JP2021037534A - 成形品の連続生産方法 - Google Patents

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圭蔵 江尻
Keizo Ejiri
圭蔵 江尻
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【課題】軽合金素材からなる成形品において、押出加工からプレス成形及び焼入れ工程までを一貫生産可能にした、成形品の連続生産方法の提供を目的とする。【解決手段】押出機を用いて押出材を押出成形するステップと、前記押出材が押し出されてくる押出スピードに同期走行しながら定寸に切断するステップと、前記定寸に切断された押出材を熱間領域において連続的にプレス成形するステップと、前記プレス成形された製品を前記プレス成形金型内又は前記プレス成形後に連続的に冷却するステップとを有することを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、アルミニウム又はその合金,マグネシウム又はその合金等の軽合金の成形品の押出加工からプレス成形までを連続的に一貫生産できる生産方法に関する。
アルミニウム及びその合金(以下、単にアルミニウムと表現する)のビレットを用いて、各種断面形状の押出製品が押出機を用いて押出成形されている。
押出成形は、アルミニウムのビレットを用いて押出温度が500〜550℃前後の熱間にて押出加工する工法であることから、一般的に押出機の前方にランテーブル,クーリングテーブル等の押出形材を走行及び載置するための長いテーブル装置を有している。
このように、数十メートルにもなる長尺の押出形材を一旦生産した後に冷却し、長尺の押出形材を別の工程で定寸に切断し、さらに別工程にて各種形状にプレス成形されている。
この場合に、高強度のアルミニウム合金材等、成形しにくい材料の場合には温間プレス成形が必要となるが、その場合に再度改めて材料を加熱する工程が必要となる。
例えば特許文献1には、アルミニウム合金材を溶体化処理温度範囲内に加熱し、プレス成形と同時に金型内で冷却する、いわゆるダイクエンチによる焼入れを行うことが開示されている。
しかし、この場合も熱間で加工された圧延材や押出材を一旦冷却した後に、再度加熱する工程が必要であり、その分だけ生産性が低くなる。
本出願人は、先に押出機から押し出されてくる押出材を熱間領域において、連続的にプレス成形する技術を提案している(特許文献2)。
本発明は、さらにいろいろな各種プレス成形品にも対応可能にしたものである。
特開2014−87836号公報 特許第6053558号公報
本発明は、軽合金素材からなる成形品において、押出加工からプレス成形及び焼入れ工程までを一貫生産可能にした、成形品の連続生産方法の提供を目的とする。
本発明に係る成形品の連続生産方法は、押出機を用いて押出材を押出成形するステップと、前記押出材が押し出されてくる押出スピードに同期走行しながら定寸に切断するステップと、前記定寸に切断された押出材を熱間領域において連続的にプレス成形するステップと、前記プレス成形された製品を前記プレス成形金型内又は前記プレス成形後に連続的に冷却するステップとを有することを特徴とする。
本発明に係る成形品は、アルミニウム,マグネシウム等の押出可能な軽合金を用いることができる。
押出機は、直接押出機,間接押出機のいずれであってもよい。
ここで、熱間領域において連続的にプレス成形するとは、押出材は押出直後の温度が550℃程度の高温になっているが、その高温状態を利用してアルミニウム合金等の溶体化処理温度を維持した熱間領域にてプレス成形することで、割れやすい高強度材であってもプレス成形が可能であるとともに、金型内又はその後の冷却により焼入れが可能であることをいう。
本発明において、押出スピードに同期走行しながら定寸に切断するとは、切断装置が押出材の押出方向に沿って追随走行しながら、この押出材を所定の長さ(寸法)に切断し、次工程に移送することをいう。
本発明において、押出成形に用いられる押出ダイスは押出材の形状又は肉厚の可変が可能になっていてもよく、その場合に押し出されてくる押出材の前記形状又は肉厚の変化の計測手段を有していると、押出材の押出スピード変化に対応しながら連続定寸切断することができる。
本発明は、素材の押出加工時に高温になっている余熱を利用して、押出材の定寸切断及びプレス成形,焼入れ工程まで連続的に行うことができるので、生産性が向上する。
また、押出材の形状や肉厚を可変制御できる押出ダイスを用いると、さらに複雑な形状の成形品の生産にも対応できる。
押出工程〜定寸切断工程を模式的に示す。 (a)は図1の切断装置にて定寸に切断された押出材(定寸素材)を示し、(b)は金型によるプレス成形を示し、(c)は成形品を模式的に示す。 切断装置による押出工程と同期して走行切断する工程を(a)〜(c)に示す。 押出材の肉厚を計測する計測機の例を示す。
本発明に係る成形品の連続生産の工程の流れを以下図に基づいて説明するが、本発明はこれに限定されない。
図1は、押出工程及び同期走行切断工程を模式的に示し、図2は定寸切断素材を連続的にプレス成形する工程を模式的に示す。
図1は、押出機の押出ダイス付近を模式的に示したものである。
コンテナ1の内部にアルミニウム合金のビレットMを装填し、押出ダイス2に向けて後方から油圧制御されたステム5にて押圧する。
本実施例では、押出ダイス2に可動部2aを設けて、この可動部2aを前進及び後退制御することで、押出材の形状や肉厚が可変する例になっている。
本実施例では、図1及び図2(a)に示すようにハット型の押出材断面形状の凹部内側に高さを除変させたリブ状の可変部M11を形成した例になっているが、押出材の肉厚や形状を可変してもよい。
押し出されてくる押出材Mは、複数のガイドロール3a,3bに支持されるともに、一対の引張ロール4a,4bにて押出材に所定の引張りが負荷されながら、押出成形される。
押出材の押出スピードに同期しながら切断装置10が随走し、定寸に切断される。
切断装置10の構造例については、後述する。
図2(a)に示すように、所定の長さ(定寸)に切断された定寸素材Mは、押出成形時の押出材温度が熱間領域(溶体化温度)400〜550℃にある間に、金型20に投入される。
この工程は、ロボットによるハンドリング,コンベア,移送フィーダ等、公知の手段を用いることができる。
図2(c)に成形品Mの例を模式的に示す。
定寸素材Mの可変部(リブ)M11を強度が必要な部位に配置しつつ、フランジ部P等をプレス成形した例になっている。
なお、図1に示すように切断装置10に切断機13の他に、ドリル,ミーリング,ポッチ等の各種ツール17を用いて、機械加工を同期走行しながら行うこともできる。
例えば、図2(c)に示すようにプレス成形時の位置決めや、取付孔S,S等を形成することもできる。
熱間領域にてプレス成形することで、複雑な形状や割れやすい高強度材にも対応できるとともに金型20内で冷却し、焼入れを行うことも金型20内から搬出し、空冷等により焼入れを行うこともできる。
成形品Mは、その後にアルミニウム合金に適した人工時効処理を行うことで、高強度の成形品が得られる。
図3に、押出材M1の押出スピードに合せて同期走行しながら定寸に切断する切断装置10の構造例を示す。
切断装置10は、押出材Mの押出方向に沿って配置された走行レール12a,12b上を走行制御された走行台11を有する。
押出材Mは、スライドロール14aに支持されながら切断機13の間を通過し、さらにスライドロール14bに支持され、押えクランパー15aとロールクランパー15bの間を通過する。
押出材Mの先端部Sが、走行台11の先端側に設けた定位子16に突き当たると、そのまま押し出される押出材Mの押出スピードに追随しながら、走行台11が移動する。
この状態で、押出材Mを一対の押えクランパー15aとロールクランパー15bにてクランプし、切断機13の切断刃13aが前進し定寸に切断され、図3(c)に示すように一対のクランパーの搬出操作により定寸素材Mが押出ラインから払い出される。
走行台11は、後退走行するとともに押出材Mの先端部Sに定位子16が突き当たることで、次の押出材が切断される。
本実施例では、図4に示すように計測機30を有する。
押出材Mの一面を支持ロール31で支持しつつ、反対の面から押えロール32を付勢させることで、押えロール32の移動量を計測子33で計測することができる。
これにより、押出材Mの肉厚変化等を押出機にフィードバックさせることができ、押出スピードの制御に反映できる。
1 コンテナ
2 押出ダイス
2a 可動部
3a ガイドロール
3b ガイドロール
4a 引張ロール
4b 引張ロール
5 ステム
10 切断装置
11 走行台
12a 走行レール
13 切断機
14a スライドロール
15a 押えクランパー
15b ロールクランパー
16 定位子
20 金型
30 計測機
31 支持ロール
32 押えロール
33 計測子
ビレット
押出材
定寸素材
成形品
11 可変部

Claims (3)

  1. 押出機を用いて押出材を押出成形するステップと、
    前記押出材が押し出されてくる押出スピードに同期走行しながら定寸に切断するステップと、
    前記定寸に切断された押出材を熱間領域において連続的にプレス成形するステップと、
    前記プレス成形された製品を前記プレス成形金型内又は前記プレス成形後に連続的に冷却するステップとを有することを特徴とする成形品の連続生産方法。
  2. 前記押出成形に用いられる押出ダイスは押出材の形状又は肉厚の可変が可能になっていることを特徴とする請求項1記載の成形品の連続生産方法。
  3. 前記押し出されてくる押出材の前記形状又は肉厚の変化の計測手段を有していることを特徴とする請求項2記載の成形品の連続生産方法。
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