JP2021033626A - 保守管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】通信が不安定もしくは通信不能の状態でも保守点検作業を進めることができる保守管理システムを提供する。【解決手段】保守管理システム1は、無線通信によりインターネットに通信可能な携帯通信端末2と、インターネットに接続されるサーバ3とを備え、施設内における設備や機器の保守管理に利用される。携帯通信端末2は、通信手段の通信が不安定もしくは通信不能状態にて入力した点検情報を送信待機状態で記憶可能な記憶手段を備え、記憶手段に送信待機状態の点検情報が記憶されている場合には、当該点検情報をサーバ3に送信する処理を行う。サーバ3の記憶手段10は、携帯通信端末2から受信した点検情報を対応する点検項目と合わせて記憶する。【選択図】図1

Description

本発明は、一般家庭やビル、ホテル等の施設内における設備や機器の保守管理に利用される保守管理システムに関する。
ビル、ホテル等の施設内の設備や計器等の機器は、主に専門の点検員によってその保守点検作業が行われている。従来、このような保守点検作業は、専門の検査員が目視し、用紙へ記入することにより点検結果を記録することが多く、その作業が煩雑であるばかりか、記入ミスが発生する虞があった。そこで、計器で示される値を撮像装置にて読み取ることで、点検結果の記録を自動化できる可搬型検針装置がある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1のような可搬型検針装置を用いることで、点検作業に係る作業負担の軽減が期待でき、かつ記入ミスの発生も防止することができる。
ところで、検査員はビル管理会社等に属している場合が多く、ビル管理会社単位では膨大な物件数を管理している。特許文献1のような可搬型検針装置は、可搬型検針装置自体が物件の必要点検項目のデータを有するものであるが、膨大な数の物件全ての必要点検項目のデータを全ての可搬型検針装置にそれぞれ記憶させておき、可搬型検針装置にて必要点検項目のデータと点検データとを都度整合させることは、日々追加される物件のデータの更新作業性の観点等から現実的ではない。特許文献2には、可搬型ではないものの、通信端末から保守データをサーバに送信し、サーバ側でその保守データと保守項目とを整合させて管理するようにした構成の保守管理システムが開示されている。
特開2011−112626号公報(第5頁、第2図) 特開2003−167999号公報(第5頁、第1図)
近年では、処理能力に優れるスマートフォンやタブレット端末等の携帯通信端末が普及しているため、特許文献1のような可搬型検針装置にスマートフォンやタブレット端末等を採用し、この可搬型検針装置から特許文献2のように点検データをサーバに送信し、サーバ側でその点検データと必要点検項目のデータとを整合させて管理する構成とすることは容易に発想できる。しかしながら、保守点検作業が行われるビル等は広大な床面積を有し、かつ保守点検の対象となる設備や機器は地下空間に配置されることも多く、特定の位置によっては携帯通信端末が電波を掴めず通信が不安定もしくは通信不能になってしまう場合があり、サーバと接続して行う保守点検作業を通信が不安定もしくは通信不能の状態では進められないという問題がある。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、通信が不安定もしくは通信不能の状態でも保守点検作業を進めることができる保守管理システムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の保守管理システムは、
無線通信によりインターネットに通信可能な携帯通信端末と、インターネットに接続されるサーバとを備え、施設内における設備や機器の保守管理に利用される保守管理システムであって、
前記携帯通信端末は、点検情報の入力手段と、前記サーバと通信可能な通信手段と、前記通信手段の通信が不安定もしくは通信不能状態にて入力した点検情報を送信待機状態で記憶可能な記憶手段と、を備え、前記通信手段のオンライン状態にて入力した点検情報を前記サーバに送信でき、かつ前記記憶手段に送信待機状態の点検情報が記憶されている場合には当該点検情報を前記サーバに送信する処理を行うようになっており、
前記サーバは、前記携帯通信端末から受信した前記点検情報を対応する点検項目と合わせて記憶することを特徴としている。
この特徴によれば、通信手段の通信が不安定もしくは通信不能状態にて入力した点検情報を送信待機状態で記憶可能な記憶手段を備え、この記憶手段に記憶された送信待機状態の点検情報は、通信手段のオンライン状態にてサーバに送信されるようになっているため、通信が不安定もしくは通信不能の状態でも保守点検作業を進めることができる。
前記携帯通信端末は、前記点検情報である計器を撮像する入力手段である撮像手段を備え、撮像した画像を前記サーバに送信可能となっており、
前記サーバは、前記携帯通信端末から受信した前記計器の画像から計測値を読み取り、読み取った計測値を前記携帯通信端末に表示させることを特徴としている。
この特徴によれば、携帯通信端末に計測値が表示されたことで、通信障害の影響を受けずに、点検情報がサーバに正常に送信されたことがわかる。
前記携帯通信端末は、連続的に複数の画像を撮像する連続撮影モードを備え、該連続撮影モードで撮像した複数の画像は前記通信手段の通信が不安定もしくは通信不能状態にて送信待機状態で前記記憶手段に記憶され、前記通信手段のオンライン状態にて前記サーバに送信されることを特徴としている。
この特徴によれば、通信が不安定もしくは通信不能状態であってもサーバによる計測値の読み取り完了を待たずに、連続撮影モードで複数の画像を連続的に撮像可能であり、保守点検作業を迅速に進めることができる。
前記携帯通信端末は、前記通信手段がオンライン状態になったことを自ら検知し、該検知に基づいて前記サーバに前記記憶手段に記憶されている送信待機状態の点検情報を送信することを特徴としている。
この特徴によれば、携帯通信端末はオンライン状態になったことを自ら検知するため、電波状況が良好なタイミングを逃すことなく、確実に送信待機状態の点検情報をサーバに送信することができる。
前記サーバは、前記記憶手段に記憶されている送信待機状態の点検情報の受信が完了したことを示す通知を前記携帯通信端末に行うことを特徴としている。
この特徴によれば、携帯通信端末で受信した通知に基づいて、検査員は送信待機状態の点検情報がサーバで受信されたことを確認でき、サーバへの報告の進捗を確認できる。
前記携帯通信端末は、前記サーバへの前記記憶手段に記憶されている送信待機状態の点検情報の送信が完了したことを示す表示を該携帯通信端末に表示させることを特徴としている。
この特徴によれば、携帯通信端末に表示される表示に基づいて、検査員は送信待機状態の点検情報がサーバに送信されたことを確認でき、サーバへの報告の進捗を確認できる。
前記点検情報は所定の単位でグループ化されており、前記携帯通信端末は、該グループの全ての点検内容に対応する点検情報が入力されたか否かを判定する確認手段と、前記サーバへ全ての点検情報の送信が完了したか否かを判定する判定手段と、を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、確認手段と判定手段とが別々の判定を行うことから、検査員はグループの全ての点検項目に対応する点検情報が入力されていながら、通信が不安定もしくは通信不能状態の発生に起因して全ての点検情報がサーバへ送信されていないことを判断でき、通信手段がオンラインになる場所へ移動するなどして保守点検作業を迅速に完了することができる。
本発明の実施例における保守管理システムを示す概念図である。 スマートフォン上で動作するアプリケーションのログイン画面を示す図である。 同じくアプリケーションのトップ画面を示す図である。 同じくアプリケーションの物件一覧画面を示す図である。 同じくアプリケーションの点検画面を示す図である。 同じくアプリケーションの報告ページを示す図である。 同じくアプリケーションの報告ページに異常内容を選択させるウィンドウが表示された様子を示す図である。 同じくアプリケーションの報告ページに確認表示とコメント欄が表示された様子を示す図である。 同じくアプリケーションの報告ページにタグ選択ボタンが表示された様子を示す図である。 同じくアプリケーションの報告完了画面を示す図である。 同じくアプリケーションの点検画面における計測タイプの点検内容を示す図である。 直読式の計器の表示盤側を示す正面図である。 単針回転型の計器の表示盤側を示す正面図である。 同じくアプリケーションの読み取り画面を示す図である。 同じくアプリケーションの読み取り画面に登録選択表示が表示された様子を示す図である。 同じくアプリケーションの点検画面における計測タイプの点検内容に計測値が反映された様子を示す図である。 同じくアプリケーションの連続撮影モードを使用した際の点検画面を示す図である。 同じくアプリケーションの連続撮影モードの確認画面を示す図である。 同じくアプリケーションの点検画面における点検未完了表示を示す図である。 パソコン上に表示された管理ページを示す図である。 (a)は異常閲覧画面を示し、(b)は点検閲覧画面を示す図である。 パソコン上に表示された作業完了報告書を示す図である。
本発明に係る保守管理システムを実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例に係る保守管理システムにつき、図1から図22を参照して説明する。
本実施例における保守管理システムは、携帯通信端末としてのスマートフォン2上で動作する点検アプリケーションを利用することで、目視と手入力による計測結果の記録を自動化できる保守管理システムであり、主にビルの各種設備の総合管理や運転監視、定期点検等を行う、いわゆるビル管理会社が利用する。保守管理システムは、スマートフォン2から点検データが後述するサーバ3に送信され、サーバ3側でその点検データと必要点検項目のデータとを整合させて管理することができる。本実施例ではそのうちの1つの物件(図4における「○○○ホテル」である物件17B)に設置された複数の点検データを記録することを例に説明する。
図1に示されるように、保守管理システム1は、携帯通信端末としてのスマートフォン2と、スマートフォン2とインターネットを介して接続され、スマートフォン2により撮像された画像を解析する解析手段としての機能を備える情報端末であるサーバ3と、を備えて構成されている。スマートフォン2は、ビル管理会社の検査員が利用する端末であり、詳しくは図示しないが、後述する計器M1,M2を撮影可能な撮像手段(入力手段)とタッチパネル操作手段(入力手段)と記憶手段と通信手段とを備え、所定のアプリケーションがインストールされている。アプリケーションは、保守管理システムを提供するサービス提供者から、例えばダウンロード可能に提供される。
保守管理システム1を利用するにあたって、検査員はスマートフォン2のアプリケーションを起動する。図2に示されるように、起動されたアプリケーションは、ユーザ名とパスワードの入力を促すログイン画面11を表示させる。ユーザ名とパスワードはインターネットを介してサーバ3に送信され、サーバ3にてスマートフォン2で入力されたユーザ名とパスワードが正しいと判断できた場合、図3に示されるようなトップ画面12を表示させる。
トップ画面12には、「点検業務」を開始するボタン13、「不具合報告」を開始するボタン14、「修繕報告」を開始するボタン15が選択可能に表示される。これらボタンから択一的に選択することで、それぞれの保守管理業務の記録、報告を行うことができる。本実施例では、「点検業務」を開始するボタン13を選択した際の記録、報告手順について以下説明する。
「点検業務」を開始するボタン13を選択すると、図4に示されるように、検査員に課された当日に点検作業を行う必要のある物件17A〜17Dが一覧表示される物件一覧画面16が表示される。検査員は点検作業を開始する物件を選択する。尚、物件一覧画面16に表示される検索ボタン18を選択することで、フリーワード検索により表示する物件を絞り込むことができる。
物件(例えば「○○○ホテル」である物件17B)が選択されると、図5に示されるような点検画面19が表示される。点検画面19には、エリア選択表示20と設備表示21と点検内容表示22とが表示される。エリア選択表示20は、物件における点検箇所の複数のエリア20aを選択可能に表示するものであり、画面の上方に複数のエリア20aをスライダー操作可能に横長の帯状に表示されている。
設備表示21は、画面の左側にエリア選択表示20の下方に位置し、複数の要点検の設備21aをスライダー操作可能に縦長の帯状に表示されている。この設備表示21は、エリア選択表示20にて選択されたエリア20a(ここでは「屋上」)に対応する要点検の設備をそれぞれ示す表示である。
点検内容表示22は、設備表示21の右側に位置し、複数の要点検の項目である点検内容をスライダー操作可能に縦長の帯状に表示されている。この点検内容表示22は、設備表示21にて選択された設備21a(ここでは「高架水槽」)に対応する要点検の点検内容をそれぞれ示す表示である。
検査員は、物件に到着後、点検作業を始めるにあたり、自身が初めに点検を行うエリアに移動する。このとき、検査員は点検画面19(図5参照)にて点検を行うエリア20aを選択する。そして、エリアに到着すると、点検画面19を確認しながら、当該エリアにて点検を行う設備21aを確認し、点検を行う設備21aを選択して当該設備における点検内容22aについて、それぞれ点検作業を進める。
上下の点検内容は、境界線によって縦方向に分割されている。尚、点検内容表示22は、点検内容の名称23、前回の状態表示24、評価ボタン25A〜25C、異常報告ボタン26がそれぞれ表示される図5に示されるような記録タイプの点検内容22Aと、点検内容の名称23、前回表示27、計測値表示28、撮影ボタン29、異常報告ボタン26がそれぞれ表示される図11に示されるような計測タイプの点検内容22Bとがある。
例えば、検査員は記録タイプの点検内容22A(例えば図5の「マンホール蓋、施錠」)を点検する際には、実際にマンホール蓋と施錠の状態を目視にて確認し、その内容を記録する。この「マンホール蓋、施錠」の点検内容は、マンホール蓋に亀裂、ガラス繊維の露出、南京錠等の施錠器具のサビ等を確認するものとする。この確認事項については点検内容の名称23の近傍に表示されたヘルプボタン31を選択することで画面上に表示されるヘルプ表示(図示せず)によって検査員が確認することができる。
実施例における「マンホール蓋、施錠」の点検内容22Aにあっては、前回の状態表示24が「正常」となっている。つまり、マンホール蓋に亀裂、ガラス繊維の露出がなく、施錠器具にサビ等が確認されなかったことが前回の点検作業時に確認されている。検査員は、実際にマンホール蓋と施錠器具の状態を目視にて確認し、引き続きマンホール蓋と施錠の状態が正常であることが確認できた場合、確認できたことを示すチェック印の評価ボタン25Aを選択する。
反対に、検査員は前回の点検時とは異なりマンホール蓋と施錠器具の状態に何らかの異常が確認できた場合、異常を示すバツ印の評価ボタン25Bを選択する。尚、検査員では正確な評価が困難な場合には、評価困難であることを示す三角印の評価ボタン25Cを選択する。選択された評価ボタンの情報は、当該評価ボタンが対応する物件・エリア・設備・点検内容を示す情報と紐付けられて、スマートフォン2の記憶手段に保持される。
尚、仮に前回の状態表示24が「異常」となっている場合において、マンホール蓋と施錠器具の状態に何らかの異常が確認できた場合、検査員は確認できたことを示すチェック印の評価ボタン25Aを選択する。尚、異常に対して何かしらの修繕作業が行われたことが判明している場合には、評価ボタン25A〜25Cの横の「稼働中」の表示が「修理完了」となり、実際に検査員が確認して、その異常状態が解決されている場合には、チェック印の評価ボタン25Aを選択する。この「稼働中」や「修理完了」の対応表示32については、後述する異常閲覧画面76から変更を行えるようになっている。
また、検査員は異常を示すバツ印の評価ボタン25Bを選択した場合には、併せて詳細な異常報告を記録する。詳しくは、点検内容22Aに表示されている異常報告ボタン26を選択する。異常報告ボタン26が選択されると、図6に示されるような報告ページ33が表示される。報告ページ33には、選択された物件・エリア・設備・点検内容がそれぞれ表示される基本情報表示34と、異常カテゴリ表示35と、対処表示36と、写真登録ボタン37と、動画撮影ボタン38と、録音ボタン39とが表示される。
異常カテゴリ表示35は、発生した異常を選択可能な複数のカテゴリ35aがスライダー操作可能に配置されて横長の帯状に表示されている。対処表示36は、発生した異常に対する対処方法36aが複数、スライダー操作を伴って選択可能に配置されて横長の帯状に表示されている。
異常カテゴリ表示35のカテゴリ35aが選択されると、当該カテゴリ35aに関するより詳細な異常内容40aを選択させるウィンドウ40が表示される(図7参照)。このウィンドウ40は異常内容40aの選択が完了したことに基づき表示オフになる。尚、複数の異常内容40aを選択可能に表示させる態様はウィンドウに限らず、プルダウン等でもよい。異常カテゴリ表示35の複数のカテゴリ35aは、選択された物件・エリア・設備・点検内容に対して、想定し得る異常の定義が予めカテゴライズされている。
また、異常内容40aの選択が完了すると、報告ページ33には図8に示されるように、確認表示41とコメント入力欄42が表示される。確認表示41には、選択されたカテゴリと異常内容とが確認可能に表示される。コメント入力欄42には、報告内容を補足として自由に記載することができる。また、コメント入力欄42には報告内容は手打ち入力に限らず、音声入力も可能である。
また、実際に異常が視覚できる場合には、報告ページ33に表示される写真登録ボタン37や動画撮影ボタン38を利用して写真や動画を撮影して異常内容を補足することができる。更に、異常が聴覚できる場合には録音ボタン39を利用して異常音を録音して異常内容を補足することもできる。録音ボタン39を選択して、異常音を録音した後には、図9に示されるようなタグ選択ボタン43により異常音に対して「修理前」「修理部品」「修理中」等のタグ付けが可能となっている。
検査者は、報告すべき内容の入力が終わると、報告ページ33に表示される報告ボタン44を選択する。報告ボタン44が選択されると、図10に示すような報告完了画面50が表示される。そして、これまでに選択した物件・エリア・設備・点検内容・対処方法・カテゴリ・異常内容、及び補足として入力したコメント,写真,動画,録音がスマートフォン2の記憶手段に保持される。
次いで、図11の「貯湯温度」のような計測タイプの点検内容22Bを点検する場合を説明する。計測タイプの点検内容22Bでは、計器の計測値を記録する。計器には、図12に示されるような、数字が外周面に印字された計量回転盤45を複数有し、表示盤46に横に並んで複数穿設された窓部47から計量回転盤45の外周面がそれぞれ露出し、複数の窓部47から露出した数値で計測値を表す、いわゆる直読式の計器M1や、図12に示されるような、表示盤56に目盛表示55が表示され、この目盛表示55に沿って回転可能な指示針57を備え、指示針57が計測値を指し示す、いわゆる単針回転型の計器M2がある。
検査員は、これらの計器を目視で読み取り、計測タイプの点検内容22Bに表示される計測値表示28を選択することで、直接入力することができる。また、計測タイプの点検内容22Bに表示される撮影ボタン29を選択し、これらの計器を撮影することで、計測値を自動的に読み取ることができるようになっている。詳しくは、撮影された画像は、スマートフォン2の通信手段からインターネットを介してサーバ3に送信され、サーバ3にて受信した画像が演算装置9によって解析される。
ここで、サーバ3の記憶手段10には、受信した画像を解析するために用いられる機械学習等を用いた解析定義や、画像の計器を特定するための情報や、この計器に対応する単位や桁数等の各種情報が記憶されている。計器を特定するための情報として、固有の識別情報が発行され、この識別情報に対応する2次元コードのシール48が各計器に貼着される(図12と図13参照)。この2次元コードが撮影されることで、各種情報を読み出すことができる。
撮影ボタン29が選択されると、図14に示されるような読み取り画面60が表示される。読み取り画面60には、読み取り画面60を表示した時点の日時,検針の担当者,物件名に加え、エリア・設備・項目からなる点検対象と、撮影画面61とが表示される。
撮影画面61にはスマートフォン2のカメラ機能によって撮像される画像が表示され、計器M2を撮影可能な状態となる。検査員は、計器M2を表示盤46側から撮影したときに、目盛表示55と指示針57とシール48の2次元コードとが撮影画面61内に収まるように撮影を行う。撮影された画像は、スマートフォン2の通信手段からインターネットを介してサーバ3に送信される。
サーバ3では、受信した画像を演算装置9によって機械学習等を用いた解析定義等を用いて解析し、計器に対応する単位や桁数等の情報を用いて、受信した画像から計測値の数値を読み取る。
読み取られた計測値は、サーバ3に保管され、このサーバ3上の情報が一部同期される態様で当該画像を撮影したスマートフォン2に送られる。図15に示されるように、アプリケーションでは、受信した計測値62を読み取り画面60上に撮影された画像と併せて確認できるように表示するとともに、登録か再撮影するか選択的に問う登録選択表示63を行う。
検針員は計測値62と撮影された画像(撮影画面61)とを見比べる等して、登録か再撮影かの判断を行い、登録選択表示63の登録が選択された場合、アプリケーションにおいてサーバ3にて解析されて読み取られた計測値が計測タイプの点検内容22Bの計測値表示28に反映される(図16参照)。
また、サーバ3の記憶手段10には、各計器における正常数値の範囲が記憶されており、演算装置9では、読み取られた計測値と比較することで、当該計測値が異常か正常かを判定することができる。判定結果は、判定表示64として計測タイプの点検内容22Bに表示される。
また、点検画面19には図11に示されるように、連続撮影ボタン65が表示されており、この連続撮影ボタン65を選択すると、連続撮影モードが動作される。連続撮影モードは上記した計測タイプの点検内容22Bに表示される撮影ボタン29を選択したときのように、撮影の都度、計器の画像がサーバ3にて解析が行われる態様とは異なり、連続して複数の計器の撮影を行うことができる。詳しくは、この連続撮影モードを動作させた状態では、スマートフォン2のカメラ機能によって撮像される画像が表示される撮影画面(図示せず)が表示され、複数の計器を連続して撮影することができ、これらをスマートフォン2にて通信が不安定もしくは通信不能で一時的に記憶させ、連続撮影を終了した際に一度にサーバ3にて解析を行う態様となっている。
サーバ3では、シール48の2次元コードから、該当する計器を特定し、それぞれ対応する計器の計測値として保管する。連続撮影が終了すると、図17に示されるように、点検画面19の下方に連続撮影した複数の画像のサムネイル66がスライダー操作可能に横方向に連なって表示される。このサムネイル66を選択すると、図18に示されるような確認画面67が表示される。
確認画面67では、撮影された画像が大きく表示されるとともに、物件名に加え、エリア・設備・項目からなる点検対象と、読み取られた数値が表示され、検査員が確認できるようになっている。更に確認画面67には、撮影した画像を取り消す削除ボタン68と、再撮影を行う再撮影ボタン69が選択可能に表示される。検査員はサムネイル66や確認画面67を目視することで、問題ないと判断した場合、ここでは図示しない撮影終了をサーバ3に送信するボタンを選択する。撮影終了の情報を受け取ったサーバ3は、サーバ3上に保管された計測値を確定するとともに、これら計測値をスマートフォン2に送り、それぞれ対応する計測タイプの点検内容22Bの計測値表示28に読み取った計測値として反映させる。
検査員は、選択した物件の全ての点検内容を点検したと判断すると、点検画面19に表示される完了ボタン70(図11参照)を選択する。完了ボタン70が選択されると、アプリケーションは、記録タイプの点検内容に対してそれぞれ入力され、スマートフォン2の記憶手段に保持していた点検情報と異常報告情報とをユーザ名等の識別情報とともに、サーバ3に送信する。
点検情報とは詳しくは、選択した物件・エリア・設備・点検内容を示す情報と、当該点検内容に対応する選択された評価ボタンの情報とが紐付けられて、スマートフォン2の記憶手段に保持されていたものである。
異常報告情報とは詳しくは、選択した物件・エリア・設備・点検内容・対処方法・カテゴリ・異常内容、及び補足として入力したコメント,写真,動画,録音がスマートフォン2の記憶手段にそれぞれ対応関係を保って保持されていたものである。
また、完了ボタン70が選択されると、アプリケーションは、全ての点検内容の点検が完了しているか否かの判定を行う。例えば、記録タイプの点検内容22A(図5参照)であれば、いずれかの評価ボタン25A〜25Cが選択されていることが確認されるとともに、異常を示すバツ印の評価ボタン25Bが選択されている点検内容22Aについては、異常報告が入力されていることが判定される。また、計測タイプの点検内容22B(図16参照)であれば、計測値表示28に数値が入力されていることが判定される。
そして、全ての点検内容の点検が完了している場合には、全ての点検内容がサーバ3に送信される。反対に、未点検箇所があり、点検が完了していない場合には、図19に示すように、点検未完了表示71が表示される。点検未完了表示71には、未点検箇所を示す情報と、再度点検を続ける戻るボタン72と、未点検箇所を残して点検作業を完了する完了ボタン73とが表示される。
サーバ3には、スマートフォン2からアプリを通じて接続する以外に、検査員を派遣するビル管理会社の管理者等がパソコン等を用いて接続することができる。管理者はパソコン等から専用の管理ページ(図20参照)75にアクセスし、ユーザ名とパスワードの入力を行う。
入力されたユーザ名とパスワードはサーバ3に送信されて照会され、サーバ3にてスマートフォン2で入力されたユーザ名とパスワードが正しいと判断できた場合、図21(a)に示されるような異常閲覧画面76や、図21(b)に示されるような点検閲覧画面77が閲覧可能になる。
異常閲覧画面76では、各検査員のスマートフォン2から受信した異常報告を一覧で閲覧することができ、この異常閲覧画面76上で閲覧できる異常報告の情報は、各検査員のスマートフォン2からアップロードの度に、新規・変更された内容が反映されるようになっている。また、ステータスボタン78は、異常報告を受けた状態、または異常報告を受けた後に実際に行われた対応を表示する対応表示であり、管理者等が選択することによって「稼働中」「修理中」「修理完了」等がプルダウン表示され、それぞれ変更ができるようになっている。変更された対応表示はスマートフォン2にて表示されるアプリケーションの点検内容22の対応表示32(図5参照)に反映される。
点検閲覧画面77では、各検査員のスマートフォン2から受信した点検内容を一覧で閲覧することができ、この点検閲覧画面77上で閲覧できる点検内容の情報もまた、各検査員のスマートフォン2からアップロードの度に、新規・変更された内容が反映されるようになっている。
また、点検内容や異常報告については、任意に物件毎で作業完了報告書としてまとめる等して、PDF等の各種フォーマットで出力することができる(図21参照)。
前記したように、計測タイプの点検内容22B(図11参照)にあっては、撮影ボタン29が選択されることで撮影された画像は、インターネットを介してサーバ3に送信され、サーバ3にて、解析される構成となっている。ところで、保守点検作業が行われる物件は広大な床面積を有し、かつ保守点検の対象となる設備は地下空間に配置されることも多く、特定の位置によってはスマートフォン2が電波を掴めず通信が不安定もしくは通信不能になってしまう場合がある。
アプリケーションは、インストールされたスマートフォン2の通信手段のインターネットとの接続状況を確認する機能を有している。本実施例では、撮影された画像をサーバ3に送信するにあたり、Pingを送信し、予め設定された所定の時間内に返答が得られなかった場合、タイムアウトによりサーバ3と通信不能な状態(通信が不安定もしくは通信不能)であると判定する。また、Pingに対して所定の時間内に返答が得られた場合であっても、撮影された画像のアップロードの際に、サーバ3からデータ受信の返答を示す情報が所定の時間内で受け取れなかった場合、タイムアウトによりサーバ3と通信不能な状態(通信が不安定もしくは通信不能)であると判定する。
上記したような判定手段により、アプリケーションは、タイムアウトによりサーバ3と通信不能な状態であると判定することができ、サーバ3と通信不能な状態であると判定した場合には、アップロードを予定していた撮影された画像をスマートフォン2の記憶手段に一時的に送信待機状態で記憶保持する保持処理を行う。
加えて、スマートフォン2の記憶手段に保持処理にて保持された画像が存在するか否かを判定し、保持された画像が存在する場合には、所定時間おきにサーバ3へPingを送信し、通信可能な状態に変化したか否かを確認する確認処理を行う。
アプリケーションは、確認処理によりサーバ3と通信可能な状態に変化したことを確認すると、保持処理にて保持された画像をサーバ3へアップロードする。サーバ3では、シール48の2次元コードから、該当する計器を特定し、それぞれ対応する計器の計測値として保管され、アプリケーションでは、図16に示されるように、それぞれ対応する計測タイプの点検内容22Bの計測値表示28に読み取った計測値として反映される。
このように、保守管理システム1は、通信手段の通信が不安定もしくは通信不能状態にて入力した点検情報である、撮影された画像を送信待機状態で記憶可能なスマートフォン2の記憶手段を備え、記憶手段に送信待機状態で記憶保持された画像は、通信手段のオンライン状態にてサーバ3に送信されるため、通信が不安定もしくは通信不能の状態でも保守点検作業を進めることができる。
また、サーバ3はスマートフォン2から受信した計器の画像から計測値を読み取り、読み取った計測値をスマートフォン2に表示させるようになっている。これによれば、スマートフォン2のアプリケーションの画面に計測値が表示されたことで、通信障害の影響を受けずに、点検情報である計器の画像がサーバ3に正常に送信されたことがわかり、検査員は点検項目の消化を認識して、点検作業を効率的に進めることができる。
また、スマートフォン2で起動するアプリケーションは、連続的に複数の画像を撮像する連続撮影モードを備え、該連続撮影モードで撮像した複数の画像は通信手段の通信が不安定もしくは通信不能状態では送信待機状態でスマートフォン2の記憶手段に記憶され、通信手段の通信が良好な状態にてサーバ3に送信されるため、通信が不安定もしくは通信不能状態であってもサーバ3による計測値の読み取り完了を待たずに、連続撮影モードで複数の画像を連続的に撮像可能であり、保守点検作業を迅速に進めることができる。
また、上述したように、スマートフォン2で起動するアプリケーションは、通信手段の通信が良好な状態になったことを自ら検知し、この検知に基づいてサーバ3に記憶手段に記憶されている送信待機状態の点検情報を送信するようになっているため、電波状況が良好なタイミングを逃すことなく、確実に送信待機状態の点検情報をサーバ3に送信することができる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、サーバ3は、記憶手段に記憶されている送信待機状態の点検情報の受信が完了したことを示す通知をスマートフォン2に行うようにしてもよい。この通知は、例えば、ショートメッセージやプッシュ通知によるもの等が挙げられる。これによれば、スマートフォン2で受信した通知に基づいて、検査員は送信待機状態の点検情報がサーバ3で受信されたことを確認でき、サーバ3への報告の進捗を確認できる。
また、サーバ3は、記憶手段に記憶されている送信待機状態の点検情報の受信が完了したことを示す表示をスマートフォン2で起動するアプリケーション上に表示させるようにしてもよい。この通知は、例えば、アプリケーション上の画面に「アップロード完了」という表示を行うことによるもの等が挙げられる。これによれば、受信完了の表示に基づいて、検査員は送信待機状態の点検情報がサーバ3で受信されたことを確認でき、サーバ3への報告の進捗を確認できる。
また、点検情報は所定の単位、例えば物件毎にグループ化されており、アプリケーションは、サーバ3へ全ての点検情報の送信が完了したか否かを判定する判定手段を備えていてもよい。これによれば、上述した全ての点検内容の点検が完了したか否かの判定と、この送信が完了したか否かを判定する判定手段とが別々の判定を行うため、検査員はグループの全ての点検項目に対応する点検情報が入力されていながら、通信が不安定もしくは通信不能状態の発生に起因して全ての点検情報がサーバ3へ送信されていないということを判断でき、通信手段がオンラインになる場所へ移動するなどして保守点検作業を迅速に完了することができる。
また、アプリケーションは通信が不安定もしくは通信不能状態の発生に起因してサーバ3へ送信されていない点検項目をリストアップして確認可能に表示できるようにしてもよい。これによれば、アプリケーションは自ら通信が安定したことを把握しなくとも、検査員はスマートフォン2の電波強度表示等を確認して、スマートフォン2の記憶手段に保管された未送信の点検情報をサーバ3へ適宜アップロードすることができる。
また、前記実施例において、記録タイプの点検内容22Aについては、スマートフォン2の記憶手段に保管され前述した完了ボタン70の選択時に、一度にサーバ3に送信される構成で説明したが、これに限らず、例えばアプリケーションはスマートフォン2の通信手段を利用してサーバ3と適宜接続を行い、接続時に必要に応じて点検内容に入力した情報のアップロードとサーバ3に保管された情報のダウンロードを行う態様であってもよい。尚、この場合、記録タイプの点検内容についても通信手段の通信が不安定もしくは通信不能状態であった場合には、スマートフォン2の記憶手段に保管され、通信回復状態で再送される。
また、サーバ3では、点検情報と異常情報を受信する際に、受信時の日時を記録しておく。これによれば、例えば受信時の日時を異常閲覧画面76(図21(a)参照)や点検閲覧画面77(図21(b)参照)にて、それぞれ異常情報と点検情報とともに確認できるようにすることで、管理者は点検作業の進捗状況を把握できる。また、同じ物件における異常情報や点検情報の受信時の日時を見比べることで、通信が不安定な箇所があることを推測することができる。
また、前記実施例においてアプリケーションが有するスマートフォン2の通信手段のインターネットとの接続状況を確認する機能は、サーバ3に送信したPingに対して所定の時間内に返答が得られるか否かを判定する構成であるが、インターネットとの接続状況を確認する構成は多様に考えられる。例えば、アプリケーションがスマートフォン2の通信手段のインターネットとの接続状況を直接検出し、電波強度に応じて通信が不安定もしくは通信不能であると判定する構成としてもよい。
また、携帯通信端末は、所定のアプリケーションをダウンロード、インストールしたスマートフォンに限らず、例えば所定のアプリケーションがプリインストールされ、通信手段や撮像手段を備えた専用の可搬型の端末であってもよい。
1 保守管理システム
2 スマートフォン(携帯通信端末)
3 サーバ
9 演算装置
10 記憶手段
11 ログイン画面
12 トップ画面
19 点検画面
22A 記録タイプの点検内容
22B 計測タイプの点検内容
26 異常報告ボタン
28 計測値表示
29 撮影ボタン
33 報告ページ
39 録音ボタン
44 報告ボタン
48 シール
50 報告完了画面
60 読み取り画面
61 撮影画面
65 連続撮影ボタン
70 完了ボタン
71 点検未完了表示
76 異常閲覧画面
77 点検閲覧画面
M1 計器
M2 計器

Claims (7)

  1. 無線通信によりインターネットに通信可能な携帯通信端末と、インターネットに接続されるサーバとを備え、施設内における設備や機器の保守管理に利用される保守管理システムであって、
    前記携帯通信端末は、点検情報の入力手段と、前記サーバと通信可能な通信手段と、前記通信手段の通信が不安定もしくは通信不能状態にて入力した点検情報を送信待機状態で記憶可能な記憶手段と、を備え、前記通信手段のオンライン状態にて入力した点検情報を前記サーバに送信でき、かつ前記記憶手段に送信待機状態の点検情報が記憶されている場合には当該点検情報を前記サーバに送信する処理を行うようになっており、
    前記サーバは、前記携帯通信端末から受信した前記点検情報を対応する点検項目と合わせて記憶することを特徴とする保守管理システム。
  2. 前記携帯通信端末は、前記点検情報である計器を撮像する入力手段である撮像手段を備え、撮像した画像を前記サーバに送信可能となっており、
    前記サーバは、前記携帯通信端末から受信した前記計器の画像から計測値を読み取り、読み取った計測値を前記携帯通信端末に表示させることを特徴とする請求項1に記載の保守管理システム。
  3. 前記携帯通信端末は、連続的に複数の画像を撮像する連続撮影モードを備え、該連続撮影モードで撮像した複数の画像は前記通信手段の通信が不安定もしくは通信不能状態にて送信待機状態で前記記憶手段に記憶され、前記通信手段のオンライン状態にて前記サーバに送信されることを特徴とする請求項2に記載の保守管理システム。
  4. 前記携帯通信端末は、前記通信手段がオンライン状態になったことを自ら検知し、該検知に基づいて前記サーバに前記記憶手段に記憶されている送信待機状態の点検情報を送信することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の保守管理システム。
  5. 前記サーバは、前記記憶手段に記憶されている送信待機状態の点検情報の受信が完了したことを示す通知を前記携帯通信端末に行うことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の保守管理システム。
  6. 前記携帯通信端末は、前記サーバへの前記記憶手段に記憶されている送信待機状態の点検情報の送信が完了したことを示す表示を該携帯通信端末に表示させることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の保守管理システム。
  7. 前記点検情報は所定の単位でグループ化されており、前記携帯通信端末は、該グループの全ての点検内容に対応する点検情報が入力されたか否かを判定する確認手段と、前記サーバへ全ての点検情報の送信が完了したか否かを判定する判定手段と、を備えることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の保守管理システム。
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