JP2021024286A - 発泡注入式サドル治工具及び該治工具で作られた発泡注入式サドル - Google Patents

発泡注入式サドル治工具及び該治工具で作られた発泡注入式サドル Download PDF

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Abstract

【課題】柔らかい材質のレザーシースを使っても、効果的に発泡体のオーバーフローを防ぎ、同時に柔軟さと快適さを高める。【解決手段】ベースプレートエッジ13a周りに垂直下方に向けるエッジバンディング17が設けられ、レザーシースエッジ周りにエッジバンディング17と相応する水平リブが設けられ、ベースプレート13とレザーシースのエッジとスナップフィットされた後、ベースプレートホールダウンプレートはクランピング快速脱着ユニットによって、ベースプレートエッジ13aをベースプレートホールダウンプレートの下側面にしっかりとクランピングされ、エッジバンディング17は水平リブのブロッキングによって、レザーシース11とベースプレート13の間に密閉キャビティを形成している。【選択図】図4

Description

この発明はサドルに関するものであって、自転車、オートバイと電動自転車分野に及んでおり、特に発泡注入式サドル治工具及び該治工具で作られた発泡注入式サドルに及んでいる。
中国は人口が多く、経済的要因、交通状況及び他の諸要因に制限されているため、多くの人々は外出時に自転車を交通手段としている。自転車も軽量、安価などで人気を集めており、中国も自転車大国と呼ばれている。
中国では自転車は脚踏車または単車と呼ばれ、通常は二輪の小型陸上車両で、人はそれに乗った後、足でペダルを踏むことを動力とし、環境に優しい乗り物である。中国大陸、中国台湾、シンガポールでは、通常それを「自行車」または「脚踏車」と呼び、香港とマカオではそれを「単車」(実際に広東語でふつう単車と呼ばれている)と呼び、日本では「自転車」と呼んでいる。自転車の種類が多く、シングル自転車、ツイン自転車及び複数人用自転車がある。
自転車は人間の発明の中で最も成功的な人力機械の一つで、多くの簡単な部品で構成された複雑な機械である。社会の発展に伴って、自転車類製品の研究開発と技術専門性に対する要求はますます高くなってきている。
サドルは自転車のシートチューブに取り付けられ、座り姿をサポートために欠かせない重要な部品である。現在、自転車、オートバイ、電動自転車の分野で、サドルが従来の構造を採用している時、普通のサドルプロセスと類似しており、人造皮革の代わりにPVCレザーシースを採用しているだけである。射出成形機でベースプレート、皮革層を製作し、比較的に快適度の低いスプリット発泡層を組み合わせて完成品を製作する。ベースプレートに接着剤を塗って発泡層と貼り付けてから、皮革層で包んで一体化させる。既存技術の欠陥も比較的明らかで、製造過程において生じる発泡スクラップが多く、白色汚染を引き起こし、プロセスが複雑で、人件費が高く、製作時間が長く、接着剤と離型剤を使用するため、環境にやさしくない。
前述した既存技術の欠陥を解決するため、新しいサドル構造を設計する必要がある。
目下、一種の発泡注入式サドルがあり、ベースプレートと前記ベースプレートの形状と相応するレザーシースを含み、前記レザーシースと前記ベースプレートの間に発泡層を収納するためのキャビティが形成される。発泡中で発泡体がキャビティのベースプレートとレザーシースのエッジからオーバーフローしないことを確保するため、レザーシースの材質、特に、レザーシースエッジとベースプレート接続部の材質が硬くなっている。こうして、相応する接続ギャップを確保し、発泡体のオーバーフローを避けることができるが、このようなプロセスと材質によって、サドルの全体に柔軟さが低く、快適さに欠ける。
本発明が解決しようとする技術問題は、既存技術の不足を克服し、発泡体のオーバーフローを防ぎ、全体的に柔軟な発泡注入式サドル治工具、該治工具で作られた発泡注入式サドルを提供することである。
本発明は下記の技術案によって実現される。
一種の発泡注入式サドル治工具で、サドルのベースプレートの形状と相応するベースプレートホールダウンプレート及びベースプレートホールダウンプレートの下側に設けられ、レザーシース空間を設けるレザーシースキャビティを含み、前記ベースプレートホールダウンプレートにサドル下部のサドルブラケットを固定・クランピングする固定ブラケットが設けられている。
前記ベースプレートホールダウンプレートの下部エッジにサドルのベースプレートエッジの形状と相応するストッパーが設けられている。
前記ベースプレートホールダウンプレートの中部は透かし彫りで、前記固定ブラケットはベースプレートホールダウンプレートの上側に設けられ、また、透かし彫り位置から伸びて、サドル下部のサドルブラケットを固定・クランピングしている。
前記固定ブラケットはクランピング快速着脱ユニットで、前記クランピング快速着脱ユニットはベースプレートホールダウンプレートの上側に固定され、前記クランピング快速着脱ユニットのクランピングヘッドにクランピングブロックが設けられ、前記クランピングブロックはクランピング快速着脱ユニットを通じて透かし彫り位置に伸び、サドルブランケットのクランピングに使われる。
前記ベースプレートホールダウンプレートにサドルベースプレートの注入口をプラッギングするためのプラッギング機構が設けられている。
前記レザーシースキャビティはベースプレートキャビティとベースプレートキャビティに設けられたレザーシース金型キャビティを含み、前記ベースレイヤーキャビティとレザーシース金型キャビティエッジの間に密封機構が設けられ、前記ベースレイヤーキャビティに真空パイプが接続され、前記レザーシースキャビティに均一に複数の気孔が設けられている。
治工具で作られた一種の発泡注入式サドルで、ベースプレート及び前記ベースプレートのエッジとスナップフィットするレザーシースを含み、前記レザーシースと前記ベースプレートの間に発泡層を収納するためのキャビティが形成され、前記ベースプレートに注入口が設けられ、発泡体が前記注入口より前記キャビティに注入され、前記発泡層は注入成形が採用されており、発泡体がキャビティ全体にいっぱいになり、反発弾性のある快適なサドルが成形され、前記ベースプレートエッジ周りに垂直下方に向けるエッジバンディングが設けられ、前記エッジバンディング内側周りに開口とエッジバンディング延伸方向と同じである受け溝が設けられ、前記レザーシースエッジ周りにエッジバンディングと相応する水平リブが設けられ、前記水平リブの内側は垂直向上に伸び、挿入エッジを形成し、前記挿入エッジは受け溝の中に挿入している。
前記ベースプレートの下側にサドルブラケットが設けられ、前記サドルブラケットはサドルベースプレートとリジッド連結されている。
前記受け溝の側壁にバヨネットスロットが設けられ、前記挿入エッジにバヨネットスロット位置と相応するバヨネットが設けられている。
前記注入口にプラッギングがスナップフィットされている。
本発明の有益な効果は下記の通りである。
ベースプレートエッジ周りに垂直下方に向けるエッジバンディングが設けられ、レザーシースエッジ周りにエッジバンディングと相応する水平リブが設けられ、ベースプレートとレザーシースのエッジとスナップフィットされた後、ベースプレートのホールダウンプレートは固定ブラケットによって、ベースプレートエッジをベースプレートのホールダウンプレートの下側面にしっかりとクランピングされ、エッジバンディングは水平リブのブロッキングによって、レザーシースとベースプレートの間に密閉キャビティを形成している。このゆえに、柔らかい材質のレザーシースを使っても、効果的に発泡体のオーバーフローを防ぎ、同時に柔軟さと快適さを高めることができる。
本発明の実施形態1のサドル治工具の斜視図である。 同じくベースプレートの縦断面図である。 同じくサドルの底面図である。 同じくサドルの縦断面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の技術案について、明確かつ全面的に説明する。以下に説明する実施形態は、明らかなように、本発明の実施形態の一部だけであり、全ての実施形態ではない。本発明の実施形態に基づいて、当業者は創造的な労働をせずに獲得したあらゆる他の実施形態は、いずれも本発明の保護範囲に属する。
本発明の中で、用語「中心」、「上」、「下」、「左」、「右」、「垂直」、「水平」、「内」、「外」などが示す方位または位置関係は、図面に示す方位または位置関係に基づくもので、ただ単に、発明の説明の便利化と簡略化を図るものだけで、説明された装置または素子が特定の方位を持ち、特定の方位で構成・操作すべきであることを指示・暗示するものではない。このゆえに、発明に対する制限と理解できない。さらに、「第1」、「第2」、「第3」という術語は、説明の目的のみに使われ、相対的な重要性を指示・暗示すると理解できない。
本発明の説明の中で、特に明らかな規定と限定がない限り、「取付」、「連結」、「接続」のような術語は広義的に理解すべきで、例えば、固定接続でもよいし、取り外し可能な接続でも、一体的な接続でもよい。機械的な接続でもよいし、電気的な接続でもよい。直接接続でもよいし、他の部品を介して間接的に接続でもよい。二つの素子の内部連通でもよい。当業者にとって、上記術語の本発明における具体的な意味は具体的に理解できる。
図1に示す本実施形態の治工具100は、サドル200のベースプレート13の形状と相応するベースプレートホールダウンプレート2、及び、ベースプレートホールダウンプレート2の下側に設けられ、レザーシースキャビティ8を有するレザーシースキャビティフレーム10を備えている。本実施形態の中で、レザーシースキャビティフレーム10の内部中心位置にレザーシースキャビティ8が設けられている。ベースプレートホールダウンプレート2は、レザーシースキャビティフレーム10とスナップフィットし、全体的な金型の治工具100を形成する。ベースプレートホールダウンプレート2とレザーシースキャビティフレーム10は片側でヒンジ結合され、開閉可能となっている。複数位置にあるポジショニング柱3及びポジショニング孔9の組み合わせによって、相対位置を固定することができる。ベースプレートホールダウンプレート2とレザーシースキャビティフレーム10は大型油圧装置(図示略)によって駆動し、それを開閉し、最終的に両者の相対する上下左右の位置関係を確保しても良い。
ベースプレートホールダウンプレート2に、サドル200下部のサドルブラケット12を固定クランピングする固定ブラケットとしてのクランピング快速着脱ユニット4を設けている。このクランピング快速着脱ユニット4はベースプレートホールダウンプレート2の上側に固定される。クランピング快速着脱ユニット4のクランピングヘッドにクランピングブロック5が設けられる。クランピングブロック5はクランピング快速着脱ユニット4を通じて、透かし彫り位置に延び出し、サドルブラケット12のクランピングに使われる。本実施形態では、クランピングブロック5はクランピング快速着脱ユニット4の末端に回転可能に固定されている。
ベースプレートホールダウンプレート2の下部エッジにサドル200のベースプレートエッジ13aの形状と相応するストッパー1,6,7が設けられる。それぞれは、上端ストッパー1と両側ストッパー6、7で、サドル200のベースプレート13の内側エッジのポジショニングに使われる。
ベースプレートホールダウンプレート2にサドル200のベースプレート13にある注入口14をプラッギングするためのプラッギング機構が設けられている。本実施形態で、プラッギング機構(図示略)はホールダウンバーを有している快速着脱機構で、当該快速着脱機構は快速接続バーによってプラッギング柱と接続し、また、プラッギング柱の先にプラッギングプレートが設けられ、快速着脱機構のクランピング快速着脱接続バーによって、プラッギング柱先のプラッギングプレートにプラッギングを圧縮させる。もちろん、油圧装置を使って駆動し、それを開閉させ、最終的にプラッギングプレートにプラッギング21を圧縮させることを確保しても良い。
一種の発泡注入式サドル200は、治工具100で作られるものである。サドル200は、ベースプレート13、及びベースプレート13のエッジバンディング17とスナップフィットするレザーシース11を含み、レザーシース11とベースプレート13の間に発泡体19を収納するためのキャビティが形成され、ベースプレート13に注入口14が設けられる。発泡体19が注入口14よりキャビティに注入され、発泡体19により形成される発泡層は注入成形が採用されている。発泡体19がキャビティ全体に一杯になり、反発弾性のある快適なサドル200が成形される。ベースプレートエッジ13aの周りに垂直下方に向けて、エッジバンディング17が設けられる。エッジバンディング17の内側周りにエッジバンディング17の延伸方向と同じである、開口を有する受け溝18が設けられる。レザーシースエッジ11aの周りにエッジバンディング17と相応する水平リブ15が設けられる。水平リブ15の内側は垂直方向に延び出し、挿入エッジ16を形成する。挿入エッジ16は受け溝18の中に挿入されている。これにより、きれいな仕上げと製品の一致性を確保する。
ベースプレート13の下側にサドルブラケット12が設けられ、サドルブラケット12はサドルベースプレート13と堅固に連結されている。サドルブラケット12の後部24はベースプレート13とネジ25で連結され、前部はベースプレート13に設けたサドルブラケットスロット26に挿入される。サドルブラケット12とベースプレート13の下側との間には、複数の固定方法があり、その目的はベースプレート13とサドルブラケット12の間に相対的な固定位置関係を保ち、サドル200の取付けを便利にさせることである。
受け溝18の側壁としてバヨネット20が設けられ、挿入エッジ16にバヨネット20の位置と相応するバヨネット23が設けられている。
バヨネット20の幅は受け溝18のそれより大きい。バヨネット20と受け溝18は干渉嵌合であるが、レザーシース11の材質が柔軟であるため、バヨネット20は外力作用を通じて、レザーシース11の挿入エッジ16が受け溝18に挿入され、最終的に、受け溝18のバヨネットスロット22にスナップフィットし、挿入エッジ16の脱落を防ぐことができる。
図3、図4に示す通り、注入口14にプラッギング21がスナップフィットされている。
レザーシースキャビティフレーム10は、ベースレイヤーキャビティ及びベースレイヤーキャビティに嵌合されたレザーレイヤー金型キャビティを含む。ベースレイヤーキャビティとレザー金型キャビティエッジとの間に密封機構が設けられ、本実施形態では密封リングである。ベースレイヤーキャビティに真空パイプ(図示略)が接続され、レザーシース金型キャビティに均一に複数の気孔が設けられている。真空パイプ(図示略)を通じて、ベースレイヤーキャビティを真空降圧する。ベースレイヤーキャビティとレザーシース金型キャビティのエッジの間に密封機構が設けられているため、密封機構は両者の間のエッジ周りに設置された密封リングまたは密封ワッシャーである可能がある。レザーシース金型キャビティに均一に分布した複数の気孔を通じて、レザーシースキャビティ8に設けられたレザーシース11をレザーシース金型に吸着させ、レザーシース金型に各種造形を加工すると、レザーシース11は相応する形状に吸着され、発泡完成後に相応する造形のサドル200を形成できる。
治工具100の作動時に、レザーシース11の挿入エッジ16を受け溝18に挿入する。ベースプレートエッジ13a(図4参照)のエッジバンディング17は、レザーシースエッジ11a(図13参照)の水平リブ15がオーバーラップする。図2のベースプレート13をベースプレートホールダウンプレート2の下側に置き、クランピングブロック5の回転によって、サドルブラケット12とクランピングブロック5を垂直位置に保たせ、クランピング快速着脱ユニット4を引き締める。クランピング快速着脱ユニット4は、クランピング快速着脱ユニット4を通じて、ベースプレートホールダウンプレート2の透かし彫り位置29に延び出して、ベースプレートホールダウンプレート2の下側にあるクランピングブロック5まで到着する。
クランピングブロック5でサドルブラケット12を引き締め、ベースプレートホールダウンプレート2に向けて動く。ベースプレートホールダウンプレート2の下部エッジにある、サドル200のベースプレートエッジ13aの形状と相応するストッパー1によって、ベースプレート13の方向を調整し、サドル200のベースプレートエッジ13aをポジショニングする。
最終的に、ベースプレートエッジ13aのエッジバンディング17をレザーシースエッジ11aの水平リブ15にクランピングし、ベースプレートホールダウンプレート2をスナップフィットする。レザーシース11を、レザーシース11の空間を予備するためのレザーシース金型キャビティに入らせ、規定された量の発泡体19を注入し、プラッギング21を注入口14にスナップフィットする。
プラッギング機構によってプラッギング21を圧縮し、発泡作業を完了させる。発泡材料自身は粘性を有しており、ベースプレートエッジ13aのエッジバンディング17、ベースプレート13全体とレザーシースエッジの水平リブ15及びレザーシース11全体が、ベースプレートホールダウンプレート2に対して、圧縮された外側を一緒に粘着させる。エッジバンディング17の周りに複数の貫通ホールを設置すると、エッジバンディング17の両側をレザーシース11の両側と粘着させ、挿入エッジ16もエッジバンディング17と粘着し、挿入エッジ16の脱落を防ぐことができる。
ベースプレートエッジ13aの周りに垂直下方に向けるエッジバンディング17が設けられ、レザーシースエッジ周りにエッジバンディング17と相応する水平リブ15が設けられているため、ベースプレート13とレザーシースエッジ11aとスナップフィットされた後、ベースプレート13のホールダウンプレート2は固定ブラケットであるクランピング快速着脱ユニット4によって、ベースプレートエッジ13aがベースプレート13のホールダウンプレート2の下側面に確実にクランピングされる。
エッジバンディング17は水平リブ15のブロッキングによって、レザーシース11とベースプレート13の間に密閉キャビティを形成している。このゆえに、柔らかい材質のレザーシース11を使っても、効果的に発泡体19のオーバーフローを防ぎ、同時に柔軟さと快適さを高めることができる。
最後に説明すべきこととして、以上の各実施形態は実用新案の技術案を説明するためのものであり、それを制限するものではない。前記各実施形態を参照して本発明について詳しく説明したが、当業者は、依然として、前記各実施形態に記載された技術案を修正したり、その中の一部または全部技術特徴を同等に置き換えたりすることができる。これらの修正または置き換えは、相応する技術案の本質を実用新案各実施形態技術案の範囲から逸脱させることができない。
100…治工具 200…サドル 1…上端ストッパー 2…ベースプレートホールダウンプレート 3…ポジショニング柱 4…クランピング快速着脱ユニット 5…クランピングブロック 6…両側ストッパー 7…両側ストッパー 8…レザーシースキャビティ 9…ポジショニング孔 10…レザーシースキャビティフレーム 11…レザーシース 11a…レザーシースエッジ 12…サドルブラケット 13…ベースプレート 13a…ベースプレートエッジ 14…注入口 15…水平リブ 16…挿入エッジ 17…エッジバンディング 18…受け溝 19…発泡体 20…バヨネット 21…プラッキング 22…バヨネットスロット 25…ネジ 26…サドルブラケットスロット

Claims (10)

  1. サドルのベースプレートの形状と相応するベースプレートホールダウンプレート及びベースプレートホールダウンプレートの下側に設けられ、レザーシース空間を設けるレザーシースキャビティを含み、前記ベースプレートホールダウンプレートにサドル下部のサドルブラケットを固定・クランピングする固定ブラケットが設けられていることを特徴とする発泡注入式サドル治工具。
  2. 前記ベースプレートホールダウンプレートの下部エッジにサドルのベースプレートエッジの形状と相応するストッパーが設けられていることを特徴とする請求項1記載の発泡注入式サドル治工具。
  3. 前記ベースプレートホールダウンプレートの中部は透かし彫りで、前記固定ブラケットはベースプレートホールダウンプレートの上側に設けられ、透かし彫り位置から延び出して、サドル下部のサドルブラケットを固定・クランピングしていることを特徴とする請求項1記載の発泡注入式サドル治工具。
  4. 前記固定ブラケットは、クランピング快速着脱ユニットで、前記クランピング快速着脱ユニットは、ベースプレートホールダウンプレートの上側に固定され、前記クランピング快速着脱ユニットのクランピングヘッドにクランピングブロックが設けられ、前記クランピングブロックはクランピング快速着脱ユニットを通じて透かし彫り位置に延び出し、サドルブランケットのクランピングに用いられることを特徴とする請求項1記載の発泡注入式サドル治工具。
  5. 前記ベースプレートホールダウンプレートにサドルベースプレートの注入口をプラッギングするためのプラッギング機構が設けられていることを特徴とする請求項1記載の発泡注入式サドル治工具。
  6. 前記レザーシースキャビティは、ベースプレートキャビティとベースプレートキャビティに嵌合されたレザーシース金型キャビティを含み、前記ベースレイヤーキャビティとレザーシース金型キャビティエッジの間に密封機構が設けられ、前記ベースレイヤーキャビティに真空パイプが接続され、前記レザーシースキャビティに均一に複数の気孔が設けられていることを特徴とする請求項1記載の発泡注入式サドル治工具。
  7. ベースプレート及び前記ベースプレートのエッジとスナップフィットするレザーシースを含み、前記レザーシースと前記ベースプレートの間に発泡層を収納するためのキャビティが形成され、
    前記ベースプレートに注入口が設けられ、発泡体が前記注入口より前記キャビティに注入され、
    前記発泡層は注入成形が採用されており、発泡体がキャビティ全体にいっぱいになり、反発弾性のあるサドルが成形され、
    前記ベースプレートエッジ周りに垂直下方に向けるエッジバンディングが設けられ、前記エッジバンディング内側周りに開口とエッジバンディング延伸方向と同じである受け溝が設けられ、
    前記レザーシースエッジ周りにエッジバンディングと相応する水平リブが設けられ、前記水平リブの内側は垂直向上に伸び、挿入エッジを形成し、前記挿入エッジは受け溝の中に挿入していることを特徴とする請求項1記載の治工具で作られた発泡注入式サドル。
  8. 前記ベースプレートの下側にサドルブラケットが設けられ、前記サドルブラケットはサドルベースプレートに連結されていることを特徴とする請求項6記載の発泡注入式サドル。
  9. 前記受け溝の側壁にバヨネットスロットが設けられ、前記挿入エッジにバヨネットスロット位置と相応するバヨネットが設けられていることを特徴とする請求項6記載の発泡注入式サドル。
  10. 前記注入口にプラッギングがスナップフィットされていることを特徴とする請求項6記載の発泡注入式サドル。
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