JP2021030858A - ワイパブレード - Google Patents

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Abstract

【課題】ワイパブレードの大きさに関係なく、連結部材に対するバーティブラの抜け強度を十分に高めて、汎用性を向上させる。【解決手段】支持部材42が、連結部材41に対してその長手方向に移動不能に設けられ、連結部材41は、一対のバーティブラ22をフロントガラスと交差する方向に移動不能に保持する合計4つのバーティブラ保持部41fを有し、支持部材42は、一対のバーティブラ22をブレードラバーの長手方向および払拭方向に移動不能に保持する一対の突起部42bを有している。これにより、支持部材42に対して一対のバーティブラ22がブレードラバーの長手方向および払拭方向に移動することが規制される。したがって、ワイパブレード10の大きさに関係なく、連結部材41に対する一対のバーティブラ22の抜け強度を十分に高めることができ、ひいては汎用性を向上させることが可能となる。【選択図】図16

Description

本発明は、駆動源により揺動されるアームに連結され、払拭面を払拭するワイパブレードに関する。
従来、自動車等の車両にはワイパ装置が搭載されている。ワイパ装置は、車室内に設けられたワイパスイッチをオン操作することで作動する。これにより、払拭面に付着した雨水や埃等の付着物が払拭されて良好な視界が確保される。このようなワイパ装置は、駆動源により揺動されるアームと、アームに連結されるワイパブレードと、を備えている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載されたワイパブレードは、アームに連結される連結部材と、連結部材の長手方向両側に設けられる一対のホルダカバーと、ホルダカバーの長手方向に沿う連結部材側とは反対側に装着されるキャップと、連結部材および一対のホルダカバーに保持されるブレードラバーと、ブレードラバーに装着される一対のバーティブラと、を有している。
そして、連結部材には、4つの爪部および4つのバーティブラ当接部が設けられ、これらの爪部およびバーティブラ当接部により、一対のバーティブラを含むブレードラバーが連結部材に保持されている。また、バーティブラの長手方向両側にそれぞれキャップを固定することで、連結部材に対するバーティブラの長手方向への移動が阻止される。つまり、一対のキャップは、連結部材に対するバーティブラの抜け止め機能を備えている。
特開2018−083459号公報
しかしながら、上述の特許文献1に記載されたワイパブレードによれば、連結部材に対するバーティブラの抜け強度が、バーティブラに対するキャップの固定強度に依存している。したがって、ブレードラバーの交換の度にキャップを外すことに起因(キャップの摩耗や変形等に起因)して、バーティブラに対するキャップの固定強度が低下すると、ワイパブレードの作動時に作用する遠心力でキャップが外れ易くなるといった問題が発生する可能性があった。
この場合、小型車両用の小型のワイパブレードであれば、バーティブラも小型であってその質量も小さく、上述のような問題は起こり難い。その一方で、大型車両用の大型のワイパブレードでは、バーティブラも大型となってその質量も大きくなり、上述のような問題が起こり易くなる。
本発明の目的は、ワイパブレードの大きさに関係なく、連結部材に対するバーティブラの抜け強度を十分に高めて、汎用性を向上させることが可能なワイパブレードを提供することにある。
本発明の一態様では、駆動源により揺動されるアームに連結され、払拭面を払拭するワイパブレードであって、前記アームに連結される連結部材と、前記連結部材に保持され、所定の曲率で湾曲されたバーティブラと、前記バーティブラに装着され、前記連結部材に対してその長手方向に移動不能に設けられる支持部材と、前記支持部材に支持される本体部および前記払拭面に接触するリップ部を有するブレードラバーと、を備え、前記連結部材は、前記バーティブラを前記払拭面と交差する方向に移動不能に保持する第1保持部を有し、前記支持部材は、前記バーティブラを前記ブレードラバーの長手方向および払拭方向に移動不能に保持する第2保持部を有していることを特徴とする。
本発明の他の態様では、前記第1保持部は、前記ブレードラバーの払拭方向に開口された保持爪であり、前記第2保持部は、前記バーティブラに設けられた穿孔に差し込まれる突起部であることを特徴とする。
本発明の他の態様では、前記保持爪が、前記連結部材の長手方向両側にそれぞれ設けられ、前記突起部が、前記支持部材の長手方向中央部に設けられていることを特徴とする。
本発明の他の態様では、前記支持部材は、前記バーティブラに引っ掛けられる複数の係止爪を有し、複数の前記係止爪は、前記支持部材の長手方向に所定間隔で並んで設けられ、複数の前記係止爪が、前記連結部材の長手方向に沿う一対の前記保持爪の間に配置されていることを特徴とする。
本発明の他の態様では、前記突起部は、その高さ寸法が、前記係止爪の高さ寸法よりも大きくなっていることを特徴とする。
本発明の他の態様では、前記支持部材は、前記ワイパブレードの払拭方向に対向した一対の平板部を備え、一対の前記平板部は、前記ブレードラバーの前記本体部を跨ぐ橋渡し部により連結され、前記橋渡し部が、前記ワイパブレードの払拭方向に対向して設けられた一対の前記保持爪の間に入り込んでいることを特徴とする。
本発明の他の態様では、前記突起部は、一対の前記平板部にそれぞれ設けられ、前記橋渡し部が、前記ワイパブレードの払拭方向に沿う前記突起部の間で、前記バーティブラを支持していることを特徴とする。
本発明によれば、支持部材が、連結部材に対してその長手方向に移動不能に設けられ、連結部材は、バーティブラを払拭面と交差する方向に移動不能に保持する第1保持部を有し、支持部材は、バーティブラをブレードラバーの長手方向および払拭方向に移動不能に保持する第2保持部を有している。
これにより、支持部材に対してバーティブラがブレードラバーの長手方向および払拭方向に移動することが規制される。したがって、ワイパブレードの大きさに関係なく、連結部材に対するバーティブラの抜け強度を十分に高めることができ、ひいては汎用性を向上させることが可能となる。
本発明に係るワイパブレードの斜視図である。 図1のA矢視図である。 図1のB−B線に沿う断面図である。 図1のC−C線に沿う断面図である。 図1のD−D線に沿う断面図である。 図1のE−E線に沿う断面図である。 バーティブラの詳細を示す斜視図である。 (a),(b)は、バーティブラの湾曲状態を説明する模式図である。 連結部材を表側(ワイパアーム側)から見た斜視図である。 連結部材を裏側(フロントガラス側)から見た斜視図である。 支持部材を表側(ワイパアーム側)から見た斜視図である。 支持部材を裏側(フロントガラス側)から見た斜視図である。 本実施形態の面圧分布と比較例の面圧分布とを示す比較グラフである。 (a),(b)は、バーティブラの連結部材への組み付け手順を説明する斜視図である。 支持部材の連結部材への組み付け手順を説明する斜視図である。 支持部材のバーティブラへの組み付け状態を説明する斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明に係るワイパブレードの斜視図を、図2は図1のA矢視図を、図3は図1のB−B線に沿う断面図を、図4は図1のC−C線に沿う断面図を、図5は図1のD−D線に沿う断面図を、図6は図1のE−E線に沿う断面図を、図7はバーティブラの詳細を示す斜視図を、図8(a),(b)はバーティブラの湾曲状態を説明する模式図を、図9は連結部材を表側(ワイパアーム側)から見た斜視図を、図10は連結部材を裏側(フロントガラス側)から見た斜視図を、図11は支持部材を表側(ワイパアーム側)から見た斜視図を、図12は支持部材を裏側(フロントガラス側)から見た斜視図を、図13は本実施形態の面圧分布と比較例の面圧分布とを示す比較グラフをそれぞれ示している。
図1に示されるワイパブレード10は、自動車等の車両のフロントガラス(払拭面)11を払拭するワイパ装置を形成するものである。ワイパブレード10は、ラバーホルダ20およびブレードラバー30を備えている。ラバーホルダ20は、ブレードラバー30を保持するもので、図中二点鎖線で示されるワイパアーム(アーム)12の先端部に設けられたU字状フック(図示せず)に、回動自在に連結されている。
ここで、ワイパアーム12の基端部は、ワイパモータ(駆動源)により揺動されるピボット軸(図示せず)に固定されている。これにより、ワイパアーム12およびワイパブレード10は、ワイパモータの駆動によって揺動され、フロントガラス11に付着した雨水や埃等が払拭される。
なお、ワイパモータとピボット軸との間には、ワイパモータの回転運動をピボット軸の揺動運動に変換するリンク機構(図示せず)が設けられている。ただし、ワイパアーム12の基端部を、揺動駆動されるワイパモータの出力軸に直接固定するタイプのもの(ダイレクトドライブ型)も存在する。
図1ないし図6に示されるように、ラバーホルダ20は、1つのメインホルダ40と、一対のサブホルダ21と、一対のバーティブラ22と、一対のキャップ23と、を備えている。そして、メインホルダ40は、図4ないし図6に示されるように、一対のバーティブラ22を保持するとともに、ブレードラバー30の本体部31を保持している。さらには、メインホルダ40には、フック固定部材40aが揺動自在に設けられ、当該フック固定部材40aに、ワイパアーム12のU字状フックが連結されるようになっている。
また、一対のサブホルダ21は、図3に示されるように、一対のバーティブラ22を保持するとともに、ブレードラバー30の本体部31を保持しており、メインホルダ40の長手方向両側に配置されている。さらに、一対のキャップ23は、一対のサブホルダ21の長手方向に沿うメインホルダ40側とは反対側に設けられ、一対のバーティブラ22の端部に固定されている。これらのキャップ23は、サブホルダ21,バーティブラ22およびブレードラバー30の端部をそれぞれ覆い隠し、これによりワイパブレード10全体の見栄えを良くしている。
図3ないし図6に示されるように、ブレードラバー30は、メインホルダ40およびサブホルダ21のそれぞれに保持される本体部31と、フロントガラス11に接触されるリップ部32と、を備えており、本体部31とリップ部32との間にはネック部33が設けられている。ネック部33は、リップ部32よりも幅狭であって、リップ部32よりも柔軟性を有している。よって、ブレードラバー30の往路側および復路側(図中左右側)への移動により、リップ部32が傾動されて、フロントガラス11に付着した雨水や埃等が綺麗に払拭される。
ブレードラバー30は、ラバーホルダ20の長手方向全域に亘って設けられ、その断面形状は、ブレードラバー30の長手方向全域で略同じ形状となっている。具体的には、ブレードラバー30は、溶融されたゴム材料等を押し出し成形することで長尺に形成され、所定の長さに切断して使用される。
本体部31の幅方向両側、つまりブレードラバー30の払拭方向両側(図中左右側)には、ブレードラバー30の長手方向に沿って延びる一対の溝部34がそれぞれ設けられている。これらの溝部34には、メインホルダ40を形成する支持部材42の第1保持爪42hが入り込み、さらには、サブホルダ21の第2保持爪21eが入り込むようになっている。これにより、メインホルダ40およびサブホルダ21からのブレードラバー30の脱落が防止される。
図3ないし図6に示されるように、メインホルダ40およびサブホルダ21は、それぞれ一対のバーティブラ22を保持している。具体的には、バーティブラ22は、図7に示されるように、ステンレス鋼板等を棒状に打ち抜いて形成された板ばねであって、ラバーホルダ20(図1参照)の長手方向全域に亘って設けられている。すなわち、一対のバーティブラ22の長さ寸法は、ブレードラバー30の長さ寸法に略等しくなっている。
一対のバーティブラ22は、外力を付加していない自由状態において、予め所定の曲率に湾曲されている。具体的には、バーティブラ22の曲率は、フロントガラス11の曲率よりも小さい曲率に設定されている。これにより、リップ部32(図3参照)の長手方向全域を、フロントガラス11に密着させている。つまり、バーティブラ22の曲率をフロントガラス11の曲率よりも小さい曲率にすることで、ブレードラバー30の十分な払拭性能を確保している。
一対のバーティブラ22は、メインホルダ40を形成する連結部材41のバーティブラ保持部41fに保持されるとともに(図4参照)、サブホルダ21に設けられた一対のバーティブラ収容部21cに収容されている(図3参照)。また、一対のバーティブラ22には、メインホルダ40を形成する支持部材42の保持爪HNが装着されるようになっている(図5および図6参照)。
ここで、サブホルダ21および支持部材42は、いずれも柔軟性を有するプラスチック材料等により形成されている。よって、サブホルダ21および支持部材42は、一対のバーティブラ22の湾曲形状に追従して容易に弾性変形可能となっている。
このように、一対のバーティブラ22のばね力は、サブホルダ21および支持部材42を介してブレードラバー30に伝達される。ここで、一対のバーティブラ22は、図3ないし図6に示されるように、ブレードラバー30の本体部31を、ブレードラバー30の払拭方向から挟むようにして、本体部31の両側に配置されている。これにより、ブレードラバー30および一対のバーティブラ22をそれぞれ略同じ長さ寸法としつつ、ブレードラバー30を一対のバーティブラ22の湾曲形状に倣って精度良く弾性変形されるようにしている。
ここで、一対のバーティブラ22は、弾性変形しない連結部材41のバーティブラ保持部41fに保持されるが、バーティブラ保持部41fのバーティブラ22の長手方向に沿う幅寸法L1は、例えば7mm程度と短くなっている(図10参照)。さらには、バーティブラ保持部41fに対して、一対のバーティブラ22は、その長手方向に移動自在に保持されている。
したがって、バーティブラ22の弾性変形が、連結部材41によって阻害されることはない。言い換えれば、連結部材41は、バーティブラ22の弾性変形を許容しつつ、当該バーティブラ22を保持するようになっている。
ここで、一対のサブホルダ21の硬度および支持部材42の硬度は、それぞれ略同じ硬度に設定されている。これにより、図8(a)に示されるように、模式的に表したフロントガラス11の曲率半径Rに合わせて、バーティブラ22を精度良く湾曲させることができる。よって、バーティブラ22の湾曲形状に倣って湾曲されるブレードラバー30を、その長手方向全域において略均一に湾曲させることが可能となる。なお、図8(a)においては、ワイパブレード10(ブレードラバー30)が真っ直ぐな状態となっている。
ここで、仮に、支持部材42を省略すると、バーティブラ22の長手方向中央部分(図8(a)の中央部分)は、支持部材42に支持されず何にも規制されない状態となって曲がり過ぎることがある。この場合、バーティブラ22の湾曲形状に倣って湾曲されるリップ部32の長手方向中央部分が、フロントガラス11から浮いてしまうようなことが起こり、当該部分のフロントガラス11に対する密着性が低下して、払拭性能の低下を招くことがある。具体的には、フロントガラス11上にスジ状の拭き残しが発生する虞がある。
また、仮に、支持部材42を、バーティブラ22のばね力によって変形不可能な高硬度のプラスチック材料等により形成した場合には、バーティブラ22の長手方向中央部分(図8(b)の中央部分)が、高硬度の支持部材42によって真っ直ぐに保持されて、変形不可能な状態となる。これにより、図8(b)に示されるように、バーティブラ22の支持部材42の近傍が、真っ直ぐな状態のまま曲がらなくなってしまう。これにより、バーティブラ22に沿って設けられたリップ部32(図8(a)参照)の長手方向中央部分ではフロントガラス11に密着されるものの、リップ部32のその他の部分ではフロントガラス11から浮いてしまうようなことが起こる。よって、当該部分(図8(b)の網掛部分参照)のフロントガラス11に対する密着性が低下して、払拭性能の低下を招くことがある。
言い換えれば、支持部材42は、リップ部32の長手方向中央部分をフロントガラス11に密着させる重要な機能を備えている。
さらに、図7に示されるように、一対のバーティブラ22の長手方向中央部分には、所定の幅寸法W(例えば3mm程度)および所定の長さ寸法D(例えば7mm程度)に設定された長孔(穿孔)22aが設けられている。具体的には、長孔22aは、バーティブラ22の長手方向に延び、バーティブラ22の板厚方向に貫通して設けられている。
そして、長孔22aには、ワイパブレード10を組み立てた状態において、支持部材42に設けられた突起部42b(図11参照)が差し込まれて係合するようになっている。これにより、バーティブラ22が支持部材42に対してワイパブレード10の長手方向および払拭方向に移動することが阻止される。
また、一対のサブホルダ21は、図1に示されるように、ラバーホルダ20の殆どの部分を占めており、ワイパブレード10の見栄えに大きく左右する部品となっている。具体的には、サブホルダ21は、図3に示されるように、略平板状に形成されたサブホルダ本体21aと、当該サブホルダ本体21aに一体に設けられたフィン部21bと、を備えている。
そして、サブホルダ21は、プラスチック等の高硬度の樹脂材料と、シリコーンゴム等よりなる低硬度の弾性材料と、を同時に押出成形することで、ブレードラバー30と同様に長尺に形成されている。このように、サブホルダ21は、サブホルダ本体21a(高硬度)とフィン部21b(低硬度)とからなる二色成形品となっている。
サブホルダ本体21aの内部には、一対のバーティブラ収容部21cが形成されている。これらのバーティブラ収容部21cは、サブホルダ本体21aの幅方向両側、つまりブレードラバー30の払拭方向両側にそれぞれ設けられている。そして、バーティブラ収容部21cの内部には、バーティブラ22が所定の隙間を介して収容されている。
これにより、バーティブラ22をバーティブラ収容部21cに対して容易に挿入することができ、ワイパブレード10の組み立て性向上が図られている。また、バーティブラ22は、バーティブラ収容部21c内で容易に滑ることができる。よって、バーティブラ22のばね力をブレードラバー30に効率良く伝達することができる。ここで、バーティブラ22は、サブホルダ本体21aをフロントガラス11に向けて押圧するため、バーティブラ収容部21c内でがたつくことがない。したがって、ワイパ装置の作動時において異音を発生することが抑えられている。
また、隣り合うバーティブラ収容部21cの間には、ブレードラバー30の本体部31が収容されるラバー収容溝21dが設けられている。ラバー収容溝21dは、一対のバーティブラ収容部21cに対して、略同じ高さ位置に設けられている。これにより、ブレードラバー30および一対のバーティブラ22をそれぞれ略同じ長さ寸法としつつ、ブレードラバー30を一対のバーティブラ22の湾曲形状に倣って精度良く弾性変形されるようにしている。
ラバー収容溝21dは、フロントガラス11側(リップ部32側)に開口しており、当該開口部分には、サブホルダ本体21aの幅方向から互いに対向するようにして、一対の第2保持爪21eが設けられている。そして、これらの第2保持爪21eの先端部分は、ブレードラバー30に設けられた一対の溝部34にそれぞれ入り込んでいる。
フィン部21bは、サブホルダ本体21aに比して柔軟性を有しており、車両の走行時に走行風を受けるようになっている。これにより、ブレードラバー30のフロントガラス11からの浮き上がりを抑えて、高速走行時等における払拭性能の低下を防止している。したがって、フィン部21bの傾斜面SFは、車両の前方側(図中右側)に向けられている。
図9ないし図12に示されるように、ラバーホルダ20を形成するメインホルダ40は、ワイパアーム12(図1参照)のU字状フックに対して、フック固定部材40a(図1参照)を介して回動自在に連結される連結部材41を備えている。また、メインホルダ40は、連結部材41に対して、ワイパブレード10の長手方向および払拭方向に移動不能に設けられた(装着された)支持部材42を備えている。
メインホルダ40は、ワイパブレード10の長手方向に延びる略直方体形状に形成され、連結部材41および支持部材42は、いずれもプラスチック等の樹脂材料を射出成形することで所定形状に形成されている。なお、連結部材41は、フック固定部材40aを介してワイパアーム12に連結されるため、バーティブラ22(図7参照)のばね力によって変形しない高硬度のプラスチック材料により形成されている。これに対し、支持部材42は、バーティブラ22のばね力によって弾性変形するように、柔軟性を有する低硬度のプラスチック材料により形成されている。
図9および図10に示されるように、連結部材41は、フロントガラス11寄りに配置される底壁部41aを備えている。底壁部41aは、ワイパブレード10の長手方向に延びるようにして略長方形形状に形成され、その長手方向中央部には、開口部41bが設けられている。開口部41bは、連結部材41のフロントガラス11側とフック固定部材40a側とを連通している。
また、底壁部41aの周囲には、一対の長辺壁部41cと一対の短辺壁部41dとが一体に設けられている。一対の長辺壁部41cは、ブレードラバー30の払拭方向に対して互いに対向しており、一対の短辺壁部41dは、ブレードラバー30の長手方向に対して互いに対向している。
ここで、底壁部41aは、一対の長辺壁部41cの間を横切るようにしてフロントガラス11寄りに配置されており、底壁部41aのフロントガラス11側(裏側)には、一対のバーティブラ22、ブレードラバー30の本体部31および支持部材42を収容する第1収容部SP1が形成されている(図5および図10参照)。
また、底壁部41aのフック固定部材40a側(表側)には、フック固定部材40a、支持ピンPNおよびU字状フック(図示せず)を収容する第2収容部SP2が形成されている(図6および図9参照)。なお、図5に示されるように、第2収容部SP2の容積の方が、第1収容部SP1の容積よりも大きくなっている。
図9に示されるように、第2収容部SP2の内部で、かつ一対の長辺壁部41cの間には、鋼材よりなる円柱状の支持ピンPNが横切るようにして設けられている。支持ピンPNには、フック固定部材40a(図1および図6参照)が揺動自在に装着される。ここで、フック固定部材40aには、U字状フックに設けられた係合穴に係合される係合爪(いずれも図示せず)が設けられ、これによりワイパブレード10はワイパアーム12に対して、ワンタッチで連結可能となっている。なお、支持ピンPNの軸方向両端の部分は、連結部材41を射出成形する際に、一対の長辺壁部41cにそれぞれ埋設される。すなわち、支持ピンPNは、インサート成形により連結部材41に一体化されている。
図10に示されるように、第1収容部SP1の内部で、かつ一対の長辺壁部41cの内側には、一対のバーティブラ保持部41fがそれぞれ設けられている。一対のバーティブラ保持部41fは、それぞれの長辺壁部41cの長手方向両側(短辺壁部41d寄り)に配置され、具体的には、一対のバーティブラ保持部41fは、互いに比較的大きな間隔L2を持って並べられている。
これら合計4つのバーティブラ保持部41fは、本発明における第1保持部および保持爪を構成しており、図4および図10に示されるように、断面が略U字形状に形成されている。また、一方の長辺壁部41cに設けられる一対のバーティブラ保持部41fおよび、他方の長辺壁部41cに設けられる一対のバーティブラ保持部41fは、ワイパブレード10の払拭方向に対して互いに対向配置されている。
そして、これらのバーティブラ保持部41fは、連結部材41の内側(ブレードラバー30側)に向けて開口しており、バーティブラ保持部41fには、図4に示されるように、バーティブラ22が入り込んで装着される。つまり、バーティブラ保持部41fは、ブレードラバー30の払拭方向に開口されている。ここで、バーティブラ22は、バーティブラ保持部41fに嵌め込むのではなく、バーティブラ保持部41fに対して若干の隙間を介して入り込んでいる。
これにより、バーティブラ22は、バーティブラ保持部41fによって、フロントガラス11と交差する方向(フロントガラス11の垂直方向)に移動不能に保持される。さらには、バーティブラ22は、バーティブラ保持部41fに対して、ワイパブレード10の長手方向に移動可能となっている。
また、バーティブラ保持部41fのフロントガラス11側の部分は、図4に示されるように、フロントガラス11に向けてδTの分だけ突出されている。このδTの分だけ突出された部分は、支持部材42の係合凹部42d(図11参照)に入り込んでいる。つまり、それぞれのバーティブラ保持部41fは、それぞれの係合凹部42dに係合しており、これにより、第1収容部SP1に収容された支持部材42は、連結部材41に対してその長手方向に移動不能となる。
さらに、図10に示されるように、一対の長辺壁部41cの長手方向に沿う一対のバーティブラ保持部41fの間には、一対のガイド凸部41gがそれぞれ設けられている。これらのガイド凸部41gは、連結部材41の内側(ブレードラバー30側)に向けてそれぞれ突出されており、かつ一対の長辺壁部41cの長手方向中央寄りの部分に配置されている。一対の長辺壁部41cに設けられたそれぞれのガイド凸部41gは、一対のバーティブラ22の側方をそれぞれ支持するようになっている(図15参照)。これにより、一対のバーティブラ22の長手方向中央部が、連結部材41に対して確りと位置決めされる。
なお、長辺壁部41cの長手方向に沿う一対のガイド凸部41gの間隔は、比較的小さな間隔L3に設定されている。具体的には、間隔L3は、バーティブラ保持部41fの幅寸法L1よりも若干大きい寸法となっている(L3>L1)。そして、一対のガイド凸部41gは、バーティブラ22の側方を支持する機能に加えて、連結部材41に対してバーティブラ22を組み付ける際の目印としても機能する。なお、連結部材41へのバーティブラ22の組み付け手順については、後で詳述する。
また、連結部材41の短手方向に沿う一対のバーティブラ保持部41fの間には、収容溝41hが形成されている。当該収容溝41hには、ブレードラバー30の本体部31と、支持部材42の橋渡し部42f(図4参照)とがそれぞれ収容される。これにより、図4に示されるように、一対のバーティブラ22の間に、ブレードラバー30の本体部31が配置される。
さらに、連結部材41の長手方向両側には、サブホルダ収容部41kがそれぞれ設けられている。これらのサブホルダ収容部41kには、サブホルダ21の端部がそれぞれ収容されるようになっている。つまり、サブホルダ収容部41kは、サブホルダ21の端部を覆い隠すようになっている。これにより、ワイパブレード10の見栄えを向上させている。
図11および図12に示されるように、支持部材42は、ワイパブレード10の払拭方向に対向した一対の平板部42aを備えている。これらの平板部42aは、図2に示されるように、一対のサブホルダ21の間を塞ぐようにして設けられ、これにより、連結部材41の内側が外部に露出されることを防止している。すなわち、一対の平板部42aは、カバー部材としての機能を備えている。なお、支持部材42の短手方向(ワイパブレード10の払拭方向)に沿う一対の平板部42aの間には、ブレードラバー30が配置されている。
図11に示されるように、一対の平板部42aの連結部材41側には、それぞれ3つの保持爪HNが一体に設けられている。これらの保持爪HNは、平板部42aの長手方向に所定間隔(等間隔)で並んで配置され、かつワイパブレード10を組み立てた状態において、一対のバーティブラ22に引っ掛かるようになっている(図6および図16参照)。つまり、合計6つの保持爪HNは、本発明における係止爪を構成しており、連結部材41に保持された一対のバーティブラ22に対し、支持部材42を固定する機能を備えている。言い換えれば、支持部材42は、一対のバーティブラ22に装着され、これらのバーティブラ22を介して連結部材41に装着されている。
また、図2,図4,図5,図6に示されるように、一対の平板部42aは、連結部材41を形成する一対の長辺壁部41cに対して嵌め合わされている。これにより、ワイパブレード10を組み立てた状態において、支持部材42は連結部材41に対して、ワイパブレード10の払拭方向への移動が規制された状態となる。つまり、支持部材42は、連結部材41に対して、ワイパブレード10の払拭方向にがたつくことなく固定される。
さらに、図6および図11に示されるように、一対の平板部42aの長手方向中央部には、断面が略細長い円弧形状に形成された突起部42bが、それぞれ一体に設けられている。これらの突起部42bは、バーティブラ22に設けられた長孔22a(図6および図7参照)に対して、それぞれ若干の隙間を介して差し込まれるようになっている。これにより、突起部42bの長孔22aへの差し込み作業を容易にしつつ、突起部42bの長孔22a内でのがたつきが最小限に抑えられる。
これらの突起部42bは、それぞれの平板部42aから、保持爪HNの突出方向と同じ方向に突出されている。そして、図6に示されるように、突起部42bの高さ寸法h1は、保持爪HNの高さ寸法h2よりも若干大きい寸法に設定されている(h1>h2)。これにより、合計6つの保持爪HNに保持された一対のバーティブラ22が、それぞれの突起部42bから外れることが確実に防止される。
また、図11に示されるように、それぞれの保持爪HNの近傍には、バーティブラ22をその板厚方向から支持する複数の支持凸部42cが設けられている。これらの支持凸部42cは、それぞれの平板部42aから微小高さで突出されており、これによりバーティブラ22を、平板部42aから若干浮かせた状態で支持するようになっている(図5および図6参照)。これにより、バーティブラ22が、保持爪HNおよび支持凸部42cの部分でがたつくことが抑えられ、かつ支持部材42が、バーティブラ22の湾曲に倣ってスムーズに湾曲可能となっている。
さらに、図4および図11に示されるように、一対の平板部42aの長手方向両側には、それぞれ一対の係合凹部42dが設けられている。これらの係合凹部42dには、バーティブラ保持部41fのフロントガラス11側が入り込んで係合するようになっている(図4参照)。なお、これらの係合凹部42dは、平板部42aから若干窪んで設けられ、当該係合凹部42dをフロントガラス11側(裏側)から見ると、図12の破線の符号42dに示されるように、平板部42aから若干突出している。
また、図11に示されるように、一対の平板部42aの長手方向中央部には、それぞれ一対の係合凸部42eが設けられている。これらの係合凸部42eは、平板部42aの長手方向中央部の保持爪HNの両脇に配置され、かつ平板部42aの端の部分に配置されている。そして、一対の係合凸部42eは、支持部材42を連結部材41に組み付けた状態において、連結部材41の長辺壁部41cに設けられた一対のガイド凸部41g(図10参照)の間に入り込むようになっている。
ここで、図11に示されるように、平板部42aの長手方向に沿う一対の係合凸部42eが配置された部分の距離L4は、一対のガイド凸部41gの間隔L3(図10参照)よりも若干小さい値に設定されている(L4<L3)。すなわち、一対の係合凸部42eは、一対のガイド凸部41gの間に若干の隙間を持って入り込むようになっている。
このように、支持部材42は、連結部材41に対して、係合凹部42dとバーティブラ保持部41fとの係合部分の4箇所と、一対のガイド凸部41gと一対の係合凸部42eとの係合部分の2箇所と、の合計6箇所で互いに係合するようになっている。したがって、仮に、支持部材42が連結部材41に対して湾曲して、合計6箇所の係合部分の内の例えば2箇所の係合部分が外れたとしても、支持部材42の連結部材41に対する長手方向への移動が確実に規制される。
さらに、図11および図12に示されるように、一対の平板部42aの間には、両者を連結して一体化させる3つの橋渡し部42fが設けられている。これらの橋渡し部42fは、それぞれ断面が略U字形状に形成されており、かつ一対の平板部42aの長手方向に所定間隔(等間隔)で並んで配置されている。そして、これらの橋渡し部42fは、保持爪HNの突出方向と同じ方向に突出しており、かつ一対のバーティブラ22の間に入り込むようになっている(図6参照)。具体的には、3つの橋渡し部42fは、一対のバーティブラ22の保持爪HN側とは反対側の側方を支持するようになっている。
ここで、3つの橋渡し部42fのうち、支持部材42の長手方向中央部に配置された橋渡し部42fは、突起部42bの部分に配置され、かつその突出高さが他の橋渡し部42fの突出高さよりも大きく設定されている。つまり、支持部材42の長手方向中央部に配置された橋渡し部42fは、ワイパブレード10の払拭方向に沿う一対の突起部42bの間において、一対のバーティブラ22を支持するようになっている。これにより、一対のバーティブラ22から一対の突起部42bに掛かる負荷を、軽減することができる。
また、図6に示されるように、支持部材42の長手方向中央部の橋渡し部42fの高さ寸法h3は、突起部42bの高さ寸法h1よりも大きい寸法に設定されている(h3>h1)。これにより、一対のバーティブラ22を保持した状態の連結部材41に対して支持部材42を組み付ける際に、支持部材42の長手方向中央部の橋渡し部42fが一対のバーティブラ22の間に最初に入り込む。よって、一対のバーティブラ22の長手方向中央部が真っ先に正規の位置に位置決めされるため、これに続く突起部42bの長孔22aへの差し込み作業を容易に行うことができる。このように、支持部材42の長手方向中央部の橋渡し部42fの高さ寸法h3を大きくすることで、組み付け性の向上が図られている。
また、これらの橋渡し部42fの底部側には、隣り合う橋渡し部42fをそれぞれ連結する連結壁42gが一体に設けられている。そして、連結壁42gの内側(フロントガラス11側)には、図5に示されるように、ブレードラバー30の本体部31が当接するようになっている。
このように、本体部31は、橋渡し部42fの内側に収容され、かつ連結壁42gによりフロントガラス11側に押圧されている。つまり、3つの橋渡し部42fは、ブレードラバー30の本体部31を跨ぐようにして設けられている。よって、ブレードラバー30を、バーティブラ22の湾曲形状に倣って精度良く湾曲させることが可能となり、リップ部32の長手方向全域をフロントガラス11に均一に密着させ、ひいては十分な払拭性能が確保される。
上述のように、支持部材42は、連結部材41に対して、ワイパブレード10の長手方向および払拭方向に移動不能に装着されている。また、一対のバーティブラ22は、柔軟に弾性変形し得る支持部材42に対して、突起部42bによって、ワイパブレード10(ブレードラバー30)の長手方向および払拭方向に移動不能に位置決めされている。
これにより、一対のバーティブラ22は、湾曲しつつも、柔軟に弾性変形し得る支持部材42を介して、高硬度の連結部材41に対して、ワイパブレード10の長手方向および払拭方向に移動不能となる。ここで、一対の平板部42aのそれぞれに設けられた突起部42bが、本発明における第2保持部を構成している。
さらに、支持部材42の長手方向両側寄りに配置された一対の橋渡し部42fは、支持部材42の長手方向両側寄りに配置された一対の保持爪HNに対して、支持部材42の長手方向にずれている。つまり、図11に示されるように、支持部材42の長手方向両側寄りの橋渡し部42fは、ワイパブレード10の払拭方向に対して係合凹部42dと重なっている。
また、ワイパブレード10を組み立てた状態では、支持部材42の長手方向両側寄りの橋渡し部42fは、ワイパブレード10の払拭方向に対してバーティブラ保持部41fと重なっている(図16参照)。すなわち、支持部材42の長手方向両側寄りの橋渡し部42fは、ワイパブレード10の払拭方向に対向して設けられた一対のバーティブラ保持部41fの間に入り込んでいる(図4参照)。
具体的には、支持部材42の長手方向両側寄りに配置された一対の保持爪HNは、係合凹部42dよりも支持部材42の長手方向中央寄りに配置されている。そして、支持部材42に設けられる全ての保持爪HNが、支持部材42の長手方向両側寄りに配置された一対の橋渡し部42fの間隔L5の範囲内に配置されている。ここで、一対の橋渡し部42fの間隔L5は、一対のバーティブラ保持部41fの間隔L2と略同じ大きさとなっている(L5≒L2)。
これにより、ワイパブレード10を組み立てた状態において、それぞれの保持爪HNは、連結部材41の長手方向に沿う一対のバーティブラ保持部41fの間に配置される。したがって、一対のバーティブラ保持部41fの間隔L2を可能な限り広げつつ(大きくしつつ)、一対のバーティブラ22の湾曲動作に対して、支持部材42をスムーズに追従可能としている。
ここで、一対のバーティブラ保持部41fの間隔L2を大きく設定したことのメリットについて、図13を用いて説明する。図13は、ブレードラバー30のフロントガラス11に対する押圧力の分布(面圧分布)を示すグラフであって、横軸がブレードラバー30の長さ(ブレード長さ)を示し、縦軸が圧力の大きさを示している。
そして、白抜きの大きな矢印が、ワイパアーム12(図1参照)からフロントガラス11に向けて加えられる押圧力Fであって、実線の符号41が本実施形態の連結部材を示し、破線の符号41が比較例の連結部材を示している。なお、図13では、ブレードラバー30の長さ寸法は、約650mmに設定されている。また、本実施形態の連結部材41におけるバーティブラ22の支持ピッチP1、つまり一対のバーティブラ保持部41fの間隔L2(図10参照,P1=L2)は、約60mmに設定されている。これに対し、比較例の連結部材41におけるバーティブラ22の支持ピッチP2は、約30mmに設定されている(P2=P1/2)。
図13に示されるように、本実施形態および比較例のいずれにおいても、ワイパアーム12からの押圧力Fは、連結部材41(メインホルダ40)から一対のバーティブラ22に伝達される。したがって、支持ピッチP2(約30mm)が小さい比較例においては、連結部材41の部分において面圧が分散されずに、当該部分における面圧が最も大きくなっている。ここで、ワイパアーム12からの押圧力Fは、連結部材41の部分から、一対のバーティブラ22の長手方向全域に伝達される。しかしながら、比較例(破線グラフ)では、一対のバーティブラ22の長手方向全域に面圧を上手く分散させることができず、最小面圧と最大面圧との差δF1が比較的大きくなっている。これは、連結部材41の部分以外の部分において、拭き残しが発生する虞があることを意味している。
これに対し、支持ピッチP1(約60mm)を大きくした本実施形態(実線グラフ)では、上述の比較例に比して、連結部材41の部分から一対のバーティブラ22の長手方向全域に対して、面圧が上手く分散されていることが判る。具体的には、本実施形態では、比較例に比して、連結部材41の部分において面圧が低くなっており、連結部材41の長手方向両側の部分において面圧が上がっている。よって、最小面圧と最大面圧との差δF2が、比較例に比して小さくなっている(δF2<δF1)。これは、連結部材41の部分以外の部分において、拭き残しが発生し難くなっていることを意味している。
このように、本実施形態では、一対のバーティブラ保持部41fの間隔L2を大きく設定したことにより、ブレードラバー30の長手方向に沿う面圧分布を均一となるようにでき、ひいてはブレードラバー30の払拭性能を向上させることが可能となっている。
図12に示されるように、一対の平板部42aには、それぞれ4つの第1保持爪42hが設けられている。これらの第1保持爪42hは、それぞれの平板部42aからブレードラバー30に向けて突出され、互いに対向配置されている。そして、これらの第1保持爪42hの先端部分は、図4および図5に示されるように、ブレードラバー30の溝部34に入り込んでいる。
このように、支持部材42は、ワイパブレード10の長手方向中央部に配置されたメインホルダ40の部分において、ブレードラバー30を支持するようになっている。言い換えれば、支持部材42は、メインホルダ40の部分において、サブホルダ21と同様の機能、つまりブレードラバー保持機能を発揮するようになっている。なお、支持部材42は、柔軟に弾性変形可能なため、ブレードラバー30の湾曲動作に支障を来すことが無い。よって、支持部材42の部分において、ブレードラバー30の拭き残しが発生することは無い。
次に、以上のように形成されたワイパブレード10の組み立て手順について、図面を用いて詳細に説明する。
図14(a),(b)はバーティブラの連結部材への組み付け手順を説明する斜視図を、図15は支持部材の連結部材への組み付け手順を説明する斜視図を、図16は支持部材のバーティブラへの組み付け状態を説明する斜視図をそれぞれ示している。
まず、図14に示されるように、連結部材41および一対のバーティブラ22(図示では一方のみを示す)を準備する。次いで、一方のバーティブラ22を連結部材41の第1収容部SP1側(図中上側)に臨ませる。このとき、バーティブラ22の長孔22aを、連結部材41に設けられた一対のガイド凸部41gの間に入るように整合させる。つまり、一対のガイド凸部41gは、連結部材41に対してバーティブラ22を位置決めするための目印として機能する。
その後、図14(a)の破線矢印M1に示されるように、バーティブラ22を連結部材41の収容溝41hに向けて真っ直ぐに移動させる。すると、バーティブラ22が収容溝41h内に配置され、かつバーティブラ保持部41fに対向するようになる。これにより、バーティブラ22を、バーティブラ保持部41fに対して、ワイパブレード10の払拭方向から差し込めるようになる。
次いで、図14(b)の破線矢印M2に示されるように、バーティブラ22をワイパブレード10の払拭方向に移動させて、一方の長辺壁部41cに設けられた一対のバーティブラ保持部41fに差し込む。このとき、バーティブラ22の位置を微調整し、長孔22aを一対のガイド凸部41gの真ん中に位置させる。これにより、バーティブラ22がバーティブラ保持部41fに完全に入り込み、一方のバーティブラ22の連結部材41への組み付け(装着)が完了する。
なお、図示はしないが、一対のバーティブラ22のうちの他方のバーティブラ22についても、上述と同様の手順で連結部材41に組み付ける。これにより、一対のバーティブラ22が一対のバーティブラ保持部41fのそれぞれに保持されて、一対のバーティブラ22は、フロントガラス11と交差する方向に移動不能となる。なお、この段階では、一対のバーティブラ22は、連結部材41に対して、ワイパブレード10の長手方向(図14の左右方向)に移動可能となっている。
次に、図15に示されるように、支持部材42を準備する。そして、支持部材42に設けられた合計6つの保持爪HNおよび一対の突起部42b側(図11参照)を、連結部材41の第1収容部SP1側(図中上側)に臨ませる。そして、図15の破線矢印M3に示されるように、支持部材42を連結部材41に向けて真っ直ぐに移動させる。
すると、3つの橋渡し部42fのうちの真ん中の橋渡し部42fが、最初に一対のバーティブラ22の間に入り込み、これに続いて、一対の突起部42b(図11参照)が一対の長孔22aにそれぞれ差し込まれる(図6参照)。さらには、支持部材42の長手方向両側に配置された一対の橋渡し部42fが、一対のバーティブラ保持部41fの間に配置される(図4参照)。
その後、図15の破線矢印M4に示されるように、支持部材42の一対の平板部42aを、連結部材41に向けて所定圧で押圧して、合計6つの保持爪HNを一対のバーティブラ22にそれぞれ引っ掛ける。このとき、支持部材42は、柔軟性を有するプラスチック材料により形成されているため、図15の破線矢印M4に示されるように、平板部42aの保持爪HNに対応する箇所を丁寧に押圧するようにする。
これにより、図16に示されるように、合計6つの保持爪HNが、一対のバーティブラ22にそれぞれ引っ掛けられて、さらにはこれと略同時に、バーティブラ保持部41fが係合凹部42dに入り込んで係合される(図4参照)。よって、支持部材42が連結部材41に装着されて、メインホルダ40(連結部材41および支持部材42)に対する一対のバーティブラ22の組み付け(装着)が完了する。
そして、メインホルダ40の組み立て完了後は、ワイパブレード10の長手方向および払拭方向に対して、支持部材42が連結部材41に対して移動不能となる。また、一対のバーティブラ22は、その長孔22aに支持部材42の突起部42bが差し込まれるため、ワイパブレード10の長手方向および払拭方向に対して移動不能となる。ここで、一対のバーティブラ22の間には、3つの橋渡し部42fが入り込むため、これによっても、一対のバーティブラ22は、ワイパブレード10の長手方向および払拭方向に対して移動不能となる。
次いで、メインホルダ40に組み付けられた一対のバーティブラ22(図16参照)に対して、その長手方向両側からサブホルダ21(図2および図3参照)を装着する。このとき、サブホルダ21に設けた一対のバーティブラ収容部21c(図3参照)に、一対のバーティブラ22をそれぞれ収容するようにする。その後、一対のサブホルダ21の端部を、連結部材41のサブホルダ収容部41k(図10参照)にそれぞれ差し込む。
その後、一対のサブホルダ21のうちのいずれか一方のサブホルダ21の他方の端部から、ブレードラバー30(図2参照)をスライドさせるようにして装着していく。このとき、サブホルダ21に対しては、その長手方向からラバー収容溝21d(図3参照)に本体部31を差し込むようにする。また、支持部材42に対しては、その長手方向から、橋渡し部42fの内側(図4および図6参照)に本体部31を差し込むようにする。
これにより、ブレードラバー30の溝部34に、サブホルダ21の第2保持爪21eが入り込むとともに(図3参照)、支持部材42の第1保持爪42hが入り込み(図4および図5参照)、ブレードラバー30の本体部31が、一対のサブホルダ21に保持されるとともに、支持部材42に支持される。
次いで、一対のサブホルダ21の他方の端部から突出された一対のバーティブラ22およびブレードラバー30に対して、これらの突出した部分を塞ぐようにしてキャップ23(図1参照)をそれぞれ装着(固定)する。これにより、図1に示されるように、ワイパブレード10の組み立てが最終的に完了する。
以上詳述したように、本実施の形態に係るワイパブレード10によれば、支持部材42が、連結部材41に対してその長手方向に移動不能に設けられ、連結部材41は、一対のバーティブラ22をフロントガラス11と交差する方向に移動不能に保持する合計4つのバーティブラ保持部41fを有し、支持部材42は、一対のバーティブラ22をブレードラバー30の長手方向および払拭方向に移動不能に保持する一対の突起部42bを有している。
これにより、支持部材42に対して一対のバーティブラ22がブレードラバー30の長手方向および払拭方向に移動することが規制される。したがって、ワイパブレード10の大きさに関係なく、連結部材41に対する一対のバーティブラ22の抜け強度を十分に高めることができ、ひいては汎用性を向上させることが可能となる。
また、本実施の形態に係るワイパブレード10によれば、バーティブラ保持部41fは、ブレードラバー30の払拭方向に開口されており、突起部42bは、一対のバーティブラ22に設けられた長孔22aに差し込まれているので、バーティブラ22を一方向にスライド(図14(b)の破線矢印M2参照)させ、かつ支持部材42を他方向にスライド(図15の破線矢印M3参照)させることで、ワイパブレード10を容易に組み立てることが可能となる。よって、ワイパブレード10の製造コストの上昇を抑えて、コスト低減を図ることができる。
さらに、本実施の形態に係るワイパブレード10によれば、バーティブラ保持部41fが、連結部材41の長手方向両側にそれぞれ設けられ、突起部42bが、支持部材42の長手方向中央部に設けられている。これにより、バーティブラ22を連結部材41に組み付ける際に、ワイパブレード10の長手方向に沿う一対のバーティブラ保持部41fの真ん中に長孔22aを配置するだけで、支持部材42を連結部材41の正規の位置に容易に組み付けることが可能となる。
また、本実施の形態に係るワイパブレード10によれば、支持部材42は、バーティブラ22に引っ掛けられる合計6つの保持爪HNを有し、これらの保持爪HNは、支持部材42の長手方向に所定間隔で並んで設けられ、かつ連結部材41の長手方向に沿う一対のバーティブラ保持部41fの間に配置されている。これにより、一対のバーティブラ保持部41fの間隔L2(図10参照)を大きく設定でき、ひいては図13に示されるように、ブレードラバー30の面圧分布を適正化することができる。
さらに、本実施の形態に係るワイパブレード10によれば、突起部42bは、その高さ寸法h1が、保持爪HNの高さ寸法h2よりも大きくなっているので、一対のバーティブラ22が湾曲したとしても、合計6つの保持爪HNに保持された一対のバーティブラ22が、それぞれの突起部42bから外れることを確実に防止することができる。よって、ワイパブレード10の作動中において、ワイパブレード10が分解されるようなことが確実に防止され、信頼性を向上させることができる。
また、本実施の形態に係るワイパブレード10によれば、支持部材42は、ワイパブレード10の払拭方向に対向した一対の平板部42aを備え、一対の平板部42aは、ブレードラバー30の本体部31を跨ぐ橋渡し部42fにより連結され、橋渡し部42fが、ワイパブレード10の払拭方向に対向して設けられた一対のバーティブラ保持部41fの間に入り込んでいる。これにより、橋渡し部42fが、バーティブラ保持部41fの開口部分を閉塞することができ、ひいては、これによっても一対のバーティブラ22がワイパブレード10の払拭方向に移動されることを確実に防止できる。
さらに、本実施の形態に係るワイパブレード10によれば、突起部42bは、一対の平板部42aにそれぞれ設けられ、橋渡し部42fが、ワイパブレード10の払拭方向に沿う突起部42bの間で、バーティブラ22を支持している。これにより、一対のバーティブラ22から一対の突起部42bに掛かる負荷を軽減することができ、突起部42bを折損等から保護することができる。
本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例えば、上記実施の形態においては、ワイパブレード10を、自動車等の車両のフロントガラス11を払拭するワイパ装置に適用したものを示したが、本発明はこれに限らず、ワイパブレード10を、自動車等の車両のリヤ側に搭載されるリヤワイパ装置や、船舶,航空機,鉄道車両等に搭載されるワイパ装置にも適用することができる。
その他、上記実施の形態における各構成要素の材質,形状,寸法,数,設置箇所等は、本発明を達成できるものであれば任意であり、上記実施の形態に限定されない。
10 ワイパブレード
11 フロントガラス(払拭面)
12 ワイパアーム(アーム)
20 ラバーホルダ
21 サブホルダ
21a サブホルダ本体
21b フィン部
21c バーティブラ収容部
21d ラバー収容溝
21e 第2保持爪
22 バーティブラ
22a 長孔(穿孔)
23 キャップ
30 ブレードラバー
31 本体部
32 リップ部
33 ネック部
34 溝部
40 メインホルダ
40a フック固定部材
41 連結部材
41a 底壁部
41b 開口部
41c 長辺壁部
41d 短辺壁部
41f バーティブラ保持部(第1保持部,保持爪)
41g ガイド凸部
41h 収容溝
41k サブホルダ収容部
42 支持部材
42a 平板部
42b 突起部(第2保持部)
42c 支持凸部
42d 係合凹部
42e 係合凸部
42f 橋渡し部
42g 連結壁
42h 第1保持爪
F 押圧力
HN 保持爪(係止爪)
P1,P2 支持ピッチ
PN 支持ピン
SF 傾斜面
SP1 第1収容部
SP2 第2収容部

Claims (7)

  1. 駆動源により揺動されるアームに連結され、払拭面を払拭するワイパブレードであって、
    前記アームに連結される連結部材と、
    前記連結部材に保持され、所定の曲率で湾曲されたバーティブラと、
    前記バーティブラに装着され、前記連結部材に対してその長手方向に移動不能に設けられる支持部材と、
    前記支持部材に支持される本体部および前記払拭面に接触するリップ部を有するブレードラバーと、
    を備え、
    前記連結部材は、前記バーティブラを前記払拭面と交差する方向に移動不能に保持する第1保持部を有し、
    前記支持部材は、前記バーティブラを前記ブレードラバーの長手方向および払拭方向に移動不能に保持する第2保持部を有していることを特徴とするワイパブレード。
  2. 前記第1保持部は、前記ブレードラバーの払拭方向に開口された保持爪であり、
    前記第2保持部は、前記バーティブラに設けられた穿孔に差し込まれる突起部であることを特徴とする請求項1に記載のワイパブレード。
  3. 前記保持爪が、前記連結部材の長手方向両側にそれぞれ設けられ、
    前記突起部が、前記支持部材の長手方向中央部に設けられていることを特徴とする請求項2に記載のワイパブレード。
  4. 請求項3に記載のワイパブレードにおいて、
    前記支持部材は、前記バーティブラに引っ掛けられる複数の係止爪を有し、
    複数の前記係止爪は、前記支持部材の長手方向に所定間隔で並んで設けられ、
    複数の前記係止爪が、前記連結部材の長手方向に沿う一対の前記保持爪の間に配置されていることを特徴とするワイパブレード。
  5. 前記突起部は、その高さ寸法が、前記係止爪の高さ寸法よりも大きくなっていることを特徴とする請求項4に記載のワイパブレード。
  6. 請求項2から請求項5のいずれか1項に記載のワイパブレードにおいて、
    前記支持部材は、前記ワイパブレードの払拭方向に対向した一対の平板部を備え、
    一対の前記平板部は、前記ブレードラバーの前記本体部を跨ぐ橋渡し部により連結され、
    前記橋渡し部が、前記ワイパブレードの払拭方向に対向して設けられた一対の前記保持爪の間に入り込んでいることを特徴とするワイパブレード。
  7. 請求項6に記載のワイパブレードにおいて、
    前記突起部は、一対の前記平板部にそれぞれ設けられ、
    前記橋渡し部が、前記ワイパブレードの払拭方向に沿う前記突起部の間で、前記バーティブラを支持していることを特徴とするワイパブレード。
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