JP2021022591A - 半導体装置の製造方法、および半導体装置 - Google Patents

半導体装置の製造方法、および半導体装置 Download PDF

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Abstract

【課題】半導体装置の側面を封止する封止部材の厚さを削減し、半導体装置の小型化を実現する。【解決手段】半導体装置の製造方法は、内部回路と電気的に接続されているパッドを有する半導体素子が複数形成されたウェハのパッドを有する主面に、複数の半導体素子の間の切断領域に沿って溝を形成することと、ウェハの主面および溝を覆う保護膜を形成することと、パッドと電気的に接続され、保護膜の表面よりも突出している端子部を形成することと、保護膜および端子部が形成されたウェハを、保護膜を切断することなく主面とは反対側の裏面から切断領域に沿って切断することと、複数の半導体素子の主面とは反対側の裏面と、切断により形成された側面のうち保護膜で覆われていない部分とを保護部材で封止することと、保護部材および保護膜を複数の半導体素子の境界部に沿って切断することと、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置の製造方法、および半導体装置に関する。
ボンディングワイヤによる内部配線を行わずに、ベアチップに外部接続用の端子を直接実装した半導体装置が知られている。例えば特許文献1には、扁平な直方体形状のベアチップの一面に外部接続用のバンプを設け、他の5面を保護樹脂により封止した構造の半導体装置が記載されている。
特開2018―206797号公報
特許文献1に記載された半導体装置は、所定の切り代を空けてサポートテープに貼り付けられた多数の半導体装置を一括して封止樹脂により封止し、その後、各半導体装置間の切り代において封止樹脂を切断し、半導体装置を個片化することにより製造される。封止樹脂は熱処理により行われるが、この熱処理によりサポートテープが変形し、サポートテープに貼り付けられている個々の半導体装置の位置が変位する恐れがある。
サポートテープが変形しても、各半導体装置の側面に十分な厚さの封止樹脂を残して封止樹脂を切断するためには、十分な切り代を確保する必要がある。しかし、切り代の増大は、今後ますます必要性が高まる半導体装置の小型化の妨げとなる。
本発明の第1の態様によると、半導体装置の製造方法は、内部回路と電気的に接続されているパッドを有する半導体素子が複数形成されたウェハの前記パッドを有する主面に、複数の前記半導体素子の間の切断領域に沿って溝を形成することと、前記ウェハの前記主面および前記溝を覆う保護膜を形成することと、前記パッドと電気的に接続され、前記保護膜の表面よりも突出している端子部を形成することと、前記保護膜および前記端子部が形成された前記ウェハを、前記保護膜を切断することなく、前記主面とは反対側の裏面から前記切断領域に沿って切断することと、前記保護膜に保持されている、切断された複数の前記半導体素子の、前記主面とは反対側の裏面と、前記切断により形成された側面のうち前記保護膜で覆われていない部分とを保護部材で封止することと、前記保護部材および前記保護膜を、前記切断領域に沿って切断することと、を備える。
本発明の第2の態様によると、半導体装置は、内部回路と電気的に接続されているパッドを主面に有する半導体素子と、前記半導体素子の、前記主面とは反対側の裏面と、前記主面および前記裏面と交差する側面の少なくとも一部とを覆う保護部材と、前記半導体素子の前記側面のうち前記保護部材に覆われていない部分と、前記主面とを覆う保護膜と、前記パッドと電気的に接続され、前記保護膜の表面よりも突出している端子部と、を備える。
本発明によれば、半導体装置の側面を封止する封止部材の厚さを削減し、半導体装置を小型化することができる。
第1実施形態の半導体装置を示す断面図。 図2(a)〜図2(d)は、半導体装置の製造方法を説明するための断面図。 図3(a)〜図3(c)は、図2に続く半導体装置の製造方法を説明するための断面図。 図4(a)〜図4(c)は、図3に続く半導体装置の製造方法を説明するための断面図。 図4に続く半導体装置の製造方法を説明するための断面図。
(半導体装置の第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態の半導体装置1が、プリント基板40に実装された状態を表す断面図である。
半導体装置1は、半導体素子10を含んでいる。半導体素子10は、ダイオード等の単一回路、あるいは、集積回路、大規模集積回路等の電子回路を含んで構成される。パッド11は、半導体装置1の内部の電子回路と電気的に接続されている。パッド11は、例えばアルミニウム等の金属により構成される。
以下では、パッド11が形成されている半導体素子10の面を主面10aと呼び、半導体素子10の主面10aとは反対側の面を裏面10bと呼ぶ。半導体素子10は、一例として、主面10aと裏面10bとの間の距離が主面10aの各辺の長さより短い、扁平な直方体形状である。図1は断面図であるため、半導体素子10の側面として、側面10cおよび側面10dのみが示されている。
本明細書においては、主面10aに垂直な方向を上下方向と呼ぶ。また、図1の上下方向とは逆になるが、図2における上下方向との整合性を重視して、半導体素子10の裏面10bから主面10aに向かう向きを「上向き」(上方向)と呼ぶ。すなわち、本明細書の「上向き」が、図1中では下向きに描かれていることに留意されたい。
図1、および以降の各図においては、半導体装置1の上下方向は、上下方向と直交する方向である水平方向に対して、拡大して描かれている。
半導体素子10の主面10aの、パッド11が形成されている部分以外には、ポリイミド等の樹脂を主成分とするパッシベーション膜12が形成されている。そして、パッシベーション膜12の上に、同じくポリイミド等の樹脂を主成分とする絶縁膜13が形成されている。パッド11の中心部は絶縁膜13に覆われておらず、パッド11には銅等の導体からなる配線層14が接続されている。
パッシベーション膜12、絶縁膜13および配線層14が形成された半導体素子10の主面10aと、半導体素子10の側面10c、10dの上方向側(上側)の一部とは、保護膜15で覆われている。保護膜15の一部には開口部が設けられ、保護膜15の開口部には、シード層16と導電層18とを含む端子部25が形成されている。
端子部25とパッド11とは、配線層14を介して電気的に接続されている。
後述するように、シード層16は例えば無電解メッキまたはスパッタ法により形成された銅等の導電層であり、導電層18は例えば電解メッキで形成された銅等の導電層である。シード層16および導電層18は、いずれも融点が500℃以上の導体で形成されている。
端子部25の導電層18の上には、はんだ19が形成されている。はんだ19は、例えば錫、銀、鉛等の合金からなる、低融点(融点300℃以下)の導体により構成されている。
保護部材30は、半導体素子10の表面のうち、側面10c、10d等のうちの保護膜15で覆われていない部分と裏面10bとを覆う、封止部材である。保護部材30は、例えばエポキシ樹脂等の熱硬化樹脂により形成されている。従って、半導体素子10の表面は全て、直接的に保護部材30もしくは保護膜15により、または、パッド11、パッシベーション膜12、絶縁膜13を介して保護膜15により覆われている。
後述する製造方法の説明で図2(d)を参照して説明するとおり、保護膜15の表面のうち端子部25が突出している上端面15aの周縁部は、溝21に保護膜15が入り込むことにより、保護膜15に凹みが生じる。すなわち、上端面15aの周縁部に沿って、面取り部24が形成されている。
半導体装置1は、端子部25がプリント基板40の上の配線部にはんだ付けされることによりプリント基板40に実装されて、プリント基板40と保護膜15の間にはアンダーフィル41が充填される。従って、プリント基板40に実装された状態において、保護膜15の上端面15aは、プリント基板40の表面に対向し、アンダーフィル41を介して配置される。
なお、プリント基板40およびアンダーフィル41は、半導体装置1を構成するものではない。
仮に面取り部24がない場合、プリント基板40に実装された状態で振動や熱変動を受けると、プリント基板40と半導体装置1の間に働く応力や熱による収縮作用が、アンダーフィル41と保護膜15の周縁部とが接する面に集中する。その結果、半導体装置1のプリント基板40からの剥離を誘発する恐れがある。
面取り部24を設けることにより、保護膜15の周縁への応力の集中を緩和することができ、半導体装置1のプリント基板40からの剥離を防止することができる。
また、第1実施形態の半導体装置1は、導電層18を含む端子部25が、保護膜15の表面よりも突出して形成されているため、端子部25をプリント基板の配線部に確実に、かつ高い接合力で、はんだ付けすることができる。
(半導体装置1の製造方法)
以下、図2から図4までを参照して、半導体装置1の製造方法を説明する。半導体装置1は、既知の方法で半導体素子10が形成され、かつ、個々の半導体素子10に切断される前の半導体基板(ウェハ)20に対して、以下に示す各工程を順次実施することにより製造される。
なお、図2から図4では、ウェハ20に形成される多数の半導体装置1のうち、2つの半導体装置1に対応する領域の近傍のみの断面図を示している。実際には、ウェハ20には、図2から図4に図示する半導体装置1を形成するための半導体装置形成領域が多数形成される。
図2(a)に示すように、ウェハ20には、それぞれ半導体装置1に組み込まれる複数の半導体素子10が、以降の工程で切断される切断領域9により隔てられて配置されている。なお、図2(a)は断面図のため、紙面内の左右方向にのみ複数の半導体素子10が配置され、その間に切断領域9が形成されているが、実際には、紙面に垂直な方向にも複数の半導体素子10が配置され、その間にも切断領域9が形成されている。
図2(a)から図2(d)においては、半導体素子10主面10aと一致するウェハ20の主面20aが、ウェハ20の裏面20bよりも図中で上になるように、ずなわち、図1とは、上下を反転して示している。
図2(a)に示すように、ウェハ20の主面20aには、電極であるパッド11が例えば蒸着等の方法により形成されている。前述の半導体素子10の主面10aと同様に、ウェハ20についても、パッド11が形成されている面を主面20aと呼ぶ。ウェハ20の主面20aのうち、パッド11が形成されていない部分には、パッシベーション膜12が形成されている。換言すれば、パッシベーション膜12のうち、パッド11の上部の領域には開口部が形成されており、パッド11はパッシベーション膜12の開口部から露出している。パッド11の個数は、図2(a)に示した2個に限られず、任意の個数で良い。
(工程1)
工程1では、ウェハ20に絶縁膜13をコーティングする。絶縁膜13は、一例としてポリイミドである。図2(a)に図示したウェハ20の上にポリイミド樹脂を塗布し、所定のパターンが形成されているフォトマスクを使用して露光、現像、硬化することにより、フォトマスクと同形状の所定のパターンの絶縁膜13が形成される。絶縁膜13の厚さは、例えば5マイクロメートル程度である。パッド11の少なくとも中央部の上には、絶縁膜13を形成しない。
(工程2)
工程2では、ウェハ20の上に、所望の形状の配線層14を形成する。これにより、ウェハ20は図2(b)に示す状態になる。配線層14の形成は、公知の各種の方法を用いて行うことができる。例えば、配線層14の材料となる導体を、絶縁膜13を含むウェハ20の上に成膜し、リソグラフィーにより部分的にエッチングすることにより形成することができる。あるいは、絶縁膜13を含むウェハ20の上にソルダーレジストを形成およびパターニング(一部除去)し、ソルダーレジストが除去された部分に、導体をメッキすることにより形成することもできる。
工程2が終了した時点でのウェハ20の状態を、図2(b)に示す。
(工程3)
図2(c)に示すように、工程3では、ウェハ20の主面20aに、複数の半導体素子10を隔てる前述の切断領域9に沿って、切断領域9内に溝21を形成する。溝21は、ダイシングソーによる切削により形成する。溝21の深さは、ウェハ20の厚さの1/4〜3/4程度であり、溝21の幅はダイシングソーの幅と同程度の幅であり、例えば、30〜100μm程度である。この切削は、例えば、ダイシングソーの刃先の位置を、ウェハ20の主面20aから所定の深さだけ下方に設定して行う。なお、溝21は、リソグラフィーによるエッチングにより形成しても良い。
(工程4)
工程4では、溝21を含むウェハ20の主面20aに、保護膜15を形成する。保護膜15は、一例として弾性率が大きく、線膨張係数が小さく、かつ熱耐性の高いポリイミドを主成分とする材料により形成する。図2(c)に示した溝21の形成されたウェハ20の主面20a上にポリイミド樹脂を塗布し、所定のパターンが形成されているフォトマスクを使用して露光、現像、硬化する。ポリイミドは硬化温度が300℃〜350℃のものが一般的に用いられるが、硬化時に発生する内部応力により、後述する工程10におけるバックグラインドの後にウェハに反りが発生することがある。硬化温度が200℃〜250℃の、より低温で硬化可能なポリイミドを用いる事で、硬化時の内部応力を緩和し、バックグラインドによりウェハが薄化した後でも反りの発生を低減することも可能である。
図2(d)は、保護膜15が形成された状態のウェハ20を示す図である。ウェハ20の主面20aは、概ね全面が保護膜15に覆われている。ただし、保護膜15のうち、配線層14の一部に対応する部分は、上述のフォトマスク上のパターンに対応して、開口15oとなっている。
また、保護膜15の表面のうち、溝21に対応する部分は、溝21が主面20aに対して凹んでいる影響により、他の部分よりも凹み、凹部22を形成している。
(工程5)
工程5では、電解めっきのためのシード層16を形成する。図2(d)に示した保護膜15が形成されたウェハ20上に、無電解メッキまたはスパッタ法等によりシード層16を形成する。シード層16は、UBM(Under Bump Metallurgy)として機能する薄膜である。シード層16は、例えば密着層としてチタン(Ti)を形成し、その上に銅(Cu)を形成する。
(工程6)
工程6では、めっきレジスト17を形成する。図3(a)に示すように、シード層16の上に、めっきレジスト17を塗布する。そして、その後の工程で端子部25の導電層18を形成すべき位置にめっきレジスト17の開口を形成するように、所定のパターンが形成されたフォトマスクを使用して露光、現像する。
(工程7)
工程7では、端子部25の導電層18を形成する。図3(a)に示したように、めっきレジスト17の開口に対して、電解めっきにより導電層18を形成する。導電層18は、例えば銅等により構成される。
(工程8)
工程8では、端子部25の導電層18の上に、電解めっきにより、はんだ19を形成する。はんだ19は、例えば錫および銀を含む金属により形成される。
図3(a)は、工程8が終了した状態のウェハ20を示す。
なお、半導体装置1の実装厚みを低減するため、絶縁膜13の表面からみた端子部25とはんだ19の厚みは、15マイクロメートル以下であることが望ましい。例えば導電層18の厚さを8マイクロメートル程度にし、はんだ19の厚さを3マイクロメートル程度にすれば、そのような厚みを実現することができる。
(工程9)
工程9では、めっきレジスト17を除去し、さらに、露出しているシード層16を除去する。めっきレジスト17は、例えば有機溶剤による洗浄により除去する。シード層16は、酸性溶液によるエッチングにより除去する。
図3(b)は、工程9が終了した状態のウェハ20を示す。端子部25の導電層18は、保護膜15の表面よりも上方に突出して形成されている。
(工程10)
工程10では、バックグラインドおよびサポートテープへの貼り付けを行う。バックグラインドにより、ウェハ20を主面20aと対向する裏面側から研磨し、所定の厚さまで薄くする。
その後、ウェハ20の主面20a側(端子部25が形成された側)に、サポートテープ26を貼り付ける。端子部25は、サポートテープ26に埋没している。サポートテープ26の表面には、保護膜15の表面が接触している。
図3(c)は、工程10が終了した状態のウェハ20を示す。ただし、図3(c)では、図3(b)までとは上下を反転して示している。
(工程11)
工程11では、ウェハ20のダイシングを行う。すなわち、ウェハ20を、切断領域9に沿って、複数の半導体素子10に切断する。ただし、保護膜15については完全には切断せず、従って、ウェハ20のダイシング後も、複数の半導体素子10は、保護膜15により一体的に保持された状態を保つ。ただし、隣り合う半導体素子10との保持力を失わない程度であれば、保護膜15に切れ込みが入っても問題はない。
図4(a)は、工程11が終了した状態のウェハ20を示す。
ウェハ20の切断は、例えばウェハ20を、主面20aの反対側の裏面20bからダイシングソーにより切削することにより行う。切削に際しては、ダイシングソーの刃先を、ウェハ20を切断し、保護膜15を切断しない位置に設定する。ウェハ20の切断により、複数の半導体素子10のそれぞれに側面10c、10dが形成される。
工程11においてダイシングソーにより切断される切断領域9内の切断部分23の幅は、前述の工程3において形成する溝21の幅と等しい。あるいは、切断部分23の幅は、溝21の幅よりも広くても良く、狭くても良い。
(工程12)
工程12では、樹脂封止を行う。例えば真空ラミネートにより、サポートテープ26が貼り付けられている半導体素子10の主面10a(端子部25が形成されている面)を除く5つの面(裏面10bと4つの側面10c、10d等)を、保護部材30により封止する。真空ラミネートは、例えば、フィルム状の熱硬化性樹脂からなる保護部材30で保護膜15に保持された複数の半導体素子10を一括して覆い、1[hPa]以下の真空下で、0.2〜1[MPa]程度の圧力を加えながら、100℃〜150℃で加熱することにより行う。
これにより、図4(b)に示すように、複数の半導体素子10の間に保護部材30が充填されると共に、保護部材30の上面30aが平坦になる。また、保護部材30は、複数の半導体素子10の間の主面10aの近傍に既に充填されている保護膜15と密着する。従って、保護膜15に保持されている、切断された複数の半導体素子10の裏面10bと、切断により形成された側面(10c、10d等)のうち保護膜15で覆われていない部分とは、保護部材30により封止される。
この結果、半導体素子10の表面は全て、直接的に保護部材30もしくは保護膜15により、または、パッド11、パッシベーション膜12、絶縁膜13を介して保護膜15により覆われる。
上述のとおり、複数の半導体素子10を一体的に保持している保護膜15は、弾性率が大きく、線膨張係数が小さく、かつ熱耐性の高いポリイミドを主成分とする材料により形成されている。従って、保護膜15に対する保護部材30の樹脂封止による熱による膨張または収縮はないに等しく、この結果、樹脂封止に伴う複数の半導体素子10の相互間の位置ずれを無くすことが出来る。
なお、半導体装置1の厚みをより薄くするためには、半導体素子10の裏面10bに接する保護部材30の厚さは、30マイクロメートル以下とすることが望ましい。また、半導体素子10の側面間を保護部材30で確実に封止するために、保護部材30には充填剤(フィラー)が含まれていることが望ましい。樹脂中にミクロサイズ、ナノサイズのフィラーを分散することで、強度や耐熱性、難燃性、絶縁性を高め、薄型化および平坦化が容易となる。
ここで、更に保護部材30の上面30aを平坦化するためのプレスを加えてもよい。保護部材30の厚みが一定以上である場合、保護部材30の上面30aに凹凸が生じる可能性があるが、このプレスを加えることにより、保護部材30の上面30aを均一にすることができる。
(工程13)
工程13では、工程12が終了した図4(b)に示した状態から、サポートテープ26を剥離し、保護部材30の上面30aに新たにサポートテープ31を貼り付ける。
図4(c)は、工程13が終了した状態を占めす図である。図4(c)では、図4(a)および図4(b)とは上下を反転して示している。
(工程14)
工程14では、保護膜15および保護部材30を、複数の半導体素子10の境界部に沿って切断する。複数の半導体素子10の境界部とは、工程11で個々に切断された複数の半導体素子10のそれぞれの間の部分であり、工程10までにおける切断領域9の部分に相当する。 図5は、工程14の終了後の半導体素子10の状態を示す。図5では、保護膜15および保護部材30が保護膜15側からダイシングソーにより切断部SLで切断された後も、複数の半導体素子10は保護膜15に接着されたサポートテープ31により支持されている。ただし、ダイシングソーにより保護膜15および保護部材30を切断する際に、サポートテープ31も切断しても良い。
切断部SLの幅は、工程3において形成した溝21の幅、および工程11において形成した切断部分23の幅よりも狭い。従って、複数の半導体素子10の側面10c、10dは、工程14における切断後も、保護膜15および保護部材30のいずれかにより覆われている。
その後、半導体素子10の保護部材30からサポートテープ31を剥離することで、図1に示した半導体装置1が完成する。なお、図5と図1では、上下が逆転されて示されている。
図5に示した通り、保護膜15の凹部22は、工程14において保護膜15が切断されたのち、半導体装置1の保護膜15の面取り部24となる。
ところで、仮に上述の工程12において個々の半導体素子10の相互間の位置が大きく変動する場合には、半導体素子10自体を切断しないように、ウェハ20上の切断領域9の幅を大きくするか、または切断部SLの幅を小さくするかの対策が必要となる。しかし、どちらの対策を採用する場合でも、図5の紙面内の左右方向および紙面の奥行方向の半導体装置1の大きさ、すなわち半導体素子10と保護部材30および保護膜15の大きさは、増大するうえに、側面ごとに厚さにばらつきが生じる。さらに、ウェハ20上の切断領域9の幅を大きくすると、ウェハ20の全体の面積に占める切断領域9の割合が上がり、ウェハ20上に形成できる半導体素子10の数が減少し、すなわち半導体素子10の収率が低下してしまう。
本例においては、上述のように、保護膜15は、弾性率が大きく、線膨張係数が小さく、かつ熱耐性の高いポリイミドを主成分とする材料により形成されている。このため、保護部材30による封止において保護膜15に熱および圧力が加わっても、保護膜15の変形はない。これにより、個々の半導体素子10の相互間の位置の変動を防止できるため、保護部材30および保護膜15を切断領域9に沿って切断する際に、位置合わせに必要なマージンを小さくすることができる。この結果、半導体装置1の側面を封止する保護部材30の厚さを削減し、小型化された半導体装置1を製造することができる。
(変形例)
上述の半導体装置1およびその製造方法においては、保護膜15を、ポリイミドを主成分とする材料で形成するものとしたが、保護膜15の材料はこれに限られるものではない。例えば、ポリベンゾオキサゾールを主成分とする材料を用いても良く、弾性率が2[GPa]以上、線膨張係数が50×10−6[1/K]以下、かつ、熱分解温度500℃以上の他の絶縁材料を使用しても良い。
また、上述の製造方法においては、はんだ19は、めっきレジスト17を除去する前に、めっきにより導電層18上に形成されるものとしたが、めっきレジスト17の除去後、あるいはさらに、シード層16の除去後に、はんだ19を印刷等により導電層18上に形成しても良い。
あるいは、必ずしも、端子部25の導電層18の端部に、はんだ19が形成されていなくてもよい。
(実施形態の作用効果)
上述した実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)実施形態および変形例の半導体装置の製造方法は、内部回路と電気的に接続されているパッド11を有する半導体素子10が複数形成されたウェハ20のパッド11を有する主面20aに、複数の半導体素子10の間の切断領域9に沿って溝21を形成することと、ウェハ20の主面20aおよび溝21を覆う保護膜15を形成することと、パッド11と電気的に接続され、保護膜15の表面よりも突出している端子部25を形成することと、と含んでいる。さらに、保護膜15および端子部25が形成されたウェハ20を、保護膜15を切断することなく、主面20aとは反対側の裏面20bから切断領域9に沿って切断することと、保護膜15に保持されている切断された複数の半導体素子10の、主面10aとは反対側の裏面10bと、切断により形成された側面10c、10dのうち前記保護膜で覆われていない部分とを保護部材で封止することと、保護部材30および保護膜15を、複数の半導体素子10の境界部に沿って切断することと、を含んでいる。
この構成においては、個々の半導体素子10は、ウェハ20から切断された後も保護膜15により保持されている。そのため、保護部材30による封止においても、個々の半導体素子10の相互間の位置の変動を防止することができるため、保護部材30および保護膜15を複数の半導体素子10の境界部に沿って切断する際の、位置合わせマージンを小さくすることができる。この結果、半導体装置1の側面を封止する保護部材30の厚さを削減し、小型化された半導体装置1を製造することができる。
また、端子部25を、保護膜15の表面よりも突出して形成するため、端子部25をプリント基板の配線層等により強固にはんだ付けすることのできる、すなわち信頼性の高い半導体装置1を製造することができる。
(2)さらに、保護膜15の形成前に、パッド11に電気的に接続する配線層14の形成を行ない、端子部25を配線層14を介してパッド11に電気的に接続させることで、端子部25を、パッド11の直上以外の位置に配置して半導体装置1を製造することができる。
(3)さらに、端子部25を、融点が500℃以上の導体で形成することにより、端子部25の融点をはんだの融点よりも高温に設定すると、製造された半導体装置1をプリント基板等にはんだ付けした際にも、端子部25は溶融して変形することがない。すなわち、端子部25は保護膜15の表面よりも突出した形状を維持する。これにより、プリント基板の配線層等に、より一層強固にはんだ付けできる半導体装置1を製造することができる。
(4)さらに、端子部25のうち保護膜15の表面よりも突出している部分にはんだ19を形成することで、半導体装置1をプリント基板等に実装する際に別途はんだを供給する必要がなくなり、実装コストの低減された半導体装置1を製造することができる。
(5)さらに、保護部材30による封止よりも前に、端子部25に、めっきによりはんだ19を形成することで、はんだ19の形成における位置合わせ等の工程が不要になり、はんだ19の形成に要するコストを低減することができる。
(6)さらに、保護膜15として、弾性率が2[GPa]以上、線膨張係数が50×10−6[1/K]以下、かつ、熱分解温度500℃以上の絶縁材料を使用することで、保護部材30による封止における個々の半導体素子10の相互間の位置の変動を、一層防止することができる。
(7)さらに、溝21の上部において、保護膜15の表面に凹部22を形成させることで、半導体装置1の保護膜15の端部に面取り部24を形成することができる。面取り部24の形成により、プリント基板40への実装後にプリント基板40と保護膜15の間に充填されるアンダーフィル41に対して、保護膜15の周縁部にかかる振動や収縮による応力が集中するのを防ぐこと出来る。
(8)実施形態および変形例の半導体装置は、内部回路と電気的に接続されているパッド11を主面10aに有する半導体素子10と、半導体素子10の、主面10aとは反対側の裏面10bと、主面10aおよび裏面10bと交差する側面10c、10dの少なくとも一部とを覆う保護部材30と、半導体素子10の側面10c、10dのうち保護部材30に覆われていない部分と、主面10aとを覆う保護膜15と、パッド11と電気的に接続され、保護膜15の表面よりも突出している端子部25と、を備えている。
この構成により、端子部25は、保護膜15の表面よりも突出しているため、端子部25をプリント基板の配線層等により強固にはんだ付けすることのできる、すなわち信頼性の高い半導体装置1を製造することができる。
(9)さらに、半導体素子10と保護膜15との間に、パッド11と電気的に接続している配線層14を有し、端子部25は、配線層14を介してパッド11と電気的に接続している構成とすることで、端子部25を、パッド11の直上以外の位置に配置した半導体装置1を実現できる。
(10)さらに、端子部25が融点が500℃以上の導体で形成されている構成とすることで、端子部25の融点をはんだの融点よりも高温に設定することができる。この構成により、半導体装置1をプリント基板等にはんだ付けした際にも、端子部25は溶融して変形することがなく、保護膜15の表面よりも突出した形状を維持する。これにより、プリント基板の配線層等に、より一層強固にはんだ付けできる半導体装置1が実現できる。
(11)さらに、端子部25のうち保護膜15の表面よりも突出している部分にはんだが形成されている構成とすることにより、プリント基板等に実装する際に別途はんだを供給する必要がなく、実装コストの低減された半導体装置1を実現できる。
上記では、種々の実施の形態および変形例を説明したが、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の態様も本発明の範囲内に含まれる。
1…半導体装置、10…半導体素子、11…パッド、12…パッシベーション膜、13…絶縁膜、14…配線層、15…保護膜、16…シード層、18…導電層、19…はんだ、20…半導体ウェハ、21…溝、25…端子部、26…サポートテープ、30…保護部材(封止樹脂)

Claims (15)

  1. 内部回路と電気的に接続されているパッドを有する半導体素子が複数形成されたウェハの前記パッドを有する主面に、複数の前記半導体素子の間の切断領域に沿って溝を形成することと、
    前記ウェハの前記主面および前記溝を覆う保護膜を形成することと、
    前記パッドと電気的に接続され、前記保護膜の表面よりも突出している端子部を形成することと、
    前記保護膜および前記端子部が形成された前記ウェハを、前記保護膜を完全には切断することなく、前記主面とは反対側の裏面から前記切断領域に沿って切断することと、
    前記保護膜に保持されている、切断された複数の前記半導体素子の、前記主面とは反対側の裏面と、前記切断により形成された側面のうち前記保護膜で覆われていない部分とを保護部材で封止することと、
    前記保護部材および前記保護膜を、複数の前記半導体素子の境界部に沿って切断することと、
    を備える、半導体装置の製造方法。
  2. 請求項1に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記保護膜の形成前に、前記パッドに電気的に接続する配線層の形成を行うこと、をさらに備え、
    前記端子部を、前記配線層を介して前記パッドに電気的に接続させる、半導体装置の製造方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記端子部を、融点が500℃以上の導体で形成する、半導体装置の製造方法。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記端子部のうち前記保護膜の表面よりも突出している部分にはんだを形成すること、をさらに備える、半導体装置の製造方法。
  5. 請求項4に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記保護部材による封止よりも前に、前記端子部に、めっきにより前記はんだを形成する、半導体装置の製造方法。
  6. 請求項1から請求項5までいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記保護膜として、弾性率が2[GPa]以上、線膨張係数が50×10−6[1/K]以下、かつ、熱分解温度500℃以上の絶縁材料を使用する、半導体装置の製造方法。
  7. 請求項6に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記保護膜として、ポリイミドまたはポリベンゾオキサゾールを主成分とする材料を使用する、半導体装置の製造方法。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記溝の上部において、前記保護膜の表面に凹部を形成させる、半導体装置の製造方法。
  9. 内部回路と電気的に接続されているパッドを主面に有する半導体素子と、
    前記半導体素子の、前記主面とは反対側の裏面と、前記主面および前記裏面と交差する側面の少なくとも一部とを覆う保護部材と、
    前記半導体素子の前記側面のうち前記保護部材に覆われていない部分と、前記主面とを覆う保護膜と、
    前記パッドと電気的に接続され、前記保護膜の表面よりも突出している端子部と、
    を備える、半導体装置。
  10. 請求項9に記載の半導体装置において、
    前記半導体素子と前記保護膜との間に、前記パッドと電気的に接続している配線層を有し、
    前記端子部は、前記配線層を介して前記パッドと電気的に接続している、半導体装置。
  11. 請求項9または請求項10に記載の半導体装置において、
    前記端子部が、融点が500℃以上の導体で形成されている、半導体装置。
  12. 請求項9から請求項11までのいずれか一項に記載の半導体装置において、
    前記端子部のうち前記保護膜の表面よりも突出している部分にはんだが形成されている、半導体装置。
  13. 請求項9から請求項12までのいずれか一項に記載の半導体装置において、
    前記保護膜の表面のうち前記端子部が突出している面の周縁部が面取りされている、半導体装置。
  14. 請求項9から請求項13までいずれか一項に記載の半導体装置において、
    前記保護膜は、弾性率が2[GPa]以上、線膨張係数が50×10−6[1/K]以下、かつ、熱分解温度500℃以上である、半導体装置。
  15. 請求項14に記載の半導体装置において、
    前記保護膜は、ポリイミドまたはポリベンゾオキサゾールを主成分とする材料で形成されている、半導体装置。
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