JP2021027314A - 半導体光増幅器アレイ素子 - Google Patents

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和明 清田
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Abstract

【課題】互いに特性が異なる半導体光増幅器が集積された半導体光増幅器アレイ素子を提供すること。【解決手段】半導体光増幅器アレイ素子100は、基板100aと、基板上に形成されており、それぞれが活性領域110ca1、110cb1、120ca1、120cb1を有する複数の半導体光増幅器と、を備え、複数の半導体光増幅器がそれぞれ有する2つの光入出力ポート111a、111b、121a、121bは、いずれも活性領域のそれぞれに光学的に接続するとともに、いずれも当該半導体光増幅器アレイ素子の同一の端面に設けられており、複数の半導体光増幅器は、活性領域の長さが第1長さである第1半導体光増幅器110と、活性領域の長さが第1長さとは異なる第2長さの第2半導体光増幅器120と、を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、半導体光増幅器アレイ素子に関するものである。
光通信システムにおいて、ディジタルコヒーレント方式を用いたディジタルコヒーレント通信が広く適用されている。ディジタルコヒーレント通信は長距離(ロングホール)に用いられていた。近年その適用距離は短くなり、メトロ系やデータセンタ間にもディジタルコヒーレント方式が用いられるようになってきた。ディジタルコヒーレント通信システムの送信機中の変調器としては、古くから存在するLN変調器に加えて、InP系半導体材料を用いたInP変調器、およびSiフォトニクスを用いた変調器が用いられるようになってきた。
一般に、送信機には高出力化が望まれている。そこで、InP変調器は、非特許文献1のように、しばしば集積された半導体光増幅器(SOA)を有する。非特許文献1では、変調器は4つの半導体光増幅器を有している。そのうち2つは入力された連続光を増幅する「Pre−半導体光増幅器」であり、他の2つは変調光を増幅する「Post−半導体光増幅器」である。
一方、Siフォトニクスを用いた変調器においては、Siが間接遷移の材料であるために、発光素子を集積することは難しい。Siフォトニクスの素子に発光素子を集積する一つのアプローチは、非特許文献2に記載のように、Siフォトニクスチップ上にInPチップを「ハイブリッド集積」する方法である。この技術を変調器に適用することにより、半導体光増幅器をSiフォトニクス変調器とともに用いることができる。
ハイブリッド集積のための半導体光増幅器として、特許文献1には、Uターン構造の半導体光増幅器が開示されている。Uターン構造の半導体光増幅器は、被増幅光が入力される入力ポートと増幅光を出力する出力ポートとを同一の端面に有しており、さらに光路を折り返す曲げ導波路を有している。この構成を用いることにより、異なる導波路のSiフォトニクスチップとの光結合位置を一つの端面に集約することができ、ハイブリッド実装が容易になる。
国際公開第2013/035259号
R. A. Griffin et al.、 "InP Coherent Optical Modulator with Integrated Amplification for High Capacity Transmission、" Optical Fiber Communication Conference 2015、 Th4E.2. T. Matsumoto et al.、 "Hybrid-Integration of SOA on Silicon Photonics Platform Based on Flip-Chip Bonding、" JOURNAL OF LIGHTWAVE TECHNOLOGY、 VOL. 37、 NO. 2、 pp. 307-313.
しかしながら、公知技術では、複数の半導体光増幅器を集積しつつ、かつ集積される半導体光増幅器の中に互いに異なる用途で使用される異なる特性の半導体光増幅器がある場合の、最適な素子設計については検討されていなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、互いに特性が異なる半導体光増幅器が集積された半導体光増幅器アレイ素子を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様は、基板と、前記基板上に形成されており、それぞれが活性領域を有する複数の半導体光増幅器と、を備え、前記複数の半導体光増幅器がそれぞれ有する2つの光入出力ポートは、いずれも前記活性領域のそれぞれに光学的に接続するとともに、いずれも当該半導体光増幅器アレイ素子の同一の端面に設けられており、前記複数の半導体光増幅器は、前記活性領域の長さが第1長さである第1半導体光増幅器と、前記活性領域の長さが前記第1長さとは異なる第2長さの第2半導体光増幅器と、を含む半導体光増幅器アレイ素子である。
前記複数の半導体光増幅器は、前記2つの光入出力ポートの間に、光路が実質的に180度の角度で折り返しをする導波路で構成されている折り返し部を有してもよい。
前記第1半導体光増幅器の前記第1長さは、前記第2半導体光増幅器の前記第2長さより長く、前記第1半導体光増幅器の光入出力ポートは、連続光が入力され、前記第2半導体光増幅器の光入出力ポートは、変調光が入力されてもよい。
本発明によれば、互いに特性が異なる半導体光増幅器が集積された半導体光増幅器アレイ素子を実現できるという効果を奏する。
図1は、実施形態1に係る半導体光増幅器アレイ素子の模式的な平面図である。 図2は、図1に示す半導体光増幅器アレイ素子の模式的な一部断面図である。 図3は、参考形態に係る半導体光増幅器アレイ素子の模式的な平面図である。 図4は、実施形態2に係る半導体光増幅器アレイ素子の模式的な平面図である。 図5は、実施形態3に係る光モジュールの模式的な構成図である。
以下に、図面を参照して実施形態について説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一または対応する要素には適宜同一の符号を付し、重複説明を適宜省略する。また、図面は模式的なものであり、各要素の寸法の関係、各要素の比率などは、現実と異なる場合があることに留意する必要がある。図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る半導体光増幅器アレイ素子の模式的な平面図である。
チップ状の半導体光増幅器アレイ素子100は、複数の半導体光増幅器として、半導体光増幅器110、120を備えている。半導体光増幅器110、120は基板100a上に形成されており、1つの基板100a上に集積されている。半導体光増幅器110は第1半導体光増幅器の一例であり、半導体光増幅器120は第2半導体光増幅器の一例である。半導体光増幅器アレイ素子100はIII−V族半導体材料を主な構成材料とする。
半導体光増幅器110は、能動部111と受動部112とを備えている。能動部111は、電流注入型の発光素子に適した埋込導波路構造を有しており、光導波路として、活性層110ca、110cbとを有する。受動部112は、U字型に屈曲しており、受動導波路としての光導波路を含むハイメサ導波路構造を有する。ハイメサ導波路構造はディープリッジ導波路構造とも呼ばれる。受動部112は、光路が実質的に180度の角度で折り返しをする導波路で構成されている折り返し部の一例である。
活性層110ca、110cbはたとえばGaInAsP系半導体材料、またはAlGaInAs系半導体材料からなる多重量子井戸(MQW)構造を有する。受動部112は、クラッド層がn型InPまたはi型InPからなり、光導波路がたとえばバンドギャップ波長が1300nmのi型GaInAsP系半導体材料からなる。活性層110ca、110cbと受動部112の光導波路とは、バットジョイント接続などによって光学的に接続されている。活性層110caと活性層110cbとは、互いに略平行であり、受動部112のハイメサ導波路構造の光導波路を介在して光学的に接続されている。また、半導体光増幅器110は、給電部110jを備えている。また、半導体光増幅器110は、半導体光増幅器アレイ素子100の一端面である端面101に設けられた、光入出力ポート111a、111bを有する。光入出力ポート111a、111bはそれぞれ活性層110ca、110cbに接続している。活性層110ca、110cbは、端面101側において、端面101の法線に対して傾斜している。
半導体光増幅器120は、能動部121と受動部122とを備えている。能動部121は、埋込導波路構造を有しており、光導波路として、活性層120ca、120cbとを有する。受動部122は、U字型に屈曲しており、光導波路を含むハイメサ導波路構造を有する。受動部122は、光路が実質的に180度の角度で折り返しをする導波路で構成されている折り返し部の一例である。活性層120ca、120cbの構成材料や構造は活性層110ca、110cbと同じであり、受動部122の構成材料は受動部112と同じである。
活性層120ca、120cbと受動部122の光導波路とは、バットジョイント接続などによって光学的に接続されている。活性層120caと活性層120cbとは、互いに略平行であり、受動部122のハイメサ導波路構造の光導波路を介在して光学的に接続されている。また、半導体光増幅器120は、給電部120jを備えている。また、半導体光増幅器120は、半導体光増幅器アレイ素子100の端面101に設けられた、光入出力ポート121a、121bを有する。光入出力ポート121a、121bはそれぞれ活性層120ca、120cbに接続している。活性層120ca、120cbは、端面101側において、端面101の法線に対して傾斜している。
なお、能動部111、121と受動部122との間には、異なる構造の導波路を低損失で光学的に接続するための変換領域が設けられていてもよい。
半導体光増幅器アレイ素子100は、さらに、互いに略平行に延伸するトレンチ溝131、132、133を備えている。トレンチ溝132は、半導体光増幅器110と半導体光増幅器120との間に形成されている。また、トレンチ溝131は半導体光増幅器110を挟んでトレンチ溝132の反対に配置されている。また、トレンチ溝133は半導体光増幅器120を挟んでトレンチ溝132の反対に配置されている。トレンチ溝131、132、133は半導体光増幅器110、120のそれぞれの一部同士、または半導体光増幅器110と物理接触領域141、または半導体光増幅器120と物理接触領域142を電気的に分離するために設けられている。
半導体光増幅器アレイ素子100は、物理接触領域141、142を備えている。物理接触領域141、142はトレンチ溝131、132、133の延伸方向とは直交する方向における半導体光増幅器アレイ素子100の両端に位置している。物理接触領域141、142は、半導体光増幅器アレイ素子100を他の部材と組み合わせるときにその相手の部材と接触させ、高さ合わせを行うものである。
図2は、図1に示す半導体光増幅器アレイ素子の模式的なA−A線一部断面図である。図2は主にトレンチ溝132から半導体光増幅器110側の断面を示している。なお、トレンチ溝132から半導体光増幅器110側も同様の断面を有しているので、説明を適宜省略する。
半導体光増幅器アレイ素子100は、n型InPからなる基板100aと、基板100aの上に積層したn型InPからなるクラッド層100bとを備えている。基板100aとクラッド層100bとの間にはn型GaInAsPからなるエッチングストップ層100mが介在している。半導体光増幅器110および物理接触領域141におけるクラッド層100bは3つのストライプメサ部100baを有する。ストライプメサ部100baの上には活性層110ca、110cb、100cがそれぞれ積層している。
ストライプメサ部100baおよび活性層110ca、110cb、100cの片側または両側にはp型InPからなる第1電流ブロック層100dが積層されている。第1電流ブロック層100dの上にはn型InP層からなる第2電流ブロック層100eが積層されている。第1電流ブロック層100dと第2電流ブロック層100eとは電流ブロック構造を形成している。
第2電流ブロック層100eおよび活性層110ca、110cbの上にはp型InPからなるクラッド層100fが積層されている。クラッド層100fの上にはGaInAsPからなるコンタクト層100gが積層されている。
トレンチ溝131、132、133は、エッチングストップ層100mの表面の深さまで到達している。トレンチ溝132は、半導体光増幅器110、120のそれぞれの、上述したp型半導体からなる積層部を電気的に分離している。
n側コンタクト電極100kは、トレンチ溝132内の一部で基板100aとオーミック接触するように積層されている。同様に、p側コンタクト電極110hが、コンタクト層100gの表面の一部でコンタクト層100gとオーミック接触するように積層されている。p側コンタクト電極110h、120h、n側コンタクト電極100kがオーミック接触している領域以外のトレンチ溝131、132、133の内面およびコンタクト層100gの表面は、たとえばSiNxからなるパッシベーション膜100iが積層されている。
パッシベーション膜100iの上にはボンディングパッドと配線からなる給電部110j、100lが形成されている。パッシベーション膜100iはp側コンタクト電極110hの上で開口しており、その開口で配線とp側コンタクト電極110hとが電気的に接続している。パッシベーション膜100iはn側コンタクト電極100kの上で開口しており、その開口で給電部100lの配線とn側コンタクト電極100kとが電気的に接続している。給電部110j、100lの各配線は各ボンディングパッドまで引き回されている。各ボンディングパッドはコンタクト層100gの上方に形成されている。これによりp側とn側とでボンディングパッドの高低差が小さくなっている。
物理接触領域141、142では、活性層100cの上にパッシベーション膜100iが積層されている。
半導体光増幅器110では、給電部100lと給電部110jとの間に電圧を印加し、活性層110ca、110cbのうちp側コンタクト電極110hで覆われた活性領域110ca1、110cb1のそれぞれに電流を注入すると、活性領域110ca1、110cb1は光増幅作用を発揮する。活性領域は活性層のうち電流が注入される領域である。その結果、半導体光増幅器110は光入出力ポート111aから入力された光L1を光増幅して光L2として光入出力ポート111bから出力する。なお、活性層110ca、110cbが端面101側において、端面101の法線に対して傾斜しているので、端面101で発生した反射光が活性層110ca、110cbに入力されることが抑制される。
同様に、半導体光増幅器120では、給電部100lと給電部120jとの間に電圧を印加し、活性層120ca、120cbのうちp側コンタクト電極で覆われた活性領域120ca1、120cb1のそれぞれに電流を注入すると、活性領域120ca1、120cb1は光増幅作用を発揮する。その結果、半導体光増幅器120は光入出力ポート121aから入力された光L3を光増幅して光L4として光入出力ポート121bから出力する。なお、活性層120ca、120cbが端面101側において、端面101の法線に対して傾斜しているので、端面101で発生した反射光が活性層120ca、120cbに入力されることが抑制される。
トレンチ溝132が半導体光増幅器110、120のp型半導体層を電気的に分離しているので、半導体光増幅器110、120は独立して駆動制御することができる。
以上の半導体積層構造において、活性層110ca、110cb、120ca、120cbのいずれも、幅、厚さおよび実効屈折率が等しい。
半導体光増幅器アレイ素子100では、半導体光増幅器110における活性領域の長さは活性領域110ca1、110cb1の長さの合計であるが、これを第1長さとする。半導体光増幅器120における活性領域の長さは活性領域120ca1、120cb1の長さの合計であるが、これを第2長さとする。すると、第1長さと第2長さとは異なり、本実施形態では第1長さは第2長さより長い。これにより、半導体光増幅器110の増幅特性と半導体光増幅器120の増幅特性とを異ならせることができる。
また、半導体光増幅器110の光入出力ポート111a、111bおよび半導体光増幅器120の光入出力ポート121a、121bは、受動部112、122の光路が実質的に180度の角度で折り返しをするため、半導体光増幅器アレイ素子100の1つの端面101に設けられる。これにより、半導体光増幅器アレイ素子100と他の導波路素子との接続端面を1端面に集約できるというメリットがある。また、光入出力ポート111a、111b、121a、121bを1端面に集約しつつ、活性層110ca、110cbの延伸方向における受動部112の位置を変更するだけで、活性層110ca、110cbひいては活性領域110ca1、110cb1の長さを自由に調整できる。さらに、活性層120ca、120cbの延伸方向における受動部122の位置を変更するだけで、活性層120ca、120cbひいては活性領域120ca1、120cb1の長さを自由に調整できる。
また、受動部112、122の光路が実質的に180度の角度で折り返しをするため、半導体光増幅器アレイ素子100の素子長を短くすることができる。
以下では、半導体光増幅器110における活性領域の第1長さと半導体光増幅器120における活性領域の第2長さとが異なることの効果の一例について説明する。
たとえば、半導体光増幅器110には、光L1として連続光(CW光)が入力される。また、半導体光増幅器120には、光L2として変調光が入力される。この場合、たとえば第1長さは800μmであり、第2長さは500μmである。
CW光の半導体光増幅器には、高出力と高効率が要求される。高出力のためには、半導体光増幅器の熱によるロールオーバを防ぐために、活性領域が長いことが好適である。また、高効率のためには、半導体光増幅器は誘導放出が支配的になるように飽和領域で動作することが好適である。このために、半導体光増幅器は活性領域が長い、または活性層への光閉じ込め係数が大きいことが好ましい。
一方、変調光用の半導体光増幅器には、パターン効果の抑制が要求される。パターン効果を抑制するためには、半導体光増幅器は、その注入電流に応じて、誘導放出が無視できる程度に小さくなるように、線形領域で動作することが必要である。このために、半導体光増幅器は活性領域が短い、または活性層への光閉じ込め係数が小さいことが好ましい。
このように、用途の異なる2つの半導体光増幅器では、互いに必要な特性が異なり、最適化の方策はほとんど正反対である。このため、半導体光増幅器に対して個別の最適化が必須である。
上述したように、個別の最適化のために活性層への光閉じ込め係数を両者で異なるものとするという方法もあるが、そのためには構造が異なる2種類の活性層を作製する必要がある。しかしながら、活性層は、その構成材料としての多元系半導体材料に対して、受動導波路よりも精密な組成制御が必要であるので、作製方法が複雑になる。
これに対して、実施形態1に係る半導体光増幅器アレイ素子100では、折り返し配置の利点を享受した上に、活性領域の長さの調整による個別最適化が容易に実現できるので、CW光用と変調光用で個別最適化された半導体光増幅器110、120を備える構成を実現できる。
(作製方法)
つぎに、半導体光増幅器アレイ素子100の作製方法の一例について説明する。まず、ウェハ状の基板100aの表面にn型InPからなるバッファ層を結晶成長し、つづいて、エッチングストップ層100m、クラッド層100b、活性層、p型InP層を順に結晶成長する。
つづいて、結晶成長した活性層のうち、活性層110ca、110cb、120ca、120cb、および物理接触領域141、142において残すべき活性層(活性層100cなど)となる領域以外の領域のp型InP層と活性層とをエッチングにより除去し、除去した領域にi型GaInAsP層とi型InP層とをバットジョイント成長する。i型GaInAsP層は受動部112、122の光導波路となり、i型InP層は受動部112、122のクラッド層となる。
つづいて、クラッド層100bおよび活性層の埋込(BH)構造を形成するためにメサエッチングを行い、ストライプメサ部100ba、活性層110ca、110cb、100cなどを形成する。さらに、第1電流ブロック層100dと第2電流ブロック層100eと結晶成長し、BH構造を形成する。このとき、上述したように物理接触領域141、142となる領域は保護して活性層100cなどを残すようにする。また、後にハイメサ導波路とする領域はやや広めに保護しておく。
つづいて、上記結晶成長を行った基板100aの全領域にクラッド層100fとコンタクト層100gとを順次結晶成長する。
つづいて、エッチングによって必要部分以外のコンタクト層100gを除去する。この際に、クラッド層100fを部分的に薄くしてもよい。
つづいて、p側コンタクト電極110hを蒸着により形成する。
つづいて、受動部112、122のハイメサ導波路構造をエッチングにより形成する。
つづいて、ウェットエッチングにより物理接触領域141、142とトレンチ溝131、132、133を形成する。このとき、塩酸系のエッチングによってInPを選択的にエッチングすると、GaInAsPからなるエッチングストップ層100m、活性層100cの表面でエッチングがストップすることによって、物理接触領域141、142とトレンチ溝131、132、133とを所望の深さまで再現よく形成し、表面を出すことができる。
特に、活性層100cをエッチングストップ層として利用しているので、物理接触領域141、142と活性層110ca、110cb、120ca、120cbとの相対的な高さ精度が高くなる。たとえば、ボンディングパッドと同様の面に物理接触領域を形成する場合には、活性層110ca、110cb、120ca、120cbとの高さの差は設計中心値としてたとえば4.5μm程度となる。一方、半導体光増幅器アレイ素子100によれば、物理接触領域141、142と活性層110ca、110cb、120ca、120cbとの高さの差は設計中心値としてたとえば0.4μm程度である。したがって、パッシベーション膜100iの成膜における製造上の厚さのずれが10%としても、半導体光増幅器アレイ素子100の構成の方がばらつき量が1/10未満に低減できると言える。
つづいて、n側コンタクト電極100kを蒸着により形成する。さらに、パッシベーション膜100iを形成する。その後、電気的コンタクトを取るために、所定の位置のパッシベーション膜100iをエッチングにより除去する。つづいて、給電部110j、120j、100lを蒸着により形成する。
つづいて、ウェハを所定の厚さまで研磨・ポリッシュする。これでウェハプロセスが完了する。さらに、完成したウェハをへき開することにより、各半導体光増幅器アレイ素子100の端面を形成する。つづいて、入出力ポートがある端面101には低反射コーティングを行う。その後ウェハから半導体光増幅器アレイ素子100をチップ毎に切り出し、所定の検査を行うことで、半導体光増幅器アレイ素子100が完成する。
(参考形態)
ここで、参考形態として、図3に示す構成の半導体光増幅器アレイ素子1000を検討する。
半導体光増幅器アレイ素子1000は、III−V族半導体材料を主な構成材料とし、半導体光増幅器1100、1200を備えている。
半導体光増幅器1100は、埋込導波路構造を有しており、光導波路として、たとえばGaInAsP系半導体材料、またはAlGaInAs系半導体材料からなるMQW構造の活性層1100cを有する。また、半導体光増幅器1100は、給電部1100jを備えている。また、半導体光増幅器1100は、光入出力ポート1110a、1110bを有する。光入出力ポート1110a、1110bは半導体光増幅器アレイ素子1000の対向する端面である端面1010、1020にそれぞれ設けられている。
半導体光増幅器1200は、光導波路として、活性層1200cを有する。活性層1200cの構成材料や構造は活性層1100cと同じである。
半導体光増幅器1200は、給電部1200jを備えている。また、半導体光増幅器1200は、光入出力ポート1120a、1120bを有する。光入出力ポート1120a、1120bは端面1010、1020にそれぞれ設けられている。
半導体光増幅器アレイ素子1000は、さらに、互いに略平行に延伸するトレンチ溝1310、1320、1330を備えている。トレンチ溝1320は、半導体光増幅器1100と半導体光増幅器1200との間に形成されている。また、トレンチ溝1310は半導体光増幅器1100を挟んでトレンチ溝1320の反対に配置されている。
また、半導体光増幅器アレイ素子100は、物理接触領域1410、1420を備えている。物理接触領域1410、1420はトレンチ溝1310、1320、1330の延伸方向とは直交する方向における半導体光増幅器アレイ素子1000の両端に位置している。
半導体光増幅器1100では、活性層1100cに電流を注入して光増幅作用を発揮させた状態で、端面1010側の光入出力ポート1110aから入力された光L10を光増幅して光L20として端面1020側の光入出力ポート1110bから出力する。同様に、半導体光増幅器1200では、活性層1200cに電流を注入して光増幅作用を発揮させた状態で、端面1010側の光入出力ポート1120aから入力された光L30を光増幅して光L40として端面1020側の光入出力ポート1120bから出力する。
このような半導体光増幅器1100では、他の導波路素子との接続端面は対向する2端面となり、接続箇所の増加や、接続相手の接続箇所と端面1010および1020との距離を精度よく一致させないと、接続損失が増大するおそれがある。また、半導体光増幅器1100では活性層1100c、1200cの長さを異ならせることが困難であり、個別の最適化には不適である。
(実施形態2)
図4は、実施形態4に係る半導体光増幅器アレイ素子の模式的な平面図である。
チップ状の半導体光増幅器アレイ素子200は、複数の半導体光増幅器として、1つの基板上に集積された半導体光増幅器110A、110B、120A、120Bを備えている。半導体光増幅器110A、110Bは第1半導体光増幅器の一例であり、半導体光増幅器120A、120Bは第2半導体光増幅器の一例である。半導体光増幅器アレイ素子200はIII−V族半導体材料を主な構成材料とする。
半導体光増幅器110A、110Bは、実施形態1の半導体光増幅器110と同様の構成を有する。すなわち、半導体光増幅器110Aは、能動部111Aと受動部112Aとを備えている。半導体光増幅器110Bは、能動部111Bと受動部112Bとを備えている。能動部111A、111Bは、それぞれ活性層110Aca、110Acb、活性層110Bca、110Bcbを有する。また、半導体光増幅器110A、110Bは、それぞれ給電部110Aj、110Bjを備えている。また、半導体光増幅器110A、110Bは、それぞれ、半導体光増幅器アレイ素子200の一端面である端面201に設けられた、光入出力ポート111Aa、111Ab、光入出力ポート111Ba、111Bbを有する。
半導体光増幅器120A、120Bは、実施形態1の半導体光増幅器120と同様の構成を有する。すなわち、半導体光増幅器120Aは、能動部121Aと受動部122Aとを備えている。半導体光増幅器120Bは、能動部121Bと受動部122Bとを備えている。能動部121A、121Bは、それぞれ活性層120Aca、120Acb、活性層120Bca、120Bcbを有する。また、半導体光増幅器120A、120Bは、それぞれ給電部120Aj、120Bjを備えている。また、半導体光増幅器120A、120Bは、それぞれ、半導体光増幅器アレイ素子200の端面201に設けられた、光入出力ポート121Aa、121Ab、光入出力ポート121Ba、121Bbを有する。
半導体光増幅器アレイ素子200は、さらに、互いに略平行に延伸するトレンチ溝231、232、233、234、235を備えている。トレンチ溝232は、半導体光増幅器110Aと半導体光増幅器110Bとの間に形成されている。トレンチ溝233は、半導体光増幅器110Bと半導体光増幅器120Aとの間に形成されている。トレンチ溝234は、半導体光増幅器120Aと半導体光増幅器120Bとの間に形成されている。また、トレンチ溝231は半導体光増幅器110Aを挟んでトレンチ溝232の反対に配置されている。また、トレンチ溝235は半導体光増幅器120Bを挟んでトレンチ溝234の反対に配置されている。トレンチ溝231、232、233、234、235は半導体光増幅器110A、110B、120A、120Bのそれぞれの一部同士、または半導体光増幅器110Aと物理接触領域141、または半導体光増幅器120Bと物理接触領域142を電気的に分離するために設けられている。
半導体光増幅器アレイ素子200は、半導体光増幅器アレイ素子100と同様に物理接触領域141、142を備えている。物理接触領域141、142はトレンチ溝231、232、233、234、235の延伸方向とは直交する方向における半導体光増幅器アレイ素子200の両端に位置している。
半導体光増幅器アレイ素子200の断面構造および各要素の構成材料は、半導体光増幅器アレイ素子100の対応する断面構造および対応する各要素の構成材料と同じなので説明を省略する。
半導体光増幅器110Aでは、活性層110Aca、110Acbのうちp側コンタクト電極で覆われた活性領域110Aca1、110Acb1のそれぞれに電流を注入すると、活性領域110Aca1、110Acb1は光増幅作用を発揮する。その結果、半導体光増幅器110Aは光入出力ポート111Aaから入力された光L1Aを光増幅して光L2Aとして光入出力ポート111Abから出力する。
同様に、半導体光増幅器110Bでは、活性層110Bca、110Bcbのうちp側コンタクト電極で覆われた活性領域110Bca1、110Bcb1のそれぞれに電流を注入すると、活性領域110Bca1、110Bcb1は光増幅作用を発揮する。その結果、半導体光増幅器110Bは光入出力ポート111Baから入力された光L1Bを光増幅して光L2Bとして光入出力ポート111Bbから出力する。
同様に、半導体光増幅器120Aでは、活性層120Aca、120Acbのうちp側コンタクト電極で覆われた活性領域120Aca1、120Acb1のそれぞれに電流を注入すると、活性領域120Aca1、120Acb1は光増幅作用を発揮する。その結果、半導体光増幅器120Aは光入出力ポート121Aaから入力された光L3Aを光増幅して光L3Bとして光入出力ポート111Abから出力する。
同様に、半導体光増幅器120Bでは、活性層120Bca、120Bcbのうちp側コンタクト電極で覆われた活性領域120Bca1、120Bcb1のそれぞれに電流を注入すると、活性領域120Bca1、120Bcb1は光増幅作用を発揮する。その結果、半導体光増幅器120Bは光入出力ポート121Baから入力された光L4Aを光増幅して光L4Bとして光入出力ポート111Bbから出力する。
なお、トレンチ溝232、233、234の存在により、半導体光増幅器110A、110B、120A、120Bは独立して駆動制御することができる。
以上の半導体積層構造において、活性層110Aca、110Acb、110Bca、110Bcb、120Aca、120Acb、120Bca、120Bcbのいずれも、幅、厚さおよび実効屈折率が等しい。
半導体光増幅器アレイ素子200では、半導体光増幅器110A、110Bにおける活性領域の第1長さは等しく、かつ半導体光増幅器120A、120Bにおける活性領域の第2長さは等しい。さらに、第1長さと第2長さとは異なり、本実施形態では第1長さは第2長さより長い。これにより、半導体光増幅器110A、110Bの増幅特性は等しくでき、半導体光増幅器120A、120Bの増幅特性は等しくでき、半導体光増幅器110A、110Bの増幅特性と半導体光増幅器120A、120Bの増幅特性とを異ならせることができる。
また、半導体光増幅器110A、110B、120A、120Bの各の光入出力ポートは、半導体光増幅器アレイ素子200の1つの端面201に設けられるので、半導体光増幅器アレイ素子200と他の導波路素子との接続端面を1端面に集約できるというメリットがある。また、受動部112A、112B、122A、122Bの位置を変更するだけで、各活性層および各活性領域の長さを自由に調整できる。
また、受動部112A、112B、122A、122Bの光路が実質的に180度の角度で折り返しをするため、半導体光増幅器アレイ素子200の素子長を短くすることができる。
以上のことから、半導体光増幅器アレイ素子200では、折り返し配置の利点を享受した上に、活性領域の長さの調整による個別最適化が容易に実現できるので、たとえば、CW光用と変調光用で個別最適化された半導体光増幅器110A、110B、120A、120Bを備える構成を実現できる。
半導体光増幅器アレイ素子200は、たとえばDP(Dual Polarization)−IQ変調器と組み合わせて使用すると好適である。たとえば、光L1A、L1Bとして、互いに直交する直線偏波を有するCW光を半導体光増幅器アレイ素子200に入力し、半導体光増幅器110A、110Bによってそれぞれ光増幅して光L2A、L2Bとして出力させる。その後、光L2A、L2BをIQ変調器に入力し、変調光としての光L3A、L3Bを生成する。さらに、光L3A、L3Bを半導体光増幅器アレイ素子200に入力し、半導体光増幅器120A、120Bによってそれぞれ光増幅して光L2A、L2Bとして出力させる。半導体光増幅器アレイ素子200では1つのチップに4つの半導体光増幅器が集積されているので、製造、組み立ての工数を削減できる。
(実施形態3)
図5は、実施形態3に係る光モジュールの模式的な構成図である。光モジュール500は、実施形態1に係る半導体光増幅器アレイ素子100と、レーザ光源等のCW光源300と、InP変調器等の変調器400と、を備えている。
光モジュール500では、CW光源300はCW光である光L1を半導体光増幅器アレイ素子100に出力する。半導体光増幅器アレイ素子100は光L1を半導体光増幅器110によって光増幅して光L2として変調器400に出力する。変調器400は入力された光L2を変調して光L3として半導体光増幅器アレイ素子100に出力する。半導体光増幅器アレイ素子100は光L3を半導体光増幅器120によって光増幅して光L4として光モジュール500から出力する。
なお、上記実施形態では、受動部は、U字型に屈曲しており、光路が実質的に180度の角度で折り返しをする折り返し部を構成しているが、屈曲が連続しておらず、直線部を挟んで幾つかに分割されていてもよいし、数度程度の微小な角度の違いがあってもよい。さらには、光入出力ポートから活性層が曲がっている部分の曲げ角度の合計が180度になっていてもよい。さらには、光が入力する光入出力ポート側の傾斜角度と光が出力する光入出力ポート側の傾斜角度を反対向きの傾斜にすることで、受動部における折り返しの角度を180度以外の角度にすることもできる。ただし、活性層の導波路形成工程は、半導体材料の結晶の面方位に依存するので、結晶面方位に対する各活性層の角度がほぼ同一になるように、折り返しや曲げの角度を設定することが好ましい。
なお、上記実施形態により本発明が限定されるものではない。上述した各構成要素を適宜組み合わせて構成したものも本発明に含まれる。また、さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。よって、本発明のより広範な態様は、上記の実施形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
100、200 半導体光増幅器アレイ素子
100a 基板
100b、100f クラッド層
100ba ストライプメサ部
100c、110ca、110cb、120ca、120cb、110Aca、110Acb、110Bca、110Bcb、120Aca、120Acb、120Bca、120Bcb 活性層
100d 第1電流ブロック層
100e 第2電流ブロック層
100g コンタクト層
100i パッシベーション膜
100l、110j、120j、110Aj、110Bj、120Aj、120Bj 給電部
100k n側コンタクト電極
100m エッチングストップ層
101、201 端面
110、120、110A、110B、120A、120B 半導体光増幅器
110ca1、110cb1、120ca1、120cb1、110Aca1、110Acb1、110Bca1、110Bcb1、120Aca1、120Acb1、120Bca1、120Bcb1 活性領域
110h p側コンタクト電極
111、121、111A、111B、121A、121B 能動部
111a、111b、121a、121b、111Aa、111Ab、111Ba、111Bb、121Aa、121Ab、121Ba、121Bb 光入出力ポート
112、112A、112B、122、122A、122B 受動部
131、132、133、231、232、233、234、235 トレンチ溝
141、142 物理接触領域
300 CW光源
400 変調器
500 光モジュール
L1、L2、L3、L4、L1A、L1B、L2A、L2B、L3A、L3B、L4A、L4B 光

Claims (3)

  1. 基板と、
    前記基板上に形成されており、それぞれが活性領域を有する複数の半導体光増幅器と、
    を備え、
    前記複数の半導体光増幅器がそれぞれ有する2つの光入出力ポートは、いずれも前記活性領域のそれぞれに光学的に接続するとともに、いずれも当該半導体光増幅器アレイ素子の同一の端面に設けられており、
    前記複数の半導体光増幅器は、前記活性領域の長さが第1長さである第1半導体光増幅器と、前記活性領域の長さが前記第1長さとは異なる第2長さの第2半導体光増幅器と、を含む
    半導体光増幅器アレイ素子。
  2. 前記複数の半導体光増幅器は、前記2つの光入出力ポートの間に、光路が実質的に180度の角度で折り返しをする導波路で構成されている折り返し部を有する
    請求項1に記載の半導体光増幅器アレイ素子。
  3. 前記第1半導体光増幅器の前記第1長さは、前記第2半導体光増幅器の前記第2長さより長く、
    前記第1半導体光増幅器の光入出力ポートは、連続光が入力され、前記第2半導体光増幅器の光入出力ポートは、変調光が入力される
    請求項1または2に記載の半導体光増幅器アレイ素子。
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