JP2021023029A - 電力変換装置、及び車両の制御装置 - Google Patents

電力変換装置、及び車両の制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2021023029A
JP2021023029A JP2019138047A JP2019138047A JP2021023029A JP 2021023029 A JP2021023029 A JP 2021023029A JP 2019138047 A JP2019138047 A JP 2019138047A JP 2019138047 A JP2019138047 A JP 2019138047A JP 2021023029 A JP2021023029 A JP 2021023029A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
conversion device
power conversion
heat radiating
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019138047A
Other languages
English (en)
Inventor
田島 豊
Yutaka Tajima
豊 田島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Corp
Original Assignee
Nidec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Corp filed Critical Nidec Corp
Priority to JP2019138047A priority Critical patent/JP2021023029A/ja
Publication of JP2021023029A publication Critical patent/JP2021023029A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Inverter Devices (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

【課題】出力電圧がより安定する電力変換装置及び車両の制御装置を提供する。【解決手段】電力変換装置30は、パワー素子31、コンデンサ33及び回路基板37を有し、入力電圧を出力電圧に変換する変換部35と、変換部を収容する本体部を有するケース36と、を備える。電力変換装置30は、前記パワー素子から発生する熱を放熱する金属製の第1放熱部70と、コンデンサから発生する熱を放熱する金属製の第2放熱部60と、を備える。ケース36は、少なくとも一部に第1放熱部70及び第2放熱部60よりも熱伝達率が低い断熱部40、42を有する。断熱部40、42は、第1放熱部70と第2放熱部60との間に位置する。【選択図】図2

Description

本発明は、電力変換装置、及び車両の制御装置に関する。
電動バイクなどの車両は、走行用の駆動源であるモータとバッテリとの間を電気的に接続する電力変換装置を備える。電力変換装置は、バッテリの電圧をモータの規格に合わせた電圧に変換する。
例えば、特許文献1に記載の電力変換装置は、発熱の大きい半導体素子が実装される第1ユニット基板と、発熱の小さい半導体素子が実装される第2ユニット基板と、コンデンサと、これらを収容する金属製のケースとを備える。
第1ユニット基板は、ケースの底面に接触する。第2ユニット基板は、板厚方向に第1ユニット基板に対して所定の間隔をおいてケースに固定されている。コンデンサは、第1ユニット基板の板面方向に第1ユニット基板に対して所定の間隔をおいてケースの底面に固定されている。
特開2002−205610号公報
特許文献1に開示される電力変換装置の場合、第1ユニット基板から発生する熱が、金属製のケースを介してコンデンサに伝わりやすい。伝わる熱量が多い場合、コンデンサの蓄電量が減り、電力変換装置として出力する電圧が安定しにくくなる。ひいては、モータが所定の能力を発揮しにくくなる。
本発明の目的は、出力電圧がより安定する電力変換装置、及び車両の制御装置を提供することにある。
上記課題を解決する電力変換装置は、パワー素子、コンデンサ、及びこれらを接続する回路部を有し、入力電圧を出力電圧に変換する変換部と、前記変換部を収容する本体部を有するケースと、を備える。前記パワー素子から発生する熱を放熱する金属製の第1放熱部と、前記コンデンサから発生する熱を放熱する金属製の第2放熱部と、を備える。前記ケースは、少なくとも一部に前記第1放熱部及び前記第2放熱部よりも熱伝達率が低い断熱部材を有し、前記断熱部材は、前記第1放熱部と前記第2放熱部との間に位置する断熱部を有する。
車両の制御装置は、パワー素子、コンデンサ、及びこれらを接続する回路部を有し、入力電圧を出力電圧に変換する変換部と、前記変換部を収容する本体部を有するケースと、前記ケースに収容されるとともに車両に設けられる操作部への操作量に応じて前記変換部において変換された電力を出力させる制御部とを備える。前記パワー素子から発生する熱を放熱する金属製の第1放熱部と、前記コンデンサから発生する熱を放熱する金属製の第2放熱部と、を備える。前記ケースは、少なくとも一部に前記第1放熱部及び前記第2放熱部よりも熱伝達率が低い断熱部材を有し、前記断熱部材は、前記第1放熱部と前記第2放熱部との間に位置する断熱部を有する。
本発明によれば、出力電圧がより安定する電力変換装置、及び車両の制御装置を提供することができる。
図1は、第1実施形態における電力変換装置が搭載される電動車両である電動二輪車の模式図である。 図2は、第1実施形態における電力変換装置の断面図である。 図3は、第1実施形態における電力変換装置の底面図である。 図4は、第2実施形態における電力変換装置の側面図である。 図5は、第2実施形態における電力変換装置の断面図である。 図6は、変形形態における電力変換装置の断面図である。 図7は、図2に示す電力変換装置の変形例を示す断面図である。 図8は、図7に示す電力変換装置の底面図である。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態における電力変換装置が搭載される電動車両である電動二輪車の模式図である。
図1に示すように、電動二輪車10は、前輪11と、後輪12と、車体13と、ハンドル14と、スロットル15と、バッテリ16と、BMU(Battery Management Unit)17と、モータ18と、送風ファン(不図示)と、電力変換装置30と、を備える。
前輪11は車体13の前方下部に、後輪12は車体13の後方下部に、それぞれ取り付けられる。
ハンドル14は、車体13の前部に取り付けられる。ハンドル14が操作されることにより、車体13に対する前輪11の操舵角が変更される。
スロットル15は、ハンドル14に取り付けられる。スロットル15が操作されると、操作量に応じた電気信号が生成される。スロットル15の操作量を示す電気信号は、電力変換装置30に入力される。
バッテリ16は、充電器21が接続されることにより、外部電源から充電される。バッテリ16は、例えば、車体13の下部、いわゆる前輪11と後輪12との間に位置するステップ22の下側の搭載部23に搭載される。
BMU17は、バッテリ16の電圧や温度等の情報から、バッテリ16における充放電を制御する。BMU17により、バッテリ16における過充電や過放電が抑制される。なお、BMU17は、ステップ22の下側の搭載部23に搭載される。BMU17とバッテリ16とは、一体型のユニットであってもよい。
電力変換装置30は、バッテリ16から入力される入力電圧を出力電圧に変換し、モータ18に出力する。電力変換装置30は、スロットル15の操作量に応じて、モータ18に出力する電力量を調整する。なお、電力変換装置30は、車体13の後部、いわゆるハンドル14の操作者が着座するシート24の下部空間25に搭載される。
モータ18は、電力変換装置30から入力される電力により駆動する。モータ18は、出力電圧で入力される電力により駆動し、その駆動力により後輪12を回転させる。なお、モータ18は、シート24の下部に搭載される。
図示しない送風ファンは、車体13に取り付けられ、シート24の下部空間25に外気を取り込む。下部空間25は、送風ファンによる送風により空気が循環される。電力変換装置30は、送風ファンと対向する位置に設けられている。電力変換装置30には、送風ファンによる送風が直接当たる。
図2は、第1実施形態における電力変換装置の断面図である。
図2に示すように、電力変換装置30は、パワー素子31を含むパワーモジュール32、コンデンサ33、並びにPバスバ、Nバスバ及びこれらを保持する絶縁基板を含む回路部34を有し、入力電圧を出力電圧に変換する変換部35と、変換部35を収容するケース36とを備える。また、ケース36は、制御部37を収容する。
パワー素子31は、スイッチング素子であり、入力される直流を所定電圧に変換し出力する。パワー素子31は、電圧を変換する過程において発熱する。パワー素子31が所定の性能を発揮することができる上限温度である耐熱温度T1は、コンデンサ33が所定の性能を発揮することができる上限温度である耐熱温度T2よりも高い。なお、パワー素子31を含むパワーモジュール32の一部である。パワーモジュール32は、電力を制御するパワーMOSFETや絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT) などのパワーデバイスの駆動回路や自己保護機能が組み込まれている。
コンデンサ33は、平滑コンデンサであって、充放電を繰り返すことにより、一定電圧の直流を出力する。コンデンサ33が所定の性能を発揮することができる上限温度である耐熱温度T2は、パワー素子31が所定の性能を発揮することができる上限温度である耐熱温度T1よりも低い。
Pバスバ、Nバスバ及びこれらを保持する絶縁基板を含む積層体である回路部34は、パワー素子31を含むパワーモジュール32とコンデンサ33とを接続する。
変換部35は、パワー素子31を含むパワーモジュール32、コンデンサ33、及び回路部34がそれぞれ機能することにより、バッテリ16から入力される入力電圧を出力電圧に変換する。
制御部37は、スロットル15の操作量に応じて、変換部35からモータ18に出力する電力量を調整する制御回路を含む基板である。
図3は、第1実施形態における電力変換装置の底面図である。
図2及び図3に示すように、ケース36は、樹脂製である箱状の本体部40を備える。本体部40は、断熱部材である。本体部40は、板状の上壁41と、板状の下壁42と、上壁41と下壁42とを繋ぐ周壁43とを有する。上壁41と下壁42とが対向するとともに平行である。周壁43は、第1周壁43a、第2周壁43b、第3周壁43c、及び第4周壁43dを含む。第1周壁43aと第3周壁43cとが対向するとともに平行である。第2周壁43bと第4周壁43dとが対向するとともに平行である。上壁41、下壁42、及び周壁43により、本体部40が構成され、本体部40の内外が区画される。なお、本実施形態において、上壁41と下壁42とが対向する方向をZ方向、第1周壁43aと第3周壁43cとが対向する方向をX方向、第2周壁43bと第4周壁43dとが対向する方向をY方向に、それぞれ規定する。X方向、Y方向、及びZ方向は、互いに直交する方向である。なお、Z方向は、上下方向と対応する。
上壁41及び下壁42は、X方向及びY方向に広がる板面を有する。第1周壁43a及び第3周壁43cは、Y方向及びZ方向に広がる板面を有する。第2周壁43b及び第4周壁43dは、X方向及びZ方向に広がる板面を有する。なお、下壁42は、断熱部材に相当する。
断熱部材である下壁42には、Z方向に貫通する開口部44と、Z方向に貫通する貫通孔45とが形成されている。
開口部44は貫通孔45よりも第1周壁43a側に設けられる。開口部44は、X方向及びY方向に広がる矩形状の孔である。開口部44のY方向長さは、開口部44のX方向長さよりも長い。
貫通孔45は開口部44の第3周壁43c側に8つ設けられる。8つの貫通孔45は、X方向に幅を有しY方向に延びるスリット状の孔である。8つの貫通孔45は、互いに平行である。貫通孔45のX方向長さは、Y方向長さと比較して十分に短い。なお、貫通孔45のY方向長さと開口部44のY方向長さは互いに等しい。
8つの貫通孔45と開口部44との間は離れている。断熱部材である下壁42において、8つの貫通孔45と開口部44との間の部位を特に断熱部46という。断熱部46は、断熱部材である下壁42の一部である。
下壁42の下面、すなわち、ケース36の外側に臨む外面には、乱流発生構造50が設けられる。乱流発生構造50は、下壁42の下面からX方向他方側に向かって突出する第1突起51及び第2突起52を含む。第1突起51は、X方向及びY方向に対して傾斜する第1端面53を有する。第2突起52は、X方向及びY方向並びに第1端面53に対して傾斜する第2端面54を有する。第1突起51及び第2突起52は、複数の貫通孔45の間に設けられる。第1突起51及び第2突起52は、Y方向沿って交互に並んでいる。
ケース36は、金属製のキャップ60を備える。キャップ60は、X方向に延びる四角筒である。キャップ60のX方向一方側、すなわち上側に位置する上端部61は開口する。上端部61は、開口部44に取り付けられる。キャップ60のX方向他方側に位置する下端部62は、下底部63により閉塞される。キャップ60は、下壁42よりX方向他方側に突出する。
下底部63の上面は、コンデンサ33と接触する。すなわち、キャップ60は、下底部63においてコンデンサ33を直接支持する。
なお、下壁42の開口部44とキャップ60の上端部61との間は、耐水性を有する接着剤91で接着される。接着剤91は、開口部44と上端部61との間からケース36の内部へ液体の進入を抑制する防水部材としての機能を発揮する。接着剤91は、液体に限らず塵や埃等がケース36の内部へ進入することも抑制する。
電力変換装置30は、パワー素子31を含むパワーモジュール32を冷却する第1放熱部70と、コンデンサ33を冷却する第2放熱部としてのキャップ60と、を備える。本玲の第2放熱部であるキャップ60は、ケース36の一部を構成する。
第1放熱部70は、パワー素子31及びパワーモジュール32と金属板92を介して接触する基部71と、基部71から延びる8つの放熱フィン72と、を有する。
第2放熱部であるキャップ60は、コンデンサ33を覆う。キャップ60は、樹脂で覆う場合と比較して、コンデンサ33の放熱をより積極的に行う。キャップ60により、コンデンサ33が耐熱温度T2を超えることが抑制される。
基部71は、X方向及びY方向に広がる板状である。基部71のX方向長さ及びY方向長さは、8つの貫通孔45のX方向長さ及びY方向長さよりも長い。基部71の下面は、下壁42の上面に接触する。すなわち、下壁42は、基部71を支持する支持部である。基部71は、下壁42に設けられる8つの貫通孔45を塞ぐ。なお、基部71の下面と下壁42の上面との間は、耐水性を有する接着剤91で接着される。接着剤91は、8つの貫通孔45からケース36の内部へ液体の進入を抑制する防水部材としての機能を発揮する。接着剤91は、液体に限らず塵や埃等がケース36の内部へ進入することも抑制する。
なお、基部71は、金属板92を介してパワー素子31及びパワーモジュール32を支持しているが、金属板92は、省略してもよい。すなわち、基部71は、パワー素子31及びパワーモジュール32を直接接触する状態で、これらを支持してもよい。
放熱フィン72は、基部71の下面から下方に向かって延びる板材である。8つの放熱フィン72は、互いに平行に位置しており、8つの放熱フィン72が設けられる間隔は、8つの貫通孔45が設けられる間隔と同じである。放熱フィン72のX方向長さ及びY方向長さは、貫通孔45のX方向長さ及びY方向長さよりも若干短い。8つの放熱フィン72は、それぞれ対応する8つの貫通孔45に挿入される。放熱フィン72は、ケース36の外側に突出する。すなわち、放熱フィン72は、下部空間25に露出する。なお、放熱フィン72のZ方向長さは、キャップ60のZ方向長さよりも長い。言い換えると、下壁42の下面から放熱フィン72の長さは、下壁42の下面からキャップ60の下端部62までの長さよりも長い。
なお、電力変換装置30は、送風ファンの下流側に設けられる。すなわち、電力変換装置30は、放熱フィン72と送風ファンとがY方向において並ぶ位置に設けられる。この構成により、送風ファンからの送風が、隣り合う放熱フィン72同士の間を通り抜ける。また、送風ファンからの送風が、放熱フィン72とキャップ60との間を通り抜ける。
つぎに、電力変換装置30の作用及び効果について説明する。
(1)電力変換装置30は、パワー素子31、コンデンサ33、及び回路部34を有し、入力電圧を出力電圧に変換する変換部35と、変換部35を収容する本体部40を有するケース36と、を備える。また、電力変換装置30は、パワー素子31から発生する熱を放熱する金属製の第1放熱部70と、コンデンサ33から発生する熱を放熱する金属製の第2放熱部と、を備える。第2放熱部は、キャップ60である。ケース36は、少なくとも一部に第1放熱部70及びキャップ60よりも熱伝達率が低い断熱部材である下壁42を有する。断熱部材であるの一部である断熱部46は、第1放熱部70とキャップ60との間に位置する。
この構成によれば、第1放熱部70とキャップ60との間に断熱部46が位置するため、第1放熱部70とキャップ60とが直接接触している場合と比較して、第1放熱部70からキャップ60へ熱が移動しにくい。したがって、パワー素子31がコンデンサ33の耐熱温度T2よりも高い温度に発熱した場合でも、コンデンサ33の蓄電量は低下しにくい。このため、周知の電力変換装置と比較して、電力変換装置30の出力電圧がより安定する。
(2)第1放熱部70は、パワー素子31と接触する基部71と、基部71から延びる放熱フィン72と、を有する。断熱部材である下壁42は、基部71を支持する支持部であり、ケース36の内外を繋ぐ貫通孔45を有する。放熱フィン72は、貫通孔45に挿入される。
この構成によれば、放熱フィン72により、第1放熱部70と空気との接触面積が増えるので、第1放熱部70と空気との間の熱交換が促進される。これにより、パワー素子31の温度上昇が抑制されるので、よりコンデンサ33への熱の移動が抑制される。ひいては、コンデンサ33の蓄電量は低下しにくい。これにより、電力変換装置30の出力電圧がより安定する。
(3)基部71は、貫通孔45を塞ぐ。この構成によれば、水等の液体や塵や埃等の異物が貫通孔45からケース36の内部へ進入することも抑制することができる。
(4)下壁42は、外面に乱流発生構造50を有する。この構成により、放熱フィン72と熱交換できる空気量が増える。したがって、パワー素子31から発生する熱をより効率よく放熱することができ、ひいては、パワー素子31を含むパワーモジュール32の温度上昇が抑制される。
(5)貫通孔45は複数設けられ、放熱フィン72は、貫通孔45と同数設けられる。乱流発生構造50は、複数の貫通孔45の間に位置する。この構成により、乱流発生構造が他の部位に設けられる場合と比較して、放熱フィン72と熱交換できる空気量が増える。したがって、パワー素子31から発生する熱をさらに効率よく放熱することができる。
(6)第2放熱部であるキャップ60は、ケース36の一部を構成するとともに、コンデンサ33を覆う。このように、キャップ60は、2つの機能を有しているため、コンデンサ33の温度上昇が抑制されるとともに、電力変換装置30が小型である。
(7)断熱部材である下壁42は、開口部44を有し、キャップ60は、ケース36に取り付けられることにより、開口部44を覆う。開口部44という簡易な構成により、キャップ60が2つの機能を発揮できる。電力変換装置30の製造も容易である。
(8)キャップ60は、下底部63を有する筒体であって、下底部63は、コンデンサ33を支持する。すなわち、キャップ60はコンデンサ33と直接接触する。この構成により、金属製のキャップ60は、コンデンサ33をより効率よく放熱することができる。
(9)放熱フィン72は、Z方向に延びる。キャップ60は、Z方向に延びる。すなわち、放熱フィン72は、キャップ60が延びる方向と平行に延びる。放熱フィン72とキャップ60とが同一方向に延びることにより、電力変換装置30のZ方向の寸法を抑制できる。また、これら両構成に送風ファンからの送風を集中して当てることができる。このため、放熱フィン72及びキャップ60と空気との熱交換が行われやすい。
(10)下壁42と基部71との間は、接着剤91により接着される。接着剤91は、8つの貫通孔45からケース36の内部へ液体の進入を抑制する防水部材としての機能を発揮する。接着剤91は、液体に限らず塵や埃等がケース36の内部へ進入することも抑制する。
(11)接着剤91は、耐水性を有する材料である。これにより、接着剤91は、ケース36の内部へ液体の進入を抑制する防水部材としての機能を発揮する。
(12)乱流発生構造50は、下壁42の外面から延びる第1突起51及び第2突起52である。第1突起51及び第2突起52という簡易な構成により、電力変換装置30、とくに放熱フィン72にあたる空気の流れを乱流にすることができる。これにより、放熱フィン72と空気との熱交換が行われやすい。
(13)第1突起51及び第2突起52は、放熱フィン72に対して交差する方向に延びる第1端面53及び第2端面54を有する。放熱フィン72に対して第1突起51及び第2突起52を傾けるという簡易な構成により、放熱フィン72にあたる空気の流れを乱流にすることができる。これにより、放熱フィン72と空気との熱交換が行われやすい。
(14)第1端面53と第2端面54とは、互いに交差する方向に延びる。第1端面53と第2端面54とが互いに他に対して傾くという簡易な構成により、放熱フィン72にあたる空気の流れを乱流にすることができる。これにより、放熱フィン72と空気との熱交換が行われやすい。
(15)車両の制御装置である電力変換装置30は、パワー素子31、コンデンサ33、及びこれらを接続する回路部34を有し、入力電圧を出力電圧に変換する変換部35と、変換部35を収容する本体部40を有するケース36と、ケース36に収容されるとともに車両に設けられる操作部であるスロットル15への操作量に応じて変換部35において変換された電力を出力させる制御部37とを備える。車両の制御装置である電力変換装置30は、スロットル15の操作に応じてモータ18の駆動を制御するとともに、モータ18への出力電圧がより安定する。
<第2実施形態>
次に、電力変換装置の第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態において、上記第1実施形態と同一の構成については、符号の百の位に「1」をつけて、その詳細な説明を省略する。
図4は、第2実施形態における電力変換装置の側面図である。図5は、第2実施形態における電力変換装置の断面図である。
図4及び図5に示すように、電力変換装置130は、パワー素子131、コンデンサ133、及び回路部134を有する変換部135と、変換部135を収容するケース136とを備える。ケース136は、制御部137も収容する。
ケース136は、本体部140と、キャップ160とを有する。コンデンサ133は、キャップ160の下底部163に直接支持される。
ケース136は、下壁142の下側に設けられる収容部180を備える。収容部180は、キャップ160に対してX方向における第3側壁133c側に位置する。下壁142には、本体部140と収容部180とを繋ぐ貫通孔175が設けられる。
収容部180は、X方向に対向する第1側壁181及び第2側壁182と、Z方向に対向する下壁142及び底壁183とにより囲まれる部位である。第1側壁181及び第2側壁182は、Y方向及びZ方向に広がる板面を有する。底壁183は、X方向及びY方向に広がる板面を有する
第2側壁182には、X方向に貫通する貫通孔185が形成されている。
貫通孔185は5つ設けられる。5つの貫通孔185は、Z方向に幅を有しY方向に延びるスリット状の孔である。5つの貫通孔185は、Z方向において互いに平行である。貫通孔185のZ方向長さは、Y方向長さと比較して十分に短い。
収容部180には、パワー素子131と、第1放熱部170とが収容される。
第1放熱部170は、基部171と、基部171から延びる放熱フィン172とを備える。
基部171は、Y方向及びZ方向に広がる板状である。基部171のY方向長さ及びZ方向長さは、第2側壁182のY方向長さ及びZ方向長さよりも長い。基部171のX方向の第2側壁182側の板面と第2側壁182のX方向の基部171側の板面とが接触する。すなわち、第2側壁182は、基部171を支持する支持部である。基部171は、第2側壁182に設けられる5つの貫通孔185を塞ぐ。
なお、基部171と第2側壁182との間は、耐水性を有する接着剤191で接着される。接着剤191は、液体に限らず塵や埃等がケース136、とくに収容部180の内部へ進入することも抑制する。
放熱フィン172は、第2側壁182のX方向の第3周壁143c側の板面からX方向の第3周壁143c側に向かって延ビル板材である。5つの放熱フィン172は、互いに平行に位置しており、5つの放熱フィン172が設けられる間隔は、5つの貫通孔185が設けられる間隔と同じである。放熱フィン172のY方向長さ及びZ方向長さは、貫通孔185のY方向長さ及びZ方向長さよりも若干短い。5つの放熱フィン172は、それぞれ対応する5つの貫通孔185に挿入される。放熱フィン172は、ケース36の外側、すなわち収容部180の外側に突出する。したがって、放熱フィン172は、下部空間25に露出する。
なお、電力変換装置130は、送風ファンの下流側に設けられる。すなわち、電力変換装置130は、放熱フィン172と送風ファンとがY方向において並ぶ位置に設けられる。この構成により、送風ファンからの送風が、隣り合う放熱フィン172同士の間を通り抜ける。また、送風ファンからの送風が、放熱フィン172とキャップ160との間を通り抜ける。
次に、電力変換装置130の作用及び効果について説明する。
(16)放熱フィン172は、X方向に延びる。キャップ160は、Z方向に延びる。すなわち、放熱フィン172は、キャップ160が延びる方向と交差する。すなわち、放熱フィン172は、キャップ160が延びる方向と交差する方向に延びる。このように、放熱フィン172とキャップ160とが互いに交差する方向に延びていても、これら両構成に送風ファンからの送風が当たりやすい。このため、放熱フィン172及びキャップ160と空気との熱交換が行われやすい。
<変形形態>
次に、電力変換装置の変形形態について説明する。なお、図面を用いて説明する変形例において、上記第1実施形態と同一の構成については、符号の百の位に「2」をつけて、その詳細な説明を省略する。
電力変換装置は、パワー素子、コンデンサ、及び回路部を有していればよい。電力変換装置が備えるパワー素子、コンデンサ、及び回路部の数は任意である。
図6は、図2に示す電力変換装置の変形例を示す断面図である。図6に示すように、電力変換装置230は、パワー素子231を含むパワーモジュール232を2つと、コンデンサ233、及び回路部234を有する変換部235を備える。
パワー素子231を含む2つのパワーモジュール232は、X方向においてコンデンサ233及び回路部234を挟む位置に設けられる。例えば、コンデンサ233から第1周壁243a側に位置するパワー素子231及びパワーモジュール232を電気的にハイサイド側として機能させ、コンデンサ233から第3周壁243c側に位置するパワー素子231及びパワーモジュール232を電気的にローサイド側として機能させる。
第1放熱部270は、第2放熱部であるキャップ260の2倍の個数である2個が設けられる。2つの第1放熱部270は、第2放熱部であるキャップ260を中心に対称に設けられる。
このように構成した場合でも、上記第1実施形態と同様の効果が得られる。また、パワー素子231を一か所にまとめる場合と比較して、放熱フィン272と空気とが接触する面積が増えるため、放熱フィン272から空気への放熱が行われやすい。したがって、パワー素子231の温度上昇を抑制しやすくなり、よりコンデンサ233への熱の移動が抑制される。ひいては、コンデンサ233の蓄電量は低下しにくい。これにより、電力変換装置230の出力電圧がより安定する。
また、キャップ263は、断熱部材である本体部240よりも熱伝導率の高い充填剤291を介してコンデンサ233と接触する。これにより、キャップ263がコンデンサ233との間に隙間を介してコンデンサ233を覆う場合と比較して、コンデンサ233の温度上昇を抑制することができる。
次に、電力変換装置の変形例について説明する。なお、図面を用いて説明する変形形態において、上記第1実施形態と同一の構成については、符号の百の位に「3」をつけて、その詳細な説明を省略する。
図7は、図2に示す電力変換装置の変形例を示す断面図である。図8は、図7に示す電力変換装置の底面図である。図7及び図8に示すように、放熱フィン372が、X方向に延びていてもよい。すなわち、放熱フィン372は、X方向及びZ方向に広がる板状であってもよい。また、複数枚、ここでは9枚の放熱フィン372は、Y方向に並ぶ。この場合、送風ファン319は、図7及び図8のX方向左側に配置される。すなわち、図7及び図8のX方向右側が送風ファン319の駆動により生じる空気の流れの下流側となる。
したがって、空気の流れの上流側から下流側に向かうにしたがって、放熱フィン372、キャップ360の順に配置される。このような配置とすることで、送風ファン319により下部空間25に取り込まれる空気は、複数枚の放熱フィン372の間を通り、キャップ360にあたる。すなわち、送風ファン319により下部空間25に取り込まれる空気は、放熱フィン372及びキャップ360との間で熱交換を行う。これにより、放熱フィン372と直接または間接的に接触するパワー素子331を含むパワーモジュール332、及びキャップ360と直接または間接的に接触するコンデンサ333における温度上昇を抑制する。なお、間接的に接触とは、放熱フィン372とパワー素子331を含むパワーモジュール332との間、或いはキャップ360とコンデンサ333との間に、充填剤が介在されている場合のことを指す。
このように、送風ファン319、放熱フィン372、及びキャップ360を直線的に並べなければならないような狭い空間内に電力変換装置330を設けなければならない場合であっても、電力変換装置330の冷却性能の低下を抑制して、所望する機能を発揮することができる。また、電力変換装置330を他の部品(モータ等)と干渉しない位置に設けることができる。言い換えると、電動二輪車において、電力変換装置や他の部品(モータ等)の搭載位置の自由度が向上する。にこのように、ケースに対する放熱フィンの向きは、自由に設定してもよい。また、送風ファンに対するケースの位置、すなわち、送風ファンに対する放熱フィン及びキャップの位置は、自由に設定してもよい。
キャップは、下底部においてコンデンサと直接接触したが、コンデンサと接触する位置は下底部に限らない。キャップとコンデンサとの接触は、筒状の部位であってもよい。また、キャップは、下底部においてコンデンサと直接接触し、コンデンサの周囲を覆う周面においてコンデンサと充填剤を介して間接的に接触していてもよい。
キャップは、四角筒状に限らない。キャップは、円筒状など他の筒状であってもよい。また、キャップは、コンデンサを放熱させる第2放熱部として機能する形状であれば、板状であってもよいし、放熱フィンが取り付けられるなど種々の形状を取りうる。
キャップは、ケースの一部を構成しなくてもよい。
放熱フィンの数は、9や6に限らず、任意の数に設定されればよい。
放熱フィンが挿入される貫通孔の数は、9や6に限らず、任意の数に設定されればよい。ただし、放熱フィンと貫通孔とは同数が望ましい。
乱流発生構造としての第1突起及び第2突起は、どちらか一方が設けられればよい。また、突起形状の表面は、平面に限らず、曲面であってもよい。また、乱流発生構造は、突起形状に限らない。乱流発生構造は、例えば凹状など、放熱フィンと熱交換する空気の量が増える構造であればよい。
乱流発生構造は、必ずしも貫通孔同士の間に設けられなくてもよい。
乱流発生構造は、ケースに設けられる場合に限らない。例えば放熱フィンに乱流発生構造を設けてもよい。
ケースとキャップとの固定は、接着剤に限らない。例えばねじ止め、スナップフィットや圧入などで固定されてもよい。なお、ケースとキャップとの固定がねじ止め、スナップフィットや圧入などで固定される場合であっても、接着剤を使用してもよい。この場合、接着剤は耐水性を有していない材料であってもよい。
ケースと第1放熱部との固定は、接着剤に限らない。例えばねじ止め、スナップフィットや圧入などで固定されてもよい。なお、ケースと第1放熱部との固定がねじ止め、スナップフィットや圧入などで固定される場合であっても、接着剤を使用してもよい。この場合、接着剤は耐水性を有していない材料であってもよい。
第1放熱部とキャップとの間に断熱部があれば、ケースの大部分が金属で形成されていてもよい。
ケースは、スロットルの操作量に応じて、変換部からモータに出力する電力量を調整する制御回路を含む制御部を収容しなくてもよい。ケースが制御部を収容しない場合、より電力変換装置を小型化することができる。
上記実施形態及び変形形態において、説明に使用したX方向、Y方向、Z方向、及び上下方向は、単に説明に使用したものであり、電動二輪車への搭載姿勢を限定するものではない。
上記実施形態及び変形形態において、電力変換装置の搭載対象は電動二輪車に限らない。車輪の数によらず電動車両であれば、電力変換装置を搭載することができる。また、車両に限らず、モータを駆動源として移動する飛行体などの推進体であれば、電力変換装置を搭載することができる。
上記実施形態及び変形形態は、技術的に矛盾しない範囲において互いに組み合わせてもよい。
10・・・電動二輪車
11・・・前輪
12・・・前輪
13・・・車体
14・・・ハンドル
15・・・スロットル
16・・・バッテリ
17・・・BMU
18・・・モータ
21・・・充電器
22・・・ステップ
23・・・搭載部
24・・・シート
25・・・下部空間
30,130,230,330・・・電力変換装置
31,131,231,331・・・パワー素子
32,132,232,332・・・パワーモジュール
33,133,233,333・・・コンデンサ
34,134,234・・・回路部
35,135,235・・・変換部
36,136,236,336・・・ケース
37,137,237・・・制御部
319・・・送風ファン
40,140,240・・・本体部(断熱部材)
41,141,241・・・上壁
42,142,242・・・下壁(断熱部材)
43,143,243・・・周壁
44,144,244・・・開口部
45,145,245・・・貫通孔
46,146,246・・・断熱部
50・・・乱流発生構造
51・・・第1突起
52・・・第2突起
53・・・第1端面
54・・・第2端面
60,160,260,360・・・キャップ(第2放熱部)
61,161,261・・・上端部
62,162,262・・・下端部
63,163,263・・・下底部(底部)
70,170,270・・・第1放熱部
71,171,271・・・基部
72,172,272,372・・・放熱フィン
91・・・接着剤
175・・・貫通孔
180・・・収容部
181・・・第1側壁
182・・・第2側壁
183・・・底壁
185・・・貫通孔
291・・・充填剤

Claims (19)

  1. パワー素子、コンデンサ、及びこれらを接続する回路部を有し、入力電圧を出力電圧に変換する変換部と、前記変換部を収容する本体部を有するケースと、を備える電力変換装置において、
    前記パワー素子から発生する熱を放熱する金属製の第1放熱部と、
    前記コンデンサから発生する熱を放熱する金属製の第2放熱部と、を備え、
    前記ケースは、少なくとも一部に前記第1放熱部及び前記第2放熱部よりも熱伝達率が低い断熱部材を有し、
    前記断熱部材は、前記第1放熱部と前記第2放熱部との間に位置する断熱部を有する電力変換装置。
  2. 前記第1放熱部は、前記パワー素子と接触する基部と、前記基部から延びる放熱フィンと、を有し、
    前記断熱部材は、前記基部を支持する支持部と、前記本体部の内外を繋ぐ貫通孔とを有し、
    前記放熱フィンは、前記貫通孔に挿入される、請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記基部は、前記貫通孔を塞ぐ、請求項2に記載の電力変換装置。
  4. 前記断熱部材は、前記支持部の外面に乱流発生構造を有する、請求項2又は3に記載の電力変換装置。
  5. 前記貫通孔は複数設けられ、
    前記放熱フィンは、前記貫通孔と同数設けられ、
    前記乱流発生構造は、複数の前記貫通孔の間に位置する、請求項4に記載の電力変換装置。
  6. 前記第2放熱部は、前記ケースの一部を構成するとともに、前記コンデンサを覆う、請求項1〜5のうちいずれか一項に記載の電力変換装置。
  7. 前記第2放熱部は、前記コンデンサと直接接触する、請求項6に記載の電力変換装置。
  8. 前記第2放熱部は、前記断熱部材よりも熱伝導率の高い充填剤を介して前記コンデンサと接触する、請求項6に記載の電力変換装置。
  9. 前記断熱部材は、前記本体部の内外を繋ぐ開口部を有し、
    前記第2放熱部は、前記ケースに取り付けられることにより、前記開口部を覆うキャップである請求項1〜8のうちいずれか一項に記載の電力変換装置。
  10. 前記キャップは、底部を有する筒体であって、
    前記底部は、前記コンデンサを支持する、請求項9に記載の電力変換装置。
  11. 前記放熱フィンは、前記キャップが延びる方向と平行に延びる、請求項9に記載の電力変換装置。
  12. 前記放熱フィンは、前記キャップが延びる方向と交差する方向に延びる請求項10に記載の電力変換装置。
  13. 前記断熱部材と前記基部との間の間は、接着剤により接着される、請求項2〜12のうちいずれか一項に記載の電力変換装置。
  14. 前記接着剤は、耐水性を有する材料である、請求項13に記載の電力変換装置。
  15. 前記乱流発生構造は、前記断熱部材の外面から延びる突起である、請求項4〜14のうちいずれか一項に記載の電力変換装置。
  16. 前記突起は、前記放熱フィンに対して交差する方向に延びる端面を有する、請求項15に記載の電力変換装置。
  17. 前記突起は、第1端面を有する第1突起と、第2端面とを有する第2突起とを有し、
    第1端面と第2端面とは、互いに交差する方向に延びる請求項15又は16に記載の電力変換装置。
  18. 前記第1放熱部は、前記第2放熱部の2倍の個数が設けられ、
    2つの前記第1放熱部は、前記第2放熱部を中心に対称に設けられる、請求項1〜17のうちいずれか一項に記載の電力変換装置。
  19. パワー素子、コンデンサ、及びこれらを接続する回路部を有し、入力電圧を出力電圧に変換する変換部と、前記変換部を収容する本体部を有するケースと、前記ケースに収容されるとともに車両に設けられる操作部への操作量に応じて前記変換部において変換された電力を出力させる制御部とを備える車両の制御装置において、
    前記パワー素子から発生する熱を放熱する金属製の第1放熱部と、
    前記コンデンサから発生する熱を放熱する金属製の第2放熱部と、を備え、
    前記ケースは、少なくとも一部に前記第1放熱部及び前記第2放熱部よりも熱伝達率が低い断熱部材を有し、
    前記断熱部材は、前記第1放熱部と前記第2放熱部との間に位置する断熱部を有する車両の制御装置。
JP2019138047A 2019-07-26 2019-07-26 電力変換装置、及び車両の制御装置 Pending JP2021023029A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019138047A JP2021023029A (ja) 2019-07-26 2019-07-26 電力変換装置、及び車両の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019138047A JP2021023029A (ja) 2019-07-26 2019-07-26 電力変換装置、及び車両の制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021023029A true JP2021023029A (ja) 2021-02-18

Family

ID=74573414

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019138047A Pending JP2021023029A (ja) 2019-07-26 2019-07-26 電力変換装置、及び車両の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021023029A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20230089356A (ko) * 2021-12-13 2023-06-20 주식회사 현대케피코 차량용 전자제어장치의 조립 구조체 및 이의 조립방법
WO2024135032A1 (ja) * 2022-12-23 2024-06-27 日立Astemo株式会社 電子制御装置
WO2024144211A1 (ko) * 2022-12-29 2024-07-04 엘지이노텍 주식회사 인버터 모듈

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20230089356A (ko) * 2021-12-13 2023-06-20 주식회사 현대케피코 차량용 전자제어장치의 조립 구조체 및 이의 조립방법
KR102623024B1 (ko) * 2021-12-13 2024-01-09 주식회사 현대케피코 차량용 전자제어장치의 조립 구조체 및 이의 조립방법
WO2024135032A1 (ja) * 2022-12-23 2024-06-27 日立Astemo株式会社 電子制御装置
WO2024144211A1 (ko) * 2022-12-29 2024-07-04 엘지이노텍 주식회사 인버터 모듈

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2021023029A (ja) 電力変換装置、及び車両の制御装置
WO2015041149A1 (ja) 電池放熱システム、電池放熱ユニット
US20100053898A1 (en) Motor controller
US7957143B2 (en) Motor controller
JP4231626B2 (ja) 自動車用モータ駆動装置
JP2011165988A (ja) 半導体装置
JP2006271063A (ja) バスバーの冷却構造
JP7483963B2 (ja) 電源装置
JP7074486B2 (ja) 二次電池モジュール
JP4207755B2 (ja) 電子機器装置
JP5660680B2 (ja) 電力変換装置
JP2012028402A (ja) パワーユニット
JP2022034139A (ja) 電力変換装置
WO2018061814A1 (ja) 電源装置
JP4491492B2 (ja) 自動車用モータ駆動装置
CN211607208U (zh) 一种车载电子产品的电源模块
JP2021027727A (ja) 電力変換装置、電力変換装置ユニット及び車両
WO2016181494A1 (ja) 車両用制御装置
US20210368618A1 (en) Circuit assembly and electrical junction box
JP5526843B2 (ja) 電力変換装置
JP6780378B2 (ja) 電池モジュール
JP7127498B2 (ja) 放熱部材及び電気接続箱
WO2018070310A1 (ja) 電池装置
WO2022269978A1 (ja) 車載用電子制御装置
CN220570846U (zh) 一种车载终端及车辆