JP2021038389A - 過酸化水素を含む酸化物系基板の研磨用組成物 - Google Patents

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恒 大森
隼人 山口
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隼人 山口
響 石島
Hibiki Ishijima
響 石島
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Abstract

【課題】 タンタル酸リチウムやニオブ酸リチウム等の高い硬度を有する酸化物系基板を高い研磨速度で研磨可能な研磨用組成物であって、長時間の研磨においても当初の研磨速度に近い研磨速度を維持できる研磨用組成物、研磨方法。【解決手段】 酸化物系基板の研磨用組成物であって、窒素ガス吸着法による平均一次粒子径が30〜120nmのシリカ粒子が研磨用組成物中に14〜30質量%、アミノカルボン酸構造を有するキレート剤が研磨用組成物中に8〜130mモル/L、及び過酸化水素が研磨用組成物中に0.5〜10質量%の割合で含み、pHが4〜7.5である上記研磨用組成物。シリカ粒子の動的光散乱法による平均粒子径が70〜200nmである。アミノカルボン酸構造を有するキレート剤が、エチレンジアミン四酢酸又はその塩である。アミノカルボン酸構造を有するキレート剤と、更に有機酸を含む。有機酸が多価カルボン酸又はリン酸構造を有する化合物。【選択図】 なし

Description

本発明はタンタル酸リチウムやニオブ酸リチウム等の酸化物系基板の研磨用組成物に関する。
タンタル酸リチウムやニオブ酸リチウムは圧電性、焦電性、電気光学効果に優れている。
携帯電話には弾性表面波(Surface Acoustic Wave)デバイスにより、特定の周波数帯域の電気信号を取り出す素子が搭載されていて、それらには圧電体としてタンタル酸リチウム(LiTaO)、若しくはニオブ酸リチウム(LiNbO)が用いられている。例えばタンタル酸リチウムやニオブ酸リチウム等の圧電基板上に形成された櫛形電極(Inter Digital Transducer)の電気信号による表面波により特定周波数の信号が取り出される。
5G等の高速通信を行う上でより高周波数化(3.4〜3.6GHz帯)、広帯域化、高Q値(Quality Factor:共振周波数における信号の感度)が求められている。
例えば基体上にタンタル酸リチウムやニオブ酸リチウムを形成し、タンタル酸リチウムやニオブ酸リチウムを研磨により薄膜化して弾性表面波デバイスの特性を向上している。
タンタル酸リチウムやニオブ酸リチウムは硬度が高く、化学的にも安定であるため研磨速度は一般的に遅く、パフォーマンスを発揮できる薄膜にまで薄化するためには研磨用組成物の供給、回収の繰り返しによる循環供給方式で行われているが、研磨性能の持続が問題となっていて生産性の低さが課題である。
特許文献1は、水とコロイダルシリカとキレート剤を含有し、更にpH調整のためにギ酸、酢酸等の有機酸や、過酸化水素等の過酸化物を配合することができる。
特許文献2は、平均粒子径10〜200nmのシリカと、脂肪族ポリカルボン酸と、水とを含有するタンタル酸リチウムやニオブ酸リチウム等の研磨剤が開示されている。
特許文献3は、酸化剤、酸、アミン、キレート化剤、フッ素を含む化合物、腐食防止剤、生物剤、界面活性剤、及び緩衝剤からなる群から選ばれる添加剤を含むCMP研磨用コロイド状シリカ分散体が記載されている。
特開2003−188121 特開2011−161570 特表2002−528903
本発明はタンタル酸リチウムやニオブ酸リチウム等の高い硬度を有する酸化物系基板を高い研磨速度で研磨する研磨剤に関し、所望の機能を発揮するまでに薄化するため研磨用組成物を供給と回収の繰り返しによる循環供給方式が用いられるが、研磨用組成物が長時間の研磨においても研磨速度の低下が抑制され、長時間の研磨においても当初の研磨速度に近い研磨速度に維持できるという、研磨性能が持続された研磨用組成物と、その研磨方法を提供する。
本願発明は第1観点として、シリカ粒子とアミノカルボン酸構造を有するキレート剤と過酸化水素と水とを含む酸化物系基板の研磨用組成物であって、該研磨用組成物中には窒素ガス吸着法による平均一次粒子径が30〜120nmのシリカ粒子を14〜30質量%、アミノカルボン酸構造を有するキレート剤を8〜130ミリモル/リットル、及び過酸化水素を0.5〜10質量%の割合で含み、pHが4〜7.5である上記研磨用組成物、
第2観点として、研磨用組成物中のシリカ粒子の動的光散乱法による平均粒子径が70〜200nmである第1観点に記載の研磨用組成物、
第3観点として、アミノカルボン酸構造を有するキレート剤が、エチレンジアミン四酢酸又はその塩である第1観点又は第2観点に記載の研磨用組成物、
第4観点として、更に有機酸又はその塩を含む第1観点乃至第3観点のいずれか一つに記載の研磨用組成物、
第5観点として、有機酸が、多価カルボン酸又はリン酸構造を有する化合物である第4観点に記載の研磨用組成物、
第6観点として、多価カルボン酸が、クエン酸、シュウ酸である第5観点に記載の研磨用組成物、
第7観点として、リン酸構造を有する化合物が、リン酸、ヒドロキシエチリデンジホスホン酸、ニトリロトリス(メチレンホスホン酸)、ホスホノブタントリカルボン酸、又はそれらの塩である第5観点に記載の研磨用組成物、
第8観点として、更に塩基として、アンモニア又はアルカリ金属水酸化物を含有する第1観点乃至第7観点のいずれか一つに記載の研磨用組成物、
第9観点として、酸化物系基板が、タンタル酸リチウム基板若しくはニオブ酸リチウム基板、又は基板の片面の一部乃至全体がタンタル酸リチウム若しくはニオブ酸リチウムと接合した複合基板である第1観点乃至第8観点のいずれか一つに記載の研磨用組成物、
第10観点として、窒素ガス吸着法による平均一次粒子径が30〜120nmのシリカ粒子を有する酸性又はアルカリ性の水性シリカゾルと、キレート剤と、過酸化水素水とを同時に又は複数の段階で混合する工程を含む第1観点乃至第9観点のいずれか一つに記載の研磨用組成物の製造方法、
第11観点として、下記(A)工程、及び(B)工程;
(A)工程:窒素ガス吸着法による平均一次粒子径が30〜120nmのシリカ粒子を有する酸性又はアルカリ性の水性シリカゾルと、キレート剤とを含む水性シリカ分散液を製造する工程(A)、
(B)工程:水性シリカ分散液に過酸化水素水を添加する工程(B)、を含む第10観点に記載の研磨用組成物の製造方法、
第12観点として、キレート剤の添加に併せて、アンモニウム又はアルカリ金属水酸化物からなる塩基を加える第10観点又は第11観点に記載の研磨用組成物の製造方法、
第13観点として、第1観点乃至第9観点のいずれか一つに記載の研磨用組成物で研磨する酸化物系基板の研磨方法であって、全研磨工程を8等分した第1乃至第8研磨工程のうちの第1研磨工程(最初の1/8工程)中の研磨速度に対して、第7及び第8研磨工程(最後の2/8工程)中の研磨速度が50〜80%である研磨方法、
第14観点として、研磨直前に、研磨用組成物中の過酸化水素の割合が0.5〜10質量%となるように過酸化水素水を添加する第13観点に記載の研磨方法、及び
第15観点として、研磨工程中に研磨用組成物中の上記過酸化水素の割合が0.5〜10質量%となるように過酸化水素水を注ぎ足す第13観点に記載の研磨方法である。
タンタル酸リチウムやニオブ酸リチウム等の酸化物系材料は、弾性表面波デバイス用基板材料として有用視されている。これら酸化物系材料は精密研磨加工が必要であり、被研磨物の表面の凹凸や、化合物が原子レベルでの欠陥を生じさせることなく研磨する事が必要である。
タンタル酸リチウムやニオブ酸リチウム等の酸化物は高い硬度有するため、所望の機能を発揮するまでに薄化するため研磨用組成物を供給と回収の繰り返しによる循環供給方式が用いられるが、研磨用組成物が長時間の研磨において研磨速度の低下があり、生産性の低下が問題となっている。
本発明はアミノカルボン酸構造を有するキレート剤と過酸化水素の組み合わせが上記酸化物系材料の初期研磨速度の向上と、全研磨工程の中で研磨速度の低下を抑制する事が可能である事を見出した。
過酸化水素は当初の研磨用組成物中に含有させることも、研磨工程中で研磨用組成物を循環する過程で過酸化水素を過酸化水素水として所定の範囲内に注ぎ足し研磨速度を維持する事ができる。
また、本件研磨用組成物はアミノカルボン酸構造を有するキレート剤に、更に有機酸を加える事により効果の向上が期待できる。
本発明はシリカ粒子とアミノカルボン酸構造を有するキレート剤と過酸化水素と水とを含む酸化物系基板の研磨用組成物であって、該研磨用組成物中には窒素ガス吸着法による平均一次粒子径が40〜120nmのシリカ粒子を14〜30質量%、アミノカルボン酸構造を有するキレート剤を8〜130ミリモル/リットル、及び過酸化水素を0.5〜10質量%の割合で含み、pHが4〜7.5である上記研磨用組成物である。本件研磨用組成物は固形物以外の残部は水である。
シリカ粒子の平均一次粒子径は窒素ガス吸着法(BET法)による表面積から算出した球相当粒子径として表すことができ、30〜120nm、又は40〜120nm、又は40〜80nmの範囲で用いる事ができる。シリカ粒子は研磨用組成物中に14〜30質量%、又は15〜25質量%の範囲で用いる事ができる。
また、本発明に用いるシリカ粒子は動的光散乱法により二次粒子径を測定する事ができ、その平均粒子径は70〜200nmである。
上記シリカ粒子は水性シリカゾルをベースに研磨用組成物を作成する事が可能である。例えば、水ガラスを陽イオン交換して得られた活性珪酸を加熱下に粒子成長させて得る事ができる。これらのシリカゾルは例えば日産化学株式会社製、商品名スノーテックスを用いる事が可能である。
このシリカゾルにアルカリ成分、水溶性樹脂、及びキレート樹脂を加えて研磨用組成物を調製する事ができる。
アルカリ成分は水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、アンモニア、水酸化第1級アンモニウム、水酸化第2級アンモニウム、水酸化第3級アンモニウム、水酸化第4級アンモニウム、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素リチウム、炭酸水素ナトリウム、又は炭酸水素カリウムを用いる事ができる。
これらシリカゾルを含む研磨用組成物は、有機酸やアルカリ成分の添加によりpHを4〜7.5、又は4〜7、又は6〜7に調製する事が可能である。中性領域の研磨用組成物を用いる事で被研磨面に対して高い研磨精度が得られる。
本発明に用いられるアミノカルボン酸構造を有するキレート剤は、アミノ基とカルボキシル基を分子内に有する化合物であり、このアミノカルボン酸部位を分子内に複数個有する構造を取り得る。アミノカルボン酸構造はイミノ二酢酸構造が挙げられる。例えばイミノ二酢酸構造を複数個有するエチレンジアミン四酢酸及びその塩を例示する事ができる。エチレンジアミン四酢酸は溶解性を向上させるためナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩や、アンモニウム塩、アミン塩として用いる事ができる。これらのアミノカルボ
ン酸構造を有するキレート剤は、研磨用組成物中に8〜130ミリモル/リットル、又は10〜80ミリモル/リットル、又は10〜40ミリモル/リットルの範囲で用いる事ができる。
本発明ではアミノカルボン酸構造を有するキレート剤と、更に有機酸を含む事ができる。
有機酸は多価カルボン酸又はリン酸構造を有する化合物が挙げられる。
これらの多価カルボン酸又はリン酸構造を有する化合物は、アミノカルボン酸構造を有するキレート剤と同様に、キレート剤の機能を有している。
多価カルボン酸又はリン酸構造を有する化合物は研磨用組成物中で、8〜130ミリモル/リットル、又は10〜80ミリモル/リットル、又は10〜40ミリモル/リットルの範囲で用いる事ができる。
多価カルボン酸は2価以上の飽和脂肪族カルボン酸が好ましく、2〜4価のカルボン酸が好ましく用いることができる。これらカルボン酸は官能基としてカルボキシル基以外にヒドロキシル基を有していてもよい。
ジカルボン酸は例えばシュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、フマル酸、マレイン酸等が挙げられる。
また、ヒドロキシカルボン酸として例えば乳酸、リンゴ酸、クエン酸が挙げられる。
これらの多価カルボン酸はナトリウム塩やカリウム塩等のアルカリ金属塩、アンモニウム塩、アミン塩として用いる事ができる。
リン酸構造を有する化合物は、リン酸基を分子内に1個以上有する化合物が好ましく、2〜4個のリン酸基を有する化合物が挙げられる。またこれらのリン酸基を有する化合物はヒドロキシル基を有していてもよい。
上記リン酸構造を有する化合物は例えばリン酸、ヒドロキシエチリデンジホスホン酸、ニトリロトリス(メチレンホスホン酸)、ホスホノブタントリカルボン酸等が挙げられる。これらのリン酸化合物はリン酸塩として用いる事もできる。リン酸塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩等の水溶性リン酸塩が好ましい。
上記キレート剤は、キレスト株式会社から入手する事ができる。
本発明ではpHが4〜7.5、又は4〜7の範囲に調整する事ができる。pH調整は、塩基としてアンモニア、アルカリ金属水酸化物を添加する事ができる。アルカリ金属水酸化物は水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等を用いる事ができる。
上述のキレート剤や、有機酸は塩にすることにより溶解性が向上するため、中和及びpH調整のために上述の塩基を添加する事でキレート塩や有機酸塩とする事ができる。
本発明に用いる過酸化水素は研磨用組成物中で0.5〜10質量%の範囲で用いる事ができる。過酸化水素をこの範囲に調整する事で高い研磨速度が得られる。
過酸化水素は濃度35質量%以下、又は30質量%以下、又は28質量%以下の濃度の過酸化水素水を添加することによって研磨用組成物を調整する事ができる。
過酸化水素はあらかじめ研磨用組成物に添加して研磨用組成物を調整する事も可能であるが、研磨直前に研磨用組成物に添加して調整する事もできる。研磨用組成物が供給と回収の繰り返しによる循環供給方式による研磨を行う場合に、回収した研磨用組成物中の過酸化水素の濃度を所定の濃度範囲内で上昇させることによって研磨速度を維持又は向上させる事ができる。
研磨用組成物の製造方法は、窒素ガス吸着法による平均一次粒子径が30〜120nmの上記シリカ粒子を有する酸性又はアルカリ性の水性シリカゾルにキレート剤と、過酸化水素水とを同時に混合する工程による製造方法がある。
また、複数の段階(工程)で混合する場合は、(A)工程及び(B)工程とする製造方法がある。ここで、(A)工程は窒素ガス吸着法による平均一次粒子径が30〜120nmのシリカ粒子を有する酸性又はアルカリ性の水性シリカゾルにキレート剤を添加し水性シリカ分散液を製造する工程であり、(B)工程は水性シリカ分散液に過酸化水素水を添加する工程による研磨用組成物の製造方法である。
さらに、上記キレート剤の添加に併せて、アンモニウム又はアルカリ金属水酸化物からなる塩基を加える研磨用組成物の製造方法もある。
本発明では酸化物系基板が少なくとも片方の面にタンタル酸リチウム、又はニオブ酸リチウムを含む。即ち、酸化物系基板が、タンタル酸リチウム基板若しくはニオブ酸リチウム基板、又は基板の片面の一部乃至全体がタンタル酸リチウム若しくはニオブ酸リチウムと接合した複合基板である。
タンタル酸リチウム、又はニオブ酸リチウムの単独基板であっても、基板の片面の全面、又は一部にタンタル酸リチウム、又はニオブ酸リチウムが接合された基板であっても良い。
タンタル酸リチウム若しくはニオブ酸リチウムと接合する基板としては、シリコン、サファイア、ガラス、石英、水晶、セラミックス等が挙げられる。
また本発明のタンタル酸リチウム、又はニオブ酸リチウムは単結晶であることが好ましく、金属タンタル、又は金属ニオブを実質的に含まないことが好ましい。
本発明の研磨用組成物は全研磨工程に渡って高い研磨速度を維持する事ができる。全研磨工程を8/8とした場合に、研磨装置にセットした研磨用組成物の最初の1/8工程中の研磨速度に対して、最後の2/8工程中の研磨速度が50〜80%、又は50〜70%、又は50〜60%である。
このように長時間に及ぶ研磨工程において、研磨用組成物を入れ替えずに全研磨工程を高い研磨速度を維持した状態で研磨が可能であるために、硬度の高い基板に対しても効率よく研磨を行う事ができる。また、過酸化水素は分解しやすい成分であるため、所望の濃度を維持するために、研磨工程中で過酸化水素水の添加により過酸化水素を注ぎ足す事ができる。
本発明では過酸化水素を含有する事でキレート剤の含有量を比較的低濃度としても、高い研磨速度が得られる。従って、キレート剤に由来する電解質濃度も低くなり研磨用組成物中のシリカ粒子のゲル化を低減する事ができる。本発明の研磨用組成物は導電率として20000μS/cm以下、又は15000μS/cm以下、又は10000μS/cm以下、又は8000μS/cm以下であり、例えば3000〜20000μS/cm、又は3000〜15000μS/cm、又は3000〜10000μS/cm、又は3000〜8000μS/cmに設定する事ができる。
・pH:pHメーター(東亞ディーケーケー(株)製)によって測定した。
・窒素吸着法(BET法)による平均一次粒子径:水性シリカゾルを300℃で乾燥して得られたシリカ固形物を粉砕後、さらに乾燥して得られたシリカ粉末について、比表面積値測定装置Monosorb(カンタクローム・インスツルメンツ社製)を用いて得られた比表面積の値を基に算出した。
・動的光散乱法による平均粒子径(DLS平均粒子径):動的光散乱法粒子径測定装置ゼータサイザー ナノ(スペクトリス(株)マルバーン事業部製)によって測定した。測定する水性シリカゾルは、同装置で散乱強度が300〜400kcpsとなる濃度まで、塩化ナトリウム水溶液(濃度0.15質量%)で予め希釈した。
(シリカ粒子とキレート剤とを含む組成物の調製)
(実施例1)
窒素吸着法から求められる平均一次粒子径60nmで動的光散乱法から求められる平均二次粒子径98nmのコロイダルシリカ(シリカゾルに基づくシリカ粒子、日産化学(株)製)10質量%と、キレート剤としてエチレンジアミン四酢酸(キレスト(株)製)11ミリモル/リットル、クエン酸(関東化学(株)製)12ミリモル/リットルを添加し、残部は水と、組成物がpH6.5となる量の塩基性化合物であるアンモニアからなる、シリカ粒子とキレート剤とを含む研磨用組成物を製造した。上記研磨用組成物に、研磨促進剤として濃度30質量%の過酸化水素水を添加量が研磨用組成物中に1.8質量%となるように加え、実施例1の研磨用組成物を作製した。また同様に下表の通りに各研磨用組成物を製造した。
表中、エチレンジアミン四酢酸はEDTA、アンモニアはNH、水酸化ナトリウムはNaOHで示す。BETとはBET法による平均一次粒子径(nm)の値を示し、DLSとは動的光散乱法による平均粒子径(nm)を示す。mモル/Lは、ミリモル/リットルを示す。下記表中ではそれぞれの添加量は本件研磨用組成物の配合割合を示す。
〔表1〕
表1−1
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――研磨用組成物 (コロイダルシリカ) ( キレート剤1 ) ( キレート剤2 )
BET DLS 含有量 種類 含有量 有機酸 含有量
質量% mモル/L mモル/L実施例1 60 98 18 EDTA 11 クエン酸 12
実施例2 60 98 18 EDTA 11 クエン酸 12
実施例3 60 98 18 EDTA 11 クエン酸 12
実施例4 60 98 18 EDTA 11 クエン酸 12
実施例5 60 98 17 EDTA 11 クエン酸 12
実施例6 60 98 18 EDTA 11 クエン酸 12
実施例7 60 98 18 EDTA 11 クエン酸 12
実施例8 60 98 18 EDTA 11 ―― ――
実施例9 60 98 18 EDTA 23 ―― ――
実施例10 60 98 18 EDTA 46 ―― ――
実施例11 60 98 18 EDTA 77 ―― ――
実施例12 60 98 18 EDTA 115 ―― ――
実施例13 60 98 27 EDTA 12 クエン酸 13
実施例14 44 77 18 EDTA 11 クエン酸 12
実施例15 79 134 18 EDTA 11 クエン酸 12
実施例16 110 190 18 EDTA 11 クエン酸 12
実施例17 60 98 18 EDTA 11 クエン酸 12
実施例18 60 98 18 EDTA 11 クエン酸 12
実施例19 60 98 18 EDTA 11 クエン酸 12
実施例20 60 98 20 EDTA 11 ―― ――
実施例21 60 98 20 EDTA 11 シュウ酸 39
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――上記表中、(――)は含有しない事を示す。
〔表2〕
表1−2
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――研磨用組成物 (コロイダルシリカ) ( キレート剤1 ) ( キレート剤2 )
BET DLS 含有量 種類 含有量 有機酸 含有量
質量% mモル/L mモル/L
比較例1 60 98 19 EDTA 11 クエン酸 12
比較例2 60 98 10 EDTA 11 クエン酸 12
比較例3 60 98 19 EDTA 11 クエン酸 12
比較例4 60 98 19 EDTA 2.7 ―― ――
比較例5 60 98 18 EDTA 5.4 ―― ――
比較例6 60 98 18 EDTA 153 ―― ――
比較例7 60 98 10 EDTA 11 クエン酸 11
比較例8 22 34 18 EDTA 11 クエン酸 12
比較例9 60 98 18 EDTA 11 クエン酸 12
比較例10 60 98 18 EDTA 11 クエン酸 12
比較例11 60 98 18 EDTA 11 クエン酸 12
比較例12 60 98 18 ―― ―― クエン酸 12
比較例13 60 98 20 EDTA 11 ―― ――
比較例14 60 98 20 EDTA 11 シュウ酸 39
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――上記表中、(――)は含有しない事を示す。
〔表3〕
表1−3
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――研磨用組成物 塩基性化合物 pH 過酸化水素 導電率
濃度(%) (μS/cm)
実施例1 アンモニア 6.4 1.8 5820
実施例2 アンモニア 6.5 0.5 6090
実施例3 アンモニア 6.4 1.8 5830
実施例4 アンモニア 6.4 3.0 5670
実施例5 アンモニア 6.2 4.0 5360
実施例6 アンモニア 6.1 10.0 5540
実施例7 NaOH 6.4 1.8 4680
実施例8 アンモニア 6.4 1.8 3390
実施例9 アンモニア 6.4 1.8 5650
実施例10 アンモニア 6.6 1.8 9920
実施例11 アンモニア 6.3 1.8 14740
実施例12 アンモニア 6.5 1.8 20200
実施例13 アンモニア 6.4 1.8 6370
実施例14 アンモニア 6.8 1.8 6220
実施例15 アンモニア 6.5 1.8 5600
実施例16 アンモニア 6.4 1.8 5540
実施例17 アンモニア 4.0 1.8 3610
実施例18 アンモニア 5.0 1.8 4350
実施例19 アンモニア 7.0 1.8 6020
実施例20 アンモニア 6.2 1.8 3610
実施例21 アンモニア 6.5 1.8 8260
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
〔表4〕
表1−4
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――研磨用組成物 塩基性化合物 pH 過酸化水素 導電率
濃度(%) (μS/cm)
比較例1 アンモニア 6.5 ―― 6170
比較例2 アンモニア 6.5 ―― 5600
比較例3 アンモニア 6.5 ―― 6180
比較例4 アンモニア 6.5 1.8 1523
比較例5 アンモニア 6.4 1.8 2220
比較例6 アンモニア 6.4 1.8 24600
比較例7 アンモニア 6.4 1.8 5460
比較例8 アンモニア 6.9 1.8 5170
比較例9 アンモニア 8.0 1.8 6340
比較例10 アンモニア 8.9 1.8 6870
比較例11 アンモニア 6.1 15.0 5440
比較例12 アンモニア 6.4 1.8 3720
比較例13 アンモニア 6.6 ―― 2970
比較例14 アンモニア 6.5 ―― 8480
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――上記表中、(――)は含有しない事を示す。
市販のタンタル酸リチウムウェハーを以下の方法で研磨した。
研磨条件(1)
研磨機:浜井産業社製両面研磨機6BN
圧力:100g/cm
上定盤回転数:0rpm
下定盤回転数:40rpm
研磨パッド:ニッタ・ハース社製SUBA600
研磨用組成物の使用量:2.5L
研磨用組成物の供給速度:1.0L/min
研磨時間:8時間
ウェハー:42°Y−Cutタンタル酸リチウム、直径100mm
ウェハー枚数:3枚
研磨条件(2)
研磨機:浜井産業社製両面研磨機6BN
圧力:100g/cm
上定盤回転数:0rpm
下定盤回転数:40rpm
研磨パッド:ニッタ・ハース社製SUBA600
研磨用組成物の使用量:4.0L
研磨用組成物の供給速度:1.0L/min
研磨時間:1時間
ウェハー:42°Y−Cutタンタル酸リチウム、直径100mm
ウェハー枚数:3枚
(研磨速度の測定方法)
研磨速度は3枚のウェハーの研磨前後での重量減少量の平均値から、ウェハーの密度を7.4g/cmとして算出した。上記研磨条件(1)においては、研磨前後に加え研磨時間1時間時点及び6時間時点でのウェハーの重量も測定し、研磨前から研磨時間1時間にかけてのウェハーの重量減少量から初期研磨速度(全研磨時間の最初の1/8工程中の研磨速度)を、研磨時間6時間から研磨後にかけてのウェハーの重量減少量から終盤研磨速度(全研磨時間の最後の2/8工程中の研磨速度)を、それぞれ算出した。
〔表5〕
表2−1
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――研磨用組成物 研磨条件 初期研磨速度 終盤研磨速度 (終盤研磨速度/
(μm/時間) (μm/時間) 初期研磨速度)の割合
(%)
実施例1 1 2.616 1.350 51.6
実施例2 2 2.626 ―― ――
実施例3 2 2.769 ―― ――
実施例4 2 2.489 ―― ――
実施例5 2 2.383 ―― ――
実施例6 2 2.299 ―― ――
実施例7 2 2.793 ―― ――
実施例8 2 2.870 ―― ――
実施例9 2 2.672 ―― ――
実施例10 2 2.533 ―― ――
実施例11 2 2.558 ―― ――
実施例12 2 2.455 ―― ――
実施例13 2 2.257 ―― ――
実施例14 2 2.300 ―― ――
実施例15 2 2.473 ―― ――
実施例16 2 2.307 ―― ――
実施例17 2 2.532 ―― ――
実施例18 2 2.691 ―― ――
実施例19 2 2.727 ―― ――
実施例20 1 2.922 1.660 56.8
実施例21 1 2.601 1.513 58.2
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――上記表中、(――)は未測定を示す。
〔表6〕
表2−2
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――研磨用組成物 研磨条件 初期研磨速度 終盤研磨速度 (終盤研磨速度/
(μm/時間) (μm/時間) 初期研磨速度)の割合
(%)
比較例1 1 2.087 0.956 45.8
比較例2 1 2.077 0.816 39.3
比較例3 2 2.081 ―― ――
比較例4 2 1.887 ―― ――
比較例5 2 2.065 ―― ――
比較例6 2 2.027 ―― ――
比較例7 2 2.041 ―― ――
比較例8 2 0.261 ―― ――
比較例9 2 1.512 ―― ――
比較例10 2 0.951 ―― ――
比較例11 2 2.048 ―― ――
比較例12 2 2.051 ―― ――
比較例13 1 2.334 1.073 46.0
比較例14 1 2.102 0.891 42.4
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――上記表中、(――)は未測定を示す。
本発明の研磨用組成物は高い研磨速度を示すと共に、全研磨工程中で(初期研磨速度)/(終盤研磨速度)の割合が示す通り、当初の研磨速度が研磨工程中で持続させる事が出来るので、硬度の高い基板、例えば酸化物系基板を研磨する時に研磨用組成物を入れ替える必要がなく、効率よく研磨を行う事ができる。また、研磨用組成物に過酸化水素水を添加する事で研磨用組成物を再生する事も可能である。
本発明はタンタル酸リチウムやニオブ酸リチウム等の高い硬度を有する酸化物系基板を高い研磨速度で研磨可能な研磨用組成物であって、長時間の研磨においても当初の研磨速度に近い研磨速度を維持できる研磨用組成物と、その研磨方法に適用できる。

Claims (15)

  1. シリカ粒子とアミノカルボン酸構造を有するキレート剤と過酸化水素と水とを含む酸化物系基板の研磨用組成物であって、該研磨用組成物中には窒素ガス吸着法による平均一次粒子径が30〜120nmのシリカ粒子を14〜30質量%、アミノカルボン酸構造を有するキレート剤を8〜130ミリモル/リットル、及び過酸化水素を0.5〜10質量%の割合で含み、pHが4〜7.5である上記研磨用組成物。
  2. 上記研磨用組成物中のシリカ粒子の動的光散乱法による平均粒子径が70〜200nmである請求項1に記載の研磨用組成物。
  3. 上記アミノカルボン酸構造を有するキレート剤が、エチレンジアミン四酢酸又はその塩である請求項1又は請求項2に記載の研磨用組成物。
  4. 更に有機酸又はその塩を含む請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の研磨用組成物。
  5. 上記有機酸が、多価カルボン酸又はリン酸構造を有する化合物である請求項4に記載の研磨用組成物。
  6. 上記多価カルボン酸が、クエン酸、シュウ酸である請求項5に記載の研磨用組成物。
  7. 上記リン酸構造を有する化合物が、リン酸、ヒドロキシエチリデンジホスホン酸、ニトリロトリス(メチレンホスホン酸)、ホスホノブタントリカルボン酸、又はそれらの塩である請求項5に記載の研磨用組成物。
  8. 更に塩基として、アンモニア又はアルカリ金属水酸化物を含有する請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の研磨用組成物。
  9. 上記酸化物系基板が、タンタル酸リチウム基板若しくはニオブ酸リチウム基板、又は基板の片面の一部乃至全体がタンタル酸リチウム若しくはニオブ酸リチウムと接合した複合基板である請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の研磨用組成物。
  10. 窒素ガス吸着法による平均一次粒子径が30〜120nmのシリカ粒子を有する酸性又はアルカリ性の水性シリカゾルと、キレート剤と、過酸化水素水とを同時に又は複数の段階で混合する工程を含む請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の研磨用組成物の製造方法。
  11. 下記(A)工程、及び(B)工程;
    (A)工程:窒素ガス吸着法による平均一次粒子径が30〜120nmのシリカ粒子を有する酸性又はアルカリ性の水性シリカゾルと、キレート剤とを含む水性シリカ分散液を製造する工程(A)、
    (B)工程:水性シリカ分散液に過酸化水素水を添加する工程(B)、を含む請求項10に記載の研磨用組成物の製造方法。
  12. 上記キレート剤の添加に併せて、アンモニウム又はアルカリ金属水酸化物からなる塩基を加える請求項10又は請求項11に記載の研磨用組成物の製造方法。
  13. 請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の研磨用組成物で研磨する酸化物系基板の研磨方法であって、全研磨工程を8等分した第1乃至第8研磨工程のうちの第1研磨工程(最初の1/8工程)中の研磨速度に対して、第7及び第8研磨工程(最後の2/8工程)中の研磨速度が50〜80%である研磨方法。
  14. 研磨直前に、研磨用組成物中の過酸化水素の割合が0.5〜10質量%となるように過酸化水素水を添加する請求項13に記載の研磨方法。
  15. 研磨工程中に研磨用組成物中の上記過酸化水素の割合が0.5〜10質量%となるように過酸化水素水を注ぎ足す請求項13に記載の研磨方法。
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