JP2021030823A - 車両の暴走防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】擬似信号によりECUを制御して車両の暴走を防止する。【解決手段】アクセルペダル11及びアクセル開度信号出力手段10と、ECU30と、を備える車両に適用する。アクセル開度取得手段110と、タイマー手段20と、アクセル開度低減制御手段100と、を備える。アクセル開度とアクセル開度の保持時間とが一定の条件を満たしたときにアクセル開度低減制御手段100がアクセル操作異常と判定し、アクセル開度を低減した擬似信号をECU30に出力する。【選択図】図2

Description

本発明は、車両の暴走防止装置、特に、通常速度での走行中にドライバーの意思に反して車両が暴走してしまうという事態を未然に防止することに役立つ車両の暴走防止装置に関する。
図4は一般的な車両のエンジン出力制御系統を例示したブロック図である。同図のように、車両のエンジン出力制御系統は、アクセルペダル踏込み量に見合うレベルのアクセル開度信号を出力するアクセル開度信号出力手段10と、このアクセル開度信号出力手段10によって出力されたアクセル開度信号に基いてエンジン出力を制御するエンジンコントロールユニット(以下、「ECU」という)30と、車速パルス信号を取得して出力する車速センサー40と、を備えている。このエンジン出力制御系統によると、アクセルペダル踏込み量の増減に応じて走行駆動源(エンジン)50の出力が増減される。
図4に示したエンジン出力制御系統を備えた車両では、たとえば、10km/hを超える通常速度(たとえば60km/h)での走行中に、ドライバーが、アクセルペダルをブレーキペダルと踏み間違えたりすると、ドライバーの意思に反してアクセルペダルの踏み込み幅が過大になり、アクセル開度が全開になって走行駆動源50の出力が短時間で増大して車両が暴走するという事態が起こり得る。また、走行中にドライバーが意識を失ったりしてアクセルペダルが過大に踏み込まれたままになることも起こる可能性があり、このようなときにも、上記同様に、アクセルペダルの踏み込み幅が過大になり、アクセル開度が全開になって走行駆動源50がの出力が短時間で増大して車両が暴走するという事態が起こり得る。
そこで、ドライバーの意思に反して車両が暴走してしまうという事態を未然に防ぐことを意図した先行例が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。この特許文献1によって提案されているものは、アクセル操作とブレーキ操作の両方が同時に行われたときに、エンジンを強制的にアイドル状態にするように構成されている。また、他の先行例として、アクセルペダルの誤操作による車両の急発進を防止することのできる急発進防止装置が提案されている(特許文献2参照)。この特許文献2によって提案されているものは、車両の停止時又は低速走行時におけるアクセル信号の異常変動時に、アクセル信号をキャンセルしてエンジン出力の急上昇を抑制する、というものである。
特開2005−291030号公報 特開2018−131069号公報
本発明は、以上の状況に鑑みてなされたものであり、車両の通常速度での走行中であっても、ドライバーが、アクセルペダルをブレーキペダルと踏み間違えたり意識を失ったりして、アクセルペダルの踏み込み幅が過大になってアクセル開度が全開になったようなときに、たとえばアクセル開度を強制的に全閉にする制御プログラムを実行することにより、車両の暴走を未然に防止することのできる車両の暴走防止装置を提供することを目的とする。
第1の本発明に係る車両の暴走防止装置は、アクセルペダル及びアクセル開度信号出力手段と、アクセル開度信号出力手段によって出力されたアクセル開度信号に基いて走行駆動源の出力を制御するエンジンコントロールユニットと、を備える車両に適用される。また、アクセル開度取得手段と、タイマー手段と、アクセル開度低減制御手段と、を備えていて、上記アクセル開度取得手段により取得されたアクセル開度とこのアクセル開度の保持時間とが一定の条件を満たしたときに上記アクセル開度低減制御手段がアクセル操作異常と判定し、実際のアクセル開度にかかわらず、アクセル開度を低減した擬似信号を上記エンジンコントロールユニットに出力する。そして、上記アクセル開度低減制御手段は、上記アクセル開度取得手段により取得したアクセル開度が予め設定した一次閾値以上であるときに上記タイマー手段による時間計測を開始させて、上記タイマー手段による時間計測中に上記アクセル開度取得手段により取得したアクセル開度が予め設定した二次閾値以上であり、かつ、上記タイマー手段による時間計測値が予め設定した時間的閾値以上であるときにアクセル操作異常と判定するように構成されている。
また、第2の本発明に係る車両の暴走防止装置は、アクセルペダル及びアクセル開度信号出力手段と、アクセル開度信号出力手段によって出力されたアクセル開度信号に基いて走行駆動源の出力を制御するエンジンコントロールユニットと、を備える車両に適用される。また、アクセル開度取得手段と、タイマー手段と、アクセル開度低減制御手段と、を備えていて、上記アクセル開度取得手段により取得されたアクセル開度とこのアクセル開度の保持時間とが一定の条件を満たしたときに上記アクセル開度低減制御手段がアクセル操作異常と判定し、実際のアクセル開度にかかわらず、アクセル開度を低減した擬似信号を上記エンジンコントロールユニットに出力する。そして、上記アクセル開度低減制御手段は、第1ステップで上記アクセル開度取得手段によりアクセル開度を取得し、この第1ステップで取得したアクセル開度が予め設定した一次閾値以上であるときに、上記タイマー手段による時間計測が開始される第2ステップに進み、次に、第3ステップで上記アクセル開度取得手段によりアクセル開度を取得し、この第3ステップで取得したアクセル開度が予め設定した二次閾値以上であるときに、上記タイマー手段による時間計測値を取得する第4ステップに進み、第4ステップで取得した時間計測値が予め設定した時間的閾値以上であるときにアクセル操作異常と判定し、第4ステップで取得した時間計測値が予め設定した時間的閾値より短いときには上記第3ステップに戻る、というものである。
上記した第1及び第2の本発明によれば、車両の走行時に、一次閾値以上のアクセル開度が、第2ステップでのタイマー計測開始時点から予め設定した時間的閾値によって規定されている時間までの一定時間内で継続され、しかも、この一定時間を超える時間に亘って継続されたままになって、アクセル開度が二次閾値よりも小さくならないときには、アクセル操作異常と判定されて、実際のアクセル開度にかかわらず、アクセル開度を低減した擬似信号がエンジンコントロールユニットに出力されて車両の暴走が防止される。
第2の本発明に係る車両の急発進防止装置にあっては、上記擬似信号がエンジンコントロールユニットに出力された後に、当該擬似信号がエンジンコントロールユニットに出力されなくするための擬似信号割り込み解除ステップを含ませることが可能である。
以上のように、本発明に係る車両の暴走防止装置によると、車両の通常速度での走行中であっても、ドライバーが、アクセルペダルをブレーキペダルと踏み間違えたり意識を失ったりして、アクセルペダルの踏み込み幅が過大になってアクセル開度が全開になったようなときに、アクセル開度を強制的に全閉にする制御プログラムが実行されて車両の暴走が未然に防止される。
本発明に係る暴走防止装置を搭載した車両のエンジン出力制御系統を例示したブロック図である。 図1のエンジン出力制御系統の配線接続図である。 アクセル開度低減制御プログラムのフロー図である。 車両のエンジン出力制御系統を例示したブロック図である。
図1は本発明に係る暴走防止装置200を搭載した車両のエンジン出力制御系統を例示したブロック図である。同図によって明らかなように、この暴走防止装置200が適用される車両は、アクセルペダル11及びアクセル開度信号出力手段10と、アクセル開度信号出力手段10によって出力されたアクセル開度信号に基いてモーター又はエンジンでなる走行駆動源50の出力を制御するECU30と、を標準で装備している。そして、アクセル開度信号出力手段10は、アクセルペダル11の踏込み量に見合うアクセル開度を検出するアクセル開度検出センサー12からの信号に基いて、アクセル開度に見合うレベルのアクセル開度信号を出力する電子コントロール式アクセルを構成している。したがって、アクセル開度信号のレベルの大きさは、アクセルペダル11の踏込み量に見合う電圧の大きさに相応している。ECU30はマイクロコンピュータ(マイコン)を中心にして構成されていて、車両の車速パルス信号を出力する車速センサー40を備えている。また、同図のように、暴走防止装置200は、アクセル開度取得手段110とタイマー手段120と、アクセル開度低減制御手段100とを備えている。アクセル開度取得手段110は、アクセル開度信号出力手段10の出力信号のレベルに見合う電圧の大きさに応じたアクセル開度を取得する。タイマー手段120はタイマー回路によって構成されている。アクセル開度低減制御手段100は、アクセル開度信号出力手段10とECU30とを接続する信号路に割り込む状態でそれら両者の相互間に介在されている。
図2は、暴走防止装置200を搭載した車両のエンジン出力制御系統の配線接続図である。同図において、暴走防止装置200はROM及びRAMを内蔵したマイコンを中心に構成されていて、この暴走防止装置200に図1に示したアクセル開度低減制御手段100、アクセル開度取得手段110及びタイマー手段120が内蔵されている。アクセル開度低減制御手段100はマイコンとアクセル開度低減制御プログラムとによって構成されている。暴走防止装置200には、アクセルペダル11に備えられたアクセル開度信号出力手段10によって出力されたアクセル信号を入力するためのアクセル信号路210がコネクタ211を介して接続されていると共に、暴走防止装置200から延び出た指令信号路220がコネクタ221を介してECU30に接続されている。この構成により、暴走防止装置200が、アクセル開度信号出力手段10とECU30とを接続する信号路に割り込む状態で、アクセルペダル11に備えられたアクセル開度信号出力手段10によって出力されたアクセル開度信号を入力する一方、前記入力したアクセル開度信号またはアクセル開度の疑似信号をECU30に出力できるように、それら両者の相互間に介在されていることになる。
さらに、暴走防止装置200は、車載バッテリーから延びる電源線240やアース線241が接続された電源回路(不図示)を有している。また、暴走防止装置200には、車速センサー40によって出力された車速パルス信号(車速信号)を入力するための車速信号路250や、ブレーキペダルのブレーキスイッチから延び出たブレーキ信号路260などが接続されている。
この実施形態に係る暴走防止装置200は、上記したようにアクセルペダル11及びアクセル開度信号出力手段10と、アクセル開度信号出力手段10によって出力されたアクセル開度信号に基いて走行駆動源50の出力を制御するECU30と、を備える車両に適用される。そして、アクセル開度取得手段110と、タイマー手段120と、アクセル開度低減制御手段100と、を備えていて、アクセル開度取得手段110により取得されたアクセル開度とこのアクセル開度の保持時間とが一定の条件を満たしたときにアクセル開度低減制御手段100がアクセル操作異常と判定し、実際のアクセル開度信号に換えて、アクセル開度を低減したアクセル開度擬似信号をECU30に出力する。擬似信号には、アクセル開度を全閉にする信号のほか、アクセル開度を直前のアクセル開度よりも低減した信号とが含まれる。
アクセル開度低減制御手段100は、アクセル開度取得手段110により取得したアクセル開度が予め
設定した一次閾値以上であるときにタイマー手段120による時間計測を開始させて、タイマー手段120による時間計測中にアクセル開度取得手段110により取得したアクセル開度が予め設定した二次閾値以上であり、かつ、タイマー手段120による時間計測値が予め設定した時間的閾値以上であるときにアクセル操作異常と判定する。このことを言い換えると、車両の走行時に、一次閾値以上のアクセル開度が、タイマー計測開始時点から予め設定した時間的閾値によって規定されている時間までの設定時間内で継続され、しかも、この設定時間を超える時間に亘って継続されたままになって、アクセル開度が二次閾値よりも小さくならないときには、アクセル操作異常と判定されて、実際のアクセル開度にかかわらず、アクセル開度を低減した擬似信号がECU30に出力されて車両の暴走が防止される。さらに言い換えると、設定時間内にアクセル開度が通常走行では起こり得ない程度に急激に増大したようなときにアクセル操作異常と判定され、実際のアクセル開度にかかわらず、アクセル開度を低減した擬似信号によりECU30が制御されて車両の暴走が防止される。
アクセル開度取得手段110により取得したアクセル開度についての予め設定した一次閾値は、タイマー手段120による時間計測の開始の条件となるアクセル開度の値である。したがって、この一次閾値は、通常の運転では急加速や急な坂道以外では、ほとんど使用されない大きなアクセル開度が設定される。また、タイマー手段120による時間計測中にアクセル開度取得手段110により取得したアクセル開度についての予め設定した二次閾値についても同様に、通常の運転では急加速や急な坂道以外では、ほとんど使用されない大きなアクセル開度が設定される。
アクセル開度低減制御手段100がアクセル操作異常と判定するために必要とされる一定の条件には、たとえば、通常走行時に、アクセル開度が全開になるまでアクセルが踏み込まれたままで、ドライバーがそのことに気づかずに一定時間が経過するような場合が含まれる。そして、この状況下でECU30に出力される擬似信号には、アクセル開度低減制御手段100によって出力されるアクセル開度を、実際のアクセル開度よりも低減させることのできるアクセル開度低減信号、たとえばアクセル開度が全閉であるときのアクセル開度信号が含まれる。したがって、上記した実施形態に係る急発進防止装置によると、ドライバーの意思に反して車両が暴走してしまうという事態が未然に防止される。
図3はアクセル開度低減制御手段100において実行されるアクセル開度低減制御プログラムのフロー図である。このアクセル開度低減制御プログラムは、図1を参照して説明した実施形態に係る暴走防止装置200の動作を実行するためのプログラムであり、車両のイグニッションオンモードで繰り返し実行される。
車両のイグニッションオンモードが開始すると、図3のアクセル開度低減制御プログラムにおいて、第1ステップS1でアクセル開度取得手段110によりアクセル開度を取得し、この第1ステップS1で取得したアクセル開度が予め設定した一次閾値以上であるときに、タイマー手段120による時間計測が開始される第2ステップS2に進む。第1ステップS1で取得されたアクセル開度が一次閾値よりも小さいときには、アクセル開度を低減する必要がないため、以降の処理を行わずに本プログラムの最初に戻り、本プログラムが繰り返される。次に、第3ステップS3でアクセル開度取得手段110によりアクセル開度を取得し、この第3ステップS3で取得したアクセル開度が予め設定した二次閾値以上であるときに、タイマー手段120による時間計測値を取得する第4ステップS4に進み、第4ステップS4で取得した時間計測値が予め設定した時間的閾値以上であるとき、言い換えると、設定時間を超えたときにアクセル操作異常と判定し、実際のアクセル開度にかかわらず、アクセル開度を低減した擬似信号がECU30に出力される。第4ステップS4で取得した時間計測値が予め設定した時間的閾値より短いときには上記第3ステップに戻る。
ここで説明したアクセル開度低減制御プログラムが実行されると、たとえば、車両の通常速度での走行中に、ドライバーがアクセルペダルをブレーキペダルと踏み間違えたり意識を失ったりして、一定時間を超えてアクセルペダルの踏み込み幅が過大になったままになったようなときに、アクセル開度を強制的に全閉又は直前のアクセル開度よりも小さくする制御プログラムが実行されて車両の暴走が未然に防止される。
図3のアクセル開度低減制御プログラムには、擬似信号がECU30に出力された後に、当該擬似信号がECU30に出力されなくするするための擬似信号割り込み解除ステップFが含まれている。この擬似信号割り込み解除ステップFでは、ECU30に擬似信号が送られた後に、第5ステップS5でアクセル開度取得手段110がアクセル開度を取得する。第5ステップS5で取得されたアクセル開度が全閉でないときには第5ステップS5に戻る。第5ステップS5で取得されたアクセル開度が全閉であるときには擬似信号がECU30に送られなくなる。
10 アクセル開度信号出力手段
11 アクセルペダル
12 アクセル開度検出センサー
30 エンジンコントロールユニット(ECU)
50 走行駆動源
100 アクセル開度低減制御手段
110 アクセル開度取得手段
120 タイマー手段
S1 第1ステップ
S2 第2ステップ
S3 第3ステップ
S4 第4ステップ
F 擬似信号割り込み解除ステップ
本発明は、車両の暴走防止装置、特に、通常速度での走行中にドライバーの意思に反して車両が暴走してしまうという事態を未然に防止することに役立つ車両の暴走防止装置に関する。
図4は一般的な車両のエンジン出力制御系統を例示したブロック図である。同図のように、車両のエンジン出力制御系統は、アクセルペダル踏込み量に見合うレベルのアクセル開度信号を出力するアクセル開度信号出力手段10と、このアクセル開度信号出力手段10によって出力されたアクセル開度信号に基いてエンジン出力を制御するエンジンコントロールユニット(以下、「ECU」という)30と、車速パルス信号を取得して出力する車速センサー40と、を備えている。このエンジン出力制御系統によると、アクセルペダル踏込み量の増減に応じて走行駆動源(エンジン)50の出力が増減される。
図4に示したエンジン出力制御系統を備えた車両では、たとえば、10km/hを超える通常速度(たとえば60km/h)での走行中に、ドライバーが、アクセルペダルをブレーキペダルと踏み間違えたりすると、ドライバーの意思に反してアクセルペダルの踏み込み幅が過大になり、アクセル開度が全開になって走行駆動源50の出力が短時間で増大して車両が暴走するという事態が起こり得る。また、走行中にドライバーが意識を失ったりしてアクセルペダルが過大に踏み込まれたままになることも起こる可能性があり、このようなときにも、上記同様に、アクセルペダルの踏み込み幅が過大になり、アクセル開度が全開になって走行駆動源50がの出力が短時間で増大して車両が暴走するという事態が起こり得る。
そこで、ドライバーの意思に反して車両が暴走してしまうという事態を未然に防ぐことを意図した先行例が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。この特許文献1によって提案されているものは、アクセル操作とブレーキ操作の両方が同時に行われたときに、エンジンを強制的にアイドル状態にするように構成されている。また、他の先行例として、アクセルペダルの誤操作による車両の急発進を防止することのできる急発進防止装置が提案されている(特許文献2参照)。この特許文献2によって提案されているものは、車両の停止時又は低速走行時におけるアクセル信号の異常変動時に、アクセル信号をキャンセルしてエンジン出力の急上昇を抑制する、というものである。
特開2005−291030号公報 特開2018−131069号公報
本発明は、以上の状況に鑑みてなされたものであり、車両の通常速度での走行中であっても、ドライバーが、アクセルペダルをブレーキペダルと踏み間違えたり意識を失ったりして、アクセルペダルの踏み込み幅が過大になってアクセル開度が全開になったようなときに、たとえばアクセル開度を強制的に全閉にする制御プログラムを実行することにより、車両の暴走を未然に防止することのできる車両の暴走防止装置を提供することを目的とする。
本発明に係る車両の暴走防止装置は、アクセルペダル及びアクセル開度信号出力手段と、アクセル開度信号出力手段によって出力されたアクセル開度信号に基いて走行駆動源の出力を制御するエンジンコントロールユニットと、を備える車両に適用される。また、アクセル開度取得手段と、タイマー手段と、アクセル開度低減制御手段と、を備えていて、上記アクセル開度取得手段により取得されたアクセル開度とこのアクセル開度の保持時間とが一定の条件を満たしたときに上記アクセル開度低減制御手段がアクセル操作異常と判定し、実際のアクセル開度にかかわらず、アクセル開度を低減した擬似信号を上記エンジンコントロールユニットに出力する。そして、上記アクセル開度低減制御手段は、第1ステップで上記アクセル開度取得手段によりアクセル開度を取得し、この第1ステップで取得したアクセル開度が予め設定した一次閾値以上であるときに、上記タイマー手段による時間計測が開始される第2ステップに進み、次に、第3ステップで上記アクセル開度取得手段によりアクセル開度を取得し、この第3ステップで取得したアクセル開度が予め設定した二次閾値以上であるときに、上記タイマー手段による時間計測値を取得する第4ステップに進み、第4ステップで取得した時間計測値が予め設定した時間的閾値以上であるときにアクセル操作異常と判定し、第4ステップで取得した時間計測値が予め設定した時間的閾値より短いときには上記第3ステップに戻る、というものである。
発明によれば、車両の走行時に、一次閾値以上のアクセル開度が、第2ステップでのタイマー計測開始時点から予め設定した時間的閾値によって規定されている時間までの一定時間内で継続され、しかも、この一定時間を超える時間に亘って継続されたままになって、アクセル開度が二次閾値よりも小さくならないときには、アクセル操作異常と判定されて、実際のアクセル開度にかかわらず、アクセル開度を低減した擬似信号がエンジンコントロールユニットに出力されて車両の暴走が防止される。
発明に係る車両の急発進防止装置にあっては、上記擬似信号がエンジンコントロールユニットに出力された後に、当該擬似信号がエンジンコントロールユニットに出力されなくするための擬似信号割り込み解除ステップを含ませることが可能である。
以上のように、本発明に係る車両の暴走防止装置によると、車両の通常速度での走行中であっても、ドライバーが、アクセルペダルをブレーキペダルと踏み間違えたり意識を失ったりして、アクセルペダルの踏み込み幅が過大になってアクセル開度が全開になったようなときに、アクセル開度を強制的に全閉にする制御プログラムが実行されて車両の暴走が未然に防止される。
本発明に係る暴走防止装置を搭載した車両のエンジン出力制御系統を例示したブロック図である。 図1のエンジン出力制御系統の配線接続図である。 アクセル開度低減制御プログラムのフロー図である。 車両のエンジン出力制御系統を例示したブロック図である。
図1は本発明に係る暴走防止装置200を搭載した車両のエンジン出力制御系統を例示したブロック図である。同図によって明らかなように、この暴走防止装置200が適用される車両は、アクセルペダル11及びアクセル開度信号出力手段10と、アクセル開度信号出力手段10によって出力されたアクセル開度信号に基いてモーター又はエンジンでなる走行駆動源50の出力を制御するECU30と、を標準で装備している。そして、アクセル開度信号出力手段10は、アクセルペダル11の踏込み量に見合うアクセル開度を検出するアクセル開度検出センサー12からの信号に基いて、アクセル開度に見合うレベルのアクセル開度信号を出力する電子コントロール式アクセルを構成している。したがって、アクセル開度信号のレベルの大きさは、アクセルペダル11の踏込み量に見合う電圧の大きさに相応している。ECU30はマイクロコンピュータ(マイコン)を中心にして構成されていて、車両の車速パルス信号を出力する車速センサー40を備えている。また、同図のように、暴走防止装置200は、アクセル開度取得手段110とタイマー手段120と、アクセル開度低減制御手段100とを備えている。アクセル開度取得手段110は、アクセル開度信号出力手段10の出力信号のレベルに見合う電圧の大きさに応じたアクセル開度を取得する。タイマー手段120はタイマー回路によって構成されている。アクセル開度低減制御手段100は、アクセル開度信号出力手段10とECU30とを接続する信号路に割り込む状態でそれら両者の相互間に介在されている。
図2は、暴走防止装置200を搭載した車両のエンジン出力制御系統の配線接続図である。同図において、暴走防止装置200はROM及びRAMを内蔵したマイコンを中心に構成されていて、この暴走防止装置200に図1に示したアクセル開度低減制御手段100、アクセル開度取得手段110及びタイマー手段120が内蔵されている。アクセル開度低減制御手段100はマイコンとアクセル開度低減制御プログラムとによって構成されている。暴走防止装置200には、アクセルペダル11に備えられたアクセル開度信号出力手段10によって出力されたアクセル信号を入力するためのアクセル信号路210がコネクタ211を介して接続されていると共に、暴走防止装置200から延び出た指令信号路220がコネクタ221を介してECU30に接続されている。この構成により、暴走防止装置200が、アクセル開度信号出力手段10とECU30とを接続する信号路に割り込む状態で、アクセルペダル11に備えられたアクセル開度信号出力手段10によって出力されたアクセル開度信号を入力する一方、前記入力したアクセル開度信号またはアクセル開度の疑似信号をECU30に出力できるように、それら両者の相互間に介在されていることになる。
さらに、暴走防止装置200は、車載バッテリーから延びる電源線240やアース線241が接続された電源回路(不図示)を有している。また、暴走防止装置200には、車速センサー40によって出力された車速パルス信号(車速信号)を入力するための車速信号路250や、ブレーキペダルのブレーキスイッチから延び出たブレーキ信号路260などが接続されている。
この実施形態に係る暴走防止装置200は、上記したようにアクセルペダル11及びアクセル開度信号出力手段10と、アクセル開度信号出力手段10によって出力されたアクセル開度信号に基いて走行駆動源50の出力を制御するECU30と、を備える車両に適用される。そして、アクセル開度取得手段110と、タイマー手段120と、アクセル開度低減制御手段100と、を備えていて、アクセル開度取得手段110により取得されたアクセル開度とこのアクセル開度の保持時間とが一定の条件を満たしたときにアクセル開度低減制御手段100がアクセル操作異常と判定し、実際のアクセル開度信号に換えて、アクセル開度を低減したアクセル開度擬似信号をECU30に出力する。擬似信号には、アクセル開度を全閉にする信号のほか、アクセル開度を直前のアクセル開度よりも低減した信号とが含まれる。
アクセル開度低減制御手段100は、アクセル開度取得手段110により取得したアクセル開度が予め
設定した一次閾値以上であるときにタイマー手段120による時間計測を開始させて、タイマー手段120による時間計測中にアクセル開度取得手段110により取得したアクセル開度が予め設定した二次閾値以上であり、かつ、タイマー手段120による時間計測値が予め設定した時間的閾値以上であるときにアクセル操作異常と判定する。このことを言い換えると、車両の走行時に、一次閾値以上のアクセル開度が、タイマー計測開始時点から予め設定した時間的閾値によって規定されている時間までの設定時間内で継続され、しかも、この設定時間を超える時間に亘って継続されたままになって、アクセル開度が二次閾値よりも小さくならないときには、アクセル操作異常と判定されて、実際のアクセル開度にかかわらず、アクセル開度を低減した擬似信号がECU30に出力されて車両の暴走が防止される。さらに言い換えると、設定時間内にアクセル開度が通常走行では起こり得ない程度に急激に増大したようなときにアクセル操作異常と判定され、実際のアクセル開度にかかわらず、アクセル開度を低減した擬似信号によりECU30が制御されて車両の暴走が防止される。
アクセル開度取得手段110により取得したアクセル開度についての予め設定した一次閾値は、タイマー手段120による時間計測の開始の条件となるアクセル開度の値である。したがって、この一次閾値は、通常の運転では急加速や急な坂道以外では、ほとんど使用されない大きなアクセル開度が設定される。また、タイマー手段120による時間計測中にアクセル開度取得手段110により取得したアクセル開度についての予め設定した二次閾値についても同様に、通常の運転では急加速や急な坂道以外では、ほとんど使用されない大きなアクセル開度が設定される。
アクセル開度低減制御手段100がアクセル操作異常と判定するために必要とされる一定の条件には、たとえば、通常走行時に、アクセル開度が全開になるまでアクセルが踏み込まれたままで、ドライバーがそのことに気づかずに一定時間が経過するような場合が含まれる。そして、この状況下でECU30に出力される擬似信号には、アクセル開度低減制御手段100によって出力されるアクセル開度を、実際のアクセル開度よりも低減させることのできるアクセル開度低減信号、たとえばアクセル開度が全閉であるときのアクセル開度信号が含まれる。したがって、上記した実施形態に係る急発進防止装置によると、ドライバーの意思に反して車両が暴走してしまうという事態が未然に防止される。
図3はアクセル開度低減制御手段100において実行されるアクセル開度低減制御プログラムのフロー図である。このアクセル開度低減制御プログラムは、図1を参照して説明した実施形態に係る暴走防止装置200の動作を実行するためのプログラムであり、車両のイグニッションオンモードで繰り返し実行される。
車両のイグニッションオンモードが開始すると、図3のアクセル開度低減制御プログラムにおいて、第1ステップS1でアクセル開度取得手段110によりアクセル開度を取得し、この第1ステップS1で取得したアクセル開度が予め設定した一次閾値以上であるときに、タイマー手段120による時間計測が開始される第2ステップS2に進む。第1ステップS1で取得されたアクセル開度が一次閾値よりも小さいときには、アクセル開度を低減する必要がないため、以降の処理を行わずに本プログラムの最初に戻り、本プログラムが繰り返される。次に、第3ステップS3でアクセル開度取得手段110によりアクセル開度を取得し、この第3ステップS3で取得したアクセル開度が予め設定した二次閾値以上であるときに、タイマー手段120による時間計測値を取得する第4ステップS4に進み、第4ステップS4で取得した時間計測値が予め設定した時間的閾値以上であるとき、言い換えると、設定時間を超えたときにアクセル操作異常と判定し、実際のアクセル開度にかかわらず、アクセル開度を低減した擬似信号がECU30に出力される。第4ステップS4で取得した時間計測値が予め設定した時間的閾値より短いときには上記第3ステップに戻る。
ここで説明したアクセル開度低減制御プログラムが実行されると、たとえば、車両の通常速度での走行中に、ドライバーがアクセルペダルをブレーキペダルと踏み間違えたり意識を失ったりして、一定時間を超えてアクセルペダルの踏み込み幅が過大になったままになったようなときに、アクセル開度を強制的に全閉又は直前のアクセル開度よりも小さくする制御プログラムが実行されて車両の暴走が未然に防止される。
図3のアクセル開度低減制御プログラムには、擬似信号がECU30に出力された後に、当該擬似信号がECU30に出力されなくするするための擬似信号割り込み解除ステップFが含まれている。この擬似信号割り込み解除ステップFでは、ECU30に擬似信号が送られた後に、第5ステップS5でアクセル開度取得手段110がアクセル開度を取得する。第5ステップS5で取得されたアクセル開度が全閉でないときには第5ステップS5に戻る。第5ステップS5で取得されたアクセル開度が全閉であるときには擬似信号がECU30に送られなくなる。
10 アクセル開度信号出力手段
11 アクセルペダル
12 アクセル開度検出センサー
30 エンジンコントロールユニット(ECU)
50 走行駆動源
100 アクセル開度低減制御手段
110 アクセル開度取得手段
120 タイマー手段
S1 第1ステップ
S2 第2ステップ
S3 第3ステップ
S4 第4ステップ
F 擬似信号割り込み解除ステップ

Claims (3)

  1. アクセルペダル及びアクセル開度信号出力手段と、アクセル開度信号出力手段によって出力されたアクセル開度信号に基いて走行駆動源の出力を制御するエンジンコントロールユニットと、を備える車両に適用され、
    アクセル開度取得手段と、タイマー手段と、アクセル開度低減制御手段と、を備えていて、
    上記アクセル開度取得手段により取得されたアクセル開度とこのアクセル開度の保持時間とが一定の条件を満たしたときに上記アクセル開度低減制御手段がアクセル操作異常と判定し、実際のアクセル開度にかかわらず、アクセル開度を低減した擬似信号を上記エンジンコントロールユニットに出力する車両の暴走防止装置であって、
    上記アクセル開度低減制御手段は、上記アクセル開度取得手段により取得したアクセル開度が予め設定した一次閾値以上であるときに上記タイマー手段による時間計測を開始させて、上記タイマー手段による時間計測中に上記アクセル開度取得手段により取得したアクセル開度が予め設定した二次閾値以上であり、かつ、上記タイマー手段による時間計測値が予め設定した時間的閾値以上であるときにアクセル操作異常と判定する、ことを特徴とする車両の暴走防止装置。
  2. アクセルペダル及びアクセル開度信号出力手段と、アクセル開度信号出力手段によって出力されたアクセル開度信号に基いて走行駆動源の出力を制御するエンジンコントロールユニットと、を備える車両に適用され、
    アクセル開度取得手段と、タイマー手段と、アクセル開度低減制御手段と、を備えていて、
    上記アクセル開度取得手段により取得されたアクセル開度とこのアクセル開度の保持時間とが一定の条件を満たしたときに上記アクセル開度低減制御手段がアクセル操作異常と判定し、実際のアクセル開度にかかわらず、アクセル開度を低減した擬似信号を上記エンジンコントロールユニットに出力する車両の暴走防止装置であって、
    上記アクセル開度低減制御手段は、
    第1ステップで上記アクセル開度取得手段によりアクセル開度を取得し、この第1ステップで取得したアクセル開度が予め設定した一次閾値以上であるときに、上記タイマー手段による時間計測が開始される第2ステップに進み、
    次に、第3ステップで上記アクセル開度取得手段によりアクセル開度を取得し、この第3ステップで取得したアクセル開度が予め設定した二次閾値以上であるときに、上記タイマー手段による時間計測値を取得する第4ステップに進み、
    第4ステップで取得した時間計測値が予め設定した時間的閾値以上であるときにアクセル操作異常と判定し、
    第4ステップで取得した時間計測値が予め設定した時間的閾値より短いときには上記第3ステップに戻る、ことを特徴とする車両の暴走防止装置。
  3. 上記擬似信号がエンジンコントロールユニットに出力された後に、当該擬似信号がエンジンコントロールユニットに出力されなくするための擬似信号割り込み解除ステップを含む請求項2に記載した車両の暴走防止装置。
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