち、ターミナル35側に位置している。また、物理量流路入口500は、吸気流路111を流れる空気の一部を物理量流路50に導入する。さらに、物理量流路入口500は、図6に示すように、第1入口内面61および第2入口内面62を含む。第1入口内面61は、物理量流路入口500のうち第1ハウジング側面51側に位置し、ハウジング基面41に接続されている。第2入口内面62は、物理量流路入口500のうち第2ハウジング側面52側に位置し、ハウジング基面41に接続されている。
図5および図6に示すように、物理量流路50は、物理量流路入口500と第1物理量流路出口501および第2物理量流路出口502とに連通している。また、物理量流路50は、図6に示すように、物理量流路内面55を含む。物理量流路内面55は、物理量流路50のうちハウジング後面42側に位置する内面である。
図3および図6に示すように、第1物理量流路出口501は、第1ハウジング側面51に1つ形成されている。また、第1物理量流路出口501は、図6に示すように、第1出口内面71を含む。第1出口内面71は、第1物理量流路出口501のうちハウジング基面41側に位置し、第1ハウジング側面51に接続されている。
図4および図6に示すように、第2物理量流路出口502は、第2ハウジング側面52に1つ形成されている。また、第2物理量流路出口502は、図6に示すように、第2出口内面72を含む。第2出口内面72は、第2物理量流路出口502のうちハウジング基面41側に位置し、第2ハウジング側面52に接続されている。
図5に示すように、流量検出部75は、流量副流路44の折返し部445内に配置されており、流量副流路44を流れる空気の流量に応じた信号を出力する。具体的には、流量検出部75は、図示しない発熱素子および感温素子等を含む半導体を有する。この半導体は、流量副流路44を流れる空気と接触することにより、流量副流路44を流れる空気と熱伝達を行う。この熱伝達により半導体の温度が変化する。この温度変化が流量副流路44を流れる空気の流量と相関する。このため、流量検出部75では、この温度変化に応じた信号が出力されるにより、流量副流路44を流れる空気の流量に応じた信号が出力される。また、流量検出部75は、ターミナル35の他端に電気的に接続されている。これにより、流量検出部75の出力信号は、ターミナル35を経由して、電子制御装置18に送信される。
基板76は、例えば、ガラスおよびエポキシ樹脂等で形成されるプリント基板であって、ターミナル35の他端に電気的に接続されている。また、図2および図6に示すように、基板76は、物理量流路入口500および物理量流路50内に配置されている。さらに、基板76は、第1物理量流路出口501、第2物理量流路出口502、第1入口内面61および第2入口内面62に対向している。また、ここでは、基板76のうち第1入口内面61側の端部を第1基板端部761とする。さらに、基板76のうち第2入口内面62側の端部を第2基板端部762とする。
物理量検出部81は、基板76のうち第1基板端部761に実装されており、第1入口内面61に対向している。そして、物理量検出部81は、物理量流路入口500を流れる空気の物理量に応じた信号を出力する。ここでは、物理量流路入口500を流れる空気の物理量は、物理量流路入口500を流れる空気の温度である。物理量検出部81は、例えば、図示しないサーミスタを有し、物理量流路入口500を流れる空気の温度に応じた信号を出力する。また、物理量検出部81が基板76に実装されているので、物理量検出部81の出力信号は、基板76およびターミナル35を経由して、電子制御装置18に送信される。
また、ここでは、物理量流路入口500は、物理量流路入口500のうち第1入口内面61側の空気の流れに、物理量流路入口500から第1物理量流路出口501に向かう方向の流れを付与する。具体的には、物理量流路入口500は、第1入口整流面911を有する。図6に示すように、第1入口整流面911は、第1入口内面61のうちハウジング後面42側の端部および第1出口内面71のうち物理量流路入口500側の端部に接続されている。また、第1入口整流面911は、第1入口内面61のうちハウジング後面42側の端部から第1物理量流路出口501に向かって延びている。ここでは、第1入口整流面911は、第1入口内面61のうちハウジング後面42側の端部から、第1ハウジング側面51に向かう方向、かつ、ハウジング後面42に向かう方向に延びている。また、ここでは、第1入口整流面911は、第1入口内面61に対して傾斜しており、平面状に形成されている。そして、物理量流路入口500のうち第1入口内面61側の空気が第1入口整流面911に沿って流れる。これにより、物理量流路入口500のうち第1入口内面61側の空気の流れに、物理量流路入口500から第1物理量流路出口501に向かう方向の流れが付与される。
また、物理量流路入口500は、物理量流路入口500のうち第2入口内面62側の空気の流れに、物理量流路入口500から第2物理量流路出口502に向かう方向の流れを付与する。具体的には、物理量流路入口500は、第2入口整流面912を有する。第2入口整流面912は、第2入口内面62のうちハウジング後面42側の端部および第2出口内面72のうち物理量流路入口500側の端部に接続されている。また、第2入口整流面912は、第2入口内面62のうちハウジング後面42側の端部から第2物理量流路出口502に向かって延びている。ここでは、第2入口整流面912は、第2入口内面62のうちハウジング後面42側の端部から、第2ハウジング側面52に向かう方向、かつ、ハウジング後面42に向かう方向に延びている。また、ここでは、第2入口整流面912は、第2入口内面62に対して傾斜しており、平面状に形成されている。そして、物理量流路入口500のうち第2入口内面62側の空気が第2入口整流面912に沿って流れる。これにより、物理量流路入口500のうち第2入口内面62側の空気の流れに、物理量流路入口500から第2物理量流路出口502に向かう方向の流れが付与される。
また、第1物理量流路出口501は、後述する第1出口整流面921を有する。この第1出口整流面921に沿って、第1物理量流路出口501内の空気が流れることによって、第1物理量流路出口501は、第1物理量流路出口501内の空気の流れに、第1ハウジング側面51に沿う方向の流れを付与する。なお、ここでは、空気流量測定装置21の周辺では、上記の吸気流路111内の空気が流れており、ハウジング基面41からハウジング後面42に向かう方向に空気が流れているものとする。この場合、第1ハウジング側面51および第2ハウジング側面52に沿う方向は、ハウジング基面41からハウジング後面42に向かう方向である。
具体的には、第1出口整流面921は、第1物理量流路出口501のうちハウジング後面42側に位置している。また、第1出口整流面921は、物理量流路内面55のうち第1ハウジング側面51側の端部および第1ハウジング側面51に接続されている。さらに、第1出口整流面921は、物理量流路内面55のうち第1ハウジング側面51側の端部から、第1ハウジング側面51に向かう方向、かつ、ハウジング後面42に向かう方向に延びている。また、ここでは、第1出口整流面921は、物理量流路内面55に対して傾斜しており、平面状に形成されている。そして、第1物理量流路出口501を流れる空気が第1出口整流面921に沿って流れることにより、第1物理量流路出口501内の空気の流れに、第1ハウジング側面51に沿う方向の流れが付与される。
ここで、図3および図7に示すように、第1出口整流面921のうちハウジング後面42側、かつ、下側に位置する端を第1出口端931とする。この第1出口端931は、図3に示すように、第1出口整流面921のうち流量主流路出口432側に位置している。また、ここでは、図7に示すように、第1出口整流面921が物理量流路内面55側の端部を第1底辺971とする三角形状に形成されており、第1出口整流面921は、この第1底辺971に接続されている第1斜辺941および第2斜辺942を含む。そして、この第1出口端931は、第1斜辺941と第2斜辺942とでなす点であって、この第1底辺971に対向する三角形の頂点になっている。
また、ここで、第1出口整流面921の形状を明確にするため、図7−図9に示すように、第1底辺971と第1斜辺941とでなす頂点を第1頂点P1とする。また、第1底辺971と第2斜辺942とでなす頂点を第2頂点P2とする。そして、図8および図9に示すように、第1底辺971が上下方向に対し傾斜しており、第1頂点P1は、第2頂点P2よりも第1ハウジング側面51側に位置している。
また、図7に示すように、第1物理量流路出口501は、第1出口上面951および第1出口下面961を含む。第1出口上面951は、第1物理量流路出口501のうち上側、すなわち、ターミナル35側に位置している。また、第1出口上面951は、第1出口内面71のうち上側の端部および物理量流路内面55のうち上側の端部に接続されている。第1出口下面961は、第1物理量流路出口501のうち下側、すなわち、ターミナル35とは反対側に位置している。また、第1出口下面961は、第1出口内面71のうち下側の端部および第1出口整流面921のうち第2斜辺942に接続されている。さらに、第1出口下面961は、第1出口上面951に対して傾斜しており、第1出口内面71に接続されている端部から流量主流路出口432に向かって延びている。また、第1出口下面961が第1出口整流面921と接続されているので、第1出口端931は、第1出口下面961のうち流量主流路出口432側に位置する端点になっている。したがって、第1出口端931は、第1出口整流面921のうち流量主流路出口432側に位置し、第1出口下面961のうち流量主流路出口432側に位置する。これにより、第1物理量流路出口501を流れる空気のうち、第1出口端931を経由して流れる空気は、流量主流路出口432に向かって流れやすくなっている。
また、第1物理量流路出口501内では、第1出口整流面921と第1出口下面961とで区画される第1流路981が形成される。ここでは、第1出口整流面921は、三角形状になっていることにより、第1底辺971から第1出口端931に向かう方向に沿って小さくなっている。このため、この第1流路981の流路面積は、図10−図12に示すように、ハウジング基面41からハウジング後面42に向かう方向、すなわち、X軸方向に沿って、小さくなっている。これにより、第1物理量流路出口501から排出される空気の流速は、比較的速くなる。なお、図7において、第1流路981の所在が明確となるように、第1流路981が二点鎖線で記載されている。また、図7−図12において、図面を明確にするために、ハウジング基面41からハウジング後面42に向かう方向がX方向と記載されている。さらに、第2ハウジング側面52から第1ハウジング側面51に向かう方向がY方向と記載されている。さらに、上下方向がZ方向と記載されている。
また、図6に示すように、第2物理量流路出口502は、第1物理量流路出口501と同様に、後述する第2出口整流面922を有する。この第2出口整流面922に沿って、第2物理量流路出口502内の空気が流れることによって、第2物理量流路出口502は、第2物理量流路出口502内の空気の流れに、第2ハウジング側面52に沿う方向の流れを付与する。
具体的には、第2出口整流面922は、第2物理量流路出口502のうちハウジング後面42側に位置している。また、第2出口整流面922は、物理量流路内面55のうち第2ハウジング側面52側の端部および第2ハウジング側面52に接続されている。さらに、第2出口整流面922は、物理量流路内面55のうち第2ハウジング側面52側の端部から、第2ハウジング側面52に向かう方向、かつ、ハウジング後面42に向かう方向に延びている。また、ここでは、第2出口整流面922は、物理量流路内面55に対して傾斜しており、平面状に形成されている。そして、第2物理量流路出口502を流れる空気が第2出口整流面922に沿って流れることにより、第2物理量流路出口502内の空気の流れに、第2ハウジング側面52に沿う方向の流れが付与される。
ここで、図4および図13に示すように、第2出口整流面922のうちハウジング後面42側、かつ、下側に位置する端を第2出口端932とする。図4に示すように、第2出口端932は、第2物理量流路出口502のうち流量主流路出口432側に位置している。また、ここでは、図13に示すように、第1出口整流面921と同様に、第2出口整流面922が物理量流路内面55側の端部を第2底辺972とする三角形状に形成されている。このため、第2出口整流面922は、この第2底辺972に接続されている第3斜辺943および第4斜辺944を含む。そして、この第2出口端932は、第3斜辺943と第4斜辺944とでなす点であって、この第2底辺972に対向する三角形の頂点になっている。
また、ここで、第2出口整流面922の形状を明確にするため、図13に示すように、第2底辺972と第3斜辺943とでなす頂点を第3頂点P3とする。また、第2底辺972と第4斜辺944とでなす頂点を第4頂点P4とする。そして、第1底辺971と同様に、第2底辺972が上下方向に対し傾斜しており、第3頂点P3は、第4頂点P4よりも第2ハウジング側面52側に位置している。
また、図13に示すように、第2物理量流路出口502は、第2出口上面952および第2出口下面962を含む。第2出口上面952は、第2物理量流路出口502のうち上側、すなわち、ターミナル35側に位置している。また、第2出口上面952は、第2出口内面72のうち上側の端部および物理量流路内面55のうち上側の端部に接続されている。第2出口下面962は、第2物理量流路出口502のうち下側、すなわち、ターミナル35とは反対側に位置している。また、第2出口下面962は、第2出口内面72のうち下側の端部および第2出口整流面922のうち第4斜辺944に接続されている。さらに、第2出口下面962は、第2出口上面952に対して傾斜しており、第2出口内面72に接続されている端部から流量主流路出口432に向かって延びている。また、第2出口下面962が第2出口整流面922と接続されているので、第2出口端932は、第2出口下面962のうち流量主流路出口432側に位置する端点になっている。したがって、第2出口端932は、第2出口整流面922のうち流量主流路出口432側に位置し、第2出口下面962のうち流量主流路出口432側に位置する。これにより、第2物理量流路出口502を流れる空気のうち、第2出口端932を経由して流れる空気は、流量主流路出口432に向かって流れやすくなっている。
また、第1物理量流路出口501と同様に、第2物理量流路出口502内では、第2出口整流面922と第2出口下面962とで区画される第2流路982が形成される。ここでは、第2出口整流面922は、三角形状になっており、第2底辺972から第2出口端932に向かう方向に沿って小さくなっている。このため、この第2流路982の流路面積は、ハウジング基面41からハウジング後面42に向かう方向、すなわち、X軸方向に沿って、小さくなっている。これにより、第2物理量流路出口502から排出される空気の流速は、比較的速くなる。なお、図13において、第2流路982の所在が明確となるように、第2流路982が二点鎖線で記載されている。また、図13において、図面を明確にするために、ハウジング基面41からハウジング後面42に向かう方向がX方向と記載されている。さらに、第2ハウジング側面52から第1ハウジング側面51に向かう方向がY方向と記載されている。さらに、上下方向がZ方向と記載されている。
また、物理量流路入口500、第1物理量流路出口501および第2物理量流路出口502を流れる空気の流路は、以下に示すような関係になっている。ここで、物理量流路入口500、第1物理量流路出口501および第2物理量流路出口502の流路の関係を示すために、以下のように用語を定義する。
図6に示すように、第1入口内面61のうちハウジング基面41側の端部および第2入口内面62のうちハウジング基面41側の端部の間を流れる空気の流路面積を入口流路面積Aiとする。第1入口内面61および第1基板端部761の間を流れる空気の流路面積を検出流路面積Ai_Dとする。第2入口内面62および第2基板端部762の間を流れる空気の流路面積を非検出流路面積Ai_Nとする。第1出口内面71のうち物理量流路50側の端部および第1出口整流面921のうち物理量流路50側の端部の間を流れる空気の流路面積を第1出口流路面積Ao1とする。第2出口内面72のうち物理量流路50側の端部および第2出口整流面922のうち物理量流路50側の端部の間を流れる空気の流路面積を第2出口流路面積Ao2とする。
そして、物理量流路入口500、第1物理量流路出口501および第2物理量流路出口502は、以下のような関係になっている。以下関係式(1−1)に示すように、第1出口流路面積Ao1は、入口流路面積Aiよりも小さくなっており、検出流路面積Ai_Dよりも小さくなっている。これにより、第1物理量流路出口501を流れる空気の流速は、物理量流路入口500および物理量流路50を流れる空気の流速よりも速くなりやすくなる。また、以下関係式(1−2)に示すように、第2出口流路面積Ao2は、入口流路面積Aiよりも小さくなっており、非検出流路面積Ai_Nよりも小さくなっている。これにより、第2物理量流路出口502を流れる空気の流速は、物理量流路入口500および物理量流路50を流れる空気の流速よりも速くなりやすくなる。
Ao1<Ai_D<Ai ・・・(1−1)
Ao2<Ai_N<Ai ・・・(1−2)
以上のように、空気流量測定装置21は構成されている。次に、この空気流量測定装置21による流量の測定について説明する。また、図14−図16を参照して、この空気流量測定装置21による温度の測定について説明する。なお、ここでは、上記したように、空気流量測定装置21の周辺では、吸気流路111内の空気が流れており、ハウジング基面41からハウジング後面42に向かう方向に空気が流れているものとする。
吸気流路111を流れる空気の一部は、流量主流路入口431を流れる。流量主流路入口431から流れる空気は、流量主流路出口432に向かって流量主流路43を流れる。流量主流路43を流れる空気の一部は、流量主流路出口432を経由して、ハウジング30の外部に排出される。
また、流量主流路43を流れる空気の一部は、流量副流路入口441を流れる。流量副流路入口441から流れる空気は、流量副流路44の導入部443および後垂直部444を経由して、折返し部445を流れる。折返し部445を流れる空気の一部は、流量検出部75に接触する。流量検出部75は、この空気に接触することにより流量副流路44を流れる空気の流量に応じた信号を出力する。この流量検出部75の出力信号は、ターミナル35を経由して、電子制御装置18に送信される。また、折返し部445を流れる空気の一部は、流量副流路44の前垂直部446および流量副流路出口442を経由して、ハウジング30の外部に排出される。
また、吸気流路111を流れる空気の一部は、物理量流路入口500を流れる。図9に示すように、物理量流路入口500を流れる空気の一部は、第1入口内面61と第1基板端部761との間を流れる。第1入口内面61と第1基板端部761との間を流れる空気の一部は、物理量検出部81に接触する。物理量検出部81は、物理量流路入口500を流れる空気の温度に応じた信号を出力する。この物理量検出部81の出力信号は、基板76およびターミナル35を経由して、電子制御装置18に送信される。また、第1入口内面61と第1基板端部761との間を流れる空気は、第1入口整流面911に沿って流れる。これにより、物理量流路入口500は、物理量流路入口500のうち第1入口内面61側の空気の流れに、物理量流路入口500から第1物理量流路出口501に向かう方向の流れを付与する。そして、第1入口整流面911に沿って流れた空気は、第1物理量流路出口501を流れる。第1物理量流路出口501を流れる空気は、第1出口整流面921に沿って流れる。これにより、第1物理量流路出口501は、第1物理量流路出口501内の空気の流れに、第1ハウジング側面51に沿う方向の流れを付与する。そして、第1出口整流面921に沿って流れた空気は、第1物理量流路出口501から排出されて、第1ハウジング側面51に沿う方向の流れに合流する。なお、図14において、第1ハウジング側面51に沿う方向の流れがFmと記載されている。また、上記したように、第1ハウジング側面51に沿う方向とは、ハウジング基面41からハウジング後面42に向かう方向である。さらに、第1入口内面61と第1基板端部761との間の空気の流れがF1と記載されている。
また、図15に示すように、第1物理量流路出口501から排出された空気の一部は、流量主流路出口432に向かって流れる。流量主流路出口432に向かって流れる空気は、流量主流路出口432から排出される空気と合流する。なお、図15において、流量主流路出口432から排出される空気の流れがFfと記載されている。また、第1物理量流路出口501から流量主流路出口432に向かう空気の流れは、第1入口内面61と第1基板端部761との間の空気の流れに対応しており、F1と記載されている。
また、図14に示すように、物理量流路入口500を流れる空気の一部は、第2入口内面62と第2基板端部762との間を流れる。第2入口内面62と第2基板端部762との間を流れる空気は、第2入口整流面912に沿って流れる。これにより、物理量流路入口500は、物理量流路入口500のうち第2入口内面62側の空気の流れに、物理量流路入口500から第2物理量流路出口502に向かう方向の流れを付与する。そして、第2入口整流面912に沿って流れた空気は、第2物理量流路出口502を流れる。第2物理量流路出口502を流れる空気は、第2出口整流面922に沿って流れる。これにより、第2物理量流路出口502は、第2物理量流路出口502内の空気の流れに、第2ハウジング側面52に沿う方向の流れを付与する。そして、第2出口整流面922に沿って流れた空気は、第2物理量流路出口502から排出されて、第2ハウジング側面52に沿う方向の流れに合流する。なお、図14において、第2入口内面62と第2基板端部762との間の空気の流れがF2と記載されている。
また、図16に示すように、第2物理量流路出口502から排出された空気の一部は、流量主流路出口432に向かって流れる。流量主流路出口432に向かって流れる空気は、流量主流路出口432から排出される空気と合流する。なお、図16において、流量主流路出口432から排出される空気の流れがFfと記載されている。また、第2物理量流路出口502から流量主流路出口432に向かう空気の流れは、第2入口内面62と第2基板端部762との間の空気の流れに対応しており、F2と記載されている。
以上のように、空気流量測定装置21は、空気の流量および空気の温度を測定する。このような空気流量測定装置21では、空気流量測定装置21の周辺を流れる空気の圧力損失が低減する。以下では、この圧力損失の低減について説明する。
空気流量測定装置21では、第1物理量流路出口501により、第1物理量流路出口501内の空気の流れに、第1ハウジング側面51に沿う方向の流れが付与される。これにより、第1物理量流路出口501内の空気の流れ方向と第1ハウジング側面51に沿う方向とでなす角度が小さくなる。このため、第1物理量流路出口501から排出される空気により、第1ハウジング側面51に沿って流れる空気が乱されることが抑制される。したがって、空気流量測定装置21の周辺を流れる空気が乱されることが抑制されるので、空気流量測定装置21の周辺を流れる空気の圧力損失が低減する。
また、第2物理量流路出口502により、第2物理量流路出口502内の空気の流れに、第2ハウジング側面52に沿う方向の流れが付与される。これにより、第2物理量流路出口502内の空気の流れ方向と第2ハウジング側面52に沿う方向とでなす角度が小さくなる。したがって、上記と同様に、空気流量測定装置21の周辺を流れる空気が乱されることが抑制されるので、空気流量測定装置21の周辺を流れる空気の圧力損失が低減する。
また、ここでは、空気流量測定装置21の周辺を流れる空気の下流側では、エンジン16が配置されている。空気流量測定装置21では、空気流量測定装置21の周辺を流れる空気の圧力損失が低減するので、エンジン16に吸入される空気の減少が抑制される。このため、エンジン16に吸入される空気の流量に対する空気流量測定装置21の流量の測定精度が向上する。したがって、空気流量測定装置21が測定した流量に基づいたエンジン16の制御性および燃焼性能が向上する。
また、基板76は、プリント基板である。プリント基板は、比較的薄い板状であるため、プリント基板を空気の流線に沿う形状に加工することが比較的困難である。また、プリント基板の加工が比較的困難であるため、プリント基板の寸法精度は比較的低い。このプリント基板における加工の困難さと寸法精度の低さとにより、プリント基板付近の空気は、不安定になりやすい。このため、特許文献1の構成では、この不安定な流れの空気がセンサの周辺の空気と合流するため、センサの周辺を流れる空気が乱されやすい。しかし、空気流量測定装置21では、上記したように、第1物理量流路出口501および第2物理量流路出口502から排出される空気が整流される。このため、物理量検出部81が基板76に実装されても、空気流量測定装置21の周辺を流れる空気が乱されることが抑制される。
また、空気流量測定装置21では、以下[1]−[6]に説明するような効果も奏する。
[1]第1物理量流路出口501は、第1物理量流路出口501内の空気の流れに第1ハウジング側面51に沿う方向の流れを付与するための第1出口整流面921を有する。また、第2物理量流路出口502は、第2物理量流路出口502内の空気の流れに第2ハウジング側面52に沿う方向の流れを付与するための第2出口整流面922を有する。そして、ここでは、第1出口整流面921および第2出口整流面922が平面状に形成されている。このため、第1出口整流面921および第2出口整流面922を比較的容易に製造することができる。
[2]流量主流路入口431は、物理量流路入口500に対してターミナル35とは反対側に配置されている。また、空気流量測定装置21が吸気管11に取り付けられたときに、流量主流路入口431は、吸気管11の径方向において吸気流路111の中央に配置されている。これにより、流量主流路入口431は、吸気流路111を流れる空気のうち比較的流速が速い空気を流量主流路43に導入することができる。比較的流速が速い空気が流量主流路43に流れるとき、流量副流路44に空気が導入されやすくなるため、流量検出部75による空気の流量の測定精度が向上する。
[3]第1出口端931は、第1物理量流路出口501および流量主流路出口432の間に位置し、第1物理量流路出口501から流量主流路出口432に向かう空気の流路を形成している。これにより、第1物理量流路出口501から排出される空気は、流量主流路出口432から排出される空気と合流する。また、第2出口端932は、第2物理量流路出口502および流量主流路出口432の間に位置し、第2物理量流路出口502から流量主流路出口432に向かう空気の流路を形成している。これにより、第2物理量流路出口502から排出される空気は、流量主流路出口432から排出される空気と合流する。第1物理量流路出口501および第2物理量流路出口502から排出される空気と、流量主流路出口432から排出される空気とが合流するため、流量主流路出口432よりも下流側を流れる空気の流速のバラつきが小さくなる。このため、流量主流路出口432よりも下流側を流れる空気の圧力損失が低減し、空気流量測定装置21の周辺を流れる空気の圧力損失が低減する。
また、流量主流路出口432よりも下流側を流れる空気の圧力損失が低減されることにより、流量主流路出口432の空気の圧力の変化が小さくなるため、流量主流路43を流れる空気の流れが変化しにくくなる。流量主流路43を流れる空気の流れが変化しにくくなるので、流量副流路44を流れる空気の流れが変化しにくくなる。よって、流量検出部75の出力信号のバラつきが低減するので、流量検出部75による流量副流路44を流れる空気の流量の測定精度が向上する。
[4]第1物理量流路出口501内では、第1出口整流面921と第1出口下面961とで区画される第1流路981が形成される。この第1流路981の流路面積は、ハウジング基面41からハウジング後面42に向かう方向に沿って、小さくなっている。これにより、第1物理量流路出口501から排出される空気の流速は、比較的速くなる。このため、第1物理量流路出口501から排出される空気の流速と、第1ハウジング側面51に沿って流れる空気の流速との差を小さくすることができる。したがって、第1物理量流路出口501から排出される空気により、第1ハウジング側面51に沿って流れる空気が乱されることが抑制される。同様に、第2物理量流路出口502内では、第2出口整流面922と第2出口下面962とで区画される第2流路982が形成される。この第2流路982の流路面積は、ハウジング基面41からハウジング後面42に向かう方向に沿って、小さくなっている。これにより、第2物理量流路出口502から排出される空気の流速は、比較的速くなる。このため、上記と同様に、第2物理量流路出口502から排出される空気により、第2ハウジング側面52に沿って流れる空気が乱されることが抑制される。
[5]第1出口流路面積Ao1は、入口流路面積Aiよりも小さくなっており、検出流路面積Ai_Dよりも小さくなっている。これにより、物理量流路入口500および物理量流路50を流れる空気の流速と比較して、第1物理量流路出口501を流れる空気の流速を速くすることができ、第1物理量流路出口501から排出される空気の流速を速くすることができる。このため、第1物理量流路出口501から排出される空気の流速と、第1ハウジング側面51に沿って流れる空気の流速との差を小さくすることができる。したがって、第1物理量流路出口501から排出される空気により、第1ハウジング側面51に沿って流れる空気が乱されることが抑制される。また、第2出口流路面積Ao2は、入口流路面積Aiよりも小さくなっており、非検出流路面積Ai_Nよりも小さくなっている。これにより、上記と同様に、第2物理量流路出口502から排出される空気により、第2ハウジング側面52に沿って流れる空気が乱されることが抑制される。
[6]物理量流路入口500は、物理量流路入口500のうち第1入口内面61側の空気の流れに、物理量流路入口500から第1物理量流路出口501に向かう方向の流れを付与する。物理量流路入口500により、物理量流路入口500から、物理量流路50を経由して、第1物理量流路出口501に空気が流れやすくなる。これにより、物理量流路入口500、物理量流路50、第1物理量流路出口501を経由して流れる空気の圧力損失が低減される。このため、第1物理量流路出口501から排出される空気と第1ハウジング側面51に沿って流れる空気との、第1ハウジング側面51に沿う方向の圧力差が小さくなる。したがって、第1物理量流路出口501から排出される空気により、第1ハウジング側面51に沿って流れる空気が乱されることが抑制される。よって、空気流量測定装置21の周辺を流れる空気が乱されることが抑制されるので、空気流量測定装置21の周辺を流れる空気の圧力損失が低減する。また、物理量流路入口500は、物理量流路入口500のうち第2入口内面62側の空気の流れに、物理量流路入口500から第2物理量流路出口502に向かう方向の流れを付与する。これにより、上記と同様に、第2物理量流路出口502から排出される空気により、第2ハウジング側面52に沿って流れる空気が乱されることが抑制される。よって、空気流量測定装置21の周辺を流れる空気が乱されることが抑制されるので、空気流量測定装置21の周辺を流れる空気の圧力損失が低減する。
(第2実施形態)
第2実施形態では、第1入口整流面、第2入口整流面、第1出口整流面および第2出口整流面の形態が異なる点を除いて、第1実施形態と同様である。
第2実施形態の空気流量測定装置22では、第1入口整流面911は、平面状に形成されていないで、曲面状に形成されている。具体的には、図17に示すように、第1入口整流面911は、湾曲している。さらに、第1入口整流面911の曲率中心は、バイパス部40の内部に位置しており、第1入口整流面911は、凸に湾曲している。
また、第2入口整流面912は、第1入口整流面911と同様に、曲面状に形成されている。具体的には、第2入口整流面912は、第1入口整流面911と同様に、凸に湾曲している。
また、第1出口整流面921は、平面状に形成されていないで、曲面状に形成されている。具体的には、第1出口整流面921は、湾曲している。さらに、第1出口整流面921の曲率中心は、バイパス部40の内部に位置しており、第1出口整流面921は、凸に湾曲している。
また、第2出口整流面922は、第1出口整流面921と同様に、曲面状に形成されている。具体的には、第2出口整流面922は、第1出口整流面921と同様に、凸に湾曲している。
このような第2実施形態においても、第1実施形態と同様の効果を奏する。また、第2実施形態では、第1出口整流面921および第2出口整流面922は、凸に湾曲している。第1出口整流面921および第2出口整流面922に角がないので、第1出口整流面921および第2出口整流面922が平面状である場合と比較して、第1出口整流面921および第2出口整流面922に沿って空気が流れやすくなる。このため、第1物理量流路出口501および第2物理量流路出口502から排出される空気の流速の減少が抑制される。
また、第1入口整流面911および第2入口整流面912は、凸に湾曲している。これにより、上記と同様に、第1物理量流路出口501および第2物理量流路出口502を流れる空気の流速の減少が抑制される。
(第3実施形態)
第3実施形態では、第1入口整流面、第2入口整流面、第1出口整流面および第2出口整流面の形態が異なる点を除いて、第1実施形態と同様である。
第3実施形態の空気流量測定装置23では、第1入口整流面911は、平面状に形成されていないで、段差状に形成されている。また、図18に示すように、第1入口整流面911は、複数の段差を含む。また、第2入口整流面912も、第1入口整流面911と同様に、段差状に形成されている。
また、第1出口整流面921は、平面状に形成されていないで、段差状に形成されている。さらに、第1出口整流面921は、複数の段差を含む。また、第2出口整流面922も、第1出口整流面921と同様に、段差状に形成されている。
このような第3実施形態においても、第1実施形態と同様の効果を奏する。また、第3実施形態では、第1出口整流面921および第2出口整流面922は、段差状に形成されている。これにより、第1出口整流面921および第2出口整流面922に沿う流れにおいて、小さな渦が発生する。この小さな渦の発生により比較的大きな渦の発生が抑制されるため、第1物理量流路出口501および第2物理量流路出口502から排出される空気の圧力損失が低減される。したがって、第1物理量流路出口501から排出される空気と第1ハウジング側面51に沿って流れる空気との、第1ハウジング側面51に沿う方向の圧力差が小さくなる。また、第2物理量流路出口502から排出される空気と第2ハウジング側面52に沿って流れる空気との、第2ハウジング側面52に沿う方向の圧力差が小さくなる。よって、第1物理量流路出口501および第2物理量流路出口502から排出される空気により、第1ハウジング側面51および第2ハウジング側面52に沿って流れる空気が乱されることが抑制される。
また、第1入口整流面911および第2入口整流面912は、段差状に形成されている。これにより、上記と同様に、物理量流路入口500から物理量流路50を経由して第1物理量流路出口501および第2物理量流路出口502に流れる空気の圧力損失が低減される。このため、第1物理量流路出口501および第2物理量流路出口502から排出される空気の圧力損失が低減される。したがって、上記と同様に、第1物理量流路出口501および第2物理量流路出口502から排出される空気により、第1ハウジング側面51および第2ハウジング側面52に沿って流れる空気が乱されることが抑制される。
(他の実施形態)
本開示は、上記実施形態に限定されるものではなく、上記実施形態に対して、適宜変更が可能である。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。
(1)上記実施形態では、物理量検出部81は、物理量流路50を流れる空気の温度に応じた信号を出力する。これに対して、物理量検出部81は、物理量流路50を流れる空気の温度に応じた信号を出力することに限定されないで、物理量流路50を流れる空気の相対湿度に応じた信号を出力してもよい。また、物理量検出部81は、物理量流路50を流れる空気の圧力に応じた信号を出力してもよい。
(2)上記実施形態では、第1入口内面61、第2入口内面62、第1出口内面71および第2出口内面72は、平面状に形成されている。これに対して、第1入口内面61、第2入口内面62、第1出口内面71および第2出口内面72は、平面状に形成されることに限定されないで、曲面状や段差状に形成されてもよい。
(3)上記実施形態では、第1ハウジング側面51に第1物理量流路出口501が形成されているとともに、第2ハウジング側面52に第2物理量流路出口502が形成されている。これに対して、第1ハウジング側面51に第1物理量流路出口501が形成されており、第2ハウジング側面52に第2物理量流路出口502が形成されていなくてもよい。また、第2ハウジング側面52に第2物理量流路出口502が形成されており、第1ハウジング側面51に第1物理量流路出口501が形成されなくてもよい。
(4)上記実施形態では、第1物理量流路出口501および第2物理量流路出口502は、それぞれ1つ形成されている。これに対して、第1物理量流路出口501および第2物理量流路出口502の数は、1つに限定されないで、2つ以上であってもよい。
(5)上記実施形態では、物理量流路入口500は、1つ形成されている。これに対して、物理量流路入口500の数は、1つに限定されないで、2つ以上であってもよい。また、上記実施形態では、物理量流路入口500は、長方形状に形成されている。これに対して、物理量流路入口500の形状は、長方形状に限定されないで、多角形状、円形状および楕円形状であってもよい。
(6)上記実施形態では、第1出口整流面921および第2出口整流面922は、三角形状に形成されている。第1出口整流面921および第2出口整流面922は、三角形状に形成されることに限定されないで、多角形状に形成されてもよい。例えば、図19に示すように、第1出口整流面921は、四角形状に形成されてもよい。また、図20に示すように、第2出口整流面922は、四角形状に形成されてもよい。
(7)上記実施形態では、基板76は、第1物理量流路出口501、第2物理量流路出口502、第1入口内面61および第2入口内面62のいずれにも対向している。これに対して、基板76は、第1物理量流路出口501、第2物理量流路出口502、第1入口内面61および第2入口内面62のいずれにも対向することに限定されない。
例えば、図21に示すように、基板76は、物理量流路50内に配置されており、第1入口内面61および第2入口内面62に対向しないで、第1物理量流路出口501および第2物理量流路出口502に対向してもよい。このとき、基板76は、第1入口整流面911および第2入口整流面912よりもハウジング後面42側に配置される。また、この場合、物理量検出部81は、第1物理量流路出口501に対向する。さらに、検出流路面積Ai_Dおよび非検出流路面積Ai_Nは、区画形成されない。
また、例えば、基板76は、物理量流路入口500内に配置されており、第1物理量流路出口501および第2物理量流路出口502に対向しないで、第1入口内面61および第2入口内面62に対向してもよい。
(8)第1実施形態の空気流量測定装置21と第2実施形態の空気流量測定装置22とが組み合わされてもよい。例えば、第1出口整流面921が平面状に形成され、第2出口整流面922が曲面状に形成されてもよい。また、第1実施形態の空気流量測定装置21と第3実施形態の空気流量測定装置23とが組み合わされてもよい。例えば、第1出口整流面921が平面状に形成され、第2出口整流面922が段差状に形成されてもよい。さらに、第2実施形態の空気流量測定装置21と第3実施形態の空気流量測定装置23とが組み合わされてもよい。例えば、第1出口整流面921が曲面状に形成され、第2出口整流面922が段差状に形成されてもよい。
(9)上記実施形態では、配管延長部112は、円筒状に形成されている。これに対して、配管延長部112は、円筒状に形成されることに限定されないで、多角筒状等の筒状に形成されてもよい。
(10)上記実施形態では、保持部31は、円筒状に形成されている。これに対して、保持部31は、円筒状に形成されることに限定されないで、多角筒状等の筒状に形成されてもよい。
(11)上記実施形態では、コネクタカバー34は、保持部31の径方向内側から径方向外側に延びている。これに対して、コネクタカバー34は、保持部31の径方向内側から径方向外側に延びていることに限定されないで、保持部31の軸方向に延びてもよい。
(12)上記実施形態では、流量副流路44は、流量主流路43の途中から分岐した流路になっている。これに対して、流量副流路44は、流量主流路43の途中から分岐した流路になっていることに限定されない。例えば、流量主流路43が流量主流路出口432と連通しないで、流量副流路44が流量主流路出口432と連通することにより、流量主流路43と流量副流路44とが1つの流路に形成されてもよい。
30 ハウジング
43、44 流量流路
50 物理量流路
51、52 側面
55 物理量流路内面
75 流量検出部
81 物理量検出部
921、922 出口整流面

Claims (9)

  1. 空気流量測定装置であって、
    基面(41)と、前記基面とは反対側に位置する後面(42)と、前記基面の端部および前記後面の端部に接続されている側面(51、52)と、前記基面に形成される流量流路入口(431)と、前記後面に形成されている流量流路出口(432)と、前記流量流路入口および前記流量流路出口に連通する流量流路(43、44)と、前記基面に形成されている物理量流路入口(500)と、前記側面に形成されている物理量流路出口(501、502)と、前記物理量流路入口および前記物理量流路出口に連通する物理量流路(50)と、を有するハウジング(30)と、
    前記流量流路を流れる空気の流量に応じた信号を出力する流量検出部(75)と、
    前記物理量流路を流れる空気の物理量に応じた信号を出力する物理量検出部(81)と、
    を備え、
    前記物理量流路は、前記物理量流路のうち前記後面側に位置する物理量流路内面(55)を含み、
    前記物理量流路出口は、前記物理量流路内面のうち前記側面側の端部および前記側面に接続されている出口整流面(921、922)を含み、前記物理量流路出口内の空気が前記出口整流面に沿って流れることにより、前記物理量流路出口内の空気の流れに、前記側面に沿う方向の流れを付与する空気流量測定装置。
  2. 前記出口整流面は、前記物理量流路内面のうち前記側面側の端部から、前記側面に向かう方向、かつ、前記後面に向かう方向に延びる平面状に形成されている請求項1に記載の空気流量測定装置。
  3. 前記出口整流面は、凸に湾曲している請求項1に記載の空気流量測定装置。
  4. 前記出口整流面は、段差状に形成されている請求項1に記載の空気流量測定装置。
  5. 前記出口整流面は、前記出口整流面のうち前記後面側に位置する出口端(931、932)を含み、
    前記出口端は、前記物理量流路出口のうち前記流量流路出口側に位置しており、前記物理量流路出口から前記流量流路出口に向かう空気の流路を形成する請求項1ないし4のいずれか1つに記載の空気流量測定装置。
  6. 前記物理量流路入口は、前記物理量流路入口のうち前記側面側に位置する入口内面(61、62)を含み、
    前記物理量流路出口は、前記物理量流路出口のうち前記基面側に位置する出口内面(71、72)を含み、
    前記出口内面および前記出口整流面の間を流れる空気の流路面積(Ao1、Ao2)は、互いに対向する前記入口内面の間を流れる空気の流路面積(Ai)よりも小さい請求項1ないし5のいずれか1つに記載の空気流量測定装置。
  7. 前記出口内面は、第1出口内面(71、72)であり、
    前記物理量流路出口は、前記出口整流面および前記第1出口内面に接続されている第2出口内面(961、962)と、前記出口整流面および前記第2出口内面に区画される流路(981、982)と、を含み、
    前記出口整流面および前記第2出口内面に区画される流路(981、982)の断面積は、前記基面から前記後面に向かう方向に沿って小さくなっている請求項6に記載の空気流量測定装置。
  8. 前記物理量流路入口は、前記入口内面のうち前記後面側の端部および前記出口内面に接続されている入口整流面(911、912)を含み、前記物理量流路入口を流れる空気が前記入口整流面に沿って流れることにより、前記物理量流路入口内の空気の流れに、前記物理量流路入口から前記物理量流路出口に向かう方向の流れを付与する請求項6または7に記載の空気流量測定装置。
  9. 前記空気流量測定装置は、
    前記物理量検出部を実装する基板(76)と、
    前記基板に接続されているターミナル(35)と、
    をさらに備え、
    前記物理量流路入口は、前記ターミナルおよび前記流量流路入口の間に位置する前記基面に形成されており、
    前記流量流路入口は、前記ハウジングが吸気管(11)に取り付けられた状態であるときに、前記吸気管の吸気流路(111)内のうち前記吸気管の径方向の中央に位置する請求項1ないし8のいずれか1つに記載の空気流量測定装置。
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