JP2021024646A - 充填装置、充填ユニット、及びそれらを用いた材料を充填された容器の製造方法 - Google Patents

充填装置、充填ユニット、及びそれらを用いた材料を充填された容器の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 所定の容器に、コンタミ等の混入を少なくとも低減しつつ、均一な量の充填材料を充填できる充填装置を提供する。【解決手段】 充填装置1は、充填ユニット200が、充填材料Mを保持可能な第1容器210と、充填材料Mを充填可能な第2容器220と、第1容器210に保持された充填材料Mを押圧可能な押圧面234を有すると共に、第1容器210の内部空間218と、第2容器220の内部空間228とを連通させた状態で、該第2容器220を保持可能な押圧部230と、第1容器210の底部214と、押圧面234とが当接することを規制する規制部240と、を含み、公転体20及び充填ユニット200を保持する自転体34に回転力を付与することで、押圧部230が第1容器210の底部214に向かって摺動し、充填材料Mを第2容器220に充填する。【選択図】図1

Description

本発明は、充填装置、充填ユニット、及びそれらを用いた材料を充填された容器の製造方法に関する。
処理容器を公転させながら自転させることによって、当該処理容器に収容された被処理材料に遠心力を作用させて、その処理する遠心機が知られている。この遠心機は、被処理材料の撹拌処理と脱泡処理とを同時に行う撹拌・脱泡装置や、被処理材料を乳化する乳化装置等として利用され、また、被処理材料を粉砕するボールミルとしても利用される(特許文献1〜3参照)。
上記のような遠心機で処理された被処理材料(以下「充填材料」という。)は、処理容器からシリンジ容器に移しかえて、つまりシリンジ容器に充填されて使用される場合がある。例えば、特許文献4には、上述した遠心機を充填装置として利用して、充填材料を、シリンジ容器に充填する技術が開示されている。
特許第4084493号公報 特開2010-194470号公報 特開2002-143706号公報 特開2009-220875号公報
ところで、充填材料をシリンジ容器に充填する際には、コンタミや空気の混入を可能な限り避けることが望まれる。また、充填材料を、複数のシリンジ容器に分けて充填する場合には、各シリンジに均一な量の充填材料が充填されることが望まれる。
本発明は、上記事情を鑑みなされたものである。その目的は、所定の容器にコンタミ等の混入を少なくとも低減しつつ、均一な量の充填材料を充填できる充填装置、充填ユニット、及びそれらを用いた充填材料を充填された容器の製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するための本発明は、以下に示す発明特定事項乃至は技術的特徴を含んで構成される。
(1)すなわち、ある観点に従う発明は、充填ユニットを保持して、自転軸線を中心に自転可能な自転体と、該自転体を保持して、公転軸線を中心に回転可能な公転体と、該公転体及び前記自転体に回転力を付与する駆動部と、を含み、前記充填ユニットは、充填材料を保持可能な第1容器と、前記充填材料を充填可能な第2容器と、前記第1容器に保持された前記充填材料を押圧可能な押圧面を有すると共に、前記第1容器の内部空間と、前記第2容器の内部空間とを連通させた状態で、該第2容器を保持可能な押圧部と、前記第1容器の底部と、前記押圧面とが当接することを規制する規制部と、を含み、前記駆動部が、前記公転体及び前記自転体に回転力を付与することで、前記押圧部が前記第1容器の底部に向かって摺動し、前記押圧面で前記充填材料を押圧して、該充填材料を前記第2容器に充填する充填装置である。
(2)上記(1)の充填装置において、前記規制部は、前記押圧部に設けられる鍔部と、前記自転体又は前記第1容器に設けられて、前記鍔部と当接可能な当接面と、を含み得る。
(3)上記(2)の充填装置において、前記当接面は、複数設けられ、各当接面は、前記第1容器の底面から前記当接面までの距離が異なり得る。
(4)上記(1)の充填装置において、前記規制部は、前記第1容器の底部から、該第1容器の内部空間に突出して、前記押圧面と当接可能な突出部、又は、前記押圧面から前記第1容器の底部方向に突出して、該第1容器の底部と当接可能な突出部を含み得る。
(5)上記(1)〜(4)の何れかの充填装置において、前記第2容器は、前記自転軸線に対して点対称に配置され得る。
(6)上記(1)〜(5)の何れかの充填装置において、前記規制部により形成される、前記第1容器の底部と、前記押圧面との間の距離は、前記自転軸線上において3mm以下であり得る。
(7)ある観点に従う発明は、自転軸線を中心に自転可能な自転体と、該自転体を保持して、公転軸線を中心に回転可能な公転体と、該公転体及び前記自転体に回転力を付与する駆動部と、を含む充填装置で用いられる充填ユニットであって、該充填ユニットは、前記自転体に保持され、充填材料を保持可能な第1容器と、前記充填材料を充填可能な第2容器と、前記第1容器に保持された前記充填材料を押圧可能な押圧面を有すると共に、前記第1容器の内部空間と、前記第2容器の内部空間とを連通させた状態で、該第2容器を保持可能な押圧部と、前記第1容器の底部と、前記押圧面とが当接することを規制する規制部と、を含み、前記押圧部が前記第1容器の底部に向かって摺動することで、前記押圧面で前記充填材料を押圧して、該充填材料を前記第2容器に充填する、充填ユニットである。
(8)ある観点に従う発明は、上記(1)〜(6)の何れかの充填装置を用いて、前記充填材料が充填された前記第2容器を製造する製造方法であって、前記充填ユニットを組み立てる第1ステップと、該第1ステップで組み立てられた前記充填ユニットを、前記自転体に保持させる第2ステップと、前記駆動部により、前記公転体及び前記自転体に回転力を付与して、前記押圧部を前記第1容器の底部に向かって摺動させ、前記押圧面で前記充填材料を押圧して、該充填材料を前記第2容器に充填する第3ステップと、を含む、製造方法である。
本発明によれば、所定の容器にコンタミ等の混入を少なくとも低減しつつ、均一な量の充填材料を充填できる充填装置、充填ユニット、及びそれらを用いた充填材料を充填された容器の製造方法を提供できる。
本発明の一実施形態に係る充填装置の概略断面図である。 本発明の一実施形態に係る充填ユニットの概略断面図である。 本発明の一実施形態に係る押圧部の概略平面図である。 本発明の一実施形態に係る製造方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る製造方法を説明する概略断面図である。 本発明の一実施形態に係る充填ユニットの概略断面図である。 本発明の一実施形態に係る第1容器の概略平面図である。 図7の第1容器のI−I線における概略断面図である。 本発明の一実施形態に係る押圧部の概略平面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、あくまでも例示であり、以下に明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形(例えば各実施形態を組み合わせる等)して実施することができる。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付して表している。図面は模式的なものであり、必ずしも実際の寸法や比率等とは一致しない。図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることがある。
図1は、本発明の一実施形態に係る充填装置の概略構成を示す断面図である。同図に示すように、充填装置1は、回転軸10と、公転体20と、自転ユニット30と、バランス錘40と、駆動部50と、支持基板60と、区画体70と、筐体80と、排気機構90と、充填ユニット200とを含み構成される。なお、充填装置1は、被処理材料を処理する遠心機としても利用できるものであって良い。
回転軸10は、支持基板60等を貫通して、仮想の直線である公転軸線L1を中心として回転するように構成されている。回転軸10は、図示するように鉛直に延びる公転軸線L1を中心として回転するように構成されてよい。ただし、回転軸10は、これに限定されるものでない。
公転体20は、第1アーム22と、第2アーム24とを含み構成される。公転体20は、回転軸10に取り付けられて、該回転軸10と共に公転軸線L1を中心として回転するように構成される。
第1アーム22は、公転軸線L1に直交する第1の方向に延びて、途中で屈曲するように構成され、自転ユニット30を取り付けられる。第2アーム24は、第1の方向と反対方向である第2の方向に延びて、バランス錘40を取り付けられる。
自転ユニット30は、自転軸32と、自転体34とを含み構成される。
自転軸32は、ベアリング36を介して、公転体20の第1アーム22に回転可能に取り付けられる。自転軸32が取り付けられる位置は、第1アーム22の屈曲した部分を挟んで、公転軸線L1と反対側である。これにより、自転軸32は、公転体20の回転に伴って、公転軸線L1を中心に公転する。併せて、自転軸32は、公転体20を通る仮想の直線である自転軸線L2を中心として自転可能となる。なお、自転軸線L2は、自転軸32が、第1アーム22の屈曲した部分を挟んで、公転軸線L1と反対側の第1アーム22に取り付けられることに起因して、公転軸線L1と交差する。
自転体34は、一端側が開口した有底形状であり、その底部を自転軸32の一端に取り付けられる。これにより、自転体34は、自転軸32と共に、公転軸線L1を中心に公転し、自転軸線L2を中心に自転する。また、自転体34は、開口した部分より充填ユニット200を受け入れて保持する。なお、自転体34の底部には、図示しない滑り止め部材(例えばゴム等の弾性体シート)が配置されてよい。また、自転体34には、充填ユニット200と係合する図示しない係合機構が設けられてよい。これらは、自転体34の回転に伴い、当該自転体34と、充填ユニット200との間で滑りが発生することを防止又は抑止する。
バランス錘40は、公転体20の第2アーム24に、公転軸線L1からの距離を変更可能に取り付けられる。バランス錘40は、公転体20のバランスを調整するものであり、充填装置1を安定して動作させることに寄与する。
駆動部50は、駆動源51と、第1プーリー52と、第2プーリー53と、ベルト54と、自転駆動機構55とを含み構成される。駆動部50は、回転軸10と自転ユニット30の自転軸32とを回転させる。
駆動源51は、支持基板60に固定されており、当該駆動源51の駆動軸に固定される第1プーリー52、回転軸10に固定される第2プーリー53、及び、第1プーリー52と第2プーリー53とに掛け回されるベルト54を利用して、回転軸10に回転力を付与する。
自転駆動機構55は、自転ギヤ56と、自転力付与ギヤ57と、中間ギヤ58とを含み構成される。
自転ギヤ56は、自転ユニット30の自転軸32の他端側に固定されている。自転力付与ギヤ57は、回転軸10と同心となるように支持基板60に固定されている。中間ギヤ58は、ベアリング59を介して回転可能に公転体20に取り付けられている。中間ギヤ58は、自転ギヤ56と自転力付与ギヤ57との間で回転力の伝達を行う。
自転ギヤ56、自転力付与ギヤ57、及び中間ギヤ58が上記のように構成されていることに基づき、自転ギヤ56及び自転力付与ギヤ57の回転角速度は関連付けられる。これにより、自転ギヤ56及び自転力付与ギヤ57は遊星歯車機構と同様の挙動を示す。したがって、自転ギヤ56は、駆動源51が駆動して回転軸10を回転させた際に回転し、自転ユニット30の自転軸32を回転させる。
区画体70は、区画体本体72と、蓋体74とを含み構成される。
区画体本体72は、一端側に開口部を有して、公転体20等を収容する。蓋体74は、区画体本体72の開口部を、気密性を有して閉塞する。また、蓋体74は、自転ユニット30の自転体34に充填ユニット200を着脱する場合等に、区画体本体72から取り外される。
排気機構90は、真空ポンプ等の排気装置92と、該排気装置92及び区画体70の内部空間を連通させる配管部94とを備える。排気機構90は、排気装置92を駆動することにより、区画体70の内部空間を排気して、真空状態にできる。
充填ユニット200は、自転体34に保持される。充填ユニット200の詳細については後述する。
充填材料Mは、充填ユニット200において第2容器220に充填されるものであり、流動性を有する材料であれば、特に種類を限定されるものでなく、例えば、粒状物等を含むものであってもよい。
図2は、本発明の一実施形態に係る充填ユニットの概略断面図である。また、図3は、本発明の一実施形態に係る押圧部の概略平面図である。充填ユニット200は、第1容器210と、第2容器220と、押圧部230と、規制部240とを含み構成される。なお、充填ユニット200は、自転体34に保持されるが、直接自転体34に保持されてもよく、図示しないアダプタを介して自転体34に保持されてもよい。なお、充填ユニット200がアダプタを介して自転体34に保持される場合においては、当該アダプタと自転体34とをあわせて自転体とみなすことができる。
第1容器210は、円筒状の胴部212を有して、該胴部212の一端側を閉塞する底部214と、胴部212の他端側を開放する開口部216とを備える。第1容器210の胴部212内の内部空間218には、充填材料Mを保持することができる。なお、第1容器210は、充填装置1を遠心機として使用し、被処理材料を処理する場合の処理容器として使用することができ、そのまま、第2容器220に対する充填材料M(つまり、処理後の被処理材料)の充填に使用することができる。
第2容器220は、例えば、シリンジ容器であって良く、円筒状の胴部222を有して、該胴部222の一端側を開放する第1開口部224と、胴部212の他端側を第1開口部224と比べて大径に開放する第2開口部226とを備える。第2容器220の胴部222内の内部空間228には、充填材料Mを充填することができる。
押圧部230は、円筒状の胴部232と、該胴部232の一端面であり、第1容器210内で充填材料Mを押圧可能な押圧面234と、胴部232の他端の外縁から突出する鍔部236と、胴部232の押圧面234及び他端面238の間を貫通して、第2容器220を保持可能な保持部239とを備える。
胴部232は、長手方向に所定の長さを有して、第1容器210の内部空間218に挿入可能に形成される。胴部232の外周面側には、Oリング等のシール部材232aがはめられる。これにより、胴部232の外周面と、第1容器210の内周面との間から充填材料Mが漏れることを防止できる。
押圧面234は、第1容器210の内部空間218に保持された充填材料Mを押圧可能な面である。
保持部239は、押圧面234と、該押圧面234の反対側の面である他端面238とを貫通した孔として設けられ、その形状は、第2容器220に対応したものとされる。保持部239は、他端面238側の開口に、第1開口部224側から第2容器220を挿入されて、当該第2容器220を保持する。この際、第2容器220は、図示しないネジ機構等を利用して、保持部239に固定される。このネジ機構は、例えば、第2容器220の第1開口部224側の外周面に形成された雄ネジと、当該外周面を外嵌する保持部239の内周面に形成された雌ネジとにより構成されてよい。
また、保持部239は、第2容器220の数に応じて設けられ、胴部232に沿った押圧部230の中心を通る仮想の直線である第1中心線CL1に対し、点対称となる位置に配置される。例えば、図示するように、第2容器220が4つ用いられる場合、保持部239は、第1中心線CL1を中心とした仮想円C上に4つ設けられて、第1中心線CL1に対して点対称となる位置に配置される。また、第2容器220が1つ用いられる場合、保持部239は1つ設けられて、第1中心線CL1上に設けられる。
規制部240は、押圧部230の鍔部236と、第1容器210の他端面である当接面216aとにより構成される。押圧部230を第1容器210に挿入した場合において、鍔部236と当接面216aとが当接すると、押圧部230は、第1容器210の底部214に向かってそれ以上進めなくなる。これにより、押圧部230の押圧面234と、底部214とは、当接しないようにされる。なお、規制部240により形成される、押圧面234と底部214との間の距離は、0mmでないことを条件に、必ずしも限定されるものでないが、例えば、第1中心線CL1上において3mm以下としてよい。あまりに、押圧面234と底部214との間の距離が長いと、充填材料Mのロスが顕在化する。
図4は、本発明の一実施形態に係る充填材料が充填された第2容器の製造方法を説明するためのフローチャートである。かかる製造方法は、充填装置1において実行される。
まず、充填装置1のユーザは、充填ユニット200を組み立てる(S401)。本工程において、ユーザは、押圧部230に第2容器220を保持させる。この際、ユーザは、保持部239の他端面238側の開口に、第1開口部224側から第2容器220を挿入し、図示しないネジ機構等を利用して、第2容器220を保持部239(押圧部230)に固定する。次に、ユーザは、充填材料Mを保持している第1容器210に、押圧面234側から押圧部230を挿入する。これにより、第1容器210の内部空間218と、各第2容器220の内部空間228とは、押圧部230の押圧面234側で連通した状態となる。以上で、第2容器220の組み立ては完了する。
なお、本工程は、ユーザに代わり、所定のロボットを用いて自動的に行っても良い。以下の各工程においても、同様に、ユーザが行う作業は、該ユーザに代わり、所定のロボットを用いて自動的に行っても良い。
次に、ユーザは、蓋体74を区画体本体72から取り外して、自転ユニット30の自転体34に、充填ユニット200を保持させる(S402)。本工程において、ユーザは、第1容器210の底部214側が、自転体34の底部に対向するように、充填ユニット200を、自転体34に装着する。これにより、自転軸線L2と、胴部212に沿った第1容器210の中心を通る仮想の中心線である第2中心線CL2とは一致し、また、自転軸線L2と、押圧部230の第1中心線CL1とは一致する。また、胴部222に沿った第2容器220の中心を通る仮想の直線である第3中心線CL3は、自転軸線L2と平行又は一致する(図5(a)を参照)。
次に、ユーザは、蓋体74を区画体本体72に取り付け、充填装置1を動作させる(S403)すなわち、ユーザは、区画体70内を排気機構90により排気すると共に、駆動源51を動作させる。充填装置1が動作することにより、充填ユニット200は、公転軸線L1を中心に回転(公転)しながら、自転軸線L2を中心に自転する。これにより、第1容器210内で、押圧部230が、第1容器210の底部214に向かって摺動する。この押圧部230の摺動は、鍔部236が当接面216aに当接するまで行われる。この摺動に伴い、充填材料Mは、押圧部230の押圧面234により押圧されて、第2容器220の第1開口部224から流入し、その結果、第2容器220は、充填材料Mを充填される(図5(b)を参照)。
充填材料Mが充填された第2容器220の製造後、ユーザは、充填装置1を停止させる(S404)。その後、ユーザは、充填装置1より充填ユニット200を取り出し、充填ユニット200から第2容器220を取り外すことで、充填材料Mが充填された第2容器220を利用することができる。
ここで、充填装置1は、規制部240により、押圧部230の押圧面234と、第1容器210の底部214とが、当接しないようにされる。そのため、充填装置1では、第1容器210の内部空間218と、各第2容器220の内部空間228とが、常に、押圧部230の押圧面234側で連通した状態となる。これにより、充填装置1では、第1容器210内の充填材料Mに残存していたコンタミや気泡等が、充填材料Mと共に第2容器220に充填されることを少なくとも低減することができる。
また、充填装置1では、第2容器220を複数用いる場合において、上記のように、押圧部230の押圧面234と、第1容器210の底部214とが、当接しないようにされることに起因して、第2容器220への充填材料Mの充填を行っている間、常に、各第2容器220の内部空間228が、第1容器210の内部空間218を介して連通した状態となる。そして、第2容器220への充填材料Mの充填を行っている間、つまり、充填装置1を運転している間、充填ユニット200が公転軸線L1を中心に公転し、自転軸線L2を中心に自転していることにより、自転軸線L2に対して点対称に配置されている各第2容器220内の充填材料Mには、実質的に均一な遠心力が作用する。これらに基づき、充填材料Mの充填量が多い第2容器220が存在していたとしても、当該第2容器220の第1開口部224から、充填材料Mが排出され、また、充填材料Mの充填量が少ない第2容器220が存在していたとしても、当該第2容器220の第1開口部224から、充填材料Mが充填される。よって、各第2容器220に充填される充填材料Mの量は、自動的に略均一な量に調整されることとなる。
上記各実施形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をこれらの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、その要旨を逸脱しない限り、さまざまな形態で実施することができる。
例えば、本明細書に開示される方法においては、その結果に矛盾が生じない限り、ステップ、動作又は機能を並行して又は異なる順に実施しても良い。説明されたステップ、動作及び機能は、単なる例として提供されており、ステップ、動作及び機能のうちのいくつかは、発明の要旨を逸脱しない範囲で、省略でき、また、互いに結合させることで一つのものとしてもよく、また、他のステップ、動作又は機能を追加してもよい。
また、規制部240は、押圧部230の鍔部236と、自転体34の開口端面である当接面とにより構成されてもよい。つまり、鍔部236が、自転体34の当接面に当接することにより、押圧部230の押圧面234と、底部214とが、当接しないようにされてもよい。
また、規制部240は、図6に示すように構成してもよい。図6は、充填セットの概略断面図であり、これに示されるように、規制部240は、押圧部230の押圧面234と、突出部214aとにより構成される。突出部214aは、第1容器210の底部214から、当該第1容器210の内部空間218に突出するものである。この場合において、押圧面234が突出部214aに当接することにより、押圧面234と底部214とは、当接しないようにされる。なお、規制部240は、上述した以外の構成とすることも想定される。例えば、規制部240は、押圧面234から第1容器210の底部214方向に突出する突出部(不図示)と、底部214とにより構成してもよい。この場合においては、上述した押圧面234から突出する突出部が底部214に当接することにより、押圧面234と底部214とは、当接しないようにされる。
また、第1容器210と押圧部230とは、図7〜9に示すように構成してもよい。図7は第1容器の概略平面図であり、図8は図7の第1容器のI−I線における概略断面図であり、図9は押圧部の概略平面図である。
第1容器210は、開口部216側に、規制部240として、第1当接面216b及び第2当接面216cを含み構成される。第1当接面216bは、開口部216の端面216aaから底部214に向かって胴部212に形成される溝の底面であり、第2中心線CL2に対し点対象となる位置に2つ又はそれ以上設けられる(すなわち、第1当接面216bは第1のセットとして設けられる。)。第1当接面216bは、底部214からの距離を距離Aとされる。第2当接面216cは、開口部216の端面216aaから底部214に向かって胴部212に形成される溝の底面であり、第2中心線CL2に対し点対象となる位置、かつ、第1当接面216bとは異なる位置に、原則として第1当接面216bと同数(つまり、2つ又はそれ以上)設けられる(すなわち、第2当接面216cは第2のセットとして設けられる。)。第2当接面216cは、底部214からの距離を、距離Aより短い距離Bとされる。ただし、第2当接面216cと、後述する鍔部236aとが当接した状態であっても、押圧面234と底部214とは当接しない。
押圧部230は、規制部240として、胴部232の他端の外縁から突出する鍔部236aを備える。鍔部236aは、第1当接面216bを含む溝、及び、第2当接面216cを含む溝の何れにも挿入可能なように、第1中心線CL1に対し線対象となる位置に2つ又はそれ以上設けられる(すなわち、鍔部236aはセットとして設けられ、第1当接面216b及び第2当接面216cに対応した個数設けられる。)。
以上のように第1容器210と押圧部230とが構成される場合において、まず、押圧部230に第2容器220を保持させ、充填材料Mを保持している第1容器210に、押圧面234側から押圧部230を挿入する。この際、鍔部236aが、第1当接面216bを含む溝に挿入されるように配置する。この状態で、充填装置1を動作させることで、充填材料Mを充填された第2容器220を製造できる。
続いて、第1容器210から押圧部230を取り外すと共に、充填材料Mを充填された第2容器220を押圧部230から取り外し、新たな第2容器220を押圧部230に保持させ、再び第1容器210に、押圧面234側から押圧部230を挿入する。この際、鍔部236aが、第2当接面216cを含む溝に挿入されるように配置する。ここで、距離Aは距離Bより長い距離とされており、第1容器210内には、多くの充填材料Mが残存している。したがって、この状態で、充填装置1を動作させることで、充填材料Mを充填された第2容器220を改めて製造できる。このようにすることで、充填装置1を遠心機として使用し、1度に処理した充填材料Mをより多くの第2容器220に充填できる。
なお、当接面は、より多く設けてもよい。例えば、第1当接面から第n当接面までのn個の当接面を設けてよい(すなわち、当接面はn個のセットとして設けられる。)。この場合において、底部214からの距離が、第1当接面から第n当接面にかけて段階的に短くなるように構成される。ただし、第n当接面と、鍔部236aとが当接した場合であっても、押圧面234と、底部214とは当接しない。
また、上記において、各当接面は、2つ又はそれ以上設けられる、つまりセットとして設けられるとしたが、1つのみ設けるように構成することも想定される。この場合、鍔部236aも1つのみ設けられることとなる。さらに、第1当接面から第n当接面までの各当接面は、開口部216の端面216aaから底部214に向かって胴部212に形成される(1つ、又は、1セットの)溝に挿入されるスペーサの表面にて構成することも想定される。この場合、当該溝に挿入されるスペーサは、第1当接面から第n当接面にかけて、底部214からの距離が段階的に短くなるように、順次薄くされることになる。
また、規制部240を、押圧部230の押圧面234と、突出部214aとにより構成する場合において、突出部214aを、第1容器210に挿入するスペーサ(例えば、円環状のスペーサ)の表面により構成することも想定される。この場合において、順次厚みの薄いスペーサに変更することにより、充填装置1を遠心機として使用して1度に処理した充填材料Mを、より多くの第2容器220に充填できる。
また、本明細書では、さまざまな実施形態が開示されているが、一の実施形態における特定のフィーチャ(技術的事項)を、適宜改良しながら、他の実施形態に追加し、又は該他の実施形態における特定のフィーチャと置換することができ、そのような形態も本発明の要旨に含まれる。
本発明は、自転公転式の充填装置の分野に広く利用することができる。
1:充填装置、10:回転軸、20:公転体、22:第1アーム、24:第2アーム、30:自転ユニット、32:自転軸、34:自転体、36:ベアリング、40:バランス錘、50:駆動部、51:駆動源、52:第1プーリー、53:第2プーリー、54:ベルト、55:自転駆動機構、56:自転ギヤ、57:自転力付与ギヤ、58:中間ギヤ、59:ベアリング、60:支持基板、70:区画体、72:区画体本体、74:蓋体、80:筐体、90:排気機構、92:排気装置、94:配管部、200:充填ユニット、210:第1容器、212:胴部、214:底部、214a:突出部、216:開口部、216a:当接面、216aa:端面、216b:第1当接面、216c:第2当接面、218:内部空間、220:第2容器、222:胴部、224:第1開口部、226:第2開口部、228:内部空間、230:押圧部、232:胴部、232a:シール部材、234:押圧面、236:鍔部、236a:鍔部、238:他端面、239:保持部、240:規制部、C:仮想円、CL1:第1中心線、CL2:第2中心線、CL3:第3中心線、L1:公転軸線、L2:自転軸線、M:充填材料

Claims (8)

  1. 充填ユニットを保持して、自転軸線を中心に自転可能な自転体と、
    該自転体を保持して、公転軸線を中心に回転可能な公転体と、
    該公転体及び前記自転体に回転力を付与する駆動部と、
    を含み、
    前記充填ユニットは、
    充填材料を保持可能な第1容器と、
    前記充填材料を充填可能な第2容器と、
    前記第1容器に保持された前記充填材料を押圧可能な押圧面を有すると共に、前記第1容器の内部空間と、前記第2容器の内部空間とを連通させた状態で、該第2容器を保持可能な押圧部と、
    前記第1容器の底部と、前記押圧面とが当接することを規制する規制部と、
    を含み、
    前記駆動部が、前記公転体及び前記自転体に回転力を付与することで、前記押圧部が前記第1容器の底部に向かって摺動し、前記押圧面で前記充填材料を押圧して、該充填材料を前記第2容器に充填する、充填装置。
  2. 前記規制部は、
    前記押圧部に設けられる鍔部と、
    前記自転体又は前記第1容器に設けられて、前記鍔部と当接可能な当接面と、
    を含む、請求項1に記載の充填装置。
  3. 前記当接面は、複数設けられ、各当接面は、前記第1容器の底面から前記当接面までの距離が異なる、請求項2の記載の充填装置。
  4. 前記規制部は、
    前記第1容器の底部から、該第1容器の内部空間に突出して、前記押圧面と当接可能な突出部、又は、前記押圧面から前記第1容器の底部方向に突出して、該第1容器の底部と当接可能な突出部
    を含む、請求項1に記載の充填装置。
  5. 前記第2容器は、前記自転軸線に対して点対称に配置される、請求項1〜4の何れか一項に記載の充填装置。
  6. 前記規制部により形成される、前記第1容器の底部と、前記押圧面との間の距離は、前記自転軸線上において3mm以下である、請求項1〜5の何れか一項に記載の充填装置。
  7. 自転軸線を中心に自転可能な自転体と、該自転体を保持して、公転軸線を中心に回転可能な公転体と、該公転体及び前記自転体に回転力を付与する駆動部と、を含む充填装置で用いられる充填ユニットであって、該充填ユニットは、前記自転体に保持され、
    充填材料を保持可能な第1容器と、
    前記充填材料を充填可能な第2容器と、
    前記第1容器に保持された前記充填材料を押圧可能な押圧面を有すると共に、前記第1容器の内部空間と、前記第2容器の内部空間とを連通させた状態で、該第2容器を保持可能な押圧部と、
    前記第1容器の底部と、前記押圧面とが当接することを規制する規制部と、
    を含み、
    前記押圧部が前記第1容器の底部に向かって摺動することで、前記押圧面で前記充填材料を押圧して、該充填材料を前記第2容器に充填する、充填ユニット。
  8. 請求項1〜6の何れか一項に記載の充填装置を用いて、前記充填材料が充填された前記第2容器を製造する製造方法であって、
    前記充填ユニットを組み立てる第1ステップと、
    該第1ステップで組み立てられた前記充填ユニットを、前記自転体に保持させる第2ステップと、
    前記駆動部により、前記公転体及び前記自転体に回転力を付与して、前記押圧部を前記第1容器の底部に向かって摺動させ、前記押圧面で前記充填材料を押圧して、該充填材料を前記第2容器に充填する第3ステップと、
    を含む製造方法。

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