JP2021026897A - 電極組立体 - Google Patents
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Abstract
【課題】タブ群の厚みを薄くできるとともに、タブの寄せ集め作業を容易にできる電極組立体を提供する。【解決手段】電極組立体12は、シート状の正極金属箔21と正極活物質層22とを有する正極電極20が積層され、正極タブ24が寄せ集められて積層された正極タブ群を有する。電極組立体12は、正極タブ群が存在する端面として第3端面123を有する。第3端面123は、第1領域A1と、正極タブ24の積層方向において第1領域A1とは異なる位置に存在する第2領域A2とを有する。電極組立体12は、第1領域A1から突出する第1正極タブ24pが積層された第1正極タブ群15pと、第2領域A2から突出する第2正極タブ24qが積層された第2正極タブ群15qとを有する。第1正極タブ群15pと第2正極タブ群15qとは、第3端面123に沿い、かつタブの積層方向と直交する方向において異なる位置に存在する。【選択図】図2
Description
本発明は、タブが寄せ集めて積層されたタブ群を有する電極組立体に関する。
従来から、EV(Electric Vehicle)やPHV(Plug in Hybrid Vehicle)などの車両には、電動機などへの供給電力を蓄える蓄電装置としてリチウムイオン二次電池などが搭載されている。二次電池は、電極組立体と、電極組立体と電気を授受する端子構造と、電極組立体及び端子構造の一部を収容するケースとを備える。
電極組立体としては、例えば、複数のシート状の正極の電極と複数のシート状の負極の電極とが交互に積層された積層型の電極組立体や、長尺シート状の正極の電極と長尺シート状の負極の電極とが積層されて巻回された巻回型の電極組立体が知られている。電極は、シート状の集電体と、集電体の少なくとも片面に存在する活物質層とを有する。集電体は、本体部と、本体部の一辺から突出したタブとを有する。電極組立体は、タブが寄せ集められて積層されたタブ群を有する。電極組立体と端子構造とは、例えば、タブ群と端子構造の一部とが溶接されることにより電気的に接続される。電極組立体は、タブ群が存在する端面としてタブ側端面を有する。
ところで、このような電極組立体では、例えば、タブ群を構成するタブの枚数が増えれば増えるほど、すなわちタブ群の厚みが厚くなれば厚くなるほど、タブ群と端子構造とを溶接する際に、全てのタブと端子構造とを溶接することが困難になる。このため、タブ群を形成するタブの枚数を少なくすることで、タブ群の厚みを薄くすることが好ましい。
特許文献1には、タブ側端面に沿い、かつタブの積層方向と直交する方向に並ぶ第1タブ群及び第2タブ群を有する電極組立体が開示されている。なお、第1タブ群の極性と第2タブ群の極性は同じである。この場合、全てのタブにより1つのタブ群を形成する場合と比較して、各タブ群を構成するタブの枚数を減少させることができるため、各タブ群の厚みを薄くできる。
また、特許文献1に開示の二次電池では、第1タブ群を構成する各第1タブ及び第2タブ群を構成する各第2タブは、タブの積層方向において、各第1タブが第2タブの間に位置し、各第2タブが第1タブの間に位置するように配置されている。つまり、タブの積層方向の一端から他端に向けて、第1タブと第2タブは、タブ側端面に沿い、かつタブの積層方向と直交する方向で互い違いに配置されている。
また、電極組立体の生産性向上のため、タブ群を形成する際のタブの寄せ集め作業は容易である方が好ましい。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、タブ群の厚みを薄くできるとともに、タブの寄せ集め作業を容易にできる電極組立体を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、タブ群の厚みを薄くできるとともに、タブの寄せ集め作業を容易にできる電極組立体を提供することにある。
上記問題点を解決するための電極組立体は、本体部、及び前記本体部の一辺から突出した形状のタブを有するシート状の集電体と、前記本体部の少なくとも片面に存在する活物質層とを有する電極が積層され、前記タブが寄せ集められて積層されたタブ群を有する電極組立体であって、前記電極組立体の端面のうち前記タブ群が存在する端面をタブ側端面としたとき、前記タブ側端面は、第1領域と、前記タブの積層方向において前記第1領域とは異なる位置に存在する第2領域とを少なくとも有し、前記第1領域から突出する前記タブとしての第1タブが積層された前記タブ群としての第1タブ群と、前記第2領域から突出する前記タブとしての第2タブが積層された前記タブ群としての第2タブ群とを有し、前記第1タブ群と前記第2タブ群とは、前記タブ側端面に沿い、かつ前記タブの積層方向と直交する方向において、異なる位置に存在することを要旨とする。
これによれば、全てのタブにより1つのタブ群が形成される場合と比較して、各タブ群を構成するタブの枚数が減少する。よって、各タブ群の厚みを薄くできる。また、各タブ群は、タブの積層方向において同じ領域に存在するタブによって形成されるため、各タブ群を形成するタブ同士の距離は近い。よって、タブの寄せ集め易め作業が容易になる。
また、上記電極組立体について、前記第1タブ群は、前記タブの積層方向の第1端側に寄せ集められるとともに第2端側に折り曲げられ、前記第2タブ群は、前記タブの積層方向の第2端側に寄せ集められるとともに第1端側に折り曲げられているのが好ましい。
これによれば、タブ群は、タブの積層方向における空きスペースに向けて折り曲げられる。よって、タブの積層方向における電極組立体の大型化を抑制できる。
本発明によれば、タブ群の厚みを薄くできるとともに、タブの寄せ集め作業を容易にできる。
以下、電極組立体を具体化した一実施形態を図1〜図5にしたがって説明する。
図1に示すように、蓄電装置としての二次電池10は、直方体状のケース11と、ケース11に収容された電極組立体12と、ケース11に収容された図示しない電解液とを備える。ケース11は、有底四角筒状のケース本体13と、ケース本体13の開口部13aを閉塞する板状の蓋14とを有する。よって、本実施形態の二次電池10は、その外観が角型をなす角型電池である。ケース本体13及び蓋14は、例えば、アルミニウムなどの金属製である。また、本実施形態の二次電池10は、リチウムイオン二次電池である。
図1に示すように、蓄電装置としての二次電池10は、直方体状のケース11と、ケース11に収容された電極組立体12と、ケース11に収容された図示しない電解液とを備える。ケース11は、有底四角筒状のケース本体13と、ケース本体13の開口部13aを閉塞する板状の蓋14とを有する。よって、本実施形態の二次電池10は、その外観が角型をなす角型電池である。ケース本体13及び蓋14は、例えば、アルミニウムなどの金属製である。また、本実施形態の二次電池10は、リチウムイオン二次電池である。
ケース本体13は、長方形状の底壁13bと、底壁13bの一対の長側縁部から立設された一対の長側壁13cと、底壁13bの一対の短側縁部から立設された一対の短側壁13dとを有する。蓋14は、長方形状である。
図2に示すように、電極組立体12は、長尺シート状の電極としての正極電極20と、長尺シート状の電極としての負極電極30と、2枚の長尺シート状のセパレータ40とを備える。
図3(a)に示すように、正極電極20は、集電体としての正極金属箔21と、活物質層としての正極活物質層22とを有する。本実施形態の正極金属箔21は、アルミニウム箔である。正極金属箔21は、長尺シート状の正極本体部23と、正極本体部23の長手方向に沿う一縁部23aから突出する複数の正極タブ24とを有する。正極本体部23の長手方向は、正極電極20の長手方向に対応し、正極本体部23の短手方向は、正極電極20の短手方向に対応する。
図2に示すように、正極活物質層22は、正極本体部23の両面に複数存在する。正極本体部23の各面に存在する複数の正極活物質層22は、正極本体部23の長手方向に間隔を空けて配置されている。正極活物質層22の形状は、全ての正極活物質層22で同じであり、本実施形態では長方形状である。図3(a)に示すように、各正極活物質層22の長手方向は、正極本体部23の長手方向と一致し、各正極活物質層22の短手方向は、正極本体部23の短手方向と一致している。各正極活物質層22は、短手方向に延びる第1縁部22a及び第2縁部22bを有する。各正極活物質層22の長手方向において、第1縁部22aは正極電極20の第1端20a寄りに位置し、第2縁部22bは正極電極20の第2端20b寄りに位置する。
本実施形態では、正極活物質層22の長手方向の幅W22は、全ての正極活物質層22で同じである。また、正極活物質層22の短手方向の寸法は、全ての正極活物質層22で同じである。正極本体部23の一方の面に存在する正極活物質層22の各縁部の位置は、正極本体部23の他方の面に存在する正極活物質層22の各縁部の位置と一致している。
正極電極20は、正極本体部23の両面に正極活物質層22が存在する部分である塗工部としての複数の正極塗工部25と、正極活物質層22が存在せず、正極本体部23が露出した部分である未塗工部としての複数の正極未塗工部26とを有する。本実施形態では、正極電極20は、6つの正極塗工部25と、5つの正極未塗工部26とを有する。正極塗工部25と正極未塗工部26とは、正極電極20の長手方向において交互に存在する。
正極電極20の長手方向における正極未塗工部26の幅W26は、正極未塗工部26毎に異なる。詳しくは、各正極未塗工部26の幅W26は、正極電極20の長手方向の第1端20aに最も近い正極未塗工部26ほど小さく、正極電極20の長手方向の第2端20bに最も近い正極未塗工部26ほど大きくなっている。つまり、正極電極20の第1端20aに最も近い正極未塗工部26から第2端20bに最も近い正極未塗工部26に向けて、正極未塗工部26の幅W26は徐々に大きくなっている。
各正極タブ24は、正極活物質層22が存在せず、正極金属箔21が露出した部分である。正極タブ24の形状は、全ての正極タブ24で同じであり、本実施形態では矩形状である。各正極タブ24は、正極本体部23における各正極塗工部25を構成する部分の一縁部23aから突出している。つまり、各正極タブ24は、正極電極20の長手方向において各正極塗工部25に対応する位置に配置されている。正極タブ24は、正極金属箔21の短手方向に延びる第1縁部24a及び第2縁部24bを有する。正極電極20の長手方向において、第1縁部24aは正極電極20の第1端20a寄りに位置し、第2縁部24bは正極電極20の第2端20b寄りに位置する。
各正極活物質層22の第1縁部22a及び第2縁部22b間における各正極タブ24の位置は、正極タブ24毎に異なる。本実施形態では、正極活物質層22の第1縁部22a及び第2縁部22b間において第1縁部22a寄りに位置する第1正極タブ24pと、正極活物質層22の第1縁部22a及び第2縁部22b間において第2縁部22b寄りに位置する第2正極タブ24qとが存在する。複数の正極タブ24は、第1正極タブ24pと第2正極タブ24qとが正極電極20の長手方向において交互に存在するように配置されている。
正極電極20の長手方向において、第2正極タブ24qが存在する正極活物質層22の第2縁部22bから、第2正極タブ24qの第2縁部24bまでの距離をP1とする。また、正極電極20の長手方向において、第1正極タブ24pが存在する正極活物質層22の第1縁部22aから、第1正極タブ24pの第1縁部24aまでの距離をQ1とする。距離P1は、距離Q1よりも長く設定されている。距離P1は、正極タブ24の第1縁部24a及び第2縁部24b間の寸法T1よりも長く設定されている。
図3(b)に示すように、負極電極30は、集電体としての負極金属箔31と、活物質層としての負極活物質層32とを有する。本実施形態の負極金属箔31は、銅箔である。負極金属箔31は、長尺シート状の負極本体部33と、負極本体部33の長手方向に沿う一縁部33aから突出する複数の負極タブ34とを有する。本実施形態では、負極本体部33の長手方向の寸法は、正極本体部23の長手方向の寸法よりも長い。負極本体部33の長手方向は、負極電極30の長手方向に対応し、負極本体部33の短手方向は、負極電極30の短手方向に対応する。
図2に示すように、負極活物質層32は、負極本体部33の両面に複数存在する。負極本体部33の各面に存在する複数の負極活物質層32は、負極本体部33の長手方向に間隔を空けて配置されている。負極活物質層32の形状は、全ての負極活物質層32で同じであり、本実施形態では長方形状である。図3(b)に示すように、各負極活物質層32の長手方向は、負極本体部33の長手方向と一致し、各負極活物質層32の短手方向は、負極本体部33の短手方向と一致している。各負極活物質層32は、短手方向に延びる第1縁部32a及び第2縁部32bを有する。各負極活物質層32の長手方向において、第1縁部32aは負極電極30の第1端30a寄りに位置し、第2縁部32bは負極電極30の第2端30b寄りに位置する。
本実施形態では、負極活物質層32の長手方向の幅W32は、全ての負極活物質層32で同じである。各負極活物質層32の長手方向の幅W32は、各正極活物質層22の長手方向の幅W22よりも大きい。また、負極活物質層32の短手方向の寸法は、全ての負極活物質層32で同じである。負極本体部33の一方の面に存在する負極活物質層32の各縁部の位置は、負極本体部33の他方の面に存在する負極活物質層32の各縁部の位置と一致している。
負極電極30は、負極本体部33の両面に負極活物質層32が存在する部分である塗工部としての複数の負極塗工部35と、負極活物質層32が存在せず、負極本体部33が露出した部分である未塗工部としての複数の負極未塗工部36とを有する。本実施形態では、負極電極30は、7つの負極塗工部35と、6つの負極未塗工部36とを有する。負極塗工部35と負極未塗工部36とは、負極電極30の長手方向において交互に存在する。
負極電極30の長手方向における負極未塗工部36の幅W36は、負極未塗工部36毎に異なる。詳しくは、各負極未塗工部36の幅W36は、負極電極30の長手方向の第1端30aに最も近い負極未塗工部36ほど小さく、負極電極30の長手方向の第2端30bに最も近い負極未塗工部36ほど大きくなっている。つまり、負極電極30の第1端30aに最も近い負極未塗工部36から第2端30bに最も近い負極未塗工部36に向けて、負極未塗工部36の幅W36は徐々に大きくなっている。
各負極タブ34は、負極活物質層32が存在せず、負極金属箔31が露出した部分である。負極タブ34の形状は、全ての負極タブ34で同じであり、本実施形態では矩形状である。各負極タブ34は、負極本体部33における負極塗工部35を構成する部分の一縁部33aから突出している。つまり、各負極タブ34は、負極電極30の長手方向において各負極塗工部35に対応する位置に配置されている。負極タブ34は、負極金属箔31の短手方向に延びる第1縁部34a及び第2縁部34bを有する。負極電極30の長手方向において、第1縁部34aは負極電極30の第1端30a寄りに位置し、第2縁部34bは負極電極30の第2端30b寄りに位置する。
各負極活物質層32の第1縁部32a及び第2縁部32b間における各負極タブ34の位置は、負極タブ34毎に異なる。本実施形態では、負極活物質層32の第1縁部32a及び第2縁部32b間において第1縁部32a寄りに位置する第1負極タブ34pと、負極活物質層32の第1縁部32a及び第2縁部32b間において第2縁部32b寄りに位置する第2負極タブ34qとが存在する。複数の負極タブ34は、第1負極タブ34pと第2負極タブ34qとが負極電極30の長手方向において交互に存在するように配置されている。
負極電極30の長手方向において、第2負極タブ34qが存在する負極活物質層32の第2縁部32bから、第2負極タブ34qの第2縁部34bまでの距離をP2とする。また、負極電極30の長手方向において、第1負極タブ34pが存在する負極活物質層32の第1縁部32aから、第1負極タブ34pの第1縁部34aまでの距離をQ2とする。距離P2は、距離Q2よりも長く設定されている。距離P2は、負極タブ34の第1縁部34a及び第2縁部34b間の寸法T2よりも長く設定されている。
図2に示すように、各セパレータ40は、リチウムイオンが通過可能な多孔質膜である。各セパレータ40の長手方向の寸法は、負極本体部33の長手方向の寸法よりも長く、各セパレータ40の短手方向の寸法は、負極本体部33の短手方向の寸法とほぼ同じである。
電極組立体12は、正極電極20、2枚のセパレータ40のうちの一方、負極電極30、及び2枚のセパレータ40のうちの他方がこの順に積層されたものが、捲回軸Lを軸として捲回されることで形成される。正極電極20、負極電極30、及び各セパレータ40の捲回方向は、正極電極20、負極電極30、及び各セパレータ40の長手方向と一致している。電極組立体12は、正極電極20と負極電極30とがセパレータ40を介して積層された層状構造を有する。電極組立体12は、捲回軸Lが延びる方向がケース本体13の底壁13bと蓋14とが対向する方向と一致するようにケース11に収容される。
正極電極20及び負極電極30の第1端20a,30aは捲き始め側に位置し、正極電極20及び負極電極30の第2端20b,30bは捲き終わり側に位置する。言い換えると、正極電極20及び負極電極30の第1端20a,30aは、電極組立体12において内周側に位置し、正極電極20及び負極電極30の第2端20b,30bは、電極組立体12において外周側に位置する。
電極組立体12は、正極塗工部25と負極塗工部35とがセパレータ40を介して交互に積層された塗工積層部12aを有する。塗工積層部12aにおいて、正極塗工部25及び負極塗工部35はそれぞれ平坦状である。正極塗工部25と負極塗工部35とが積層される方向を「塗工部の積層方向」とする。
塗工積層部12aでは、塗工部の積層方向に隣り合う正極塗工部25及び負極塗工部35において、正極本体部23の両面に存在する正極活物質層22のうち、内周側に位置する正極活物質層22は、負極本体部33の両面に存在する負極活物質層32のうち、外周側に位置する負極活物質層32とセパレータ40を介して向かい合う。また、塗工部の積層方向に隣り合う正極塗工部25及び負極塗工部35において、正極本体部23の両面に存在する正極活物質層22のうち、外周側に位置する正極活物質層22は、負極本体部33の両面に存在する負極活物質層32のうち、内周側に位置する負極活物質層32とセパレータ40を介して向かい合う。本実施形態では、正極活物質層22の第1縁部22a及び第2縁部22bは、正極活物質層22及び負極活物質層32の長手方向において、負極活物質層32の第1縁部32aと第2縁部32bとの間に位置している。
電極組立体12は、塗工部の積層方向の第1端に位置する端面に第1端面121を有し、塗工部の積層方向の第2端に位置する端面に第2端面122を有する。電極組立体12の第1端面121及び第2端面122は、ケース本体13の長側壁13cと向かい合う面である。本実施形態では、第1端面121は、塗工部の積層方向の第1端に位置する負極塗工部35によって構成され、第2端面122は、塗工部の積層方向の第2端に位置する負極塗工部35によって構成されている。
電極組立体12は、正極電極20及び負極電極30の短手方向の一端に第3端面123を有し、正極電極20及び負極電極30の短手方向の他端に第4端面124を有する。第3端面123は、正極電極20の一縁部23aに沿う端部と、負極電極30の一縁部33aに沿う端部と、セパレータ40の縁部とによって構成されている。第4端面124は、正極電極20の一縁部23aとは反対側の端部と、負極電極30の一縁部33aとは反対側の端部と、セパレータ40の縁部とによって構成されている。
以下、第3端面123及び第4端面124に沿い、かつ塗工部の積層方向と直交する方向を第1方向とし、塗工部の積層方向及び第1方向の両方と直交する方向を第2方向とする。第1方向は、正極活物質層22及び負極活物質層32の長手方向と一致し、第2方向は、正極活物質層22及び負極活物質層32の短手方向と一致している。
第3端面123は、塗工部の積層方向に分けられた第1領域A1及び第2領域A2を有する。第1領域A1は、塗工部の積層方向において捲回軸Lよりも第1端面121側に位置する領域であり、第2領域A2は、塗工部の積層方向において捲回軸Lよりも第2端面122側に位置する領域である。つまり、第2領域A2は、塗工部の積層方向において第1領域A1とは異なる位置に存在する。なお、第1領域A1及び第2領域A2はそれぞれ、第3端面123において第1方向全体に亘って存在する。
正極電極20が捲回された状態において、第1領域A1に位置する正極塗工部25と、第2領域A2に位置する正極塗工部25とは、正極電極20の長手方向において交互に存在する。言い換えると、正極電極20の長手方向において正極未塗工部26を挟んで隣り合う2つの正極塗工部25のうち、一方の正極塗工部25が第1領域A1に位置する場合、他方の正極塗工部25は第2領域A2に位置する。
同様に、負極電極30が捲回された状態において、第1領域A1に位置する負極塗工部35と、第2領域A2に位置する負極塗工部35とは、負極電極30の長手方向において交互に存在する。言い換えると、負極電極30の長手方向において負極未塗工部36を挟んで隣り合う2つの負極塗工部35のうち、一方の負極塗工部35が第1領域A1に位置する場合、他方の負極塗工部35は第2領域A2に位置する。
正極電極20が捲回された状態において、各第1正極タブ24pは、塗工部の積層方向に一列に並び、各第2正極タブ24qは、塗工部の積層方向に一列に並ぶ。また、負極電極30が捲回された状態において、各第1負極タブ34pは、塗工部の積層方向に一列に並び、各第2負極タブ34qは、塗工部の積層方向に一列に並ぶ。よって、正極タブ24及び負極タブ34の積層方向である「タブの積層方向」は、塗工部の積層方向と一致している。以下では、「塗工部の積層方向」及び「タブの積層方向」を単に「積層方向」という。なお、「タブの積層方向」は、折り曲げられていない状態の正極タブ24及び負極タブ34が積層される方向である。
電極組立体12の第3端面123において、各第1正極タブ24pは第2領域A2に位置し、各第2正極タブ24qは第1領域A1に位置する。よって、第1正極タブ24pは、第2領域A2に位置する正極塗工部25に対応する正極タブ24であり、第2正極タブ24qは、第1領域A1に位置する正極塗工部25に対応する正極タブ24である。また、電極組立体12の第3端面123において、各第1負極タブ34pは第1領域A1に位置し、各第2負極タブ34qは第2領域A2に位置する。よって、第1負極タブ34pは、第1領域A1に位置する負極塗工部35に対応する負極タブ34であり、第2負極タブ34qは、第2領域A2に位置する負極塗工部35に対応する負極タブ34である。
各第1正極タブ24p、各第2正極タブ24q、各第1負極タブ34p、及び各第2負極タブ34qは、第1方向において並ぶ。各第1正極タブ24pは第1方向の第1端側に位置し、各第1負極タブ34pは第1方向の第2端側に位置する。各第2正極タブ24qは、第1正極タブ24pと第1負極タブ34pとの間において第1正極タブ24p寄りに位置する。各第2負極タブ34qは、第1正極タブ24pと第1負極タブ34pとの間において第1負極タブ34p寄りに位置する。
図4に示すように、電極組立体12は、複数の第1正極タブ24pが寄せ集められて積層された第1タブ群としての第1正極タブ群15pと、複数の第2正極タブ24qが寄せ集められて積層された第2タブ群としての第2正極タブ群15qとを有する。また、図1に示すように、電極組立体12は、複数の第1負極タブ34pが寄せ集められて積層された第1タブ群としての第1負極タブ群16pと、複数の第2負極タブ34qが寄せ集められて積層された第2タブ群としての第2負極タブ群16qとを有する。第1正極タブ群15p、第2正極タブ群15q、第1負極タブ群16p、及び第2負極タブ群16qは、電極組立体12の第3端面123に存在する。よって、第3端面123は、第1正極タブ群15p、第2正極タブ群15q、第1負極タブ群16p、及び第2負極タブ群16qが存在するタブ側端面である。
第2正極タブ群15q及び第1負極タブ群16pは、第3端面123の第1領域A1に存在し、第1正極タブ群15p及び第2負極タブ群16qは、第3端面123の第2領域A2に存在する。また、第1正極タブ群15p、第2正極タブ群15q、第2負極タブ群16q、及び第1負極タブ群16pは、第1方向においてこの順に並ぶ。
図4及び図5に示すように、第1正極タブ群15pは、積層方向の第2端側に寄せ集められるとともに第1端側に向けて折り曲げられ、第2正極タブ群15qは、積層方向の第1端側に寄せ集められるとともに第2端側に向けて折り曲げられている。第1正極タブ群15pにおいて屈曲された部分よりも先端側の部分では、第1正極タブ24pは第2方向に積層されている。また、第2正極タブ群15qにおいて屈曲された部分よりも先端側の部分では、第2正極タブ24qは第2方向に積層されている。
図示しないが、第1負極タブ群16pは、積層方向の第1端側に寄せ集められるとともに第2端側に向けて折り曲げられ、第2負極タブ群16qは、積層方向の第2端側に寄せ集められるとともに第1端側に向けて折り曲げられている。第1負極タブ群16pにおいて屈曲された部分よりも先端側の部分では、第1負極タブ34pは第2方向に積層されている。また、第2負極タブ群16qにおいて屈曲された部分よりも先端側の部分では、第2負極タブ34qは第2方向に積層されている。
図2に示すように、電極組立体12は、第1方向において塗工積層部12aよりも第1端側に位置する第1未塗工積層部12bと、第1方向において塗工積層部12aよりも第2端側に位置する未塗工積層部としての第2未塗工積層部12cとを有する。第1未塗工積層部12b及び第2未塗工積層部12cは、正極未塗工部26と負極未塗工部36とがセパレータ40を介して交互に積層された部分である。第1未塗工積層部12b及び第2未塗工積層部12cは、ケース本体13の短側壁13dと向かい合う面である。
本実施形態では、第1未塗工積層部12bにおいて、正極未塗工部26及び負極未塗工部36は、塗工積層部12aから離れる向きに凸となるように湾曲している。また、第2未塗工積層部12cにおいて、正極未塗工部26及び負極未塗工部36は、塗工積層部12aから離れる向きに凸となるように湾曲している。
第1未塗工積層部12bを構成する正極未塗工部26と、第2未塗工積層部12cを構成する正極未塗工部26とは、正極電極20の長手方向において交互に存在する。言い換えると、正極電極20の長手方向において正極塗工部25を挟んで隣り合う2つの正極未塗工部26のうち、一方の正極未塗工部26が第1未塗工積層部12bを構成する場合、他方の正極未塗工部26は第2未塗工積層部12cを構成する。
同様に、第1未塗工積層部12bを構成する負極未塗工部36と、第2未塗工積層部12cを構成する負極未塗工部36とは、負極電極30の長手方向において交互に存在する。言い換えると、負極電極30の長手方向において負極塗工部35を挟んで隣り合う2つの負極未塗工部36のうち、一方の負極未塗工部36が第1未塗工積層部12bを構成する場合、他方の負極未塗工部36は第2未塗工積層部12cを構成する。
上述したように、正極電極20及び負極電極30は、各第1端20a,30aが捲き始め側となるように捲回されている。このため、正極電極20の長手方向における正極未塗工部26の幅W26は、第1未塗工積層部12bにおいて外周側に位置する正極未塗工部26ほど長くなっている。また、正極電極20の長手方向における正極未塗工部26の幅W26は、第2未塗工積層部12cにおいて外周側に位置する正極未塗工部26ほど長くなっている。負極電極30の長手方向における負極未塗工部36の幅W36は、第1未塗工積層部12bにおいて外周側に位置する負極未塗工部36ほど長くなっている。また、負極電極30の長手方向における負極未塗工部36の幅W36は、第2未塗工積層部12cにおいて外周側に位置する負極未塗工部36ほど長くなっている。
図1に示すように、二次電池10は、電極組立体12と電気を授受する正極端子構造17及び負極端子構造18を備える。正極端子構造17は、板状の正極導電部材17aと、正極導電部材17aから突出する棒状の正極端子17bとを有する。負極端子構造18は、板状の負極導電部材18aと、負極導電部材18aから突出する棒状の負極端子18bとを有する。
本実施形態では、第1正極タブ群15pにおいて全ての第1正極タブ24pが積層される部分と正極導電部材17aとはレーザ溶接され、第2正極タブ群15qにおいて全ての第2正極タブ24qが積層される部分と正極導電部材17aとはレーザ溶接される。これにより、正極端子構造17と電極組立体12とは、第1正極タブ群15p及び第2正極タブ群15qを介して電気的に接続される。また、第1負極タブ群16pにおいて全ての第1負極タブ34pが積層される部分と負極導電部材18aとはレーザ溶接され、第2負極タブ群16qにおいて全ての第2負極タブ34qが積層される部分と負極導電部材18aとはレーザ溶接される。これにより、負極端子構造18と電極組立体12とは、第1負極タブ群16p及び第2負極タブ群16qを介して電気的に接続される。
正極端子17b及び負極端子18bはそれぞれ、蓋14を貫通してケース11の外部に突出し、ケース11の内外を繋ぐ。正極端子17b及び負極端子18bには、二次電池10同士を電気的に接続する図示しない外部装置としてのバスバーが固定可能である。
二次電池10は、蓋14と正極端子17b又は負極端子18bとを絶縁するための絶縁リング19を備える。
本実施形態の作用について説明する。
本実施形態の作用について説明する。
第1正極タブ群15pは、第1領域A1に存在する第1正極タブ24pによって形成され、第2正極タブ群15qは、第2領域A2に存在する正極タブ24によって形成される。全ての正極タブ24により1つの正極タブ群が形成される場合と比較して、各正極タブ群15p,15qを構成する正極タブ24の枚数が減少するため、各正極タブ群15p,15qの厚みを薄くできる。また、タブの積層方向における第1正極タブ24p同士の距離は近いため、第1正極タブ24pの寄せ集め作業が容易になる。同様に、タブの積層方向における第2正極タブ24q同士の距離は近いため、第2正極タブ24qの寄せ集め作業が容易になる。
第1負極タブ群16pは、第1領域A1に存在する第1負極タブ34pによって形成され、第2負極タブ群16qは、第2領域A2に存在する負極タブ34によって形成される。全ての負極タブ34により1つの負極タブ群が形成される場合と比較して、各負極タブ群16p,16qを構成する負極タブ34の枚数が減少するため、各負極タブ群16p,16qの厚みを薄くできる。また、タブの積層方向における第1負極タブ34p同士の距離は近いため、第1負極タブ34pの寄せ集め作業が容易になる。同様に、タブの積層方向における第2負極タブ34q同士の距離は近いため、第2負極タブ34qの寄せ集め作業が容易になる。
本実施形態の効果について説明する。
(1)全ての正極タブ24により1つの正極タブ群が形成される場合と比較して、各正極タブ群15p,15qを構成する正極タブ24の枚数が減少する。よって、各正極タブ群15p,15qの厚みを薄くできる。また、各正極タブ群15p,15qにおいて、タブの積層方向における正極タブ24同士の距離が近いため、正極タブ24の寄せ集め作業が容易になる。
(1)全ての正極タブ24により1つの正極タブ群が形成される場合と比較して、各正極タブ群15p,15qを構成する正極タブ24の枚数が減少する。よって、各正極タブ群15p,15qの厚みを薄くできる。また、各正極タブ群15p,15qにおいて、タブの積層方向における正極タブ24同士の距離が近いため、正極タブ24の寄せ集め作業が容易になる。
同様に、全ての負極タブ34により1つの負極タブ群が形成される場合と比較して、各負極タブ群16p,16qを構成する負極タブ34の枚数が減少する。よって、各負極タブ群16p,16qの厚みを薄くできる。また、各負極タブ群16p,16qにおいて、タブの積層方向における負極タブ34同士の距離が近いため、負極タブ34の寄せ集め作業が容易になる。
(2)各正極タブ群15p,15q及び各負極タブ群16p,16qが折り曲げられているため、第2方向において電極組立体12が小型化される。また、各正極タブ群15p,15q及び各負極タブ群16p,16qが折り曲げられた状態において、屈曲された部分よりも先端側の部分では、正極タブ24及び負極タブ34は第2方向に積層されている。本実施形態では、各正極タブ群15p,15q及び各負極タブ群16p,16qの厚みは薄くなっているため、第2方向において電極組立体12をより小型化できる。
(3)各正極タブ群15p,15qの厚みが減ることで、各正極タブ群15p,15qと正極導電部材17aとの溶接時に必要なレーザの出力を低減できる。また、各負極タブ群16p,16qの厚みが減ることで、各負極タブ群16p,16qと負極導電部材18aとの溶接時に必要なレーザの出力を低減できる。
(4)全ての第1正極タブ24pと正極導電部材17aとを一度に溶接するためには、各第1正極タブ群15pは、全ての第1正極タブ24pが重なる部分を有する必要がある。本実施形態では、第1正極タブ群15pは、第1領域A1に存在する第1正極タブ24pによって形成されるため、全ての第1正極タブ24pが重なる部分を形成するために必要な第1正極タブ24pの長さを短くできる。
全ての第2正極タブ24qと正極導電部材17aとを一度に溶接するためには、各第2正極タブ群15qは、全ての第2正極タブ24qが重なる部分を有する必要がある。本実施形態では、第2正極タブ群15qは、第2領域A2に存在する第2正極タブ24qによって形成されるため、全ての第2正極タブ24qが重なる部分を形成するために必要な第2正極タブ24qの長さを短くできる。
なお、第1負極タブ34p及び第2負極タブ34qについても同様の効果が得られる。
(5)各正極タブ群15p,15q及び各負極タブ群16p,16qは、タブの積層方向において寄せ集められた側とは反対側に向けて折り曲げられる。つまり、各正極タブ群15p,15q及び各負極タブ群16p,16qは、タブの積層方向において空きスペースに向けて折り曲げられる。よって、タブの積層方向における電極組立体12の大型化を抑制できる。
(5)各正極タブ群15p,15q及び各負極タブ群16p,16qは、タブの積層方向において寄せ集められた側とは反対側に向けて折り曲げられる。つまり、各正極タブ群15p,15q及び各負極タブ群16p,16qは、タブの積層方向において空きスペースに向けて折り曲げられる。よって、タブの積層方向における電極組立体12の大型化を抑制できる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
○ 正極タブ群は、全ての正極タブ24によって形成されていてもよい。ただし、第1負極タブ群16pは第1負極タブ34pによって形成され、第2負極タブ群16qは第2負極タブ34qによって形成され、かつ第1負極タブ群16p及び第2負極タブ群16qは第1方向に並ぶものとする。
○ 正極タブ群は、全ての正極タブ24によって形成されていてもよい。ただし、第1負極タブ群16pは第1負極タブ34pによって形成され、第2負極タブ群16qは第2負極タブ34qによって形成され、かつ第1負極タブ群16p及び第2負極タブ群16qは第1方向に並ぶものとする。
○ 負極タブ群は、全ての負極タブ34によって形成されていてもよい。ただし、第1正極タブ群15pは第1正極タブ24pによって形成され、第2正極タブ群15qは第2正極タブ24qによって形成され、かつ第1正極タブ群15p及び第2正極タブ群15qは第1方向に並ぶものとする。
○ 電極組立体12が有する正極タブ群の数は、2に限定されず、3以上でもよい。また、電極組立体12が有する負極タブ群の数は、2に限定されず、3以上でもよい。例えば、電極組立体12が3つの正極タブ群と3つの負極タブ群とを有する場合、第3端面123は、積層方向において互いに異なる位置に存在する3つの領域に分けられる。各正極タブ群は、各領域から突出する正極タブ24によって形成され、各負極タブ群は、各領域から突出する負極タブ34によって形成される。なお、電極組立体12が有する正極タブ群の数は、電極組立体12が有する負極タブ群の数と異なっていてもよい。
○ 第1正極タブ群15p、第2正極タブ群15q、第1負極タブ群16p、及び第2負極タブ群16qはそれぞれ、折り曲げられなくてもよい。
○ 第1正極タブ24pを寄せ集める位置、及び第1正極タブ群15pを折り曲げる向きは適宜変更してよい。例えば、複数の第1正極タブ24pのうち、積層方向において最も第1端側に位置する第1正極タブ24pに他の第1正極タブ24pが寄せ集められるとともに、第1正極タブ群15pは、積層方向の第2端側に向けて折り曲げられていてもよい。
○ 第1正極タブ24pを寄せ集める位置、及び第1正極タブ群15pを折り曲げる向きは適宜変更してよい。例えば、複数の第1正極タブ24pのうち、積層方向において最も第1端側に位置する第1正極タブ24pに他の第1正極タブ24pが寄せ集められるとともに、第1正極タブ群15pは、積層方向の第2端側に向けて折り曲げられていてもよい。
また、第2正極タブ24qを寄せ集める位置、及び第2正極タブ群15qを折り曲げる向きは適宜変更してよい。例えば、複数の第2正極タブ24qのうち、積層方向において最も第2端側に位置する第2正極タブ24qに他の第2正極タブ24qが寄せ集められるとともに、第2正極タブ群15qは、積層方向の第1端側に向けて折り曲げられていてもよい。
○ 第1負極タブ34pを寄せ集める位置、及び第1負極タブ群16pを折り曲げる向きは適宜変更してよい。例えば、複数の第1負極タブ34pのうち、積層方向において最も第2端側に位置する第1負極タブ34pに他の第1負極タブ34pが寄せ集められるとともに、第1負極タブ群16pは、積層方向の第1端側に向けて折り曲げられていてもよい。
また、第2負極タブ34qを寄せ集める位置、及び第2負極タブ群16qを折り曲げる向きは適宜変更してよい。例えば、複数の第2負極タブ34qのうち、積層方向において最も第1端側に位置する第2負極タブ34qに他の第2負極タブ34qが寄せ集められるとともに、第2負極タブ群16qは、積層方向の第2端側に向けて折り曲げられていてもよい。
○ 第1正極タブ群15pを折り曲げる向きと、第2正極タブ群15qを折り曲げる向きとは、同じでもよい。例えば、第1正極タブ群15p及び第2正極タブ群15qの両方が、積層方向の第1端側に向けて折り曲げられていてもよい。
同様に、第1負極タブ群16pを折り曲げる向きと、第2負極タブ群16qを折り曲げる向きとは、同じでもよい。例えば、第1負極タブ群16p及び第2負極タブ群16qの両方が、積層方向の第1端側に向けて折り曲げられていてもよい。
○ 第1未塗工積層部12bにおいて、正極未塗工部26及び負極未塗工部36は、第1方向と直交する平面状に積層されていてもよい。同様に、第2未塗工積層部12cにおいて、正極未塗工部26及び負極未塗工部36は、第1方向と直交する平面状に積層されていてもよい。
○ 負極本体部33の長手方向の寸法は、正極本体部23の長手方向の寸法と同じでもよいし、正極本体部23の長手方向の寸法よりも短くてもよい。
○ 正極電極20が有する正極塗工部25及び正極未塗工部26の数は、適宜変更してよい。また、負極電極30が有する負極塗工部35及び負極未塗工部36の数は、適宜変更してよい。
○ 正極電極20が有する正極塗工部25及び正極未塗工部26の数は、適宜変更してよい。また、負極電極30が有する負極塗工部35及び負極未塗工部36の数は、適宜変更してよい。
○ 正極活物質層22は、正極本体部23の長手方向全体に亘って存在していてもよい。つまり、正極電極20は、正極塗工部25を正極電極20の長手方向全体に亘って有していてもよい。また、負極活物質層32は、負極本体部33の長手方向全体に亘って存在していてもよい。つまり、負極電極30は、負極塗工部35を負極電極30の長手方向全体に亘って有していてもよい。
○ 電極組立体12は、複数の正極電極20と複数の負極電極30とがセパレータ40を介して交互に積層された、いわゆる積層型の電極組立体でもよい。
○ 電極組立体12は、正極電極20と負極電極30とがセパレータ40を介してつづら折りされた電極組立体でもよい。
○ 電極組立体12は、正極電極20と負極電極30とがセパレータ40を介してつづら折りされた電極組立体でもよい。
○ 正極集電体及び負極集電体はそれぞれ、金属箔に限定されず、例えば、織物状や網状のシートであってもよい。
○ 正極電極20において、正極活物質層22は正極金属箔21の片面に存在してもよい。同様に、負極電極30において、負極活物質層32は負極金属箔31の片面に存在してもよい。ただし、正極活物質層22と負極活物質層32とは、セパレータ40を介して互いに対向するものとする。
○ 正極電極20において、正極活物質層22は正極金属箔21の片面に存在してもよい。同様に、負極電極30において、負極活物質層32は負極金属箔31の片面に存在してもよい。ただし、正極活物質層22と負極活物質層32とは、セパレータ40を介して互いに対向するものとする。
○ 正極活物質層22の長手方向の幅W22は、全ての正極活物質層22で同じでなくてもよい。また、負極活物質層32の長手方向の幅W32は、全ての負極活物質層32で同じでなくてもよい。
○ 負極活物質層32の長手方向の幅W32は、正極活物質層22の長手方向の幅W22と同じでもよいし、正極活物質層22の長手方向の幅W22よりも小さくてもよい。
○ 電極組立体12と電気を授受できるのであれば、正極端子構造17及び負極端子構造18の具体的な構造は適宜変更してよい。例えば、第1正極タブ群15pと接合される正極導電部材と、第2正極タブ群15qと接合される正極導電部材とは、別体であってもよい。また、第1負極タブ群16pと接合される負極導電部材と、第2負極タブ群16qと接合される負極導電部材とは、別体であってもよい。
○ 電極組立体12と電気を授受できるのであれば、正極端子構造17及び負極端子構造18の具体的な構造は適宜変更してよい。例えば、第1正極タブ群15pと接合される正極導電部材と、第2正極タブ群15qと接合される正極導電部材とは、別体であってもよい。また、第1負極タブ群16pと接合される負極導電部材と、第2負極タブ群16qと接合される負極導電部材とは、別体であってもよい。
○ 第1正極タブ群15p又は第2正極タブ群15qと正極導電部材17aとの接合方法は、レーザ溶接に限定されない。また、第1負極タブ群16p又は第2負極タブ群16qと負極導電部材18aとの接合方法は、レーザ溶接に限定されない。
○ 二次電池10は、リチウムイオン二次電池でもよいし、他の二次電池であってもよい。要は、正極用の活物質と負極用の活物質との間をイオンが移動するとともに電荷の授受を行うものであればよい。
○ 蓄電装置は、例えばキャパシタなど、二次電池以外の蓄電装置にも適用可能である。
12…電極組立体、15p…第1タブ群としての第1正極タブ群、15q…第2タブ群としての第2負極タブ群、16p…第1タブ群としての第1負極タブ群、16q…第2タブ群としての第2負極タブ群、20…電極としての正極電極、21…集電体としての正極集電体、22…活物質層としての正極活物質層、23…本体部としての正極本体部、24…タブとしての正極タブ、30…電極としての負極電極、31…集電体としての負極集電体、32…活物質層としての負極活物質層、33…本体部としての負極本体部、34…タブとしての負極タブ、123…タブ側端面としての第3端面、A1…第1領域、A2…第2領域。
Claims (2)
- 本体部、及び前記本体部の一辺から突出した形状のタブを有するシート状の集電体と、前記本体部の少なくとも片面に存在する活物質層とを有する電極が積層され、前記タブが寄せ集められて積層されたタブ群を有する電極組立体であって、
前記電極組立体の端面のうち前記タブ群が存在する端面をタブ側端面としたとき、
前記タブ側端面は、第1領域と、前記タブの積層方向において前記第1領域とは異なる位置に存在する第2領域とを少なくとも有し、
前記第1領域から突出する前記タブとしての第1タブが積層された前記タブ群としての第1タブ群と、前記第2領域から突出する前記タブとしての第2タブが積層された前記タブ群としての第2タブ群とを有し、
前記第1タブ群と前記第2タブ群とは、前記タブ側端面に沿い、かつ前記タブの積層方向と直交する方向において、異なる位置に存在することを特徴とする電極組立体。 - 前記第1タブ群は、前記タブの積層方向の第1端側に寄せ集められるとともに第2端側に折り曲げられ、前記第2タブ群は、前記タブの積層方向の第2端側に寄せ集められるとともに第1端側に折り曲げられている請求項1に記載の電極組立体。
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