JP2021031815A - カップ部付き衣類 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、着用者の身体へのフィット性の向上を図ったカップ部付き衣類を提供することを目的とする。【解決手段】カップ部付き衣類1は、前方に突出して設けられて左右の乳房それぞれを覆う左右のカップ部2と、該左右のカップ部の下側周縁部22に連続して設けられて左右のカップ部を支持する土台部3と、該土台部の左右の両端から延びて背中に巻かれる一対のバック部4、4と、カップ部と土台部3との境界部に設けられて下向き凸に湾曲したワイヤー8と、を備え、ワイヤーは、金属製の棒部材が下向き凸に湾曲するように曲げられて形成されたものであり、その左右の両端部8c、8eが、該両端部の間の間部83より後方側に位置している。【選択図】図3
Description
本発明は、カップ部付き衣類に関する。
従来、左右一対のカップ部と、カップ部の下縁側を支持する土台部と、土台部の両脇からそれぞれ延びて背面側に至るバック部と、カップ部と土台部との境界部に設けられて下向き凸に湾曲したワイヤーと、を有して構成されたブラジャーが知られている(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に開示された従来のブラジャーのワイヤーは、金属製の棒部材が下向き凸に湾曲するように曲げられて形成されている。即ち、従来のブラジャーにおいてワイヤーは、その両端部及び両端部の中間にある中間部が、仮想平面上に位置するように曲げられて形成されている。このため、従来のワイヤーは、着用者の身体にフィットさせ難かった。
本発明は、着用者の身体へのフィット性の向上を図ったカップ部付き衣類を提供することを目的とする。
上記目的を解決するために本発明は以下の構成を備える。
即ち、請求項1に記載の本発明は、前方に突出して設けられて左右の乳房それぞれを覆う左右のカップ部と、該左右のカップ部の下側周縁部に連続して設けられて前記左右のカップ部を支持する土台部と、該土台部の左右の両端から延びて背中に巻かれる一対のバック部と、前記カップ部と前記土台部との境界部に設けられて下向き凸に湾曲したワイヤーと、を備えたカップ部付き衣類であって、前記ワイヤーは、金属製の棒部材が下向き凸に湾曲するように曲げられて形成されたものであり、その左右の両端部が、該両端部の間の間部より後方に位置していることを特徴とするカップ部付き衣類である。
ここで、ワイヤーは着用者のバージスラインに沿って設置されるものであるが、従来技術の如く、ワイヤーの両端部及び間部の3点の前後の位置が略同じ位置にあって、当該3点のうち間部がバージスラインに沿うように設置した場合には、人間の身体の構造上、ワイヤーの両端部が着用者のバージスラインにフィットせずに浮いてしまうことがあるが、本願発明では、ワイヤーの左右の両端部が、該両端部の間の間部より後方側に位置しているので、ワイヤーを着用者のバージスラインに沿わせる、即ちフィットさせることができる。
また、ワイヤーの左右の両端部のうち、着用者の脇側の端が、着用者の前中心側の端より上方かつ後方側に位置していることが好ましい。これによれば、ワイヤーの両端部及び間部の3点が、着用者のバージスラインに沿わされ、背中側に流れる肉が堰き止められつつ、乳房が着用者の前中心側に寄せられる。
また、ワイヤーは、その断面が長辺と短辺とを有した板状の部材から成り、長辺は、上方に進むにしたがって前方に向かうように斜めに設けられていることが好ましい。これによれば、着用者への負荷を軽減しつつ、ワイヤーがバージスラインに沿わされて着用者の乳房を囲みつつ、乳房の形を整える。
また、土台部は、バック部側の端部に、着用者の乳房と背中との間にある脇近傍部を支持する脇支持部を有し、脇支持部は、表生地と、裏生地と、表生地と裏生地との間に介在されて弾力性を有する弾力材と、を有し、弾力材は、所定の間隔をあけて縦方向に延在するステッチにより、表生地と裏生地との間に保持されていることが好ましい。これによれば、脇支持部が着用者の脇近傍部にフィットされることで、背中側に流れる肉が堰き止められ、乳房が着用者の前中心側に寄せられる。
本発明によれば、着用者の身体へのフィット性の向上を図ることができる。
以下、本発明の一実施の形態にかかるカップ部付き衣類を、図1〜5を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態にかかるカップ部付き衣類としてのブラジャー1を示す平面図である。同図に示すように、ブラジャー1は、左右のカップ部2と、カップ部2の下側周縁部22に縫着して設けられて当該カップ部2を支持する土台部3と、土台部3の左右の両端から延びて背中側に巻かれる一対のバック部4、4と、各カップ部2の下側周縁部22に沿って配置される鉄製(金属製)のワイヤー8と、各カップ部2と各バック部4側に架け渡される肩ストラップ部5と、を備えて構成されている。ブラジャー1の着用時において、左右のカップ部2間は、着用者の「前中心」(符号P)に位置している。
左右のカップ部2は、それぞれ、例えば不織布等の保形性を有する素材(芯材)によって構成され、人体の乳房の形状に対応するように前方に突出する椀形状に形成されている。左右のカップ部2は、略同一形状に形成されている。
各カップ部2の周縁部20は、上側周縁部21、下側周縁部22及び脇側周縁部23を有して構成されている。上側周縁部21は、乳房の形状に沿うように上向き凸に湾曲して設けられている。下側周縁部22は、下向き凸に湾曲して設けられている。脇側周縁部23は、上側周縁部21の脇側の端部21aと下側周縁部22の脇側の端部22aとの間に位置しかつ連続して設けられている。上側周縁部21の脇側の端部21aは、下側周縁部22の脇側の端部22aより僅かに前中心P側に位置し、脇側周縁部23は、下側周縁部22の脇側の端部22aから上側周縁部21の脇側の端部21aに向かって略上方に延在して設けられている。
この各カップ部2は、芯材から成る上側部材2A及び下側部材2Bから構成され、これら上側部材2A及び下側部材2Bの境界部に縫い目から成る切替し部2Cが設けられている。切替し部2Cは、下側周縁部22の前中心Pの近傍部から、着用者のバストトップを通って、上側周縁部21の脇側の端部21aに向かって斜め上方に連続形成されている。このような切替し部2Cにより、着用者のバストトップの位置を高い位置に維持することができ、着用者の乳房の形が整えられる。さらに、各カップ部2の下側部材2Bの着用者に接触する面には、不図示のパッドが装着可能なポケットPが設けられている。
ワイヤー8は、図2〜4に示すように、着用者のバージスラインに沿うように、各カップ部の下側周縁部22に重なるように下向き凸に湾曲して設けられている。ワイヤー8が設けられていることにより、各カップ部と土台部との境界に位置する下側周縁部22の強度が補われる。なお、本実施形態では、ブラジャーが着用された状態で、着用者の起立方向を「上下方向」と記し、左右のカップ部が並ぶ方向を「左右方向」と記し、上下方向及び左右方向に直交する方向であってカップ部が突出する方向を「前方」と記し、前方の反対方向を「後方」と記す場合がある。
このワイヤー8は、図3、5に示すように、弾性を有する金属材料(例えば鉄等)から成り、その断面が長辺8S1と短辺8S2とを有する長方形状となるような板状の部材から形成されている。また、ワイヤー8は、図5に示すように、その断面の長辺8S1が上方に進むにしたがって前方に向かうように斜めに設けられるように各カップ部2に支持されている。これにより、着用者への負荷を軽減しつつ、ワイヤー8がバージスラインに沿わされて着用者の乳房を囲みつつ、乳房の形を整える。
また、ワイヤー8は、図3、4に示すように、着用者の前中心側の端部8cを含む第1部位81と、着用者の脇部側の端部8eを含む第2部位82と、第1部位81と第2部位82との間にある第3部位83(間部)と、を備えて構成されている。このワイヤー8は、カップ部2の下側周縁部22に支持された状態で、第1部位81及び第2部位82が、第3部位83より後方に位置し、第2部位82は、第1部位81より上方かつ後方に位置している。なお、図3(A)は、着用者の左側のカップ2に設けられるワイヤー8の正面図であり、(B)は、ワイヤー8の左右の中心部から端部8c側を見た平面図であり、(C)は、ワイヤー8の左右の中心部から端部8e側を見た平面図であり、(D)はワイヤー8の底面図である。また、図4は、ワイヤー8を端部8eから見た平面図である。
ここで、ワイヤー8は着用者のバージスラインに沿って設置されるものであるが、従来技術の如く、ワイヤーの両端部及び中間部の3点の前後の位置が略同じ位置にあり、即ち、3点が同一平面上に位置し、当該3点のうち中間部をバージスラインに沿うように設置した場合には、人間の身体の構造上、ワイヤーの両端部が着用者のバージスラインにフィットせずに浮いてしまうことがあるが、本実施形態では、ワイヤー8の左右の両端部8c、8eが、該両端部8c、8eの間の第3部位83(間部)より後方側に位置しているので、ワイヤー8を着用者のバージスラインに沿わせる、即ちフィットさせることができる。これにより、ワイヤー8がバージスラインに沿わされて着用者の乳房を囲みつつ、乳房の形が整えられる。
土台部3は難伸縮性(非伸縮性)を有する生地から構成されている。土台部3は、各カップ部2を支持しつつ、着用者の乳房と背中との間にある脇近傍部を支持する脇支持部30を有している。脇支持部30は、各カップ部2と各バック部4との間に設けられている。この脇支持部30は、表生地30Aと、表生地30Aと着用者との間の裏生地30Bと、表生地30Aと裏生地30Bとの間に介在されて弾力性を有する綿部材(弾力材)と、を有して構成されている。綿部材は、所定の間隔をあけて縦方向に延在するステッチSにより、表生地30Aと裏生地30Bとの間に保持されている。このような脇支持部30が着用者の脇近傍部にフィットすることで、背中側に流れる肉が堰き止められ、乳房が着用者の前中心P側に寄せられる。
一対のバック部4、4は、それぞれ、土台部3の左右の両端に連続され、帯状に延びていて形成されている。各バック部4は、例えばパワーネット等の伸縮性を有する部材によって形成されている。各バック部4の左右のカップ部2から離れた端部には、着用者の背中心近傍で係脱される鉤ホック4A及び受け部4Bが取り付けられている。なお、本実施形態では、ブラジャー1が、一対のバック部4、4を有し、着用者の背中心近傍で係脱される鉤ホック4A及び受け部4Bが係脱されるバックホックブラジャーを一例として説明しているが、本発明はこれに限定されるものではない。カップ部付き衣類としてのブラジャーは、フロントホックブラジャーであってもよく、その場合には、着用者の前中心P近傍で係脱される鉤ホック4A及び受け部4Bが取り付けられていてもよい。
さらにブラジャー1は、図1に示すように、各バック部4の着用者から離れた側の面に重なって設けられる接続部材6を有している。接続部材6は三角形状と成るように成形され、その下端部61はバック部4の下端部41に支持され、頂部62に肩ストラップ部5の後端5Bがリング部材7を介して連結されている。これによれば、着用者が特に腕部を動かした際に、その動作に追従して肩ストラップ部5の後端5Bが変位する。即ち、肩ストラップ部5の後端5Bが、着用者の動作に追従して変位することにより、着用者の動作を阻害することが抑制される。
肩ストラップ部5は、例えば紐状に形成されてその長手方向に伸縮性を有するゴム素材によって形成されている。肩ストラップ部5の前端5Fは、カップ部2の上側周縁部21の脇側の端部21aに連結され、肩ストラップ部5の後端5Bは、リング部材7を介してバック部4の接続部材6に連結されている。
さらにブラジャー1は、左右のカップ部2を着用者の所望の位置から移動することを抑制する滑止め部9を有している。本実施形態における滑止め部9は、「ナノフロント(登録商標)」(帝人(株)製)がブラジャー1の着用者に接触する面の所定の箇所に固定されることで構成されている。即ち、滑止め部9は、摩擦力により、ブラジャー1が着用時の位置から移動することの抑制が図られる。
ここで、ブラジャー1を着用する際は、ワイヤー8を着用者のバージスラインに重ね、乳房を各カップ部2の内部に挿入し、前傾姿勢のまま一対のバック部4、4の端部4A、4B同士を係止する。さらに、土台部3の脇支持部30を、着用者の脇近傍部にフィットさせることで、背中側に流れる肉を堰止めつつ、乳房を着用者の前中心P側に寄せる。この後、肩ストラップ部5を着用者の肩部に架け渡す。こうして、ブラジャー1を着用する。ブラジャー1が着用された状態で、ワイヤー8がバージスラインに沿わされて着用者の乳房を囲みつつ、乳房の形を整え、さらに、脇支持部30が、背中側に流れる肉を堰止めつつ、乳房を着用者の前中心P側に寄せることにより、着用者の身体へのフィット性の向上を図りつつ、着用者のボディラインを美しく見せることができる。
このようなブラジャー1によれば、前方に突出して設けられて左右の乳房それぞれを覆う左右のカップ部2、2と、該左右のカップ部2、2の下側周縁部22に連続して設けられて左右のカップ部2、2を支持する土台部3と、該土台部3の左右の両端から延びて背中に巻かれる一対のバック部4、4と、カップ部と土台部3との境界部に設けられて下向き凸に湾曲したワイヤー8と、を備え、ワイヤー8は、金属製の棒部材が下向き凸に湾曲するように曲げられて形成されたものであり、その左右の両端部8c、8eが、該両端部8c、8eの間の第3部位83(間部)より後方に位置している。ここで、ワイヤー8は着用者のバージスラインに沿って設置されるものであるが、従来技術の如く、ワイヤーの両端部及び間部の3点の前後の位置が略同じ位置にあって、当該3点のうち間部がバージスラインに沿うように設置した場合には、人間の身体の構造上、ワイヤーの両端部が着用者のバージスラインにフィットせずに浮いてしまうことがあるが、本実施形態では、ワイヤー8の左右の両端部8c、8eが、該両端部8c、8eの間の第3部位83(間部)より後方側に位置しているので、ワイヤー8を着用者のバージスラインに沿わせる、即ちフィットさせることができる。
また、ワイヤー8の左右の両端部8c、8eのうち、着用者の脇側の端8eが、着用者の前中心側の端8cより上方かつ後方側に位置している。これによれば、ワイヤー8の両端部8c、8e及び第3部位83(間部)の3点が、着用者のバージスラインに沿わされ、背中側に流れる肉が堰き止められつつ、乳房が着用者の前中心側に寄せられる。
また、ワイヤー8は、その断面が長辺8S1と短辺8S2とを有した板状の部材から成り、長辺8S1は、上方に進むにしたがって前方に向かうように斜めに設けられている。これによれば、着用者への負荷を軽減しつつ、ワイヤー8がバージスラインに沿わされて着用者の乳房を囲みつつ、乳房の形を整える。
また、土台部3は、バック部4側の端部に、着用者の乳房と背中との間にある脇近傍部を支持する脇支持部30を有し、脇支持部30は、表生地30Aと、裏生地30Bと、表生地30Aと裏生地30Bとの間に介在されて弾力性を有する綿部材(弾力材)と、を有し、弾力材は、所定の間隔をあけて縦方向に延在するステッチSにより、表生地30Aと裏生地30Bとの間に保持されている。これによれば、脇支持部30が着用者の脇近傍部にフィットされることで、背中側に流れる肉が堰き止められ、乳房が着用者の前中心側に寄せられる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的が達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形例も本発明に含まれる。
前記実施形態では、左右の両端部8c、8eが、該両端部8c、8eの間の第3部位83(間部)より後方側に位置したワイヤー8が開示されているが、ワイヤーとして、左右の両端部及び間部の3点が同一平面上に位置していないものも本発明の権利範囲に含むものとする。
また、ワイヤー8は、その断面が長辺8S1と短辺8S2とを有する長方形状となるような板状の部材から形成されているが、本発明はこれに限定されるものではない。ワイヤーの断面が、長辺と短辺とを有していれば、楕円形状であってもよい。即ち、ワイヤーの断面は、長辺と短辺とを有する形状であれば如何なる形状であってもよい。
また、実施形態では、カップ部付き衣類としてブラジャー1の一例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、カップ部付き衣類は、ビスチェ、ボディスーツ、キャミソール、タンクトップ等、カップ部2を有する衣類全般に適用することもできる。
その他、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部、もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
1 ブラジャー(カップ部付き衣類)
2、2 左右のカップ部
22 カップ部の下側周縁部
3 土台部
3B 土台部のバック部側の端部
4、4 一対のバック部
8 ワイヤー
8c ワイヤーの両端部のうち、着用者の前中心側の端
8e ワイヤーの両端部のうち、着用者の脇部側の端
81 ワイヤーの断面における長辺
83 第3部位(間部)
30 脇支持部
30A 表生地
30B 裏生地
S ステッチ
2、2 左右のカップ部
22 カップ部の下側周縁部
3 土台部
3B 土台部のバック部側の端部
4、4 一対のバック部
8 ワイヤー
8c ワイヤーの両端部のうち、着用者の前中心側の端
8e ワイヤーの両端部のうち、着用者の脇部側の端
81 ワイヤーの断面における長辺
83 第3部位(間部)
30 脇支持部
30A 表生地
30B 裏生地
S ステッチ
Claims (4)
- 前方に突出して設けられて左右の乳房それぞれを覆う左右のカップ部と、該左右のカップ部の下側周縁部に連続して設けられて前記左右のカップ部を支持する土台部と、該土台部の左右の両端から延びて背中に巻かれる一対のバック部と、前記カップ部と前記土台部との境界部に設けられて下向き凸に湾曲したワイヤーと、を備えたカップ部付き衣類であって、
前記ワイヤーは、金属製の棒部材が下向き凸に湾曲するように曲げられて形成されたものであり、その左右の両端部が、該両端部の間の間部より後方に位置していることを特徴とするカップ部付き衣類。 - 前記ワイヤーの左右の両端部のうち、着用者の脇側の端が、着用者の前中心側の端より上方かつ後方側に位置していることを特徴とする請求項1に記載のカップ部付き衣類。
- 前記ワイヤーは、その断面が長辺と短辺とを有した板状の部材から成り、
前記長辺は、上方に進むにしたがって前方に向かうように斜めに設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のカップ部付き衣類。 - 前記土台部は、前記バック部側の端部に、着用者の乳房と背中との間にある脇近傍部を支持する脇支持部を有し、
前記脇支持部は、表生地と、裏生地と、前記表生地と前記裏生地との間に介在されて弾力性を有する弾力材と、を有し、前記弾力材は、所定の間隔をあけて縦方向に延在するステッチにより、前記表生地と前記裏生地との間に保持されていることを特徴とする請求項1〜3のうち何れか一項に記載のカップ部付き衣類。
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