JP2021033119A - 像振れ補正装置、およびこれを備える光学装置 - Google Patents

像振れ補正装置、およびこれを備える光学装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2021033119A
JP2021033119A JP2019154583A JP2019154583A JP2021033119A JP 2021033119 A JP2021033119 A JP 2021033119A JP 2019154583 A JP2019154583 A JP 2019154583A JP 2019154583 A JP2019154583 A JP 2019154583A JP 2021033119 A JP2021033119 A JP 2021033119A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
calculation means
low
pass filter
time
frequency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019154583A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7321837B2 (ja
Inventor
剛 内藤
Takeshi Naito
剛 内藤
晃一 鷲巣
Koichi Washisu
晃一 鷲巣
謙司 竹内
Kenji Takeuchi
謙司 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2019154583A priority Critical patent/JP7321837B2/ja
Priority to US17/001,830 priority patent/US11050937B2/en
Publication of JP2021033119A publication Critical patent/JP2021033119A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7321837B2 publication Critical patent/JP7321837B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/68Control of cameras or camera modules for stable pick-up of the scene, e.g. compensating for camera body vibrations
    • H04N23/682Vibration or motion blur correction
    • H04N23/683Vibration or motion blur correction performed by a processor, e.g. controlling the readout of an image memory
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/68Control of cameras or camera modules for stable pick-up of the scene, e.g. compensating for camera body vibrations
    • H04N23/681Motion detection
    • H04N23/6812Motion detection based on additional sensors, e.g. acceleration sensors
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/68Control of cameras or camera modules for stable pick-up of the scene, e.g. compensating for camera body vibrations
    • H04N23/682Vibration or motion blur correction
    • H04N23/685Vibration or motion blur correction performed by mechanical compensation
    • H04N23/687Vibration or motion blur correction performed by mechanical compensation by shifting the lens or sensor position

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Adjustment Of Camera Lenses (AREA)

Abstract

【課題】振動を高精度に補正可能であると共に、振動検出手段の出力信号のオフセット変動を低減可能な像振れ補正装置、およびこれを備える光学装置を提供すること。【解決手段】像振れ補正装置20は、振動を検出する振動検出手段15の出力信号を用いて演算を行う第1の演算手段16と、第1の演算手段の高周波減衰特性より急峻な高周波減衰特性を有するローパスフィルタを備え、ローパスフィルタにより処理された信号を用いて振動検出手段の出力信号に含まれるオフセット変動値に対応する推定値を推定する第2の演算手段17と、第1の演算手段の演算結果、および推定値を用いて振動により生じる像ブレを補正するための補正部材を駆動する補正手段18とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、像振れ補正装置、およびこれを備える光学装置に関する。
振動(手振れ)を検出する振動検出手段の出力信号を用いて像ブレ補正を行う撮像装置では、電源投入後、温度上昇に伴い、振動検出手段の出力信号がオフセット変動し、像ブレ補正性能が劣化する場合がある。特許文献1には、振動検出手段の出力信号のオフセット変動を低減させるため、振動検出手段又はその周辺部の温度の変化率に応じて、振動検出手段の出力信号の特定の周波数成分をカットするフィルタの特性を変化させる像振れ補正装置が開示されている。
特開2010−112974号公報
しかしながら、特許文献1の像振れ補正装置では、振動検出手段の出力信号に対する処理の特性を変更するため、振動の周波数成分がフィルタによりカットされる周波数成分に含まれる場合などに像ブレを十分に補正できない場合がある。
本発明は、像ブレを高精度に補正可能であると共に、振動検出手段の出力信号のオフセット変動を低減可能な像振れ補正装置、およびこれを備える光学装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面としての像振れ補正装置は、振動を検出する振動検出手段の出力信号を用いて演算を行う第1の演算手段と、第1の演算手段の高周波減衰特性より急峻な高周波減衰特性を有するローパスフィルタを備え、ローパスフィルタにより処理された信号を用いて振動検出手段の出力信号に含まれるオフセット変動値に対応する推定値を推定する第2の演算手段と、第1の演算手段の演算結果、および推定値を用いて振動により生じる像ブレを補正するための補正部材を駆動する補正手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、像ブレを高精度に補正可能であると共に、振動検出手段の出力信号のオフセット変動を低減可能な像振れ補正装置、およびこれを備える光学装置を提供することができる。
実施例1の光学装置のブロック図である。 実施例1の第1の演算手段の積分特性のボード線図である。 実施例1の第2の演算手段のブロック図である。 実施例1のローパスフィルタのオフセット抽出特性のボード線図である。 実施例1のオフセット変動時のブレ角度信号を示す図である。 実施例1のオフセット変動値をブレ角度に換算した値を示す図である。 実施例1の波形推定部の動作説明図である。 実施例1のオフセット変動値に対応する推定値を推定する処理を示すフローチャートである。 実施例2の光学装置のブロック図である。 実施例2のローパスフィルタの次数の説明図である。 実施例2のローパスフィルタの特性の説明図である。 実施例2の抽出されたオフセット変動値に対応する値を示す図である。 実施例2の推定されたオフセット変動値に対応する推定値を示す図である。 実施例2のオフセット変動値に対応する推定値を推定する処理を示すフローチャートである。 実施例3の光学装置のブロック図である。 実施例3のローパスフィルタの折れ点周波数の変化を示す図である。 実施例3のローパスフィルタの特性の説明図である。 実施例3の抽出されたオフセット変動値に対応する値を示す図である。 実施例3の推定されたオフセット変動値に対応する推定値を示す図である。 実施例3のオフセット変動値に対応する推定値を推定する処理を示すフローチャートである。 実施例4のローパスフィルタの次数の説明図である。 実施例4のローパスフィルタの特性の説明図である。 実施例4のオフセット変動値に対応する推定値を推定する処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本実施例の光学装置の一例であるデジタルカメラ11のブロック図である。デジタルカメラ11は、カメラボディ11aと、カメラボディ11aに着脱可能な交換レンズ11bとを有する。カメラボディ11aは、カメラCPU12、撮像素子(補正部材)14、振動検出手段15、第1の演算手段16、第2の演算手段17、信号補正手段18、および駆動手段19を有する。本実施例では、第1の演算手段16、第2の演算手段17、および信号補正手段18により像振れ補正装置20が構成される。交換レンズ11bは、撮像光学系13を有する。なお、本実施例では、像振れ補正装置が搭載される光学装置の一例としてデジタルカメラについて説明するが、本発明はこれに限定されない。像振れ補正装置は、デジタルビデオカメラや交換レンズ等の他の光学装置に搭載されてもよい。
カメラCPU12は、撮影者からの撮影指示操作などに応答してカメラボディ11a全体を制御する。
光軸10に沿った被写体光束が撮像光学系13を通して撮像素子14に入射すると、撮像素子14は被写体光束に応答した信号を出力する。撮像素子14から出力された信号は不図示の画像処理部で画像処理を施され、得られた画像情報は不図示の記憶部に記録される。
また、撮像素子14は、光軸10と直交する矢印A方向へ駆動されることでデジタルカメラ11に加わるブレ(振動)により撮像素子14の撮像面で生じる像ブレを補正する。
振動検出手段15は、角速度センサであり、デジタルカメラ11に加わるブレを検出する。第1の演算手段16は、振動検出手段15から出力されるブレ角速度信号を1階積分することでブレ角度信号に変換する。ここで、図2を参照して、第1の演算手段16の積分特性について説明する。図2は、第1の演算手段16の積分特性のボード線図である。図2において、横軸は周波数、縦軸は第1の演算手段16における出力利得を示している。
積分特性21において、積分開始周波数である折れ点周波数f0より高周波側では、出力利得は第1の演算手段16により振動検出手段15の角速度信号から算出された角度信号を用いており、周波数に反比例している。
折れ点周波数f0の近傍の信号を用いた演算精度は低いため、折れ点周波数f0は実際に積分したい周波数帯域の信号に対して十分離して設定される。例えば、検出したいブレの周波数帯域23が周波数f1から周波数f2(例えば1Hzから10Hz)の間に分布している場合、ブレの周波数帯域23の低周波側の周波数(下限周波数)f1よりも十分に低い折れ点周波数f0(例えば、0.01Hz)が設定される。
図3は、第2の演算手段17のブロック図である。第2の演算手段17は、積分特性21より急峻な高周波減衰特性を有するローパスフィルタ17a、および波形推定部17bを備える。ここで、図4を参照して、ローパスフィルタ17aのオフセット抽出特性について説明する。図4は、ローパスフィルタ17aのオフセット抽出特性のボード線図である。図4において、横軸は周波数、縦軸は第2の演算手段17における出力利得を示している。
オフセット抽出特性41は、オフセット抽出周波数である折れ点周波数f3より高周波側において、第1の演算手段16の積分特性21より急峻な高周波減衰特性(例えば、4階積分特性)である。本実施例では、急峻な高周波減衰特性を示すローパスフィルタ17aを、第1の演算手段16より多次数なローパスフィルタと表現する。
本実施例では、第1の演算手段16の出力信号のうち高周波側の信号は、第2の演算手段17により減衰され、振動検出手段15のオフセット変動値である低周波側の信号のみが抽出される。
折れ点周波数f3は、折れ点周波数f0とブレの周波数帯域の低周波側の周波数f1との間に設定される。折れ点周波数f3を折れ点周波数f0より高周波側の周波数に設定することで、振動検出手段15の出力信号に含まれる低周波のオフセット変動値は減衰されることはない。また、折れ点周波数f3はブレの周波数帯域23の低周波側の周波数f1よりも低く、次数が多いため、ブレ信号は十分減衰される。
図5は、オフセット変動時のブレ角度信号を示している。図5において、横軸は時間、縦軸は振動検出手段15から出力されたブレ角速度信号を用いて第1の演算手段16により算出されたブレ角度を示している。
図6は、オフセット変動値をブレ角度に換算した値を示す図である。図6において、横軸は時間、縦軸はオフセット変動値をブレ角度に換算した値を示している。信号61は、図5のブレ角度信号に含まれる実際のオフセット変動値に対応する値を示している。信号62は、図5のブレ角度信号がローパスフィルタ17aにより処理された後の信号を示している。信号63は、信号62を用いて波形推定部17bにより推定されたオフセット変動値に対応する推定値を示している。
波形推定部17bは、露光時間と同じ時間だけ経過したタイミングで信号62のオフセット変動値に対応する推定値を推定し、更新する。本実施例では、波形推定部17bによるこのような動作をオフセット推定、オフセット推定を行う時間(タイミング)をオフセット推定時間と呼ぶ。例えば、静止画撮影時の露光時間が1/15秒である場合、1/15秒ごとの信号62の傾きが求められる。すなわち、露光時間に応じてオフセット推定時間が設定される。
振動検出手段15の出力信号に含まれるオフセット変動値は、振動検出手段15の起動時に大きく、時間経過と共に小さくなる。そのため、波形推定部17bは、オフセット推定開始時に信号62の傾きに対して最も大きい利得を与え、時間経過と共に信号62の傾きに対して与える利得を小さくする。すなわち、波形推定部17bは、オフセット推定の方法を変更する。
図7は、露光時間が1/15秒に設定された場合の波形推定部17bの動作説明図である。図7において、横軸は時間、縦軸はオフセット変動値をブレ角度に換算した値を示している。信号72は、時間t1からt6までにおいて、ブレ角度信号がローパスフィルタ17aにより処理された後の信号71(図6の信号62)の傾きを1/15秒ごとに連続的につなげた信号である。信号73は、信号71の傾きに対して与える利得を時間経過と共に小さくする(時間t1における傾きに対して与える利得が最も大きい)場合に、信号71の傾きを用いて算出された信号を1/15秒ごとに連続的につなげた信号である。信号73は、信号72に比べて信号71に近い。すなわち、時間経過と共に利得を変化(減少)させることで、振動検出手段15の出力信号に含まれるオフセット変動値に対応する推定値を高精度に推定可能である。
信号補正手段18は、第1の演算手段16の出力信号から、図6の信号63で示される推定値を減算し、その結果を像ブレ補正の目標値として駆動手段19を介して撮像素子14を駆動する。
なお、ブレ角度信号がローパスフィルタ17aにより処理された後の信号である信号62には、ローパスフィルタ17aにより生じた位相ずれが含まれる。信号62を直接利用して第1の演算手段16の出力信号を補正した場合、第1の演算手段16の出力信号が劣化する。そのため、本実施例では、信号62を直接利用して第1の演算手段16の出力信号を補正しない。
図8は、オフセット変動値に対応する推定値を推定する処理を示すフローチャートである。本フローは、カメラボディ11aに設けられたレリーズスイッチの半押しなどの撮影準備処理が実行されると開始される。
ステップS801では、カメラCPU12は、第1の演算手段16、および第2の演算手段17を起動する。
ステップS802では、カメラCPU12は、撮影時に使用する露光時間を撮影者の入力等に応じて設定する。
ステップS803では、波形推定部17bは、ローパスフィルタ17aにより処理された信号、および露光時間から決まるオフセット推定時間を用いてオフセット変動値に対応する推定値を推定する。
ステップS804では、信号補正手段18は、第1の演算手段16の出力信号(演算結果)からステップS802で推定された推定値を減算した結果を用いて駆動手段19を介して撮像素子14を駆動し、像ブレ補正を開始する。
ステップS805では、カメラCPUは、静止画露光開始が指示されたか否かを判定する。露光開始が指示された場合、ステップS806に進み、露光開始が指示されていない場合、ステップS807に進む。
ステップS806では、カメラCPU12は、カメラボディ11aに設けられたシャッタを開く等の動作を行い、静止画の露光を行う。
ステップS807では、カメラCPU12は、ステップS801で設定された露光時間(例えば、1/15秒)が経過したか否かを判定する。露光時間が経過した場合、ステップS803に戻る。すなわち、露光時間ごとにオフセット推定が行われる。露光時間が経過していない場合、本ステップの処理を繰り返す。なお、像ブレ補正は、本ステップの処理とは関係なく継続されている。
ステップS808では、カメラCPU12は、露光が終了したか否かを判定する。露光が終了した場合、ステップS801に戻り、露光が終了していない場合、本ステップの処理を繰り返す。
本実施例では、第2の演算手段17は、ローパスフィルタ17aにより第1の演算手段16の出力信号からブレを十分除去したオフセット変動値に対応する値だけを抽出する。また、波形推定部17bは、抽出された値に含まれる位相情報を破棄すると共に、オフセット推定の方法を時間と共に変更して正確なオフセット変動値に対応する推定値を推定する。信号補正手段18は、第1の演算手段16の出力信号の特性を変更することなく、第1の演算手段16の出力信号に含まれるオフセット変動値に対応する推定値を除去する。
以上説明したように、本実施例の構成によれば、像ブレを高精度に補正可能であると共に、振動検出手段の出力信号のオフセット変動を低減可能である。
本実施例では、振動検出手段の出力信号のオフセット変動の時間変化を再現するため、第2の演算手段の起動後、経過時間が短い場合、ローパスフィルタの次数を減らし、時間経過と共にローパスフィルタの次数を増やす。
図9は、本実施例の光学装置の一例であるデジタルカメラ91のブロック図である。デジタルカメラ91は、カメラボディ91aと、カメラボディ91aに着脱可能な交換レンズ91bとを有する。カメラボディ91aは、撮像素子14を有する。交換レンズ91bは、撮像光学系13、レンズCPU92、振動検出手段95、第1の演算手段96、第2の演算手段97、信号補正手段98、および駆動手段99を有する。本実施例では、第1の演算手段96、第2の演算手段97、および信号補正手段98により像振れ補正装置100が構成される。第2の演算手段97は、ローパスフィルタ97a、および波形推定部97bを有する。
レンズCPU92は、撮影者からの撮影指示操作などに応答して交換レンズ11b全体を制御する。
撮像光学系13の一部のレンズは、光軸10と直交する矢印B方向へ駆動され、デジタルカメラ91に加わるブレ(振動)により撮像素子14の撮像面で生じる像ブレを補正するための補正部材として機能する。
本実施例では、振動検出手段95は、ブレ角速度信号を第1の演算手段96を介さず、第2の演算手段97に直接送信し、第1の演算手段96は、ブレ角度信号を第2の演算手段97に送信しない。
第2の演算手段97は、第1の演算手段96の積分特性より次数の大きなローパスフィルタ97aを有する。オフセット抽出周波数である折れ点周波数は、実施例1と同様に、f3である。ローパスフィルタ97aの次数は、実施例1では固定であったが、本実施例では第2の演算手段97の起動後、時間経過と共に多くなる。
図10は、ローパスフィルタ97aの次数の説明図であり、ローパスフィルタ97aの次数が第2の演算手段97の起動後、時間経過と共に変化することを示している。図10において、横軸は時間、縦軸は次数を示している。第2の演算手段97の起動時間t0から第1の時間ta(例えば2秒)までの間、次数は3(3階積分に相当)に設定される。第1の時間taから第2の時間tb(例えば4秒)までの間、次数は4(4回積分に相当)に設定される。第2の時間tb以降、次数は5(5階積分に相当)に設定される。
図11は、ローパスフィルタ97aの次数ごとの特性の説明図である。図11において、横軸は周波数、縦軸は第2の演算手段17における出力利得を示している。次数が3である場合の特性1101と次数が5である場合の特性1102では、ブレの周波数帯域23に分布するブレの減衰量(ブレの周波数帯域23における特性1101,1102の傾き)が異なっている。特性1102におけるブレの減衰量は、特性1101におけるブレの減衰量に比べて多い。言い換えると、特性1102の傾きは、特性1102の傾きに比べて大きい。そのため、周波数が高い場合のオフセット変動値に対応する推定値をうまく抽出することができない。すなわち、短時間でのオフセット変動値に対応する推定値の抽出精度は低い。一方、周波数が低い場合のオフセット変動値に対応する推定値をうまく抽出することができる。すなわち、つまり長時間でのオフセット変動値に対応する推定値の抽出精度は高い。
振動検出手段95の出力信号に含まれるオフセット変動値は、振動検出手段95の起動後、時間経過と共に低周波に変化する。本実施例では、オフセット変動値に対応する推定値の抽出精度を高めるために、振動検出手段95とほぼ同じ時刻に起動する第2の演算手段97のローパスフィルタ97aの次数を振動検出手段95の起動後、時間経過と共に増やす。
図12は、ローパスフィルタ97aの次数を時間経過とともに変更し、変更前後の連続性を保つ処理を行うことで抽出された、振動検出手段95の出力信号に含まれるオフセット変動値に対応する値を示している。抽出された値1201は、実際の振動検出手段95の出力信号に含まれるオフセット変動値に対応する値1202に近い形状となっている。波形推定部97bは、図13に示されるように、抽出された推定値1201を用いて露光時のオフセット変動値に対応する推定値1301を推定する。
信号補正手段98は、第1の演算手段96の出力信号から推定値1301を減算し、その結果を像ブレ補正の目標値として駆動手段99を介して補正部材13aを駆動する。
図14は、オフセット変動値に対応する推定値を推定する処理を示すフローチャートである。本フローは、カメラボディ11aに設けられたレリーズスイッチの半押しなどの撮影準備処理が実行されると開始される。なお、図14では図8のフローのステップと同じ処理を行うステップを同じ番号で表しており、詳細な説明は省略する。
ステップS1401では、波形推定部97bは、ローパスフィルタ97aにより処理された信号を用いてオフセット変動値に対応する推定値を推定する。
ステップS1402では,信号補正手段98は、第1の演算手段96の出力信号からステップS1401で推定された推定値を減算した結果を用いて駆動手段99を介して補正部材13aを駆動する(像ブレ補正を開始する)。
ステップS1403では、レンズCPU92は、デジタルカメラ91に対して静止画露光開始が指示されたか否かを判定する。露光開始が指示された場合、ステップS806に進み、露光開始が指示されていない場合、ステップS1404に進む。
ステップS1404では、レンズCPU92は、所定時間(例えば、図10の時間ta,tb)が経過したか否かを判定する。所定時間が経過した場合、ステップS1405に進み、所定時間が経過していない場合、本ステップの処理を繰り返す。
ステップS1405では、第2の演算手段97は、ローパスフィルタ97aの次数を変更する(増やす)。
ステップS1406では、レンズCPU92は、所定時間(例えば、図10の時間ta,tb)が経過したか否かを判定する。所定時間が経過した場合、ステップS1406に進み、所定時間が経過していない場合、ステップS808に戻る。
ステップS1407では、第2の演算手段97は、ローパスフィルタ97aの次数を変更する(増やす)。
本実施例では、ローパスフィルタ97aの次数を第2の演算手段97の起動後、時間経過と共に変更することで、振動検出手段95の出力信号に含まれるオフセット変動値に対応する推定値の推定精度を高めることができる。
以上説明したように、本実施例の構成によれば、像ブレを高精度に補正可能であると共に、振動検出手段の出力信号のオフセット変動を低減可能である。
なお、本実施例では、振動検出手段95、第1の演算手段96、第2の演算手段97、信号補正手段98、および駆動手段99は交換レンズ91bに設けられているが、カメラボディ91aに設けられていてもよい。
本実施例では、振動検出手段の出力信号のオフセット変動の時間変化を再現するため、第2の演算手段の起動後、時間経過と共にローパスフィルタの折れ点周波数を低周波に変更する(時定数を大きくする)。
図15は、本実施例の光学装置の一例であるデジタルカメラ151のブロック図である。デジタルカメラ151は、カメラボディ151aと、カメラボディ151aに着脱可能な交換レンズ151bとを有する。カメラボディ151aは、撮像素子14、カメラCPU152、振動検出手段155、第1の演算手段156、第2の演算手段157、信号補正手段158、および駆動手段159を有する。交換レンズ151bは、撮像光学系13、レンズCPU252、振動検出手段255、第1の演算手段256、第2の演算手段257、信号補正手段258、および駆動手段259を有する。本実施例では、第1の演算手段156、第2の演算手段157、および信号補正手段158により像振れ補正装置160が構成される。また、第1の演算手段256、第2の演算手段257、および信号補正手段258により像振れ補正装置260が構成される。デジタルカメラ151では、補正部材13aと撮像素子14とを用いて像ブレ補正が行われる。また、第2の演算手段157は、ローパスフィルタ157a、および波形推定部157bを有し、第2の演算手段257は、ローパスフィルタ257a、および波形推定部257bを有する。ローパスフィルタ157a,257aの次数は、実施例1のように固定であっても、実施例2のようにそれぞれの第2の演算手段の起動後、時間経過と共に増やしてもよい。
図16は、振動検出手段155(255)の起動後、時間経過に伴う、ローパスフィルタ157a(257a)の折れ点周波数(時定数)の変化を示している。図16において、横軸は時間、縦軸は折れ点周波数を示している。第2の演算手段157(257)の起動時間t0から第1の時間ta(例えば2秒)までの間、オフセット抽出周波数である折れ点周波数はfa(例えば0.1Hz)に設定される。第1の時間ta以降、折れ点周波数はfb(例えば0.05Hz)に設定される。
図17は、ローパスフィルタ157a(257a)の特性の説明図である。図17において、横軸は周波数、縦軸は第2の演算手段157(257)における出力利得を示している。特性1701は、特性1703に比べて高周波の減衰量が多くなっている。振動検出手段155(255)の出力信号に含まれるオフセット変動値は、振動検出手段155(255)の起動後、時間経過と共に低周波に変化する。本実施例では、オフセット変動値に対応する推定値を高精度に抽出するため、第2の演算手段157(257)のローパスフィルタ157a(257a)の時定数を振動検出手段155(255)の起動後、時間経過と共に大きくする(折れ点周波数を低周波に移行させる)。
図18は、ローパスフィルタ157a(257a)の時定数(折れ線周波数)を時間経過とともに変更しながら抽出された、振動検出手段155(255)の出力信号に含まれるオフセット変動値に対応する値を示す図である。抽出された値1801は、実際の振動検出手段155(255)の出力信号に含まれるオフセット変動値1202に対応する値に近い形状となっている。波形推定部157b(257b)は、図19に示されるように、抽出された値1801を用いて露光時のオフセット変動値に対応する推定値1901を推定する。
信号補正手段158(258)は、第1の演算手段156(256)の出力信号から、推定値1901を減算し、その結果を像ブレ補正の目標値として駆動手段159(259)を介して撮像素子14(補正部材13a)を駆動する。
図20は、オフセット変動値に対応する推定値を推定する処理を示すフローチャートである。本フローは、カメラボディ151aに設けられたレリーズスイッチの半押しなどの撮影準備処理が実行されると開始される。なお、図20では、図8,14のフローのステップと同じ処理を行うステップを同じ番号で表しており、詳細な説明は省略する。
ステップS2001では、波形推定部157b(257b)は、ローパスフィルタ157a(257a)により処理された信号を用いてオフセット変動値に対応する推定値を推定する。なお、初期設定では、ローパスフィルタ157a(257a)の時定数(折れ点周波数)は小さく(高く)設定されている。
ステップS2002では、まず、信号補正手段158(258)は、第1の演算手段156(256)の出力信号からステップS2001で推定された推定値を減算する。次に、信号補正手段158(258)は、減算結果を用いて駆動手段159(259)を介して撮像素子14(補正部材13a)を駆動する(像ブレ補正を開始する)。
ステップS2003では、第2の演算手段157(257)は、ローパスフィルタ157a(257a)の時定数(折れ点周波数)を大きくする(低くする)。
ステップS2004では、第2の演算手段157(257)は、ローパスフィルタ157a(257a)の時定数(折れ点周波数)を大きくする(低くする)。
本実施例では、ローパスフィルタ157aの折れ点周波数を第2の演算手段157の起動後、時間経過と共に変更することで、振動検出手段155の出力信号に含まれるオフセット変動値に対応する推定値の推定精度を高めることができる。同様に、ローパスフィルタ257aの折れ点周波数を第2の演算手段257の起動後、時間経過と共に変更することで、振動検出手段255の出力信号に含まれるオフセット変動値に対応する推定値の推定精度を高めることができる。
以上説明したように、本実施例の構成によれば、像ブレを高精度に補正可能であると共に、振動検出手段の出力信号のオフセット変動を低減可能である。
なお、本実施例では、カメラボディ151aおよび交換レンズ151bにそれぞれ、振動検出手段155,255、第1の演算手段156,256、第2の演算手段157,257、信号補正手段158,258、駆動手段159,259が設けられている。しかしながら、本発明はこれに限定されず、実施例1,2のようにカメラボディ151a、または交換レンズ151bのいずれかに上記手段が設けられていればよい。
実施例1から3では、次数の大きいローパスフィルタによりブレの周波数帯域23に分布するブレは十分減衰され、振動検出手段の出力信号に含まれるオフセット変動値に対応する値のみ抽出される。しかしながら、ブレが非常に大きい場合、ブレ成分もオフセット変動値に対応する値として抽出される可能性がある。そこで、本実施例では、ローパスフィルタ17aの次数を実施例1から3に比べて更に多くする。
本実施例の撮像装置の一例であるデジタルカメラは、実施例3のデジタルカメラ151と同様の構成を有するものとする。
図21は、本実施例のローパスフィルタ157(257)の次数の説明図である。図21において、横軸はブレの大きさ、縦軸は次数を示している。ブレの大きさが所定量A以下である(より小さい)場合、次数は4に設定される。ブレの大きさが所定量Aより大きい(以上である)場合、次数は6に設定される。
図22は、本実施例のローパスフィルタ157(257)の特性の説明図である。図22において、横軸は周波数、縦軸は第2の演算手段157(257)における出力利得を示している。次数が6である場合の特性2202におけるブレの周波数帯域23に分布するブレの減衰量は、次数が4である場合の特性2201におけるブレの周波数帯域23に分布するブレの減衰量に比べて大きい。
図23は、ブレの大きさによって次数を設定する機能を有する場合のオフセット変動値に対応する推定値を推定する処理を示すフローチャートである。図23のフローチャートでは、図20のフローチャートに対してステップS2301,S2302の処理が加えられている。
ステップS2301では、カメラCPU152(レンズCPU252)は、ブレの大きさが所定量より大きい(以上)か否かを判定する。ブレの大きさは、所定時間ごとのブレのピークやボトムを測定したり、ブレ波形を整流化したりすることで判定可能である。ブレの大きさが所定量より大きい(以上である)場合(例えばパンニング動作が行われたり、フレーミングが変更されたりした場合)、ステップS2302に進み、ブレの大きさが所定量以下(より小さい)場合、ステップS2001に進む。
ステップS2302では、第2の演算手段157(257)は、ローパスフィルタ157a(257a)の次数を多くする。
以上説明したように、本実施例では、第2の演算手段157(257)はブレの大きさに応じてローパスフィルタ157a(257a)の次数を変更することでブレが大きいことによるオフセット変動値に対応する値の抽出の誤りを軽減可能である。
また、実施例2,3では、ローパスフィルタ97a,157a,257aの次数や時定数を第2の演算手段97,157,257の起動後、時間経過と共に変更するが、振動検出手段95,155,255の起動後、時間経過と共に変更してもよい。パンニング動作やフレーミング変更による第1および第2の演算手段の再起動時であっても、振動検出手段はパンニング動作やフレーミング変更の前から起動している。そのため、パンニング動作やフレーミング変更の際に、時間経過に伴うローパスフィルタの次数や時定数の変更は不要になり演算を削減することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
13a 補正部材
14 撮像素子(補正部材)
15,95,155,255 振動検出手段
16,96,156,256 第1の演算手段
17,97,157,257 第2の演算手段
17a,97a,157a,257a ローパスフィルタ
18,98,158,258 信号補正手段(補正手段)
20,100,160,260 像振れ補正装置

Claims (10)

  1. 振動を検出する振動検出手段の出力信号を用いて演算を行う第1の演算手段と、
    前記第1の演算手段の高周波減衰特性より急峻な高周波減衰特性を有するローパスフィルタを備え、前記ローパスフィルタにより処理された信号を用いて前記振動検出手段の出力信号に含まれるオフセット変動値に対応する推定値を推定する第2の演算手段と、
    前記第1の演算手段の演算結果、および前記推定値を用いて前記振動により生じる像ブレを補正するための補正部材を駆動する補正手段とを有することを特徴とする像振れ補正装置。
  2. 前記ローパスフィルタの折れ点周波数は、前記第1の演算手段の折れ点周波数と前記振動の周波数帯域の下限周波数との間に設定されることを特徴とする請求項1に記載の像振れ補正装置。
  3. 前記第2の演算手段は、露光時間に応じて前記推定値を推定するタイミングを設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の像振れ補正装置。
  4. 前記第2の演算手段は、前記振動検出手段の起動後、時間経過と共に前記推定値を推定する方法を変更することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の像振れ補正装置。
  5. 前記第2の演算手段は、前記第2の演算手段の起動後、時間経過と共に前記推定値の推定方法を変更することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の像振れ補正装置。
  6. 前記第2の演算手段は、時間経過と共に前記ローパスフィルタにより処理された信号の傾きに与える利得を変更することを特徴とする請求項4又は5に記載の像振れ補正装置。
  7. 前記第2の演算手段は、時間経過と共に前記ローパスフィルタの次数を変更することを特徴とする請求項4又は5に記載の像振れ補正装置。
  8. 前記第2の演算手段は、時間経過と共に前記ローパスフィルタの前記折れ点周波数を変更することを特徴とする請求項4又は5に記載の像振れ補正装置。
  9. 前記第2の演算手段は、前記振動の大きさに応じて前記ローパスフィルタの次数を変更することを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載の像振れ補正装置。
  10. 請求項1乃至9の何れか一項に記載の像振れ補正装置と、
    振動により生じる像ブレを補正するための補正部材とを有することを特徴とする光学装置。
JP2019154583A 2019-08-27 2019-08-27 像振れ補正装置、およびこれを備える光学装置 Active JP7321837B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019154583A JP7321837B2 (ja) 2019-08-27 2019-08-27 像振れ補正装置、およびこれを備える光学装置
US17/001,830 US11050937B2 (en) 2019-08-27 2020-08-25 Image stabilizing apparatus, optical apparatus having the same, and image stabilizing method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019154583A JP7321837B2 (ja) 2019-08-27 2019-08-27 像振れ補正装置、およびこれを備える光学装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021033119A true JP2021033119A (ja) 2021-03-01
JP7321837B2 JP7321837B2 (ja) 2023-08-07

Family

ID=74678262

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019154583A Active JP7321837B2 (ja) 2019-08-27 2019-08-27 像振れ補正装置、およびこれを備える光学装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US11050937B2 (ja)
JP (1) JP7321837B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004102044A (ja) * 2002-09-11 2004-04-02 Canon Inc 像ぶれ補正機能付カメラ
JP2005115253A (ja) * 2003-10-10 2005-04-28 Nikon Corp ブレ補正装置
JP2007189478A (ja) * 2006-01-13 2007-07-26 Canon Inc 振れ補正装置および光学機器
JP2015031779A (ja) * 2013-08-01 2015-02-16 キヤノン株式会社 像振れ補正装置およびその制御方法、レンズ鏡筒、光学機器、並びに撮像装置
US20160227090A1 (en) * 2015-01-29 2016-08-04 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Optical image stabilizer and camera module including the same

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5121674B2 (ja) 2008-11-04 2013-01-16 キヤノン株式会社 撮像装置
JP6150655B2 (ja) * 2013-08-01 2017-06-21 キヤノン株式会社 像振れ補正装置およびその制御方法、レンズ鏡筒、光学機器、並びに撮像装置
JP6173134B2 (ja) * 2013-09-02 2017-08-02 キヤノン株式会社 像振れ補正装置及びその制御方法
JP6600232B2 (ja) * 2015-11-05 2019-10-30 キヤノン株式会社 像ブレ補正装置及び方法
JP6823469B2 (ja) * 2017-01-20 2021-02-03 キヤノン株式会社 像ブレ補正装置及びその制御方法、撮像装置、プログラム、記憶媒体

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004102044A (ja) * 2002-09-11 2004-04-02 Canon Inc 像ぶれ補正機能付カメラ
JP2005115253A (ja) * 2003-10-10 2005-04-28 Nikon Corp ブレ補正装置
JP2007189478A (ja) * 2006-01-13 2007-07-26 Canon Inc 振れ補正装置および光学機器
JP2015031779A (ja) * 2013-08-01 2015-02-16 キヤノン株式会社 像振れ補正装置およびその制御方法、レンズ鏡筒、光学機器、並びに撮像装置
US20160227090A1 (en) * 2015-01-29 2016-08-04 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Optical image stabilizer and camera module including the same

Also Published As

Publication number Publication date
US11050937B2 (en) 2021-06-29
US20210067698A1 (en) 2021-03-04
JP7321837B2 (ja) 2023-08-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9031396B2 (en) Image shake correcting apparatus and control method for same, lens barrel, optical apparatus, and imaging apparatus
US10812722B2 (en) Imaging apparatus, shake correction method, lens unit, and body unit
JP6700826B2 (ja) 像ブレ補正装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体
US9626743B2 (en) Image stabilization apparatus, method of controlling the same, image capturing apparatus, lens apparatus, and storage medium
US10250808B2 (en) Imaging apparatus and control method therefor
JP6995561B2 (ja) 像ブレ補正装置およびその制御方法、撮像装置
CN107040711B (zh) 图像稳定设备及其控制方法
JP2018036366A (ja) 像ブレ補正装置、撮像装置および制御方法
CN109698912B (zh) 摄像设备及其控制方法
US10212348B2 (en) Image processing apparatus, its control method, image capturing apparatus, and storage medium
US9781346B2 (en) Image capturing control apparatus, image capturing apparatus and storage medium storing image capturing control program for driving a movable element when motion vectors have mutually different magnitudes
JP7257774B2 (ja) 撮像システム及びその制御方法、レンズユニット、撮像装置、プログラム、記憶媒体
US10200612B2 (en) Image stabilization apparatus and control method thereof, and storage medium
JP6171575B2 (ja) ブレ補正装置及び光学機器
US20180376066A1 (en) Imaging apparatus and method of controlling imaging apparatus
JP7321837B2 (ja) 像振れ補正装置、およびこれを備える光学装置
JP7208822B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体
US11108962B2 (en) Control apparatus, imaging apparatus, and control method
US10389942B2 (en) Image blur correction apparatus, control method thereof, and imaging apparatus
JP6268981B2 (ja) ブレ補正装置、交換レンズ及びカメラ
JP5699806B2 (ja) 撮像装置
JP2008046374A (ja) 手振れ補正制御装置
JP2020148999A (ja) 制御装置、撮像装置、レンズ装置、制御方法、および、プログラム
JP7073078B2 (ja) 撮像装置およびその制御方法
US10681274B2 (en) Imaging apparatus and control method thereof

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220727

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230322

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230425

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230621

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230627

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230726

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7321837

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151