JP2021067510A - 物理量検出装置 - Google Patents

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Takayuki Ishikawa
貴之 石川
信章 五来
Nobuaki Gorai
信章 五来
暁 上ノ段
Akira Uenodan
暁 上ノ段
斉藤 直生
Tadao Saito
直生 斉藤
崇裕 三木
Takahiro Miki
崇裕 三木
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【課題】異物を伴う空気の取込量を減らすことができる物理量検出装置を得ること。【解決手段】本発明の物理量検出装置(20)は、被計測気体(2)が流れる主通路(22)に配置される筐体を備え、筐体には、主通路(22)を流れる被計測気体(2)の一部を取り込む第2副通路(B)と、被計測気体(2)の圧力を検出する圧力センサ(320)が収容された回路室(135)と、第2副通路(B)の通路途中に一端が開口し他端が回路室(135)に開口して第2副通路(B)から回路室(135)に被計測気体(2)の圧力を導入可能な圧力導入通路(170)とが設けられており、圧力導入通路(170)の導入口(171)は、第2副通路(B)に対して、被計測気体(2)の流れ方向と垂直方向の隅(b5)と隅(b6)との間に配置されていることを特徴とする。【選択図】図5A

Description

本発明は、例えば内燃機関の吸入空気の物理量を検出する物理量検出装置に関する。
特許文献1には、ダクト内に形成される主流路を流れる空気の一部を取り込む副流路と、副流路から分岐して副流路を流れる空気の一部を取り込む第2副流路とが内部に形成され、第2副流路にセンサが設置された空気流量測定装置の構造が示されている。
特開2015−87254号公報
特許文献1の構成によれば、副流路から第2副流路に、異物を伴う空気が取り込まれた場合に、センサに異物が付着してセンサを汚損させるおそれがある。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、異物を伴う空気の取込量を減らすことができる物理量検出装置を提供することである。
上記課題を解決する本発明の物理量検出装置は、被計測気体が流れる主通路に配置される筐体を備え、前記筐体には、前記副通路を流れる前記被計測気体の一部を取り込む副通路と、前記被計測気体の圧力を検出する圧力センサが収容されたセンサ室と、前記副通路の通路途中に一端が開口し、他端が前記センサ室に開口して前記副通路から前記センサ室に前記被計測気体の圧力を導入可能な圧力導入通路とが設けられており、前記圧力導入通路の導入口は、前記副通路に対して、被計測気体の流れ方向と垂直方向かつ、壁面と壁面が交わる隅と隅との間に配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、圧力導入通路の導入口が、副通路に対して、被計測気体の流れ方向と垂直方向かつ、壁面と壁面が交わる隅と隅との間に配置されているため、開口部近傍の接触表面積を小さくすることが出来る。そのため、例えば被計測気体に含まれている水が、副通路内に流入した場合、導入口が水没するリスクを低減させ、ロバスト性の高い圧力計測が可能となる。
本発明に関連する更なる特徴は、本明細書の記述、添付図面から明らかになるものである。また、上記した以外の、課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
内燃機関制御システムに本発明に係る物理量検出装置を使用した一実施例を示すシステム図。 物理量検出装置の正面図。 物理量検出装置の背面図。 図2AのIIC方向矢視図。 図2AのIID方向矢視図。 物理量検出装置の平面図。 物理量検出装置の下面図。 図2AのIIG−IIG線断面図。 図2AのIIH−IIH線断面図。 図2Aにおける物理量検出装置のカバー取付け前の平面図。 図2Aにおける物理量検出装置の取り外したカバーの背面図。 図3に示す構成の要部VAを拡大して示す図。 図5AのVB−VB線断面図。 図5Aの要部VA拡大図。 導入通路の作用を説明するVA拡大図。 導入通路の作用を説明するVB−VB図。 導入通路の作用を説明するVC−VC図。
以下に説明する、発明を実施するための形態(以下、実施例)は、実際の製品として要望されている種々の課題を解決しており、特に車両の吸入空気の物理量を検出する検出装置として使用するために望ましい色々な課題を解決し、種々の効果を奏している。下記実施例が解決している色々な課題の内の一つが、上述した発明が解決しようとする課題の欄に記載した内容であり、また下記実施例が奏する種々の効果のうちの1つが、発明の効果の欄に記載された効果である。下記実施例が解決している色々な課題について、さらに下記実施例により奏される種々の効果について、下記実施例の説明の中で述べる。従って、下記実施例の中で述べる、実施例が解決している課題や効果は、発明が解決しようとする課題の欄や発明の効果の欄の内容以外の内容についても記載されている。
以下の実施例で、同一の参照符号は、図番が異なっていても同一の構成を示しており、同じ作用効果を成す。既に説明済みの構成について、図に参照符号のみを付し、説明を省略する場合がある。
図1は、電子燃料噴射方式の内燃機関制御システム1に、本発明に係る物理量検出装置を使用した一実施例を示す、システム図である。エンジンシリンダ11とエンジンピストン12を備える内燃機関10の動作に基づき、吸入空気が被計測気体2としてエアクリーナ21から吸入され、主通路22である例えば吸気ボディと、スロットルボディ23と、吸気マニホールド24を介してエンジンシリンダ11の燃焼室に導かれる。燃焼室に導かれる吸入空気である被計測気体2の物理量は、本発明に係る物理量検出装置20で検出され、その検出された物理量に基づいて燃料噴射弁14より燃料が供給され、被計測気体2と共に混合気の状態で燃焼室に導かれる。なお、本実施例では、燃料噴射弁14は内燃機関の吸気ポートに設けられ、吸気ポートに噴射された燃料が被計測気体2と共に混合気を成形し、吸気弁15を介して燃焼室に導かれ、燃焼して機械エネルギを発生する。
燃焼室に導かれた燃料および空気は、燃料と空気の混合状態を成しており、点火プラグ13の火花着火により、爆発的に燃焼し、機械エネルギを発生する。燃焼後の気体は排気弁16から排気管に導かれ、排気ガス3として排気管から車外に排出される。前記燃焼室に導かれる吸入空気である被計測気体2の流量は、アクセルペダルの操作に基づいてその開度が変化するスロットルバルブ25により制御される。前記燃焼室に導かれる吸入空気の流量に基づいて燃料供給量が制御され、運転者はスロットルバルブ25の開度を制御して前記燃焼室に導かれる吸入空気の流量を制御することにより、内燃機関が発生する機械エネルギを制御することができる。
エアクリーナ21から取り込まれ主通路22を流れる吸入空気である被計測気体2の流量、温度、湿度、圧力などの物理量が物理量検出装置20により検出され、物理量検出装置20から吸入空気の物理量を表す電気信号が制御装置4に入力される。また、スロットルバルブ25の開度を計測するスロットル角度センサ26の出力が制御装置4に入力され、さらに内燃機関のエンジンピストン12や吸気弁15や排気弁16の位置や状態、さらに内燃機関の回転速度を計測するために、回転角度センサ17の出力が、制御装置4に入力される。排気ガス3の状態から燃料量と空気量との混合比の状態を計測するために、酸素センサ28の出力が制御装置4に入力される。
制御装置4は、物理量検出装置20の出力である吸入空気の物理量と、回転角度センサ17の出力に基づき計測された内燃機関の回転速度とに基づいて、燃料噴射量や点火時期を演算する。これら演算結果に基づいて、燃料噴射弁14から供給される燃料量、また点火プラグ13により点火される点火時期が制御される。燃料供給量や点火時期は、実際にはさらに物理量検出装置20で検出される温度やスロットル角度の変化状態、エンジン回転速度の変化状態、酸素センサ28で計測された空燃比の状態に基づいて、きめ細かく制御されている。制御装置4は、さらに内燃機関のアイドル運転状態において、スロットルバルブ25をバイパスする空気量をアイドルエアコントロールバルブ27により制御し、アイドル運転状態での内燃機関の回転速度を制御する。
内燃機関の主要な制御量である燃料供給量や点火時期はいずれも物理量検出装置20の出力を主パラメータとして演算される。従って、物理量検出装置20の検出精度の向上や、経時変化の抑制、信頼性の向上が、車両の制御精度の向上や信頼性の確保に関して重要である。
特に近年、車両の省燃費に関する要望が非常に高く、また排気ガス浄化に関する要望が非常に高い。これらの要望に応えるには、物理量検出装置20により検出される吸入空気の物理量の検出精度の向上が極めて重要である。また、物理量検出装置20が高い信頼性を維持していることも大切である。
物理量検出装置20が搭載される車両は、温度や湿度の変化が大きい環境で使用される。物理量検出装置20は、その使用環境における温度や湿度の変化への対応や、塵埃や汚染物質などへの対応も、考慮されていることが望ましい。
また、物理量検出装置20は、内燃機関からの発熱の影響を受ける吸気管に装着される。このため、内燃機関の発熱が吸気管を介して物理量検出装置20に伝わる。物理量検出装置20は、被計測気体と熱伝達を行うことにより被計測気体の流量を検出するので、外部からの熱の影響をできるだけ抑制することが重要である。
車に搭載される物理量検出装置20は、以下で説明するように、単に発明が解決しようとする課題の欄に記載された課題を解決し、発明の効果の欄に記載された効果を奏するのみでなく、以下で説明するように、上述した色々な課題を十分に考慮し、製品として求められている色々な課題を解決し、色々な効果を奏している。物理量検出装置20が解決する具体的な課題や奏する具体的な効果は、以下の実施例の記載の中で説明する。
図2Aから図2Fは、物理量検出装置の外観を示す図である。なお、以下の説明では、主通路の中心軸に沿って被計測気体が流れるものとする。
物理量検出装置20は、主通路22の通路壁に設けられた取り付け孔から主通路22の内部に挿入して主通路22に固定された状態で使用される。物理量検出装置20は、被計測気体2が流れる主通路22に配置される筐体を備えている。物理量検出装置20の筐体は、ハウジング100と、ハウジング100に取り付けられるカバー200を有している。ハウジング100は、例えば合成樹脂製材料を射出成形することによって構成されている。そして、カバー200は、例えば金属材料や合成樹脂材料からなる板状部材によって構成されており、本実施例では、合成樹脂材料の射出成形品によって構成されている。
ハウジング100は、物理量検出装置20を主通路22である吸気ボディに固定するためのフランジ111と、フランジ111から突出して外部機器との電気的な接続を行うために吸気ボディから外部に露出するコネクタ112と、フランジ111から主通路22の中心に向かって突出するように延びる計測部113を有している。
計測部113は、フランジ111から真っ直ぐ延びる薄くて長い形状を成し、幅広な正面121と背面122、及び幅狭な一対の側面123、124を有している。計測部113は、物理量検出装置20を主通路22に取り付けた状態で、主通路22の内壁から主通路22の通路中心に向かって突出する。そして、正面121と背面122が主通路22の中心軸に沿って平行に配置され、計測部113の幅狭な側面123、124のうち計測部113の長手方向一方側の側面123が主通路22の上流側に対向配置され、計測部113の短手方向他方側の側面124が主通路22の下流側に対向配置される。物理量検出装置20を主通路22に取り付けた状態で、計測部113の先端部を下面125とする。
計測部113は、側面123に副通路入口131が設けられ、側面124に第1出口132及び第2出口133が設けられている。副通路入口131と第1出口132及び第2出口133は、フランジ111から主通路22の中心方向に向かって延びる計測部113の先端部に設けられている。したがって、主通路22の内壁面から離れた中央部に近い部分の気体を副通路に取り込むことができる。このため、物理量検出装置20は、主通路22の内壁面から離れた部分の気体の流量を測定することができ、熱などの影響による計測精度の低下を抑制できる。
物理量検出装置20は、計測部113が主通路22の外壁から中央に向かう軸に沿って長く伸びる形状を成しているが、側面123、124の幅は、図2Cおよび図2Dに示すように、狭い形状を成している。これにより、物理量検出装置20は、被計測気体2に対しては流体抵抗を小さい値に抑えることができる。
コネクタ112は、図2Dに示すように、その内部に4本の外部端子147と補正用端子148が設けられている。外部端子147は、物理量検出装置20の計測結果である流量や温度などの物理量を出力するための端子および物理量検出装置20が動作するための直流電力を供給するための電源端子である。
補正用端子148は、生産された物理量検出装置20の計測を行い、それぞれの物理量検出装置20に関する補正値を求めて、物理量検出装置20内部のメモリに補正値を記憶するのに使用する端子であり、その後の物理量検出装置20の計測動作では上述のメモリに記憶された補正値を表す補正データが使用され、この補正用端子148は使用されない。
従って、外部端子147と他の外部機器との接続において、補正用端子148が邪魔にならないように、補正用端子148は、外部端子147とは異なる形状をしている。この実施例では外部端子147より補正用端子148が短い形状をしており、外部端子147に接続される外部機器の接続端子がコネクタ112に挿入されても、接続の障害にならないようになっている。
物理量検出装置20の計測部113は、主通路22に設けられた取り付け孔から内部に挿入され、物理量検出装置20のフランジ111が主通路22に当接され、ねじで主通路22に固定される。フランジ111は、所定の板厚からなる平面視略矩形状を有しており、図2E及び図2Fに示すように、対角線上の角部には固定穴部141が対をなして設けられている。固定穴部141は、フランジ111を貫通する貫通孔142を有している。フランジ111は、固定穴部141の貫通孔142に、不図示の固定ネジが挿通されて主通路22のネジ穴に螺入されることにより主通路22に固定される
図2Gは、図2AのIIG−IIG線断面図、図2Hは、図2AのIIH−IIH線断面図、図3は、図2Aにおける物理量検出装置のカバー取付け前の平面図、図4は、図2Aにおける物理量検出装置の取り外したカバーの背面図である。なお、以下の説明では、フランジ111から計測部113が延びる方向である計測部113の長手方向をZ軸、計測部113の副通路入口131から第1出口132に向かって延びる方向である計測部113の短手方向をX軸、計測部113の正面121から背面122に向かう方向である計測部113の厚さ方向をY軸と称する場合がある。
ハウジング100には、副通路134を形成するための副通路溝150と、回路基板300を収容するための回路室135が設けられている。回路室135と副通路溝150は、計測部113の正面に凹設されている。回路室135は、主通路22において被計測気体2の流れ方向上流側の位置となるX軸方向一方側(側面123側)の領域に設けられている。そして、副通路溝150は、回路室135よりも計測部113のZ軸方向先端側(下面125側)の領域と、回路室135よりも主通路22における被計測気体2の流れ方向下流側の位置となるX軸方向他方側(側面124側)の領域に亘って設けられている。
副通路溝150は、カバー200によって覆われることにより副通路134を形成する。副通路溝150は、第1副通路溝151と、第1副通路溝151の途中で分岐する第2副通路溝152とを有している。第1副通路溝151は、計測部113の一方側の側面123に開口する副通路入口131と、計測部113の他方側の側面124に開口する第1出口132との間に亘って、計測部113のX軸方向に沿って延在するように形成されている。第1副通路溝151は、主通路22内を流れる被計測気体2を副通路入口131から取り込み、その取り込んだ被計測気体2を第1出口132から主通路22に戻す第1副通路Aをカバー200との協働により形成する。第1副通路Aは、副通路入口131から主通路22内における被計測気体2の流れ方向に沿って延在し、第1出口132までつながる流路を有する。
第2副通路溝152は、第1副通路溝151の途中位置で分岐して計測部113の基端部側(フランジ側)に向かって屈曲され、計測部113のZ軸方向に沿って延在する。そして、計測部113の基端部で計測部113のX軸方向他方側(側面124側)に向かって折れ曲がり、計測部113の先端部に向かってUターンし、再び計測部113のZ軸方向に沿って延在する。そして、第1出口132の手前で計測部113のX軸方向他方側(側面124側)に向かって屈曲され、計測部113の側面124に開口する第2出口133に連続するように設けられている。第2出口133は、主通路22における被計測気体2の流れ方向下流側に向かって対向配置される。第2出口133は、第1出口132とほぼ同等若しくは若干大きい開口面積を有しており、第1出口132よりも計測部113の長手方向基端部側に隣接した位置に形成されている。
第2副通路溝152は、第1副通路Aから分岐されて流れ込んだ被計測気体2を通過させて第2出口133から主通路22に戻す第2副通路Bをカバー200との協働により形成する。第2副通路Bは、計測部113のZ軸方向に沿って往復する流路を有する。つまり、第2副通路Bは、第1副通路Aの途中で分岐して、計測部113の基端部側(第1副通路Aから離れる方向)に向かって延在する往通路部B1と、計測部113の基端部側(離反通路部の端部)で折り返されてUターンし、計測部113の先端部側(第1副通路Aに接近する方向)に向かって延在する復通路部B2を有している。復通路部B2は、副通路入口131よりも主通路22内における被計測気体2の流れ方向下流側の位置において被計測気体2の流れ方向下流側に向かって開口する第2出口133につながる。
第2副通路Bは、第2副通路溝152とカバー200の協働で構成されているが、更に細かく要素分けするため、第2副通路Bの通路形状の構成要素を分割する。一つは壁面であり本実施例では、ハウジング100側の壁面b1、第2副通路Bの外周部の壁面b2、カバー200側の壁面b3、第2副通路Bの内周部の壁面b4の四つの壁面で定義することができる。もう一つは、壁面と壁面が交わる隅であり、本実施例ではハウジング100側かつ外周部の隅b5、カバー200側かつ外周部の隅b6、カバー200側かつ内周部の隅b7、ハウジング100側かつ内周部の隅b8で定義することができる。
第2副通路Bは、往通路部B1の途中位置に流量センサ(流量検出部)311が配置されている。第2副通路Bは、計測部113の長手方向に沿って延在して往復するように通路が形成されているので、通路長さをより長く確保することができ、主通路内に脈動が生じた場合に、流量センサ311への影響を小さくすることができる。
流量センサ311は、チップパッケージ310内に設けられている。チップパッケージは、流量センサ311とLSIを樹脂でモールドした構成を有している。チップパッケージ310は、パッケージ本体の基端部が回路室135内の回路基板300に固定され、先端部に流量センサ311が設けられている。流量センサ311は、第2副通路Bの往通路部B1に露出するようにチップパッケージ310に支持されており、第2副通路Bの往通路部B1へ露出した基板の一部301と一定の間隔を有して対向して配置されている。流量センサ311は、露出した基板の一部301とともに、ハウジング側の壁面b1との間に所定の間隔を有して対向して配置されており、第2副通路Bを通過する被計測気体の流量を測定する。
回路基板300には、チップパッケージ310、圧力センサ320等の回路部品が実装されている。各部品間の支持方法は、はんだを介して導通及び固定さており、回路基板300はボンディングパッド330とボンディングワイヤ331を介して外部端子147と電気的に接続している。はんだ露出部に関しては、シリコーン・ゲル接着剤340やエポキシ接着剤350にて保護されている。
カバー200は、ハウジング100の正面121に取り付けられ、計測部113の回路室135と副通路溝150を覆う平板形状を有している。カバー200は、図4に示すように、背面201にリブ211〜217が設けられている。リブ211〜217は、計測部113との接着部分に沿って形成されている。図3に示すように、計測部113には、正面121に凹溝161〜167が設けられており、リブ211〜217が挿入されるようになっている。カバー200は、計測部113の凹溝161〜167にリブ211〜217を挿入した状態で接着剤により接着される。
次に、本発明の特徴の一つである被計測気体の圧力を検出する構造について説明する。
図5Aは、図3に示す構成の要部VAを拡大して示す図、図5Bは、図5AのVB−VB線断面図、図5Cは、図4Aの要素拡大図である。
物理量検出装置20は、被計測気体2の圧力を検出する圧力センサ320を有している。圧力センサ320は、回路室135に収容されている。圧力センサ320は、回路基板300に実装された状態で回路室135に配置されており、本実施形態では、2つの圧力センサ320が並んで配置されている。回路室135は、圧力導入通路170を介して第2副通路Bと接続されており、第2副通路B内の被計測気体2の圧力を導入して、圧力センサ320によって被計測気体2の圧力を検出するセンサ室として機能する。回路室135は、カバー200を取り付けることによって覆われ、圧力導入通路170以外に外部と連通する箇所がないように密閉される。
圧力導入通路170は、図5Aおよび図5Bに示すように、第2副通路Bの通路途中に一端が開口し他端が回路室135に開口して第2副通路Bから回路室135に被計測気体の圧力を導入可能な構成を有する。圧力導入通路170は、計測部113に溝状に凹設されており、カバー200から突き出たボス220との協働により構成される。本実施例において圧力導入通路170は、ハウジング100側かつ外周部の隅b5とカバー200側かつ外周部の隅b6との間かつ、第2副通路Bの外周部の壁面b2から通路外周部へとオフセットした位置に開口する導入口171と、導入口171から直線状に延びる溝状の直線部172と、回路室135へとつながる湾曲部173を有している
導入口171は、第2副通路Bの通路途中に、被計測気体2の流れ方向においてチップパッケージ310よりも下流側の位置に設けられており、本実施形態では、第2副通路Bの往通路部B1から復通路部B2に折り返す折返し部に設けられている。折返し部では、第2副通路Bの外周側の側壁面b2は、半円弧状にカーブしており、導入口171は、第2副通路Bの外周部の壁面b2の半円弧状にカーブする部分でかつ復通路部B2の折返し部の頂部よりも復通路部B2側に位置する部分である曲がり部分に配置されている。
導入口171は図5Bに示すように、カバー200側かつ外周部の隅b6からハウジング100側かつ外周部の隅b5へと所定距離離れた位置に存在する。復通路部B2を通過する被計測気体2の流速がハウジング側の壁面b1およびカバー200側の壁面b3の壁面摩擦の影響を受けず、第2副通路Bの外周部の壁面b2に付着した水などの異物が表面張力で滞留しないその位置は予め実験あるいはシミュレーションによって求められて設定されている。
導入口171は、図5Bおよび図5Cに示すように、第2副通路Bの外周部の壁面b2の曲がり部分から所定距離だけカーブ外側にオフセットした位置に設けられている。復通路部B2を通過する被計測気体2が第2副通路Bの外周部の壁面b2から剥離する剥離流Rを、側壁面b2と導入口171との間に発生させることができるその距離が予め実験或いはシミュレーションによって求められて設定されている。
導入口171は、第2副通路Bの通路途中に、被計測気体2の流れ方向に所定間隔をおいて複数設けられており、本実施形態では、第1導入口1711と、第2導入口1712と、第3導入口1713の3つが設けられている。圧力導入通路170の直線部172は、第1導入口1711と、第2導入口1712と、第3導入口1713から互いに平行に延びる第1通路部1721、第2通路部1722、第3通路部1723を有している。
第1導入口1711と、第2導入口1712と、第3導入口1713は、カバー200から突き出たボス220に当接される計測部113の面に凹設されており、それぞれY方向に溝深さを有している。溝深さは、図5Bに示すように、第2副通路部Bの溝深さと比較して浅く形成されており、ボス220と当接されることで、ハウジング100側かつ外周部の隅b5とカバー200側かつ外周部の隅b6との間に、圧力導入口を形成する。本実施形態では、第1導入口1711と、第2導入口1712と、第3導入口1713は、X方向長さが1.0mm、Y方向長さが0.1mmの寸法形状を有し、溝深さは1.2mmの寸法形状を有した、一例を示している。
第1導入口1711は、図5Bおよび図5Cに示すように、第2副通路Bの外周部の壁面b2との間に段差を介して、第2副通路Bの外周部の壁面b2からカーブ外側に凹んだ位置に設けられている。そして、第1導入口1711に連続する第1通路部1721は、第2副通路Bを流れる被計測気体2の流れ方向との間の角度が90度以下となる向きに沿って延在するように設けられている。従って、第2副通路Bの外周部の壁面b2に沿って流れてきた被計測気体2が第1導入口1711から第1通路部1721に一直線状に真っ直ぐ流れ込むのを防ぎ、側壁面b2と第1導入口1711との間の段差部分によって強い剥離流Rを発生させることができる。
第1通路部1721、第2通路部1722、第3通路部1723は、カバー200に当接される計測部113の面に凹設されており。各通路ともY方向に同一の溝深さを有している。溝深さは図5Bに示すように、第1導入口1711と、第2導入口1712と、第3導入口1713の溝深さと比較して深く形成されている。これによって導入口171から侵入した水などの異物を一時的に貯留できるような構成になっている。本実施例では、第1通路部1721、第2通路部1722、第3通路部1723は、X方向長さが1.0mm、溝深さが2.2mmの寸法形状を有した、一例を示している。
圧力導入通路170の湾曲部173は直線部171から円弧状に湾曲して回路室135まで延びる形状を有しており、溝の浅い湾曲部1731と溝の深い湾曲部1732で構成されている。図5Aおよび図5Cに示すように第1通路部1721、第2通路部1722、第3通路部1723と溝の浅い湾曲部1731はそれぞれつながっており、円弧状に湾曲して回路室135まで延びる形状を有している。溝の浅い湾曲部1731は計測部113の面に凹設され、Y方向に溝深さを有している。溝深さは、図5Bに示すように、第1導入通路1721の溝深さと比較して浅く形成されている。これによってスリット上の直線部172に一時的に貯留された水などの異物が、溝の浅い湾曲部1731に侵入するのを防止する。本実施例では溝の浅い湾曲部1731の溝深さは0.1mmの寸法形状を有した、一例を示している。
溝の深い湾曲部1732は、カバー200に当接される計測部113の面に凹設された溝形状を有している。溝の深い湾曲部1732は図5Bに示すように、溝の浅い湾曲部1731の内周部の円弧形状に沿う様な湾曲形状を有し、回路室135へ延びている。溝の深い湾曲部1732の溝深さは、溝の浅い湾曲部1731の溝深さと比較して深く形成されている。よって溝の浅い湾曲部1731から水が侵入してきた場合に、一時的に貯留できるような構成になっている。本実施では溝の深い湾曲部1732の溝深さは1.1mmの寸法形状を有した、一例を示している。
上記した圧力導入口171は、ハウジング100側かつ外周部の隅b5とカバー側かつカバー200側かつ外周部の隅b6との間に配置されるので、第2副通路Bを通過する被計測気体2の流れがハウジング100側の壁面b1およびカバー200側の壁面b3の壁面摩擦の影響を受けず、第2副通路Bの外周部の壁面b2に付着した水などの異物が表面張力で滞留しない。以上の二点の作用から、導入口171に異物を伴う被計測気体が流れ込むのを減少させることができる。
導入口171から直線部172へと異物を伴う被計測気体が流れ込んだ場合でも、直線部172及び溝の深い湾曲部1732は、溝深さがそれぞれ連結している導入口171および溝の浅い湾曲部1731よりも深いため、異物が流れこんだ場合でも、直線部172及び溝の深い湾曲部1732で異物を貯留し、圧力導入通路170が塞がれてしまうことや、回路室135への異物の侵入を防ぐことができる。
また、圧力導入口171は、第2副通路Bの外周部の壁面b2からカーブ外側にオフセットした位置に第1導入口1711が設けられているので、第2副通路Bを通過する被計測気体2が第2副通路溝Bの外周部の壁面b2から剥離する剥離流を、第2副通路溝Bの外周部の壁面b2と第1導入口1711との間である第1導入口1711の手前に発生させることができる。したがって、第1導入口1711の手前に剥離流による負圧環境を形成することができ、第1導入口1711に対する被計測気体2の動圧の影響を低減でき、第2副通路Bから第1導入口1711に異物を伴う空気が流れ込むのを減少させることができる。したがって、圧力導入通路170及び回路室135への異物の侵入を防ぐとともに、通気確保による圧力の安定的な計測が可能になる。
特に、本実施形態では、第1導入口1711が第2副通路Bの外周部の壁面b2でかつ復通路部B2側に折り返された曲がり部に配置されているので、より強力な剥離流を発生させることができる。したがって、剥離流による影響をより顕在化させることができ、第1導入口1711が動圧の影響をより受けにくくすることができる。
また、上記した圧力導入通路170の構成によれば、導入口171が第2副通路Bの被計測気体2の流れ方向においてチップパッケージ310よりも下流側の位置に設けられているので、流量センサ311の静特性に影響を与えるのを防ぐことができる。したがって、流量センサ311の検出精度をより高くすることができる。
そして、圧力導入通路170は、導入口171から直線部172の間や、直線部172と屈曲部173の間に通路の屈曲や、通路の湾曲(湾曲部173)を有している。これによって被計測気体に含まれている異物が圧力導入通路170内に侵入した場合、通路170の通路壁面に衝突し、回路室135に到達するのが困難になるため、回路室135に異物が侵入するのを効果的に防ぐことができる。
図5D、図5Eそして図5Fは、導入口の作用を説明する図であり、第2副通路B内に水が侵入してきた状態を模式的に示す図である。
例えば、図5D及び図5Eに示すように、第2副通路Bに水などの異物が侵入してきた場合に、図5Eに示すように水などの異物はハウジング100側かつ外周部の隅b5およびカバー200側かつ外周部の隅b6で滞留するが、導入口171は第2副通路のハウジング100側かつ外周部の隅b5とカバー200側かつ外周部の隅b6との間に配置されるので、導入口171に異物を伴う空気が流れ込むのを減少させることができる。また図5Eに示すように、第1導入口1711は、第1導入口1711の手前に剥離流による負圧環境が形成され、第1導入口1711に向かう動圧影響が低減されているので、第1導入口1711から第1通路部1721に水が侵入するのを防ぐことができ、常に通気を確保することができる。したがって、圧力を安定的に計測できる。
第2導入口1712と第3導入口1713は、第1導入口1711と比較して、剥離流による影響が小さく、被計測気体2の動圧を受けるので、第2導入口1712と第3導入口1713から第2通路部1722と第3通路部1723にそれぞれ水が侵入する可能性がある。しかしながら、図5Dおよび図5Fに示すように、第2通路部1722と第3通路部1723は、溝の深さが導入口171に比べて深いため、一時的に水などの異物を貯留することによって、回路室135まで水が侵入するのを防ぐことができる。
また、溝の浅い湾曲部1731は、導入口171および通路部172と比べて溝深さが浅い。よって、異物が直線部172まで侵入した場合、通路部172の壁面に衝突するため、湾曲部1731まで異物が侵入するのを効果的に防ぐことができる。
そして、第2通路部1722と第3通路部1723の貯留量を超え、溝の浅い湾曲部1731まで水などの異物が侵入してきた場合でも、溝の深い湾曲部1732は、溝の浅い湾曲部と比べて溝深さが深いので、一時的に水などの異物を貯留することによって、回路室135まで水が侵入するのを防ぐことができる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、前記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。例えば、前記した実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。さらに、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
2 被計測気体
20 物理量検出装置
135 回路室(センサ室)
170 圧力導入通路
171 導入口
172 直線部
173 屈曲部
310 チップパッケージ
311 流量センサ
320 圧力センサ
B 第2副通路
B1 往通路部
B2 復通路部

Claims (7)

  1. 被計測気体が流れる主通路に配置される筐体を備え、
    前記筐体には、前記主通路を流れる前記被計測気体の一部を取り込む副通路と、前記被計測気体の圧力を検出する圧力センサが収容されたセンサ室と、前記副通路の通路途中に一端が開口し、他端が前記センサ室に開口して前記副通路から前記センサ室に前記被計測気体の圧力を導入可能な圧力導入通路とが設けられており、
    前記圧力導入通路の導入口は、前記副通路に対して、被計測気体の流れ方向と垂直方向かつ、壁面と壁面が交わる隅と隅との間に配置されていることを特徴とする物理量検出装置。
  2. 前記圧力導入通路の通路断面積は、拡大ないし縮小する領域を複数有することを特徴とする請求項1に記載の物理量検出装置。
  3. 前記圧力導入通路は、屈曲部や湾曲部を有するラビリンス構造であることを特徴とする請求項2に記載の物理量検出装置。
  4. 前記導入口は、前記副通路の側壁面から通路外側へとオフセットした位置に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の物理量検出装置。
  5. 前記副通路は、所定の軸方向に沿って軸方向一方側に向かって延在する往通路部と、前記往通路部の端部でUターンして軸方向他方側に向かって延在する復通路部とを有しており、前記導入口は、前記副通路の前記往通路部から前記復通路部に折り返す折返し部において、半円弧状にカーブする外周側の側壁面でかつ前記折返し部の頂部よりも前記復通路部側に位置する曲がり部分に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の物理量検出装置。
  6. 前記副通路には、前記被計測気体の流量を検出する流量センサが配置されており、
    前記導入口は、前記副通路の被計測気体流れ方向において前記流量センサよりも下流側の位置に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の物理量検出装置。
  7. 前記導入口は、前記副通路の被計測気体流れ方向に所定間隔をおいて複数設けられていることを特徴とする請求項5に記載の物理量検出装置。
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