JP2021037666A - 樹脂成形品の接合方法 - Google Patents
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Abstract
Description
圧力容器を作製するための樹脂成形品の接合方法について説明する前に、圧力容器の構成について説明する。
次に、前記センタライナ部21の両側(各端縁)にサイドライナ部22,23の端縁(開放側端縁)をそれぞれ溶着によって接合するための接合装置100について説明する。
次に、前述した接合装置100によって行われる接合作業(センタライナ部21の各端縁にサイドライナ部22,23の端縁を溶着により接合する作業)について説明する。
支持工程は、図4に示すように、前記センタライナ部21の各端縁に対して各サイドライナ部22,23の端縁が所定距離を存して対向するように、センタライナ部21をセンタライナ部支持台300上に支持すると共に、サイドライナ部22,23それぞれをサイドライナ部支持台400,400上に支持する工程である。
第1の圧力制御工程(センタライナ部21の本クランプを行うための圧力制御工程)は、図5に示すように、センタライナ部21の一方側(図5における左側)の端縁部分(端縁よりも僅かに中央側の部分)の位置にセンタライナ部クランプユニット500を移動させる。そして、センタライナ部クランプユニット500によるセンタライナ部21のクランプ(所定のクランプ圧でのクランプ)が行われる。センタライナ部クランプユニット500に備えられているクランプ爪502,502,…はそれぞれ同期して内周側に向かって進退自在となっているため、各クランプ爪502,502,…によってセンタライナ部21の端縁部分がクランプされた状態では、このセンタライナ部21の軸心とセンタライナ部クランプユニット500のクランプ本体501の軸心とが一致することになる。また、クランプ爪502,502,…の前進位置は、センタライナ部21の端縁部分を所定の円形状にする位置に制御される。例えば、センタライナ部21の端縁部分の外径寸法がセンタライナ部21の軸心方向の中央部分の外径寸法に一致する外径寸法となるようにクランプ爪502,502,…の前進位置は制御される。
仮クランプ工程(サイドライナ部22を仮クランプする工程)は、図6に示すように、サイドライナ部22の一方側(図6における右側)の端縁部分の位置にサイドライナ部クランプユニット600を移動させる。そして、サイドライナ部クランプユニット600によるサイドライナ部22のクランプが行われる。サイドライナ部クランプユニット600に備えられているクランプ爪602,602,…もそれぞれ同期して内周側に向かって進退自在となっているため、各クランプ爪602,602,…によってサイドライナ部22がクランプされることになる。本工程はサイドライナ部22を仮クランプする工程であるため、各クランプ爪602,602,…によるクランプ圧は、前記第1の圧力制御工程におけるセンタライナ部21に対するクランプ圧よりも小さく設定されており、サイドライナ部クランプユニット600のスライド移動に伴ってサイドライナ部22も移動できる程度の圧力となっている。
芯出し加圧工程は、図7に示すように、センタライナ部21の一方側の端縁(図7における左側の端縁)に対して一方側のサイドライナ部22の端縁を押し当てて、これら両者を隙間無く当接させる工程である。
第2の圧力制御工程(サイドライナ部22の本クランプを行うための圧力制御工程)は、図8に示すように、仮クランプ位置にあったサイドライナ部クランプユニット600の各クランプ爪602,602,…を更に内周側に向かって前進移動させ、これによって、これらクランプ爪602,602,…によってサイドライナ部22の端縁部分がクランプ(所定のクランプ圧でのクランプ)される。このクランプ状態では、このサイドライナ部22の軸心とサイドライナ部クランプユニット600のクランプ本体601の軸心とが一致することになる。前述したようにセンタライナ部クランプユニット500のクランプ本体501およびサイドライナ部クランプユニット600のクランプ本体601の軸心位置は同一軸心上(接合装置100の長手方向に沿う方向に延在する同一軸心上)に配設されているため、このようにしてサイドライナ部22の端縁部分がクランプされた状態にあっては、センタライナ部クランプユニット500の各クランプ爪502,502,…が前進移動してセンタライナ部21がクランプされた状態における該センタライナ部21の軸心と、サイドライナ部クランプユニット600の各クランプ爪602,602,…が前進移動してサイドライナ部22がクランプされた状態における該サイドライナ部22の軸心も同一軸心上に位置することになる。つまり、センタライナ部21の端縁とサイドライナ部22の端縁とは、共に高い真円度を有した同一形状となり且つ軸心位置が互いに一致された状態となって当接されることになる。即ち、クランプ前に形状のバラツキがあったとしても、各圧力工程によって、このバラツキが解消された状態でセンタライナ部21の端縁とサイドライナ部22の端縁とが当接されることになる。
位置制御工程では、前記第2の圧力制御工程が完了した時点、つまり、センタライナ部21の端縁とサイドライナ部22の端縁との外形形状が同一形状となり且つ軸心位置が互いに一致された状態となった時点において、センタライナ部クランプユニット500の各クランプ爪502,502,…のクランプ圧を解除し、この各クランプ爪502,502,…の位置を固定すると共に、サイドライナ部クランプユニット600の各クランプ爪602,602,…のクランプ圧を解除し、この各クランプ爪602,602,…の位置を固定する。つまり、前記サーボモータ等の制御によってクランプ圧を解除して各クランプ爪602,602,…の位置を固定する。これにより、センタライナ部21の端縁およびサイドライナ部22の端縁はそれぞれ外力(クランプ圧)を受けない状態で各クランプ爪502,502,…、602,602,…によって保持された状態となる。また、前記コントローラは、この状態における各クランプ爪502,502,…、602,602,…の位置を記憶する。
加熱工程は、図9に示すように、センタライナ部21の端縁とサイドライナ部22の端縁とを離間させた状態で、これら端縁に赤外線ランプ800から赤外線を照射することによって加熱溶融させる工程である。
加圧溶着工程は、図10に示すように、前記加熱溶融された各ライナ部21,22の端縁同士を接触させて溶着させる工程である。
以上説明したように、本実施形態では、各ライナ部21,22の端縁を各クランプユニット500,600のクランプ爪502,502,…、602,602,…に対する圧力制御によって所定のクランプ圧でクランプする圧力制御工程(前記第1の圧力制御工程および前記第2の圧力制御工程)を行い、これらの圧力制御工程によって各ライナ部21,22の端縁それぞれの形状が所定形状とされた状態で、クランプ圧を解除すると共にクランプ爪502,502,…、602,602,…の位置を固定する位置制御を行い、この状態で、各ライナ部21,22の端縁を加熱溶融させて溶着させるようにしている。このため、加熱工程において各ライナ部21,22の端縁付近が内周側に変形してしまうことを抑制できる。つまり、各ライナ部21,22の端縁同士の溶着部分の外径寸法が、その他の部分の外径寸法よりも小さくなってしまうことを抑制できる。その結果、所定形状の製品(ライナ11)を作製することができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲および該範囲と均等の範囲で包含される全ての変形や応用が可能である。
22,23 サイドライナ部(樹脂成形品)
100 接合装置
500 センタライナ部クランプユニット
600 サイドライナ部クランプユニット
502,602 クランプ爪(クランプ手段)
800 赤外線ランプ
900 加圧ユニット
Claims (1)
- 筒状の一対の樹脂成形品の端縁同士を溶着によって接合する樹脂成形品の接合方法において、
前記各樹脂成形品の前記端縁を、該端縁の外周側から内周側に向かって移動可能なクランプ手段に対する圧力制御によって所定のクランプ圧でクランプする圧力制御工程と、
前記圧力制御工程によって前記各樹脂成形品の前記端縁それぞれの形状が所定形状とされた状態で、前記クランプ圧を解除すると共に前記クランプ手段の位置を固定する位置制御を行う位置制御工程と、
前記各樹脂成形品の前記端縁を加熱溶融させる加熱工程と、
前記加熱溶融させた前記各樹脂成形品の前記端縁同士を接触させて溶着させる加圧溶着工程と、を含むことを特徴とする樹脂成形品の接合方法。
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JP2019159397A JP7120188B2 (ja) | 2019-09-02 | 2019-09-02 | 樹脂成形品の接合方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09123283A (ja) * | 1995-08-28 | 1997-05-13 | Japan Steel & Tube Constr Co Ltd | 熱可塑性プラスチック管の接合方法及び接合装置 |
JP2001260228A (ja) * | 2000-03-14 | 2001-09-25 | Nkk Corp | 熱可塑性樹脂管の圧接制御装置および圧接制御方法 |
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2019
- 2019-09-02 JP JP2019159397A patent/JP7120188B2/ja active Active
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