JP2021023731A - マッサージ機 - Google Patents

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Abstract

【課題】大幅なコストアップ、二次被害、調整の困難さを生じさせることなく、オットマンとマッサージ機本体との間に挟まった異物が損傷することを低減することができるマッサージ機を提供する。【解決手段】マッサージ機は、座部を有するマッサージ機本体と、オットマンと、アクチュエータと、リンク部と、前記オットマンと前記リンク部とを接続する接続部と、を備える。左右方向に沿って延びる第1回転軸回りに回転可能に前記オットマン及び前記リンク部それぞれが前記マッサージ機本体に取り付けられる。左右方向に沿って延びる第2回転軸回りに回転可能に前記アクチュエータのロッド部材の前端が前記リンク部に接続される。前記接続部は、前記オットマンと前記リンク部とを引き剥がす方向に所定以上の力がかかれば前記オットマンと前記リンク部との接続を解除する。【選択図】図1

Description

本発明は、オットマンを有するマッサージ機に関する。
特許文献1の一実施例に係るマッサージ機では、オットマン収納動作時にセンサー感知域(オットマンとマッサージ機本体との間の所定領域)に異物が存在することをセンサーが検知した場合に、オットマンの収納動作が停止される。これにより、オットマンとマッサージ機本体との間に異物が挟まることを未然に防止する。
特許文献1の他の実施例に係るマッサージ機では、オットマンとマッサージ機本体との間に異物が挟まってオットマンに一定以上の力が加わるとオットマンがリンク機構から外れる。これにより、オットマンとマッサージ機本体との間に挟まった異物が損傷することを低減することができる。
特許文献2に記載のマッサージ機は、オットマン(足揉み装置)を使用位置と収納位置との間で移動させる進退機構と、進退機構を駆動する駆動源と、進退機構と駆動源との連動状態を切り離す連結切断機構と、を備える。この構成により、オットマン(足揉み装置)が使用位置から収納位置に移動している際に、異物が存在しその移動が抑制されたとしても不都合が生じない。
特開平7−39571号公報 特開2011−5034号公報
しかしながら、特許文献1の一実施例に係るマッサージ機では、センサー感知域に存在する異物を検出するセンサー、及び、当該センサーの検出結果に基づいてオットマンの収納動作が停止させる制御部が必要であり、低コスト化を図ることができない。
また、特許文献1の他の実施例に係るマッサージ機では、リンク機構から外れたオットマンが床面に落下するため、例えばオットマンや床面が損傷する、オットマンと床面との間に他の異物が挟まる等の二次被害が発生するおそれがある。
また、特許文献2に記載のマッサージ機は、オットマン(足揉み装置)とリンクとの接続を解除できない構成であり、リンクと駆動源との間に設ける連結切断機構を一方向クラッチ機構と回転を弾性力によって伝達する回転ダンパ機構とによって実現している。このような構成では、回転ダンパ機構のダンパ能力の調整が難しい。そのため、連結切断機構がなかなか切断動作を実行しないために異物が挟まったときの安全性を確保できなかったり、逆に連結切断機構が過度に切断動作を実行するためにオットマン(足揉み装置)を収納位置まできちんと移動させることができなかったりするおそれがある。
本発明は、上記の状況に鑑み、大幅なコストアップ、二次被害、調整の困難さを生じさせることなく、オットマンとマッサージ機本体との間に挟まった異物が損傷することを低減することができるマッサージ機を提供することを目的とする。
本明細書中に開示されているマッサージ機は、被施療者の大腿部を支持する座部を有するマッサージ機本体と、被施療者の下腿部を収容するオットマンと、アクチュエータと、前記オットマンと前記アクチュエータとの間に設けられるリンク部と、前記オットマンと前記リンク部とを接続する接続部と、を備え、左右方向に沿って延びる第1回転軸回りに回転可能に前記オットマン及び前記リンク部それぞれが前記マッサージ機本体に取り付けられ、前記アクチュエータは、ロッド部材と、前記ロッド部材の後部を収容する筒状部材と、を有し、左右方向に沿って延びる第2回転軸回りに回転可能に前記ロッド部材の前端が前記リンク部に接続され、前記筒状部材からの前記ロッド部材の突出量を変更でき、前記接続部は、前記オットマンと前記リンク部とを引き剥がす方向に所定以上の力がかかれば前記オットマンと前記リンク部との接続を解除する構成(第1の構成)である。
上記第1の構成のマッサージ機において、前記接続部は、前記オットマン及び前記リンク部の一方に固定され他方を把持する構成(第2の構成)にしてもよい。
上記第1の構成のマッサージ機において、前記接続部は、磁石または面ファスナーを含む構成(第3の構成)にしてもよい。
上記第1〜第3いずれかの構成のマッサージ機において、前記オットマンは、被施療者の下腿部が収容されているときに被施療者のかかとが載置される第1載置部と、被施療者の下腿部が収容されているときに被施療者のつま先が載置される第2載置部と、を有し、前記オットマンが前方から後方に向かって前記第1回転軸回りに回転して、前記第1載置部が前記第2載置部より上方に位置した状態で前記オットマンを前記座部の下方に収納できる構成(第4の構成)にしてもよい。
上記第4の構成のマッサージ機において、前記オットマンは、側方視で直角三角形状であり、前記オットマンが前記座部の下方に収納されている状態で、前記直角三角形状の直角部が前記オットマンの後端となる構成(第5の構成)にしてもよい。
上記第5の構成のマッサージ機において、前記オットマンが前記座部の下方に収納されている状態で、前記直角三角形状の斜辺部が前記マッサージ機の設置面に対して略垂直に延びる構成(第6の構成)にしてもよい。
上記第5又は第6の構成のマッサージ機において、前記直角三角形状の2つの鋭角部の一方であって、前記オットマンが前記座部の下方に収納されている状態で前記直角部より下方に位置する第1鋭角部に、面取り部が設けられている構成(第7の構成)にしてもよい。
上記第7の構成のマッサージ機において、前記直角部を挟む前記直角三角形状の2つの辺部の一方であって、前記第1載置部から前記第2載置部に向かう方向に略平行な第1辺部が前記マッサージ機の設置面に対して略平行である状態で、前記面取り部は前記直角部から離れるほど前記設置面から離れる構成(第8の構成)にしてもよい。
本明細書中に開示されているマッサージ機によれば、大幅なコストアップ、二次被害、調整の困難さを生じさせることなく、オットマンとマッサージ機本体との間に挟まった異物が損傷することを低減することができる。
一実施例に係るマッサージ機の側面図 一実施例に係るマッサージ機の側面図 一実施例に係るマッサージ機の部分斜視図 一実施例に係るマッサージ機の部分側面図 一実施例に係るマッサージ機の部分側面図 一実施例に係るマッサージ機が備える接続部の斜視図 接続部の変形例を示す斜視図 接続部の他の変形例を示す斜視図
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は一実施例に係るマッサージ機1(以下、「マッサージ機1」と称す)の側面図である。なお、図1では、マッサージ機1の骨格を構成する部品を主として図示し、被施療者に接するクッション部材、被施療者を施療する施療子等の図示を省略している。
以下の説明において、背凭れ部3が倒れていない状態のマッサージ機1に着座した被施療者から見て前側(正面側)を「前側」といい、背凭れ部3が倒れていない状態のマッサージ機1に着座した被施療者から見て後側(背面側)を「後側」という。また、背凭れ部3が倒れていない状態のマッサージ機1に着座した被施療者から見て上側(頭側)を「上側」といい、背凭れ部3が倒れていない状態のマッサージ機1に着座した被施療者から見て下側(脚側)を「下側」という。また、マッサージ機1に着座した被施療者から見て右側を「右側」といい、マッサージ機1に着座した被施療者から見て左側を「左側」という。
マッサージ機1は、基台部2と、背凭れ部3と、オットマン4と、を備える。基台部2、基台部2の上方に設けられる座部(不図示)、及び背凭れ部3がマッサージ機本体に該当する。
基台部2は、座部の下方に設けられる金属フレームであり、座部を支持する。基台部2の内部には、背凭れ部用アクチュエータ(不図示)、オットマン用アクチュエータ5、及び制御ユニット等が設けられる。制御ユニットは、操作部(不図示)から出力される信号に基づいて各種モータ及び各種エアバッグ等を制御する。
座部は、被施療者の臀部及び大腿部を支持する。
背凭れ部3は、被施療者の肩、腰、及び背中を支持する。背凭れ部3は、左右方向に沿って延びるリクライニング回転軸回りに回動可能に、基台部2の後端に取り付けられている。
背凭れ部3は、施療子を有するマッサージユニット(不図示)を内蔵する。マッサージユニットは、背凭れ部3に内蔵されるガイドレール31によって案内されて背凭れ部3内で昇降する。なお、ガイドレールを座部の後部にまで延長し、マッサージユニットが座部及び背凭れ部3内で昇降するようにしてもよい。
オットマン4は、被施療者の下腿部を収容する。オットマン4は、下腿部用エアバッグ(不図示)を備える。下腿部用エアバッグ(不図示)の膨縮によって被施療者の下腿部が施療される。
オットマン4は、左右方向に沿って延びる第1回転軸AX1回りに回動可能にマッサージ機本体に取り付けられる。具体的には、オットマン4は、左右方向に沿って延びる第1回転軸AX1回りに回動可能に基台部2上部の前端に取り付けられる。したがって、本実施形態では、基台部2に対する第1回転軸AX1の位置は固定されている。
なお、例えば背凭れ部3の傾倒に伴って座部が基台部2に対して前方に移動する構成にした場合、オットマン4を左右方向に沿って延びる第1回転軸AX1回りに回動可能に座部の前端に取り付け、基台部2に対する第1回転軸AX1の位置が座部の移動によって変化するようにしてもよい。
オットマン用アクチュエータ5は、ロッド部材51と、ロッド部材51の後部を収容する筒状部材52と、オットマン用モータ53と、を有する。ロッド部材51の前端511は、左右方向に沿って延びる第2回転軸AX2回りに回転可能に、後述するリンク部6に接続される。筒状部材52の前端及び後端は基台部2に固定される。
オットマン用アクチュエータ5は、オットマン用モータ53の回転により、筒状部材52からのロッド部材51の突出量を変更することができる。ロッド部材51は、筒状部材52の長手方向に沿って突出する。筒状部材52の長手方向は、左右方向に対して垂直であり、前方に向かうほど上方に向かう方向である。
筒状部材52からのロッド部材51の突出量が増加すると、マッサージ機1の左側から視てオットマン4が時計回りに回転する。逆に、筒状部材52からのロッド部材51の突出量が減少すると、マッサージ機1の左側から視てオットマン4が反時計回りに回転する。なお、筒状部材52からのロッド部材51の突出量が変化すると、その変化に伴って基台部2に対する第2回転軸AX2の位置も変化する。
図1はロッド部材51の突出量が最大である場合のマッサージ機1の側面図である。図1に示す状態では、被施療者がマッサージ機1に着座し被施療者の下腿部がオットマン4に収容されると、被施療者の足首は被施療者の膝より前方に位置する。
一方、ロッド部材51の突出量が最小である場合のマッサージ機1の側面図は図2に示すようになる。図2に示す状態では、第1載置部が第2載置部より上方に位置した状態でオットマン4が座部の下方に収納される。オットマン4の第1載置部には、被施療者の下腿部がオットマン4に収容されているときに被施療者のかかとが載置される。オットマン4の第2載置部には、被施療者の下腿部がオットマン4に収容されているときに被施療者のつま先が載置される。なお、図2に示す状態では、オットマン4は利用されない。すなわち、図2に示す状態では、オットマン4は被施療者の下腿部を収容しない。図2に示す状態は、被施療者の下腿部がオットマン4に収容されることを回避する場合やマッサージ機1全体の意匠性を向上させる場合等に選択される。
マッサージ機1では、オットマン4を略180°回転させることなくオットマン4を収納することができる。すなわち、オットマン4を少し回転させるだけでオットマン4を収納する。したがって、マッサージ機1では、オットマン4を座部の下方に収納する作業に手間がかからない。
また、オットマン4の側面視形状は特に限定されないが、本実施形態のように直角三角形状であって、図2に示すようにオットマン4が座部の下方に収納されている状態で直角三角形状の直角部41がオットマン4の後端となるになることが好ましい。これにより、オットマン4が座部の下方に収納されている状態におけるオットマン4のマッサージ機本体からのはみ出し量を少なくすることができる。
なお、オットマン4の側面視形状は、オットマン4から下腿部用エアバッグ(不図示)を除いた部分の概略側面視形状とする。すなわち、オットマン4の側面視形状とは、オットマン4のケース部分の側面視形状を意味する。エアバッグは膨らんでいない状態であれば変形可能であり、オットマン4のケース部分からエアバッグがはみ出さないようにすることができるからである。
オットマン4が座部の下方に収納されている状態における意匠性向上の観点から、図2に示すようにオットマン4が座部の下方に収納されている状態で直角三角形状の斜辺部42がマッサージ機1の設置面に対して略垂直に延びることが好ましい。
また、直角部41に面取り部43aを設けることが好ましい。これにより、オットマン4の底面を過度に上方に設けなくても、直角部41がオットマン4の最も下方に位置するときにオットマン4がマッサージ機1の設置面に接触することを防止できる。また、オットマン4が座部の下方に収納されている状態で直角部41より下方に位置する鋭角部44に面取り部43bを設けることが好ましい。これにより、オットマン4の底面を過度に上方に設けなくても、図1に示す状態から図2に示す状態に変更するときにオットマン4がマッサージ機1の設置面に接触することを防止できる。
鋭角部44の面取り部43bの具体的な形状としては、例えば、被施療者の下腿部がオットマン4に収容されているときに被施療者のかかとが載置される第1載置部から被施療者の下腿部がオットマン4に収容されているときに被施療者のつま先が載置される第2載置部に向かう方向に略平行な辺部45がマッサージ機1の設置面に対して略平行である状態で、鋭角部44の面取り部43bが直角部41から離れるほどマッサージ機1の設置面から離れるような形状にすればよい。
マッサージ機1は、リンク部6及び接続部7をさらに備える。
リンク部6は、オットマン4とオットマン用アクチュエータ5との間に設けられる。リンク部6は、左右方向に沿って延びる第1回転軸AX1回りに回動可能にマッサージ機本体に取り付けられる。具体的には、リンク部6は、左右方向に沿って延びる第1回転軸AX1回りに回動可能に基台部2上部の前端に取り付けられる。したがって、本実施形態では、基台部2に対する第1回転軸AX1の位置は固定されている。
なお、例えば背凭れ部3の傾倒に伴って座部が基台部2に対して前方に移動する構成にした場合、リンク部6を左右方向に沿って延びる第1回転軸AX1回りに回動可能に座部の前端に取り付け、基台部2に対する第1回転軸AX1の位置が座部の移動によって変化するようにしてもよい。
本実施形態では、リンク部6は、図3に示すように、第1〜第4部材61〜64を備える。なお、図3では、図1及び図2と異なり、オットマン4のケース部分の図示を省略している。
第1部材61及び第2部材62はそれぞれ第1回転軸AX1に対して垂直な方向に延びる棒状部材である。第1部材61の一端は、第1回転軸AX1回りに回動可能に基台部2上部の右側前端に取り付けられる。第2部材62の一端は、第1回転軸AX1回りに回動可能に基台部2上部の左側前端に取り付けられる。
第3部材63は第1回転軸AX1に対して平行に延びる棒状部材である。第3部材63は第1部材61の他端と第2部材62の他端とを連結する。
第4部材64は第3部材63の左右方向中心の後端に設けられる。第4部材64には、ロッド部材51の前端511が第2回転軸AX2回りに回転可能に接続される。
本実施形態では、オットマン4は、図3に示すように、第1〜第4骨格部材46〜49を備える。
第1骨格部材46及び第2骨格部材47はそれぞれ第1回転軸AX1に対して垂直な方向に延びる板金部材である。第1骨格部材46の一端は、第1回転軸AX1回りに回動可能に基台部2上部の右側前端に取り付けられる。第1骨格部材46の一端は、左右方向において基台部2とリンク部6の第1部材61の一端とに挟まれる。第2骨格部材47の一端は、第1回転軸AX1回りに回動可能に基台部2上部の左側前端に取り付けられる。第2骨格部材47の一端は、左右方向において基台部2とリンク部6の第2部材62の一端とに挟まれる。
第3骨格部材48は第1回転軸AX1に対して平行に延びる棒状部材である。第3骨格部材48は第1骨格部材46の他端と第2骨格部材47の他端とを連結する。
第3骨格部材49は第1回転軸AX1に対して平行に延びる棒状部材である。第4部材49は第1骨格部材46の中間部と第2骨格部材47の中間部とを連結する。
接続部7は、オットマン4とリンク部6とを接続する。接続部7は、オットマン4とリンク部6とを引き剥がす方向に所定以上の力がかかればオットマン4とリンク部6との接続を解除する。図4に示すようにオットマン4とマッサージ機本体との間に異物10が挟まった状態でオットマン用アクチュエータ5がロッド部材51の突出量を減らそうと駆動した場合、接続部7において、オットマン4とリンク部6とを引き剥がす方向に所定以上の力がかかって、接続部7がオットマン4とリンク部6との接続を解除して図5に示す状態になる。
マッサージ機1では、オットマン4の回転支軸、リンク部6の回転支軸がともに第1回転軸AX1である。つまり、マッサージ機1では、オットマン4の回転支軸とリンク部6の回転支軸とが一致する。これにより、オットマン4及びリンク部6が回転しても、接続部7の位置がオットマン4及びリンク部6に対してずれない。したがって、接続部7を簡単な構造にすることができる。その結果、オットマン4とリンク部6との接続解除に関する調整も容易になる。
また、オットマン4とリンク部6とを引き剥がす方向に所定以上の力がかかればオットマン4とリンク部6との接続が解除されるので、異物を検出するセンサーを設けることなく、オットマン4とマッサージ機本体との間に挟まった異物が損傷することを低減することができる。つまり、マッサージ機1では、大幅なコストアップを生じさせることなく、オットマン4とマッサージ機本体との間に挟まった異物が損傷することを低減することができる。
また、オットマン4とリンク部6との接続が解除されても、オットマン4はマッサージ機本体に取り付けられたままであるので、オットマン4と床面との間に他の異物が挟まる等の二次被害が生じるおそれもない。
最後に、接続部7の構造例等について説明する。本実施形態では、接続部7は、リンク部6に固定されオットマン4を把持する。より具体的には、接続部7は、リンク部6の第3部材63に固定されオットマン4の第4骨格部材49を把持する。なお、本実施形態とは異なり、接続部7は、オットマン4に固定されリンク部6を把持する構成であってもよい。このように、接続部7fがオットマン4及びリンク部6のいずれか一方のみに固定される構成であれば、接続部7の取付作業が楽になる。
また、本実施形態では、接続部7を2個設けているが、接続部7は1個又は3個以上であってもよい。
図6に示すように、接続部7は、円筒部71と、把持部73と、連結部74と、を備える。円筒部71、把持部73、及び連結部74の材質は例えば樹脂である。円筒部71、把持部73、及び連結部74は一体成形されることが望ましい。
円筒部71には貫通穴が設けられる。マッサージ機本体に取り付けられる前のリンク部6が円筒部71に挿入され、円筒部71の貫通穴を貫通するネジ(不図示)によってリンク部6の所定位置に接続部7が固定される。
把持部73は、側方視でC型形状であり、C型形状がリンク部6によって押し広げられることで生じる弾性力によってリンク部6を把持する。
連結部74は、円筒部71と把持部73とを連結する。
本実施形態で用いた接続部7は単なる一例に過ぎない。
例えば、接続部7は図7に示す構成であってもよい。図7に示す接続部7は、把持部73を樹脂部材731と板ばね部材732とによって構成している点で、図6に示す接続部7と異なる。板ばね部材732は例えば板ばね鋼を用いるとよい。板ばね部材732を用いることで、把持部73の把持力及び耐久性を向上させることができる。図7に示す接続部7は、インサート成型によって製造されてもよく、板ばね部材732をネジ等の固定機構を用いて樹脂部材731に固定してもよい。
また例えば、接続部7は図8に示す構成であってもよい。図8に示す接続部7は、把持部73の代わりに磁石75を備える点で、図6に示す接続部7と異なる。したがって、図8に示す接続部7では、連結部74は円筒部71と磁石75とを連結する。図8に示す接続部7を用いる場合、オットマン4の少なくとも接続部7と接する部分を磁性体(強磁性体)にする。オットマン4とリンク部6とを引き剥がす方向にどの程度の力がかかればオットマン4とリンク部6との接続が解除されるかを、磁石75の磁力の強さによって調整することができる。したがって、接続部7の形状設計が楽になる。
なお、磁石75の代わりに面ファスナーを用いてもよい。ただし、面ファスナーを用いる場合、一対の面ファスナーの片側をオットマン4に設け、一対の面ファスナーのもう片側をリンク部6に設ける必要がある。
1 マッサージ機
2 基台部
3 背凭れ部
31 ガイドレール
4 オットマン
41 直角部
42 斜辺部
43a、43b 面取り部
44 鋭角部
45 辺部
46〜49 第1〜第4骨格部材
5 オットマン用アクチュエータ
51 ロッド部材
511 ロッド部材の前端
52 筒状部材
53 オットマン用モータ
6 リンク部
61〜64 第1〜第4部材
7 接続部
71 円筒部
72 ねじ穴
73 把持部
731 樹脂部材
732 板ばね部材
74 連結部
75 磁石
10 異物
AX1 第1回転軸
AX2 第2回転軸

Claims (8)

  1. 被施療者の大腿部を支持する座部を有するマッサージ機本体と、
    被施療者の下腿部を収容するオットマンと、
    アクチュエータと、
    前記オットマンと前記アクチュエータとの間に設けられるリンク部と、
    前記オットマンと前記リンク部とを接続する接続部と、
    を備え、
    左右方向に沿って延びる第1回転軸回りに回転可能に前記オットマン及び前記リンク部それぞれが前記マッサージ機本体に取り付けられ、
    前記アクチュエータは、ロッド部材と、前記ロッド部材の後部を収容する筒状部材と、を有し、左右方向に沿って延びる第2回転軸回りに回転可能に前記ロッド部材の前端が前記リンク部に接続され、前記筒状部材からの前記ロッド部材の突出量を変更でき、
    前記接続部は、前記オットマンと前記リンク部とを引き剥がす方向に所定以上の力がかかれば前記オットマンと前記リンク部との接続を解除する、
    マッサージ機。
  2. 前記接続部は、前記オットマン及び前記リンク部の一方に固定され他方を把持する、請求項1に記載のマッサージ機。
  3. 前記接続部は、磁石または面ファスナーを含む、請求項1に記載のマッサージ機。
  4. 前記オットマンは、被施療者の下腿部が収容されているときに被施療者のかかとが載置される第1載置部と、被施療者の下腿部が収容されているときに被施療者のつま先が載置される第2載置部と、を有し、
    前記オットマンが前方から後方に向かって前記第1回転軸回りに回転して、前記第1載置部が前記第2載置部より上方に位置した状態で前記オットマンを前記座部の下方に収納できる、請求項1〜3のいずれか一項に記載のマッサージ機。
  5. 前記オットマンは、側方視で直角三角形状であり、
    前記オットマンが前記座部の下方に収納されている状態で、前記直角三角形状の直角部が前記オットマンの後端となる、請求項4に記載のマッサージ機。
  6. 前記オットマンが前記座部の下方に収納されている状態で、前記直角三角形状の斜辺部が前記マッサージ機の設置面に対して略垂直に延びる、請求項5に記載のマッサージ機。
  7. 前記直角三角形状の2つの鋭角部の一方であって、前記オットマンが前記座部の下方に収納されている状態で前記直角部より下方に位置する第1鋭角部に、面取り部が設けられている、請求項5又は請求項6に記載のマッサージ機。
  8. 前記直角部を挟む前記直角三角形状の2つの辺部の一方であって、前記第1載置部から前記第2載置部に向かう方向に略平行な第1辺部が前記マッサージ機の設置面に対して略平行である状態で、前記面取り部は前記直角部から離れるほど前記設置面から離れる、請求項7に記載のマッサージ機。
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JPH0739571A (ja) * 1993-07-27 1995-02-10 Matsushita Electric Works Ltd マッサージ機
JP2001178588A (ja) * 1999-12-22 2001-07-03 Matsushita Electric Works Ltd 椅 子
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