JP2021026962A - コネクタユニット - Google Patents

コネクタユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2021026962A
JP2021026962A JP2019145898A JP2019145898A JP2021026962A JP 2021026962 A JP2021026962 A JP 2021026962A JP 2019145898 A JP2019145898 A JP 2019145898A JP 2019145898 A JP2019145898 A JP 2019145898A JP 2021026962 A JP2021026962 A JP 2021026962A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
tubular
convex portion
peripheral surface
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019145898A
Other languages
English (en)
Inventor
英二 青樹
Eiji Aoki
英二 青樹
隆文 戸田
Takafumi Toda
隆文 戸田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2019145898A priority Critical patent/JP2021026962A/ja
Publication of JP2021026962A publication Critical patent/JP2021026962A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

【課題】コネクタの嵌合ずれを吸収することができるコネクタユニットを提供する。【解決手段】コネクタユニット1は、アッパーボディ101の第1コネクタ10と、アンダーボディ102の第2コネクタ20とを備える。第1コネクタ10は、筒状凹部12を有する第1ハウジング部11と、第1ハウジング部11に収容され、第1端子3を収容する第1コア部13とを有する。第2コネクタ20は、筒状凹部12に嵌合する筒状凸部22を有する第2ハウジング部21と、筒状凸部22に収容され、第2端子4を収容する第2コア部23とを有する。第1コネクタ10および第2コネクタ20は、筒状凹部12と筒状凸部22が接触した状態で、水平方向に第1端子3を第2端子4に挿入する位置に案内するガイド部14,24を有する。第2ハウジング部21は、ベースリング26が筒状凸部22を嵌合方向と直交する水平方向に移動可能に支持する。【選択図】図2

Description

本発明は、コネクタユニットに関する。
電気自動車等では、例えば、航続距離を伸ばすための電池パック積載量の増加を踏まえて、システム全体の集約化が検討されている。将来的には、システム全体を車両の床下に集約することで、車両をアッパーボディとアンダーボディとに分けて構成し、アッパーボディの専用化、アンダーボディの共通化を図ることが想定される。この場合、一種類のアンダーボディに対して複数種類のアッパーボディを組み合わせることで、車両の多品種少量生産に対応することが可能である。アンダーボディ側には、モータやインバータ、バッテリが配置され、アッパーボディ側には、メータやヘッドライド、各種電子機器等が配置される。特許文献1には、車両のモジュール化に対応可能な多重伝送ネットワークを応用した車両用電気配索構造が開示されている。
特開平05−058230号公報
ところで、車両をアッパーボディとアンダーボディとに分けて構成する場合、アッパーボディ側に搭載されたワイヤハーネスWH1と、アンダーボディ側に搭載されたワイヤハーネスWH2とをコネクタ接続する必要がある。一種類のアンダーボディに対して複数種類のアッパーボディを組み合わせて車両を構成する場合、異なる種類のワイヤハーネスWH1,WH2同士を接続することが想定されることから、回路の仕様違いやコネクタの組み付け公差等によりコネクタの嵌合ずれが生じるおそれがあり、改善の余地がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、コネクタの嵌合ずれを吸収することができるコネクタユニットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るコネクタユニットは、車両の上方側に配置されるアッパーボディおよび前記アッパーボディに対して相対的に下方側より結合するアンダーボディのいずれか一方に設けられる第1コネクタと、前記アッパーボディおよび前記アンダーボディのいずれか他方に設けられ、前記第1コネクタと嵌合可能に構成される第2コネクタと、を備え、前記第1コネクタは、一方が開口した筒状凹部を有する第1ハウジング部と、前記第1ハウジング部に収容され、かつ前記筒状凹部の底部から嵌合方向に向けて突出する第1端子を収容する第1コア部と、を有し、前記第2コネクタは、前記筒状凹部に嵌合する筒状凸部を有する第2ハウジング部と、前記筒状凸部に収容され、かつ前記筒状凸部が前記筒状凹部に嵌合した状態で、前記第1端子が挿入して電気的に接続される第2端子を収容する第2コア部と、を有し、前記第1コネクタおよび前記第2コネクタの少なくとも一方は、前記筒状凹部と前記筒状凸部が接触した状態で、水平方向において前記第1端子を前記第2端子に対して挿入できる位置に案内するガイド部を有し、前記第2ハウジング部は、前記筒状凸部を嵌合方向と直交する水平方向に移動可能に支持することを特徴とする。
また、上記コネクタユニットにおいて、前記ガイド部は、前記第1コネクタのガイド部と前記第2コネクタのガイド部があり、前記第1コネクタのガイド部は、前記筒状凹部の開口側の内周面に設けられ、開口端に向けて広がるように傾斜する傾斜面であり、前記第2コネクタ側のガイド部は、前記筒状凸部の嵌合方向先端側の外周面に設けられ、先端に向かうに従って先細となるように傾斜する傾斜面である。
また、上記コネクタユニットにおいて、前記第1コネクタは、前記第1ハウジング部と前記第1コア部とが分離可能に構成され、前記第2コネクタは、前記第2ハウジング部と前記第2コア部とが分離可能に構成されるものである。
また、上記コネクタユニットにおいて、前記筒状凸部は、前記第2ハウジング部の内周面と対向する外周面から前記内周面に向けて突出し、かつ前記外周面に沿って互いに間隔を空けて形成された複数の凸状部を有し、各前記凸状部は、突出方向の先端が前記内周面に当接して前記第2コア部を前記水平方向における中立位置に付勢する付勢力を有し、前記中立位置は、前記アッパーボディと前記アンダーボディとが結合するときに、少なくとも前記筒状凸部が前記筒状凹部に挿入可能な位置である。
また、上記コネクタユニットにおいて、複数の前記凸状部のうち、少なくとも一対の前記凸状部は、前記外周面において前記第2コア部の中心を挟んで対向する対向方向に配置され、少なくとも他の一対の凸状部は、前記外周面において一対の前記凸状部の前記対向方向と直交する方向に配置されるものである。
また、上記コネクタユニットにおいて、各前記凸状部は、さらに、前記嵌合方向と反対方向の先端が前記反対方向に対向する対向面に当接し、前記第1端子と前記第2端子とが接触した状態で、前記第2コア部を前記嵌合方向に向けて付勢する付勢力を有するものである。
また、上記コネクタユニットにおいて、前記第2ハウジング部は、前記筒状凸部の外周面と対向する内周面から径方向内側に向けて突出し、かつ周方向に間隔を空けて配置された複数の凸部を有し、前記筒状凸部は、前記外周面に前記径方向内側に向けて凹むように形成され、かつ各前記凸部に対応して周方向に間隔を空けて配置された複数の凹部を有し、各前記凸部の前記径方向内側の端部は、前記アッパーボディと前記アンダーボディとが結合するときに、少なくとも前記筒状凸部が前記筒状凹部に挿入可能な中立位置において、前記嵌合方向から視て各前記凹部の内側に位置するものである。
本発明に係るコネクタユニットは、車両のアッパーボディとアンダーボディとを結合する際に、コネクタの水平方向における嵌合ずれを吸収することができる、という効果を奏する。
図1は、実施形態におけるコネクタユニットが適用されたワイヤハーネスを搭載する車両の概略構成を示す模式図である。 図2は、実施形態におけるコネクタユニットの概略構成を示す斜視図である。 図3は、実施形態における第1コネクタの概略構成を示す斜視図である。 図4は、実施形態における第1コネクタの概略構成を示す分解斜視図である。 図5は、実施形態における第2コネクタの概略構成を示す分解斜視図である。 図6は、実施形態における第2コネクタの概略構成を示す分解斜視図である。 図7は、実施形態におけるコネクタユニットの概略構成を示す縦断面図である。 図8は、実施形態における第1コネクタと第2コネクタとの嵌合状態を説明するための模式図である。 図9は、実施形態における第1コネクタと第2コネクタとの嵌合状態を説明するための模式図である。 図10(A)および図10(B)は、実施形態における第2コネクタの上下方向の動きを説明するための模式図である。 図11(A)および図11(B)は、実施形態における第2コネクタの回転方向の動きを説明するための模式図である。 図12(A)および図12(B)は、実施形態における第2コア部の回転方向の動きを説明するための模式図である。 図13(A)〜図13(D)は、第2コネクタの保護プレートの一例を示す模式図である。 図14は、実施形態の変形例における凸状部の概略構成を示す模式図である。
以下に、本発明に係るコネクタユニットの実施形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態により本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
図1は、実施形態におけるコネクタユニットが適用されたワイヤハーネスを搭載する車両の概略構成を示す模式図である。図2は、実施形態におけるコネクタユニットの概略構成を示す斜視図である。図3は、実施形態における第1コネクタの概略構成を示す斜視図である。図4は、実施形態における第1コネクタの概略構成を示す分解斜視図である。図5は、実施形態における第2コネクタの概略構成を示す分解斜視図である。図6は、実施形態における第2コネクタの概略構成を示す分解斜視図である。図7は、実施形態におけるコネクタユニットの概略構成を示す縦断面図である。図8は、実施形態における第1コネクタと第2コネクタとの嵌合状態を説明するための模式図である。図9は、実施形態における第1コネクタと第2コネクタとの嵌合状態を説明するための模式図である。図10(A)および図10(B)は、実施形態における第2コネクタの上下方向の動きを説明するための模式図である。図11(A)および図11(B)は、実施形態における第2コネクタの回転方向の動きを説明するための模式図である。図12(A)および図12(B)は、実施形態における第2コア部の回転方向の動きを説明するための模式図である。図13(A)〜図13(D)は、第2コネクタの保護プレートの一例を示す模式図である。
以下の説明において、図1のX方向は、車両100の前後方向である。図1のY方向は、車両100の幅方向であり、X方向と直交する方向である。図1のZ方向は、車両100の上下方向であり、X方向およびY方向と直交する方向である。図2〜図12(B)および図14のZ方向は、本実施形態におけるコネクタユニット1の嵌合方向である。Z方向のうち、Z1方向は挿入方向であり、Z2方向は離脱方向である。図11(A)〜図12(B)のX方向は、本実施形態におけるコネクタユニット1のX方向である。図11(A)〜図12(B)のY方向は、本実施形態におけるコネクタユニット1のY方向であり、X方向と直交する方向とする。なお、図11(A)〜図12(B)のZ方向は、X方向およびY方向と直交する方向である。
本実施形態におけるコネクタユニット1は、図1に示すように、例えば、自動車等の車両100に搭載されるワイヤハーネスWH等に適用される。コネクタユニット1は、ワイヤハーネスWHの一部を構成するワイヤハーネスWH1と、ワイヤハーネスWHの他の一部を構成するワイヤハーネスWH2とを接続するものである。コネクタユニット1は、第1コネクタ10と、第2コネクタ20とで構成され、第1コネクタ10と第2コネクタ20が相互に嵌合しコネクタ接合されることで、それぞれが備える第1端子3(図3参照)、第2端子4(図7参照)が電気的に接続される。
ここで、車両100は、アッパーボディ101と、アンダーボディ102とで構成されており、これらが互いに結合することで形成される。アッパーボディ101は、アンダーボディ102と結合した結合状態で、車両100の上方側に配置される。アンダーボディ102は、アッパーボディ101に対して相対的に下方側より結合し、アッパーボディ101と結合した結合状態で、車両100の下方側に配置される。
アッパーボディ101は、例えば、ヘッドライト112や、車室111内に搭載される複数種類の電装品を有する。これらの電装品は、アッパーボディごとに異なる場合があるが、ワイヤハーネスWH1に接続される。アンダーボディ102は、例えば、駆動部121と、電源部122と、駆動部121と電源部122との間を電気的に接続する接続部123とを有する。駆動部121は、例えば、インバータや駆動モータ等を含んで構成される。電源部122は、例えばバッテリ等で構成される。接続部123は、例えば、ワイヤハーネスWH2で構成される。
アッパーボディ101は、アンダーボディ102を対向する面に位置合わせ用凹部110が形成されている。アンダーボディ102は、アッパーボディ101と対向する面に位置合わせ用凹部110と嵌合可能な位置合わせ用凸部120が形成されている。位置合わせ用凹部110と位置合わせ用凸部120は、互いに対応する形状を有しており、位置合わせ用凸部120が位置合わせ用凹部110に嵌合するときに、第1コネクタ10と第2コネクタ20とが互いに嵌合するように構成されている。本実施形態の第1コネクタ10と第2コネクタ20とは、位置合わせ用凸部120が位置合わせ用凹部110に嵌まり込むことにより、嵌合時における第1コネクタ10と第2コネクタ20との位置合わせが行われる。なお、アッパーボディ101とアンダーボディ102とは、位置合わせ用凸部120が位置合わせ用凹部110に嵌まり込むことにより、結合時における位置合わせが行われるものであってもよい。
第1コネクタ10は、例えば、ワイヤハーネスWH1を構成する電線(不図示)の末端に接続されるコネクタである。第1コネクタ10は、図2に示すように、アッパーボディ101に対して4つのボルト5の締結により固定される。第1コネクタ10は、第1端子3と、第1ハウジング部11と、第1コア部13と、回転止めキー溝15とを含んで構成される。
第1端子3は、第2端子4に挿入されることで、第2端子4と電気的に接続されるものであり、第1コア部13の内部に1以上収容、本実施形態では水平方向に複数配列されて収容されている。ここで水平方向は、嵌合方向と直交する方向である。第1端子3は、コネクタ用のオス型の端子金具であり、上記電線の末端に接続され全体が導電性の金属によって構成される。第1端子3は、第1コア部13に保持された状態で嵌合方向に沿って延在する(図7)。第1端子3は、先端部が第1コア部13から突出し、離脱方向の端部に電線が接続される。第1端子3は、第1コア部13に対して、離脱方向の開口(不図示)から離脱方向に沿って挿入され、ランス(不図示)により係止されることで、先端部が筒状凹部12内に露出した状態で、第1コア部13に保持される。第1端子3は、第1端子3が第1コア部13に保持され、かつ第1コア部13が第1ハウジング部11に組み付けられた状態で、離脱方向の先端が第1ハウジング部11の離脱方向の先端から突出しないように保持される。
第1ハウジング部11は、径方向内側に第1コア部13を収容し、当該第1コア部13をアッパーボディ101側に固定するものである。第1ハウジング部11は、絶縁性の合成樹脂材等によって形成されている。第1ハウジング部11は、一方が開口した筒状凹部12を有する。本実施形態の筒状凹部12は、嵌合方向の両端に開口している。第1ハウジング部11は、離脱方向の端部に径方向外側に向けて突出するフランジ12aを有する。フランジ12aは、4つの貫通孔12bを有し、各貫通孔12bに挿通されたボルト5によってアッパーボディ101側に締結される。筒状凹部12は、ガイド部14を有する。
ガイド部14は、第1コネクタ10のガイド部であり、筒状凹部12の開口側の内周面に設けられ、開口端に向けて広がるように傾斜する傾斜面である(図3、図4、図7)。ガイド部14は、第1端子3が第1コア部13に保持され、かつ第1コア部13が第1ハウジング部11に組み付けられた状態で、第1端子3の先端が第1ハウジング部11の径方向において対向する位置に設けられる。
第1コア部13は、第1ハウジング部11に収容され、筒状凹部12の底部から挿入方向に向けて突出する第1端子3を収容する。第1コア部13は、絶縁性の合成樹脂材等によって形成されている。第1コア部13は、外周面から径方向外側に突出して形成された突起部13aを有する。突起部13aは、第1コア部13が第1ハウジング部11に収容された状態で、第1ハウジング部11の離脱方向の端部に設けられた凹部(不図示)に嵌合する。
回転止めキー溝15は、第1コネクタ10の内周面において、嵌合方向に延在して形成された溝である。回転止めキー溝15は、第2コネクタ20の回転止めキー25に対応する形状を有し、第2コネクタ20が第1コネクタ10に嵌合した状態で、回転止めキー25が嵌合する。回転止めキー溝15は、嵌合方向における一部が筒状凹部12の内周面から径方向内側に向けて突出した部分に形成され、かつ嵌合方向における他の一部が第1コア部13の内周面で形成される。筒状凹部12は、回転止めキー25に対応する形状を有し、かつ嵌合方向に延在して形成された回転止めキー溝15を有する。
第2コネクタ20は、例えば、ワイヤハーネスWH2を構成する電線(不図示)の末端に接続されるコネクタである。第2コネクタ20は、図2に示すように、アンダーボディ102に対して4つのボルト5の締結により固定される。第2コネクタ20は、第2端子4と、第2ハウジング部21と、第2コア部23と、回転止めキー25とを含んで構成される。
第2端子4は、第1端子3が挿入されることで、第1端子3と電気的に接続されるものであり、第2コア部23の内部に1以上収容、本実施形態では水平方向に複数配列されて収容されている。第2端子4は、コネクタ用のメス型の端子金具であり、上記電線の末端に接続され全体が導電性の金属によって構成される。第2端子4は、第2コア部23に保持された状態で嵌合方向に沿って延在する(図7)。第2端子4は、挿入方向の端部に電線が接続される。第2端子4には、第2コア部23に対して、挿入方向の開口から挿入方向に沿って挿入され、ランス(不図示)により係止されることで、第2コア部23に保持される。
第2ハウジング部21は、径方向内側に第2コア部23を収容し、アンダーボディ102上において第2コア部23を水平方向に移動可能に制御するものである。また、第2ハウジング部21は、アンダーボディ102上において第2コア部23を嵌合方向に移動可能に制御するものである。第2ハウジング部21は、ベースリング26と、筒状凹部12に嵌合する筒状凸部22とを含んで構成される。
ベースリング26は、筒状凸部22を囲むように配置され、筒状凸部22の水平方向における移動を許容し、かつ制限するものである。ベースリング26は、絶縁性の合成樹脂材等によって形成されている。ベースリング26は、4つの貫通孔26aを有し、各貫通孔26aに挿通されたボルト5によってアンダーボディ102側に締結される。ベースリング26は、図5、図6、図11(A)〜図12(B)に示すように、筒状凸部22の外周面と対向する内周面から径方向内側に向けて突出し、かつ周方向に間隔を空けて配置された4つの凸部41を有する。4つの凸部41は、筒状凸部22のフランジ22bの外周面と対向する内周面に形成される。本実施形態の各凸部41は、挿入方向から視て半円状に形成される。4つの凸部41のうち、一対の凸部41は、ベースリング26の内周面において筒状凸部22を挟んで対向する対向方向に配置され、他の一対の凸部41は、内周面において一対の凸部41の対向方向と直交する方向に配置される。
筒状凸部22は、径方向内側に第1コア部13を収容し、当該第2コア部23を水平方向に移動可能に支持するものである。筒状凸部22は、絶縁性の合成樹脂材等によって形成されている。筒状凸部22は、嵌合方向の両端が開口している。筒状凸部22は、離脱方向の端部に径方向外側に向けて突出するフランジ22bを有する。筒状凸部22は、ガイド部24と、4つの凸状部31と、4つの凹部33とを有する。4つの凸状部31および4つの凹部33は、フランジ22bの外周面において、重ならず、偏らない位置に形成される。
ガイド部24は、第2コネクタ20のガイド部であり、筒状凸部22の嵌合方向先端側の外周面に設けられ、先端に向かうに従って先細となるように傾斜する傾斜面である(図2、図5、図7)。
4つの凸状部31は、第2ハウジング部21の内周面と対向する外周面から内周面に向けて突出し、かつ外周面に沿って互いに間隔を空けて形成される。各凸状部31は、突出方向の先端が内周面に当接して第2コア部23を水平方向における中立位置に付勢する付勢力を有する。ここで、各凸状部31の突出方向は、筒状凸部22の径方向外側に向かう方向と同じである。中立位置は、アッパーボディ101とアンダーボディ102とが結合するときに、筒状凸部22が筒状凹部12に挿入可能な位置である。中立位置は、一種類のアンダーボディ101に対して複数種類のアッパーボディ101を対応させた場合において、コネクタの嵌合ずれが最も大きくなると想定されるときでも筒状凸部22が筒状凹部12に挿入可能な位置である。各凸状部31は、挿入方向と反対方向(離脱方向)の先端が反対方向に対向する対向面に当接し、第1端子3と第2端子4とが接触した状態で、第2コア部23を挿入方向に向けて付勢する付勢力を有する。4つの凸状部31のうち、一対の凸状部31は、外周面において第2コア部23の中心を挟んで対向する対向方向に配置され、他の一対の凸状部31は、外周面において一対の凸状部31の対向方向と直交する方向に配置される。各凸状部31は、図7〜図9に示すように、屈曲部31aと、第1アーム31bと、第2アーム31cとで構成される。
屈曲部31aは、第1アーム31bと第2アーム31cとを連結し、径方向外側から径方向内側に向けて屈曲する部分である。屈曲部31aは、中立位置において、ベースリング26の内周面に当接する。屈曲部31aは、筒状凸部22が離脱方向に向けて押圧された場合、より屈曲して筒状凸部22を挿入方向に向けて付勢する。
第1アーム31bは、筒状凸部22の外周面から径方向外側に向けて突出し、離脱方向に傾斜して延在する部分である。第1アーム31bは、筒状凸部22の外周面において、径方向外側に突出するフランジ22bに形成される。第1アーム31bは、フランジ22bにおいて、径方向内側に向けて凹むように形成され、嵌合方向に延在する溝22cの底部に連結される。溝22cは、各凸状部31に対応してフランジ22bの外周面に形成されている。第1アーム31bは、径方向内側に向けて押圧された場合、フランジ22bと連結する部分が屈曲して、径方向外側に向けて付勢する。第1アーム31bは、筒状凸部22が離脱方向に向けて押圧された場合、延在方向の両端に挟まれた部分が弓なりに変形して筒状凸部22を挿入方向に向けて付勢する。
第2アーム31cは、第1アーム31bに屈曲部31aを挟んで連結され、屈曲部31aから径方向内側に向けて延在する部分である。第2アーム31cは、第1アーム31bより短い。第2アーム31cは、中立位置において、筒状凸部22が離脱方向に押圧がかからない状態で、離脱方向の先端が当該離脱方向に対向する対向面130に当接する。
4つの凹部33は、フランジ22bの外周面に径方向内側に向けて凹むように形成され、各凸部41に対応して周方向に間隔を空けて配置されている。各凸部41の径方向内側の端部は、アッパーボディ101とアンダーボディ102とが結合するときに、少なくとも筒状凸部22が筒状凹部12に挿入可能な中立位置において、挿入方向から視て各凹部33の内側に位置する。
第2コア部23は、筒状凸部22に収容され、筒状凸部22が筒状凹部12に嵌合した状態で、第1端子3が挿入して電気的に接続される第2端子4を収容する。第2コア部23は、外周面から径方向外側に突出し、嵌合方向に延在して形成された位置決めキー23aを有する。位置決めキー23aは、位置決めキー溝22aと対応する形状を有する。位置決めキー23aは、第2コア部23が筒状凸部22に嵌合した状態で、位置決めキー溝22aに嵌合する。第2コア部23は、挿入方向の端部に形成された保護プレート27を有する(図5)。保護プレート27は、第2コア部23が筒状凸部22に収容された状態で、挿入方向に向けて外部に露出する部分である。保護プレート27は、複数の端子孔28を有する。各端子孔28には、第2端子4が収容される。各端子孔28は、筒状凸部22が筒状凹部12に嵌合した状態で、第1端子3が挿入される。各端子孔28は、コネクタユニット1で接続する回路の仕様に応じて、形状、配置、数が異なる。例えば、コネクタユニット1で接続する回路が信号系の場合、図13(A)に示すように、第2コア部23は、格子状に円形の端子孔28Aが形成された保護プレート27Aを有する。また、コネクタユニット1で接続する回路が通電系の場合、第2コア部23は、格子状に円形の端子孔29Aが形成された保護プレート27Bを有する。端子孔29Aは、端子孔28Aより内径が大きく、内部に収容される第2端子4の径も大きい。また、コネクタユニット1で接続される回路が通電系であって第2端子4が平型端子である場合、第2コア部23は、図13(C)に示すように、矩形状の複数の端子孔29Bが形成された保護プレート27Cを有する。また、コネクタユニット1で接続される回路が通電系と信号系とで構成される場合、第2コア部23は、図13(D)に示すように、2つの端子孔28Aと、2つの端子孔29Aとが格子状に配置された保護プレート27Dを有する。
回転止めキー25は、筒状凸部22の外周面から突出し、嵌合方向に延在して形成された突起である。回転止めキー25は、回転止めキー溝15に対応する形状を有し、第2コネクタ20が第1コネクタ10に嵌合した状態で、回転止めキー溝15に嵌合する。回転止めキー25は、挿入方向先端側に設けられ、先端に向かうに従って先細となるように傾斜する一対のガイド部25aを有する。一対のガイド部25aは、筒状凹部12と筒状凸部22が接触した状態で、周方向において回転止めキー25を回転止めキー溝15に対して挿入できる位置に案内する。
次に、コネクタユニット1において、第1コネクタ10と第2コネクタ20との嵌合状態について図8〜図9を参照して説明する。アッパーボディ101とアンダーボディ102とを結合する際に、図8に示すように、筒状凹部12の軸芯Xtと筒状凸部22の軸芯Xsとが水平方向にずれている場合を想定する。本実施形態では、筒状凹部12の軸芯Xtと筒状凸部22の軸芯Xsとが水平方向で重なる位置が、第1端子3を第2端子4に対して挿入できる位置である。筒状凸部22が中立位置にある場合、フランジ22bの外周面とベースリング26の内周面との間の隙間T1は、周方向において同一である。
まず、筒状凸部22が挿入方向に移動し、ガイド部24が筒状凹部12の離脱方向の端部に当接すると、筒状凸部22が水平方向に移動する。具体的には、筒状凸部22は、筒状凹部12の離脱方向の端部がガイド部24を摺動しながら、筒状凹部12が当接した部分から軸芯Xsを挟んで反対方向に向けて移動する(図9)。筒状凸部22がさらに挿入方向に移動すると、ガイド部24の離脱方向の角が筒状凹部12のガイド部14に当接し、筒状凸部22がさらに水平方向に移動する。このとき、軸芯Xsは、筒状凸部22の移動に伴って軸芯Xtと重なるように近づいていく。このとき、フランジ22bの外周面とベースリング26の内周面との間の隙間において、筒状凸部22が筒状凹部12と当接している側の隙間T2は、隙間T1より大きくなる。一方、フランジ22bの外周面とベースリング26の内周面との間の隙間において、筒状凸部22が筒状凹部12と当接している側から軸芯Xsを挟んで反対方向の隙間T3は、隙間T1より小さくなる。また、隙間T3<隙間T2となる。筒状凸部22の移動が進むと、隙間T2はさらに大きくなり、隙間T3はさらに小さくなる。
このように、ガイド部24が筒状凹部12に接触しながら筒状凸部22を水平方向に軸芯Xtに向けて移動させると共に、ガイド部14が筒状凸部22に接触しながら筒状凸部22を水平方向に軸芯Xtに向けて移動させる。これにより、筒状凹部12と筒状凸部22が接触した状態で、水平方向において第1端子3を第2端子4に対して挿入できる位置に案内することができる。
次に、第1コネクタ10と第2コネクタ20の嵌合時における凸状部31の状態について図10(A)、図10(B)を参照して説明する。筒状凸部22が中立位置にあって筒状凹部12と当接していない場合、各凸状部31は、第2アーム31cの離脱方向の先端が対向面130に当接し、筒状凸部22を挿入方向に付勢する(図10(A))。筒状凸部22が離脱方向に押圧された場合、筒状凸部22が離脱方向に移動し、凸状部31の第1アームが径方向外側にしなりつつ屈曲部31aが屈曲する。この結果、筒状凸部22は、凸状部31によって挿入方向に付勢される。
次に、第2コネクタ20における筒状凸部22の回転抑制について図11(A)〜図12(B)を参照して説明する。まず、筒状凸部22が中立状態の場合(図11(A))、筒状凸部22の各凹部33は、ベースリング26の各凸部41と接触することなく、径方向に離間している。このとき、各凸部41の径方向内側の端部は、筒状凸部22が筒状凹部12に挿入可能な中立位置において、挿入方向から視て各凹部33の内側に位置する。各凸状部31は、突出方向の先端がベースリング26の内周面に当接している状態である。
筒状凸部22が中立状態からX1方向に移動した場合(図11(B))、4つの凹部33のうちのX1方向側の2つが、4つの凸部41のうちのX1方向側の2つに当接する(P1,P2)。このとき、4つの凸状部31のうち、X1方向側の凸状部31はX方向において最も圧縮され、X2方向側の凸状部31は、突出方向の先端がベースリング26の内周面から離間している状態となる。
次に、筒状凸部22がX1方向から斜め方向、例えばX1方向とY1方向との間のX1Y1方向に向けて移動した場合(図12(A))、X1方向側の2つの凹部33は、X1方向側の2つの凸部41と相対位置を変えながら当接する(P1,P2)。一方、X2Y1側の凹部33は、X2Y1側の凸部41に近接する。この場合、X1方向側とY1方向側の凸状部31がX1方向とY1方向にそれぞれ圧縮され、X2方向側とY2方向側の凸状部31は、突出方向の先端がベースリング26の内周面から離間している状態となる。
筒状凸部22がX1Y1方向からY1方向に移動した場合(図11(B))、Y1方向側の2つの凹部33が、Y1方向側の2つの凸部41に当接する(P1,P2)。このとき、Y1方向側の凸状部31はY方向において最も圧縮され、Y2方向側の凸状部31は、突出方向の先端がベースリング26の内周面から離間している状態となる。
筒状凸部22が中立状態から軸芯Xsを中心に回転した場合、各凹部33は、各凸部41と周方向に当接する。このように、中立位置では、各凸部41の径方向内側の端部が、アッパーボディ101とアンダーボディ102とが結合するときに、挿入方向から視て各凹部33の内側に位置する。これにより、筒状凸部22は、周方向に移動、または、軸芯Xsを中心に回転しても、4つの凹部33のうちの少なくとも2つが、当該凹部33に対向する凸部41に当接するので、筒状凸部22の水平方向の移動を阻害することなく、第2コア部23を含む筒状凸部22の周方向の移動、軸芯Xsを中心とする回転を抑制することができる。
以上のように、本実施形態のコネクタユニット1は、車両100のアッパーボディ101に設けられた第1コネクタ10と、車両100のアンダーボディ102に設けられ、第1コネクタ10と嵌合可能に構成された第2コネクタ20とを備える。第1コネクタ10は、一方が開口した筒状凹部12を有する第1ハウジング部11と、第1ハウジング部11に収容され、かつ筒状凹部12の底部から嵌合方向に向けて突出する第1端子3を収容する第1コア部13とを有する。第2コネクタ20は、筒状凹部12に嵌合する筒状凸部22を有する第2ハウジング部21と、筒状凸部22に収容され、かつ筒状凸部22が筒状凹部12に嵌合した状態で、第1端子3が挿入して電気的に接続される第2端子4を収容する第2コア部23とを有する。第1コネクタ10および第2コネクタ20は、筒状凹部12と筒状凸部22が接触した状態で、水平方向において第1端子3を第2端子4に対して挿入できる位置に案内するガイド部14,24を有する。第2ハウジング部21は、ベースリング26が筒状凸部22を嵌合方向と直交する水平方向に移動可能に支持する。
上記構成により、第1コネクタ10および第2コネクタ20の一方が水平方向にずれたとしても、筒状凸部22が水平方向に移動可能で、かつ第1コネクタ10と第2コネクタ20とが嵌合する前にガイド部14とガイド部24とが互いに当接して筒状凸部22が水平方向に移動し筒状凹部12に向けて案内される。この結果、車両100のアッパーボディ101とアンダーボディ102とを結合する際に、コネクタの水平方向における嵌合ずれを吸収することができる。
また、上記実施形態のコネクタユニット1は、第1コネクタ10のガイド部14が、筒状凹部12の開口側の内周面に設けられ、開口端に向けて広がるように傾斜する傾斜面である。第2コネクタ20のガイド部24は、筒状凸部22の嵌合方向先端側の外周面に設けられ、先端に向かうに従って先細となるように傾斜する傾斜面である。これにより、筒状凹部12と筒状凸部22が接触した状態で、水平方向において第1端子3を第2端子4に対して挿入できる位置に案内することができる。
また、上記実施形態のコネクタユニット1は、第1コネクタ10が、第1ハウジング部11と第1コア部13とが分離可能に構成される。第2コネクタ20は、第2ハウジング部21と第2コア部23とが分離可能に構成される。これにより、例えば、一車種において複数種類のコネクタを使用する場合であってもコネクタユニット1を構成する複数の部品を、共有化部品と専用部品とに分けることができ、部品コストを抑制することができる。また、例えば、一種類のアンダーボディ101に対して複数種類のアッパーボディ101を対応させた場合において、部品の共有化と専用化を図ることができ、部品コストを抑制することができる。
また、上記実施形態のコネクタユニット1は、筒状凸部22が、ベースリング26の内周面と対向する外周面から内周面に向けて突出し、かつ外周面に沿って互いに間隔を空けて形成された複数の凸状部31を有する。各凸状部31は、突出方向の先端が内周面に当接して第2コア部23を水平方向における中立位置に付勢する付勢力を有する。中立位置は、アッパーボディ101とアンダーボディ102とが結合するときに、筒状凸部22が筒状凹部12に挿入可能な位置である。これにより、水平方向におけるどの方向への移動が可能な中立位置に筒状凸部22を保持することができ、かつ筒状凸部22の水平方向への移動代を確保することができる。
また、上記実施形態のコネクタユニット1は、複数の凸状部31のうち、一対の凸状部31は、外周面において第2コア部23の中心を挟んで対向する対向方向に配置される。他の一対の凸状部31は、外周面において一対の凸状部31の対向方向と直交する方向に配置される。これにより、第2コア部23を含む筒状凸部22を中立位置に保持することができる。
また、上記実施形態のコネクタユニット1は、各凸状部31は、離脱方向の先端が離脱方向に対向する対向面130に当接し、第1端子3と第2端子4とが接触した状態で、第2コア部23を挿入方向に向けて付勢する付勢力を有する。これにより、筒状凸部22は、中立状態において、対向面130と離間しており、第2コネクタ20が第1コネクタ10に嵌合する際に筒状凸部22が離脱方向に押圧されても、各凸状部31により押圧力を吸収する。この結果、筒状凸部22が対向面130との間で嵌合方向に押しつぶされることがなくなり、筒状凸部22の破損等を抑制することができる。また、凸状部31は、第1端子3と第2端子4とが接触した状態で、第2コア部23を挿入方向に向けて付勢するので、筒状凸部22が嵌合方向に移動して第1端子3と第2端子4との接触状態を維持させることが可能となる。
また、上記実施形態のコネクタユニット1は、第2ハウジング部21が、筒状凸部22の外周面と対向する内周面から径方向内側に向けて突出し、かつ周方向に間隔を空けて配置された複数の凸部41を有する。筒状凸部22は、外周面に径方向内側に向けて凹むように形成され、かつ各凸部41に対応して周方向に間隔を空けて配置された複数の凹部33を有する。各凸部41の径方向内側の端部は、アッパーボディ101とアンダーボディ102とが結合するときに、筒状凸部22が筒状凹部12に挿入可能な中立位置において、挿入方向から視て各凹部33の内側に位置する。これにより、筒状凸部22は、周方向に移動、または、軸芯Xsを中心に回転しようとしても、4つの凹部33のうちの少なくとも2つが、当該凹部33に対向する凸部41に当接するので、筒状凸部22の水平方向の移動を阻害することなく、第2コア部23を含む筒状凸部22の周方向の移動、軸芯Xsを中心とする回転を抑制することができる。
また、上記実施形態のコネクタユニット1は、筒状凸部22が、外周面から突出し、かつ嵌合方向に延在して形成された回転止めキー25を有し、筒状凹部12が、回転止めキー25に対応する形状を有し、かつ嵌合方向に延在して形成された回転止めキー溝15を有する。回転止めキー25は、挿入方向先端側に設けられ、先端に向かうに従って先細となるように傾斜する一対のガイド部25aを有する。これにより、筒状凹部12と筒状凸部22が接触した状態で、水平方向において第1端子3を第2端子4に対して挿入できる位置に案内することができる。
[変形例]
上記実施形態では、凸状部31は、屈曲部31aと第2アーム31cを備えるが、これに限定されるものではない。図14は、実施形態の変形例における凸状部の概略構成を示す模式図である。凸状部31Aは、第1アーム31bを有する。凸状部31Aは、第1アーム31bのみを有するので、筒状凸部22の成型時に利用する金型を簡易にすることができる。
なお、上記実施形態および変形例では、第1コネクタ10は、アッパーボディ101側に搭載されたワイヤハーネスWH1の一部を構成し、第2コネクタ20は、アンダーボディ102側に搭載されたワイヤハーネスWH2の一部を構成しているが、これらに限定されるものではない。例えば、第1コネクタ10は、アンダーボディ102側に搭載されたワイヤハーネスWH2の一部を構成し、第2コネクタ20は、アッパーボディ101側に搭載されたワイヤハーネスWH1の一部を構成してもよい。
また、上記実施形態および変形例では、アッパーボディ101とアンダーボディ102は、一対の位置合わせ用凹部110と位置合わせ用凸部120とにより位置合わせが行われるが、これらに限定されるものではない。
また、上記実施形態および変形例では、凸状部31は、筒状凸部22と同様に、絶縁性の合成樹脂材等で形成されているが、これに限定されるものではなく、金属材料で形成さていてもよい。
1 コネクタユニット
3 第1端子
4 第2端子
5 ボルト
10 第1コネクタ
11 第1ハウジング部
12 筒状凹部
13 第1コア部
14,24 ガイド部
15 回転止めキー溝
20 第2コネクタ
21 第2ハウジング部
22 筒状凸部
23 第2コア部
25 回転止めキー
25a ガイド部
26 ベースリング
31 凸状部
33 凹部
41 凸部
100 車両
101 アッパーボディ
102 アンダーボディ
Xt,Xs 軸芯

Claims (7)

  1. 車両の上方側に配置されるアッパーボディおよび前記アッパーボディに対して相対的に下方側より結合するアンダーボディのいずれか一方に設けられる第1コネクタと、
    前記アッパーボディおよび前記アンダーボディのいずれか他方に設けられ、前記第1コネクタと嵌合可能に構成される第2コネクタと、
    を備え、
    前記第1コネクタは、
    一方が開口した筒状凹部を有する第1ハウジング部と、
    前記第1ハウジング部に収容され、かつ前記筒状凹部の底部から挿入方向に向けて突出する第1端子を収容する第1コア部と、
    を有し、
    前記第2コネクタは、
    前記筒状凹部に嵌合する筒状凸部を有する第2ハウジング部と、
    前記第2ハウジング部に収容され、かつ前記筒状凸部が前記筒状凹部に嵌合した状態で、前記第1端子が挿入して電気的に接続される第2端子を収容する第2コア部と、
    を有し、
    前記第1コネクタおよび前記第2コネクタの少なくとも一方は、
    前記筒状凹部と前記筒状凸部が接触した状態で、水平方向において前記第1端子を前記第2端子に対して挿入できる位置に案内するガイド部を有し、
    前記第2ハウジング部は、
    前記筒状凸部を前記挿入方向と直交する水平方向に移動可能に支持する
    ことを特徴とするコネクタユニット。
  2. 前記ガイド部は、
    前記第1コネクタのガイド部と前記第2コネクタのガイド部があり、
    前記第1コネクタのガイド部は、
    前記筒状凹部の開口側の内周面に設けられ、開口端に向けて広がるように傾斜する傾斜面であり、
    前記第2コネクタのガイド部は、
    前記筒状凸部の挿入方向先端側の外周面に設けられ、先端に向かうに従って先細となるように傾斜する傾斜面である
    請求項1に記載のコネクタユニット。
  3. 前記第1コネクタは、
    前記第1ハウジング部と前記第1コア部とが分離可能に構成され、
    前記第2コネクタは、
    前記第2ハウジング部と前記第2コア部とが分離可能に構成される
    請求項1または2に記載のコネクタユニット。
  4. 前記筒状凸部は、
    前記第2ハウジング部の内周面と対向する外周面から前記内周面に向けて突出し、かつ前記外周面に沿って互いに間隔を空けて形成された複数の凸状部を有し、
    各前記凸状部は、
    突出方向の先端が前記内周面に当接して前記第2コア部を前記水平方向における中立位置に付勢する付勢力を有し、
    前記中立位置は、
    前記アッパーボディと前記アンダーボディとが結合するときに、少なくとも前記筒状凸部が前記筒状凹部に挿入可能な位置である
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のコネクタユニット。
  5. 複数の前記凸状部のうち、少なくとも一対の前記凸状部は、前記外周面において前記第2コア部の中心を挟んで対向する対向方向に配置され、
    少なくとも他の一対の凸状部は、前記外周面において一対の前記凸状部の前記対向方向と直交する方向に配置される
    請求項4に記載のコネクタユニット。
  6. 各前記凸状部は、さらに、
    前記挿入方向と反対方向の先端が前記反対方向に対向する対向面に当接し、前記第1端子と前記第2端子とが接触した状態で、前記第2コア部を前記挿入方向に向けて付勢する付勢力を有する
    請求項4または5に記載のコネクタユニット。
  7. 前記第2ハウジング部は、
    前記筒状凸部の外周面と対向する内周面から径方向内側に向けて突出し、かつ周方向に間隔を空けて配置された複数の凸部を有し、
    前記筒状凸部は、
    前記外周面に前記径方向内側に向けて凹むように形成され、かつ各前記凸部に対応して周方向に間隔を空けて配置された複数の凹部を有し、
    各前記凸部の前記径方向内側の端部は、
    前記アッパーボディと前記アンダーボディとが結合するときに、少なくとも前記筒状凸部が前記筒状凹部に挿入可能な中立位置において、前記挿入方向から視て各前記凹部の内側に位置する
    請求項1〜6のいずれか1項に記載のコネクタユニット。
JP2019145898A 2019-08-08 2019-08-08 コネクタユニット Pending JP2021026962A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019145898A JP2021026962A (ja) 2019-08-08 2019-08-08 コネクタユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019145898A JP2021026962A (ja) 2019-08-08 2019-08-08 コネクタユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021026962A true JP2021026962A (ja) 2021-02-22

Family

ID=74663940

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019145898A Pending JP2021026962A (ja) 2019-08-08 2019-08-08 コネクタユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021026962A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5991260B2 (ja) コネクタ及びワイヤハーネス
JP6107376B2 (ja) コネクタ及びワイヤハーネス
KR102026491B1 (ko) 회전식 잠금 커넥터
CN101252242B (zh) 接插件连接装置
JP5426272B2 (ja) コネクタ
EP3550674B1 (en) Electrical connector
KR100444455B1 (ko) 차량 도어용 커넥터
JP6420293B2 (ja) コネクタ構造体及び電動車両
JP2008235189A (ja) コネクタハウジング
CN104218336A (zh) 端子板
US9166328B2 (en) Connector, in particular an electrical connector
CN104218338A (zh) 端子板
JP2021026962A (ja) コネクタユニット
JP5407057B2 (ja) コネクタ
KR20200040971A (ko) 커넥터 및 이를 포함하는 차량 배터리 결합 구조
JP6499149B2 (ja) 接続装置、及び、中継コネクタ
JP2015122175A (ja) 端子の接続構造
JP5954205B2 (ja) コネクタ及びワイヤハーネス
JP6091355B2 (ja) 電気接続箱
KR20160124077A (ko) 플러그 연결
JP7497616B2 (ja) 電池配線モジュール
JP2024075353A (ja) コネクタ
KR20240104369A (ko) 퀵 드랍 커넥터 어셈블리
WO2021156927A1 (ja) コネクタ、相手側コネクタ及び電気機器
JP6499142B2 (ja) 接続装置