JP2021032280A - 車両用動力伝達装置 - Google Patents

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弘傑 上野
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【課題】モータからのトルクが大きい場合に、ギヤの歯元応力を低減させてギヤ強度の低下を抑制させる車両用動力伝達装置を提供する。【解決手段】第1ドライブギヤ40は第1軸線C1方向に対してねじれ方向が左向きの歯すじを有する斜歯であり、第1ドリブンギヤ46および第2ドライブギヤ48は第2軸線C2方向に対してねじれ方向が右向きの歯すじを有する斜歯であり、第2ドリブンギヤ50は第3軸線C3方向に対してねじれ方向が左向きの歯すじを有する斜歯である。これにより、第1ドライブギヤ40と第1ドリブンギヤ46との噛み合いおよび第2ドライブギヤ48と第2ドリブンギヤ50との噛み合いによって第2軸に生じる法線力によるモーメントMnとスラスト力によるモーメントMsとが互いに打ち消す方向になるため、モータ12からのトルクTmが大きい場合に第2軸の傾きが抑制される。【選択図】図1

Description

本発明は、車両用動力伝達装置に関し、特にギヤの強度の低下を抑制する車両用動力伝達装置に関するものである。
駆動力源としてモータを備えた車両に用いられ、前記モータからのトルクが入力されるとともに第1軸線まわりに回転する第1軸に配置された第1ドライブギヤと、前記第1軸線に平行な第2軸線まわりに回転する第2軸に配置されるとともに前記第2軸をケースに支持する一対の軸受の間に互いに隣接して配置された第1ドリブンギヤおよび第2ドライブギヤと、前記第1軸線および前記第2軸線に平行な第3軸線まわりに回転する第2ドリブンギヤと、を備えて、前記第1ドリブンギヤが前記第1ドライブギヤに噛み合わされ、且つ前記第2ドリブンギヤが前記第2ドライブギヤに噛み合わされることにより、前記モータからのトルクを駆動輪に伝達する車両用動力伝達装置が知られている。たとえば特許文献1に記載の車両用動力伝達装置がそれである。特許文献1に記載の車両用動力伝達装置では、第1ドライブギヤ、第1ドリブンギヤ、第2ドライブギヤおよび第2ドリブンギヤは、それぞれ斜歯に形成されている。
特開2013−023036号公報
ところで、上記特許文献1に記載の従来の車両用動力伝達装置では、エンジンから入力されるトルクが大きく且つモータから入力されるトルクが小さいため、たとえばギヤに働く法線力によるモーメントとギヤに働くスラスト力によるモーメントとが強め合う方向に作用するように、第1ドライブギヤ、第1ドリブンギヤ、第2ドライブギヤおよび第2ドリブンギヤがそれぞれ配置されている。しかしながら、上記従来の車両用動力伝達装置では、近年のニーズすなわちモータの動力性能の向上に対応してモータからのトルクが大きくなった場合に、ギヤの法線力によるモーメントとギヤのスラスト力によるモーメントとによるミスアライメントいわゆるギヤの傾きによって、たとえば第1ドライブギヤの歯元応力が大きくなり第1ドライブギヤの強度が低下する可能性があった。
上記問題を解決するために、ギヤの強度の低下を抑制させることが考えられるが、この場合には、ギヤ径やギヤ歯幅が大きくなり、車両用動力伝達装置の大型化に繋がる新たな問題が発生する可能性があった。また、ギヤの強度の低下を抑制させる場合に、ギヤが配置される回転軸を支持する軸受の高剛性化が考えられるが、燃費性能が低下する新たな問題が発生する可能性があった。さらに、ギヤの強度の低下を抑制させる場合に、ケースの支持剛性の向上が考えられるが、ケースの質量が増加する新たな問題が発生する可能性があった。すなわち、上記特許文献1に記載の従来の車両用動力伝達装置では、モータからのトルクが大きい場合に、ギヤの歯元応力を低減させてギヤ強度の低下を抑制させることは困難であった。
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、モータからのトルクが大きい場合に、ギヤの歯元応力を低減させてギヤ強度の低下を抑制させる車両用動力伝達装置を提供することにある。
本発明の要旨とするところは、駆動力源としてモータを備えた車両に用いられ、前記モータからのトルクが入力されるとともに第1軸線まわりに回転する第1軸に配置された第1ドライブギヤと、前記第1軸線に平行な第2軸線まわりに回転する第2軸に配置されるとともに前記第2軸をケースに支持する一対の軸受の間に互いに隣接して配置された第1ドリブンギヤおよび第2ドライブギヤと、前記第1軸線および前記第2軸線に平行な第3軸線まわりに回転する第2ドリブンギヤと、を備えて、前記第1ドリブンギヤが前記第1ドライブギヤに噛み合わされ、前記第2ドリブンギヤが前記第2ドライブギヤに噛み合わされることにより、前記モータからのトルクを駆動輪に伝達する車両用動力伝達装置であって、前記第1ドライブギヤは、前記第1軸線方向に対してねじれ方向が左向きの歯すじを有する斜歯であり、前記第1ドリブンギヤおよび前記第2ドライブギヤは、前記第2軸線方向に対してねじれ方向が右向きの歯すじを有する斜歯であり、前記第2ドリブンギヤは、前記第3軸線方向に対してねじれ方向が左向きの歯すじを有する斜歯であることにある。
本発明の車両用動力伝達装置によれば、前記第1ドライブギヤは、前記第1軸線方向に対してねじれ方向が左向きの歯すじを有する斜歯であり、前記第1ドリブンギヤおよび前記第2ドライブギヤは、前記第2軸線方向に対してねじれ方向が右向きの歯すじを有する斜歯であり、前記第2ドリブンギヤは、前記第3軸線方向に対してねじれ方向が左向きの歯すじを有する斜歯である。これにより、前記第1ドライブギヤと前記第1ドリブンギヤとの噛み合いおよび前記第2ドライブギヤと前記第2ドリブンギヤとの噛み合いによって前記第2軸に生じる法線力によるモーメントとスラスト力によるモーメントとが互いに打ち消す方向になるため、前記モータからのトルクが大きい場合に前記第2軸の傾きが抑制される。そのため、たとえば前記第1ドリブンギヤおよび前記第2ドライブギヤの傾きが抑制されるので、前記第1ドライブギヤの歯元応力が低減されて、ギヤ強度の低下を抑制することができる。
本発明が適用された車両用動力伝達装置の要部の一部を概略的に示す概略図である。 図1の車両用動力伝達装置の要部の一部を示す斜視図である。 図1の車両用動力伝達装置の要部の一部を軸線方向から視た側面図である。 図1の車両用動力伝達装置の斜歯ギヤがそれぞれ噛み合わされた状態において、それぞれの斜歯ギヤに働く力を概略的に示す概略図である。 従来の車両用動力伝達装置の斜歯ギヤがそれぞれ噛み合わされた状態において、それぞれの斜歯ギヤに働く力を概略的に示す概略図である。 従来の車両用動力伝達装置における、第1ドライブギヤの第1ドリブンギヤとの接触面である歯当たりの状態を示す図である。 図1の車両用動力伝達装置における、第1ドライブギヤの第1ドリブンギヤとの接触面である歯当たりの状態を示す図である。 第1ドライブギヤの歯元にかかる歯元応力を示す図である。 本発明の他の実施例の車両用動力伝達装置の要部の一部を概略的に示す概略図である。 本発明の他の実施例の車両用動力伝達装置の要部の一部を概略的に示す概略図であり、図9とは別の態様を示す図である。 本発明の他の実施例の車両用動力伝達装置の要部の一部を概略的に示す概略図であり、図10とは別の態様を示す図である。 本発明の他の実施例の車両用動力伝達装置の要部の一部を概略的に示す概略図であり、図11とは別の態様を示す図である。
本発明は、走行用の駆動力源としてエンジンの他に走行用回転機すなわち駆動用電動機を有するハイブリッド車両や、電気自動車等に適用される。本発明が適用される車両は、たとえばFF(フロントエンジン・フロントドライブ)型、FR(フロントエンジン・リヤドライブ)型あるいは4輪駆動型の動力伝達装置などを備えるものであっても良い。
以下、本発明の一実施例について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の実施例において図は適宜簡略化或いは変形されており、各部の寸法比および形状等は必ずしも正確に描かれていない。
図1は、本発明が適用された車両用動力伝達装置10の要部の一部を概略的に示す概略図であって、その車両用動力伝達装置10(以下、動力伝達装置10という)を構成している複数の軸が共通の平面内に位置するように展開して示した展開図である。動力伝達装置10は、車両20に備えられた駆動力源である図示しないエンジンおよびモータジェネレータ12(以下、モータ12という)の出力すなわちトルクを左右一対の駆動輪14に伝達するものであって、たとえばトランスアクスルケース16(以下、ケース16という)内に収容されている。本実施例の車両20は、ハイブリッド車両であって、たとえば車両右側に図示しないエンジンを配置し、且つ上記図示しないエンジンの車両左側にトランスミッションを配置するFF型の動力伝達装置10を備えるものである。ここで図1では、左右一対の駆動輪14のうち片側の駆動輪のみを示すとともに、ケース16の一部分のみを示している。モータ12は、電動モータおよび発電機として択一的に用いられるいわゆる電動機である。図示しないエンジンは、燃料の燃焼によって動力を発生するガソリンエンジンやディーゼルエンジン等の内燃機関である。ケース16は、必要に応じて複数の部材にて構成される。
図2は、図1の動力伝達装置10の要部の一部を示す斜視図である。図1および図2に示すように、動力伝達装置10は、複数の軸線まわりにそれぞれ回転する回転部材を備えて構成されている。本実施例では、動力伝達装置10は、図2に示すように、4つの軸線(C1〜C4)を備えて構成されている。
第1軸線C1上には、第1軸線C1まわりに回転する第1軸である動力伝達軸30およびモータ12の図示しないロータ軸が回転可能に支持されている。動力伝達軸30は、一対の第1軸受36および第2軸受38を介してケース16に相対回転可能に支持されている。動力伝達軸30には、第1ドライブギヤ40が配置されている。第1軸受36は、第1ドライブギヤ40に対して動力伝達軸30の軸方向すなわち第1軸線C1方向において車両左側すなわち図1の紙面左側に配置されている。第2軸受38は、第1ドライブギヤ40に対して第1軸線C1方向において車両右側すなわち図1の紙面右側に配置されている。第1ドライブギヤ40は、たとえば第1軸線C1方向における第1軸受36と第2軸受38との中心の位置から車両右側の位置に配置されている。動力伝達軸30は、一端部たとえば第1軸受36側の端部が上記図示しないロータ軸相対回転不能にスプライン嵌合されており、上記ロータ軸の外周側に配置されているモータ12からのトルクTmが入力される。
第1軸線C1に平行な第2軸線C2上には、第2軸線C2まわりに回転する第2軸であるカウンタ軸32が回転可能に支持されている。カウンタ軸32は、一対の第3軸受42および第4軸受44を介してケース16に相対回転可能に支持されている。第3軸受42は、第2軸線C2方向において車両左側に配置され、第4軸受44は、第2軸線C2方向において車両右側に配置されている。カウンタ軸32には、第2軸線C2方向における第3軸受42と第4軸受44との間に、第1ドライブギヤ40に噛み合う第1ドリブンギヤ46が配置されている。カウンタ軸32には、第2軸線C2方向において第3軸受42と第4軸受44との間に第1ドリブンギヤ46に隣接して第2ドライブギヤ48が配置されている。第1ドリブンギヤ46は、たとえば第2軸線C2方向における第4軸受44側すなわち車両右側に配置されている。第2ドライブギヤ48は、たとえば第1軸線C1方向における第3軸受42側すなわち車両左側に配置されている。
第1軸線C1および第2軸線C2に平行な第3軸線C3上には、第3軸線C3まわりに回転する第2ドリブンギヤ50が回転可能に支持されている。第2ドリブンギヤ50は、差動機構として機能するデファレンシャル装置のデフギヤであって、デフケース52に一体あるいは一体的に形成されている。第2ドリブンギヤ50は、一対の第5軸受54および第6軸受56を介してケース16に相対回転可能に支持されている。第2ドリブンギヤ50は、第2ドライブギヤ48に噛み合わされるように形成されている。第5軸受54は、第3軸線C3方向において車両左側に配置され、第6軸受56は、第3軸線C3方向において車両右側に配置されている。第2ドリブンギヤ50は、たとえば第3軸線C3方向における第5軸受54側すなわち車両左側に配置されている。デフケース52は、たとえば第3軸線C3方向における第6軸受56側すなわち車両右側に配置されている。
第1軸線C1および第2軸線C2に平行な第4軸線C4上には、第4軸線C4まわりに回転する出力ギヤ軸58が回可能に支持されている。出力ギヤ軸58の外周には、第3ドライブギヤ60が形成されている。第3ドライブギヤ60は、図示しない一対の軸受を介してケース16に相対回転可能に支持されている。第3ドライブギヤ60は、第1ドリブンギヤ46に噛み合わされるように形成されている。出力ギヤ軸58には、図示しないエンジンからのトルクTeが入力される。ここで本実施例の動力伝達装置10は、図示しないエンジンからのトルクTeよりも大きいモータ12からのトルクTmが入力される。
図3は、図1の動力伝達装置10の要部の一部を軸線方向から視た側面図である。具体的には、図3は、図1に示す動力伝達装置10を車両右側から軸線方向に車両左側に向かって視た側面図であって、複数の軸線の位置関係を示している。図3において、第2軸線C2を中心として第2軸線C2と第1軸線C1とを通る直線a1と、第2軸線C2を中心として第2軸線C2と第3軸線C3とを通る直線a2とが成す角度θは、90度よりも大きく且つ180度よりも小さい角度になるように形成されている。
第1ドライブギヤ40、第1ドリブンギヤ46、第2ドライブギヤ48、第2ドリブンギヤ50および第3ドライブギヤ60は、それぞれ斜歯に形成されている。具体的には、第1ドライブギヤ40は、第1軸線C1方向に対してねじれ方向が左向きの歯すじを有する斜歯に形成されている。第1ドリブンギヤ46および第2ドライブギヤ48は、第2軸線C2方向に対してねじれ方向が右向きの歯すじを有する斜歯に形成されている。第2ドリブンギヤ50は、第3軸線C3方向に対してねじれ方向が左向きの歯すじを有する斜歯に形成されている。第3ドライブギヤ60は、第4軸線C4方向に対してねじれ方向が左向きの歯すじを有する斜歯に形成されている。
図4は、動力伝達装置10の各斜歯ギヤがそれぞれ噛み合わされた状態において、それぞれの各斜歯ギヤに働く力を概略的に示す概略図である。具体的には、図4は、第1ドリブンギヤ46が第1ドライブギヤ40に噛み合わされて、第2ドリブンギヤ50が第2ドライブギヤ48に噛み合わされることにより、モータ12からのトルクTmが駆動輪14に伝達される場合に、各斜歯ギヤに働く法線力およびスラスト力を示している。
図4に示すFn1は、第1ドリブンギヤ46が第1ドライブギヤ40に噛み合うことによって働く第1法線力Fn1である。図4に示すFs1は、第1ドリブンギヤ46が第1ドライブギヤ40に噛み合うことによって働く第1スラスト力Fs1である。図4に示すFn2は、第2ドリブンギヤ50が第2ドライブギヤ48に噛み合うことによって働く第2法線力Fn2である。図4に示すFs2は、第2ドリブンギヤ50が第2ドライブギヤ48に噛み合うことによって働く第2スラスト力Fs2である。図4に示すMnは、第1法線力Fn1と第2法線力Fn2とによって第2軸すなわちカウンタ軸32に生じる第1モーメントMnである。図4に示すMsは、第1スラスト力Fs1と第2スラスト力Fs2とによって第2軸に生じる第2モーメントMsである。
図4に示すように、第2軸線C2方向に対してねじれ方向が右向きの歯すじを有する斜歯すなわち右ねじれの第1ドリブンギヤ46が第1軸線C1方向に対してねじれ方向が左向きの歯すじを有する斜歯すなわち左ねじれの第1ドライブギヤ40に噛み合わされた場合には、第1法線力Fn1は、紙面左方向すなわち第1ドリブンギヤ46に対して車両左方向の第2ドライブギヤ48に向かって働く。また、左ねじれの第2ドリブンギヤ50が右ねじれの第2ドライブギヤ48に噛み合わされた場合には、第2法線力Fn2は、紙面右方向すなわち第2ドライブギヤ48に対して車両右方向の第1ドリブンギヤ46に向かって働く。すなわち本実施例の動力伝達装置10では、図4に示すように、第2軸に生じる第1モーメントMnおよび第2モーメントMsは、互いに打ち消す方向になっている。
図5は、従来の動力伝達装置100の各斜歯ギヤがそれぞれ噛み合わされた状態において、各斜歯ギヤに働く力を概略的に示す概略図である。従来の動力伝達装置100では、たとえば図示しないエンジンからのトルクTeがモータ12からのトルクTmよりも大きいため、第1法線力Fn1および第2法線力Fn2が相互に強め合う方向に作用するように形成されている。具体的には、第1ドライブギヤ102は右ねじれの斜歯に形成され、第1ドリブンギヤ104および第2ドライブギヤ106は左ねじれの斜歯に形成され、第2ドリブンギヤ108は、右ねじれの斜歯に形成されている。これにより、第1法線力Fn1は、第1ドリブンギヤ104に対して車両右方向すなわち第2ドライブギヤ106とは反対方向に向かって働き、第2法線力Fn2は、第2ドライブギヤ106に対して車両左方向すなわち第1ドリブンギヤ104とは反対方向に向かって働く。すなわち従来の動力伝達装置100では、図5に示すように、第2軸に生じる第1モーメントMnおよび第2モーメントMsは、互いに強め合う方向になっている。そのため、従来の動力伝達装置100では、たとえばエンジンからのトルクTeよりも大きいモータ12からのトルクTmが入力された場合に、第1モーメントMnおよび第2モーメントMsによって第2軸すなわちカウンタ軸32が傾きミスアライメントすなわち第1ドリブンギヤ104および第2ドライブギヤ106に傾きが生じる可能性があった。
本実施例の動力伝達装置10では、モータ12からのトルクTmが大きい場合たとえばエンジンからのトルクTeよりも大きいモータ12からのトルクTmが入力された場合に、従来の動力伝達装置100に比べて、第1モーメントMnおよび第2モーメントMsによる第2軸の傾きが抑制され、ミスアライメントが抑制される。
図6および図7は、たとえばエンジンからのトルクTeよりも大きいモータ12からのトルクTmが動力伝達装置10、100に入力された場合に、第1ドリブンギヤ46、104に噛み合う第1ドライブギヤ40、102の第1ドリブンギヤ46、104との接触面である歯当たりの状態を示す図である。具体的には、図6は、従来の動力伝達装置100における第1ドライブギヤ102の歯当たりの状態すなわち傾きが生じた第1ドリブンギヤ104との接触面である歯当たりの状態を示している。図7は、本実施例の動力伝達装置10における第1ドライブギヤ40の歯当たりの状態を示している。図6および図7において、長辺は歯幅を示し、短辺は歯たけを示している。また、図6および図7における斜線部位は、第1ドライブギヤ40、102の第1ドリブンギヤ46、104との接触面を示している。図6および図7の斜線部位で示す接触面は、たとえばCAEによる計算結果に基づくものである。
図6および図7に示すように、本実施例の動力伝達装置10における第1ドライブギヤ40の歯当たりは、歯幅方向の略全体に渡って第1ドリブンギヤ46に接触しているが、従来の動力伝達装置100における第1ドライブギヤ102の歯当たりは、歯幅方向で接触面に偏りが生じ接触面が本実施例に比べて大幅に小さくなっている。すなわち本実施例の動力伝達装置10では、第1ドライブギヤ40と第1ドリブンギヤ46との噛合い姿勢が良いため歯当りが良い。
図8は、第1ドライブギヤ40、102の歯元にかかる歯元応力を示す図である。図8のaは、従来の動力伝達装置100における第1ドライブギヤ102の歯元にかかる応力すなわち歯元応力を示している。図8のbは、本実施例の動力伝達装置10における第1ドライブギヤ40の歯元にかかる歯元応力を示している。図8に示すように、歯当りの状態が良い方が、歯元にかかる歯元応力が低くなっている。具体的には、歯当りの状態が良い本実施例の動力伝達装置10における第1ドライブギヤ40の歯元にかかる歯元応力は、歯当りの状態が悪い従来の動力伝達装置100における第1ドライブギヤ102の歯元にかかる歯元応力に比べて37%低減されている。すなわち本実施例の第1ドライブギヤ40は、歯元応力が低くなり歯元強度が有利となってギヤ強度の低下が抑制される。
このように、本実施例の動力伝達装置10によれば、第1ドライブギヤ40は、第1軸線C1方向に対してねじれ方向が左向きの歯すじを有する斜歯であり、第1ドリブンギヤ46および第2ドライブギヤ48は、第2軸線C2方向に対してねじれ方向が右向きの歯すじを有する斜歯であり、第2ドリブンギヤ50は、第3軸線C3方向に対してねじれ方向が左向きの歯すじを有する斜歯である。これにより、第1ドライブギヤ40と第1ドリブンギヤ46との噛み合いおよび第2ドライブギヤ48と第2ドリブンギヤ50との噛み合いによって第2軸すなわちカウンタ軸32に生じる法線力による第1モーメントMnとスラスト力による第2モーメントMsとが互いに打ち消す方向になるため、モータ12からのトルクTmが大きい場合に第2軸の傾きが抑制される。そのため、たとえば第1ドリブンギヤ46および第2ドライブギヤ48の傾きが抑制されるので、第1ドライブギヤ40の歯元応力が低減されて、第1ドライブギヤ40のギヤ強度の低下を抑制することができる。また、第1ドリブンギヤ46および第2ドライブギヤ48の傾きが抑制されて、たとえば第1ドライブギヤ40と第1ドリブンギヤ46との噛合い姿勢および第2ドライブギヤ48と第2ドリブンギヤ50との噛合い姿勢が良くなることによって、トルクアップによる運動性能向上、軸受部材の低剛性化による燃費性能向上および回転軸などの支持剛性の低剛性化によるケース16の軽量化などが実現できる。
次に、本発明の他の実施例を説明する。なお、前述の実施例1と共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
図9は、本実施例が適用された動力伝達装置200の要部の一部を概略的に示す概略図である。図9に示す動力伝達装置200が備えられた車両202は、EVトランスミッションを有するたとえば電気自動車である。動力伝達装置200では、第1ドリブンギヤ206が第1ドライブギヤ204に噛み合わされて、第2ドリブンギヤ210が第2ドライブギヤ208に噛み合わされることにより、モータ12からのトルクTmが駆動輪14に伝達される。
モータ12は、第1軸である動力伝達軸30の一端部たとえば第1軸線C1方向において第1軸受36側の端部に配置されている。動力伝達軸30の一端部が上記図示しないロータ軸相対回転不能にスプライン嵌合されることにより、上記ロータ軸の外周側に配置されているモータ12からのトルクTmが動力伝達軸30に入力される。モータ12は、第1軸受36よりも図9において紙面左側すなわち第1軸受36よりも車両左側に配置されている。
動力伝達装置200を車両右側から軸線方向に車両左側に向かって視た場合に、第2軸線C2を中心として第2軸線C2と第1軸線C1とを通る直線a1と、第2軸線C2を中心として第2軸線C2と第3軸線C3とを通る直線a2とが成す角度θは、90度よりも大きく且つ180度よりも小さい角度になるように形成されている。
第1ドライブギヤ204は、第1軸線C1方向に対してねじれ方向が左向きの歯すじを有する斜歯に形成されている。第1ドリブンギヤ206および第2ドライブギヤ208は、第2軸線C2方向に対してねじれ方向が右向きの歯すじを有する斜歯に形成されている。第2ドリブンギヤ210は、第3軸線C3方向に対してねじれ方向が左向きの歯すじを有する斜歯に形成されている。
このように、エンジンからのトルクTeが入力されない電気自動車に備えられた動力伝達装置200の場合に、第1ドライブギヤ204と第1ドリブンギヤ206との噛み合いおよび第2ドライブギヤ208と第2ドリブンギヤ210との噛み合いによって第2軸すなわちカウンタ軸32に生じる法線力による第1モーメントMnとスラスト力による第2モーメントMsとが互いに打ち消す方向になるため、モータ12からのトルクTmが大きい場合に第2軸の傾きが抑制される。そのため、たとえば第1ドリブンギヤ206および第2ドライブギヤ208の傾きが抑制されるので、第1ドライブギヤ204の歯元応力が低減されて、第1ドライブギヤ204のギヤ強度の低下を抑制することができる。
図10は、本実施例が適用された動力伝達装置300の要部の一部を概略的に示す概略図であり、図9とは別の態様を示す図である。動力伝達装置300は、動力伝達装置200の変形例である。図10に示す動力伝達装置300が備えられた車両302は、EVトランスミッションを有するたとえば電気自動車である。動力伝達装置300では、第1ドリブンギヤ306が第1ドライブギヤ304に噛み合わされて、第2ドリブンギヤ310が第2ドライブギヤ308に噛み合わされることにより、モータ12からのトルクTmが駆動輪14に伝達される。
図10に示すように、動力伝達装置300では、モータ12は、第1軸である動力伝達軸30の他端部たとえば第1軸線C1方向において第2軸受38側の端部に配置されている。動力伝達軸30の他端部が上記図示しないロータ軸相対回転不能にスプライン嵌合されることにより、上記ロータ軸の外周側に配置されているモータ12からのトルクTmが動力伝達軸30に入力される。モータ12は、第2軸受38よりも図10において紙面右側すなわち第2軸受38よりも車両右側に配置されている。すなわち動力伝達装置300では、モータ12は、第1軸線C1方向において第1ドライブギヤ304に対して実施例2における位置とは反対側に位置するように配置されている。
第1ドライブギヤ304は、第1軸線C1方向に対してねじれ方向が左向きの歯すじを有する斜歯に形成されている。第1ドリブンギヤ306および第2ドライブギヤ308は、第2軸線C2方向に対してねじれ方向が右向きの歯すじを有する斜歯に形成されている。第2ドリブンギヤ310は、第3軸線C3方向に対してねじれ方向が左向きの歯すじを有する斜歯に形成されている。
このように、エンジンからのトルクTeが入力されない電気自動車に備えられた動力伝達装置300の場合に、第1ドライブギヤ304と第1ドリブンギヤ306との噛み合いおよび第2ドライブギヤ308と第2ドリブンギヤ310との噛み合いによって第2軸すなわちカウンタ軸32に生じる法線力による第1モーメントMnとスラスト力による第2モーメントMsとが互いに打ち消す方向になるため、モータ12からのトルクTmが大きい場合に第2軸の傾きが抑制される。そのため、たとえば第1ドリブンギヤ306および第2ドライブギヤ308の傾きが抑制されるので、第1ドライブギヤ304の歯元応力が低減されて、第1ドライブギヤ304のギヤ強度の低下を抑制することができる。
図11は、本実施例が適用された動力伝達装置400の要部の一部を概略的に示す概略図であり、図9とは別の態様を示す図である。動力伝達装置400は、動力伝達装置200の変形例である。動力伝達装置400では、モータ12は、第1軸である動力伝達軸30の一端部に配置され且つ第1軸線C1方向において第1軸受36よりも図11の紙面右側すなわち車両右側に配置されている。すなわち動力伝達装置400では、モータ12は、第1軸線C1方向において第1軸受36側と第2軸受38との間に配置されている。モータ12は、第1軸受36側と第2軸受38との間において第1ドライブギヤ404に対して第1軸受36側すなわち車両左側に配置され、且つ第1軸受36よりも車両右側に配置されている。
第1ドライブギヤ404は、第1軸線C1方向に対してねじれ方向が左向きの歯すじを有する斜歯に形成されている。第1ドリブンギヤ406および第2ドライブギヤ408は、第2軸線C2方向に対してねじれ方向が右向きの歯すじを有する斜歯に形成されている。第2ドリブンギヤ410は、第3軸線C3方向に対してねじれ方向が左向きの歯すじを有する斜歯に形成されている。
このように、エンジンからのトルクTeが入力されない電気自動車に備えられた動力伝達装置400の場合に、第1ドライブギヤ404と第1ドリブンギヤ406との噛み合いおよび第2ドライブギヤ408と第2ドリブンギヤ410との噛み合いによって第2軸すなわちカウンタ軸32に生じる法線力による第1モーメントMnとスラスト力による第2モーメントMsとが互いに打ち消す方向になるため、モータ12からのトルクTmが大きい場合に第2軸の傾きが抑制される。そのため、たとえば第1ドリブンギヤ406および第2ドライブギヤ408の傾きが抑制されるので、第1ドライブギヤ404の歯元応力が低減されて、第1ドライブギヤ404のギヤ強度の低下を抑制することができる。
図12は、本実施例が適用された動力伝達装置500の要部の一部を概略的に示す概略図であり、図9とは別の態様を示す図である。動力伝達装置500は、動力伝達装置400の変形例である。
第1ドライブギヤ504は、第1軸線C1方向に対してねじれ方向が左向きの歯すじを有する斜歯に形成されている。第1ドリブンギヤ506および第2ドライブギヤ508は、第2軸線C2方向に対してねじれ方向が右向きの歯すじを有する斜歯に形成されている。第2ドリブンギヤ510は、第3軸線C3方向に対してねじれ方向が左向きの歯すじを有する斜歯に形成されている。
動力伝達装置500では、第1ドリブンギヤ506が第1ドライブギヤ504に噛み合わされて、第2ドリブンギヤ510が第2ドライブギヤ508に噛み合わされることにより、モータ12からのトルクTmがトランスファーに伝達される。
このように、エンジンからのトルクTeが入力されない電気自動車に備えられた動力伝達装置500の場合に、第1ドライブギヤ504と第1ドリブンギヤ506との噛み合いおよび第2ドライブギヤ508と第2ドリブンギヤ510との噛み合いによって第2軸すなわちカウンタ軸32に生じる法線力による第1モーメントMnとスラスト力による第2モーメントMsとが互いに打ち消す方向になるため、モータ12からのトルクTmが大きい場合に第2軸の傾きが抑制される。そのため、たとえば第1ドリブンギヤ506および第2ドライブギヤ508の傾きが抑制されるので、第1ドライブギヤ504の歯元応力が低減されて、第1ドライブギヤ504のギヤ強度の低下を抑制することができる。
以上、本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、更に別の態様においても実施される。
たとえば、前述の実施例2の動力伝達装置200の変形例である、前述の実施例3から5に示す動力伝達装置300、400、500の態様は、たとえば実施例1の動力伝達装置10すなわちハイブリッド車両にも適用され得る。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、上述したのはあくまでも一実施形態であり、その他一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づいて種々変更、改良を加えた態様で実施することができる。
10、100、200、300、400、500:動力伝達装置(車両用動力伝達装置)
12:モータ
14:駆動輪
16:ケース
20:車両
30:動力伝達軸(第1軸)
32:カウンタ軸(第2軸)
40、102、204、304、404、504:第1ドライブギヤ
42:第3軸受(軸受)
44:第4軸受(軸受)
46、104、206、306、406、506:第1ドリブンギヤ
48、106、208、308、408、508:第2ドライブギヤ
50、108、210、310、410、510:第2ドリブンギヤ
C1:第1軸線
C2:第2軸線
C3:第3軸線

Claims (1)

  1. 駆動力源としてモータを備えた車両に用いられ、前記モータからのトルクが入力されるとともに第1軸線まわりに回転する第1軸に配置された第1ドライブギヤと、前記第1軸線に平行な第2軸線まわりに回転する第2軸に配置されるとともに前記第2軸をケースに支持する一対の軸受の間に互いに隣接して配置された第1ドリブンギヤおよび第2ドライブギヤと、前記第1軸線および前記第2軸線に平行な第3軸線まわりに回転する第2ドリブンギヤと、を備えて、前記第1ドリブンギヤが前記第1ドライブギヤに噛み合わされ、前記第2ドリブンギヤが前記第2ドライブギヤに噛み合わされることにより、前記モータからのトルクを駆動輪に伝達する車両用動力伝達装置であって、
    前記第1ドライブギヤは、前記第1軸線方向に対してねじれ方向が左向きの歯すじを有する斜歯であり、前記第1ドリブンギヤおよび前記第2ドライブギヤは、前記第2軸線方向に対してねじれ方向が右向きの歯すじを有する斜歯であり、前記第2ドリブンギヤは、前記第3軸線方向に対してねじれ方向が左向きの歯すじを有する斜歯である
    ことを特徴とする車両用動力伝達装置。
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