JP2021028036A - エアマットレス - Google Patents

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    • G05D7/0676Control of flow characterised by the use of electric means specially adapted for fluid materials characterised by the type of regulator means by action on flow sources

Abstract

【課題】より快適なエアマットレスを提供する。【解決手段】実施形態によれば、エアマットレスは、エアセルを含むエアセル部と、前記エアセルの内圧を制御する制御部と、を含む。前記制御部は、前記エアセルの前記内圧が第1条件を満たした後に第2条件を満たしたときに、第1動作を実施する。前記第1条件は、前記内圧が第1値から前記第1値よりも低い第2値になり、前記第1値と前記第2値との差が第1しきい値以上であり、前記第1値から前記第2値までにおける前記内圧の時間に対する変化率が第2しきい値以上であることを含む。前記第2条件は、前記内圧が前記第1値から前記第2値に低下した後に、前記内圧が前記第2値よりも低い第3値になり、前記第2値と前記第3値との差が第3しきい値以上であることを含む。前記第1動作において、前記制御部は、前記内圧を前記第2値に向けて変化させる。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、エアマットレスに関する。
エアセルを用いたエアマットレスがある。エアマットレスにおいて、より快適なことが望まれる。
特開2008−307249号公報
本発明の実施形態は、より快適なエアマットレスを提供する。
実施形態によれば、エアマットレスは、エアセルを含むエアセル部と、前記エアセルの内圧を制御する制御部と、を含む。前記制御部は、前記エアセルの前記内圧が第1条件を満たした後に第2条件を満たしたときに、第1動作を実施する。前記第1条件は、前記内圧が第1値から前記第1値よりも低い第2値になり、前記第1値と前記第2値との差が第1しきい値以上であり、前記第1値から前記第2値までにおける前記内圧の時間に対する変化率が第2しきい値以上であることを含む。前記第2条件は、前記内圧が前記第1値から前記第2値に低下した後に、前記内圧が前記第2値よりも低い第3値になり、前記第2値と前記第3値との差が第3しきい値以上であることを含む。前記第1動作において、前記制御部は、前記内圧を前記第2値に向けて変化させる。
本発明の実施形態は、より快適なエアマットレスを提供できる。
図1(a)〜図1(c)は、第1実施形態に係るエアマットレスを例示する模式図である。 図2は、第1実施形態に係るエアマットレスの動作を例示する模式図である。 図3は、参考例のエアマットレスの動作を例示する模式図である。 図4(a)及び図4(b)は、実施形態に係るエアマットレスにおける動作を例示する模式図である。 図5は、実施形態に係るエアマットレスにおける動作を例示するグラフ図である。 図6は、実施形態に係るエアマットレスにおける動作を例示するフローチャート図である。 図7(a)〜図7(c)は、第3実施形態に係るエアマットレスの動作を例示する模式図である。
以下に、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚さと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
(第1実施形態)
図1(a)〜図1(c)は、第1実施形態に係るエアマットレスを例示する模式図である。
図1(a)は、実施形態に係るエアマットレス110を例示する斜視図である。図1(b)は、エアマットレス110の受付部60を例示する平面図である。図1(c)は、エアマットレス110の機能ブロック図である。
図1(a)に示すように、実施形態に係るエアマットレス110は、複数のエアセル11を含む。図1(c)に示すように、実施形態に係るエアマットレス110は、制御部72をさらに含む。
図1(a)に示すように、複数のエアセル11は、エアセル部10に含まれる。複数のエアセル11は、例えば、筒状である。
複数のエアセル11は、第1方向に沿って並ぶ。第1方向をX軸方向とする。X軸方向に対して垂直な1つの方向をZ軸方向とする。X軸方向及びZ軸方向に対して垂直な方向をY軸方向とする。
第1方向は、例えば、エアマットレス110に使用者が寝た時の、頭から足への方向に対応する。Y軸方向は、左右方向に対応する。Z軸方向は、エアマットレス110の下面から上面への方向に対応する。
図1(a)に示すように、この例では、エアセル部10の上(エアセル11の上)に、上層クッション部40が設けられる。上層クッション部40は、例えば、高分子発泡体を含む。高分子発泡体は、例えば、ウレタンフォームなどを含む。高分子発泡体は複数の孔を含む。
実施形態に係るエアマットレス110の使用時において、エアセル部10は、カバー部などで覆われても良い。カバー部などは、例えば、ポリエステルなどの材料を含む。
図1(a)に示すように、エアマットレス110は、ポンプ部31をさらに含む。ポンプ部31は、チューブ11pを介して、複数のエアセル11のそれぞれに接続される。ポンプ部31は、複数のエアセル11の給排気を行う。
図1(a)に示す例では、ポンプ部31の筐体中に、制御部72が設けられている。制御部72は、例えば、プロセッサなどを含んでも良い。制御部72は、筐体とは別の位置に設けられても良い。制御部72は、スマートフォン型(例えば携帯端末型)でも良い。
図1(c)に示すように、制御部72は、ポンプ部31と接続される。制御部72とポンプ部31との間の接続(例えば通信)は、有線及び無線の少なくともいずれかの任意の方法が適用できる。制御部72により、ポンプ部31が制御される。ポンプ部31の動作により、複数のエアセル11の内圧が制御される。実施形態において、「内圧」は、大気圧との差に対応する。例えば、「内圧」は、「ゲージ圧」に対応する。
図1(c)に示すように、例えば、圧力センサ31s(センサ)が設けられても良い。圧力センサ31sは、例えば、ポンプ部31の筐体中に設けられる。例えば、圧力センサ31sは、複数のエアセル11の内圧を検出可能である。1つの例において、複数のエアセル11のそれぞれに接続されたチューブ11pの内圧を検出することで、複数のエアセル11のそれぞれの内圧を検出できる。
図1(a)及び図1(b)に示すように、エアマットレス110は、受付部60をさらに含んでも良い。受付部60は、使用者の入力を受け付ける。受付部60は、例えば操作スイッチ(例えばリモートコントローラなど)である。制御部72は、受付部60が受け付けた入力に応じて、複数のエアセル11の内圧を制御する。受付部60は、制御部72(またはポンプ部31)と、有線及び無線の少なくともいずれかの任意の方法により接続される。この例では、受付部60は、制御部72(またはポンプ部31)と、ケーブル68により接続される。
図1(b)に示すように、例えば、受付部60に種々のボタン(表示入力部61及び62など)が設けられる。使用者がこれらのボタンを操作することで、複数のエアセル11のそれぞれの内圧が所望の状態に制御される。
図1(c)に示すように、記憶部78が設けられても良い。記憶部78に、使用者の希望する内圧が記憶されても良い。制御部72は、記憶部78に記憶されたデータに基づいて、複数のエアセル11の内圧を制御しても良い。データは、内圧の時間変化を含んでも良い。制御部72は、複数のエアセル11(複数のブロック)のそれぞれの内圧を、時間的に変化するように制御しても良い。
制御部72は、エアセル11の内圧が一定になるように制御しても良い。例えば、チューブ11pとエアセル11とのコネクタの接続部分などの隙間からエアが漏れる場合がある。これにより、例えば、内圧が1日あたり0.1kPa〜0.5kPa程度で低下する場合がある。例えば、エアの漏れによる内圧の低下を回復するために、制御部72は、定期的に内圧を調整しても良い。例えば、エアセル11の内圧が設定値の許容範囲よりも低くなったときに、制御部72は、ポンプ部31にエアセル11へのエアの供給を行わせる。これにより、内圧が許容範囲に入るような調整が行われる。エアの漏れに起因するエアセル11の内圧の低下は、ゆっくりである。
一方、エアセル11を含むエアセル部10の上に使用者が横たわると、エアセル11の内圧は、上昇する。そして、離床時(エアセル部10の上から使用者がいなくなる時)において、エアセル11の内圧は、急激に低下する。このような内圧の急激な低下が生じたときに、内圧の低下を回復するために内圧を上昇させると、使用者が再びエアセル部10の上に横たわったときに、内圧は、望む内圧よりも高くなる。これにより、違和感が生じる場合があることが分かった。違和感により、快適さが損なわれる場合がある。
実施形態においては、以下のように、内圧の上記のような急激な変化においては、内圧の低下を回復するような動作を行わない。これにより、より快適なエアマットレスが提供できる。以下、実施形態に係る動作の例について説明する。この動作は、例えば、制御部72により実施される。
図2は、第1実施形態に係るエアマットレスの動作を例示する模式図である。
図2の横軸は、時間tmである。縦軸は、エアセルの内圧Piである。
図2に示すように、制御部72は、第1動作OP1を実施する。第1動作OP1は、エアセル11の内圧Piが以下の第1条件を満たした後に以下の第2条件を満たしたときに、実施される。
第1条件は、内圧Piが第1値P1から第1値P1よりも低い第2値P2になり、第1値P1と第2値P2との差ΔP1が第1しきい値以上であり、第1値P1から第2値P2までにおける内圧Piの時間tmに対する変化率が第2しきい値以上であることを含む。
例えば、第1しきい値以上の内圧Piの差ΔP1が、第2しきい値以上の急峻度で生じた場合に、第1条件が満たされる。
図2の例では、第1時刻t1において第1条件が満たされる。例えば、第1時刻t1に使用者がエアマットレス110から離れる(離床)。これにより、第1条件が満たされる。例えば、5分から12時間の長さにおいて、差ΔP1が0.5kPa以上である時などに、第1条件が満たされると判断される。
図2の例では、第2時刻t2において第2条件が満たされる。第2条件は、内圧Piが第1値P1から第2値P2に低下した後に、内圧Piが第2値よりも低い第3値P3になり、第2値P2と第3値P3との差ΔP2が第3しきい値以上であることを含む。
例えば、第1時刻t1の後に、内圧Piがゆっくりと低下する。これは、例えば、エアセル11からのエアの漏れなどに起因する。そして、漏れに起因する内圧Piの変化量(差ΔP2)がしきい値(第3しきい値)以上になったとき(第2時刻t2)に、第2条件が満たされる。
このような第1条件の後の第2条件が満たされたときに、制御部は、第1動作OP1を実施する。第1動作OP1において、制御部72は、内圧Piを第2値P2に向けて変化させる。
例えば、第1条件だけが満たされたとき(例えば離床時)には、制御部72は、エアセル11の内圧Piを上昇させない。これにより、使用者が離床状態から再びエアマットレス110に乗ったのときに、内圧Piは、第2値P2から第1値P1に戻る。内圧Piが離床前の状態に戻ることで、違和感が抑制される。
一方、第1条件が満たされたとき(離床時)の後に、エアの漏れなどにより第2条件が満たされたときに、制御部72は、内圧Piを第2値P2に戻す。第2値P2は、離床時の内圧Piである。これにより、使用者が離床状態から再びエアマットレス110に乗ったときに、内圧Piは、第2値P2から第1値P1に戻る。内圧Piが離床前の状態に戻ることで、違和感が抑制される。
上記のような第1動作OP1により、より快適なエアマットレスが提供できる。
図2に示すように、第3時刻t3において、エアの漏れなどに起因して内圧Piが低下する。第3時刻t3においては、内圧Piの変化量(差ΔP2)がしきい値(第3しきい値)よりも小さい。このため、第3時刻t3においては、制御部72は、第1動作OP1を実施しない。
制御部72は、以下に説明する第2動作OP2をさらに実施しても良い。第2動作OP2は、エアセル11の内圧Piが以下の第3条件を満たしたときに、実施される。
第3条件は、内圧Piが第2値P2よりも高い第4値P4に上昇し、第4値P4と第2値P2との差ΔP3が、しきい値(第4しきい値)以上であることを含む。第4しきい値は、例えば、約0.4kPaなどである。
図2の例では、第4時刻t4において、第3条件が満たされる。例えば、第4時刻t4において、使用者がエアマットレス110の上に横たわる。これにより、エアセル11の内圧Piが上昇する。内圧Piの上昇は、使用者の体重による。
内圧Piの上昇量(差ΔP3)がしきい値(第4しきい値)以上のときに、制御部72は、第2動作OP2を実施する。第2動作OP2において、制御部72は、内圧Piを、第1値P1、または、設定された第5値P5に向けて変化させる。これにより、使用者がエアマットレス110の上に再び横になったときに、内圧Piは、所望の値(第1値P1または第5値P5)になる。これにより、使用者の好む硬さ(柔らかさ)の状態を、使用者に提供できる。
上記のような第2動作OP2により、さらに快適なエアマットレスが提供できる。
第1値P1は、第1時刻t1において第1条件が満たされたときの直前に検出された値でも良い。例えば、第1値P1は、第1条件が満たされるかどうかの判定に用いられた値でも良い。検出は、例えば圧力センサ31sにより行われる。検出された値(第1値P1)は、記憶部78などに記憶されても良い。
第5値P5は、例えば、所用者が受付部60(図1(b)参照)などを操作することで、設定される。図2に示すように、第1時刻t1よりも前において、内圧Piが第5値P5から徐々に低下しても良い。この内圧Piの低下は、例えば、エアの漏れなどに起因する。そして、第1時刻t1において、内圧Piが急激に変化する。第1値P1は、実質的に第5値P5と同じでも良い。第1値P1及び第5値P5の少なくともいずか、例えば、記憶部78などに記憶されても良い。
図2に示す第2時刻t2の後(この例では第5時刻t5)において、内圧Piが第2値P2よりも高くなる場合がある。例えば、エアマットレス110の上に、使用者よりも軽い物体(物品または子供など)が乗ったときに、このような内圧Piの上昇が生じる。第5時刻t5においては、内圧Piの上昇量(差ΔP3)がしきい値(第3しきい値)よりも小さい。このため、第5時刻t5においては、制御部72は、第2動作OP2を実施しない。この例では、第5時刻t5の後に、「軽い物体」が除去され、内圧Piは、例えば、実質的に第2値P2になる。この後、上記のように、第4時刻t4において、内圧Piの上昇量(差ΔP3)が第4しきい値以上になり、制御部72は、第2動作OP2を実施する。
第2値P2は、例えば、第1時刻t1において第1条件が満たされたときに検出された値である。検出は、例えば圧力センサ31sにより行われる。検出された値(第2値P2)は、記憶部78などに記憶されても良い。
制御部72は、記憶部78に記憶された第1値P1、第2値P2及び第5値P5に基づいて、上記の動作を実施しても良い。
既に説明したように、使用者の入力を受ける受付部60(図1(b)参照)が設けられても良い。このとき、受付部60がエアセル11の内圧Piを変更する入力を受けたときに、記憶部78に記憶された第1値P1及び第2値P2の少なくともいずれかがリセットされても良い。受付部60がエアセル11の内圧Piを変更する入力を受けたときに、記憶部78に記憶された第5値P5がリセットされても良い。
実施形態において、エアマットレス110は、第1値P1及び第2値P2を検出するセンサ(圧力センサ31s)をさらに含んでも良い。
図3は、参考例のエアマットレスの動作を例示する模式図である。
図3の横軸は、時間tmである。縦軸は、エアセルの内圧Piである。
図3に示す参考例のエアマットレス119において、第1時刻t1にエアセル11の内圧Piが、第1値P1から第2値P1に急激に低下する。この急激な低下は、例えば、使用者の離床などに起因する。この後、第6時刻t6において、内圧Piは、第2値P2からしきい値未満にさらに低下する。参考例においては、第6時刻t6において、内圧Piを例えば、第1値P1に上昇させる。参考例においては、エアの漏れに起因する内圧Piのゆっくりとした低下と、離床などに起因した内圧Piの急激な低下と、を区別しない。このため、第7時刻t7において使用者がエアマットレス119に横たわったときに、内圧Piが第1値P1よりもさらに上昇する。このため、エアマットレス119は、使用者が除く硬さよりも堅くなってしまう。使用者の望む状態が提供されない。
この例では、第7時刻t7以降において、内圧Piは、設定内圧の許容範囲を超える。このため、例えば、制御部72は、第8時刻において、内圧Piを低下させ、この例では、内圧Piは第1値P1となる。
このような参考例に比べて、実施形態に係るエアマットレス110においては、違和感を抑制できる。実施形態においては、より快適なエアマットレスを提供できる。
第1実施形態においては、例えば、内圧Piが急激に低下したときに、制御部72は、離床と判断する。このときの内圧Pi(第2値P2)は、例えば、「離床時内圧」に対応する。例えば、離床時内圧からの内圧Piの差について設定許容値が設けられる。例えば、自然な漏れが生じた場合は、制御部72は、離床時内圧までエアを供給する。一方、内圧Piが、離床時内圧よりもしきい値以上に上昇したときは、制御部72は、臥床と判断しても良い。その後は、元の設定内圧に対して設定許容値を設け、離床時内圧は、リセットされても良い。手動による操作またはプログラムにより内圧Piが変更された場合は、設定内値(第5値P5)、離床前内圧(第1値P1)及び離床時内圧(第2値P2)は、リセットされても良い。
第1実施形態において、例えば、離床時の値になるように内圧Piが調整される。このため、使用者が再び寝たときの違和感が抑制される。違和感が抑制されるため、内圧Piの設定(硬さの設定)の操作が不要になり、便利である。快適なエアマットレスを提供できる。
(第2実施形態)
第2実施形態においては、制御部72は、上記の第1動作OP1及び第2動作OP2などに加えて、以下に説明する第3動作をさらに実施する。
例えば、制御部72は、エアセル11の内圧Piが上記の第1条件を満たした後に、第3動作をさらに実施しても良い。
第3動作において、制御部72は、省エネルギー動作、及び、メンテナンス動作の少なくともいずれかを実施する。
第1条件が満たされたときは、例えば、離床に対応する。第1条件が満たされたときに、エアマットレス110は、自動で省エネ動作になる。または、第1条件が満たされたときに、エアマットレス110は、メンテナンス動作になる。メンテナンス動作においては、制御部72は、例えば、ポンプ部31を高出力で動作させてエアセル部10を乾燥させる。メンテナンス動作における出力は、例えば、第2動作OP2などに比べて高い。メンテナンス動作においては、例えば、第2動作OP2などに比べて騒音が大きい。
第2実施形態において、例えば、第2値P2が記憶部78に記憶されている時に、第2動作OP2とは異なる第3動作が行われる。第2実施形態においては、より快適でより便利なエアマットレスを提供できる。第3動作は、例えば、定められた時刻などに実施される。例えば、タイマーなどにより第3動作の実施が開始されても良い。
実施形態において、ポンプ部31は、DCポンプ31d(図1(c)参照)を含んでも良い。DCポンプ31dを用いることで、例えば、PWM(Pulse Width Modulation)制御が実施されても良い。以下に、PWM制御の例について説明する。
図4(a)及び図4(b)は、実施形態に係るエアマットレスにおける動作を例示する模式図である。
これらの図の横軸は、時間tmである。縦軸は、PWM制御信号の強度SigCを例示している。図4(a)は、デューティ比Dtが65%の場合に対応する。図4(b)は、デューティ比Dtが35%の場合に対応する。PWM制御信号は、例えば、制御部72、または、制御部72に制御された駆動回路からDCポンプ31dに供給される。PWM制御信号の強度SigCが高い状態の期間と、強度SigCが低い状態の期間と、の比により、DCポンプ31dによるエアセル11の給排気の量が制御できる。
図5は、実施形態に係るエアマットレスにおける動作を例示するグラフ図である。
図5の横軸は、デューティ比Dtである。縦軸は、給排気の圧力Pr(kPa)である。図5に示すように、デューティ比Dtが高いと、給排気の圧力Prが高くなる。PWM制御におけるデューティ比Dtを制御することで、ポンプの給排気量を制御できる。
実施形態において、ポンプ部31は、ACポンプを含んでも良い。ACポンプの動作により、エアセル11の内圧を制御できる。この場合、例えばACポンプへの印加電圧により、ACポンプの出力(例えば、給排気の圧力Pr)が制御される。ACポンプにおいて、位相制御により印可電圧を切り替えることができる。位相制御においては、周波数のばらつきの影響を受け、所望の動作が得にくくなる場合がある。
DCポンプを用いたPWM制御により、例えば、AC電源の変動(例えば周波数のばらつきなどを含む)の影響を実質的に受けることなく、必要な給排気の圧力に応じて、出力を精度良く制御できる。例えば、出力を最小限にできる。DCポンプを用いたPWM制御により、例えば、ACポンプを用いる場合に比べて、発生する音を小さくできる。例えば、発生する音を最小限にできる。これにより、例えば、より良い寝心地を提供できる。
以下、エアマットレス110の動作の例について説明する。
図6は、実施形態に係るエアマットレスにおける動作を例示するフローチャート図である。
図6に示すように、電源が投入される(ステップS101)。これにより、例えば、初期化モード(ステップS102)に移行する。初期化モードにおいて、例えば、エアセル11の内圧(圧力Pr)が定められた値(例えば、5kPaなど)に設定される。初期化モードにおいて、エアセル部10の上に使用者が乗る。例えば、この状態で、内圧(圧力Pr)が定められた値に設定される。
通常モード(ステップS103)に移行する。例えば、使用者の状態に基づいて、または、受付部60による操作の受け付けに基づいて、入眠モード(ステップS131)に移行しても良い。入眠モード(ステップS131)において、「終了」の操作の受け付けに基づいて、または、使用者の状態に基づいて、または、受付部60による操作の受け付けに基づいて、通常モード(ステップS103)に戻る。
通常モードにおいて、例えば、センサチェックが実施される(ステップS104)。内圧が確認(検出)される(ステップS105)。さらに、このときに設定(記憶)されている状態が「離床」であるか「臥床」であるかが判断される(ステップS106)。「設定(記憶)されている状態」は、例えば、前回の動作の終了時(例えば後述するステップS111)の状態である。例えば、エアマットレス110の最初に設定(記憶)されている状態は、例えば「臥床」でも良い。ステップS106において、状態が「離床」である場合、後述するステップS121に進む。状態が「臥床」である場合、ステップS107に進む。
ステップS107では、内圧が大幅に低下したかどうかが判断される。内圧が大幅に低下したと判断された場合、「離床」と見なして、そのときの内圧を「離床内圧」として記憶する(ステップS109)。この後、例えば、定められた時間(例えば12時間)、待機する(ステップS111)。
ステップS107において、内圧が大幅に低下していないと判断された場合、内圧が低下したかどうかが判断される(ステップS108)。内圧が低下していないと判断された場合は、ステップS111に進む。
ステップS108で内圧が低下したと判断された場合は、設定内圧までの給気を行う(ステップS110)。この後、ステップS111に進む。
ステップS106において、「離床」と判断された場合、ステップS121において、内圧が低下したかどうかが判断される。内圧が低下していないと判断された場合、内圧が増加したかどうかが判断される(ステップS122)。内圧が増加していないと判断された場合、ステップS111に進む。内圧が増加したと判断された場合、「臥床」とみなして、「離床内圧」をクリアする(ステップS124、例えば、記憶を初期化する)。この後、ステップS111に進む。
ステップS121において、内圧が低下したと判断された場合、「離床内圧」までの給気が行われる(ステップS123)。この後、ステップS111に進む。
このような動作は、例えば、制御装置70(または制御部72)などにより行われる。
ステップS106〜S110、及び、ステップS121〜S124などにおいて、図2に関して説明した動作が適用されても良い。
実施形態によれば、より快適なエアマットレスが提供できる。
(第3実施形態)
第3実施形態に係るエアマットレス(例えば、エアマットレス110:図1(a)〜図1(c)参照)は、エアセル11を含むエアセル部10と、エアセル11の内圧Piを制御する制御部72と、を含む。以下、第3実施形態に係る制御部72の動作の例について説明する。以下の説明において、エアセル11の内圧Piは、例えば、圧力センサ31sにより検出される。制御部72は、圧力センサ31sにより検出された内圧Piに関するデータ(信号でも良い)を取得する。
図7(a)〜図7(c)は、第3実施形態に係るエアマットレスの動作を例示する模式図である。
図7(a)〜図7(c)の横軸は、時間tmである。縦軸は、エアセル11の内圧Piである。
図7(a)に示すように、1つの例において、時刻ta0において、内圧Piは値Pax2であり、高い。時刻ta0において、使用者はエアマットレス110の上にいる。時刻txにおいて、内圧Piは、急激に低下する。時刻txにおいて、使用者は離床する。第1時刻ta1に、制御部72は、内圧Piに関するデータ(内圧Pa1)を取得する。このとき、内圧Piに関するデータに異常がなければ、制御部72は後述する動作を実施せずに、時間tmが経過する。この例では、時刻tyに、内圧Piが急激に上昇する。時刻tyにおいて、使用者が、エアマットレス110の上に居る状態が始まる。この例では、第2時刻ta2に、制御部72は、内圧Piに関するデータを取得する。このとき、内圧Piに関するデータに異常がなければ、制御部72は後述する動作を実施せずに、時間tmが経過する。このような動作がくり返し行われる。
すなわち、1回目のそれぞれの時刻(時刻ta0、第1時刻ta1及び第2時刻ta2)が、2回目のそれぞれの時刻(時刻tb0、第1時刻tb1及び第2時刻tb2)となり、繰り返される。例えば、時刻ta0から第2時刻ta2までの時間tmは、周期Tに対応する。周期Tは、例えば24時間である。時刻ta0から第1時刻ta1までの時間は、周期Tの1/2であり、12時間である。第1時刻ta1から第2時刻ta2までの時間は、周期Tの1/2であり、12時間である。
1つの例において、時刻ta0は、例えば1日目の22:00である。第1時刻ta1は、2日目の10:00である。第2時刻ta2は、2日目の22:00である。
この例では、周期Tの1/2の時間ごとに、制御部72は内圧Piに関するデータを取得する動作SOを実施する。動作SOは、内圧Piのモニタ動作である。
取得した内圧Pi(内圧P1)が定められた値未満のときに、制御部72は、エアセル11への給気動作POを実施しても良い。例えば、制御部72は、エアセル11に給気するように、ポンプ部31を制御する。このとき、例えば、動作SOの時刻が昼間の場合、給気動作POが行われる。例えば、動作SOの時刻が夜間の場合に、給気動作POが省略されても良い。
図7(a)の例では、第1時刻ta1における内圧Pa1は、値Pax1(基準値)と実質的に同じである。例えば、第1時刻ta1における内圧Pa1と、値Pax1と、の差ΔQ1の絶対値は、「差に関して定められた値」よりも小さい。この場合、給気動作POは行われない。値Pax1は、例えば、「離床時内圧」である。「離床時内圧」は、記憶部78などに記憶されても良い。図7(a)は、エアセル11に異常がないときの状態に対応する。
図7(a)に示すように、制御部72は、内圧Piの急激な変化に関するデータを入手する動作SCを実施しても良い。図7(b)及び図7(b)においては、図を見やすくするために、動作SCの図示は省略されている。
図7(b)に示すように、別の例において、時刻ta0において、内圧Piは値Pax2である。時刻txにおいて、内圧Piは、急激に低下する。第1時刻ta1に、制御部72は、内圧Piに関するデータ(内圧Pa1)を取得する。この例では、第1時刻ta1における内圧Pa1は、値Pax1(例えば「離床時内圧」)よりも有意に低い。例えば、エアセル11に孔などの異常があり、内圧Piが異常に低下する場合がある。
例えば、例えば、第1時刻ta1における内圧Pa1と、値Pax1と、の差ΔQ1の絶対値は、「差に関して定められた値」以上である。この場合に、制御部72は、内圧Piのモニタ動作(動作SO)の間隔を短くする。図7(b)の例においては、内圧Piをモニタした第1時刻ta1の後において、次の内圧Piをモニタする第2時刻ta2を、図7(a)の例よりも、前に行う。これにより、エアセル11の状態をより的確に把握できる。例えば、エアセル11に孔などの異常があった場合に、より迅速に異常を把握できる。より迅速に、適正な状態に回復させることができる。
例えば、第1時刻ta1における内圧Pa1に関してしきい値(第1しきい値Pt1)が定められる。第1しきい値Pt1は、例えば、「離床時内圧」よりも「定められた差」だけ低い値である。第1時刻ta1における内圧Pa1が第1しきい値Pt1と比較され、その結果に応じて、制御部72は、次のモニタの第2時刻ta2を変更する。
このように、第3実施形態においては、制御部72は、第1時刻ta1に内圧Pa1を取得し、第1時刻ta1の後の第2時刻ta2における内圧Pa2を取得する。第1時刻ta1における内圧Pa1が第1しきい値Pt1以上の場合の第1時刻ta1から第2時刻ta2までの時間を第1時間長tp1とする(図7(a)参照)。第1時刻ta1における内圧Pa1が第1しきい値Pt1未満の場合の第1時刻ta1から第2時刻ta2までの時間を第2時間長tp2とする(図7(b)参照)。実施形態においては、内圧Pa1が第1しきい値Pt1未満の場合の第2時間長tp2は、内圧Pa1が第1しきい値Pt1以上の場合の第1時間長tp1よりも短い。これにより、例えば、エアセル11の状態をより的確に把握できる。エアセル11の異常な状態を迅速に検知でき、エアセル11をより迅速に適正な状態に回復させることができる。より快適なエアマットレスを提供できる。
図7(b)に示すように、例えば、制御部72は、第1時刻ta1における内圧Pa1が第1しきい値Pt1未満の場合に、エアセル11への給気動作POを実施する。
第2時刻ta2における内圧Pa1に関してしきい値(第2しきい値Pt2)が定められても良い。第2しきい値Pt2は、例えば、「離床時内圧」よりも「定められた差」だけ低い値である。第2しきい値Pt2は、第1しきい値Pt1と同じでも良い。制御部72は、第2時刻ta2における内圧Pa2が第2しきい値Pt2未満の場合に、エアセル11への給気動作POを実施しても良い。
図7(b)に示すように、制御部72は、第2時刻ta2の後の第3時刻ta3に内圧Piを取得する。図7(b)の例では、第3時刻ta3は、時刻tb0である。
実施形態において、第2時刻ta2における内圧Pa2が第2しきい値Pt2と比較され、比較の結果に応じて、第3時刻ta3が変更されても良い。図7(b)に示す例では、第2時刻ta2における内圧Pa2が第2しきい値Pt2以上である。一方、第2時刻ta2における内圧Pa2が第2しきい値Pt2未満の場合に、以下に説明する図7(c)の動作が行われても良い。
図7(c)に示すように、別の例において、時刻ta0において、内圧Piは値Pax2である。時刻txにおいて、内圧Piは、急激に低下する。第1時刻ta1に、制御部72は、内圧Piに関するデータを取得する。この例では、第1時刻ta1における内圧Pa1が第1しきい値Pt1未満であり、第1時刻ta1から第2時刻ta2までの時間は、第2時間長tp2である。図7(c)の例において、第2時刻ta2における内圧Pa2が第2しきい値Pt2未満である。この場合、制御部72は、次のモニタの第3時刻ta3を、図7(b)の場合の第3時刻ta3よりも早くする。これにより、エアセル11の状態をより的確に把握できる。例えば、エアセル11をより迅速に適正な状態に回復させることができる。より快適なエアマットレスを提供できる。
第2時刻ta2における内圧Pa2が第2しきい値Pt2以上の場合の第2時刻ta2から第3時刻ta3までの時間を第3時間長tp3とする(図7(b)参照)。第2時刻ta2における内圧Pa2が第2しきい値Pt2未満の場合の第2時刻ta2から第3時刻ta3までの時間を第4時間長tp4とする(図7(c)参照)。内圧Pa2が第2しきい値Pt2未満の場合の第4時間長tp4は、内圧Pa2が第2しきい値Pt2以上の場合の第3時間長tp3よりも短い。例えば、エアセル11をより迅速に適正な状態に回復させることができる。より快適なエアマットレスを提供できる。
例えば、第4時間長tp4は、第2時間長tp2よりも短い。例えば、第4時間長tp4は、第2時間長tp2の0.3倍以上0.8倍以下である。例えば、第4時間長tp4は、第2時間長tp2の0.45以上0.55倍以下である。例えば、第4時間長tp4は、実質的に第2時間長tp2の1/2である。
例えば、第4時間長tp4は、第3時間長tp3の0.3倍以上0.8倍以下である。例えば、第4時間長tp4は、第3時間長tp3の0.45以上0.55倍以下である。例えば、第4時間長tp4は、実質的に第3時間長tp3の1/2である。
例えば、第2時間長tp2は、第1時間長tp1の0.3倍以上0.8倍以下である。例えば、第2時間長tp2は、第1時間長tp1の0.45以上0.55倍以下である。例えば、第2時間長tp2は、実質的に第1時間長tp1の1/2である。
例えば、第1時間長tp1は、12時間である。例えば、第2時間長tp2は、6時間である。第3時間長tp3は、6時間である。例えば、第4時間長tp4は、3時間である。
このような関係にすることで、例えば、内圧Piをモニタする第1時刻ta1を昼間に設定し易くなる。異常がある場合には、内圧Piをモニタする第2時刻ta2を就寝前の時刻(図7(b))にし易くできる。
制御部72は、第1時刻ta1における内圧Pa1が第1しきい値Pt1未満のときに通知する動作を実施しても良い。制御部72は、第2時刻ta2における内圧Pa2が第2しきい値Pt2未満のときに通知しても良い。通知は、例えば、表示及び音波の少なくともいずれかを含んでも良い。通知は、例えば、受付部60の表示部などによる「メッセージ」を含んでも良い。
既に説明したように、エアマットレス110は、内圧Piを検出する圧力センサ31sを含む。制御部72は、圧力センサ31sで検出された内圧Piを取得する。内圧Piの取得は、制御部72による圧力センサ31sの検出の動作の制御を含んでも良い。
第3実施形態において、第1実施形態または第2実施形態に関して説明した動作がさらに実施されても良い。
第1〜第3実施形態によれば、より快適なエアマットレスが提供できる。
以上、具体例を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。例えば、エアマットレスに含まれるエアセル部及び制御部などの各要素の具体的な構成に関しては、当業者が公知の範囲から適宜選択することにより本発明を同様に実施し、同様の効果を得ることができる限り、本発明の範囲に包含される。
各具体例のいずれか2つ以上の要素を技術的に可能な範囲で組み合わせたものも、本発明の要旨を包含する限り本発明の範囲に含まれる。
その他、本発明の実施形態として上述した制御装置及びエアマットレスを基にして、当業者が適宜設計変更して実施し得る全ての制御装置及びエアマットレスも、本発明の要旨を包含する限り、本発明の範囲に属する。
その他、本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。
10…エアセル部、 11…エアセル、 11p…チューブ、 31…ポンプ部、 31d…DCポンプ、 31s…圧力センサ、 40…上層クッション部、 60…受付部、 61、62…表示入力部、 68…ケーブル、 70…制御装置、 72…制御部、 78…記憶部、 ΔP1〜ΔP3…差、 ΔQ1…差、 110、119…エアマットレス、 Dt…デューティ比、 OP1、OP2…第1、第2動作、 P1〜P5…第1〜第5値、 PO…給気動作、 Pa1、Pa2…内圧、 Pax1、Pax2…値、 Pi…内圧、 Pr…圧力、 Pt1、Pt2…第1、第2しきい値、 Q1…絶対値、 SC…動作、 SO…動作、 SigC…強度、 T…周期、 t1〜t7…第1〜第7時刻、 ta0…時刻、ta1〜ta3…第1〜第3時刻、tb0…時刻、tb1、tb2…第1、第2時刻、 tm…時間、 tp1〜tp4…第1〜第4時間長、 tx、ty…時刻

Claims (6)

  1. エアセルを含むエアセル部と、
    前記エアセルの内圧を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記エアセルの前記内圧が第1条件を満たした後に第2条件を満たしたときに、第1動作を実施し、
    前記第1条件は、前記内圧が第1値から前記第1値よりも低い第2値になり、前記第1値と前記第2値との差が第1しきい値以上であり、前記第1値から前記第2値までにおける前記内圧の時間に対する変化率が第2しきい値以上であることを含み、
    前記第2条件は、前記内圧が前記第1値から前記第2値に低下した後に、前記内圧が前記第2値よりも低い第3値になり、前記第2値と前記第3値との差が第3しきい値以上であることを含み、
    前記第1動作において、前記制御部は、前記内圧を前記第2値に向けて変化させる、エアマットレス。
  2. 前記制御部は、前記エアセルの前記内圧が第3条件を満たしたときに、第2動作を実施し、
    前記第3条件は、前記内圧が前記第2値よりも高い第4値に上昇し、前記第4値と前記第2値との差が、第4しきい値以上であることを含み、
    前記第2動作において、前記制御部は、前記内圧を前記第1値または設定された第5値に向けて変化させる、請求項1記載のエアマットレス。
  3. 前記第1値及び前記第2値を記憶する記憶部をさらに備えた、請求項1または2に記載のエアマットレス。
  4. 使用者の入力を受ける受付部をさらに備え、
    前記受付部が前記エアセルの前記内圧を変更する入力を受けたときに、前記記憶部に記憶された前記第1値及び前記第2値はリセットされる、請求項3記載のエアマットレス。
  5. 前記第1値及び前記第2値を検出するセンサをさらに備えた、請求項1〜4のいずれか1つに記載のエアマットレス。
  6. 前記制御部は、前記エアセルの前記内圧が前記第1条件を満たした後に、第3動作をさらに実施し、
    前記第3動作において、前記制御部は、省エネルギー動作、及び、メンテナンス動作の少なくともいずれかを実施する、請求項1〜5のいずれか1つに記載のエアマットレス。
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