JP2021027722A - 制御装置及びアクチュエータ装置 - Google Patents

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Ryusuke Horibe
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Abstract

【課題】駆動中のDEAと交流信号生成部との間を流れる交流電流に基づく指標値の検出精度を向上させる。【解決手段】DEA10を制御する制御装置は、DEA10の正極電極12に駆動電圧を印加する駆動電圧生成部21と、DEA10の正極電極12とグランド間に配置され、DEA10の駆動中に一時的に閉鎖されて、正極電極12を短絡させる開閉スイッチ部22と、DEA10の負極電極13に交流電圧を印加する交流信号生成部23と、開閉スイッチ部22の閉鎖時におけるDEA10と交流信号生成部23との間を流れる交流電流に基づいて、DEA10の静電容量を検出する静電容量検出部25とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、誘電エラストマーアクチュエータを制御する制御装置、及びアクチュエータ装置に関する。
近年、誘電アクチュエータ(DEA:Dielectric Elastomer Actuator)の開発が行われている。DEAは、誘電エラストマーからなるシート状の誘電層と、誘電層の両側に配置された電極層とを有する多層構造体である。DEAの電極層間に電圧を印加すると、クーロン力によって両電極層が引き寄せ合うことにより、DEAは、誘電層の厚み方向に圧縮するように変形するとともに、面方向に伸長するように変形する。
また、DEAは、コンデンサ構造を有していることから、外力を検出するセンサとしても機能する。すなわち、DEAに外力が加えられて誘電層の厚みが変化すると、静電容量が変化する。この静電容量の変化に基づいてDEAに加えられた外力を推定する。例えば、特許文献1には、DEAの静電容量を検出し、検出された静電容量に基づいてDEAの変形状態を確認する技術が開示されている。
特表2015−519870号公報
駆動中のDEAに加えられた外力を検出する場合のように、駆動中のDEAの静電容量を検出する場合、駆動電圧と比較して十分に小さい交流電圧を交流信号生成部からDEAに印加し、DEAと交流信号生成部との間を流れる交流電流に基づいて静電容量が検出される。この場合、駆動電圧を生成してDEAに印加する駆動電圧生成部のインピーダンス変動に起因して、DEAと交流信号生成部との間を流れる交流電流にオフセットが生じ、当該交流電流に基づいて検出される静電容量に誤差が生じる。
例えば、駆動電圧生成部として、小型のコッククロフト・ウォルトン回路等の高電圧出力回路が用いられる。こうした高電圧出力回路においては、電流の吐き出し時のインピーダンスは低いが電流の引き込み時のインピーダンスが高くなるといった特性があり、このインピーダンス変動が交流電流にオフセットを生じさせる。
この発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、駆動中のDEAと交流信号生成部との間を流れる交流電流に基づく静電容量等の指標値の検出精度を向上させることにある。
上記課題を解決する制御装置は、誘電エラストマーアクチュエータを制御する制御装置であって、前記誘電エラストマーアクチュエータの一方の電極に駆動電圧を印加する駆動電圧生成部と、前記誘電エラストマーアクチュエータの前記一方の電極とグランド間に配置され、前記誘電エラストマーアクチュエータの駆動中に一時的に閉鎖されて、前記一方の電極を短絡させる開閉スイッチ部と、前記誘電エラストマーアクチュエータのいずれかの電極に交流電圧を印加する交流信号生成部と、前記開閉スイッチ部の閉鎖時における前記誘電エラストマーアクチュエータと前記交流信号生成部との間を流れる交流電流に基づいて、前記誘電エラストマーアクチュエータに関する指標値を検出する指標値検出部とを備える。
上記構成によれば、開閉スイッチ部が閉鎖状態となり、駆動電圧生成部に接続される誘電エラストマーアクチュエータの電極が短絡しているときに、誘電エラストマーアクチュエータと交流信号生成部との間を流れる交流電流に基づいて指標値を検出する。誘電エラストマーアクチュエータの駆動中においても、駆動電圧生成部に接続される電極が短絡している間は、誘電エラストマーアクチュエータと交流信号生成部との間を流れる交流電流が駆動電圧生成部のインピーダンス変動の影響を受けることはない。そのため、駆動電圧生成部に接続される電極が短絡している間の交流電流に基づいて指標値を検出することにより、指標値の検出精度が向上する。
前記交流信号生成部は、前記誘電エラストマーアクチュエータの他方の電極に交流電圧を印加することが好ましい。
前記駆動電圧生成部は、前記駆動電圧が固定された定電圧期間を有する波形の駆動電圧を周期的に印加し、前記開閉スイッチ部は、前記定電圧期間に閉鎖されることが好ましい。
上記構成によれば、誘電エラストマーアクチュエータの静電容量に基づいて、誘電エラストマーアクチュエータに作用する外力を容易に求めることができる。
タイミング信号を発生するタイミング生成部を備え、前記タイミング信号に基づいて、前記開閉スイッチ部が閉鎖されるとともに前記指標値検出部により前記指標値が検出されることが好ましい。
上記構成によれば、タイミング信号に合わせることにより、開閉スイッチ部が閉鎖されて駆動電圧生成部に接続される電極が短絡する適切なタイミングにて、指標値検出部による指標値の検出を行うことができる。これにより、指標値の検出精度が更に向上する。
前記開閉スイッチ部が閉鎖される期間は、前記駆動電圧の変化に対して前記誘電エラストマーアクチュエータが追従することができる機械的な応答周波数帯域の上限値の逆数の1/5以下の長さであることが好ましい。
上記構成によれば、開閉スイッチ部が閉鎖される期間が短いことから、当該期間内における駆動電圧の変化に対して誘電エラストマーアクチュエータの変位が追従できない。そのため、駆動電圧生成部に接続される電極を短絡させて駆動電圧を一時的に0Vに低下させることによる指標値の検出に与える影響を抑えることができる。
前記開閉スイッチ部が閉鎖される期間は、前記誘電エラストマーアクチュエータがコンデンサとして機能することのできる電気的な応答周波数帯域の上限値の逆数の5倍以上の長さであることが好ましい。
上記構成によれば、指標値の検出精度が更に向上する。
上記課題を解決するアクチュエータ装置は、誘電エラストマーアクチュエータと、上記制御装置とを備える。
本発明によれば、駆動中のDEAと交流信号生成部との間を流れる交流電流に基づく指標値の検出精度を向上させることができる。
第1実施形態のアクチュエータ装置の説明図。 誘電エラストマーアクチュエータの断面構造を示す断面図。 電流検出部及び静電容量検出部の説明図。 振幅検出部の説明図。 (a)〜(d)は、駆動電圧、外圧、及び交流振幅の検出値のそれぞれの経時的な変化と、開閉スイッチ部の動作とを示すタイミング図。 第2実施形態のアクチュエータ装置の説明図。 (a)〜(d)は、駆動電圧、誘電エラストマーアクチュエータの変位量、及び交流振幅の検出値のそれぞれの経時的な変化と、開閉スイッチ部の動作とを示すタイミング図。 変更例の電流検出部の説明図。
<第1実施形態>
以下、本発明のアクチュエータ装置を、脈動発生装置に具体化した第1実施形態について説明する。
脈動発生装置は、印加される駆動電圧に応じて発生する振動を人体の脈動の触感として使用者に認識させる誘電エラストマーアクチュエータ10(DEA:Dielectric Elastomer Actuator)と、誘電エラストマーアクチュエータ10を制御する制御装置20とを備えている。
図2に示すように、DEA10は、誘電エラストマーからなるシート状の誘電層11と、誘電層11の面直方向の両側に配置された電極層としての正極電極12及び負極電極13とが複数積層された多層構造体である。DEA10の最外層には絶縁層14が積層されている。DEA10は、正極電極12と負極電極13との間に直流電圧が印加されると、印加電圧の大きさに応じて、誘電層11が面直方向に圧縮されるとともに誘電層11の面に沿った方向であるDEA10の面方向に伸長するように変形する。
誘電層11を構成する誘電エラストマーは特に限定されるものではなく、公知のDEAに用いられる誘電エラストマーを用いることができる。上記誘電エラストマーとしては、例えば、架橋されたポリロタキサン、シリコーンエラストマー、アクリルエラストマー、ウレタンエラストマーが挙げられる。これら誘電エラストマーのうちの一種を用いてもよいし、複数種を併用してもよい。誘電層11の厚さは、例えば、20〜200μmである。
正極電極12及び負極電極13を構成する材料としては、例えば、導電エラストマー、カーボンナノチューブ、ケッチェンブラック(登録商標)、金属蒸着膜が挙げられる。上記導電エラストマーとしては、例えば、絶縁性高分子及び導電性フィラーを含有する導電エラストマーが挙げられる。
上記絶縁性高分子としては、例えば、架橋されたポリロタキサン、シリコーンエラストマー、アクリルエラストマー、ウレタンエラストマーが挙げられる。これら絶縁性高分子のうちの一種を用いてもよいし、複数種を併用してもよい。上記導電性フィラーとしては、例えば、カーボンナノチューブ、ケッチェンブラック(登録商標)、カーボンブラック、銅や銀等の金属粒子が挙げられる。これら導電性フィラーのうちの一種を用いてもよいし、複数種を併用してもよい。正極電極12及び負極電極13の厚さは、例えば、1〜100μmである。
絶縁層14を構成する絶縁エラストマーは特に限定されるものではなく、公知のDEAの絶縁部分に用いられる公知の絶縁エラストマーを用いることができる。上記絶縁エラストマーとしては、例えば、架橋されたポリロタキサン、シリコーンエラストマー、アクリルエラストマー、ウレタンエラストマーが挙げられる。これら絶縁エラストマーのうちの一種を用いてもよいし、複数種を併用してもよい。絶縁層14の厚さは、例えば、10〜100μmである。また、DEA10全体の厚さは、柔軟性及び強度の確保の観点から、例えば、0.3〜3mmであることが好ましい。
図1に示すように、制御装置20は、DEA10を駆動する駆動電圧を生成してDEA10の正極電極12に印加する駆動電圧生成部21と、DEA10の正極電極12とグランド間に配置される開閉スイッチ部22と、開閉スイッチ部22を制御する開閉制御部22aとを備えている。
駆動電圧生成部21は、DEA10に動脈の振動を模擬する動作を行わせるための駆動電圧を生成してDEA10の電極間に印加する。DEA10の電極間に印加される駆動電圧は、例えば、500〜2000V程度の高電圧である。駆動電圧生成部21は特に限定されるものではなく、小型のコッククロフト・ウォルトン回路等の公知の高電圧出力回路を用いることができる。
動脈の振動を模擬するようにDEA10を動作させるための駆動電圧の波形の一例を図5(a)に示す。
図5(a)に示すように、駆動電圧の波形は、1周期の最後に、低インピーダンスとなる低電位に電圧が固定される定電圧期間T1を有している。図5(a)の駆動電圧の波形においては、最大振幅が1000Vであり、周期が1秒であり、周期の最後の0.2秒が駆動電圧0Vの定電圧期間T1となっている。駆動電圧生成部21は、上記波形の駆動電圧を周期的にDEA10に印加する。
DEA10に印加される駆動電圧の周波数帯域fdは、DEA10の機械的特性に基づいて設定される。エラストマーにより構成されるDEA10は、ばね特性に加えて、ダンピング特性を有する。そのため、駆動電圧の周波数帯域fdが高過ぎる場合、駆動電圧の変化に対して、DEA10の機械的な変形が追従できない。したがって、駆動電圧の周波数帯域fdは、DEA10の機械的な応答周波数帯域の上限値fmと同等又はそれ以下に設定する。
定電圧期間T1は、DEA10の電気的特性に基づいて、DEA10がコンデンサとしての電気的な応答が可能な長さを有する期間に設定する。具体的には、定電圧期間T1は、DEA10がコンデンサとして機能することのできる電気的な応答周波数帯域の上限値feの逆数(1/fe)の5倍以上の長さに設定することが好ましく、10倍以上の長さに設定することがより好ましい。
定電圧期間T1におけるDEA10側から見た駆動側のインピーダンスは、例えば、100Ω以下であることが好ましく、0Ωであることがより好ましい。
図1に示すように、開閉スイッチ部22は、DEA10の正極電極12と駆動電圧生成部21との間に接続されている。開閉スイッチ部22が閉鎖されると、DEA10の正極電極12はグランドに短絡する。開閉スイッチ部22は特に制限されるものではないが、高電圧が印加されることから、例えば、SiCのMOSFET等の高耐圧パワーデバイスを用いることが好ましい。
図5(d)に示すように、開閉制御部22aは、DEA10の駆動中において、DEA10に印加される駆動電圧が定電圧期間T1である期間、開閉スイッチ部22を閉鎖し、駆動電圧が定電圧期間T1でない期間が開閉スイッチ部22を開放した解放期間となるように、開閉スイッチ部22の動作を制御する。
図1に示すように、制御装置20は、交流電圧からなる交流信号を生成してDEA10の負極電極13に印加する交流信号生成部23と、DEA10の負極電極13から交流信号生成部23に流れる交流電流を検出する電流検出部24とを備えている。交流信号の振幅は、例えば、3〜10Vであり、交流信号の平均電圧は、例えば、0V(グランド電圧)であり、交流信号の周波数は、例えば、1kHz〜10kHzである。
ここで、交流信号の振幅の電圧値は、駆動電圧に比べて十分に小さくなるように設定する。これにより、駆動電圧に基づくDEA10の変形に、交流信号の振幅が与える影響をほとんど無視することができる。また、交流信号の周波数は、定電圧期間T1内に交流信号の正弦波が5周期以上入る周波数であることが好ましく、10周期以上入る周波数であることがより好ましい。
図3に示すように、電流検出部24は、DEA10の負極電極13と交流信号生成部23との間に結線される検出抵抗24aと、検出抵抗24aの2つの端子間の電位差を検出する差演算部24bとを備える。検出抵抗24aの抵抗値は、充電時間の長時間化によるDEA10の応答性能の低下を抑制する観点から、例えば、100Ω〜10kΩ程度の低い値に設定することが好ましい。
図1及び図3に示すように、電流検出部24には、電流検出部24により検出された交流電流に基づいてDEA10の静電容量を検出する静電容量検出部25が接続されている。静電容量検出部25は、電流検出部24により検出された交流電流の交流振幅を検出する振幅検出部26と、振幅検出部26で検出された交流振幅をアナログデジタル変換するAD変換部27と、変換されたデジタルデータからDEA10の静電容量を演算する静電容量演算部28とを備えている。
図4に示すように、振幅検出部26は、電流検出部24により検出された電流の交流信号成分を抽出するハイパスフィルタやバンドパスフィルタ等からなるフィルタ部26aと、交流信号を全波整流して全波整流信号を生成する全波整流部26bと、全波整流信号を時間的に積分する積分部26cとを備えている。静電容量演算部28は、DEA10に印加される駆動電圧が定電圧期間T1である期間に検出された交流電流の交流振幅に基づいてDEA10の静電容量を演算する。なお、本実施形態においては、DEA10の静電容量が指標値に該当し、静電容量検出部25が指標値検出部に該当する。
図1に示すように、制御装置20は、静電容量検出部25により検出されたDEA10の静電容量に基づいて、DEA10に加えられた外力を推定する外力推定部29を備えている。DEA10に加えられた外力は、以下のようにして推定される。
DEA10は、コンデンサ構造をなしており、電気的には1/j・2πfCのインピーダンスを持つ。そのため、交流信号生成部23からDEA10の負極電極13に交流信号Vaを印加すると、交流信号生成部23と負極電極13との間に、DEA10の静電容量Cに応じた交流電流Ia(=j・2πfC・Va)が流れる。上記関係式は、交流信号の振幅|Va|が一定で、交流信号の周波数fが固定周波数であるとしたとき、交流電流の振幅|Ia|が静電容量Cに比例することを表している。
DEA10の静電容量Cは、誘電層11の厚みをd、面積をS、誘電率をεとしたとき、「C=ε・(S/d)」として表せる。また、厚み方向にDEA10を変位させる外力がDEA10に加えられている場合、DEA10に加えられた外力Fは、DEA10のばね定数をk、厚み方向の変位をΔdとしたとき、「F=k・Δd」として表せる。したがって、静電容量変化からDEA10に加えられた外力Fを推定できる。
本実施形態の作用について説明する。
使用者によりDEA10を駆動するための所定の操作が行われると、図5(a)に示す波形となるように変化する駆動電圧が駆動電圧生成部21にて生成され、DEA10の正極電極12に印加される。駆動電圧が印加されると、DEA10は、印加電圧に応じたDEA10の面方向及び面直方向に伸縮し、その伸縮に基づいて動脈の振動を模擬するように振動する駆動状態となる。駆動中のDEA10に使用者の指を押し当てると、DEA10の振動が指に伝わり、使用者は、指に伝わる振動を脈動のように認識する。
また、DEA10が駆動中であるとき、開閉制御部22aは、DEA10に印加される駆動電圧が定電圧期間T1である期間、開閉スイッチ部22を閉鎖し、駆動電圧が定電圧期間T1でない期間、開閉スイッチ部22を開放する。
また、DEA10が駆動中であるとき、交流信号が交流信号生成部23にて生成され、DEA10の負極電極13に印加される。そして、交流信号生成部23と負極電極13との間に流れる交流電流が電流検出部24により検出され、静電容量検出部25において、交流電流の交流振幅が検出されるとともに、駆動電圧が定電圧期間T1である期間に検出された交流電流の交流振幅に基づいてDEA10の静電容量が検出される。そして、外力推定部29において、DEA10の静電容量に基づいて、DEA10に加えられた外力、即ち、使用者の指によるDEA10への押し当て圧が推定される。
図5(b)〜(d)は、DEA10の駆動中において、使用者の指によるDEA10への押し当て圧(以下、外圧という。)を経時的に変化させた場合における外圧の変化、交流振幅の検出値の変化、及び開閉スイッチ部22の動作の一例を示すタイミング図である。
駆動中のDEA10に対して外圧が加えられた場合、駆動電圧の印加によるDEA10の誘電層11の厚み変化に、外圧によるDEA10の誘電層11の厚み変化が加算される。そして、DEA10の静電容量の変化も駆動電圧の印加による静電容量の変化に、外圧による静電容量の変化が加算される。そのため、図5(c)に示すように、交流振幅の検出値は、駆動電圧に対応する成分に外圧に対応する成分を加算したものとなる。ここで、駆動電圧を印加する駆動電圧生成部21のインピーダンス変動の影響により、電流検出部24により検出される交流電流にオフセットが生じ、その結果、交流電流の交流振幅に基づいて検出される静電容量に誤差が生じる。
本実施形態においては、駆動電圧が定電圧期間T1である期間に検出された交流電流の交流振幅に基づいてDEA10の静電容量の検出を行っている。定電圧期間T1においては、開閉スイッチ部22が閉鎖状態となることにより、駆動電圧生成部21に接続されるDEA10の正極電極12が短絡する。これにより、駆動電圧生成部21のインピーダンス変動の影響を受けることなくDEA10の静電容量を検出することができる。
なお、駆動電圧生成部21は、一定の出力インピーダンスを持つ。そのため、駆動電圧生成部21の動作を単純に停止する、又は出力される駆動電圧を0Vにするのみでは、駆動電圧生成部21のインピーダンス変動による影響が生じるが、正極電極12を短絡させることにより、こうしたインピーダンス変動による影響も低減できる。
また、定電圧期間T1においては、駆動電圧が既知の低電圧(0V)に固定されていることから、駆動電圧の印加による静電容量の変化量は零にて一定となる。そのため、検出された静電容量から外圧による静電容量の変化量を求めること、及び外圧による静電容量の変化量からDEA10に加えられた外圧を求めることが容易である。
次に、第1実施形態の効果について記載する。
(1)DEA10を制御する制御装置は、DEA10の正極電極12に駆動電圧を印加する駆動電圧生成部21と、DEA10の正極電極12とグランド間に配置され、DEA10の駆動中に一時的に閉鎖されて、正極電極12を短絡させる開閉スイッチ部22と、DEA10の負極電極13に交流電圧を印加する交流信号生成部23と、開閉スイッチ部22の閉鎖時におけるDEA10と交流信号生成部23との間を流れる交流電流に基づいて、DEA10の静電容量を検出する静電容量検出部25とを備える。
上記構成によれば、開閉スイッチ部22が閉鎖状態となり、駆動電圧生成部21に接続されるDEA10の正極電極12が短絡しているときに、DEA10と交流信号生成部23との間を流れる交流電流に基づいてDEA10の静電容量を検出する。DEA10の駆動中においても、正極電極12が短絡している間は、DEA10と交流信号生成部23との間を流れる交流電流が駆動電圧生成部21のインピーダンス変動の影響を受けることはない。そのため、正極電極12が短絡している間の交流電流に基づいて静電容量を検出することにより、静電容量の検出精度が向上する。
(2)駆動電圧生成部21は、駆動電圧が固定された定電圧期間T1を有する波形の駆動電圧を周期的に印加し、開閉スイッチ部22は、定電圧期間T1に閉鎖される。
上記構成によれば、DEA10の静電容量に基づいて、DEA10に加えられた外圧を容易に求めることができる。
(3)開閉スイッチ部22が閉鎖される期間は、DEA10がコンデンサとして機能することのできる電気的な応答周波数帯域の上限値の逆数の5倍以上の長さである。
上記構成によれば、DEA10の静電容量の検出精度が更に向上する。
<第2実施形態>
以下、ロボット用のアクチュエータ装置として具体化した第2実施形態のアクチュエータ装置について説明する。上記実施形態と同一又は対応する構成については、同一の符号を付すことにより重複する説明を省略する。
図6に示すように、アクチュエータ装置は、基材30と、基材30の上面に対して、上下方向を厚さ方向(積層方向)とするように取り付けられたDEA10と、DEA10を制御する制御装置20と、DEA10の上面に取り付けられた駆動体31とを備えている。
アクチュエータ装置は、DEA10の厚さ方向の伸縮動作に基づいて駆動体31を上下方向に変位させることにより、駆動体31によって対象物を移動させたり、把持したりする等の操作を行う。そして、DEA10が有するセルフセンシング特性を利用して、DEA10に作用する外力、即ち、駆動体31と対象物との間に作用する力(例えば、把持力)を推定し、推定された外力に基づいて、駆動体31と対象物との間に作用する力が目的の大きさとなるようにDEA10に印加される駆動電圧を調整する。
第2実施形態の制御装置20は、タイミング信号を生成するタイミング生成部32を備え、開閉スイッチ部22の開閉動作のタイミング及び静電容量の検出のタイミングがタイミング信号に基づいて制御される点において、第1実施形態の制御装置20と相違する。
タイミング生成部32は、DEA10の駆動中において、所定の周期にて定期的にタイミング信号を生成し、生成したタイミング信号を開閉制御部22a及び静電容量検出部25に送信する。タイミング信号を送信する周期は、例えば、1〜10ミリ秒であることが好ましい。
開閉制御部22aは、タイミング信号の受信に基づいて、開閉スイッチ部22を開放状態から閉鎖状態に変更し、予め設定された短絡期間Tsが経過した後、開閉スイッチ部22を閉鎖状態から開放状態に戻す。また、静電容量検出部25は、タイミング信号の受信から短絡期間Tsが経過するまでの間に電流検出部24により検出された交流電流に基づく交流振幅のデジタルデータを静電容量演算部28に取り込み、DEA10の静電容量を検出する。
短絡期間Tsは、DEA10の機械的特性及び電気的特性に基づいて、DEA10がコンデンサとしての電気的な応答は可能であるが、駆動電圧の変化に対して機械的な変形が追従できない期間となるように設定する。
具体的には、短絡期間Tsは、DEA10がコンデンサとして機能することのできる電気的な応答周波数帯域の上限値feの逆数(1/fe)の5倍以上の長さに設定することが好ましく、10倍以上の長さに設定することがより好ましい。
また、短絡期間Tsは、駆動電圧の変化に対してDEA10が追従することができる機械的な応答周波数帯域の上限値fmの逆数(1/fm)の1/5以下の長さに設定することが好ましく、1/10以下の長さに設定することがより好ましい。なお、上記機械的な応答周波数帯域は、DEA10に一体に取り付けられる基材30及び駆動体31に応じて変化する。そのため、上記機械的な応答周波数帯域は、DEA10を単独で用いた場合の機械的な応答周波数帯域ではなく、DEA10とDEA10に取り付けられる部材とを含めたアクチュエータ装置におけるDEA振動系全体としての機械的な応答周波数帯域を意味する。
図7(a)〜(d)は、DEA10の駆動中における駆動電圧、DEA10の変位量、及び交流振幅の検出値のそれぞれの経時的な変化と、開閉スイッチ部22の動作の一例を示すタイミング図である。
図7(d)に示すように、DEA10の駆動中は、開閉スイッチ部22が閉鎖状態となる短絡期間Tsが定期的に設けられる。図7(a)に示すように、DEA10の駆動中は、駆動体31に任意の動作を行わせるための駆動電圧がDEA10に印加されつつ、開閉スイッチ部22が閉鎖状態となる短絡期間Tsにおいて、DEA10の正極電極12が短絡することにより、駆動電圧が一時的に0Vに低下する。
短絡期間Tsは、駆動電圧の変化に対してDEA10の機械的な変形が追従できない短い期間である。そのため、図7(b)及び図7(c)に示すように、駆動電圧が0Vに低下しても、DEA10の変位量は殆ど変わらず、駆動電圧を印加し続けた場合と同じ状態が継続されて、駆動電圧を印加し続けた場合と同じ変位量に基づく交流電流の交流振幅を検出できる。
図6に示すように、静電容量検出部25は、短絡期間Tsに検出された交流電流の交流振幅に基づいて静電容量を検出する。そして、外力推定部29において、静電容量に基づいて、DEA10に作用する外力、即ち、対象物と駆動体31との間に作用する外力が推定される。推定された外力は、駆動電圧生成部21に送信されて、DEA10に印加される駆動電圧を調整するためのパラメータとして用いられる。
次に、第2実施形態の効果について記載する。第2実施形態のアクチュエータ装置によれば、第1実施形態の効果(1)及び(3)に加えて、以下に記載する効果が得られる。
(4)制御装置20は、タイミング信号を発生するタイミング生成部32を備え、タイミング信号に基づいて、開閉スイッチ部22が閉鎖されるとともに、静電容量検出部25により静電容量が検出される。
上記構成によれば、タイミング信号に合わせることにより、開閉スイッチ部22が閉鎖されて正極電極12が短絡する適切なタイミングにて、静電容量検出部25による静電容量の検出を行うことができる。これにより、静電容量の検出精度が更に向上する。
(5)開閉スイッチ部22が閉鎖される期間は、駆動電圧の変化に対してDEA10が追従することができる機械的な応答周波数帯域の上限値の逆数の1/5以下の長さである。
上記構成によれば、開閉スイッチ部22が閉鎖される期間が短いことから、当該期間内における駆動電圧の変化に対してDEA10の変位が追従できずに、DEA10の変位量は、開閉スイッチ部22を閉鎖しなかった場合と略同じになる。そのため、正極電圧を短絡させて駆動電圧を一時的に0Vに低下させることによる静電容量の検出に与える影響を抑えることができる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・制御装置20を構成する駆動電圧生成部21、開閉スイッチ部22、交流信号生成部23、電流検出部24、静電容量検出部25の具体的構成は適宜変更できる。例えば、駆動電圧生成部21の一部として開閉スイッチ部22を設けてもよいし、図8に示すように、トランスを利用した電流検出部24を採用してもよい。
図8に示す電流検出部24は、トランスコア40に1次巻線41および2次巻線42が巻かれたトランス43を備えている。トランスコア40の1次巻線41として、負極電極13と交流信号生成部23とを接続する配線が巻かれている。トランスコア40の2次巻線42として、出力配線が巻かれており、出力配線の両端子間には負荷抵抗44が接続されている。この場合には、図3に示す電流検出部24のように、被測定経路に抵抗器を挿入していないため、抵抗器の送入による被測定回路の動作の乱れがなく、被測定回路に与える影響の少ないより正確な電流検出が可能となる。
・上記第1実施形態では、定電圧期間T1の間は常に開閉スイッチ部22を閉鎖状態としていたが、定電圧期間T1内の一部の間のみ、開閉スイッチ部22を閉鎖状態としてもよい。この場合、1回の定電圧期間T1内に複数回、開閉スイッチ部22を閉鎖状態としてもよい。
・DEA10の負極電極13に交流電圧を印加してもよい。
・DEA10と交流信号生成部23との間を流れる交流電流に基づいて検出されるDEA10に関する指標値は、DEA10の静電容量に限定されない。例えば、DEA10の静電容量の変化量等のDEA10の静電容量に関連する静電容量情報を上記指標値としてもよい。
T1…定電圧期間、Ts…短絡期間、10…誘電エラストマーアクチュエータ(DEA)、11…誘電層、12…正極電極、13…負極電極、20…制御装置、21…駆動電圧生成部、22…開閉スイッチ部、22a…開閉制御部、23…交流信号生成部、24…電流検出部、25…静電容量検出部、29…外力推定部、32…タイミング生成部。

Claims (7)

  1. 誘電エラストマーアクチュエータを制御する制御装置であって、
    前記誘電エラストマーアクチュエータの一方の電極に駆動電圧を印加する駆動電圧生成部と、
    前記誘電エラストマーアクチュエータの前記一方の電極とグランド間に配置され、前記誘電エラストマーアクチュエータの駆動中に一時的に閉鎖されて、前記一方の電極を短絡させる開閉スイッチ部と、
    前記誘電エラストマーアクチュエータのいずれかの電極に交流電圧を印加する交流信号生成部と、
    前記開閉スイッチ部の閉鎖時における前記誘電エラストマーアクチュエータと前記交流信号生成部との間を流れる交流電流に基づいて、前記誘電エラストマーアクチュエータに関する指標値を検出する指標値検出部とを備えることを特徴とする制御装置。
  2. 前記交流信号生成部は、前記誘電エラストマーアクチュエータの他方の電極に交流電圧を印加する請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記駆動電圧生成部は、前記駆動電圧が固定された定電圧期間を有する波形の駆動電圧を周期的に印加し、
    前記開閉スイッチ部は、前記定電圧期間に閉鎖される請求項1又は請求項2に記載の制御装置。
  4. タイミング信号を発生するタイミング生成部を備え、
    前記タイミング信号に基づいて、前記開閉スイッチ部が閉鎖されるとともに前記指標値検出部により前記指標値が検出される請求項1又は請求項2に記載の制御装置。
  5. 前記開閉スイッチ部が閉鎖される期間は、前記駆動電圧の変化に対して前記誘電エラストマーアクチュエータが追従することができる機械的な応答周波数帯域の上限値の逆数の1/5以下の長さである請求項4に記載の制御装置。
  6. 前記開閉スイッチ部が閉鎖される期間は、前記誘電エラストマーアクチュエータがコンデンサとして機能することのできる電気的な応答周波数帯域の上限値の逆数の5倍以上の長さである請求項1〜5のいずれか一項に記載の制御装置。
  7. 誘電エラストマーアクチュエータと、
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の制御装置とを備えるアクチュエータ装置。
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