JP2021031350A - 水硬性ポリマーセメント組成物及びその施工方法 - Google Patents

水硬性ポリマーセメント組成物及びその施工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】塗膜の収縮応力が小さく、塗膜が剥離することがなく、高い圧縮強度と耐衝撃性及び耐熱衝撃性を有し、紫外線によって色調が変化せず美観にも優れる水硬性ポリマーセメント組成物及びその施工方法を提供する。【解決手段】水分散ポリオールと、ポリイソシアネートと、有機金属系触媒と、水硬性セメントと、骨材と、から成る水硬性ポリマーセメント組成物であって、水分散ポリオールは水とヒマシ油系3官能ポリオールから成り、水酸基当量は250〜600であって組成物全体100重量部中の4〜10重量部であり、ポリイソシアネートは脂肪族イソシアヌレートから成り、ポリイソシアネートは組成物全体100重量部中の5〜15重量部であり、水硬性セメントは組成物全体100重量部中の5〜15重量部であり、骨材は組成物全体100重量部中の70〜85重量部である、ことを特徴とする水硬性ポリマーセメント組成物である。【選択図】なし

Description

本発明は、少なくとも、水分散ポリオールと、ポリイソシアネートと、有機金属系触媒と、水硬性セメントと、骨材とから成り、床下地コンクリート表面に2.5mm以上9.0mm未満に塗付するモルタル状の水硬性ポリマーセメント組成物及びその施工方法に関する。
従来、床下地コンクリート表面に塗付するモルタル状の水硬性ポリマーセメント組成物は、塗膜の収縮力が極めて大きいため単に床下地コンクリート表面に塗付すると容易に剥離することから、特許文献1の請求項3に示されているように、まず、床下地コンクリートの脆弱層を除去し、床下地コンクリートの際部に深さ7〜13mmで幅が7〜13mmの溝部を設け、対向する溝部と溝部との距離が12m超ある場合は、該溝部から12m以内毎に深さ7〜13mmで幅が7〜13mmの目地部を設け、該溝部内及び目地部内に組成物を充填しながら、床下地コンクリート上に直接厚さ6〜9mmに塗布する必要があった。
これを解決するために、特許文献2では組成物に特定の希釈剤を配合することにより、塗膜の収縮力が低くなるように工夫をして、床下地コンクリートに深さ7〜13mmで幅が7〜13mmの溝部や目地部を設けることなく施工できる組成物が提案されている。
また、コンクリート下地表面に厚さ3mm〜5mmに塗付する、水分散ポリオールとポリイソシアネートとセメントと骨材と水とを含有してなるモルタル状の水硬性ポリマーセメント組成物として特許文献3の水硬性ポリマーセメント組成物が提案されている。
特開2015−81325号公報 特開2016−17024号公報 特開2017−65942号公報
しかしながら、特許文献2に記載の組成物は、収縮力が低く抑えることが出来ていても、その実施例に示されるように、ポリイソシアネートに塗膜強度を高めることが期待されるクルードMDI(4,4´−ジフェニルメタンジイソシアネート)を使用しても、その圧縮強度はおおよそ21N/mm に留まり、より高い強度と耐熱衝撃性、耐衝撃性を求められる例えば食品工場の床としては十分な性能を有していない、
という課題がある。
また、特許文献3の水硬性ポリマーセメント組成物は、その実施例に示されるように上記同様、ポリイソシアネートにクルードMDI(4,4´−ジフェニルメタンジイソシアネート、ポリメチルポリフェニルポリイソシアネート)を使用した場合が示されていて、その圧縮強度が31.0N/mm と示されているが、該組成物は塗膜の収縮率が高く、同特許文献3の段落0036の耐熱衝撃性の評価方法に示されるように、試験体には4面の木口より5mm内側に深さ10mm幅10mmの目地を設ける必要があり、逆に言えば、該目地を設けた試験体としなければ、耐熱衝撃性の評価を行うと、塗膜の収縮力により容易に剥離するという課題がある。
また、特許文献2及び特許文献3の組成物は、ポリイソシアネートとしてポリメチルポリフェニルポリイソシアネートを使用した場合は、紫外線により著しく黄変し、床に塗付した該組成物の色調が変化して、ついには茶色になり美観を損ねるという課題がある。
本発明が解決しようとする課題は、床下地コンクリート表面に2.5mm〜9.0mmに塗付するモルタル状の水硬性ポリマーセメント組成物でありながら、塗膜の収縮応力が小さく、直接床下地コンクリート表面に塗付しても塗膜が剥離することがなく、このため床下地コンクリート上に塗付するに当たって、床下地コンクリートの際部に深さ7〜13mmで幅が7〜13mmの溝部や該溝部から12m以内毎に深さ7〜13mmで幅が7〜13mmの目地部を設ける必要が無く、また、塗膜の収縮応力が小さいにも関わらず、高い圧縮強度と、耐衝撃性及び耐熱衝撃性を有し、さらには紫外線によって色調が変化せず美観にも優れる水硬性ポリマーセメント組成物及びその施工方法を提供することにある。
上記課題を解決するために請求項1記載の発明は、水分散ポリオールと、ポリイソシアネートと、有機金属系触媒と、水硬性セメントと、骨材と、から成る水硬性ポリマーセメント組成物であって、
水分散ポリオールは水とヒマシ油系3官能ポリオールから成り、水酸基当量は250〜600であって組成物全体100重量部中の4〜10重量部であり、
ポリイソシアネートは脂肪族イソシアヌレートから成り、ポリイソシアネートは組成物全体100重量部中の5〜15重量部であり、
水硬性セメントは組成物全体100重量部中の5〜15重量部であり、
骨材は組成物全体100重量部中の70〜85重量部である、
ことを特徴とする水硬性ポリマーセメント組成物を提供する。
また請求項2記載の発明は、水分散ポリオールと、ポリイソシアネートと、有機金属系触媒と、グリセリンと、水硬性セメントと、骨材と、から成る水硬性ポリマーセメント組成物であって、
水分散ポリオールは水とヒマシ油系2官能ポリオールとヒマシ油系3官能ポリオールから成り、水酸基当量は200〜600であって組成物全体100重量部中の4〜10重量部であり、
ヒマシ油系2官能ポリオールは水分散ポリオール100重量部中の0重量部超40重量部以下であり、
グリセリンは組成物全体100重量部中の0重量部超5重量部以下であり、
ポリイソシアネートは脂肪族イソシアヌレートから成り、ポリイソシアネートは組成物全体100重量部中の5〜15重量部であり、
水硬性セメントは組成物全体100重量部中の5〜15重量部であり、
骨材は組成物全体100重量部中の70〜85重量部である、
ことを特徴とする水硬性ポリマーセメント組成物を提供する。
また請求項3記載の発明は、ポリイソシアネートは、ヘキサメチレンジイソシアヌレートであることを特徴とする請求項1または請求項2記載の水硬性ポリマーセメント組成物を提供する。
また、請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の水硬性ポリマーセメント組成物を、床下地コンクリート表面に厚さ2.5〜9mmに塗付することを特徴とする水硬性ポリマーセメント組成物の施工方法を提供する。
本発明の水硬性ポリマーセメント組成物は、床下地コンクリート表面に2.5mm〜9mmに塗付することができる効果があり、また、硬化した塗膜の内部に発生する応力である収縮応力が極めて小さいという効果がある。このため、直接床下地コンクリート上に上記厚み塗付しても硬化後の塗膜が剥離することがないという効果がある。
また本発明の水硬性ポリマーセメント組成物は、上記のように塗膜の収縮応力が極めて小さいため、施工に際して従来のように床下地コンクリートの際部や床下地コンクリート表面の12m以内毎に深さ7〜13mmで幅が7〜13mmの目地部を設ける必要が無いという効果がある。このため、容易に且つ短時間で床下地コンクリート表面に塗付することが出来る効果があり、結果として低コストであるという効果がある。
また、本発明の水硬性ポリマーセメント組成物は、塗膜の内部に発生する応力である収縮応力が極めて小さいにも関わらず、十分な圧縮強度と耐衝撃性と耐熱衝撃性を有する効果がある。勿論耐熱衝撃性という特別の特性を必要としない場合であっても本発明の水硬性ポリマーセメント組成物を使用できる効果がある。
また、本発明の水硬性ポリマーセメント組成物は、ポリイソシアネートが脂肪族のイソシアヌレートから成るため、硬化後の塗膜が日光や紫外線等によって黄変することが無く、美観に優れるという効果がある。
また、本発明の水硬性ポリマーセメント組成物は、従来よりやや薄めの2.5〜5mm厚さに塗付しても良好な塗付作業性を有し、また食品工場床で行われているような熱水による洗浄が行われても、剥離や割れ等が発生しないような十分な耐熱衝撃性を有するという効果がある。
下地コンクリートの表面に塗付した塗床材の塗膜が塗膜収縮力Tにより、5度の角度にて剥離する状態を塗膜断面方向から見た塗膜剥離モデル図である。 水セメント比60%の下地コンクリートの表面引張強度とレイタンス残留率との関係を示した図である。
以下本発明について詳細に説明する。
本発明の水硬性ポリマーセメント組成物は、請求項1の水硬性ポリマーセメント組成物については、水分散ポリオールと、ポリイソシアネートと、有機金属系触媒と、水硬性セメントと、骨材と、から成る水硬性ポリマーセメント組成物であって、水分散ポリオールは水とヒマシ油系3官能ポリオールから成り、水酸基当量は250〜600であって組成物全体100重量部中の4〜10重量部であり、ポリイソシアネートは脂肪族イソシアヌレートから成り、ポリイソシアネートは組成物全体100重量部中の5〜15重量部であり、水硬性セメントは組成物全体100重量部中の5〜15重量部であり、骨材は組成物全体100重量部中の70〜85重量部である、ことを特徴とする水硬性ポリマーセメント組成物であり、必要に応じてこれらの他に、顔料、分散剤、消泡剤、希釈剤等の添加剤を配合することができる。
また、請求項2記載の水硬性ポリマーセメント組成物については、水分散ポリオールと、ポリイソシアネートと、有機金属系触媒と、グリセリンと、水硬性セメントと、骨材と、から成る水硬性ポリマーセメント組成物であって、水分散ポリオールは水とヒマシ油系2官能ポリオールとヒマシ油系3官能ポリオールから成り、水酸基当量は200〜600であって組成物全体100重量部中の4〜10重量部であり、ヒマシ油系2官能ポリオールは水分散ポリオール100重量部中の0重量部超40重量部以下であり、グリセリンは組成物全体100重量部中の0重量部超5重量部以下であり、ポリイソシアネートは脂肪族イソシアヌレートから成り、ポリイソシアネートは組成物全体100重量部中の5〜15重量部であり、水硬性セメントは組成物全体100重量部中の5〜15重量部であり、骨材は組成物全体100重量部中の70〜85重量部である、ことを特徴とする水硬性ポリマーセメント組成物であり、必要に応じてこれらの他に、顔料、分散剤、消泡剤、希釈剤等の添加剤を配合することができる。
本発明に使用する水分散ポリオールは、請求項1に記載の水硬性ポリマーセメント組成物においては、ヒマシ油系3官能ポリオールからなり、該ヒマシ油系3官能ポリオールは、ヒマシ油又はその誘導体を使用することができ、水酸基数が3のポリオールである。本発明に使用する水分散ポリオールの水酸基当量は、250〜600が好ましく、250未満では水硬性ポリマーセメント組成物としての硬化が速くなって作業性が不良となり、600超では水硬性ポリマーセメント組成物として硬化後の強度が不十分となる。水分散ポリオールの配合量は組成物全体100重量部中の4〜10重量部が好ましく、4重量部未満では組成物の硬化物の強度が低下し10重量部超では組成物を金鏝で塗付する際の作業性が低下する。
本発明に使用する水分散ポリオールは、請求項2に記載の水硬性ポリマーセメント組成物においては、水とヒマシ油系2官能ポリオールとヒマシ油系3官能ポリオールからなり、ヒマシ油系2官能ポリオールは、ヒマシ油又はその誘導体を使用することができ、水酸基数が2のポリオールであり、ヒマシ油系3官能ポリオールは、同様にヒマシ油又はその誘導体を使用することができ、水酸基数が3のポリオールである。本発明に使用する水分散ポリオールの水酸基当量は、200〜600が好ましく、200未満では水硬性ポリマーセメント組成物としての硬化が速くなって作業性が不良となり、600超では水硬性ポリマーセメント組成物として硬化後の強度が不十分となる。水分散ポリオールの配合量は組成物全体100重量部中の4〜10重量部が好ましく、4重量部未満では組成物の硬化物の強度が低下し10重量部超では組成物を金鏝で塗付する際の作業性が低下する。
請求項2に記載の水硬性ポリマーセメント組成物における水分散ポリオール中のヒマシ油系2官能ポリオールは、水分散ポリオール100重量部中の0重量部超40重量部以下であり、40重量部超となると、圧縮強度及び耐衝撃性及び耐熱衝撃性が不十分となる。本発明ではヒマシ油系2官能ポリオールを含むことによる圧縮強度及び耐衝撃性及び耐熱衝撃性の低下を、架橋剤としてグリセリンを配合することで、圧縮強度として22N/mm超とし、また下記評価項目で規定している性能の耐衝撃性と耐熱衝撃性として、これらを必要とする塗り床材として使用可能に成したことに特徴がある。このため圧縮強度や耐衝撃性や耐熱衝撃性が損なわれる程度にヒマシ油系2官能ポリオールが配合された場合に、さらにグリセリンを配合することになり、その場合が請求項2に記載の水硬性ポリマーセメント組成物となる。
請求項2に記載に水硬性ポリマーセメント組成物に使用するグリセリンの配合量は、組成物全体100重量部中の0重量部超5重量部以下であり、上記ヒマシ油系2官能ポリオールの配合により不十分となった圧縮強度、耐衝撃性、耐熱衝撃性を回復する量を配合する。
本発明に使用するポリイソシアネートは、脂肪族ポリイソシアネートから得られ、イソシアヌレート構造を有する脂肪族イソシアヌレートから成る。詳しくは、1,6ヘキサメチレンジイソシアネートを環化三量化することによって得られるヘキサメチレンジイソシアヌレートが優れた耐候性を有し、塗膜の硬度を向上させることから好ましい。1,6ヘキサメチレンジイソシアネートを環化三量化するには、特開平01−33115号公報に記載の方法を使用することができ、本願発明に使用するポリイソシアネートには、他の脂肪族ジイソシアネートや脂環式ジイソシアネート等、またこれらのプレポリマーを併用することが出来、ポリイソシアネートの含有量99重量%以上のものを使用する。
また、本発明に使用するポリイソシアネートとしては、NCO%が15〜25重量%のものを使用することができ、NCO%が20〜25重量%のポリイソシアネートがより好ましい。15%重量未満では塗膜の強度が不足する場合があり、25重量%超ではイソシアヌレート構造をとっているポリイソシアネートが少なくなり、また逆に三量化されていない、例えばジイソシアネートであるポリイソシアネートが増えることになるため、同様に塗膜の強度が不足する。
また、本発明に使用するポリイソシアネートの粘度は500〜3500mPa・s/25℃であることが好ましく、500mPa・s未満では塗膜の強度が不足する場合があり、3500mPa・s超では下地コンクリート表面に塗付する際の作業性が低下する場合がある。
また、本発明に使用するポリイソシアネートは組成物全体100重量部中の5〜15重量部であり、5重量部未満では塗膜の強度が不足する場合があり、15重量部超では硬化時間が短くなって、施工性が不足する場合がある。
本発明に使用する有機金属系触媒は、本組成物の硬化を促進させるために配合され、例えば、オクチル酸錫、オレイン酸錫、ラウリン酸錫、ジブチル錫ジアセテート、ジブチル錫ジアセチルアセトナート、ジブチル錫ジラウレート、ジブチル錫ジクロライド、オクチル酸鉛、ナフテン酸鉛、オクチル酸ビスマス等の有機金属系触媒等を使用することが出来る。これらの硬化触媒の中でも、有機錫化合物がより好ましい。また、これらの硬化触媒のうち、触媒効果の点から、ジブチル錫ジアセチルアセトナート、ジブチル錫ジアセテート、ジブチル錫ジラウレート、ジブチル錫ジクロライドがより好ましい。有機金属系触媒の配合量は、組成物全体100重量部中の0.001〜0.01重量部であり、0.001重量部未満では塗膜の強度が不十分と成る場合があり、0.01重量部超では硬化が速くなり金鏝等での塗付作業性が不良と成る場合がある
本発明に使用する水硬性セメントは、特定の色調が付与できるように、主として白色ポルトランドセメントを使用することが好ましく、他に普通ポルトランドセメント、アルミナセメント、高炉セメント、早強ポルトランドセメント等を併用することが出来る。水硬性セメントの配合量は組成物全体100重量部中の5〜15重量部が好ましく、5重量部未満で塗膜の強度が低下し、15重量部超では本組成物を金鏝等で下地コンクリート表面に塗付する際の塗付作業性が低下する。
本発明の水硬性ポリマーセメント組成物に使用する骨材には、粒子径が1.0〜3.0mmのガイシ粉末と、粒子径が0.6〜2.36mmの硅砂と、粒子径が0.21〜1.18mmの硅砂と、粒子径が0.15〜0.85mmの硅砂と、粒子径が0.05〜0.6mmの硅砂と、粒子径が0.04〜0.3mmの硅砂を、複数併用して使用する。ガイシ粉末は、ガイシの生産工場において破損若しくは廃棄されたガイシを粉砕処理したもので、陶磁器の持つ強度、耐摩耗性、耐熱性などを床に付与する効果がある。粒子径が1.0mm未満では床下地コンクリートへの塗布作業性が悪くなり、3.0mm超では組成物中への分散性及び硬化後の塗膜表面の凹凸が大きくなりすぎる。
粒子径が0.6〜2.36mmの硅砂は3号硅砂が、粒子径が0.21〜1.18mmの硅砂は硅砂4号が、粒子径が0.15〜0.85mmの硅砂は5号硅砂が、粒子径が0.05〜0.6mmの硅砂は硅砂6号が、粒子径が0.04〜0.3mmの硅砂は硅砂7号がそれぞれ該当する。例えば粒子径が1.0〜3.0mmのガイシ粉末と粒子径が0.21〜1.18mmの硅砂と、粒子径が0.04〜0.3mmの硅砂の併用比率は、重量で8〜12:60〜100:0.5〜2.0が床下地コンクリートへ5〜9mm程度塗付する際の塗布作業性と強度発現及び耐衝撃性等の観点から好ましい。また例えば粒子径が1.0〜3.0mmのガイシ粉末と粒子径が0.21〜1.18mmの硅砂と、粒子径が0.05〜0.6mmの硅砂の併用比率は、重量で0.8〜1.2:2.0〜4.0:0.3〜1.0が床下地コンクリートへ2.5〜5mm程度塗付する際の塗布作業性と強度発現及び耐衝撃性等の観点から好ましい。
骨材の配合部数は、骨材は組成物全体100重量部中の70〜85重量部であり、70重量部未満では塗膜平滑性が不良と成る場合があり、85重量部超では耐衝撃性が低下する場合がある。
本発明の水個性ポリマーセメント組成物には、上記のほかに消石灰を配合することが好ましい。該消石灰は、ポリイソシアネートと水とのウレア反応で発生する炭酸ガスを吸収し、組成物が床下地コンクリート上に塗布され硬化するまでに発生する炭酸ガスが特定部分に集中して塗膜を押上げて膨れを生じさせることを抑制する効果がある。
本発明の水硬性ポリマーセメント組成物の下地コンクリート表面への塗付は、金鏝や木鏝等を使用して、2.5〜9mmに塗付する。好ましくはまず木鏝で本組成物を下地コンクリート表面に配り塗りをし、施工する下地コンクリート表面に所定の厚さになるように均等に配りながら、仕上げとして金鏝にてしっかりと押えながら下地コンクリートと一体と成るように塗付することで、硬化塗膜に欠陥が無く、美観に優れた塗床とすることが出来る。
以下、実施例及び比較例にて具体的に説明する。
<実施例及び比較例>
水分散ポリオールとして、ヒマシ油系3官能ポリオールから成り水酸基当量が280〜560の水分散ポリオールA(水含有量:25〜30重量%)と、ヒマシ油系3官能ポリオール100重量部に対してヒマシ油系2官能ポリオール25〜33重量部含まれ、全体として水酸基当量が200〜250の水分散ポリオールB(水含有量:25〜30重量%)と、ヒマシ油系3官能ポリオール100重量部に対してヒマシ油系2官能ポリオールが14〜20重量部含まれ、全体として水酸基当量が200〜500の水分散ポリオールC(水含有量:25〜30重量%)を使用し、ポリイソシアネートとして、ヘキサメチレンジイソシアヌレート(粘度2500mPa・s/25℃、NCO%:20重量%、ポリイソシアネート含有量99重量%以上)のポリイソシアネートAと、4,4´−ジフェニルメタンジイソシアネートであるポリイソシアネートB(NCO重量%:31.0重量%)を使用し、有機金属系触媒として、ネオスタンU220H(ジブチル錫ジアセチルアセトナート)を使用し、骨材として、ガイシ粉末として粒子径1.0〜3.0mmのセルベン(商品名、株式会社オクムラセラム製)と、粒子径0.21〜1.18mmの硅砂:東北硅砂4号(商品名、東北硅砂株式会社製)と、粒子径0.05〜0.6mmの硅砂:東北硅砂6号(商品名、東北硅砂株式会社製)と、粒子径0.04〜0.3mmの硅砂:東北硅砂7号(商品名、東北硅砂株式会社製)を使用し、水硬性セメントとして白色ポルトランドセメント(太平洋セメント社製)を使用して、表1の配合にて実施例及び比較例の水硬性ポリマーセメント組成物を作製した。なお下記評価において、実施例1乃至実施例3と比較例1及び比較例3は塗膜厚みを7mmになるように仕上げて評価し、実施例4乃至実施例6、比較例2、比較例4は塗膜厚みを3mmになるように仕上げて評価した。
<評価項目及び評価方法>
<塗膜仕上がり性>
23℃下でJISA5371の300mm×300mm×厚さ60mmの乾燥したコンクリート平板(ケット水分計HI−520コンクリートレンジにて5%以下)の表面に、金鏝にて実施例及び比較例の水硬性ポリマーセメント組成物を所定の厚みに塗付して仕上げ、塗膜の表面状態を目視にて観察した。平滑な仕上がりである場合を○とし、凹凸のある仕上がりとなっている場合を×と評価した。
<耐衝撃性>
23℃下でJISA5371の300mm×300mm×厚さ60mmの乾燥したコンクリート平板(ケット水分計HI−520コンクリートレンジにて5%以下)の表面に、金鏝にて実施例及び比較例の水硬性ポリマーセメント組成物を所定の厚みに塗付して仕上げる。7日間養生後、中央部に高さ1mから1kgの鋼球を60回落下させ、塗膜に割れ、剥がれ等の異常のないものを○、割れ、剥がれ等の異常が生じたものを×と評価した。
<圧縮強度>
23℃下にて実施例及び比較例の水硬性ポリマーセメント組成物を硬化させ7日養生後の硬化物について、JISK6911の規定に準じて圧縮強さ(N/mm)を測定した。試験体の大きさは13mm×13mm×25mmとした。圧縮強さが22N/mm超であれば十分な強度を有するとして○と評価し、これ以下の場合は×と評価した。
<耐熱衝撃性>
JISA5371の300mm×300mm×厚さ60mmの乾燥したコンクリート平板(ケット水分計HI−520コンクリートレンジにて5%以下)を4分の1にカットして150mm×150mm×厚さ60mmの試験板とし、該の試験板の表面をサンドペーパー#80で十分に目荒らしをして脆弱層を除去し、均一に混合した実施例、比較例の水硬性ポリマーセメント組成物を、実施例1乃至実施例3と比較例1及び比較例3の水硬性ポリマーセメント組成物については厚さ7mmに、実施例4乃至実施例6、比較例2、比較例4の水硬性ポリマーセメント組成物については厚さ3mmに塗布し7日間養生する。その後試験体中央部に95℃熱水を5分流下させ次に20℃の冷水を10分流下させることを1サイクルとして厚さ7mmの試験体については6000サイクル繰り返し、厚さ3mmの試験体については4000サイクル繰り返し、塗膜に剥がれ、浮き等異常が生じないものを○、異常が生じたものを×と評価した。
<付着性>
23℃下でJISA5371の300mm×300mm×厚さ60mmの乾燥したコンクリート平板(ケット水分計HI−520コンクリートレンジにて5%以下)の表面に、金鏝にて実施例及び比較例の水硬性ポリマーセメント組成物を所定の厚みに塗付して仕上げる。7日間養生後、建研式接着力試験器により、40×40mm部分の水硬性ポリマーセメント組成物とコンクリート平板との付着強度(N/mm)を測定した。破壊状態は下地コンクリート100%凝集破壊を○と、それ以外を×と評価した。
<耐剥離性>
実施例1乃至実施例3と比較例1及び比較例3の水硬性ポリマーセメント組成物については硬化物を長さ160mm×幅10mm×厚み7mmの短冊状に成型し、実施例4乃至実施例6、比較例2、比較例4の水硬性ポリマーセメント組成物については硬化物を長さ160mm×幅10mm×厚み3mmの短冊状に成型し、それぞれ23℃7日養生後、さらに50℃14日間加熱養生させた際の収縮歪み量L(mm)を測定する。次に長手方向に速度1mm/分で引張り、引張弾性係数E(N/mm)を測定する。収縮歪み量L(mm)と試験体の23℃7日養生後の長さL(mm)とから次式(1)により塗膜単位断面積当りの収縮応力(N/mm)を算出し、さらに実施例1及び実施例2と比較例1乃至比較例4は塗膜の厚み2mmを、実施例3は塗膜の厚み4mmを乗じて塗膜単位幅当りの塗膜収縮力T(N/mm)を求めた。
収縮応力(N/mm)=E(L/L)・・・(1)
ここで塗膜収縮力T(N/mm)は経験的に塗膜を剥離させる方向に作用するものと考えられるため、この際の塗膜収縮力をモデル的及び経験的に図1に示すように5度程度の浅い角度で塗膜を引っ張るように働いて塗膜を剥離させるものと考え、次式(2)により塗膜の単位幅(mm)当りの垂直方向の力Tv(N/mm)に換算した。
垂直方向の力Tv(N/mm)=sin5°×T・・・(2)
この単位幅当り(1mm)の垂直方向の力Tv(N/mm)は、塗膜厚みが2mm又は4mmと厚いため、実験的及び経験的に塗膜が接着している下地の1mmに作用すると考え、該垂直方向の力は塗膜を下地コンクリートの単位表面積(1mm)に対して垂直方向に引っ張るように作用し、これを垂直応力Tv(N/mm)とした。
その上で、まず、水/セメント比が60%での下地コンクリートの表面引張強度とレイタンス残留率との関係を示した図2(塗り床のふくれ発生に及ぼす下地コンクリートの影響、日本建築学会構造系論文集、第493号、1−7、1997年3月、表1及び図−12(気乾状態)参照。図−12(気乾状態)から下地凝集破壊のもののみを抽出して図示したもの)と、前記垂直応力Tv(N/mm)とを比較し、万が一レイタンスが下地コンクリートに100%残っていたとしても、その下地の表面引張強度は0.7N/mmであるとして(通常はレイタンスがすべて除去された下地コンクリートが塗床材の施工に適した下地コンクリート仕様となっている)、該0.7N/mmよりも垂直応力Tv(N/mm)が小さければ、塗膜の収縮力のみの作用では、該塗膜は下地コンクリートより剥離することがないものと考え、◎と評価した。垂直応力Tv(N/mm)が下地コンクリートの前記表面引張強度0.7N/mm(レイタンス残留率100%)より大きい場合は、塗膜の収縮力のみの作用で、塗膜が下地コンクリートの表面を破壊して剥離する場合があるとして×と評価した。
また、平成24年度版の塗り床ハンドブック(平成24年3月1日発行、監修 横山 裕、編著 日本塗り床工業会、発行・販売 工文社)には、塗り床の下地となる新設のコンクリート・モルタル及び改修下地の品質の一つとしての表面(引張)強度を 1.5N/mmと規定していることより、この1.5N/mmと前記垂直応力Tv(N/mm)とを比較し、該1.5N/mmよりも垂直応力Tv(N/mm)が小さければ、塗膜の収縮力のみの作用では、該塗膜は下地コンクリートより剥離することがないものと考え、○と評価した。垂直応力Tv(N/mm)が表面(引張)強度1.5N/mmより大きい場合は、塗膜の収縮力のみの作用で、塗膜が下地コンクリートの表面を破壊して剥離する場合があるとして×と評価した。
上記、2つの判定のうち少なくとも塗床ハンドブックでの規定値1.5N/mmでの判定が○であれば、耐剥離性は良好であると判断し、いずれもが×の場合は、従来のように床下地コンクリートの際部に深さ7〜13mmで幅が7〜13mmの溝部を設け、対向する溝部と溝部との距離が12m超ある場合は、該溝部から12m以内毎に深さ7〜13mmで幅が7〜13mmの目地部を設け、該溝部内及び目地部内に組成物を充填しながら、床下地コンクリート上に塗付しなければならないと判断する。
<耐黄変性>
実施例1乃至実施例3と比較例1及び比較例3の水硬性ポリマーセメント組成物については厚み7mmの硬化塗膜に、実施例4乃至実施例6、比較例2、比較例4の水硬性ポリマーセメント組成物については厚み3mmの硬化塗膜に、それぞれブラックライト(殺菌灯、ピーク波長256nm、31μW/cm)を高さ50cmから200時間照射し、照射前と照射後の色差(ΔE)を測定した。ΔEが1.0以下を○、ΔEが1.0超を×と評価した。
<評価結果>
評価結果を表2に示す。

Claims (4)

  1. 水分散ポリオールと、ポリイソシアネートと、有機金属系触媒と、水硬性セメントと、骨材と、から成る水硬性ポリマーセメント組成物であって、
    水分散ポリオールは水とヒマシ油系3官能ポリオールから成り、水酸基当量は250〜600であって組成物全体100重量部中の4〜10重量部であり、
    ポリイソシアネートは脂肪族イソシアヌレートから成り、ポリイソシアネートは組成物全体100重量部中の5〜15重量部であり、
    水硬性セメントは組成物全体100重量部中の5〜15重量部であり、
    骨材は組成物全体100重量部中の70〜85重量部である、
    ことを特徴とする水硬性ポリマーセメント組成物。
  2. 水分散ポリオールと、ポリイソシアネートと、有機金属系触媒と、グリセリンと、水硬性セメントと、骨材と、から成る水硬性ポリマーセメント組成物であって、
    水分散ポリオールは水とヒマシ油系2官能ポリオールとヒマシ油系3官能ポリオールから成り、水酸基当量は200〜600であって組成物全体100重量部中の4〜10重量部であり、
    ヒマシ油系2官能ポリオールは水分散ポリオール100重量部中の0重量部超40重量部以下であり、
    グリセリンは組成物全体100重量部中の0重量部超5重量部以下であり、
    ポリイソシアネートは脂肪族イソシアヌレートから成り、ポリイソシアネートは組成物全体100重量部中の5〜15重量部であり、
    水硬性セメントは組成物全体100重量部中の5〜15重量部であり、
    骨材は組成物全体100重量部中の70〜85重量部である、
    ことを特徴とする水硬性ポリマーセメント組成物。
  3. ポリイソシアネートは、ヘキサメチレンジイソシアヌレートであることを特徴とする請求項1または請求項2記載の水硬性ポリマーセメント組成物。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の水硬性ポリマーセメント組成物を、床下地コンクリート表面に厚さ2.5〜9mmに塗付することを特徴とする水硬性ポリマーセメント組成物の施工方法。

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