JP2007264329A - 浴室装置及びそれに用いる音声操作システム - Google Patents

浴室装置及びそれに用いる音声操作システム Download PDF

Info

Publication number
JP2007264329A
JP2007264329A JP2006089561A JP2006089561A JP2007264329A JP 2007264329 A JP2007264329 A JP 2007264329A JP 2006089561 A JP2006089561 A JP 2006089561A JP 2006089561 A JP2006089561 A JP 2006089561A JP 2007264329 A JP2007264329 A JP 2007264329A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bathroom
voice
input
unit
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006089561A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4760477B2 (ja
Inventor
Akira Baba
朗 馬場
Kiyotaka Takehara
清隆 竹原
Kenji Okuno
健治 奥野
Shinpei Hibiya
新平 日比谷
Kenji Nakakita
賢二 中北
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2006089561A priority Critical patent/JP4760477B2/ja
Publication of JP2007264329A publication Critical patent/JP2007264329A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4760477B2 publication Critical patent/JP4760477B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)

Abstract

【課題】浴室外にいる人が音声による操作を実際に行いながら、浴室内にいる入浴者に操作方法を教えることができる浴室装置及び音声操作システムを提供する。
【解決手段】浴室装置Aは、複数の浴室機器Eと、浴室外部に設けた浴室外通話装置Fとの間で通話を行う浴室内通話装置Cと、所定の音声命令の音響的特徴を表す音響モデルを記憶する音響モデル記憶部13、浴室内通話装置CのマイクMC1を介して入力される話者の音声信号と音響モデル記憶部13に記憶された音響モデルとのパターンマッチングを行うことで音声命令の内容を認識する音声認識部14、および音声認識部14の認識結果にしたがって対応する浴室機器Eを操作する音声操作部15を具備した音声操作装置Dとで構成される。そして音声操作装置Dには、浴室外通話装置Fから浴室内通話装置Cへ入力される送話信号を音声認識部14側へ入力させる外部音声入力用スイッチ16を設けてある。
【選択図】図1

Description

本発明は、浴室装置及びそれに用いる音声操作システムに関するものである。
従来より、給湯器の給湯温度や浴槽に溜める湯の温度や量を設定したり、追い炊きや湯はりなどの操作を行うための給湯コントローラが浴室内に設置されている。
また近年、快適な入浴を実現するために、浴槽内に気泡を含んだジェット噴流を発生させるジェット噴流設備や、浴室内の暖房、換気、浴室乾燥を行う換気暖房乾燥設備や、映像あるいは音楽などを視聴するための映像音響設備が浴室内に設置されており、これらの設備を操作するためのコントローラも浴室装置として設置されていた。そのため浴室内には給湯コントローラとは別に、ジェット噴流設備、換気暖房乾燥設備、映像音響設備などの浴室機器をそれぞれ制御するための複数のコントローラが設置されることになり、コントローラの数が増えて、広い設置スペースを必要とするという問題があった。またコントローラの数が増えると、それぞれのコントローラの使用方法を覚えなければならず、使用方法の習熟に時間を要し、また複数のコントローラを操作するため使い勝手が悪かった。
そこで、例えば特許文献1に示されるような音声認識装置を用い、各種の浴室機器を制御するために使用者が音声で命令を発すると、その音声を認識して、操作対象の浴室機器を操作するようにした浴室装置および音声操作システムが提案されている。
特開2004−117724号公報(段落番号[0025]〜[0032]、及び、図1)
上述の浴室装置および音声操作システムは、浴室内の話者(入浴者)が発した音声を認識して操作対象の浴室機器を制御するのであるが、操作対象の浴室機器が増えると、使用する命令語の数も増加するため、全ての命令語を覚えていない場合は、所望の浴室機器を音声により操作することができなかった。操作対象の浴室機器を操作する命令語を覚えていない場合は取扱説明書などで確認しなければならないが、入浴中のため取扱説明書を確認する作業が困難であった。また他の家人と一緒に操作をしながら操作方法を教えてもらうことも考えられるが、入浴中は着衣を身につけていないため、他の家人に操作を教えてもらうのは恥ずかしく、抵抗感があった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、浴室外にいる人が音声による操作を実際に行いながら、浴室内にいる入浴者に操作方法を教えることができる浴室装置及びそれに用いる音声操作システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、浴室に設けられた複数の浴室機器と、浴室内に音声を出力する音声出力部および浴室内の音声が入力される音声入力部を具備し、浴室外部に設けた浴室外通話装置との間で通話を行うための浴室内通話装置と、所定の音声命令の音響的特徴を表す音響モデルを記憶する音響モデル記憶部、音声入力部を介して入力される話者の音声信号と音響モデル記憶部に記憶された音響モデルとのパターンマッチングを行うことによって音声の内容を認識する音声認識部、および音声認識部により認識された音声信号の内容にしたがって対応する浴室機器を操作する音声操作部を具備した音声操作装置と、を備え、音声操作装置に、浴室外通話装置から浴室内通話装置へ入力される送話信号を音声認識部に入力させる外部音声入力手段を設けたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、外部音声入力手段が、浴室内通話装置に入力された送話信号を、音声認識部に直接入力させることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、外部音声入力手段を、浴室内通話装置に入力された送話信号を音声出力する音声出力部と、音声出力部から音声出力された送話音声が入力されて、入力された送話音声を音声認識部に出力する音声入力部とで構成したことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかの発明において、浴室外通話装置には、切替操作に応じて音声操作の可否を切り替える切替信号を浴室内通話装置に出力する操作可否切替手段が設けられ、外部音声入力手段は、操作可否切替手段より音声操作を可能にする切替信号が入力されると送話信号を音声認識部に入力させ、音声操作を不可にする切替信号が入力されると送話信号の音声認識部への入力を停止することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れか1項に記載の浴室装置に用いられる音声操作システムであって、音声操作装置と浴室内通話装置とを備えて成ることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、浴室外通話装置に対して浴室外にいる話者が浴室機器を操作する音声命令を話すと、この音声命令が浴室内通話装置の音声出力部から出力されて、浴室内にいる入浴者に聞こえると同時に、外部音声入力手段により音声認識部に入力され、音声認識部が音声認識を行い、その認識結果に基づいて音声操作部が対応する浴室機器を操作するので、浴室内にいる入浴者は、所望の操作を行わせる音声命令を聞きながら、音声命令により操作される状態を確認することで、所望の操作を行わせる音声命令を容易に覚えることができる。しかも、操作方法を教えてくれる人と直接対面しなくても良いので、抵抗感を感じることなく操作を教えてもらうことができる。
請求項2の発明によれば、外部音声入力手段は、浴室内通話装置に入力された送話信号を、音声認識部に直接入力しているので、送話信号が、浴室内の雑音や反響音の影響を受けて変形することがなく、音声認識部による誤認識の発生を低減することができる。
請求項3の発明によれば、浴室外の話者が浴室外通話装置に音声命令を話すと、話者が発した音声命令が浴室内通話装置の音声出力部から音声出力されるとともに、音声出力された音声命令が音声入力部を介して音声認識部に入力されるので、浴室内にいる人物が実際に聞いた音声により対象の浴室機器を操作することができる。
請求項4の発明によれば、浴室外にいる話者が浴室外通話装置に設けた操作可否切替手段を用いて音声操作を可能にした場合のみ、浴室外の話者が発した音声により浴室機器の操作が行えるので、浴室外の話者が、浴室内の人物と通話をする際に、浴室機器の操作を意図せずに発した言葉で浴室機器が操作されるのを防止することができる。
請求項5の発明によれば、請求項1乃至4の何れか1項に記載の音声操作装置と浴室内通話装置とを備えており、浴室外通話装置に対して浴室外にいる話者が浴室機器を操作する音声命令を話すと、この音声命令が浴室内通話装置の音声出力部から出力されて、浴室内にいる入浴者に聞こえると同時に、外部音声入力手段により音声認識部に入力され、音声認識部が音声認識を行い、その認識結果に基づいて音声操作部が対応する浴室機器を操作するので、浴室内にいる入浴者は、所望の操作を行わせる音声命令を聞きながら、音声命令により操作される状態を確認することで、所望の操作を行わせる音声命令を容易に覚えることができる音声操作システムを提供できる。しかも、操作方法を教えてくれる人と直接対面しなくても良いので、抵抗感を感じることなく操作を教えてもらうことができる音声操作システムを提供できる。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
本発明の実施形態1を図1〜図3に基づいて説明する。図2は本発明にかかる浴室装置Aを適用した浴室1の構成を模式的に示した図であり、浴室1の内部には出入り口2に近い側に洗い場3が設けられ、出入り口2から遠い側に浴槽4が設置されている。浴槽4には、浴槽4に湯を張った状態で気泡を含むジェット噴流を発生させるジェット噴流発生装置(図示せず)が設けられている。また浴室1の天井5には、浴室1内の換気、暖房或いは浴室乾燥を行うための換気乾燥暖房機6と、浴室1内の照明を行う照明器具7とがそれぞれ設置されている。また浴室1の横壁8aには、洗い場3側にシャワー設備9が設けられ、浴槽4側にテレビやビデオを視聴するための浴室テレビ10が設置されている。また浴室1内の浴槽4に沿った横壁8bには、本発明の音声認識機能を有するコントローラ11が設置されている。また浴室1の室外には、浴槽4内に溜める湯やシャワー設備9から出湯する湯を供給するための給湯機(図示せず)が設置されている。
図3はコントローラ11の外観図であり、前面の形状が矩形状に形成されたボディ20を有し、ボディ20の前面を横壁8bの表面に露出させた状態で横壁8bに配設されている。ボディ20の前面には、給湯器の動作状態や給湯温度の設定値などを示す液晶モニタ21と、動作表示のための発光ダイオードLEDと、マイクMCと、スピーカSPとが配置されている。またボディ20の前面において、液晶モニタ21の右側には、動作モードを設定モードに切り替えるためのメニュー釦22aと、設定項目や設定値を決定するための確定釦22bと、1つ前の操作状態に戻すために操作する復帰釦22cとが上下に並べて配置されており、各操作釦22a〜22cの前面には例えば「メニュー」「確定」「戻る」などの操作内容を示す文字が表示されている。さらに操作釦22a〜22cの下側には、設定モードにおいて設定項目を選択したり、設定値を変更したりするための上下左右のカーソル釦23a〜23dが配置されている。またボディ20の前面において、液晶モニタ21の左側には、例えば台所などに別置されたコントローラ(図示せず)からの操作に対して浴室側のコントローラ11による操作を優先させるために操作する優先釦22dと、浴槽4内に溜められている湯を温める際に押操作する追いだき釦22eと、浴槽4内に所定温度の湯を所定量溜める際に押操作するふろ自動釦22fと、浴室外(例えば台所)に別置された後述の浴室外通話装置Fとの間でインターホン通話を行う際に操作する通話釦22dとが上下に並べて配置されており、各操作釦22d〜22gの前面には例えば「優先」「追いだき」「ふろ自動」「通話」といった操作内容を示す文字がそれぞれ表示されている。
また図1はコントローラ11の要部のブロック図であり、浴室外通話装置Fとの間で音声通話を行う構成と音声命令の認識処理を行って浴室機器Eの操作を行う構成のみを図示してある。すなわち図1は浴室装置Aに適用される音声操作システムB(浴室内通話装置Cおよび音声操作装置Dからなる)の概略構成を示している。
浴室内通話装置Cは、図1に示すように浴室1内に設けられて入力された音声を電気信号に変換するマイクMC1(音声入力部)と、入力された電気信号を音声に変換して浴室1内に音声出力するスピーカSP1(音声出力部)と、2線−4線変換回路24と、回線(2線の伝送路)からの受話信号を増幅してスピーカSP1に出力するスピーカアンプ25と、マイクMC1により電気信号に変換された回線への送話信号を増幅するマイクロホンアンプ26と、音響エコーキャンセラ27とで構成される。音響エコーキャンセラ27は適応フィルタ28と減算器29からなる従来周知の構成を有し、スピーカSP1−マイクMC1間の音響結合により形成される帰還経路(音響エコー経路)L1のインパルス応答を適応フィルタ28により適応的に同定し、参照信号(スピーカSP1への入力信号)から推定したエコー成分(音響エコー)を減算器29によりマイクMC1の出力信号から減算することでエコー成分を相殺して抑圧するものである。
音声操作装置Dは、スピーカアンプ25への入力信号が外部音声入力用スイッチ16を介して入力されるとともに、マイクロホンアンプ26の出力信号が入力され、入力された電気信号(アナログ信号)をデジタル信号に変換するA/D変換部12と、所定の音声命令の音響的特徴を表す音響モデルが予め登録された音響モデル記憶部13と、A/D変換部12から入力される音声信号と音響モデル記憶部13に登録された音響モデルとをパターンマッチングすることによって音声命令の内容を認識する音声認識部14と、音声認識部14の認識結果に基づいて対応する浴室機器E(換気乾燥暖房機6、照明器具7、浴室テレビ10、給湯機18、ジェット噴流発生装置19など)を操作する音声操作部15とを備えている。
マイクMC1は、使用者の発した音声を電気信号に変換するために用いられ、このようなマイクMC1としてはコンデンサマイクや圧電マイクなど使用状態や使用環境に応じて適宜のものを使用することができる。
音響モデル記憶部13には、浴室機器を操作するために用いる音声命令の認識処理に必要な音響モデルが格納されており、音響モデルとしては、例えば人間の発声の小さな単位(音素)の音響的特徴を表す隠れマルコフモデル(HMM)などが用いられる。
外部音声入力用スイッチ16は、後述の浴室外通話装置Fから入力される切替信号に応じてオン/オフが切り替わり、浴室外通話装置Fから回線を介して浴室内通話装置Cに入力された音声信号(スピーカアンプ25への入力信号)のA/D変換部12への入力を許可する状態と、入力を停止する状態とが切り替えられるようになっている。
一方、浴室の外部(例えば台所など)に設置される浴室外通話装置Fは、入力された音声を電気信号に変換するマイクMC2と、入力された電気信号を音声に変換して出力するスピーカSP2と、2線−4線変換回路30と、マイクMC2により電気信号に変換された回線(2線の伝送路)への送話信号を増幅するマイクロホンアンプ31と、回線からの受話信号を増幅してスピーカSP2に出力するスピーカアンプ32と、音響エコーキャンセラ33とで構成される。音響エコーキャンセラ33は適応フィルタ34と減算器35からなる従来周知の構成を有し、スピーカSP2−マイクMC2間の音響結合により形成される帰還経路(音響エコー経路)L2のインパルス応答を適応フィルタ34により適応的に同定し、参照信号(スピーカSP2への入力信号)から推定したエコー成分(音響エコー)を減算器35によりマイクMC2の出力信号から減算することでエコー成分を相殺して抑圧するものである。
次に本発明に係る音声操作システムBを用いる浴室装置Aの動作について説明する。先ず、浴室内通話装置Cと浴室外通話装置Fとの間で内線通話を行う場合の動作について説明する。コントローラ11に設けた通話釦22d又は浴室外通話装置Fに設けた通話釦(図示せず)を押操作すると、浴室内通話装置Cと浴室外通話装置Fとの間で通話路が所定時間形成され、浴室内通話装置CのマイクMC1に入力された音声が、浴室外通話装置FのスピーカSP2から出力されるとともに、浴室外通話装置FのマイクMC2に入力された音声が浴室内通話装置CのスピーカSP1から出力され、両通話装置C,Fを用いて音声通話を行えるようになっている。ここで、各通話装置C,Fに設けた音響エコーキャンセラ27,33により、それぞれ、スピーカSP1−マイクMC1間の音響結合やスピーカSP2−マイクMC2間の音響結合によって形成される帰還信号が抑圧されるようになっている。なお従来周知の音声スイッチを2つの音響エコーキャンセラ27,33の間の送受話路に設けても良く、その動作原理は基本的に同様であるので、詳しい説明は省略する。
また浴室1内の人物が浴室機器Eを音声により操作する場合の動作について説明する。浴室内通話装置Cでは、上述の通話釦22dが押操作されていない場合でも、マイクMC1により入力された音声を電気信号に変換し、マイクロホンアンプ26で増幅してA/D変換部12に入力している。この時、音声認識部14が、A/D変換部12によりA/D変換された音声信号と、音響モデル記憶部13に記憶された音響モデルとのパターンマッチングを行うことで、浴室内の人物が発した音声の内容を認識しており、認識結果に基づいて音声操作部15が対応する浴室機器Eの操作を行うのである。なお通話釦22dが押操作されていなければ、2線−4線変換回路24から回線へは音声信号が出力されないようになっている。
また更に浴室外の人物が、浴室外通話装置Fに音声命令を入力して、浴室機器Eを音声により操作する場合の動作について説明する。浴室外通話装置Fには、切替操作に応じて音声操作の可否を切り替える切替信号を浴室内通話装置C(外部音声入力用スイッチ16)に出力する操作可否切替釦36が設けられており、浴室外部から音声操作を行う場合は外部音声入力用スイッチ16を閉極させて、送話信号を音声認識部14に入力させる側に操作可否切替釦36を切り換える。この時、浴室外部の話者が浴室外通話装置FのマイクMC2に向かって所定の音声命令を話すと、マイクMC2によって電気信号に変換された音声信号がマイクロホンアンプ31により増幅され、2線−4線変換回路30を介して回線に出力される。回線に送出された音声信号は、2線−4線変換回路24を介してスピーカアンプ25に入力され、スピーカアンプ25で増幅されてスピーカSP1から出力されるとともに、2線−4線変換回路24と外部音声入力用スイッチ16とを介してA/D変換部12に入力され、A/D変換部12によりA/D変換された後、音声認識部14が音声認識を行い、その認識結果に基づいて音声操作部15が対応する浴室機器Eを操作するのである。
このように外部音声入力用スイッチ16が閉極している状態では、浴室外の話者が浴室外通話装置FのマイクMC2に向かって話した音声命令が、外部音声入力用スイッチ16を介して直接A/D変換部12に入力されるようになっており、浴室外の話者が話した音声命令により浴室機器Eの音声操作が行えるのである。而して、浴室内にいる入浴者が浴室機器Eを動作させるための音声命令を知らない場合には、浴室外にいる話者が浴室外通話装置Fに所定の音声命令を話すことで、操作対象の浴室機器Eを動作させることができ、且つ浴室外の話者が話した音声命令は浴室内通話装置CのスピーカSP1から音声出力されるので、浴室内にいる話者に音声命令を教えることができる。しかも浴室内の使用者に操作方法を教える際に、浴室内の使用者と対面することなく、浴室の外部(浴室外通話装置Fの設置場所)から操作方法を教えることができるので、浴室内の使用者も浴室の外部にいる人も抵抗感を感じることがない。さらに操作可否切替釦36の操作により外部音声入力用スイッチ16を開極させた状態では、浴室外の話者が浴室外通話装置FのマイクMC2に向かって話した音声がA/D変換部12に入力されないので、浴室外の話者が、浴室内の人物と通話をする際に、浴室機器Eの操作を意図せずに発した言葉で浴室機器Eが操作されることがない。
(実施形態2)
本発明の実施形態2を図4に基づいて説明する。尚、浴室外の話者が話した音声をA/D変換部12に入力する経路が実施形態1と異なる点を除いては実施形態1と略同様であるので、共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
上述の実施形態1では、浴室外通話装置Fから入力された音声信号を外部音声入力用スイッチ16を介して直接A/D変換部12に入力しているのに対して、本実施形態では浴室外通話装置Fから入力された音声信号をスピーカSP1により音声出力させ、この時マイクMC1から入力された音声信号をA/D変換部12に入力するようにしている。すなわち、音声操作操作Dでは、マイクMC1から出力される音声信号を外部音声入力用スイッチ16を介してA/D変換部12に入力するとともに、マイクロホンアンプ26の出力信号をA/D変換部12に入力している。
以下に、本発明に係る浴室装置Aを用いて、浴室外部から浴室機器Eを音声操作する場合の動作について説明する。通常は外部音声入力用スイッチ16を開極させており、この状態(浴室外部からの音声操作を停止した状態)では、浴室内にいる話者の音声が、マイクMC1により電気信号に変換され、減算器29でエコー成分を減算した後、マイクロホンアンプ26で増幅されて、A/D変換部12に入力される。一方、浴室外の話者の音声は、スピーカSP1から出力された後、マイクMC1により電気信号に変換されるが、減算器29でエコー成分が減算されるため、A/D変換部12に入力されることはない。すなわち、外部音声入力用スイッチ16を開極させた状態では、浴室内部の話者が発した音声命令による音声操作は可能であるが、浴室外部からの音声操作を行えないようになっている。
一方、浴室外通話装置Fに設けた操作可否切替釦36の操作により外部音声入力用スイッチ16を閉極させた状態(浴室外部からの音声操作を許可する状態)では、浴室外部の話者が浴室外通話装置FのマイクMC2に向かって所定の音声命令を話すと、マイクMC2により電気信号に変換された音声信号がマイクロホンアンプ31により増幅され、2線−4線変換回路30を介して回線に出力される。回線に送出された音声信号は2線−4線変換回路24を介してスピーカアンプ25に入力され、スピーカアンプ25で増幅された後、スピーカSP1から音声出力される。そして、スピーカSP1から出力された音声がマイクMC1に入力されて電気信号に変換されると、この電気信号が外部音声入力用スイッチ16を介してA/D変換部12に入力されてA/D変換された後、音声認識部14が音声認識を行い、その認識結果に基づいて音声操作部15が対応する浴室機器Eを操作するのである。
上述のように外部音声入力用スイッチ16が閉極している状態では、浴室外の話者が浴室外通話装置FのマイクMC2に向かって話した音声命令が、浴室内通話装置CのスピーカSP1から音声出力された後、マイクMC1により電気信号に変換され、外部音声入力用スイッチ16を介してA/D変換部12に入力されるようになっており、浴室外の話者の音声命令により浴室機器Eの音声操作が行えるのである。而して、浴室内にいる使用者が浴室機器Eを動作させるための音声命令を知らない場合には、浴室外にいる話者が浴室外通話装置Fに所定の音声命令を話すことで、操作対象の浴室機器Eを動作させることができ、且つ浴室外の話者が話した音声命令は浴室内通話装置CのスピーカSP1から音声出力されるので、浴室内にいる話者に音声命令を教えることができる。しかも浴室内の使用者に操作方法を教える際に、浴室内の使用者と対面することなく、浴室の外部(浴室外通話装置Fの設置場所)から操作方法を教えることができるので、浴室内の使用者も浴室の外部にいる人も抵抗感を感じることがない。さらに操作可否切替釦36の操作により外部音声入力用スイッチ16を開極させた状態では、浴室外の話者が浴室外通話装置FのマイクMC2に向かって話した音声がA/D変換部12に入力されないので、浴室外の話者が、浴室内の人物と通話をする際に、浴室機器Eの操作を意図せずに発した言葉で浴室機器Eが操作されることもない。
なお浴室内通話装置Cと浴室外通話装置Fとの間で音声通話を行う場合の動作や、浴室内部の話者が音声命令を発して音声操作を行う場合の動作は実施形態1と同様であるので、その説明は省略する。
実施形態1の浴室装置のシステム構成を示すブロック図である。 同上の浴室装置の設置例を示す外観図である。 同上に用いるコントローラの正面図である。 実施形態2の浴室装置のシステム構成を示すブロック図である。
符号の説明
A 浴室装置
B 音声操作システム
C 浴室内通話装置
D 音声操作装置
E 浴室機器
F 浴室外通話装置
MC1,MC1 マイク
SP1,SP2 スピーカ
12 A/D変換部
13 音響モデル記憶部
14 音声認識部
15 音声操作部
16 外部音声入力用スイッチ
36 操作可否切替釦

Claims (5)

  1. 浴室に設けられた複数の浴室機器と、
    前記浴室内に音声を出力する音声出力部および浴室内の音声が入力される音声入力部を具備し、浴室外部に設けた浴室外通話装置との間で通話を行うための浴室内通話装置と、
    所定の音声命令の音響的特徴を表す音響モデルを記憶する音響モデル記憶部、前記音声入力部を介して入力される話者の音声信号と音響モデル記憶部に記憶された音響モデルとのパターンマッチングを行うことによって音声の内容を認識する音声認識部、および音声認識部により認識された音声信号の内容にしたがって対応する浴室機器を操作する音声操作部を具備した音声操作装置と、を備え、
    前記音声操作装置に、前記浴室外通話装置から前記浴室内通話装置へ入力される送話信号を音声認識部に入力させる外部音声入力手段を設けたことを特徴とする浴室装置。
  2. 前記外部音声入力手段が、前記浴室内通話装置に入力された送話信号を、前記音声認識部に直接入力させることを特徴とする請求項1記載の浴室装置。
  3. 前記外部音声入力手段を、前記浴室内通話装置に入力された送話信号を音声出力する前記音声出力部と、前記音声出力部から音声出力された送話音声が入力されて、入力された送話音声を前記音声認識部に出力する前記音声入力部とで構成したことを特徴とする請求項1記載の浴室装置。
  4. 前記浴室外通話装置には、切替操作に応じて音声操作の可否を切り替える切替信号を前記浴室内通話装置に出力する操作可否切替手段が設けられ、前記外部音声入力手段は、前記操作可否切替手段より音声操作を可能にする切替信号が入力されると前記送話信号を前記音声認識部に入力させ、音声操作を不可にする切替信号が入力されると前記送話信号の前記音声認識部への入力を停止することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の浴室装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載の浴室装置に用いられる音声操作システムであって、前記音声操作装置と前記浴室内通話装置とを備えて成ることを特徴とする音声操作システム。
JP2006089561A 2006-03-28 2006-03-28 浴室装置及びそれに用いる音声操作システム Expired - Fee Related JP4760477B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006089561A JP4760477B2 (ja) 2006-03-28 2006-03-28 浴室装置及びそれに用いる音声操作システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006089561A JP4760477B2 (ja) 2006-03-28 2006-03-28 浴室装置及びそれに用いる音声操作システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007264329A true JP2007264329A (ja) 2007-10-11
JP4760477B2 JP4760477B2 (ja) 2011-08-31

Family

ID=38637376

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006089561A Expired - Fee Related JP4760477B2 (ja) 2006-03-28 2006-03-28 浴室装置及びそれに用いる音声操作システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4760477B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020116166A (ja) * 2019-01-24 2020-08-06 Toto株式会社 浴室システム
JP2021029726A (ja) * 2019-08-27 2021-03-01 Toto株式会社 浴室システム
US20210080141A1 (en) * 2017-07-14 2021-03-18 Daikin Industries, Ltd. Air conditioner, air-conditioning system, communication system, control system, device control system, device management system, and sound information analysis system
JP2022109328A (ja) * 2018-06-15 2022-07-27 三菱電機株式会社 給湯リモコン及び通信システム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5762654A (en) * 1980-10-03 1982-04-15 Sanyo Electric Co Ltd Remote control system for electric apparatus
JP2002171352A (ja) * 2000-11-29 2002-06-14 Rb Controls Co 浴室用リモコン装置
JP2002267252A (ja) * 2001-03-12 2002-09-18 Rinnai Corp 給湯システム
JP2005090837A (ja) * 2003-09-17 2005-04-07 Noritz Corp 温水システム
JP2005156091A (ja) * 2003-11-28 2005-06-16 Noritz Corp 給湯システム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5762654A (en) * 1980-10-03 1982-04-15 Sanyo Electric Co Ltd Remote control system for electric apparatus
JP2002171352A (ja) * 2000-11-29 2002-06-14 Rb Controls Co 浴室用リモコン装置
JP2002267252A (ja) * 2001-03-12 2002-09-18 Rinnai Corp 給湯システム
JP2005090837A (ja) * 2003-09-17 2005-04-07 Noritz Corp 温水システム
JP2005156091A (ja) * 2003-11-28 2005-06-16 Noritz Corp 給湯システム

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20210080141A1 (en) * 2017-07-14 2021-03-18 Daikin Industries, Ltd. Air conditioner, air-conditioning system, communication system, control system, device control system, device management system, and sound information analysis system
JP2022040215A (ja) * 2017-07-14 2022-03-10 ダイキン工業株式会社 機器制御システム
CN114893887A (zh) * 2017-07-14 2022-08-12 大金工业株式会社 声音信息分析系统、空调机、信息处理装置、通信系统、设备控制系统、及设备管理系统
JP7295473B2 (ja) 2017-07-14 2023-06-21 ダイキン工業株式会社 機器制御システム
JP2022109328A (ja) * 2018-06-15 2022-07-27 三菱電機株式会社 給湯リモコン及び通信システム
JP7270813B2 (ja) 2018-06-15 2023-05-10 三菱電機株式会社 給湯リモコン及び通信システム
JP2020116166A (ja) * 2019-01-24 2020-08-06 Toto株式会社 浴室システム
JP2021029726A (ja) * 2019-08-27 2021-03-01 Toto株式会社 浴室システム
JP7283306B2 (ja) 2019-08-27 2023-05-30 Toto株式会社 浴室システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4760477B2 (ja) 2011-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101556173B1 (ko) 음성인식을 이용한 전자 기기 구동 장치 및 방법
CN105513596B (zh) 一种语音控制方法和控制设备
US20030138118A1 (en) Method for control of a unit comprising an acoustic output device
JP2006504130A (ja) 音声に基づく装置制御
JP4760477B2 (ja) 浴室装置及びそれに用いる音声操作システム
JP2009104020A (ja) 音声認識装置
JP2017203967A (ja) 音声出力制御装置、電子機器、および音声出力制御装置の制御方法
JP2009109587A (ja) 音声認識制御装置
CN106782522A (zh) 语音控制方法及语音控制系统
US20220366908A1 (en) Information processing apparatus and information processing method
JP2010078763A (ja) 音声処理装置、音声処理プログラム、およびインターホンシステム
WO2003107327A1 (en) Controlling an apparatus based on speech
KR100200635B1 (ko) 화상회의 시스템에서의 반향제어 장치 및 제어방법
JP4784366B2 (ja) 音声操作装置
JP7194900B2 (ja) 翻訳装置及び翻訳方法
JP2009109536A (ja) 音声認識システム及び音声認識装置
JP6876957B2 (ja) インターホンシステム
Takahashi et al. A case study of an automatic volume control interface for a telepresence system
JP4915665B2 (ja) 音声認識機能付き操作器
JP2007264327A (ja) 浴室装置及びそれに用いる音声操作装置
US20160352297A1 (en) System for automatic adjustment of audio volume during occupant communication and process thereof
IT201800010269A1 (it) Unità interna per impianti citofonici o videocitofonici con funzioni di assistente vocale
CN113488067B (zh) 回声消除方法、装置、电子设备和存储介质
JP6347029B2 (ja) インターホンシステム
JP2021092347A (ja) 給湯通信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081210

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100802

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101102

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110404

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110510

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110523

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140617

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140617

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees