JP2021025671A - 電算機室用空気調和装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】通風路が圧縮機によって狭められる程度が抑えられた電算機室用空気調和装置を提供する。【解決手段】電算機室に設置されて用いられる電算機室用の空気調和装置(1)であって、吸込口(51a)と、底部に設けられた吹出口(52a、52b)と、を有する筐体(50)と、筐体(50)の内部に収容された室内熱交換器(18)と、室内熱交換器(18)よりも低い高さ位置において筐体(50)の内部に収容された圧縮機(11)と、室内熱交換器(18)よりも低い高さ位置において筐体(50)の内部に収容された室内ファン(20)と、を備え、室内ファン(20)は、第1室内ファン(21)と第2室内ファン(22)と、これらを駆動させるファンモータ(23)とを有しており、水平方向に沿って見た場合に、圧縮機(11)とファンモータ(23)とが重なるように配置されている。【選択図】図4

Description

電算機室用空気調和装置に関する。
従来より、複数台の情報処理装置としてのサーバ等のコンピュータが複数配置されたサーバールーム等において、各コンピュータの温度が上昇しすぎないように、部屋の冷房を行う電算機室用空気調和装置が用いられている。
このような電算機室用空気調和装置としては、例えば、特許文献1(国際公開第2016/147244号)に記載のように、筐体内のうち、熱交換器と同等の高さ位置に圧縮機を配置した構造の電算機室用空気調和装置が提案されている。
上記特許文献1に記載の電算機室用空気調和装置では、圧縮機が筐体内に設けられた機械室内に収容されることにより、筐体内の通風路から圧縮機が隔離されているが、圧縮機や機械室を区画する仕切板が、筐体内の通風路を狭めてしまっている。
本開示の電算機室用空気調和装置は、通風路が圧縮機によって狭められる程度を抑えることを課題とする。
第1観点に係る電算機室用空気調和装置は、電算機室に設置されて用いられる電算機室用空気調和装置であって、筐体と、熱交換器と、圧縮機と、送風機と、を備えている。筐体は、吸込口と、底部に設けられた吹出口と、を有している。熱交換器は、筐体の内部に収容されている。圧縮機は、熱交換器よりも低い高さ位置において筐体の内部に収容されている。送風機は、熱交換器よりも低い高さ位置において筐体の内部に収容されている。送風機は、送風部と送風部を駆動させるモータとを有している。水平方向に沿って見た場合に、圧縮機とモータとが重なるように配置されている。
なお、水平方向からみた場合に、圧縮機は、熱交換器の下端よりも下に配置されていることが好ましい。
また、圧縮機の下端は、送風機のうち空気が取り込まれる開口部分の下端よりもさらに下方に位置していることが好ましい。
この電算機室用空気調和装置は、吸込口から送風機を介して吹出口に至るまでの空気流れにおいて、流路が圧縮機によって狭められる程度を抑制することができる。
第2観点に係る電算機室用空気調和装置は、第1観点の電算機室用空気調和装置であって、熱交換器は、第1熱交換部と第2熱交換部とを有している。第1熱交換部と第2熱交換部とは、上方に向かうにつれて互いに離れる姿勢で配置されている。
この電算機室用空気調和装置は、熱交換器の有効面積を十分に広く確保することができている。
第3観点に係る電算機室用空気調和装置は、第1観点または第2観点の電算機室用空気調和装置であって、送風機の回転軸は、筐体の底部に沿って延びている。
この電算機室用空気調和装置は、送風機のうち、送風部とモータとを、筐体の底部に沿った方向に離して配置することが可能となる。
第4観点に係る電算機室用空気調和装置は、第1観点から第3観点のいずれかの電算機室用空気調和装置であって、送風部は、ターボファンである羽根車と、羽根車を覆うファンケーシングと、を有している。ファンケーシングは、熱交換器を通過した空気を送風機の回転軸方向から内部に導き、羽根車が遠心方向に吹き出した空気を吹出口に導く。
この電算機室用空気調和装置は、調和空気を吹出口を介して下方に吹き出すことが可能になる。
第5観点に係る電算機室用空気調和装置は、第1観点から第4観点のいずれかの電算機室用空気調和装置であって、モータは、両軸モータである。
この電算機室用空気調和装置は、複数の送風部を駆動させることが可能になる。
第6観点に係る電算機室用空気調和装置は、第1観点から第5観点のいずれかの電算機室用空気調和装置であって、油分離器と第1仕切部をさらに備えている。油分離器は、筐体の内部のうち、圧縮機よりも高い高さ位置に配置される。第1仕切部は、通風路から油分離器を隔離する。通風路は、筐体内において吸込口から吹出口に向けて空気が流れる空間である。
この電算機室用空気調和装置では、油分離器を圧縮機の上に配置することで、通風路が狭まることを抑制することができる。また、油分離器を通風路から隔離することで、吹出口から吹き出される空気が油分離器の熱により暖められることを抑制させることができる。
第7観点に係る電算機室用空気調和装置は、第1観点から第6観点のいずれかの電算機室用空気調和装置であって、第2仕切部をさらに備えている。第2仕切部は、通風路から圧縮機を隔離する。通風路は、筐体内において吸込口から吹出口に向けて空気が流れる空間である。
なお、第1仕切部と第2仕切部とは、一体に構成されていてもよいし、別体に構成されていてもよい。
この電算機室用空気調和装置では、圧縮機を通風路から隔離することで、吹出口から吹き出される空気が圧縮機の熱により暖められることを抑制させることができる。
空気調和装置の概略構成図である。 空気調和装置のブロック構成図である。 空気調和装置の正面視配置構成図である。 空気調和装置の右側面視配置構成図である。 空気調和装置の下方空間における平面視配置構成図である。 空気調和装置の平面視配置構成図である。
以下、電算機室用空気調和装置について、例を挙げつつ具体的に説明するが、これらの記載は本開示内容を限定するものではない。
(1)空気調和装置1
図1に、空気調和装置1の概観構成図を示す。図2に、空気調和装置1のブロック構成図を示す。図3に、空気調和装置1の正面視配置構成図を示す。図4に、空気調和装置1の右側面視配置構成図を示す。図5に、空気調和装置1の下方空間における平面視配置構成図を示す。図6に、空気調和装置1の平面視配置構成図を示す。なお、図3、図4、図5中の矢印は、運転時の空気流れを示している。
空気調和装置1は、複数台のサーバ等のコンピュータが配置された電算機室の空気調和を行う装置であって、室内ユニット2と、室外ユニット3と、これらを接続するガス側連絡配管10aと液側連絡配管10bとを有している。また、空気調和装置1は、室内ユニット2に配置された構成要素と、室外ユニット3内に配置された構成要素と、ガス側連絡配管10aと液側連絡配管10bと、が互いに接続されることで構成される冷媒回路10を有している。
室内ユニット2は、電算機室内に設置されている。室外ユニット3は、屋外に設置されている。冷媒回路10内部を循環する冷媒は、室内ユニット2側においては電算機室内の空気との間で熱交換を行い吸熱し、室外ユニット3側においては外気との間で熱交換を行い放熱する。
電算機室は、コンピュータ等が配置される床の下に床下空間を有している。電算機室の床は、室内ユニット2からの調和空気を通過させる開口と、調和空気を床下空間から床上空間に供給するための開口と、を有している。室内ユニット2から供給される調和空気は、床下空間に吹き出された後、床下空間から床上空間に流れ、コンピュータ等の周囲の空気温度を低下させる。
(2)室内ユニット2
室内ユニット2は、主として、圧縮機11と、室内熱交換器18と、室内膨張弁17と、均圧回路19と、低圧側主配管28と、高圧側主配管29と、室内ファン20と、制御部7と、を有している。
圧縮機11は、冷媒回路10において互いに並列に接続された可変速圧縮機11aと一定速圧縮機11bとを有している。これらの圧縮機は、例えば、全密閉式スクロール圧縮機を用いることができる。可変速圧縮機11aは、回転数を制御することが可能な圧縮機である。一定速圧縮機11bは、一定の回転数での運転状態と停止状態とのいずれかに制御される圧縮機である。
室内膨張弁17は、冷媒回路10のうち、液側連絡配管10bと室内熱交換器18とを繋ぐ部分に設けられている。室内膨張弁17は、特に限定されず、キャピラリーチューブであってもよいが、本実施形態では、ステッピングモータがパルス制御されることで弁開度が調節される電子膨張弁が用いられている。
室内熱交換器18は、クロスフィンコイル式の熱交換器であり、冷媒の蒸発器として機能する。
室内ファン20は、室内熱交換器18に対して空気流れを供給するものであり、第1室内ファン21と第2室内ファン22とファンモータ23とを有している。第1室内ファン21と第2室内ファン22とは、ファンモータ23から延びる回転軸23xを共通に有するものである。
低圧側主配管28は、室内熱交換器18の室内膨張弁17側とは反対側の部分から延び出した冷媒配管である。
高圧側主配管29は、ガス側連絡配管10aに接続された冷媒配管である。
低圧側主配管28の室内熱交換器18側とは反対側の端部と、高圧側主配管29のガス側連絡配管10a側とは反対側の端部と、は、互いに平行に延びた可変速側回路12aと一定速側回路12bとにより接続されている。
可変速側回路12aの途中には、可変速圧縮機11aが設けられている。可変速側回路12aのうち可変速圧縮機11aの吐出側には、可変速油分離器15aが設けられている。可変速バイパス回路13aは、可変速油分離器15aから延び出し、一定速側回路12bにおける一定速圧縮機11bの吸入側に接続されている。可変速バイパス回路13aの途中には、減圧手段としてのキャピラリーチューブ14aが設けられている。可変速側回路12aのうち可変速油分離器15aの高圧側主配管29側には、高圧側主配管29に向かう冷媒流れのみを許容する逆止弁16aが設けられている。
一定速側回路12bの途中には、一定速圧縮機11bが設けられている。一定速側回路12bのうち一定速圧縮機11bの吐出側には、一定速油分離器15bが設けられている。一定速バイパス回路13bは、一定速油分離器15bから延び出し、可変速側回路12aにおける可変速圧縮機11aの吸入側に接続されている。一定速バイパス回路13bの途中には、減圧手段としてのキャピラリーチューブ14bが設けられている。一定速側回路12bのうち一定速油分離器15bの高圧側主配管29側には、高圧側主配管29に向かう冷媒流れのみを許容する逆止弁16bが設けられている。
均圧回路19は、可変速側回路12aのうち可変速油分離器15aと逆止弁16aとの間から分岐するように延び出しており、低圧側主配管28の途中に接続されている。均圧回路19の途中には、均圧弁19aが設けられている。均圧弁19aは、特に限定されず、開度調節可能な膨張弁であってもよいが、本実施形態では開閉弁が用いられている。
室内ユニット2は、低圧センサ41、高圧センサ42、室内温度センサ43等の各種センサを備えている。これらのセンサは、制御部7に対して検出値が送信される態様で接続されている。低圧センサ41は、低圧側主配管28を流れる冷媒の圧力を検出する。高圧センサ42は、高圧側主配管29を流れる冷媒の圧力を検出する。室内温度センサ43は、電算機室から室内ユニット2に取り込まれた空気の温度である室内温度を検出する。具体的には、室内温度センサ43は、室内ユニット2内に取り込まれた空気であって、室内熱交換器18を通過する前の空気の温度を検出する。
制御部7は、各種センサや図示しないリモコン等からの信号を受けて所定の情報処理を行うCPU7aと、ROMやRAMを有して構成されるメモリ7bと、を備えている。なお、メモリ7bには、図示しないリモコン等から入力された設定温度や、空気調和装置1が駆動していたことに関する履歴情報等が記録されている。また、メモリ7bには、空気調和装置1の駆動中に停電等が生じて電源供給が途絶えた場合には、これらの履歴情報が記録されているため、電源供給が復帰した際に、復帰前の状態が停電による停止状態であったのか、リモコン等によるユーザからの指令を受けたことによる停止状態であったのかを把握できるようになっている。
(3)室外ユニット3
室外ユニット3は、主として、室外熱交換器31と、室外膨張弁32と、受液器35と、室外ファン37と、を有している。
室外熱交換器31は、ガス側連絡配管10aから延びる冷媒配管に対して接続されている。室外熱交換器31は、クロスフィンコイル式の熱交換器であり、冷媒の放熱器または凝縮器として機能する。
室外膨張弁32は、室外熱交換器31のガス側連絡配管10a側とは反対側に延びる冷媒配管の途中に設けられている。室外膨張弁32は、特に限定されず、キャピラリーチューブであってもよいが、本実施形態では、ステッピングモータがパルス制御されることで弁開度が調節される電子膨張弁が用いられている。
受液器35は、室外膨張弁32の室外熱交換器31側とは反対側と、液側連絡配管10bと、の間に設けられており、冷媒回路10における余剰冷媒を貯留することができる。
室外ファン37は、室外熱交換器31に対して空気流れを供給するものであり、例えば、プロペラファンである。
室外ユニット3は、室外温度センサ36等の各種センサを備えている。これらのセンサは、図示しない室外制御部を介して制御部7に対して検出値が送信される態様で接続されている。室外温度センサ36は、外気温度を検出する。
(4)室内ユニット2の構造
室内ユニット2は、各種構成要素を収容する筐体50を有している。
筐体50は、略直方体形状を有しており、それぞれ板状である、天面パネル51、底面パネル52、前面パネル53、背面パネル54、左側面パネル55、右側面パネル56等を有している。なお、室内ユニット2の上下左右前後の各方向は、これらのパネルの名称と対応するものとする。
筐体50は、天面パネル51において板厚方向に貫通するように形成された吸込口51aと、底面パネル52において板厚方向に貫通するように形成された第1吹出口52aと第2吹出口52bを有している。
筐体50の内部は、可変速圧縮機11a、一定速圧縮機11b、可変速油分離器15a、一定速油分離器15b等が配置された機械空間S1と、制御部7等が配置された制御空間S2と、室内熱交換器18、ドレンパン25、室内ファン20等が配置された送風空間S3と、に区画されている。
機械空間S1は、筐体50の内部空間のうち、前側の下方であって、左右方向における中心近傍に位置している。機械空間S1の前側は、筐体50の前面パネル53の下方であって左右方向の中央近傍部分によって覆われている。機械空間S1の底は、筐体50の底面パネル52の前側であって左右方向の中心近傍部分によって覆われている。機械空間S1の他の部分である後側と右側方と左側方と上側とは、機械仕切部57によって覆われている。
機械仕切部57は、略板状の部材である、後側機械仕切板57a、左側機械仕切板57b、右側機械仕切板57c、上側機械仕切板57dを有している。後側機械仕切板57aは、上下左右方向に広がっており、送風空間S3の左右方向における中央近傍部分と機械空間S1とを前後方向に仕切っている。後側機械仕切板57aは、左右方向の幅が上方部分の方が下方部分よりも大きな形状を有している。左側機械仕切板57bは、後側機械仕切板57aの左側端部から前側に広がっており、送風空間S3の左下前方部分と機械空間S1とを左右方向に仕切っている。左側機械仕切板57bは、下方部分と、下方部分の上端から左側に向けて広がった中段部分と、中段部分の左側端部から上方に向けて広がった部分と、を有している。右側機械仕切板57cは、後側機械仕切板57aの右側端部から前側に広がっており、送風空間S3の右下前方部分と機械空間S1とを左右方向に仕切っている。右側機械仕切板57cは、下方部分と、下方部分の上端から右側に向けて広がった中段部分と、中段部分の右側端部から上方に向けて広がった部分と、を有している。上側機械仕切板57dは、後側機械仕切板57aの上方端部から前側に広がっており、筐体50内の高さ方向の中心近傍よりも少し高い位置において、機械空間S1の天面を構成している。
機械空間S1内のうち底面パネル52上には、可変速圧縮機11aと一定速圧縮機11bが取付台を介して設置固定されている。また、可変速油分離器15aは、機械空間S1内のうち一定速圧縮機11bの上方の空間に位置している。一定速油分離器15bは、機械空間S1内のうち可変速圧縮機11aの上方の空間に位置している。
制御空間S2は、筐体50の内部空間のうち、前側であって、機械空間S1よりも上方であり、左右方向における全域にわたるように位置している。制御空間S2の前側は、筐体50の前面パネル53の上方部分によって覆われている。制御空間S2の左側は、筐体50の左側面パネル55の上前側部分によって覆われている。制御空間S2の右側は、筐体50の右側面パネル56の上前側部分によって覆われている。制御空間S2の他の部分は、制御仕切部58によって覆われている。
制御仕切部58は、略板状の部材である、後側制御仕切板58a、下側制御仕切板58b、上側制御仕切板58cを有している。後側制御仕切板58aは、上下左右方向に広がっており、送風空間S3の上方部分と制御空間S2とを前後方向に仕切っている。下側制御仕切板58bは、後側制御仕切板58aの下端から前側に広がっており、制御空間S2の底面を構成している。上側制御仕切板58cは、後側制御仕切板58aの上端から前側に広がっており、制御空間S2の上面を構成している。
制御空間S2内には、制御部7が設けられている。具体的には、制御部7は、後側制御仕切板58aの前面側に対して取り付けられるようにして固定されている。これにより、室内熱交換器18等から結露水が飛散したとしても、制御部7が濡れることを避けることができている。また、制御部7は、可変速圧縮機11a、一定速圧縮機11b、可変速油分離器15a、一定速油分離器15b等の上方に配置され、これらが前側に偏って集められて配置されていることで、筐体50内部の送風空間S3の流路断面積を広く確保することが可能になっている。
送風空間S3は、筐体50の内部のうち、上述した機械空間S1と制御空間S2以外の残りの空間であり、吸込口51aを介して取り込まれた空気が第1吹出口52aと第2吹出口52bに至るまでに流れる領域である。
送風空間S3の高さ方向中央近傍であって、前後方向の中央近傍には、左右方向に延びたドレンパン25が配置されている。ドレンパン25の前側と後側は、下方に向かう空気流れが通過する空間となっている。なお、以下、便宜上、ドレンパン25よりも上方の空間を上部空間と称し、ドレンパン25よりも下方の空間を下部空間と称する。
室内熱交換器18は、送風空間S3のうちの上部空間に配置されており、下端部分がドレンパン25上に位置し、側面視でV字状となるように配置されている。具体的には、室内熱交換器18は、ドレンパン25から前側に向かうにつれて上方に位置するように延びた第1室内熱交換部18aと、ドレンパン25から後側に向かうにつれて上方に位置するように延びた第2室内熱交換部18bと、を有している。第1室内熱交換部18aと第2室内熱交換部18bとは、上側に向かうにつれて互いに離れるような姿勢で配置されている。第1室内熱交換部18aや第2室内熱交換部18bにおいて生じた結露水は、ドレンパン25上に落下し、図示しない排水経路を経て排水される。
筐体50の天面パネル51に設けられた吸込口51aには、通過する気流に含まれる塵埃を捕捉するためのエアフィルタ24が設けられている。
送風空間S3のうち、ドレンパン25の下方の下部空間には、室内ファン20が設けられている。
ファンモータ23は、機械空間S1の後側に配置されており、本実施形態では、正面視において可変速圧縮機11aおよび一定速圧縮機11bと一部が重複するように配置されている。このファンモータ23は、左右両方の方向に向けて回転軸23xが延び出している両軸モータである。
第1室内ファン21は、ファンモータ23から左側に向けて延びた回転軸23xに連結されている。第1室内ファン21は、第1ファンケーシング60と、第1ファンケーシング60の内部に設けられた第1羽根車61と、第1左ベルマウス62と、第1右ベルマウス63と、を有している。第1ファンケーシング60には、左側に向けて開口した第1左側吸込口60aと、右側に向けて開口した第1右側吸込口60bと、が設けられている。また、第1ファンケーシング60の底部分は、筐体50の底面パネル52に設けられた第1吹出口52aと重なる部分が上下方向に貫通している。第1羽根車61は、回転軸方向の両方からの吸い込みを可能とする両吸い込みターボファンである。具体的には、第1羽根車61は、ファンモータ23から延びた回転軸23xと連結されており、第1左側吸込口60aから吸い込まれた空気を周方向に吹き出す左側の羽根車部分と、第1右側吸込口60bから吸い込まれた空気を周方向に吹き出す右側の羽根車部分と、を有している。第1左ベルマウス62は、第1羽根車61のうちの左側の羽根車部分の径方向外側の左側であって、第1ファンケーシング60の第1左側吸込口60aの径方向内側の右側に位置しており、左側に向かうにつれてなだらかに拡径された形状を有している。第1右ベルマウス63は、第1羽根車61のうちの右側の羽根車部分の径方向外側の右側であって、第1ファンケーシング60の第1右側吸込口60bの径方向内側の左側に位置しており、右側に向かうにつれてなだらかに拡径された形状を有している。第1羽根車61から周方向に吹き出された空気は、第1ファンケーシング60の底部分に位置する第1吹出口52aを介して、床下空間に向けて吹き出される。第1室内ファン21は、具体的には、筐体50内の下部空間のうち、第1ファンケーシング60の左側の空間と、第1ファンケーシング60と第2ファンケーシング70の間であって機械空間S1の後側の空間と、から空気を取り込み、床下空間に送り出す。なお、本実施形態では、第1室内ファン21は、正面視において機械空間S1とは重複しておらず、可変速圧縮機11aおよび一定速圧縮機11bとも重複していない。なお、圧縮機11の下端は、第1左側吸込口60aおよび第1右側吸込口60bの下端よりも低い位置となるように配置されている。右側面視において、第1右側吸込口60bが機械空間S1と重なっている部分は、第1右側吸込口60bの全体の30%以下であることが好ましく、20%以下であることがより好ましく、重なっていないことがさらに好ましい。また、機械空間S1は、右側面視において、第1羽根車61と重複しない位置に配置されていることが好ましい。
第2室内ファン22は、ファンモータ23から右側に向けて延びた回転軸23xに連結されている。第2室内ファン22は、第2ファンケーシング70と、第2ファンケーシング70の内部に設けられた第2羽根車71と、第2ベルマウス72とを有している。第2ファンケーシング70には、右側に向けて開口した第2右側吸込口70aが設けられている。また、第2ファンケーシング70の底部分は、筐体50の底面パネル52に設けられた第2吹出口52bと重なる部分が上下方向に貫通している。第2羽根車71は、回転軸方向の片方からの吸い込みを可能とする片吸い込みターボファンである。具体的には、第2羽根車71は、ファンモータ23から延びた回転軸23xと連結されており、第2右側吸込口70aから吸い込まれた空気を周方向に吹き出す。第2ベルマウス72は、第2羽根車71の径方向外側の右側であって、第2ファンケーシング70の第2右側吸込口70aの径方向内側の左側に位置しており、右側に向かうにつれてなだらかに拡径された形状を有している。第2羽根車71から周方向に吹き出された空気は、第2ファンケーシング70の底部分に位置する第2吹出口52bを介して、床下空間に向けて吹き出される。第2室内ファン22は、具体的には、筐体50内の下部空間のうち、第2ファンケーシング70の右側の空間から空気を取り込み、床下空間に送り出す。なお、本実施形態では、第2室内ファン22は、正面視において機械空間S1とは重複しておらず、可変速圧縮機11aおよび一定速圧縮機11bとも重複していない。
(5)実施形態の特徴
従来の電算機室用空気調和装置では、圧縮機が筐体内の中段程度の高さ位置に配置されていたため、上方から取り込んで下方に向かう空気流路が圧縮機の存在により狭められており、通風抵抗となっていた。
これに対して、本実施形態の空気調和装置1では、圧縮機11がファンモータ23に対して水平方向に重なる位置に配置されているため、筐体50の吸込口51aから第1吹出口52aや第2吹出口52bに至るまでの送風空間S3内の空気流れにおいて、圧縮機11が通風抵抗となる程度を抑制することが可能になっている。また、圧縮機11を収容する機械空間S1についても、ファンモータ23に対して水平方向に重なる位置に配置されているため、機械空間S1が通風抵抗となる程度を抑制することが可能になっている。
特に、第1室内ファン21において第1左側吸込口60aから取り込まれる空気流れと、第2室内ファン22における空気流れでは、圧縮機11や機械空間S1が通風の抵抗となる程度が十分に抑えられている。さらに、第1室内ファン21において第1右側吸込口60bから取り込まれる空気流れについても、右側面視における第1右側吸込口60bとの重複が小さくなるように圧縮機11や機械空間S1が前側に偏って配置されていることから、通風抵抗を十分に低減させることができている。
さらに、ファンモータ23の周囲の空間は、デッドスペースとなりがちであるが、本実施形態は、圧縮機11の配置スペースとして有効利用することができている。
また、圧縮機11を底面パネル52上に配置しているため、従来のように筐体内部の中段程度の高さ位置に配置する場合と比べて、構造の安定性を高めることができており、従来の配置構造で必要とされた中段位置での圧縮機を支えるための構造を不要にすることができている。
なお、室内熱交換器18は、第1室内熱交換部18aと第2室内熱交換部18bとが略V字状に配置されることにより、熱交換の有効面積を十分に広く確保することができている。
また、本実施形態の空気調和装置1では、可変速圧縮機11aと一定速圧縮機11bとが機械空間S1内に配置されることで、筐体50内の送風空間S3から隔離されている。これにより、室内熱交換器18を通過した調和空気を、可変速圧縮機11aや一定速圧縮機11bからの熱により暖めてしまうことを抑制することが可能になっている。さらに、可変速油分離器15aと一定速油分離器15bを、圧縮機11の上方に配置することで、送風空間S3が狭まることを抑制することができる。そして、可変速油分離器15aと一定速油分離器15bについても、送風空間S3から隔離することで、第1吹出口52aや第2吹出口52bから吹き出される空気が暖められることを抑制できている。
(6)他の実施形態
(6−1)他の実施形態A
上記実施形態では、室内ファン20が、第1室内ファン21と第2室内ファン22との複数のファンを有しており、ファンモータ23がこれらの複数のファンを駆動させる場合を例に挙げて説明した。
これに対して、ファンモータ23が駆動させるファンは、1つだけであってもよい。
また、第1室内ファン21としては、両吸い込みのファンを例に挙げて説明したが、第1室内ファン21についても、第2室内ファン22と同様に、片吸い込みのファンとしてもよい。その場合には、機械空間S1とは反対側からの吸い込みを行うものとすることが好ましい。
(6−2)他の実施形態B
上記実施形態では、可変速圧縮機11aと一定速圧縮機11bと可変速油分離器15aと一定速油分離器15bとの全てが機械空間S1内に配置される場合を例に挙げて説明した。
これに対して、可変速圧縮機11aと一定速圧縮機11bと可変速油分離器15aと一定速油分離器15bとは、同じ空間に配置される必要は無く、例えば、可変速圧縮機11aと一定速圧縮機11bとが配置される第1機械空間と、可変速油分離器15aと一定速油分離器15bとが配置される第2機械空間と、に分かれた配置としてもよい。この場合であっても、通風抵抗を低減させる観点から、可変速油分離器15aや一定速油分離器15bは、平面視において可変速圧縮機11aや一定速圧縮機11bと重なる位置に配置されることが好ましい。
以上、本開示の実施形態を説明したが、特許請求の範囲に記載された本開示の趣旨及び範囲から逸脱することなく、形態や詳細の多様な変更が可能なことが理解されるであろう。
1 空気調和装置(電算機室用空気調和装置)
2 室内ユニット
3 室外ユニット
10 冷媒回路
11 圧縮機
11a 可変速圧縮機
11b 一定速圧縮機
15a 可変速油分離器(油分離器)
15b 一定速油分離器(油分離器)
17 室内膨張弁
18 室内熱交換器(熱交換器)
18a 第1室内熱交換部(第1熱交換部)
18b 第2室内熱交換部(第2熱交換部)
20 室内ファン(送風機)
21 第1室内ファン(送風部)
22 第2室内ファン(送風部)
23 ファンモータ(モータ)
23x (回転軸)
31 室外熱交換器
32 室外膨張弁
37 室外ファン
50 筐体
51a 吸込口
52 底面パネル(底部)
52a 第1吹出口(吹出口)
52b 第2吹出口(吹出口)
57 機械仕切部(第1仕切部、第2仕切部)
60 第1ファンケーシング(ファンケーシング)
61 第1羽根車(羽根車)
70 第2ファンケーシング(ファンケーシング)
71 第2羽根車(羽根車)
S1 機械空間
S2 制御空間
S3 送風空間(通風路)
国際公開第2016/147244号

Claims (7)

  1. 電算機室に設置されて用いられる電算機室用空気調和装置(1)であって、
    吸込口(51a)と、底部に設けられた吹出口(52a、52b)と、を有する筐体(50)と、
    前記筐体の内部に収容された熱交換器(18)と、
    前記熱交換器よりも低い高さ位置において前記筐体の内部に収容された圧縮機(11)と、
    前記熱交換器よりも低い高さ位置において前記筐体の内部に収容された送風機(20)と、
    を備え、
    前記送風機は、送風部(21、22)と前記送風部を駆動させるモータ(23)とを有しており、
    水平方向に沿って見た場合に、前記圧縮機と前記モータとが重なるように配置されている、
    電算機室用空気調和装置。
  2. 前記熱交換器は、第1熱交換部(18a)と第2熱交換部(18b)とを有しており、
    前記第1熱交換部と前記第2熱交換部とは、上方に向かうにつれて互いに離れる姿勢で配置されている、
    請求項1に記載の電算機室用空気調和装置。
  3. 前記送風機の回転軸(23x)は、前記筐体の底部(52)に沿って延びている、
    請求項1または2に記載の電算機室用空気調和装置。
  4. 前記送風部(21、22)は、ターボファンである羽根車(61、71)と、前記羽根車を覆うファンケーシング(60、70)と、を有しており、
    前記ファンケーシングは、前記熱交換器を通過した空気を前記送風機の回転軸方向から内部に導き、前記羽根車が遠心方向に吹き出した空気を前記吹出口に導く、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の電算機室用空気調和装置。
  5. 前記モータは、両軸モータである、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の電算機室用空気調和装置。
  6. 前記筐体の内部のうち、前記圧縮機よりも高い高さ位置に配置される油分離器(15a、15b)と、
    前記筐体内において前記吸込口から前記吹出口に向けて空気が流れる通風路から前記油分離器を隔離する第1仕切部(57)と、
    をさらに備えた、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の電算機室用空気調和装置。
  7. 前記筐体内において前記吸込口から前記吹出口に向けて空気が流れる通風路から、前記圧縮機を隔離する第2仕切部(57)をさらに備えた、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の電算機室用空気調和装置。
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