JP2021029726A - 浴室システム - Google Patents

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Abstract

【課題】音声操作の受付結果を使用者に容易に認識させること。【解決手段】実施形態に係る浴室システムは、浴室に設けられた複数の機器を音声で操作可能である。浴室システムは、音声収集部と、音報知部と、光報知部と、制御部とを備える。音声収集部は、使用者が発する音声を収集する。音報知部は、浴室内において音による報知を行う。光報知部は、浴室内において光による報知を行う。制御部は、音声収集部によって収集した使用者の音声に基づいて、複数の機器を制御する。制御部は、浴室の使用状況に基づいて使用者の音声操作に対する受付結果の報知方法を音報知部、および光報知部に切り替えて設定し、設定した報知方法によって受付結果を報知する。【選択図】図4

Description

開示の実施形態は、浴室システムに関する。
従来、浴室内を乾燥、暖房あるいは換気などを行う空調機器を音声操作する浴室システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−259941号公報
上記する浴室システムにおいては、音声操作に対する受付結果を報知することが考えられる。
しかし、上記する浴室システムにおいては、受付結果の報知方法については考慮されていない。そのため、受付結果を使用者が認識できないおそれがある。
実施形態の一態様は、音声操作の受付結果を使用者に容易に認識させる浴室システムを提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係る浴室システムは、浴室に設けられた複数の機器を音声で操作可能である。浴室システムは、音声収集部と、音報知部と、光報知部と、制御部とを備える。音声収集部は、使用者が発する音声を収集する。音報知部は、前記浴室内において音による報知を行う。光報知部は、前記浴室内において光による報知を行う。制御部は、前記音声収集部によって収集した前記使用者の音声に基づいて、前記複数の機器を制御する。前記制御部は、前記浴室の使用状況に基づいて前記使用者の音声操作に対する受付結果の報知方法を前記音報知部、および前記光報知部に切り替えて設定し、設定した報知方法によって前記受付結果を報知する。
浴室システムは、浴室の使用状況に合わせて、音声操作に対する受付結果を音や、光によって使用者に報知することができる。すなわち、浴室システムは、浴室の使用状況に合わせて、音声操作に対する受付結果の報知方法を切り替えることができる。そのため、浴室システムは、音声操作に対する受付結果を使用者に容易に認識させることができ、利便性を向上させることができる。
また、前記制御部は、前記複数の機器の使用状況に基づいて前記受付結果の報知方法を前記音報知部、および前記光報知部に切り替えて設定することを特徴とする。
浴室システムは、浴室機器の使用状況に合わせて、音声操作に対する受付結果の報知方法を切り替えることができる。例えば、浴室システムは、吐水装置や、AV機器の使用状況に合わせて、音声操作に対する受付結果の報知方法を切り替えることができる。そのため、浴室システムは、音声操作に対する受付結果を使用者に容易に認識させることができ、利便性を向上させることができる。
また、前記複数の機器は、吐水装置を含み、前記制御部は、前記吐水装置のシャワーが使用されている場合には、前記受付結果を前記音報知部によって報知することを特徴とする。
浴室システムは、吐水装置のシャワーが使用され、使用者が目をつぶっている場合、例えば、使用者が洗髪している場合に、受付結果を音により報知する。そのため、浴室システムは、使用者が光による報知を認識しにくい状況であっても、受付結果を使用者に認識させることができる。
また、前記複数の機器は、オーディオ装置を含み、前記制御部は、前記オーディオ機器が使用されている場合には、前記受付結果を前記光報知部によって報知することを特徴とする。
浴室システムは、AV機器が使用され、使用者が音による報知を認識しにくい状況であっても、受付結果を使用者に認識させることができる。また、浴室システムは、AV機器による音声と、受付結果を報知する音声とが重なることを抑制し、使用者に不快感を与えることを抑制することができる。
また、前記複数の機器は、吐水装置、およびオーディオ装置を含み、前記制御部は、前記吐水装置のシャワー、および前記オーディオ装置が使用されている場合には、前記受付結果を前記音報知部によって報知することを特徴とする。
浴室システムは、例えば、使用者が洗髪しており、使用者が光による報知を認識しにくい状況の場合に、受付結果を使用者に認識させることができる。
また、前記制御部は、前記吐水装置のシャワー、および前記オーディオ装置が使用されている場合には、前記オーディオ装置の音量を下げて、前記受付結果を前記音報知部によって報知することを特徴とする。
浴室システムは、吐水装置のシャワー、およびオーディオ装置が使用されている場合であっても、受付結果を使用者に認識させることができる。また、浴室システムは、オーディオ装置による音声が出力されている場合であっても、受付結果を音声によって使用者に認識させることができる。また、浴室システムは、オーディオ装置による音声と、受付結果を報知する音声とが大きい音量で重なることを抑制し、使用者に不快感を与えることを抑制することができる。
実施形態の一態様によれば、音声操作の受付結果を使用者に容易に認識させることができる。
図1は、実施形態に係る浴室ユニットの一例を示す模式斜視図である。 図2は、実施形態に係る浴室システムの構成の一例を示すブロック図である。 図3は、実施形態に係る制御装置の構成の一例を示すブロック図である。 図4は、実施形態に係る音声操作報知処理を説明するフローチャートである。
以下に、本開示による浴室システムを実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本開示による浴室システムが限定されるものではない。また、各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
また、以下に示す実施形態では、「一定」、「直交」、「垂直」あるいは「平行」といった表現が用いられる場合があるが、これらの表現は、厳密に「一定」、「直交」、「垂直」あるいは「平行」であることを要しない。すなわち、上記した各表現は、例えば製造精度、設置精度などのずれを許容するものとする。
<浴室ユニットの構成例>
まず、実施形態に係る浴室システム1が適用される浴室ユニット100の構成の一例について図1を参照して説明する。図1は、実施形態に係る浴室ユニット100の一例を示す模式斜視図である。
図1に示すように、実施形態に係る浴室ユニット100は、浴室101と、浴槽102と、シャワー103とを有する。浴室101は、複数の側壁パネル101a、天井パネル101bおよび床面パネル101cを有し、これらのパネル101a〜101cによって六面体形状の浴室空間を形成している。浴槽102およびシャワー103は、かかる浴室空間に配置される。
シャワー103は、散水板等を有するシャワーヘッドと、シャワーヘッドに水(湯)を供給するシャワーホースとを備える。シャワーヘッドは、側壁パネル101aに備え付けられたシャワーフックに保持される。
<浴室システムの構成例>
次に、上述した浴室ユニット100に適用される浴室システム1の構成の一例について図2を参照して説明する。図2は、実施形態に係る浴室システム1の構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、実施形態に係る浴室システム1は、マイク11と、スピーカ12と、リモコン13と、LED(Light Emitting Diode)14と、制御装置20と、浴室機器30とを備える。
マイク11、スピーカ12、リモコン13およびLED14は、浴室101の内部すなわち浴室空間に設けられる。たとえば、マイク11、リモコン13およびLED14は、浴室101の側壁パネル101aに設けられ、スピーカ12は、浴室101の天井パネル101bに設けられる。なお、これらの配置は、上記の例に限定されない。たとえば、リモコン13は、持ち運び可能であってもよい。
マイク11、スピーカ12、リモコン13およびLED14は、有線または無線により制御装置20と電気的に接続される。
マイク11は、使用者の音声を収集する音声収集部の一例である。マイク11によって収集された音声は、制御装置20へ入力される。
スピーカ12は、浴室101内において音による報知を行う音報知部の一例であり、制御装置20による制御に従って音声出力による情報提示を行う。また、スピーカ12は、後述するAV機器34による音声を出力する。スピーカ12は、使用者の音声操作に対する受付結果を音声により出力することができる。
リモコン13は、物理ボタンあるいはタッチパネルに表示されたソフトボタン等のボタンを複数有しており、使用者による接触操作(押下操作、タッチ操作等)を受け付ける。リモコン13は、使用者による音声操作に対する受付結果を報知するか否かを変更する接触操作を受け付ける。リモコン13によって受け付けられた接触操作の情報は、制御装置20に入力される。
LED14は、浴室101内において光による報知を行う光報知部の一例であり、制御装置20による制御に従って光による情報提示を行う。LED14は、使用者の音声操作に対する受付結果を光により出力することができる。LED14は、例えば、受付結果を報知しない場合には、消灯しており、受付結果を報知する場合には、点灯、または点滅する。
制御装置20は、浴室ユニット100に関連する各種の浴室機器30と有線または無線により電気的に接続される。
浴室機器30としては、吐水装置31、空調機器32、照明機器33およびAV機器34などの複数の機器が含まれる。
吐水装置31は、シャワー103、シャワー103の水栓装置および水栓装置に接続される給湯器を含む。給湯器は、たとえば浴室101の外部に設けられ、シャワー103の水栓装置に対し、設定された温度の湯を供給する。水栓装置は、たとえば電磁弁等を含んで構成され、上述した給湯器および給水源に接続される。水栓装置は、給水源から供給される水や給湯源から供給される湯の流量、混合比率等を調整することにより、シャワー103の吐止水、吐水温度、吐水流量等を制御する。
また、吐水装置31は、レバーやボタン等の操作部を備えている。操作部は、浴室101内に設けられており、使用者は、後述する音声操作以外に、かかる操作部を手動操作することによって、シャワー103の吐止水を切り替えたり、吐水温度や吐水流量を変更したりすることが可能である。
空調機器32は、たとえば浴室101の天井パネル101bに設けられる。空調機器32は、たとえば浴室換気暖房乾燥機であり、温風を吹き出して浴室101内を暖める暖房機能、風(例えば温風)を吹き出して浴室101内に吊るされた衣類等を乾燥させる乾燥機能、浴室101内を換気する換気機能等を有する。なお、これに限らず、空調機器32は、たとえば換気機能のみを有する換気扇であってもよい。
照明機器33は、たとえば浴室101の側壁パネル101aまたは天井パネル101bに設けられ、浴室101内を照明する。照明機器33は、調光機能を備えていてもよい。
AV機器34は、オーディオ装置であり、音声の再生機能を有する。なお、AV機器34は、映像の再生機能を有していてもよい。
浴室機器30としては、上記以外に、たとえば、マッサージ機器や洗浄機器等を含んでいてもよい。マッサージ機器は、たとえば浴槽102に設けられ、浴槽102内に水流や泡を発生させる。洗浄機器は、たとえば、浴室101の床面パネル101cに洗剤や水(湯)、除菌水等を散布する。
制御装置20は、マイク11を介して入力された音声情報、または、リモコン13を介して入力された接触操作情報に基づいて、上述した浴室機器30の動作を制御することができる。
たとえば、制御装置20は、使用者によってウェイクワードが発せられた後に、「シャワーを出して」という音声に基づき、吐水装置31を制御してシャワー103から吐水を開始させることができる。このように、実施形態に係る浴室システム1によれば、浴室機器30を音声で操作することができるため、使用者の利便性を向上させることができる。
音声操作が行われた場合には、音声操作に対する受付結果が報知される。音声操作の受付結果の報知方法としては、音による報知と、光による報知とが考えられる。
しかしながら、浴室101の使用状況によっては、音による報知、または光による報知を使用者が気付きにくいことがある。
そこで、実施形態に係る浴室システム1では、浴室101の使用状況に基づいて、音声操作に対する受付結果の報知方法を音による報知、および光による報知に切り替えて行うこととした。以下、この点について具体的に説明する。
<制御装置の構成例>
まず、実施形態に係る制御装置20の構成例について図3を参照して説明する。図3は、実施形態に係る制御装置20の構成の一例を示すブロック図である。なお、図3では、制御装置20が備える構成のうち音声操作に関連する構成を記載し、その他の構成については省略している。
図3に示すように、実施形態に係る制御装置20は、制御部21と、記憶部22とを備える。制御部21は、取得部21aと、認識部21bと、判定部21cと、操作部21dと、設定部21eと、報知部21fとを備える。なお、取得部21aと、認識部21bと、判定部21cと、操作部21dと、設定部21eと、報知部21fとは、統合されてもよく、複数に分けられてもよい。
なお、制御装置20は、たとえば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、入出力ポートなどを有するコンピュータや各種の回路を含む。
コンピュータのCPUは、たとえば、ROMに記憶された制御プログラムを読み出して実行することによって、制御部21の取得部21a、認識部21b、判定部21c、操作部21d、設定部21e、報知部21fとして機能する。取得部21a、認識部21b、判定部21c、操作部21d、設定部21e、報知部21fの少なくともいずれか一つまたは全部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、GPU(Graphics Processing Unit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアで構成されてもよい。
記憶部22は、たとえば、RAMやHDDに対応する。なお、制御装置20は、有線や無線のネットワークで接続された他のコンピュータや可搬型記録媒体を介して上記したプログラムや各種情報を取得してもよい。記録媒体としては、たとえばハードディスク(HD)、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD)、マグネットオプティカルディスク(MO)、メモリカードなどがある。
取得部21aは、マイク11によって収集された音を取得する。また、取得部21aは、各浴室機器30の使用状態に関する信号を取得する。例えば、取得部21aは、吐水装置31、およびAV機器34の使用状態に関する信号を取得する。また、取得部21aは、リモコン13による接触操作に関する信号を取得する。
認識部21bは、たとえば、記憶部22に記憶されている不図示の音声認識アプリケーションが制御部21によって実行されることにより実現される。認識部21bは、マイク11を介して取得された使用者の音声に対して音声認識処理を行うことによって音声の内容を特定する。たとえば、認識部21bは、使用者の音声をテキストデータに変換し、変換したテキストデータに基づき、操作の対象となる浴室機器30や操作の内容を特定する。なお、認識部21bは、使用者の音声データをネットワーク経由で音声認識サーバへ送信し、音声認識サーバによって音声データから変換されたテキストデータを音声認識サーバから受信してもよい。
判定部21cは、使用者による音声操作が行われたか否かを判定する。判定部21cは、ウェイクワードが発せられたか否かを判定する。
また、判定部21cは、使用者の音声操作に対する受付結果を報知するか否かを判定する。判定部21cは、リモコン13による設定結果に基づいて、使用者の音声操作に対する受付結果を報知するか否かを判定する。
また、判定部21cは、浴室機器30の使用状態を判定する。判定部21cは、吐水装置31のシャワー103が動作中であるか否かを判定する。すなわち、判定部21cは、シャワー103から吐水しているか否かを判定する。
また、判定部21cは、AV機器34が動作中であるか否かを判定する。例えば、判定部21cは、AV機器34によってスピーカ12から音が出力されているか否かを判定する。
操作部21dは、使用者による音声操作に基づいて浴室機器30を操作する。例えば、操作部21dは、音声操作が吐水装置31から湯を出す操作である場合には、吐水装置31を操作し、吐水装置31から湯を吐水させる。また、操作部21dは、音声操作が湯の温度を調整する操作である場合には、吐水装置31を操作し、湯の温度を調整する。また、操作部21dは、音声操作がAV機器34の音量を小さくする操作である場合には、AV機器34を操作し、スピーカ12から出力される音量を小さくする。
また、操作部21dは、吐水装置31によってシャワー103から吐水しており、かつAV機器34が動作している状態で、音声操作に基づいた受付結果を音によって報知する場合には、AV機器34の音量を下げる。なお、操作部21dは、吐水装置31によってシャワー103から吐水しており、かつAV機器34が動作している状態で、音声操作に基づいた受付結果を音によって報知する場合には、AV機器34の音量をゼロにし、消音してもよい。すなわち、AV機器34の音量を下げることには、消音することが含まれる。
設定部21eは、音声操作に対する受付結果の報知方法を設定する。設定部21eは、浴室101の使用状況に基づいて、受付結果の報知方法を設定する。浴室101の使用状況には、リモコン13における各種設定や、浴室機器30の使用状況が含まれる。
設定部21eは、リモコン13によって、音声操作に対する受付結果を報知設定が「OFF」になっている場合には、音声操作に対する受付結果を報知しない設定とする。設定部21eは、リモコン13によって、音声操作に対する受付結果を報知設定が「ON」になっている場合には、浴室機器30の使用状況に基づいて、受付結果の報知方法を設定する。浴室機器30の使用状況には、吐水装置31のシャワー103の動作状態や、AV機器34の動作状態が含まれる。
設定部21eは、吐水装置31のシャワー103から吐水している場合には、受付結果の報知方法を音による報知、すなわちスピーカ12による報知に設定する。
設定部21eは、吐水装置31のシャワー103から吐水しておらず、かつAV機器34が動作している場合には、受付結果の報知方法を光による報知、すなわちLED14による報知に設定する。
設定部21eは、吐水装置31のシャワー103から吐水しておらず、かつAV機器34が動作していない場合には、受付結果の報知方法を光、および音による報知に設定する。
このように、設定部21eは、浴室101の使用状況、具体的には浴室機器30の使用状況に基づいて使用者の音声操作に対する受付結果の報知方法をスピーカ12、およびLED14に切り替えて設定する。
報知部21fは、設定部21eにより設定された報知方法によって、音声操作に対する受付結果を報知する。
報知部21fは、報知方法が音による報知である場合には、スピーカ12から受付結果を出力する。例えば、音声操作がシャワー103の湯の温度を高くする操作である場合には、報知部21fは、「お湯の温度を高くします。」とする音声をスピーカ12から出力する。音声操作に対する受付結果の音声データは、記憶部22に記憶されている。
また、報知部21fは、報知方法が光による報知である場合には、LED14によって受付結果を出力する。例えば、LED14を点灯させたり、点滅させたりする。なお、音声操作に対するLED14の点灯処理や、点滅処理は、記憶部22に記憶されている。
<音声操作報知処理>
次に、実施形態に係る音声操作報知処理について、図4を参照し説明する。図4は、実施形態に係る音声操作報知処理を説明するフローチャートである。ここでは、音声操作に対する受付結果の報知に関する処理について説明し、報知に関係しない浴室機器30の制御についての説明は省略する。
制御装置20は、使用者によって音声操作が行われた否かを判定する(S100)。制御装置20は、音声操作が行われていない場合には、今回の処理を終了する。
制御装置20は、音声操作が行われた場合には、音声操作の内容を特定する(S101)。制御装置20は、音声操作に対する受付結果を報知するか否かを判定する(S102)。制御装置20は、音声操作に対する受付結果を報知しない場合には(S102:No)、今回の処理を終了する。
制御装置20は、音声操作に対する受付結果を報知する場合には(S102:Yes)、吐水装置31のシャワー103が動作中であるか否かを判定する(S103)。制御装置20は、シャワー103が動作中である場合には(S103:Yes)、AV機器34が動作中であるか否かを判定する(S104)。
制御装置20は、AV機器34が動作中である場合には(S104:Yes)、AV機器34の音量を下げ(S105)、受付結果を音によって報知する(S106)。具体的には、制御装置20は、受付結果を音声によりスピーカ12から出力する。AV機器34の音量は、音声操作に対する受付結果が報知された後に、元の音量に戻される。
なお、制御装置20は、シャワー103が動作中である場合に(S103:Yes)、AV機器34が動作中であるか否かを判定せずに、受付結果を音によって報知してもよい(S106)。すなわち、ステップSS104、およびS105は、省略されてもよい。
制御装置20は、AV機器34が動作中ではない場合には(S104:No)、受付結果を音によって報知する(S106)。
制御装置20は、吐水装置31のシャワー103が動作中ではない場合には(S103:No)、AV機器34が動作中であるか否かを判定する(S107)。
制御装置20は、AV機器34が動作中である場合には(S107:Yes)、受付結果を光によって報知する(S108)。具体的には、制御装置20は、LED14を点灯、または点滅させることによって、受付結果を報知する。
制御装置20は、AV機器34が動作中ではない場合には(S107:No)、受付結果を音、および光によって報知する(S109)。
<効果>
次に、実施形態に係る浴室システム1の効果について説明する。
浴室システム1は、浴室101に設けられた複数の浴室機器30を音声で操作可能である。浴室システム1は、マイク11と、スピーカ12と、LED14と、制御部21とを備える。マイク11は、使用者が発する音声を収集する。スピーカ12は、浴室101内において音による報知を行う。LED14は、浴室101内において光による報知を行う。制御部21は、マイク11によって収集した使用者の音声に基づいて、複数の浴室機器30を制御する。また、制御部21は、浴室101の使用状況に基づいて使用者の音声操作に対する受付結果に報知方法をスピーカ12、およびLED14に切り替えて設定し、設定した報知方法によって受付結果を報知させる。
これにより、浴室システム1は、浴室101の使用状況に合わせて、音声操作に対する受付結果を音や、光によって使用者に報知することができる。すなわち、浴室システム1は、浴室101の使用状況に合わせて、音声操作に対する受付結果の報知方法を切り替えることができる。そのため、浴室システム1は、音声操作に対する受付結果を使用者に容易に認識させることができ、使い勝手、すなわち利便性を向上させることができる。
また、制御部21は、複数の浴室機器30の使用状況に基づいて受付結果の報知方法をスピーカ12、およびLED14に切り替えて設定する。
これにより、浴室システム1は、浴室機器30の使用状況に合わせて、音声操作に対する受付結果の報知方法を切り替えることができる。例えば、浴室システム1は、吐水装置31や、AV機器34の使用状況に合わせて、音声操作に対する受付結果の報知方法を切り替えることができる。そのため、浴室システム1は、音声操作に対する受付結果を使用者に容易に認識させることができ、利便性を向上させることができる。
また、複数の浴室機器30は、吐水装置31を含む。制御部21は、吐水装置31のシャワー103が使用されている場合には、受付結果をスピーカ12によって報知する。
これにより、浴室システム1は、吐水装置31のシャワー103が使用され、使用者が目をつぶっている場合、例えば、使用者が洗髪している場合に、受付結果を音により報知する。そのため、浴室システム1は、使用者が光による報知を認識しにくい状況であっても、受付結果を使用者に認識させることができる。
また、複数の浴室機器30は、AV機器34を含む。制御部21は、AV機器34が使用されている場合には、受付結果をLED14によって報知する。
これにより、浴室システム1は、AV機器34が使用され、使用者が音による報知を認識しにくい状況であっても、受付結果を使用者に認識させることができる。また、浴室システム1は、AV機器34のよる音声と、受付結果を報知する音声とが重なることを抑制し、使用者に不快感を与えることを抑制することができる。
また、複数の浴室機器30は、吐水装置31、およびAV機器34を含む。制御部21は、吐水装置31のシャワー103、およびAV機器34が使用されている場合には、受付結果をスピーカ12によって報知する。
これにより、浴室システム1は、例えば、使用者が洗髪しており、使用者が光による報知を認識しにくい状況の場合に、受付結果を使用者に認識させることができる。
また、制御部21は、吐水装置31のシャワー103、およびAV機器34が使用されている場合には、AV機器34の音量を下げて、受付結果をスピーカ12によって報知する。
これにより、浴室システム1は、吐水装置31のシャワー103、およびAV機器34が使用されている場合であっても、受付結果を使用者に認識させることができる。また、浴室システム1は、AV機器34による音声が出力されている場合であっても、受付結果を音声によって使用者に認識させることができる。また、浴室システム1は、AV機器34による音声と、受付結果を報知する音声とが大きい音量で重なることを抑制し、使用者に不快感を与えることを抑制することができる。
<変形例>
上記実施形態では、光報知部の一例としてLED14を用いて説明したが、光報知部は、照明機器33であってもよい。例えば、光報知部が照明機器33である場合には、照明機器33を一時的に消灯させたり、点滅させたりすることによって、使用者の音声操作に対する受付結果を出力する。また、光報知部は、LED14に限られず、光を発する発光装置であればよい。
また、浴室システム1は、音声操作に対する受付結果の報知方法をリモコン13によって設定可能としてもよい。例えば、リモコン13によって、音による報知をON、OFFに切替可能としてもよく、また、光による報知をON、OFFに切替可能としてもよい。このように、浴室システム1は、浴室101の使用状況である、リモコン13による設定に基づいて受付結果の報知方法を設定してもよい。
これにより、浴室システム1は、音声操作に対する受付結果の報知方法を使用者が設定することができ、利便性を向上させることができる。
また、浴室システム1は、AV機器34の音量が所定音量以上であるか否かを判定してもよい。浴室システム1は、AV機器34の音量が所定音量以上である場合に、AV機器34が動作中であると判定する。浴室システム1は、例えば、AV機器34の音量が小さい場合には、音声操作に対する受付結果の報知方法を、音による報知に設定する。
これにより、浴室システム1は、AV機器34の音量が小さい場合には、音声操作に対する受付結果をスピーカから音声により出力し、受付結果を使用者に認識させることができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 浴室システム
11 マイク(音声収集部)
12 スピーカ(音報知部)
13 リモコン
14 LED(光報知部)
20 制御装置
21 制御部
30 浴室機器(複数の機器)
31 吐水装置
34 AV機器(オーディオ機器)
100 浴室ユニット
101 浴室
103 シャワー

Claims (6)

  1. 浴室に設けられた複数の機器を音声で操作可能な浴室システムにおいて、
    使用者が発する音声を収集する音声収集部と、
    前記浴室内において音による報知を行う音報知部と、
    前記浴室内において光による報知を行う光報知部と、
    前記音声収集部によって収集した前記使用者の音声に基づいて、前記複数の機器を制御する制御部と
    を備え、
    前記制御部は、
    前記浴室の使用状況に基づいて前記使用者の音声操作に対する受付結果の報知方法を前記音報知部、および前記光報知部に切り替えて設定し、設定した報知方法によって前記受付結果を報知する
    ことを特徴とする浴室システム。
  2. 前記制御部は、
    前記複数の機器の使用状況に基づいて前記受付結果の報知方法を前記音報知部、および前記光報知部に切り替えて設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の浴室システム。
  3. 前記複数の機器は、吐水装置を含み、
    前記制御部は、前記吐水装置のシャワーが使用されている場合には、前記受付結果を前記音報知部によって報知する
    ことを特徴とする請求項2に記載の浴室システム。
  4. 前記複数の機器は、オーディオ装置を含み、
    前記制御部は、前記オーディオ装置が使用されている場合には、前記受付結果を前記光報知部によって報知する
    ことを特徴とする請求項2に記載の浴室システム。
  5. 前記複数の機器は、吐水装置、およびオーディオ装置を含み、
    前記制御部は、前記吐水装置のシャワー、および前記オーディオ装置が使用されている場合には、前記受付結果を前記音報知部によって報知する
    ことを特徴とする請求項2に記載の浴室システム。
  6. 前記制御部は、前記吐水装置のシャワー、および前記オーディオ装置が使用されている場合には、前記オーディオ装置の音量を下げて、前記受付結果を前記音報知部によって報知する
    ことを特徴とする請求項5に記載の浴室システム。
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