JP2016013315A - エアマットレス - Google Patents

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Abstract

【課題】静粛性が特に強く要求される状況下において、エアポンプを運転することなくエアマット内の圧力を安定させることができるエアマットレスを提供すること。【解決手段】エアを吐出するエアポンプ31と、エアポンプ31から吐出された前記エアを蓄える圧力タンク32と、加圧バルブ33と、加圧バルブ33を介して圧力タンク32に接続され、加圧バルブ33が開いているときに、圧力タンク32に蓄えられている前記エアが充てんされるエアマット10と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、エアマットレスに関し、特にはエアマットレスの快適性を向上する技術に関する。
従来、エアマットレスと呼ばれる、エアで膨らむマットレスが実用化されている。エアマットレスは、エアセルと呼ばれる気密性を有する袋を複数配置してなるエアマットを用いて構成され、エアポンプから吐出されたエアを前記エアセルのそれぞれに充てんすることによって前記エアマットにて利用者の身体を支持可能なマットレスを形成する。
エアマットレスの快適性は、エアポンプの運転に係る静粛性、及びエアセル内の圧力(つまり、利用者が感じるエアマットレスの固さ)の安定性に依存する。エアマットレスの快適性を向上するための様々な技術が周知となっている(例えば、特許文献1、2)。
特許文献1には、エアセル内の圧力が設定値より高くなったとき、エアポンプを停止するのではなく、漏れるエアの量よりも少ない量のエアをエアセルに供給する弱運転を行うエア供給装置が開示されている。当該エア供給装置によれば、騒音の知覚を促す原因となるエアポンプの運転、停止の切り替え動作の頻度を下げ、かつエアセル内の圧力変動を抑制できる。
また、特許文献2には、エアポンプとエアセルとの間に配置され、伸縮性素材からなる空気貯留体を有する消音器が開示されている。当該消音器によれば、前記エアポンプから吐出されたエアを前記空気貯留体に一旦貯留することで、前記エアポンプの振動及び作動音を消失させることができる。
特開平11−46934号公報 特開2000−37263号公報
しかしながら、エアマットレスの静粛性を最大限に発揮させるためには、騒音源であるエアポンプをできる限り運転しないことに勝る対策はない。この点で、特許文献1、2には、エアマット内の圧力を安定させるためにエアポンプを運転する前提での騒音対策が示されているのみである。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、静粛性が特に強く要求される状況下においてエアポンプを運転することなくエアマット内の圧力を安定させることができるエアマットレスを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係るエアマットレスは、エアを吐出するエアポンプと、前記エアポンプから吐出された前記エアを蓄える圧力タンクと、加圧バルブと、前記加圧バルブを介して前記圧力タンクに接続され、前記加圧バルブが開いているときに、前記圧力タンクに蓄えられている前記エアが充てんされるエアマットと、を備える。
このような構成によれば、静粛性に対する要求がそれほど強くないときに前記圧力タンクにエアを蓄えておき、前記圧力タンクから前記エアマットに前記エアを充てんすることができるので、静粛性が特に強く要求される状況下においてエアポンプを運転することなくエアマット内の圧力を安定させることができる。
また、前記エアポンプ、前記圧力タンク、前記加圧バルブ、及び前記エアマットが、この順に直列に接続されて空気圧回路を構成してもよい。
このような構成によれば、前記エアポンプ、前記圧力タンク、前記加圧バルブ、及び前記エアマットを直列に接続してなる空気圧回路を用いて前述の効果を得ることができる。
また、前記エアマットレスは、前記エアポンプの運転及び前記加圧バルブの開閉を制御するコントローラをさらに備え、前記コントローラは、前記エアポンプが停止している状態で前記加圧バルブを開いてもよい。
このような構成によれば、前記エアポンプが停止している状態で前記圧力タンクに蓄えられたエアを用いて、前記エアポンプの動作に係る騒音を発生させることなく、前記エアマットを加圧することができる。
また、前記エアマットレスは、さらに、現在時刻を示すリアルタイムクロックを備え、前記コントローラは、前記エアポンプの運転開始時刻をあらかじめ記憶しており、前記リアルタイムクロックが示す現在時刻が前記運転開始時刻になったときに、前記加圧バルブを閉じた状態で前記エアポンプを運転してもよい。
このような構成によれば、静粛性に対する要求がそれほど強くない時間帯を前記運転開始時刻によってあらかじめ指定しておき、当該時間帯において前記エアポンプを運転して、エアを前記圧力タンクに蓄えておくことができる。
また、前記エアマットレスは、さらに、前記エアマットの上に人が居ることを検出する在床センサを備え、前記コントローラは、前記在床センサにて前記エアマットの上に人が居ることが検出されていないときに、前記加圧バルブを閉じた状態で前記エアポンプを運転してもよい。
このような構成によれば、前記エアマットの上に人が居ない状況において、前記エアポンプを運転して、エアを前記圧力タンクに蓄えておくことができる。
また、前記エアマットレスは、さらに、前記エアマット内の圧力を示す逐次の圧力値を出力する圧力センサを備え、前記コントローラは、前記エアマット内の圧力の目標値をあらかじめ設定され、前記圧力センサから出力される前記圧力値の変化速度を計算し、前記圧力値が所定のしきい値未満の変化速度で前記目標値に対応する管理下限値を下回った場合に、前記加圧バルブを開いてもよい。
このような構成によれば、圧力値が前記管理下限値を下回ったときの前記圧力値の変化速度を計算することにより、圧力値が緩やかに低下した場合に加圧を行っている。急激な圧力低下は、例えば利用者の離床などよる一時的な圧力低下であって利用者がベッドに戻れば回復する可能性があるのに対し、緩やかな圧力低下は、例えばエア漏れなどの自然減圧などによる非一時的な圧力低下であって回復しない可能性が高い。したがって、圧力値が管理下限値を下回ったときに前記圧力値の変化速度を考慮して加圧を行うことは、回復する可能性がある圧力低下に対する加圧を回避できるので、前記圧力タンクのエアの消費を抑制するために役立つ。
また、前記コントローラは、前記圧力値が前記しきい値以上の変化速度で前記管理下限値を下回った場合、所定の時間が経過するまで待ち、その後に前記圧力センサから出力される圧力値が前記管理下限値を下回っている場合に、前記加圧バルブを開いてもよい。
このような構成によれば、圧力値が前記管理下限値を下回ったまま加圧が行われない不都合を防止できる。
また、前記エアマットレスは、前記エアマットに接続され、前記コントローラによって開閉を制御され、前記エアマット内のエアを排出するための減圧バルブをさらに備え、前記コントローラは、前記圧力値が前記目標値に対応する管理上限値を上回った場合、所定の時間が経過するまで待ち、その後に前記圧力センサから出力される圧力値が前記管理上限値を上回っている場合に、前記減圧バルブを開いてもよい。
このような構成によれば、圧力値が前記管理上限値を上回ったまま減圧が行われない不都合を防止できる。
本発明の一態様に係るエアマットレスによれば、静粛性に対する要求がそれほど強くないときに前記圧力タンクにエアを蓄えておき、前記圧力タンクから前記エアマットに前記エアを充てんすることができるので、静粛性が特に強く要求される状況下においてエアポンプを運転することなくエアマット内の圧力を安定させることができる。
実施の形態1に係るエアマットレスを用いたベッドの一例を示す分解斜視図である。 実施の形態1に係るエアマットレスの機能的な構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態1に係るエアマットレスの蓄圧動作の一例を示すフローチャートである。 実施の形態1に係るエアマットレスの圧力設定動作の一例を示すフローチャートである。 実施の形態1の変形例に係るエアマットレスの機能的な構成の他の一例を示すブロック図である。 実施の形態2に係るエアマットレスの機能的な構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態2に係るエアマットレスの条件付き蓄圧動作の一例を示すフローチャートである。 実施の形態3に係るエアマットレスの機能的な構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態3に係るエアマットレスの圧力調整動作の一例を示すフローチャートである。 実施の形態3に係るエアマットレスの圧力の時間変化の一例を示すフローチャートである。 実施の形態3に係るエアマットレスの圧力の時間変化の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
(実施の形態1)
実施の形態1に係るエアマットレスについて、図1〜4を参照して説明する。
図1は、実施の形態1に係るエアマットレスを用いたベッドの一例を示す分解斜視図である。
図1に示されるように、ベッド100は、エアマットレス110、エアマットレス110を載置するベース120、及びベース120と嵌まり合うことによりエアマットレス110の周縁部を支持するフレーム130を備えている。図示は省略するが、エアマットレス110の上に、さらに、エアで膨らまない通常のマットレス、ベッドシーツ、及びベッドカバーなどが配置されてもよい。
エアマットレス110は、エアマット10、圧力調整器20、及びエアホース30を備えている。
エアマット10は、複数のエアセル11を連結して構成される。個々のエアセル11は、気密性を有する袋であり、例えば樹脂製のシートで形成されてもよい。複数のエアセル11は気密を保って互いに連通しており、エアセル11の内部の圧力はエアマット10の全体で統一される。複数のエアセル11のうちの1つが、エアホース30を介して圧力調整器20に接続される。
圧力調整器20は、エアマット10にエアホース30を介してエアを充てんする加圧動作と、エアマット10からエアホース30を介してエアを排出する減圧動作と、を選択的に行うことにより、エアマット10の内部の圧力を所望の圧力(例えば、大気圧の1.1倍程度の圧力)に調整する。圧力調整器20は、例えば、リモコン50を介して利用者が行う指示に従って、エアマット10の加圧及び減圧を行ってもよい。
図2は、エアマットレス110の機能的な構成の一例を示すブロック図である。
図2に示されるように、エアマットレス110は、エアマット10と圧力調整器20とをエアホース30で接続して構成される。圧力調整器20は、エアポンプ31、圧力タンク32、加圧バルブ33、減圧バルブ34、リモコンインターフェース38、及びコントローラ40を有している。
エアポンプ31は、コントローラ40から運転の開始と停止とを制御され、エアを吐出するポンプである。エアポンプ31は、エアマット10の内部の圧力よりも高い圧力(例えば、大気圧の数倍程度の圧力)のエアを吐出する。
圧力タンク32は、エアポンプ31から吐出されたエアを蓄えるタンクであり、エアポンプ31に接続される第1の開口と、加圧バルブ33に接続される第2の開口とを有している。圧力タンク32とエアポンプ31との間には、逆止弁が設けられていてもよい。
加圧バルブ33は、コントローラ40から開閉を制御されるバルブであり、一端が圧力タンク32に接続され、他端がエアホース30に接続されている。加圧バルブ33が開いているときに、圧力タンク32に蓄えられているエアがエアホース30を介してエアマット10に充てんされる。加圧バルブ33は、エアホース30内の圧力を、エアホース30及びエアマット10が破損しない上限以下に規制する減圧機能を有していてもよい。
このように、エアポンプ31、圧力タンク32、加圧バルブ33、及びエアマット10は、この順に直列に接続されて空気圧回路を構成している。
減圧バルブ34は、コントローラ40から開閉を制御されるバルブであり、一端がエアマット10へ通じるエアの供給経路に接続され、他端が大気に開放されている。減圧バルブ34が開いているときに、エアマット10に充てんされていたエアがエアホース30を介して排出される。
リモコンインターフェース38は、リモコン50から、利用者の指示を表す信号を受信する受信器である。当該信号は、例えば、赤外線、超音波、及び電波の何れを用いて送信されてもよく、また有線で送信されてもよい。リモコンインターフェース38は、受信された信号に対応するリモコン信号を出力する。
コントローラ40は、エアポンプ31の運転、加圧バルブ33の開閉、及び減圧バルブ34の開閉を制御するコントローラである。コントローラ40は、例えば、CPU(Central Processing Unit)41、RAM(Random Access Memory)42、ROM(Read Only Memory)43、及びI/O(Input/Output)ポート44を有するマイコンで構成されてもよい。
マイコンで構成されるコントローラ40では、CPU41が、ROM43に記憶されている所定のプログラムを、RAM42を作業用のメモリとして用いて実行する。それにより、コントローラ40は、リモコンインターフェース38からI/Oポート44を介してリモコン信号を取得し、また、エアポンプ31、加圧バルブ33、及び減圧バルブ34の各々へI/Oポート44を介して制御信号を供給する。
次に、上述のように構成されるエアマットレス110の動作について、フローチャートを参照しながら、詳細に説明する。
図3は、エアマットレス110で実行される蓄圧動作の一例を示すフローチャートである。この蓄圧動作では、エアポンプ31から吐出されるエアが圧力タンク32に蓄えられる。この蓄圧動作は、例えば、利用者自身が、エアポンプ31の運転に係る騒音が許容できると思うときにリモコン50を操作することによって、開始されてもよい。
まず、加圧バルブ33が閉じられる(S11)。加圧バルブ33が既に閉じているときは、閉じた状態が維持される。次に、エアポンプ31の運転が開始される(S12)。その後、蓄圧を終了するための条件が成立することにより(S13でYES)、エアポンプ31の運転が停止される(S14)。
ここで、蓄圧を終了するための条件は、特には限定されない。一例として、エアポンプ31の運転を開始したときから所定の時間が経過することや、圧力タンク32の内部が所定の圧力(例えば、大気圧の数倍程度の圧力)に到達することを、前記条件として用いてもよい。圧力タンク32の内部の圧力は、図示していない圧力計を用いて測定してもよく、また、エアポンプ31の負荷を電気的に測定した結果から推定してもよい。
このように、エアポンプ31は、加圧バルブ33が閉じた状態で、圧力タンク32にエアを蓄えるために専用に運転される。その結果、圧力タンク32には、エアポンプ31から吐出されたエアが迅速に蓄えられる。その後、圧力タンク32に蓄えられたエアを用いて、エアポンプ31を運転することなく、エアマット10を加圧することが可能になる。
図4は、エアマットレス110で実行される圧力設定動作の一例を示すフローチャートである。この圧力設定動作では、利用者によるリモコン50の操作に従ってエアマット10の加圧及び減圧が行われる。
加圧指示を表すリモコン信号が受信されると(S21でYES)、加圧バルブ33が開かれ(S22)、圧力タンク32に蓄えられているエアがエアマット10に充てんされる。当該リモコン信号が受信されている間、加圧バルブ33が開状態に維持され(S23でYES)、当該リモコン信号の受信が終了すると(S23でNO)、加圧バルブ33が閉じられる(S24)。
また、減圧指示を表すリモコン信号が受信されると(S25でYES)、減圧バルブ34が開かれ(S26)、エアマット10からエアが排出される。当該リモコン信号が受信されている間、減圧バルブ34が開状態に維持され(S27でYES)、当該リモコン信号の受信が終了すると(S27でNO)、減圧バルブ34が閉じられる(S28)。
このように、利用者によるリモコン50の操作に従って、エアマット10が加圧及び減圧されることで、エアマットレス110は前記利用者の好みの固さに設定される。このとき、圧力タンク32に蓄えられたエアを用いてエアマット10を加圧するので、エアポンプ31は運転されない。その結果、利用者は、就寝前のくつろぎをエアポンプ31の騒音で乱されることなく、エアマットレス110を好みの固さに設定して、快適に眠りにつくことができる。
ここまでの説明では、エアマットレス110は1つのエアマット10を備えているが、エアマットレスは複数のエアマットを備えていても構わない。
図5は、実施の形態1の変形例に係るエアマットレスの機能的な構成の一例を示すブロック図である。
図5に示されるように、エアマットレス111は、図2のエアマットレス110におけるエアマット10、圧力調整器20、及びエアホース30を、それぞれ、2つのエアマット10a、10b、圧力調整器21、及び2つのエアホース30a、30bで置き換えて構成される。エアマットレス111の他の構成要素は、エアマットレス110の対応する構成要素と同一であるため、同一の符号を付して説明を省略する。
エアマット10a、10bは、エアマット10と同様に複数のエアセルを連結して構成され、それぞれエアホース30a、30bで圧力調整器21に接続される。
圧力調整器21には、選択バルブ35a、35bが追加される。
選択バルブ35a、35bは、コントローラ40から開閉を制御されるバルブであり、それぞれエアマット10a、10bへ通じるエアの経路に挿入されている。
コントローラ40は、選択バルブ35a、35bの各々へI/Oポート44を介して制御信号を供給することにより、エアマット10aの圧力調整を行う場合に選択バルブ35aを開き、エアマット10bの圧力調整を行う場合に選択バルブ35bを開き、その他の場合に選択バルブ35a、35bを閉じる。
このように構成されたエアマットレス111によれば、選択バルブ35a、35bの何れか一方を選択的に開いた状態で、前述した圧力設定動作を行うことにより、エアマット10a、10bのそれぞれの内部の圧力を独立に設定すること、つまり、エアマットレス111の部分ごとの固さを独立に設定すること、ができる。このとき、圧力タンク32に蓄えられたエアを用いてエアマット10a、10bを加圧するので、エアポンプ31は運転されない。
エアマット10a、10bは、例えば、利用者の身体の上半身及び下半身に対応する位置に配置されてもよい。このような配置によれば、利用者は、就寝前のくつろぎをエアポンプ31の騒音で乱されることなく、エアマットレス111の各部を好みの固さに設定して、快適に眠りにつくことができる。
また、エアマット10a、10bは、例えば、ダブルベッドでの第1の利用者及び第2の利用者に対応する位置に配置されてもよい。このような配置によれば、第2の利用者は、第1の利用者が眠りについた後でも、第1の利用者の安眠をエアポンプ31の騒音で妨げることなく、かつ、第2の利用者自身の就寝前のくつろぎをエアポンプ31の騒音で乱されることなく、エアマットレス111を好みの固さに設定して、快適に眠りにつくことができる。
(実施の形態2)
実施の形態2に係るエアマットレスについて、図6、7を参照して説明する。実施の形態2に係るエアマットレスは、実施の形態1に係るエアマットレスと比べて、静粛性に対する要求の強さに応じてエアポンプを運転して圧力タンクにエアを蓄える点が異なる。
図6は、実施の形態2に係るエアマットレスの機能的な構成の一例を示すブロック図である。
図6に示されるように、エアマットレス112は、図2のエアマットレス110における圧力調整器20を、圧力調整器22で置き換え、かつ在床センサ36を追加して構成される。エアマットレス112の他の構成要素は、エアマットレス110の対応する構成要素と同一であるため、同一の符号を付して説明を省略する。
在床センサ36は、エアマット10の上に人が居ることを検出し、検出の結果を示す在床信号を出力するセンサである。ここで、在床センサ36の構成は、特には限定されない。在床センサ36は、一例として、エアマット10の内部の圧力を検出する圧力センサ、ベッド100にかかる荷重を検出する荷重センサ、エアマット10の上の静電容量を検出する静電容量センサ、又はエアマット10の上の熱分布を検出する焦電センサであってもよい。在床センサ36は、前記圧力、前記荷重、前記静電容量、又は前記熱分布が変化することにより、前記在床信号を出力してもよい。
圧力調整器22は、静粛性に対する要求の強さに応じてエアポンプ31を運転する圧力調整器である。圧力調整器22において、コントローラ40は、在床センサ36からI/Oポート44を介して前記在床信号を取得する。
次に、上述のように構成されるエアマットレス112の動作について、フローチャートを参照しながら、詳細に説明する。
図7は、エアマットレス112で実行される条件付き蓄圧動作の一例を示すフローチャートである。この条件付き蓄圧動作では、静粛性に対する要求がそれほど強くないと考えられるときに、エアポンプ31が運転され、エアが圧力タンク32に蓄えられる。
まず、静粛性に対する要求の強さが特定される(S31)。静粛性に対する要求の強さは、2つの相対的な強弱のうちの何れか一方として特定される。例えば、前記在床信号が取得される場合に、静粛性に対する要求は強いと特定され、前記在床信号が取得されない場合に、静粛性に対する要求はそれほど強くないと特定されてもよい。
静粛性に対する要求が強いと特定された場合(S32でYES)、エアポンプ31は運転されず、その結果、良好な静粛性が維持される。
他方、前記要求がそれほど強くないと特定された場合(S32でNO)、図3に示される蓄圧動作と同様にしてエアポンプ31が運転され、エアポンプ31から吐出されるエアが圧力タンク32に蓄えられる(S33〜S36)。
なお、静粛性に対する要求の強さを特定する要件は、利用者が在床か否かには限定されない。例えば、時間帯を要件として、夜間は静粛性に対する要求が強く、昼間は静粛性に対する要求がそれほど強くないと特定してもよい。また、利用者に応じた就寝時間帯をコントローラ40にあらかじめ設定しておき、前記就寝時間帯は静粛性に対する要求が強く、前記就寝時間帯以外は静粛性に対する要求がそれほど強くないと特定してもよい。
このように、時間帯を静粛性に対する要求の強さの要件とする場合は、例えば、圧力調整器22に、現在時刻を示すリアルタイムクロック(図示せず)を設け、前記リアルタイムクロックによって示される現在時刻が属する時間帯を特定ことにより、静粛性に対する要求の強さを特定してもよい。
このような条件付き蓄圧動作によれば、静粛性に対する要求が強いと特定された場合を除外してエアポンプ31を運転するので、静粛性に対する要求がそれほど強くないと考えられる好適な状況において、エアを圧力タンク32に蓄えておくことができる。
(実施の形態3)
実施の形態3に係るエアマットレスについて、図8〜11を参照して説明する。実施の形態3に係るエアマットレスは、実施の形態1に係るエアマットレスと比べて、エアマットレスの固さを一定に維持する機能を有する点が異なる。
エアマットレスの固さは、例えば、エアマット10の内部の圧力があらかじめ設定された管理範囲を逸脱したときに加圧及び減圧を行うことによって、一定に維持される。
しかしながら、前述したエアマットレスでは、圧力タンクのエアを用いることにより、エアポンプを運転することなくエアマットを加圧している。圧力タンクのエアを使い切ってしまうと、加圧のためにエアポンプを運転せざるを得なくなるので、圧力タンクのエアの消費はできる限り抑制したい。
そこで、実施の形態3に係るエアマットレスでは、加圧を行うための条件を最適化することにより、圧力タンクのエアの消費を抑制する。
図8は、実施の形態3に係るエアマットレスの機能的な構成の一例を示すブロック図である。
図8に示されるように、エアマットレス113は、図2のエアマットレス110における圧力調整器20を、圧力調整器23で置き換えて構成される。エアマットレス113の他の構成要素は、エアマットレス110の対応する構成要素と同一であるため、同一の符号を付して説明を省略する。
圧力調整器23は、エアマット10の内部の圧力を一定に維持するように加圧バルブ33及び減圧バルブ34を制御する圧力調整器であり、圧力センサ37を有している。
圧力センサ37は、エアマット10の内部の圧力を測定するセンサであり、エアマット10へ通じるエアの供給経路に接続されている。圧力センサ37は、エアマット10の内部の逐次の(例えば、10秒おきの)圧力値を示す圧力信号を出力する。
圧力調整器23において、コントローラ40は、圧力センサ37からI/Oポート44を介して前記圧力信号を取得する。
また、コントローラ40は、エアマット10内の圧力を管理するための目標値をあらかじめ設定されている。前記目標値は、例えば、実施の形態1で説明した圧力設定動作において、利用者の操作に応じて調整された圧力を表す圧力値であってもよく、前記圧力設定動作の結果としてコントローラ40のROM43に保持されていてもよい。また、前記目標値に対応する管理下限値及び管理上限値が定義される。管理下限値及び管理上限値は、例えば、前記目標値に所定の定数をそれぞれ減算及び加算、若しくは除算及び乗算した値であってもよい。以下では、管理下限値及び管理上限値のことを、それぞれ簡単に、下限値及び上限値と呼ぶ。
次に、上述のように構成されるエアマットレス113の動作について、フローチャートを参照しながら、詳細に説明する。
図9は、エアマットレス113で実行される圧力調整動作の一例を示すフローチャートである。この圧力調整動作では、圧力値が前記下限値と前記上限値とで定められる管理範囲から逸脱したときの圧力値の変化速度を考慮することにより、圧力調整を行うための条件を最適化している。
まず、エアマット10の内部の圧力を監視するために、圧力センサ37から現在の圧力値が取得され(S41)、圧力値の単位時間あたりの変化量である変化速度が計算される(S42)。ここで、前記変化速度の計算方法は、特には限定されないが、一例として、圧力値が一定の間隔で(例えば、10秒おきに)取得される場合は、前回取得された圧力値と今回取得された圧力値との差分を前記変化速度として計算してもよい。
現在の圧力値が下限値を下回っている場合(S51でYES)、前記変化速度が所定のしきい値と比較される(S52)。前記変化速度が前記しきい値未満であれば(S52でYES)、直ちに加圧バルブ33が開かれる(S56)。前記変化速度が前記しきい値以上であれば(S52でNO)、所定の待ち時間(例えば、15分間)待機した後に(S53)、新たな圧力値が取得される(S54)。
取得された新たな圧力値が依然として前記下限値を下回っていれば(S55でYES)、加圧バルブ33が開かれ(S56)、そうでなければ(S55でNO)、加圧バルブ33は開かれることなく、ステップS41へ戻って圧力の監視が続けられる。
加圧バルブ33が開かれた場合は、圧力値の取得、及び、取得された圧力値と前記目標値との比較が、前記圧力値が前記目標値に達するまで行われ、前記圧力値が前記目標値に達することにより、加圧バルブ33が閉じられる(S57〜S59)。
他方、現在の圧力値が上限値を上回っている場合(S61でYES)、前記変化速度が所定のしきい値と比較される(S62)。前記変化速度が前記しきい値未満であれば(S62でYES)、直ちに減圧バルブ34が開かれ(S66)、前記変化速度が前記しきい値以上であれば(S62でNO)、前記所定の待ち時間待機した後に(S63)、新たな圧力値が取得される(S64)。
取得された新たな圧力値が依然として前記上限値を上回っていれば(S65でYES)、減圧バルブ34が開かれ(S66)、そうでなければ(S65でNO)、減圧バルブ34は開かれることなく、ステップS41へ戻って圧力の監視が続けられる。
減圧バルブ34が開かれた場合は、圧力値の取得、及び、取得された圧力値と前記目標値との比較が、前記圧力値が前記目標値に達するまで行われ、前記圧力値が前記目標値に達することにより、減圧バルブ34が閉じられる(S67〜S69)。
以上の動作が、利用者によって圧力調整の終了が指示されるまで行われる(S71)。
上述の圧力調整動作によれば、圧力値が緩やかに変化して管理範囲から逸脱した場合には直ちに圧力調整が行われ、また、圧力値が急激に変化して管理範囲から逸脱した場合には、所定の待ち時間待機した後に、依然として圧力値が管理範囲から逸脱していれば、圧力調整が行われる。その結果、一時的な圧力変化に対して圧力調整を行わないことでエアの消費を抑制し、かつ、非一時的な圧力変化に対して適切に圧力調整を行うことができる。
次に、上述のようにして圧力調整動作を行った場合のエアマット10の内部の圧力の変化について、圧力値が管理範囲から逸脱したときの圧力値の変化速度を考慮しない場合との比較により、説明する。
図10は、エアマット10の内部の圧力の時間変動の一例を示すグラフである。図中の実施例及び比較例は、それぞれ、圧力値が管理範囲から逸脱したときの圧力値の変化速度を考慮する場合としない場合との圧力の変化を表す。また、縦軸に付した目標、上限、及び下限は、前述の目標値、上限値、及び下限値を表す。
時刻T10において、利用者による圧力設定動作が終了し、圧力値の目標値、上限値、及び下限値が決定される。
時刻T11において、利用者が、例えばトイレなどの所用のため、ベッドを出ることにより、圧力値は急激に低下して下限値を下回る。このとき、実施例によれば、圧力の変化速度が大きいため、加圧は待機される。これに対し、比較例によれば、圧力値が目標値になるように、直ちに加圧が行われる。
時刻T12において、利用者がベッドに戻ることにより、圧力値は急激に上昇する。このとき、実施例によれば、時刻T11から加圧を待機しているため、圧力値は下限値以上に戻り圧力値の管理範囲からの逸脱は解消される。その後に、圧力値が管理範囲から逸脱していない状態で加圧の待機が終了するので、実施例によれば、結局、加圧は行われない。これに対し、比較例によれば、時刻T11で加圧を行っているため、圧力値は上限値を上回り、その結果、圧力値が目標値になるように、直ちに減圧が行われる。
時刻T13〜T14においても、同様の動作が行われる。
なお、圧力値は、例えば、エア漏れなどに起因する自然減圧のために、緩やかに減少していく。エア漏れは、例えば、エアマット10や、エアホース30を含むエアマット10へのエアの供給経路から生じる可能性があり、完全になくすことは困難である。
時刻T15において、そのような自然減圧のために、圧力値が下限値を下回ると、実施例によれば、圧力の変化速度が小さいため、待機することなく直ちに加圧が行われる。
以上の説明から明らかに、実施例では、比較例と異なり、圧力値が管理範囲から逸脱したときの圧力値の変化速度を考慮するので、一時的な圧力変化に対して圧力調整は行われずエアの消費が抑制される。しかも、所定の時間待機した後に圧力値の管理範囲からの逸脱を改めて確認するので、非一時的な圧力変化に対しては適切な圧力調整が行われる。
図11は、エアマット10の内部の圧力の時間変動の他の一例を示すグラフである。図11は、図10と同様の表記法で表される。図11の例は、大型のエアマット10を第1の利用者及び第2の利用者で共用するダブルベッドを想定している。
時刻T20において、第1の利用者による圧力設定動作が終了し、圧力値の目標値、上限値、及び下限値が決定される。
時刻T21において、第2の利用者がベッドに入ることにより、圧力値は急激に上昇して上限値を上回る。このとき、実施例によれば、圧力の変化速度が大きいため、減圧は待機される。これに対し、比較例によれば、圧力値が目標値になるように、直ちに減圧が行われる。
時刻T22において、第2の利用者が、例えばトイレなどの所用のため、ベッドを出ることにより、圧力値は急激に低下する。このとき、実施例によれば、時刻T21から加圧を待機しているため、圧力値は上限値以下に戻り圧力値の管理範囲からの逸脱は解消される。その後に、圧力値が管理範囲から逸脱していない状態で加圧の待機が終了するので、実施例によれば、結局、減圧は行われない。これに対し、比較例によれば、時刻T21で減圧を行っているため、圧力値は下限値を下回り、その結果、圧力値が目標値になるように、直ちに加圧が行われる。
時刻T23において、第2の利用者がベッドに戻ることにより、圧力値は急激に上昇して上限値を上回る。このとき、実施例によれば、圧力の変化速度が大きいため、減圧は待機される。これに対し、比較例によれば、圧力値が目標値になるように、直ちに減圧が行われる。
その後、第2の利用者が眠りについた場合、時刻T24において、圧力値が上限値を上回っている状態で減圧の待機が終了するので、実施例によれば、この時点で、圧力値が目標値になるように、減圧が行われる。
さて、時刻T25において、第1の利用者が起床してベッドを出ることにより、圧力値は急激に低下して下限値を下回る。このとき、実施例によれば、圧力の変化速度が大きいため、加圧は待機される。
その後、第1の利用者がベッドに戻らなかった場合、時刻T26において、圧力値が下限値を下回っている状態で加圧の待機が終了するので、実施例によれば、この時点で、圧力値が目標値になるように、加圧が行われる。
以上の説明から明らかに、実施例では、比較例と異なり、圧力値が管理範囲から逸脱したときの圧力値の変化速度を考慮するので、一時的な圧力変化に対して圧力調整は行われずエアの消費が抑制される。しかも、所定の時間待機した後に圧力値の管理範囲からの逸脱を改めて確認するので、非一時的な圧力変化に対しては適切な圧力調整が行われる。
(変形例)
以上、本発明の実施の形態に係るエアマットレスについて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施した形態は、本発明の範囲内に含まれ得る。
例えば、エアポンプ31、圧力タンク32、加圧バルブ33、及びエアマット10で構成される空気圧回路は、上述の例には限定されない。例えば、圧力タンク32に1つの開口を有する圧力タンクを用いて、当該1つの開口をエアポンプ31と加圧バルブとの間のエアの経路に接続してもよい。
また、実施の形態では、エアマット10へのエアの供給は、エアポンプ31を停止した状態で、圧力タンク32から行うと説明したが、特定の場合には、加圧バルブ33を開いた状態でエアポンプ31を運転して、エアポンプ31からエアマット10に直接エアを供給しても構わない。そのような特定の場合には、例えば、圧力タンク32の内部の圧力がエアマット10の内部の圧力と同程度しかない場合など、圧力タンク32からエアマット10へエアを供給できないことが明らかな場合が含まれる。
また、実施の形態3で説明した圧力調整方法は、圧力タンクを持たず、エアをエアポンプからエアマットに直接充てんする(つまり、エアマットを加圧するときには必ずエアポンプが運転される)構成のエアマットレスに適用することもできる。
そのようなエアマットレスは、エアを吐出するエアポンプと、前記エアポンプから吐出される前記エアが充てんされるエアマットと、前記エアマット内の圧力を示す逐次の圧力値を出力する圧力センサと、前記エアポンプの運転を制御するコントローラと、を備えるエアマットレスであって、前記コントローラは、前記エアマット内の圧力の目標値をあらかじめ指定され、前記圧力センサから出力される前記圧力値の変化速度を計算し、前記圧力値が所定のしきい値未満の変化速度で前記目標値に対応する管理下限値を下回った場合に、前記エアポンプを運転する。
また、前記コントローラは、前記圧力値が前記しきい値以上の変化速度で前記管理下限値を下回った場合、所定の時間が経過するまで待ち、その後に前記圧力センサから出力される圧力値が前記管理下限値を下回っている場合に、前記エアポンプを運転してもよい。
このような構成によれば、圧力値が管理下限値を下回ったときの圧力値の変化速度を考慮して前記エアポンプを運転するので、一時的な圧力変化に対してエアポンプは運転されず騒音の発生が抑制される。しかも、所定の時間待機した後に圧力値を改めて確認することで、非一時的な圧力低下に対しては適切にエアポンプを動作させて、圧力を上昇させることができる。
本発明は、エアマットレスとして、一般家庭、医療施設、介護施設、及び宿泊施設などにおいて、広く利用できる。
10、10a、10b エアマット
11 エアセル
20、21、22、23 圧力調整器
30、30a、30b エアホース
31 エアポンプ
32 圧力タンク
33 加圧バルブ
34 減圧バルブ
35a、35b 選択バルブ
36 在床センサ
37 圧力センサ
38 リモコンインターフェース
40 コントローラ
41 CPU
42 RAM
43 ROM
44 I/Oポート
50 リモコン
100 ベッド
110、111、112、113 エアマットレス
120 ベース
130 フレーム

Claims (8)

  1. エアを吐出するエアポンプと、
    前記エアポンプから吐出された前記エアを蓄える圧力タンクと、
    加圧バルブと、
    前記加圧バルブを介して前記圧力タンクに接続され、前記加圧バルブが開いているときに、前記圧力タンクに蓄えられている前記エアが充てんされるエアマットと、
    を備えるエアマットレス。
  2. 前記エアポンプ、前記圧力タンク、前記加圧バルブ、及び前記エアマットが、この順に直列に接続されて空気圧回路を構成している、
    請求項1に記載のエアマットレス。
  3. 前記エアマットレスは、前記エアポンプの運転及び前記加圧バルブの開閉を制御するコントローラをさらに備え、
    前記コントローラは、前記エアポンプが停止している状態で前記加圧バルブを開く、
    請求項1に記載のエアマットレス。
  4. 前記エアマットレスは、さらに、現在時刻を示すリアルタイムクロックを備え、
    前記コントローラは、前記エアポンプの運転開始時刻をあらかじめ記憶しており、前記リアルタイムクロックが示す現在時刻が前記運転開始時刻になったときに、前記加圧バルブを閉じた状態で前記エアポンプを運転する、
    請求項3に記載のエアマットレス。
  5. 前記エアマットレスは、さらに、前記エアマットの上に人が居ることを検出する在床センサを備え、
    前記コントローラは、前記在床センサにて前記エアマットの上に人が居ることが検出されていないときに、前記加圧バルブを閉じた状態で前記エアポンプを運転する、
    請求項3又は4に記載のエアマットレス。
  6. 前記エアマットレスは、さらに、前記エアマット内の圧力を示す逐次の圧力値を出力する圧力センサを備え、
    前記コントローラは、前記エアマット内の圧力の目標値をあらかじめ指定され、前記圧力センサから出力される前記圧力値の変化速度を計算し、前記圧力値が所定のしきい値未満の変化速度で前記目標値に対応する管理下限値を下回った場合に、前記加圧バルブを開く、
    請求項3〜5の何れか1項に記載のエアマットレス。
  7. 前記コントローラは、前記圧力値が前記しきい値以上の変化速度で前記管理下限値を下回った場合、所定の時間が経過するまで待ち、その後に前記圧力センサから出力される圧力値が前記管理下限値を下回っている場合に、前記加圧バルブを開く、
    請求項6に記載のエアマットレス。
  8. 前記エアマットレスは、前記エアマットに接続され、前記コントローラによって開閉を制御され、前記エアマット内のエアを排出するための減圧バルブをさらに備え、
    前記コントローラは、前記圧力値が前記目標値に対応する管理上限値を上回った場合、所定の時間が経過するまで待ち、その後に前記圧力センサから出力される圧力値が前記管理上限値を上回っている場合に、前記減圧バルブを開く、
    請求項6又は7に記載のエアマットレス。
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