JP2021036487A - 燃料電池モジュール - Google Patents

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文雄 坪井
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Abstract

【課題】燃料電池セルスタックの劣化を抑制できる燃料電池モジュールを提供する。
【解決手段】燃料電池モジュール1において、ハウジング6から燃料電池セルスタック2へ燃料ガスを供給する燃料供給通路30、及び、ハウジング6から燃料電池セルスタック2へ酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給通路34と、燃料電池セルスタック2からハウジング6へ残余燃料ガスを排出する燃料排出通路34、及び、燃料電池セルスタック2において発電に使用されずに残った残余酸化剤ガスをハウジング6へ排出する酸化剤ガス排出通路36と、が一体の通路形成部材40内に形成されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、燃料電池モジュールに関する。
従来より、燃料電池セルにより燃料ガスと酸化剤ガスを反応させることで発電する燃料電池モジュールが知られている。また、このような燃料電池モジュールに関して、燃焼器において燃料電池セルスタックにおいて発電に使用されずに残った残余燃料ガスを燃焼させ、改質器において燃焼器の燃焼熱により原燃料ガスを改質して、水素を含む燃料ガスを生成するものが知られている。
このような燃料電池モジュールとして、例えば、特許文献1には、ハウジング内に燃焼器と改質器を収容し、燃料電池セルスタックをハウジングとは独立して外部に配置した構成が開示されている。特許文献1に記載された燃料電池モジュールでは、ハウジングから燃料電池セルスタックに燃料供給配管及び酸化剤ガス供給配管を通じて燃料ガス及び酸化剤ガスが供給され、燃料電池セルスタックから燃料排出配管及び酸化剤ガス排出配管を通じて発電に使用されなかった残余燃料ガス及び残余酸化剤ガスがハウジングの燃焼器に供給される。
特開2019−091683号公報。
しかしながら、特許文献1に記載された発明では、起動時には、燃焼器及び改質器において高温となった燃料ガス及び酸化剤ガスが、低温の燃料電池セルスタックに供給される。このため、燃料電池セルスタックの一部が高温の燃料ガス及び酸化剤ガスにより急激に加熱されて温度ムラが生じてしまい、燃料電池セルスタックが劣化するおそれがある。
本発明は、上記の問題に鑑みなされたものであり、燃料電池セルスタックの劣化を抑制できる燃料電池モジュールを提供することを目的としている。
本発明の燃料電池モジュールは、供給された燃料ガスと酸化剤ガスを反応させることにより発電する燃料電池モジュールであって、燃料電池セルスタックと、原燃料ガスを改質して、水素を含む燃料ガスを生成し、燃料電池セルスタックに供給する改質器と、燃料電池セルスタックにおいて発電に使用されずに残った残余燃料ガスを燃焼させ、改質器を加熱する燃焼器と、改質器及び燃焼器を収容する空間が内部に形成されたハウジングと、を有し、燃料電池セルスタックはハウジングとは独立して、ハウジングの外部に配置されており、ハウジングから燃料電池セルスタックへ燃料ガスを供給する燃料供給通路と、燃料電池セルスタックからハウジングへ残余燃料ガスを排出する燃料排出通路、又は、燃料電池セルスタックにおいて発電に使用されずに残った残余酸化剤ガスをハウジングへ排出する酸化剤ガス排出通路の少なくとも何れか一方と、が一体の通路形成部材内に形成されている、ことを特徴とする。
上記構成の本発明によれば、燃料電池モジュールの起動時において燃料供給通路を通る高温の燃料ガスと、燃料排出通路を流れる残余燃料ガス、又は、酸化剤ガス排出通路を流れる残余酸化剤ガスの少なくとも何れか一方との間で、一体の通路形成部材を介して熱交換が行われるため、燃料ガスが冷却される。このため、高温の燃料ガスが燃料電池セルスタックに供給されて燃料電池セルが劣化するのを防止できる。さらに、燃料電池モジュールの発電時には、燃料排出通路を流れる高温な残余燃料ガス、又は、酸化剤ガス排出通路を流れる高温な残余酸化剤ガスの少なくとも何れか一方と、燃料供給通路を通る燃料ガスとの間で一体の通路形成部材を介して熱交換が行われるため、燃料ガスが加熱される。このため、十分に加熱された燃料ガスが燃料電池セルに供給され、発電効率を向上することができる。
本発明において、好ましくは、燃料供給通路と、燃料排出通路とが一体の通路形成部材内に形成されている。
上記構成によれば、燃料電池セルスタックに供給される燃料ガスと、燃料電池セルスタックから排出される残余燃料ガスとの間で熱交換を行うことができる。
本発明の燃料電池モジュールは、供給された燃料ガスと酸化剤ガスを反応させることにより発電する燃料電池モジュールであって、燃料電池セルスタックと、燃料電池セルスタックにおいて発電に使用されずに残った残余燃料ガスを燃焼させる燃焼器と、燃焼器を収容する空間が内部に形成されるとともに酸化剤ガスが流れる酸化剤ガス流路を有するハウジングと、を有し、燃料電池セルスタックはハウジングとは独立して、ハウジングの外部に配置されており、ハウジングから燃料電池セルスタックへ酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給通路と、燃料電池セルスタックからハウジングへ残余燃料ガスを排出する燃料排出通路、又は、燃料電池セルスタックにおいて発電に使用されずに残った残余酸化剤ガスをハウジングへ排出する酸化剤ガス排出通路の少なくとも何れか一方と、が一体の通路形成部材内に形成されている、ことを特徴とする。
上記構成の本発明によれば、燃料電池モジュールの起動時において酸化剤ガス供給通路を通る高温の酸化剤ガスと、燃料排出通路を流れる残余燃料ガス、又は、酸化剤ガス排出通路を流れる残余酸化剤ガスの少なくとも何れか一方との間で、一体の通路形成部材を介して熱交換が行われるため、酸化剤ガスが冷却される。このため、高温の酸化剤ガスが燃料電池セルスタックに供給されて燃料電池セルが劣化するのを防止できる。さらに、燃料電池モジュールの発電時には、燃料排出通路を流れる高温な残余燃料ガス、又は、酸化剤ガス排出通路を流れる高温な残余酸化剤ガスの少なくとも何れか一方と、酸化剤ガス供給通路を通る酸化剤ガスとの間で一体の通路形成部材を介して熱交換が行われるため、酸化剤ガスが加熱される。このため、十分に加熱された酸化剤ガスが燃料電池セルに供給され、発電効率を向上することができる。
本発明において、好ましくは、酸化剤ガス供給通路と、酸化剤ガス排出通路とが一体の通路形成部材内に形成されている。
上記構成によれば、燃料電池セルスタックに供給される酸化剤ガスと、燃料電池セルスタックから排出される残余酸化剤ガスとの間で熱交換を行うことができる。
本発明の燃料電池モジュールは、供給された燃料ガスと酸化剤ガスを反応させることにより発電する燃料電池モジュールであって、燃料電池セルスタックと、原燃料ガスを改質して、水素を含む燃料ガスを生成し、燃料電池セルスタックに供給する改質器と、燃料電池セルスタックにおいて発電に使用されずに残った残余燃料ガスを燃焼させ、改質器を加熱する燃焼器と、改質器及び燃焼器を収容する空間が内部に形成されるとともに酸化剤ガスが流れる酸化剤ガス流路を有するハウジングと、を有し、燃料電池セルスタックはハウジングとは独立して、ハウジングの外部に配置されており、ハウジングから燃料電池セルスタックへ燃料ガスを供給する燃料供給通路、又は、ハウジングから燃料電池セルスタックへ酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給通路の少なくとも何れか一方と、燃料電池セルスタックからハウジングへ残余燃料ガスを排出する燃料排出通路、又は、燃料電池セルスタックにおいて発電に使用されずに残った残余酸化剤ガスをハウジングへ排出する酸化剤ガス排出通路の少なくとも何れか一方と、が一体の通路形成部材内に形成されている、ことを特徴とする。
上記構成の本発明によれば、燃料電池モジュールの起動時において燃料供給通路を通る燃料ガス、又は、酸化剤ガス供給通路を通る高温の酸化剤ガスの少なくとも何れか一方と、燃料排出通路を流れる残余燃料ガス、又は、酸化剤ガス排出通路を流れる残余酸化剤ガスの少なくとも何れか一方との間で、一体の通路形成部材を介して熱交換が行われるため、燃料ガス、又は、酸化剤ガスの少なくとも何れか一方が冷却される。このため、高温の燃料ガス、又は、酸化剤ガスが燃料電池セルスタックに供給されて燃料電池セルが劣化するのを防止できる。さらに、燃料電池モジュールの発電時には、燃料排出通路を流れる高温な残余燃料ガス、又は、酸化剤ガス排出通路を流れる高温な残余酸化剤ガスの少なくとも何れか一方と、燃料供給通路を通る燃料ガス、又は、酸化剤ガス供給通路を通る高温の酸化剤ガスの少なくとも何れか一方との間で一体の通路形成部材を介して熱交換が行われるため、酸化剤ガスが加熱される。このため、十分に加熱された燃料ガス又は酸化剤ガスが燃料電池セルに供給され、発電効率を向上することができる。
本発明において、好ましくは、燃料供給通路と、燃料排出通路と、酸化剤ガス供給通路と、酸化剤ガス排出通路とが一体の通路形成部材内に形成されている。
上記構成の本発明によれば、燃料ガス及び酸化剤ガスと、残余燃料ガス及び残余酸化剤ガスとの間で熱交換が行われるため、起動時における燃料電池セルの劣化をより確実に防止できるととともに、発電時における発電効率をより確実に向上できる。
本発明において、好ましくは、ハウジングから燃料電池セルスタックに流体を供給する燃料供給通路及び酸化剤ガス供給通路と、燃料電池セルスタックからハウジングに流体を排出する酸化剤ガス供給通路及び酸化剤ガス排出通路とが交互に配置されている。
上記構成の本発明によれば、燃料ガス及び酸化剤ガスと、残余燃料ガス及び残余酸化剤ガスとの間で熱交換がより促進される。
本発明において、好ましくは、通路形成部材は、ハウジングから燃料電池セルスタックへ燃料ガスを供給する燃料供給通路、又は、ハウジングから燃料電池セルスタックへ酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給通路の少なくとも何れか一方と、燃料電池セルスタックからハウジングへ残余燃料ガスを排出する燃料排出通路、又は、燃料電池セルスタックにおいて発電に使用されずに残った残余酸化剤ガスをハウジングへ排出する酸化剤ガス排出通路の少なくとも何れか一方とが、伝熱部材により接続されて構成されている。
上記構成の本発明によれば、簡単な構成で供給通路と排出通路との間で熱交換を行うことができる。
本発明によれば、燃料電池セルスタックの劣化を抑制できる燃料電池モジュールを提供できる。
本発明の第1実施形態による燃料電池モジュールの概略構成を示す図である。 図1に示す燃料電池モジュールのハウジングと、燃料電池セルスタックと、これらを結ぶ通路形成部材を示す平面図である。 図1に示す燃料電池モジュールのハウジングと、燃料電池セルスタックと、これらを結ぶ通路形成部材を示す立面図である。 図1に示す燃料電池モジュールのハウジングと、燃料電池セルスタックと、これらを結ぶ通路形成部材を示す側面図である。 図1に示す燃料電池モジュールのハウジングと、燃料電池セルスタックと、これらを結ぶ通路形成部材を示す底面図である。 図2に示すハウジングと燃料電池セルスタックを結ぶ通路形成部材を示す取り付け状態における下方から見た図である。 図2に示すハウジングと燃料電池セルスタックを結ぶ通路形成部材を示す取り付けた状における上方から見た図である。 図2に示すハウジングと燃料電池セルスタックを結ぶ通路形成部材を示す図7におけるA−A断面図である。 図2に示すハウジングと燃料電池セルスタックを結ぶ通路形成部材を示す図7におけるB−B断面図である。 本発明の第2実施形態による燃料電池モジュールのハウジングと、燃料電池セルスタックと、これらを結ぶ通路形成部材を示す平面図である。 本発明の第2実施形態による燃料電池モジュールのハウジングと、燃料電池セルスタックと、これらを結ぶ通路形成部材を示す側面図である。 本発明の第2実施形態による燃料電池モジュールのハウジングと、燃料電池セルスタックと、これらを結ぶ通路形成部材を示す底面図である。
<第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態による燃料電池モジュールを図面を参照しながら、詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施形態による燃料電池モジュールの概略構成を示す図である。なお、図1において、燃料ガス(原燃料ガス及び残余燃料ガスを含む)の流れを一点鎖線で示し、空気(残余酸化剤ガスを含む)の流れを実線で示し、排気ガスの流れを破線で示す。
図1に示すように、本発明の実施形態による燃料電池モジュール1は、発電反応を行う燃料電池セルスタック2と、この燃料電池セルスタック2に、原燃料ガスを改質した燃料ガス、及び加熱した酸化剤ガスである空気を供給する流体供給装置4と、を有する。流体供給装置4は、蒸発器4a及び改質・加熱器4bから構成されている。
蒸発器4aには、水を供給するための水供給用配管20と、原燃料ガスを供給するための原燃料ガス供給配管22と、排気ガスを排出するための排気ガス排出管23が接続されている。また、蒸発器4aには、改質・加熱器4bのハウジング6から蒸発器4aへ排気ガスを供給する排気ガス配管26と、蒸発器4aから改質器10へ混合ガスを供給する混合ガス導管28とが接続されている。
蒸発器4aは、排気ガス配管26を通じて供給された排気ガスの熱により、水供給用配管20から供給された水を蒸発させて水蒸気を生成すると共に、この水蒸気を原燃料ガス供給配管22から供給された原燃料ガスと混合するように構成されている。蒸発器4aにおいて水蒸気と混合された原燃料ガスは、混合ガス導管28を通じて改質器10に供給される。なお、水を加熱した排気ガスは排気ガス排出管23を通じて外部に排出される。
改質・加熱器4bはハウジング6を備えており、このハウジング6が燃料電池セルスタック2の上方に鉛直方向に並べて配置されている。これらの燃料電池セルスタック2、及びハウジング6は、断熱材8によって包囲されているとともに、燃料電池セルスタック2とハウジング6との間にも断熱材8が設けられているため、燃料電池セルスタック2は、ハウジング6(流体供給装置4)から熱的に隔離されている。この燃料電池セルスタック2及びハウジング6を包囲している断熱材8は、燃料電池モジュール1の最表面を構成しており、断熱材8の外側を覆う金属製の容器等は設けられていてもよいが、設けられていなくてもよい。また、ハウジング6によって密閉された空間内には、改質器10、燃焼器12が収容されている。
ハウジング6は、二重壁構造となっており内壁と外壁の間に空気流路6Aが形成されている。ハウジング6の天面には空気供給パイプ24が接続されており、外部から空気供給パイプ24を通じて酸化剤ガスとしての空気が供給される。空気流路6Aに供給された空気(酸化剤ガス)は、空気流路6Aを流れる間に、燃焼器12の燃焼熱により加熱される。空気流路6A内において加熱された空気は、酸化剤ガス供給通路32を介して燃料電池セルスタック2に供給される。
改質・加熱器4bと燃料電池セルスタック2との間には、改質器10から燃料電池セルスタック2の燃料ガスを供給する燃料供給通路30が設けられ、ハウジング6の空気流路6Aから加熱された空気を燃料電池セルスタック2に供給する酸化剤ガス供給通路32が設けられている。また、改質・加熱器4bと燃料電池セルスタック2との間には、燃料電池セルスタック2において発電に使用されなかったオフガスである残燃料ガスを燃焼器12に供給するための燃料排出通路34と、燃料電池セルスタック2において発電に使用されなかった酸化剤ガスを燃焼器12に供給するための酸化剤ガス排出通路36が接続されている。
改質器10には、改質触媒(図示せず)が充填されており、蒸発器4aから混合ガス導管28を通じて水蒸気が混合された原燃料ガスが供給され、燃焼器12の燃焼熱により原燃料ガスを水蒸気改質して、水素を豊富に含む燃料ガスを生成するように構成されている。改質器10において生成された燃料ガスは燃料電池セルスタック2に送られ、燃料電池セルスタック2において発電に使用される。この燃料ガスは、改質器10と燃料電池セルスタック2の間に延びる燃料供給通路30を介して燃料電池セルスタック2に供給される。ここで、改質器10はハウジング6内に収容され、ハウジング6は断熱材8によって包囲されているので、燃料ガスを供給する燃料供給通路30は、ハウジング6及び断熱材8を貫通して燃料電池セルスタック2へ延びている。
燃焼器12は、燃料電池セルスタック2において発電に使用されずに残った残余燃料ガス及び残余空気を燃焼させるように構成されている。燃料電池セルスタック2において発電に使用されずに残った燃料は、燃焼器12と燃料電池セルスタック2の間に延びる燃料排出通路34を介して燃焼器12へ排出される。この燃料排出通路34も、ハウジング6及び断熱材8を貫通して燃料電池セルスタック2から燃焼器12へ延びている。燃焼器12へ排出された残余燃料は、燃焼器12によって燃焼され、燃焼器12の上方に配置された改質器10を加熱する。これにより、改質器10内の改質触媒(図示せず)が水蒸気改質可能な温度に加熱される。
一方、発電用の酸化剤ガスである空気も外部から空気供給パイプ24を通じてハウジング6に供給され、空気流路6Aを通る間に燃焼器12の燃焼熱によって加熱され、高温になった状態で燃料電池セルスタック2へ供給される。流体供給装置4において加熱された発電用の空気は、ハウジング6から延びる酸化剤ガス供給通路32を介して燃料電池セルスタック2に供給される。この酸化剤ガス供給通路32も、ハウジング6を包囲する断熱材8を貫通してハウジング6から燃料電池セルスタック2へ延びている。
燃料電池セルスタック2は、平板型セルスタックであり、複数の長方形の平板型燃料電池セル2a(図3)を積層して構成されている。燃料電池セルスタック2は、ハウジング6の外部に独立して設けられている。各燃料電池セル2aは、酸化物イオン導電体で構成された平板状の電解質の両面に、燃料極及び空気極(酸化剤ガス極)の電極を夫々設けることにより構成され、各燃料電池セル2aの間にはセパレータ2bが配置されている。また、積層された複数の燃料電池セル2aの上端にはトップエンドプレート2cが配置され、下端にはボトムエンドプレート2dが配置されている。このように複数の燃料電池セル2aを積層して得られた燃料電池セルスタック2の内部には、各燃料電池セル2aに燃料ガスを供給するための燃料ガス供給通路(図示せず)と、酸化剤ガスである空気を供給するための酸化剤ガス供給通路(図示せず)が形成されている。ボトムエンドプレート2dに、燃料供給通路30及び酸化剤ガス供給通路32と、燃料排出通路34及び酸化剤ガス排出通路36と、が接続されている。ボトムエンドプレート2dにおいて、燃料供給通路30及び燃料排出通路34は各燃料電池セル2aに燃料ガスを供給するための燃料ガス供給通路に接続されており、酸化剤ガス供給通路32及び酸化剤ガス排出通路36が、各燃料電池セル2aに酸化剤ガスを供給するための酸化剤ガス供給通路に接続されている。各燃料電池セル2aには、燃料供給通路30及び酸化剤ガス供給通路32を通じて燃料ガス及び酸化剤ガスが供給され、燃料電池セルによる発電が行われる。燃料電池セルスタック2において発電に使用されなかった残余燃料ガス及び残余酸化剤ガスは、燃料排出通路34及び酸化剤ガス排出通路36に排出される。
燃料電池セルスタック2に供給され、発電に使用されずに残った残余の燃料ガスは、上述の通り、燃料排出通路34を介して燃焼器12へ排出される。また、燃料電池セルスタック2に供給され、発電に使用されずに残った残余の空気は、酸化剤ガス排出通路36を介して燃焼器12へ排出される。この酸化剤ガス排出通路36も、ハウジング6を包囲する断熱材8を貫通して燃料電池セルスタック2から燃焼器12へ延びている。燃焼器12へ排出された残余空気は、燃焼器12における燃焼に使用される。燃焼により生成された燃焼ガスは、排気ガスとして排気ガス配管26を通じて蒸発器4aに排出される。蒸発器4aに排出された排気ガスは、水を蒸発するのに用いられた後に、排気ガス排出管23から外部に排出される。
本実施形態におけるハウジング6と燃料電池セルスタック2とを結ぶ燃料供給通路30、酸化剤ガス供給通路32、燃料排出通路34、及び、酸化剤ガス排出通路36が、ハウジング6と燃料電池セルスタック2との間に設けられた通路形成部材内に形成されている。以下、この通路形成部材の構成について説明する。
図2〜図5は、図1に示す燃料電池モジュールのハウジングと、燃料電池セルスタックと、これらを結ぶ通路形成部材を示し、図2は平面図、図3は立面図、図4は側面図、図5は底面図である。図2〜図5に示すように、本実施形態では、燃料電池セルスタック2は、平板型燃料電池セル2aが水平になるように配置されている。また、改質・加熱器4bは、改質・加熱器4bの底面と、燃料電池セルスタック2の底面とが同じ高さになるように、燃料電池セルスタック2の側方に配置されている。これにより、全ての平板型燃料電池セル2aの延長平面上に改質・加熱器4bのハウジング6が位置している。なお、平板型燃料電池セル2aの延長平面上に位置するとは、平板型燃料電池セル2aの表面又は裏面を延長した場合に、延長面と交差するこという。
また、本実施形態では、ハウジング6と、燃料電池セルスタック2とを連結するように通路形成部材40が設けられている。通路形成部材40は、ハウジング6の側面の底部と、燃料電池セルスタック2のボトムエンドプレート2dの側面との間に設けられている。
図6〜図9は、図2に示すハウジングと燃料電池セルスタックを結ぶ通路形成部材を示し、図6は取り付け状態における下方から見た図、図7は取り付けた状における上方から見た図、図8は図7におけるA−A断面図、図9は図7におけるB−B断面図である。図6〜図9に示すように、通路形成部材40は、第1の板材42と、第2の板材50とが重ね合わされて一体に形成されている。
第1の板材42は、矩形状に形成されており、横方向の一側部(図6及び図7の左側部)に、縦方向(図6及び図7の上下方向)に等間隔で4つの円形の開口が形成されている。これら開口には縁に沿って円筒状の第1〜第4の管状部材44A〜44Dが取り付けられている。また、横方向の他側部(図6及び図7の右側部)に、縦方向(図6及び図7の上下方向)に等間隔で4つの円形の開口が形成されている。これら開口には縁に沿って円筒状の第5〜第8の管状部材46A〜46Dが取り付けられている。第1〜第4の管状部材44A〜44Dと、第5〜第8の管状部材46A〜46Dとはそれぞれ横方向に整列して設けられている。
第2の板材50は平板状であり、縦方向に等間隔で第1〜第4の突部52A〜52Dが形成されている。第1〜第4の突部52A〜52Dは、それぞれ下方にむかって突出し、横方向に延びるように形成されている。
図8に示すように、第1の板材42と第2の板材50とが重ね合わされることにより、第1の板材42と第2の板材50の第1の突部52Aとの間に横方向に延びる通路が形成されている。この通路は、一端が第1の管状部材44Aの内部通路と連通し、他端が第5の管状部材46Aの内部通路と連通している。これにより、第1の管状部材44Aから第5の管状部材46Aまで延びる燃料供給通路30が形成されている。
これと同様に、第1の板材42と第2の板材50とが重ね合わされることにより、第1の板材42と第2の板材50の第2の突部52Bとの間に横方向に延びる通路が形成されている。この通路は、一端が第2の管状部材44Bの内部通路と連通し、他端が第6の管状部材46Bの内部通路と連通している。これにより、第2の管状部材44Bから第6の管状部材46Bまで延びる燃料排出通路34が形成されている。
また、第1の板材42と第2の板材50とが重ね合わされることにより、第1の板材42と第2の板材50の第3の突部52Cとの間に横方向に延びる通路が形成されている。この通路は、一端が第3の管状部材44Cの内部通路と連通し、他端が第7の管状部材46Cの内部通路と連通している。これにより、第3の管状部材44Cから第7の管状部材46Cまで延びる酸化剤ガス供給通路32が形成されている。
また、第1の板材42と第2の板材50とが重ね合わされることにより、第1の板材42と第2の板材50の第4の突部52Dとの間に横方向に延びる通路が形成されている。この通路は、一端が第4の管状部材44Dの内部通路と連通し、他端が第8の管状部材46Dの内部通路と連通している。これにより、第4の管状部材44Dから第8の管状部材46Dまで延びる酸化剤ガス排出通路36が形成されている。
このように、通路形成部材40内には、ハウジング6から燃料電池セルスタック2に流体を供給する燃料供給通路30及び酸化剤ガス供給通路32と、燃料電池セルスタック2からハウジング6へ流体を排出する燃料排出通路34及び酸化剤ガス排出通路36とが交互に配置されている。
第1〜第4の管状部材44A〜44Dの端部はハウジング6に接続されており、第5〜第8の管状部材46A〜46Dの端部は燃料電池セルスタック2に接続されている。
ハウジング6内の改質器10から排出された燃料ガスは、燃料供給通路30を通じて燃料電池セルスタック2に供給される。すなわち、燃料ガスは、第1の管状部材44Aを通り、第1の板材42と第2の板材50の第1の突部52Aとの間の空間を通り、第5の管状部材46Aを通り、燃料電池セルスタック2に供給される。
燃料電池セルスタック2から排出された残余燃料ガスは、燃料排出通路34を通じてハウジング6内の燃焼器12に排出される。すなわち、残余燃料ガスは、第6の管状部材46Bを通り、第1の板材42と第2の板材50の第2の突部52Bとの間の空間を通り、第2の管状部材44Bを通り、ハウジング6内の燃焼器12に供給される。
ハウジング6内の空気流路6Aから排出された酸化剤ガスは、酸化剤ガス供給通路32を通じて燃料電池セルスタック2に供給される。すなわち、酸化剤ガスは、第3の管状部材44Cを通り、第1の板材42と第2の板材50の第3の突部52Cとの間の空間を通り、第7の管状部材46Cを通り、燃料電池セルスタック2に供給される。
燃料電池セルスタック2から排出された残余酸化剤ガスは、酸化剤ガス排出通路36を通じてハウジング6内の燃焼器12に排出される。すなわち、残余酸化剤ガスは、第8の管状部材46Dを通り、第1の板材42と第2の板材50の第4の突部52Dとの間の空間を通り、第4の管状部材44Dを通り、ハウジング6内の燃焼器12に供給される。
次に、本発明の実施例による燃料電池モジュール1の作用を説明する。
まず、燃料電池モジュール1の起動時においては、原燃料ガス供給配管22を介して蒸発器4aに原燃料ガスが供給されると共に、空気供給パイプ24を介して発電用の空気が改質器10に供給される。図1に示すように、供給された原燃料ガスは、蒸発器を通って混合ガス導管28に流入し、さらに、改質器10の中に流入する。なお、燃料電池モジュール1の起動初期においては、改質器10の温度が低いため、原燃料ガスを改質する反応は発生しない。改質器10に流入した原燃料ガスは、燃料供給通路30を通って燃料電池セルスタック2の内部に流入する。
一方、空気供給パイプ24を介してハウジング6に供給された空気は、ハウジング6の空気流路6Aを通り、さらに、酸化剤ガス供給通路32を通って燃料電池セルスタック2の内部に流入する。燃料電池セルスタック2内に流入した原燃料ガス及び空気は、内部の通路を通り、燃料排出通路34及び酸化剤ガス排出通路36を介して燃焼器12に排出される。なお、燃料電池モジュール1の起動初期においては、燃料電池セルスタック2の温度が低いため、燃料電池セルスタック2において発電反応は発生しない。
燃料排出通路34を通って燃焼器12に流入した原燃料ガスは、酸化剤ガス排出通路36を介して燃焼器12に流入した酸化剤ガスとともに燃焼器38において燃焼され、燃焼熱を生成するようになる。
燃焼器12が点火されると、その上方に配置された改質器10が加熱され、内部の改質触媒の温度が上昇する。また、燃焼により生成される燃焼ガスにより、ハウジング6の空気流路6Aが加熱され、内部を流れる空気が加熱される。改質器10及び空気流路6Aにおいて急加熱された燃料ガス及び酸化剤ガスは、通路形成部材40内の燃料供給通路30及び酸化剤ガス供給通路32をそれぞれ通過する。この際、燃料排出通路34及び酸化剤ガス排出通路36を通る燃料ガス及び酸化剤ガスは温度が低いため、燃料供給通路30及び酸化剤ガス供給通路32を通る燃料ガス及び酸化剤ガスと、燃料排出通路34及び酸化剤ガス排出通路36を通る燃料ガス及び酸化剤ガスとの間で、通路形成部材40を介して熱交換が行われる。これにより、燃料供給通路30及び酸化剤ガス供給通路32を通る燃料ガス及び酸化剤ガスが冷却され、燃料電池セルが急加熱されて劣化するのを防止できる。
また、このように燃焼器12において残余燃料ガスと残余酸化剤ガスによる燃焼が開始されると、ハウジング6の底面が加熱され、ハウジング6の底面からの放熱により燃料電池セルスタック2の上面が加熱される。これに対して、本実施形態では、平板型燃料電池セル2の延長平面上にハウジング6が位置しているため、各平板型燃料電池セル2には温度分布が発生するものの、それぞれの平板型燃料電池セル2に同じ傾向の温度分布が発生するため、平板型燃料電池セル2間に熱応力が発生するのを防止できる。
ハウジング6内で生成された燃焼ガスは、排気ガス配管26を通って排気ガスとして蒸発器4aに流入する。蒸発器4a内に流入した排気ガスは、水供給用配管20を通じて蒸発器4aに供給された水を蒸発させて水蒸気を発生させた後、排気ガス排出管23から排出される。
蒸発器4aにおいて水蒸気が生成されるようになると、原燃料ガスと水蒸気の混合ガスが、改質器10に供給されるようになる。また、改質器10の温度が十分に上昇すると、改質触媒により水蒸気改質反応が誘発されて、原燃料ガスから水素ガスを豊富に含む燃料ガスが生成される。生成された燃料ガスは、燃料電池セルスタック2に供給される。燃料電池セルスタック2の温度が十分に上昇すると、燃料ガスと、改質・加熱器4bにおいて加熱された空気により発電反応が発生するようになる。燃料電池セルスタック2の温度が発電可能な温度まで上昇した状態において、燃料電池セルスタック2から電力が取り出され、発電が開始される。
燃料電池セルスタック2における発電が開始されると、燃料電池セルスタック2が発電反応により高温になるため、燃料排出通路34及び酸化剤ガス排出通路36を通る残余燃料ガス及び残余酸化剤ガスが、燃料供給通路30及び酸化剤ガス供給通路32を通る燃料ガス及び酸化剤ガスよりも高温になる。
これにより、燃料供給通路30及び酸化剤ガス供給通路32を通る燃料ガス及び酸化剤ガスと、燃料排出通路34及び酸化剤ガス排出通路36を通る燃料ガス及び酸化剤ガスとの間で、通路形成部材40を介して熱交換が行われる。このため、燃料供給通路30及び酸化剤ガス供給通路32を通って燃料電池セルスタック2に供給される燃料ガス及び酸化剤ガスがさらに加熱され、発電反応がより促進される。
また、このように燃料電池セルスタック2における発電が開始されると燃料電池セルスタック2における温度が上昇する。これに対して、燃料電池セルスタック2における温度が上昇すると、燃料電池セルスタック2のハウジング6に近い側の側面からハウジングへの放熱が起こり、燃料電池セルスタック2のハウジング6に近い側の温度が低下してしまう。これに対して、本実施形態では、平板型燃料電池セル2の延長平面上にハウジング6が位置しているため、各平板型燃料電池セル2には温度分布が発生するものの、それぞれの平板型燃料電池セル2に同じ傾向の温度分布が発生するため、平板型燃料電池セル2間に熱応力が発生するのを防止できる。
本実施形態によれば、以下の効果が奏される。
本実施形態では、ハウジング6から燃料電池セルスタック2に流体を供給する燃料供給通路30及び酸化剤ガス供給通路32と、燃料電池セルスタック2からハウジング6へ流体を排出する燃料排出通路34及び酸化剤ガス排出通路36と通路形成部材40内に形成されている。これにより、燃料電池モジュール1の起動時において燃料供給通路30を通る燃料ガス、及び、酸化剤ガス供給通路34を通る高温の酸化剤ガスと、燃料排出通路32を流れる残余燃料ガス、及び、酸化剤ガス排出通路36を流れる残余酸化剤ガスとの間で、通路形成部材40を介して熱交換が行われるため、燃料ガス及び酸化剤ガスが冷却される。このため、高温の燃料ガス及び酸化剤ガスが燃料電池セルスタック1に供給されて燃料電池セルが劣化するのを防止できる。さらに、燃料電池モジュール1の発電時には、燃料排出通路32を流れる高温な残余燃料ガス及び酸化剤ガス排出通路36を流れる高温な残余酸化剤ガスと、燃料供給通路30を通る燃料ガス、及び、酸化剤ガス供給通路34を通る高温の酸化剤ガスとの間で通路形成部材40を介して熱交換が行われるため、酸化剤ガスが加熱される。このため、十分に加熱された燃料ガス又は酸化剤ガスが燃料電池セルに供給され、発電効率を向上することができる。
また、本実施形態では、燃料供給通路30と、燃料排出通路34と、酸化剤ガス供給通路32と、酸化剤ガス排出通路36とが通路形成部材40内に形成されている。これにより、燃料ガス及び酸化剤ガスと、残余燃料ガス及び残余酸化剤ガスとの間で熱交換が行われるため、起動時における燃料電池セルの劣化をより確実に防止できるととともに、発電時における発電効率をより確実に向上できる。
また、本実施形態では、燃料供給通路30及び酸化剤ガス供給通路34と、酸化剤ガス供給通路32及び酸化剤ガス排出通路36とが交互に配置されているため、燃料ガス及び酸化剤ガスと、残余燃料ガス及び残余酸化剤ガスとの間で熱交換がより促進される。
<第2実施形態>
以下、本発明の第2実施形態による燃料電池モジュールを図面を参照しながら説明する。なお、第2実施形態による燃料電池モジュールは、通路形成部材の構成のみが第1実施形態と異なる。第1実施形態と同様の構成については、同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
図10及び図11は、本発明の第2実施形態による燃料電池モジュールのハウジングと、燃料電池セルスタックと、これらを結ぶ通路形成部材を示し、図10は平面図、図11は側面図、図12は底面図である。
図10〜図12に示すように、本実施形態では、ハウジング6と燃料電池セルスタック2とは略同じ高さ位置に設けられており、ハウジング6の底部と、燃料電池セルスタック2の底部とを連結するように第1の通路形成部材140A及び第2の通路形成部材140Bが設けられている。
第1の通路形成部材140Aは、第1の板材142Aと、第2の板材150Aとが重ね合わされて一体に形成されている。また、第2の通路形成部材140Bは、第1の板材142Bと、第2の板材150Bとが重ね合わされて一体に形成されている。
第1の通路形成部材140Aを形成する第1の板材142Aは、矩形状に形成されており、横方向の一側部(図12左側部)に、縦方向(図12の上下方向)に並ぶように2つの円形の開口が形成されている。これら開口には縁に沿って円筒状の第1〜第2の管状部材144A〜144Bが取り付けられている。また、横方向の他側部(図12の右側部)に、縦方向(図12の上下方向)に並ぶように2つの円形の開口が形成されている。これら開口には縁に沿って円筒状の第5〜第6の管状部材146A〜146Bが取り付けられている。第1〜第2の管状部材144A〜144Bと、第5〜第6の管状部材146A〜146Bとはそれぞれ横方向に整列して設けられている。
第1の通路形成部材140Aを形成する第2の板材150Aは平板状であり、縦方向に並ぶように第1〜第2の突部152A〜152Bが形成されている。第1〜第2の突部152A〜152Bは、それぞれ下方にむかって突出し、横方向に延びるように形成されている。
第1の通路形成部材140Aにおいて、第1の板材142Aと第2の板材150Aとが重ね合わされることにより、第1の板材142Aと第2の板材150Aの第1の突部152Aとの間に横方向に延びる通路が形成されている。この通路は、一端が第1の管状部材144Aの内部通路と連通し、他端が第5の管状部材146Aの内部通路と連通している。これにより、第1の管状部材144Aから第5の管状部材146Aまで延びる燃料供給通路30が形成されている。
これと同様に、第1の通路形成部材140Aにおいて、第1の板材142Aと第2の板材150とが重ね合わされることにより、第1の板材142Aと第2の板材150の第2の突部152Bとの間に横方向に延びる通路が形成されている。この通路は、一端が第2の管状部材144Bの内部通路と連通し、他端が第6の管状部材146Bの内部通路と連通している。これにより、第2の管状部材144Bから第6の管状部材146Bまで延びる燃料排出通路34が形成されている。
第2の通路形成部材140Bを形成する第1の板材142Bは、矩形状に形成されており、横方向の一側部(図12左側部)に、縦方向(図12の上下方向)に並ぶように2つの円形の開口が形成されている。これら開口には縁に沿って円筒状の第3〜第4の管状部材144C〜144Dが取り付けられている。また、横方向の他側部(図12の右側部)に、縦方向(図12の上下方向)に並ぶように2つの円形の開口が形成されている。これら開口には縁に沿って円筒状の第7〜第8の管状部材146C〜146Dが取り付けられている。第3〜第4の管状部材144C〜144Dと、第7〜第8の管状部材146C〜146Dとはそれぞれ横方向に整列して設けられている。
第2の通路形成部材140Bを形成する第2の板材150Bは平板状であり、縦方向に並ぶように第3〜第4の突部152C〜152Dが形成されている。第3〜第4の突部152C〜152Dは、それぞれ下方にむかって突出し、横方向に延びるように形成されている。
第2の通路形成部材140Bにおいて、第1の板材142Bと第2の板材150Bとが重ね合わされることにより、第1の板材142Bと第2の板材150Bの第3の突部52Cとの間に横方向に延びる通路が形成されている。この通路は、一端が第3の管状部材144Cの内部通路と連通し、他端が第7の管状部材146Cの内部通路と連通している。これにより、第3の管状部材144Cから第7の管状部材146Cまで延びる酸化剤ガス供給通路32が形成されている。
これと同様に、第2の通路形成部材140Bにおいて、第1の板材142Bと第2の板材150Bとが重ね合わされることにより、第1の板材142Bと第2の板材150Bの第4の突部152Dとの間に横方向に延びる通路が形成されている。この通路は、一端が第4の管状部材144Dの内部通路と連通し、他端が第8の管状部材146Dの内部通路と連通している。これにより、第4の管状部材144Dから第8の管状部材146Dまで延びる酸化剤ガス排出通路36が形成されている。
第1の通路形成部材140Aの第1〜第2の管状部材144A〜144Bの端部はハウジング6に接続されており、第5〜第6の管状部材146A〜146Bの端部は燃料電池セルスタック2に接続されている。また、第2の通路形成部材140Bの第3〜第4の管状部材144C〜144Dの端部はハウジング6に接続されており、第7〜第8の管状部材146C〜146Dの端部は燃料電池セルスタック2に接続されている。
ハウジング6内の改質器10から排出された燃料ガスは、燃料供給通路30を通じて燃料電池セルスタック2に供給される。すなわち、燃料ガスは、第1の通路形成部材140Aの第1の管状部材144Aを通り、第1の板材142Aと第2の板材150Aの第1の突部152Aとの間の空間を通り、第5の管状部材146Aを通り、燃料電池セルスタック2に供給される。
燃料電池セルスタック2から排出された残余燃料ガスは、燃料排出通路34を通じてハウジング6内の燃焼器12に排出される。すなわち、残余燃料ガスは、第1の通路形成部材140Aの第6の管状部材146Bを通り、第1の板材142Aと第2の板材150Aの第2の突部152Bとの間の空間を通り、第2の管状部材144Bを通り、ハウジング6内の燃焼器12に供給される。
ハウジング6内の空気流路6Aから排出された酸化剤ガスは、酸化剤ガス供給通路32を通じて燃料電池セルスタック2に供給される。すなわち、酸化剤ガスは、第2の通路形成部材140Bの第3の管状部材144Cを通り、第1の板材142Bと第2の板材150Bの第3の突部152Cとの間の空間を通り、第7の管状部材146Cを通り、燃料電池セルスタック2に供給される。
燃料電池セルスタック2から排出された残余酸化剤ガスは、酸化剤ガス排出通路36を通じてハウジング6内の燃焼器12に排出される。すなわち、残余酸化剤ガスは、第8の管状部材146Dを通り、第1の板材142Bと第2の板材150Bの第4の突部152Dとの間の空間を通り、第4の管状部材144Dを通り、ハウジング6内の燃焼器12に供給される。
本実施形態においても、起動時には、改質器10において急加熱された燃料ガス及び酸化剤ガスは、第1の通路形成部材140A内の燃料供給通路30を通過する。この際、燃料排出通路34を通る燃料ガスは温度が低いため、燃料供給通路30を通る燃料ガスと、燃料排出通路34を通る燃料ガスとの間で、第1の通路形成部材140Aを介して熱交換が行われる。これにより、燃料供給通路30を通る燃料ガスが冷却され、燃料電池セルが急加熱されて劣化するのを防止できる。
これと同様に、空気流路6Aにおいて急加熱された酸化剤ガスは、第2の通路形成部材140B内の酸化剤ガス供給通路32を通過する。この際、酸化剤ガス排出通路36を通る酸化剤ガスは温度が低いため、酸化剤ガス供給通路32を通る酸化剤ガスと、酸化剤ガス排出通路36を通る酸化剤ガスとの間で、第2の通路形成部材140Bを介して熱交換が行われる。これにより、酸化剤ガス供給通路32を通る酸化剤ガスが冷却され、燃料電池セルが急加熱されて劣化するのを防止できる。
燃料電池セルスタック2における発電時には、燃料供給通路30を通る燃料ガスと、燃料排出通路34を通る燃料ガスとの間で、第1の通路形成部材140Aを介して熱交換が行われる。このため、燃料供給通路30を通って燃料電池セルスタック2に供給される燃料ガス及び酸化剤ガスがさらに加熱され、発電反応がより促進される。これと同様に、酸化剤ガス供給通路32を通る酸化剤ガスと、酸化剤ガス排出通路36を通る酸化剤ガスとの間で、第2の通路形成部材140Bを介して熱交換が行われる。このため、酸化剤ガス供給通路32を通って燃料電池セルスタック2に供給される酸化剤ガスがさらに加熱され、発電反応がより促進される。
なお、本実施形態では、第1の通路形成部材140Aに燃料供給通路30及び燃料排出通路34を形成し、ハウジング6から燃料電池セルスタック2に供給される燃料ガスと、燃料電池セルスタック2からハウジング6に排出される残余燃料ガスとの間で熱交換可能にしたが、本発明はこれに限られない。第1の通路形成部材140Aに燃料供給通路30及び酸化剤ガス排出通路36を形成し、ハウジング6から燃料電池セルスタック2に供給される燃料ガスと、燃料電池セルスタック2からハウジング6に排出される残余酸化剤ガスとの間で熱交換可能にしてもよい。
また、本実施形態では、第2の通路形成部材140Bに酸化剤ガス供給通路32及び酸化剤ガス排出通路36を形成し、ハウジング6から燃料電池セルスタック2に供給される酸化剤ガスと、燃料電池セルスタック2からハウジング6に排出される残余酸化剤ガスとの間で熱交換可能にしたが、本発明はこれに限られない。第2の通路形成部材140Bに酸化剤ガス供給通路32及び燃料排出通路34を形成し、ハウジング6から燃料電池セルスタック2に供給される酸化剤ガスと、燃料電池セルスタック2からハウジング6に排出される残余燃料ガスとの間で熱交換可能にしてもよい。
すなわち、本発明は、燃料供給通路30を流れる燃料ガス、又は、酸化剤ガス供給通路32を流れる酸化剤ガスの少なくとも何れか一方と、燃料排出通路34を流れる残余燃料ガス、又は、酸化剤ガス排出通路36を流れる残余酸化剤ガスの少なくとも何れか一方とが熱交換可能であればよい。
本実施形態によれば、以下の効果が奏される。
本実施形態では、燃料供給通路30と、燃料排出通路34とが第1の通路形成部材140A内に形成されている。これにより、燃料電池モジュールの起動時において燃料供給通路30を通る高温の燃料ガスと、燃料排出通路34を流れる残余燃料ガスとの間で、第1の通路形成部材140Aを介して熱交換が行われるため、燃料ガスが冷却される。このため、高温の燃料ガスが燃料電池セルスタック2に供給されて燃料電池セルが劣化するのを防止できる。さらに、燃料電池モジュール1の発電時には、燃料排出通路34を流れる高温な残余燃料ガスと、燃料供給通路30を通る燃料ガスとの間で第1の通路形成部材140Aを介して熱交換が行われるため、燃料ガスが加熱される。このため、十分に加熱された燃料ガスが燃料電池セルに供給され、発電効率を向上することができる。
また、本実施形態では、燃料供給通路30と、燃料排出通路34とが第1の通路形成部材140A内に形成されているため、燃料電池セルスタック2に供給される燃料ガスと、燃料電池セルスタック2から排出される残余燃料ガスとの間で熱交換を行うことができる。
また、本実施形態では、酸化剤ガス供給通路32と酸化剤ガス排出通路36と、が第2の通路形成部材140B内に形成されている。これにより、燃料電池モジュールの起動時において酸化剤ガス供給通路32を通る高温の酸化剤ガスと、酸化剤ガス排出通路36を流れる残余酸化剤ガスとの間で、第2の通路形成部材140Bを介して熱交換が行われるため、酸化剤ガスが冷却される。このため、高温の酸化剤ガスが燃料電池セルスタック2に供給されて燃料電池セルが劣化するのを防止できる。さらに、燃料電池モジュール1の発電時には、酸化剤ガス排出通路36を流れる高温な残余酸化剤ガスと、酸化剤ガス供給通路32を通る酸化剤ガスとの間で第2の通路形成部材140Bを介して熱交換が行われるため、酸化剤ガスが加熱される。このため、十分に加熱された酸化剤ガスが燃料電池セルに供給され、発電効率を向上することができる。
また、本実施形態では、酸化剤ガス供給通路32と、酸化剤ガス排出通路36とが第2の通路形成部材140B内に形成されているため、燃料電池セルスタック2に供給される酸化剤ガスと、燃料電池セルスタック2から排出される残余酸化剤ガスとの間で熱交換を行うことができる。
なお、上記各実施形態では、通路形成部材を第1の部材及び第2の部材により形成しているが、本発明はこれに限られない。すなわち、燃料供給通路30又は酸化剤ガス供給通路32の少なくとも一方と、燃料排出通路34又は酸化剤ガス排出通路36の少なくとも一方の間で熱交換が可能な構成であればよく、伝熱部材で供給通路と排出通路とを接続してもよい。すなわち、本発明における一体の部材とは、空隙等により分離されていない部材を意味するものである。なお、このように、燃料供給通路30又は酸化剤ガス供給通路32の少なくとも一方と、燃料排出通路34又は酸化剤ガス排出通路36の少なくとも一方の間を伝熱部材で結ぶ構成によれば、簡単な構成で熱交換が可能になる。
1 燃料電池モジュール
2 燃料電池セルスタック
2a 燃料電池セル
2b セパレータ
4 流体供給装置
4a 蒸発器
4b 改質・加熱器
6 ハウジング
6A 空気流路
8 断熱材
10 改質器
12 燃焼器
20 水供給用配管
22 原燃料ガス供給配管
23 排気ガス排出管
24 空気供給パイプ
26 排気ガス配管
28 混合ガス導管
30 燃料供給通路
32 酸化剤ガス供給通路
34 燃料排出通路
36 酸化剤ガス排出通路
38 燃焼器
40 通路形成部材
42 第1の板材
44A 第1の管状部材
44B 第2の管状部材
44C 第3の管状部材
44D 第4の管状部材
46A 第5の管状部材
46B 第6の管状部材
46C 第7の管状部材
46D 第8の管状部材
50 第2の板材
52A 第1の突部
52B 第2の突部
52C 第3の突部
52D 第4の突部
140A 第1の通路形成部材
140B 第2の通路形成部材
142A 第1の板材
142B 第1の板材
144A 第1の管状部材
144B 第2の管状部材
144C 第3の管状部材
144D 第4の管状部材
146A 第5の管状部材
146B 第6の管状部材
146C 第7の管状部材
146D 第8の管状部材
150A 第2の板材
150B 第2の板材
152A 第1の突部
152B 第2の突部
152C 第3の突部
152D 第4の突部

Claims (8)

  1. 供給された燃料ガスと酸化剤ガスを反応させることにより発電する燃料電池モジュールであって、
    燃料電池セルスタックと、
    原燃料ガスを改質して、水素を含む燃料ガスを生成し、前記燃料電池セルスタックに供給する改質器と、
    前記燃料電池セルスタックにおいて発電に使用されずに残った残余燃料ガスを燃焼させ、前記改質器を加熱する燃焼器と、
    前記改質器及び前記燃焼器を収容する空間が内部に形成されたハウジングと、を有し、
    前記燃料電池セルスタックは前記ハウジングとは独立して、前記ハウジングの外部に配置されており、
    前記ハウジングから前記燃料電池セルスタックへ前記燃料ガスを供給する燃料供給通路と、
    前記燃料電池セルスタックから前記ハウジングへ前記残余燃料ガスを排出する燃料排出通路、又は、前記燃料電池セルスタックにおいて発電に使用されずに残った残余酸化剤ガスを前記ハウジングへ排出する酸化剤ガス排出通路の少なくとも何れか一方と、が一体の通路形成部材内に形成されている、ことを特徴とする燃料電池モジュール。
  2. 前記燃料供給通路と、前記燃料排出通路とが一体の通路形成部材内に形成されている、
    請求項1に記載の燃料電池モジュール。
  3. 供給された燃料ガスと酸化剤ガスを反応させることにより発電する燃料電池モジュールであって、
    燃料電池セルスタックと、
    前記燃料電池セルスタックにおいて発電に使用されずに残った残余燃料ガスを燃焼させる燃焼器と、
    前記燃焼器を収容する空間が内部に形成されるとともに前記酸化剤ガスが流れる酸化剤ガス流路を有するハウジングと、を有し、
    前記燃料電池セルスタックは前記ハウジングとは独立して、前記ハウジングの外部に配置されており、
    前記ハウジングから前記燃料電池セルスタックへ前記酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給通路と、
    前記燃料電池セルスタックから前記ハウジングへ前記残余燃料ガスを排出する燃料排出通路、又は、前記燃料電池セルスタックにおいて発電に使用されずに残った残余酸化剤ガスを前記ハウジングへ排出する酸化剤ガス排出通路の少なくとも何れか一方と、が一体の通路形成部材内に形成されている、ことを特徴とする燃料電池モジュール。
  4. 前記酸化剤ガス供給通路と、前記酸化剤ガス排出通路とが一体の通路形成部材内に形成されている、
    請求項3に記載の燃料電池モジュール。
  5. 供給された燃料ガスと酸化剤ガスを反応させることにより発電する燃料電池モジュールであって、
    燃料電池セルスタックと、
    原燃料ガスを改質して、水素を含む燃料ガスを生成し、前記燃料電池セルスタックに供給する改質器と、
    前記燃料電池セルスタックにおいて発電に使用されずに残った残余燃料ガスを燃焼させ、前記改質器を加熱する燃焼器と、
    前記改質器及び前記燃焼器を収容する空間が内部に形成されるとともに前記酸化剤ガスが流れる酸化剤ガス流路を有するハウジングと、を有し、
    前記燃料電池セルスタックは前記ハウジングとは独立して、前記ハウジングの外部に配置されており、
    前記ハウジングから前記燃料電池セルスタックへ前記燃料ガスを供給する燃料供給通路、又は、前記ハウジングから前記燃料電池セルスタックへ前記酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給通路の少なくとも何れか一方と、
    前記燃料電池セルスタックから前記ハウジングへ前記残余燃料ガスを排出する燃料排出通路、又は、前記燃料電池セルスタックにおいて発電に使用されずに残った残余酸化剤ガスを前記ハウジングへ排出する酸化剤ガス排出通路の少なくとも何れか一方と、が一体の通路形成部材内に形成されている、ことを特徴とする燃料電池モジュール。
  6. 前記燃料供給通路と、前記燃料排出通路と、前記酸化剤ガス供給通路と、前記酸化剤ガス排出通路とが一体の通路形成部材内に形成されている、
    請求項5に記載の燃料電池モジュール。
  7. 前記ハウジングから前記燃料電池セルスタックに流体を供給する前記燃料供給通路及び前記酸化剤ガス供給通路と、前記燃料電池セルスタックから前記ハウジングに流体を排出する前記燃料排出通路及び前記酸化剤ガス排出通路とが交互に前記通路形成部材に配置されている、
    請求項6に記載の燃料電池モジュール。
  8. 前記通路形成部材は、
    前記ハウジングから前記燃料電池セルスタックへ前記燃料ガスを供給する燃料供給通路、又は、前記ハウジングから前記燃料電池セルスタックへ前記酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給通路の少なくとも何れか一方と、
    前記燃料電池セルスタックから前記ハウジングへ前記残余燃料ガスを排出する燃料排出通路、又は、前記燃料電池セルスタックにおいて発電に使用されずに残った残余酸化剤ガスを前記ハウジングへ排出する酸化剤ガス排出通路の少なくとも何れか一方とが、伝熱部材により接続されて構成されている、
    請求項5に記載の燃料電池モジュール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001052727A (ja) * 1999-08-04 2001-02-23 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 燃料電池発電システム
JP2003229151A (ja) * 2002-02-05 2003-08-15 Tokyo Gas Co Ltd 固体酸化物形燃料電池用触媒燃焼一体型熱交換器
JP2019091619A (ja) * 2017-11-15 2019-06-13 Toto株式会社 燃料電池モジュール及びこれに使用される流体供給装置

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