JP2021022512A - 照明監視システム及び照明監視方法 - Google Patents

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俊文 緒方
益巳 阿部
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益巳 阿部
啓嗣 騎馬
Keiji Kiba
啓嗣 騎馬
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Masaji Funakoshi
正司 舩越
考志 大村
Takashi Omura
考志 大村
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Abstract

【課題】不具合が生じる照明装置を予測することができる照明監視システム及び照明監視方法を提供する。【解決手段】照明監視システム1は、それぞれが光源11を有する複数の照明装置10と、複数の照明装置10のそれぞれに設けられ、それぞれの光源11の動作状態を検知するセンサ12と、センサ12によって検知されたそれぞれの光源11の動作状態を示す情報を含む動作状態情報を記憶する記憶部22と、複数の照明装置10を監視する監視部21とを備える。そして、監視部21は、記憶部22に記憶されたそれぞれの動作状態情報を用いて、複数の照明装置10のうちから特異な変化を示す照明装置10を特定する。【選択図】図5

Description

本開示は、照明監視システム及び照明監視方法に関する。
複数の照明器具が有するそれぞれの発光体から得られる電気的信号を相互に比較することで、複数の照明器具の断線、故障及び照度低下を検出する信号比較手段を有する機能低下検出装置が開示されている。
特開2006−142853号公報
特許文献1に係る機能低下検出装置では、複数の照明装置の断線、故障及び照度低下等の不具合を検出してから、ユーザは、不具合のある照明装置を取り換えることとなる。1つの照明装置を取り換えた後すぐに、別の照明装置に不具合が生じることがあり、この場合、不具合が生じた別の照明装置を再び取り換える必要がある。この機能低下検出装置を施設等に適用した場合、照明装置は、通常、施設の天井等に取付けられるため、照明装置の設置条件によって、照明装置を取り換えるための手間及び時間を費やすこととなるという課題がある。
そこで、本開示は、不具合が生じる照明装置を予測することができる照明監視システム及び照明監視方法を提供することを目的とする。
本開示の一態様に係る照明監視システムは、それぞれが光源を有する複数の照明装置と、前記複数の照明装置のそれぞれに設けられ、それぞれの前記光源の動作状態を検知するセンサと、前記センサによって検知されたそれぞれの前記光源の動作状態を示す情報を含む動作状態情報を記憶する記憶部と、前記複数の照明装置を監視する監視部とを備え、前記監視部は、前記記憶部に記憶されたそれぞれの前記動作状態情報を用いて、前記複数の照明装置のうちから特異な変化を示す照明装置を特定する。
また、本開示の一態様に係る照明監視方法は、複数の照明装置のそれぞれに設けられる光源の動作状態を検知することと、検知されたそれぞれの前記光源の動作状態を示す動作状態情報を記憶することと、前記複数の照明装置を監視することで、記憶されたそれぞれの前記動作状態情報を用いて、前記複数の照明装置のうちから特異な変化を示す照明装置を特定することとを含む。
本開示の照明監視システム等では、不具合が生じる照明装置を予測することができる。
図1は、実施の形態に係る照明監視システムを例示した模式図である。 図2は、実施の形態に係る照明監視システムを例示したブロック図である。 図3は、光源の順方向電圧(Vf)の波形に異常ある場合を例示する図と、光源の順方向電圧(Vf)が許容上限値を超えている場合を例示する図を示す。 図4は、日によって光源のジャンクション温度(Tj)が変化する場合を例示する図である。 図5は、実施の形態に係る照明監視システムの動作を例示したフローチャートである。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的又は具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本開示を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付し、重複する説明は省略又は簡略化される場合がある。
以下、本開示の実施の形態に係る照明監視システム及び照明監視方法について説明する。
(実施の形態)
[構成:照明監視システム1]
図1は、実施の形態に係る照明監視システム1を例示した模式図である。
図1に示すように、照明監視システム1は、複数の照明装置10と通信可能に接続されており、それぞれの照明装置10の動作状態、及び、それぞれの照明装置10の周辺環境の状態に基づいて、それぞれの照明装置10の不具合を予兆するシステムである。
また、照明監視システム1は、複数の照明装置10のうちの、一部の照明装置10の動作状態に基づいて、それぞれの照明装置10の不具合を予兆してもよい。例えば、複数の照明装置10が行列状に配列されている場合を想定する。この場合、通常、同一品種の照明装置10が纏められた状態で天井等に取付けられ、同一の点灯コマンドで点灯するため、複数の照明装置10は、同等の動作状態及び周辺環境にある。このため、1つの照明装置10に不具合があれば、周辺の照明装置10にも何らかの不具合となる予兆があると推定してもよい。
照明監視システム1は、複数の照明装置10と、監視制御装置20と、外部装置90とを有する。
<照明装置10>
複数の照明装置10は、施設等の天井等に設置され、周辺を照明することが可能な、ベースライト、シーリングライト、スポットライト、投光器等である。複数の照明装置10は、調光制御機能及び調色制御機能を有し、複数の点灯シーンで点灯することが可能である。つまり、照明装置10は、複数の点灯シーンで点灯することが可能であり、ユーザの要望に応じた点灯シーンで点灯する。複数の照明装置10は、照明装置10が出射する光について、明るさ及び光色(例えば、色温度又はカラー)を変更する。また、照明装置10ごとに、光の明るさ及び光色が異なってもよい。
図2は、実施の形態に係る照明監視システム1を例示したブロック図である。
図2に示すように、複数の照明装置10のそれぞれは、発光モジュールと、センサ12と、照明制御部13と、通信部14と、電源部15とを有する。
発光モジュールは、少なくとも1つの光源11を有するモジュールである。光源11は、点灯コマンドに基づく処理部からの指示にしたがって所定の点灯シーンで点灯又は消灯する。
複数の発光モジュールの各々は、光源11と、基板とを有する。
光源11は、照明装置10の外方に向けて光を出射するように、基板に実装される。
光源11は、それぞれ異なる複数の色の光を発することが可能である。例えば、光源11は、2色以上の光を出射する。具体的には、各光源11は、RGBの3色光源であり、赤色光、青色光及び緑色光の3色の単色光を出射するとともに、これらの3色の単色光を調光することで得られるカラー光又は白色光を出射する。
具体的には、各光源11は、LEDチップがパッケージ化された表面実装(SMD:Surface Mount Device)型のLED(Light Emitting Diode)素子であり、容器(パッケージ)と、容器内に実装された複数のLEDチップと、複数のLEDチップを封止する封止部材とを有する。本実施の形態では、複数のLEDチップとして、赤色光を発する赤色LEDチップと、青色光を発する青色LEDチップと、緑色光を発する緑色LEDチップとが実装される。封止部材は、シリコーン樹脂等の透光性の絶縁性樹脂材料である。なお、封止部材には、シリカ等の光拡散材及びフィラー等が分散されていてもよい。
基板は、光源11を実装するための実装面を有する実装基板である。なお、図示しないが、基板の実装面には金属配線及び給電用のコネクタ等が設けられる。
基板としては、例えば、アルミニウム又は銅等の金属材料からなる基材に絶縁被膜を施すことで得られるメタルベース基板、アルミナ等のセラミック材料の焼結体であるセラミックス基板、又は、樹脂材料をベースとする樹脂基板等が用いられる。本実施の形態では、基板として、金属配線が形成されたガラスエポキシ基板からなるプリント配線基板を用いる。なお、基板は、リジッド基板であるが、フレキシブル基板であってもよい。
センサ12は、複数の照明装置10のそれぞれに設けられ、それぞれの光源11の動作状態、及び、複数の照明装置10の周辺環境の状態を検知する。センサ12は、例えば、温度センサ、電流センサ、電圧センサ、湿度センサ、照度センサ、画像センサ等である。例えば、温度センサ、電流センサ、電圧センサ及び画像センサ等は、光源11の動作状態を検知したり、湿度センサ、照度センサ及び画像センサ等は、照明装置10の周辺環境の状態を検知したりする。また、照明装置10の周辺環境には、照明装置10の外部の周辺環境だけでなく、照明装置10の内部の環境も含んでいる。それぞれのセンサ12は、それぞれの光源11の動作状態を示す情報を含む動作状態情報、及び、複数の照明装置10の周辺環境の状態を示す環境情報を、通信部14を介して監視制御装置20に送信する。
ここで、動作状態情報は、光源11の電流値、光源11の電圧値、及び、光源11の温度の少なくとも1つを示す情報を含む。具体的には、動作状態情報は、光源11の順方向電流(If)、光源11の順方向電圧(Vf)、光源11のジャンクション温度(Tj)等の情報を含む。また、動作状態情報には、基板の温度(Tc)を含んでいてもよい。この場合、センサ12は、光源11の順方向電流(If)、光源11の順方向電圧(Vf)、光源11のジャンクション温度(Tj)、基板の温度(Tc)等を計測することで、動作状態情報を生成する。動作状態情報は、通信部14を介して監視制御装置20に送信される。
また、動作状態情報には、第1点灯シーンで光源11を点灯させるための第1点灯コマンドと、第1点灯シーンと異なる第2点灯シーンで光源11を点灯させるための第2点灯コマンドとが含まれる。第1点灯コマンド及び第2点灯コマンド等の点灯コマンドは、光源11を所定の点灯シーンで点灯させるための制御コマンド(プログラム)である。
また、環境情報は、照明装置10の周辺環境における、温度、湿度、明るさ、設置位置等を示す情報、照明装置10の周辺に設置されている空調装置の有無、窓及び扉の有無等を示す情報等である。
なお、センサ12は、全ての照明装置10に搭載されていなくてもよい。上述したように、監視制御装置20が、不具合の予兆のある照明装置10の周辺の照明装置10も不具合の予兆があると推定する場合、複数の照明装置10のうちの一部の照明装置10にセンサ12が搭載されていてもよい。
照明制御部13は、光源11の制御を行う制御回路である。照明制御部13は、例えば、プロセッサが記憶部22に保持されたプログラムである点灯コマンドを実行することで、各種制御を行う。プロセッサは、MPU(Micro processing Unit)、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、GPU(Graphical Processing Unit)、又は、SOC(System on a chip)等によって構成される。
照明制御部13は、図示しない端末装置から受信したユーザの操作設定に応じて又は自動的に、点灯コマンドを取得し、取得した点灯コマンドに応じて光源11が点灯又は消灯するように光源11を制御したり、調光及び調色するように光源11を制御したりする。つまり、照明制御部13は、点灯コマンドに応じて、光源11に供給する電力を制御する。例えば、照明制御部13は、光源11が出射する光について、点灯及び消灯を制御したり、明るさを変えたり、光色を変えたりするように制御する。
電源部15は、光源11と電気的に接続された電源回路であり、光源11を発光させるための駆動電力を生成する。例えば、照明装置10が商用の交流電源に接続されると、電源部15は、交流電力を直流電力に変換し、この直流電力によって光源11を発光させるための駆動電力として各光源11に供給する。電源部15は、例えば、プリント回路基板と、プリント回路基板に実装された複数の電子部品とを有する。電源部15には、調光回路、昇圧回路等が組み合わされている。
<監視制御装置20>
監視制御装置20は、複数の照明装置10のうちから動作状態が特異な変化を示す照明装置10を特定することで、ユーザに対して、不具合の予兆のある照明装置10の情報を通知する装置である。監視制御装置20は、それぞれの照明装置10から、動作状態情報及び環境情報を規定期間ごとに取得することで、特異な変化を示す照明装置10が、それぞれの照明装置10に不具合の予兆があるかどうかの判定を規定期間ごとに行う。また、監視制御装置20は、それぞれの照明装置10を一括して不具合の予兆があるかどうかを判定する。監視制御装置20は、照明装置10に不具合の予兆があれば、特定照明装置情報を通知する。ここで、特異な変化とは、照明装置10が通常の動作状態と異なる動作状態で動作していることを意味する。
ここで、不具合の予兆のある照明装置10の情報を、以下、特定照明装置情報と呼ぶ。特定照明装置情報は、特定された特異な変化を示す照明装置10であって、不具合の予兆のある照明装置10を示す情報である。
監視制御装置20は、監視部21と、記憶部22と、通信部23と、表示部24とを有する。
監視部21は、照明装置10から、通信部23を介して取得した動作状態情報及び環境情報を用いて、複数の照明装置10を監視することで、特異な変化を示す照明装置10を特定することで、不具合の予兆のある照明装置10を抽出する。不具合の予兆とは、照明装置10が点灯不良、調光不良、及び、調色不良等の特異な変化を示す場合であり、異常の予兆がある場合である。また、当然のことながら、監視部21は、実際に異常がある、つまり不具合のある照明装置10も特定する。
監視部21は、動作状態情報が示す光源11の動作状態が規定状態の範囲内でない場合、当該光源11を有する照明装置10を、特異な変化を示す照明装置10として特定する。具体的には、監視部21は、動作状態情報が示す、光源11の順方向電流(If)、光源11の順方向電圧(Vf)、光源11のジャンクション温度(Tj)、基板の温度(Tc)等から、照明装置10に特異な変化を示すかどうかを個別に判定する。規定状態とは、光源11の順方向電流(If)、光源11の順方向電圧(Vf)、光源11のジャンクション温度(Tj)、基板の温度(Tc)等に異常な特性が無い状態である。規定状態は、照明装置10の点灯シーンに応じて複数設定されており、例えば、第1点灯コマンドに示される第1規定状態、第2点灯コマンドに示される第2規定状態が設定されている。より、具体的には、規定状態とは、点灯コマンドによって光源11が点灯する際に、光源11の順方向電流(If)、光源11の順方向電圧(Vf)、光源11のジャンクション温度(Tj)、基板の温度(Tc)等が所定範囲内の状態にあることである。
例えば、監視部21は、動作状態情報に基づいて、光源11の順方向電流(If)又は光源11の順方向電圧(Vf)について、規定の波形(規定状態)であるかどうかを監視したり、許容上限値又は許容下限値(規定状態)を超えているかどうかを監視したりする。また、監視部21は、動作状態情報に基づいて、光源11のジャンクション温度(Tj)又は基板の温度(Tc)について、異常な温度変化があるかどうかを監視したり、温度上限値を超えているかどうかを監視したりする。
図3は、光源11の順方向電圧(Vf)の波形に異常ある場合を例示する図と、光源11の順方向電圧(Vf)が許容上限値を超えている場合を例示する図を示す。図2及び図3のaに示すように、光源11の順方向電圧(Vf)の波形に異常があれば、電源部15が故障している可能性がある。また、図2及び図3のbに示すように、光源11の順方向電圧(Vf)が許容上限値を超えている場合、発光モジュールの内部配線が断線しかかっていたり、光源11の順方向電圧(Vf)が許容下限値を超えている(所定範囲から外れている)場合、光源11から電流がリークしたりする可能性がある。光源11のジャンクション温度(Tj)変化が異常又は基板の温度(Tc)の温度変化が異常であれば、光源11の放熱性が不安定である可能性がある。また、光源11のジャンクション温度(Tj)又は基板の温度(Tc)が温度上限値を超えている場合、電源部15の故障による光源11の順方向電流(If)の増大による温度上昇の可能性があったり、放熱不良による可能性があったりする。
上述のように、個別に照明装置10の動作状態を比較することで、特異な変化を示す照明装置10を特定することは可能であるが、照明装置10は、周辺環境によって光源11の動作状態が変化することがある。
具体的には、窓際に配置されている照明装置10は、太陽の光によって温度が上昇し易い環境に曝されていたり、空調装置の近くに配置されている照明装置10は、温度が下がり易い又は温度が上がり易い環境に曝されていたりする。このため、監視部21は、個別に照明装置10の動作状態が規定状態の範囲内であるかどうかによって特異な変化を示す照明装置10を特定しても、実際には照明装置10に不具合の予兆では無いことがある。それぞれの動作状態情報及び環境情報を比較することで、複数の照明装置10のうちから特異な変化を示す照明装置10を特定する。つまり、監視部21は、複数の照明装置10を比較することで、特定された照明装置10から、不具合の予兆のある照明装置10の特定照明装置情報を出力する。
図4は、日によって光源11のジャンクション温度(Tj)が変化する場合を例示する図である。図4は、動作状態情報に示される、或る照明装置10の挙動として、光源11のジャンクション温度(Tj)を見ている。例えば、図2及び図4に示すように、「2日前」の光源11のジャンクション温度(Tj)に対して、「1日前」の光源11のジャンクション温度(Tj)の方が上昇しているが、「今日」の光源11のジャンクション温度(Tj)が最も低下している。この照明装置10だけを見れば、特異な変化を示しているように見える。しかし、周辺の照明装置10の全てが同様の挙動をしている場合、この変化は、不具合の予兆ではなく照明装置10の周辺の環境による可能性がある。そこで、監視部21は、環境情報に示される室温、空調装置の稼働履歴等に基づいて、監視部21は、照明装置10の不具合の予兆を判定する。例えば、「今日」の室温が「1日前」及び「2日前」よりも低ければ、監視部21は、照明装置10の不具合の予兆ではないと判定する。
また、図2に示すように、監視部21は、複数の照明装置10のそれぞれの位置を把握している。つまり、監視部21は、施設内に配置されているそれぞれの照明装置10の配置位置を示す情報を記憶部22から読み出すことで、不具合の予兆のある照明装置10と、少なくともその周辺の照明装置10とを抽出することができる。
監視部21は、不具合の予兆のある照明装置10と、少なくともその周辺の照明装置10とを比較する。つまり、監視部21は、不具合の予兆がある照明装置10の特異な変化と同様の変化が周辺の照明装置10に表れているかどうかを比較する。例えば、周辺の照明装置10に同様の特異な変化がある場合、監視部21は、これら照明装置10におけるそれぞれの環境情報を考慮する。これら照明装置10において、近くに空調装置が存在していたり、窓際に配置されていたりする場合、同様の時間帯で同様の動作状態であれば、監視部21は、空調装置又は窓等の影響によるものと推定する。また、同様の不具合の予兆が無い(周辺の照明装置10に表れていない場合)場合、監視部21は、特異な変化を示す照明装置10と判定し、判定した特異な変化を示す照明装置10を特定する。
このように、監視部21は、例えば、それぞれの動作状態情報に示される光源11の順方向電流(If)等の情報を比較したり、それぞれの環境情報に示される照明装置10の周辺の温度等を示す情報を比較したりすることで、特異な変化を示す照明装置10を特定する。
また、監視部21は、点灯シーンが変更されると、変更前に判定の基準となる規定状態をリセットする。これは、照明装置10の点灯シーンを変更する場合、光源11が発する点灯態様が変化するため、光源11の動作状態が変更される。変更後の点灯シーンによっては、点灯シーンを変更する前の光源11の動作状態から大きく変化する場合があるため、点灯シーンの変更によって、監視部21が特異な変化がある照明装置10と判定しないように、変更前に判定の基準となる規定状態をリセットする。
具体的には、複数の照明装置10の点灯シーンが第2点灯シーンから第1点灯シーンに切り替わった場合、監視部21は、第1点灯コマンドに基づいて、複数の照明装置10のうちから特異な変化を示す照明装置10を特定する。つまり、監視部21は、第1点灯コマンドに示される第1規定状態と、第1点灯コマンドに基づいて実際に動作した光源11の動作状態とを比較することで、複数の照明装置10のうちから特異な変化を示す照明装置10を特定する。また、複数の照明装置10の点灯シーンが第1点灯シーンから第2点灯シーンに切り替わった場合、監視部21は、第2点灯コマンドに基づいて、複数の照明装置10のうちから特異な変化を示す照明装置10を特定する。つまり、監視部21は、第2点灯コマンドに応じた第2規定状態と、第2点灯コマンドに基づいて実際に動作した光源11の動作状態とを比較することで、複数の照明装置10のうちから特異な変化を示す照明装置10を特定する。
記憶部22は、センサ12によって検知されたそれぞれの動作状態情報及び環境情報を記憶する記憶媒体である。記憶部22には、過去のそれぞれの照明装置10の動作状態情報及び環境情報が記憶されている。記憶部22は、半導体メモリなどによって実現される。
通信部23は、複数の照明装置10と無線又は有線通信可能な通信モジュールである。本実施の形態の通信部23は、Bluetooth(登録商標)通信方式を用いて複数の照明装置10と無線通信する。通信部23は、複数の照明装置10から動作状態情報及び環境情報を受信する。また、通信部23は、監視部21が不具合の予兆のある1以上の照明装置10を示す特定照明装置情報を、外部装置90に送信する。
表示部24は、不具合の予兆のある1以上の照明装置10を示す特定照明装置情報を表示したり、正常な照明装置10を示す情報を表示したりするモニタ等の表示装置である。表示部24は、例えば、液晶パネル、又は、有機ELパネル等である。
<外部装置90>
外部装置90は、監視制御装置20と無線又は有線通信可能なサーバ等の外部記憶装置である。外部装置90は、監視制御装置20から受信した特定照明装置情報を記憶したり、監視制御装置20又は他の端末装置等からの要求に応じて、特定照明装置情報を送信したりする。また、外部装置90は、表示装置が接続される場合、特定照明装置情報を表示装置に出力することで、表示装置に特定照明装置情報を表示させてもよい。
[動作]
次に、本実施の形態における照明監視システム1及び照明監視方法を用いた動作(処理)について説明する。
図5は、実施の形態に係る照明監視システム1の動作を例示したフローチャートである。
図5に示すように、それぞれのセンサ12は、それぞれの光源11の動作状態を検知する(S11)。それぞれのセンサ12は、検知したそれぞれの光源11の動作状態を示す情報を含む動作状態情報を生成する。それぞれの照明装置10は、通信部14を介して動作状態情報を監視制御装置20に送信する。
また、センサ12は、複数の照明装置10の周辺環境の状態を検知する(S12)。センサ12は、検知したそれぞれの照明装置10の環境状態を示す環境情報を生成する。それぞれの照明装置10は、通信部14を介して環境情報を監視制御装置20に送信する。なお、ステップS11とステップS12の処理の順番は逆であってもよい。
監視部21は、通信部23を介して、それぞれの照明装置10から動作状態情報、及び、環境情報を取得すると、動作状態情報及び環境情報を用いて、複数の照明装置10において特異な変化を示す照明装置10を特定する。具体的には、監視部21は、動作状態情報に示される光源11の動作状態が規定状態の範囲内であるかどうかを判定する(S13)。例えば、監視部21は、光源11の順方向電流(If)等が規定状態と異なり、異常な波形である場合、光源11の動作状態が規定状態の範囲外であると判定する(S13でNO)。光源11の動作状態が規定状態の範囲外である場合(S13でNO)、監視部21は、特異な変化を示す照明装置10を特定する。
光源11の動作状態が規定状態の範囲内である場合(S13でYES)、照明装置10に不具合の予兆が見られないと推定できる。このため、特定された照明装置10は、正常であると言える。監視部21は、特定された照明装置10が正常であることを示す情報を、表示部24に出力する。そして、表示部24は、照明装置10が正常であることを示す情報を表示する(S16)。
次に、監視部21は、それぞれの動作状態情報及び環境情報に基づいて、特定された照明装置10が周辺の照明装置10の動作状態と同様であるかどうかを判定する(S14)。これは、ステップS13でNOと判定されて特定された照明装置10であっても、例えば、特定された照明装置10の近くに空調装置等が配置されていること等の原因によって、動作状態が規定状態の範囲外となってしまう可能性がある。このため、監視部21は、特定された照明装置10の動作状態及び環境状態と、その周辺の照明装置10の動作状態及び環境状態と比較し、特定された照明装置10が不具合の予兆のある照明装置10であるかどうかを判定する。つまり、監視部21は、それぞれの動作状態情報及び環境情報に基づいて、特定された照明装置10が不具合の予兆のある照明装置10であるかどうかを判定する。ここで、同様とは、特定された照明装置10の動作状態と周辺の照明装置10の動作状態とが数十%程度の誤差の範囲、より具体的には、10%程度、20%程度又は30%程度の誤差の範囲内であることを意味する。
特定された照明装置10の動作状態が、その周辺の照明装置10の動作状態と同様であれば、照明装置10の不具合の予兆では無く、空調装置等による周辺環境の影響による可能性がある。そこで、監視部21は、特定された照明装置10の環境情報と、その周辺の照明装置10の環境情報とを加味し、例えば、特定された照明装置10及びその周辺の照明装置10の温度が、他の照明装置10に比べて低ければ又は高ければ、空調装置等の周辺環境の状態に起因した変化であると推定できる。このため、特定された照明装置10の動作状態が、その周辺の照明装置10の動作状態と同様であれば、特定された照明装置10に不具合の予兆が見られないと推定できる。つまり、監視部21は、それぞれの動作状態情報及び環境情報に基づいて、特定された照明装置10が周辺の照明装置10の動作状態と同様であると判定する(S14でNO)。このため、特定された照明装置10は、正常であると言える。監視部21は、特定された照明装置10が正常であることを示す情報を、表示部24に出力する。そして、表示部24は、照明装置10が正常であることを示す情報を表示する(S16)。そして監視制御装置20は、処理を終了する。
また、特定された照明装置10の動作状態が、その周辺の照明装置10の動作状態と異なれば、特定された照明装置10に不具合の予兆があると推定できる。つまり、監視部21は、それぞれの動作状態情報及び環境情報に基づいて、特定された照明装置10が周辺の照明装置10の動作状態と異なると判定する(S14でYES)。このため、特定された照明装置10は、不具合の予兆がある照明装置10と言える。監視部21は、特定された照明装置10が不具合の予兆のある照明装置10を示す情報を、表示部24に出力する。そして、表示部24は、特定された照明装置10が不具合の予兆のある照明装置10を示す情報を表示する(S15)。そして監視制御装置20は、処理を終了する。
なお、照明監視システム1では、特異な変化を示す照明装置10を不具合の予兆のある照明装置10と推定してもよい。この場合、ステップS12、及び、S14を行わなくてもよい。
[作用効果]
次に、本実施の形態おける照明監視システム1及び照明監視方法の作用効果について説明する。
上述したように、本実施の形態に係る照明監視システム1は、それぞれが光源11を有する複数の照明装置10と、複数の照明装置10のそれぞれに設けられ、それぞれの光源11の動作状態を検知するセンサ12と、センサ12によって検知されたそれぞれの光源11の動作状態を示す情報を含む動作状態情報を記憶する記憶部22と、複数の照明装置10を監視する監視部21とを備える。そして、監視部21は、記憶部22に記憶されたそれぞれの動作状態情報を用いて、複数の照明装置10のうちから特異な変化を示す照明装置10を特定する。
これによれば、監視部21は、それぞれの照明装置10から光源11の動作状態を示す情報を含む動作状態情報を取得するため、動作状態情報に基づいて、特異な変化を示す照明装置10を特定することができる。
したがって、この照明監視システム1では、不具合が生じる照明装置10を予測することができる。特に、不具合が生じる照明装置10を予測することで、照明装置10を交換するメンテナンス計画を効率的に立てることができる。
また、この照明監視システム1では、照明装置10をリユースする場合においても、不具合の予兆のある部品だけを交換することもできるため、部品交換を最適化することができる。
上述したように、本実施の形態に係る照明監視方法は、複数の照明装置10のそれぞれに設けられる光源11の動作状態を検知することと、検知されたそれぞれの光源11の動作状態を含む動作状態情報を記憶することと、複数の照明装置10を監視することで、記憶されたそれぞれの動作状態情報を用いて、複数の照明装置10のうちから特異な変化を示す照明装置10を特定することとを含む。
この方法においても上述と同様の作用効果を奏する。
また、本実施の形態に係る照明監視システム1において、監視部21は、それぞれの動作状態情報を比較することで、複数の照明装置10のうちから特異な変化を示す照明装置10を特定する。
これによれば、監視部21は、光源11の動作状態と他の光源11の動作状態とを比較することで、より精度よく特異な変化を示す照明装置10を特定することができる。
また、本実施の形態に係る照明監視システム1において、動作状態情報は、光源11の電流値、光源11の電圧値、及び、光源11の温度の少なくとも1つを示す情報を含む。そして、監視部21は、動作状態情報が示す光源11の動作状態が規定状態の範囲外である場合、当該光源11を有する照明装置10を、特異な変化を示す照明装置10として特定する。
これによれば、例えば、監視部21は、取得した現在の光源11の動作状態と、過去の動作状態とを比較することで、特異な変化を示す照明装置10を特定することができる。このため、より精度よく特異な変化を示す照明装置10を特定することができる。
また、本実施の形態に係る照明監視システム1において、動作状態情報は、第1点灯シーンで光源11を点灯させるための第1点灯コマンドと、第1点灯シーンと異なる第2点灯シーンで光源11を点灯させるための第2点灯コマンドとを含む。また、光源11の点灯シーンが第1点灯シーンから第2点灯シーンに切り替わった場合、監視部21は、第2点灯コマンドに示される第2規定状態に基づいて、複数の照明装置10のうちから特異な変化を示す照明装置10を特定する。そして、光源11の点灯シーンが第2点灯シーンから第1点灯シーンに切り替わった場合、監視部21は、第1点灯コマンドに示される第1規定状態に基づいて、複数の照明装置10のうちから特異な変化を示す照明装置10を特定する。
例えば、監視部21は、切り替え後の第1点灯シーンに応じた第1規定状態と第1点灯シーンに応じたそれぞれの照明装置10の動作状態とを比較して、特異な変化を示す照明装置10を特定する。また、切り替え後の第2点灯シーンに応じた第2規定状態と第2点灯シーンに応じたそれぞれの照明装置10の動作状態とを比較して、特異な変化を示す照明装置10を特定する。このように、点灯コマンドが切り替わった場合、切り替え前の規定状態をリセットして、切り替え後の規定状態を適用する。このため、監視部21は、点灯シーン(点灯コマンド)に応じて特異な変化を示す照明装置10を特定することができるため、より精度よく特異な変化を示す照明装置10を特定することができる。
また、本実施の形態に係る照明監視システム1において、センサ12は、複数の照明装置10の周辺環境の状態を検知する。記憶部22は、複数の照明装置10の周辺環境の状態を示す環境情報を記憶する。監視部21は、記憶部22に記憶されたそれぞれの環境情報を用いて、複数の照明装置10を監視する。そして、監視部21は、それぞれの環境情報に基づいて、複数の照明装置10のうちから特異な変化を示す照明装置10を特定する。
このように、照明装置10は周辺環境の影響を受けるため、監視部21は、照明装置10の周辺環境を考慮して、特異な変化を示す照明装置10を特定することができる。このため、より精度よく特異な変化を示す照明装置10を特定することができる。
また、本実施の形態に係る照明監視システム1において、監視部21は、それぞれの環境情報を比較することで、複数の照明装置10のうちから特異な変化を示す照明装置10を特定する。
これによれば、監視部21は、照明装置10の環境状態と他の照明装置10の環境状態とを比較することで、より精度よく特異な変化を示す照明装置10を特定することができる。
特に、監視部21は、照明装置10の動作状態及び環境状態とその周辺の照明装置10の動作状態及び環境状態とを比較することで、照明装置10及びその周辺を含む照明装置10が同様の動作状態及び環境状態であれば、照明装置10の周辺環境の影響に起因していると推定できる。このため、より精度よく特異な変化を示す照明装置10を特定することができる。
また、本実施の形態に係る照明監視システム1は、特定された特異な変化を示す1以上の照明装置10の情報を外部に通知する通知部を備える。
これによれば、特定された特異な変化を示す照明装置10をユーザに知らせることができるため、ユーザは、不具合の予兆のある照明装置10を纏めて取り換えることができる。このため、ユーザの人的資源を効率化することができる。
また、本実施の形態に係る照明監視システム1において、通信部23は、Bluetooth(登録商標)通信方式を用いて複数の照明装置10と無線通信する。
これによれば、動作状態情報等を監視制御装置20に送信しても、照明装置10及び監視制御装置20の消費電量が増大化し難い。
(その他変形例等)
以上、本開示について、実施の形態に基づいて説明したが、本開示は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態に係る照明監視システム及び照明監視方法において、照明装置の不具合の予兆を報知する手段の一例として、表示部に不具合の予兆がある照明装置を示す情報を表示するが、音響装置等を用いて音声により照明装置の不具合の予兆を通知してもよい。また、表示部だけでなく他の表示装置に不具合の予兆がある照明装置を示す情報を送信(通知)してもよい。
また、上記実施の形態に係る照明監視システム及び照明監視方法において、複数の照明装置が組み合わされて、恰も1台の照明装置を構成する場合がある。この場合、この複数の照明装置のうちの少なくとも1台の照明装置の動作状態情報に特異な変化が示されているかどうかを見るだけでもよい。この場合、少なくとも1台の照明装置に特異な変化がある場合、監視制御装置は、組み合わされた複数の照明装置の全てに不具合の予兆があると推定してもよい。
また、上記実施の形態に係る照明監視システム及び照明監視方法において、1台の照明装置において、複数の発光モジュールが用いられている場合、複数の発光モジュールのうちの少なくとも1台の発光モジュールの動作状態情報に特異な変化が示されているかどうかを見るだけでもよい。この場合、少なくとも1台の発光モジュールに特異な変化がある場合、監視制御装置は、全ての発光モジュールつまり照明装置に不具合の予兆があると推定してもよい。
また、上記実施の形態に係る照明監視システム及び照明監視方法において、施設によっては、同様の間取りの部屋を複数有する場合がある。この場合、或る室内に設置されている照明装置に不具合の予兆がある場合、監視制御装置は、同じ間取りであれば、同様に不具合の予兆があると推定してもよい。つまり、記憶部は、施設内の部屋の間取りを示す情報を記憶していてもよい。また、監視制御装置は、同一施設内において、他の部屋に設置されているそれぞれの照明装置の動作状態情報、環境情報等を取得することで、それぞれの照明装置の不具合の予兆を推定してもよい。
また、上記実施の形態に係る照明監視システム及び照明監視方法において、動作状態情報に示される照明装置の光源の温度が上昇し過ぎている場合、監視制御装置は、この照明装置に空調装置から送出する冷気を向けるように、空調装置の風向き、温度等を制御してもよい。これにより、光源の温度上昇が抑制される。
また、上記実施の形態に係る照明監視システム及び照明監視方法において、動作状態情報に示される照明装置の光源の温度が上昇し過ぎている場合、監視制御装置は、窓に設置されているブラインド装置を開放して窓から光を取り入れるように、ブラインド装置を制御してもよい。そして、監視制御装置は、光源に投入する電力を減少させるように、照明装置を制御してもよい。これにより、光源の温度上昇が抑制される。
また、上記実施の形態に係る照明監視システム及び照明監視方法において、監視制御装置は、動作状態情報に基づいて、照明装置の光源の寿命時間を推定してもよい。例えば、光源がLED素子である場合、LED素子は温度に依存する。このため、動作状態情報に含まれる光源の温度等を示す情報に基づいて、光源の寿命時間と、光源の使用時間の累積とから光源の残りの寿命時間を推定してもよい。
また、上記実施の形態に係る照明監視システム及び照明監視方法において、通信部の通信方式は、Wi−Fi(登録商標)、ZigBee(登録商標)等を用いてもよい。
また、上記実施の形態に係る照明監視システム及び照明監視方法において、光源は、COB(Chip On Board)型のモジュールであってもよい。光源は、封止部材によって封止された1つ又は複数のLEDチップ(ベアチップ)が基板上に直接実装(1次実装)された構成であってもよい。光源は、LEDチップである発光素子と、発光素子を覆い、発光素子が発した光を変換する波長変換部とを有していてもよい。例えば、光源は、青色LEDと、それら青色LEDを封止して黄色蛍光体等である波長変換部を含む封止部材とを備えていてもよい。なお、光源は、SMD型のモジュールであってもよい。
また、上記各実施の形態に係る照明監視方法において、コンピュータを用いたプログラムによって実現してもよい。このようなプログラムは、記憶部に格納される。
また、上記各実施の形態に係る照明監視システムにおいて、各構成のそれぞれが別々の装置であってもよい。
また、上記各実施の形態に係る照明監視システム及び照明監視方法を実現するプログラムは、典型的に集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部又は全てを含むように1チップ化されてもよい。
また、集積回路化はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後にプログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)、又はLSI内部の回路セルの接続及び設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。
なお、上記各実施の形態において、各構成要素は、専用のハードウェアで構成されるか、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPU又はプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスク又は半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
また、上記で用いた数字は、全て本開示を具体的に説明するために例示するものであり、本開示の実施の形態は例示された数字に制限されない。
また、ブロック図における機能ブロックの分割は一例であり、複数の機能ブロックを一つの機能ブロックとして実現したり、一つの機能ブロックを複数に分割したり、一部の機能を他の機能ブロックに移してもよい。また、類似する機能を有する複数の機能ブロックの機能を単一のハードウェア又はソフトウェアが並列又は時分割に処理してもよい。
また、フローチャートにおける各ステップが実行される順序は、本開示を具体的に説明するために例示するためであり、上記以外の順序であってもよい。また、上記ステップの一部が、他のステップと同時(並列)に実行されてもよい。
その他、実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本開示に含まれる。
1 照明監視システム
10 照明装置
11 光源
12 センサ
21 監視部
22 記憶部
23 通信部
90 外部装置

Claims (9)

  1. それぞれが光源を有する複数の照明装置と、
    前記複数の照明装置のそれぞれに設けられ、それぞれの前記光源の動作状態を検知するセンサと、
    前記センサによって検知されたそれぞれの前記光源の動作状態を示す情報を含む動作状態情報を記憶する記憶部と、
    前記複数の照明装置を監視する監視部とを備え、
    前記監視部は、前記記憶部に記憶されたそれぞれの前記動作状態情報を用いて、前記複数の照明装置のうちから特異な変化を示す照明装置を特定する
    照明監視システム。
  2. 前記監視部は、それぞれの前記動作状態情報を比較することで、前記複数の照明装置のうちから特異な変化を示す照明装置を特定する
    請求項1に記載の照明監視システム。
  3. 前記動作状態情報は、前記光源の電流値、前記光源の電圧値、及び、前記光源の温度の少なくとも1つを示す情報を含み、
    前記監視部は、前記動作状態情報が示す前記光源の動作状態が規定状態の範囲外である場合、当該光源を有する照明装置を、特異な変化を示す照明装置として特定する
    請求項1又は2に記載の照明監視システム。
  4. 前記動作状態情報は、第1点灯シーンで前記光源を点灯させるための第1点灯コマンドと、前記第1点灯シーンと異なる第2点灯シーンで前記光源を点灯させるための第2点灯コマンドとを含み、
    前記光源の点灯シーンが前記第1点灯シーンから前記第2点灯シーンに切り替わった場合、前記監視部は、前記第2点灯コマンドに示される第2規定状態に基づいて、前記複数の照明装置のうちから特異な変化を示す照明装置を特定し、
    前記光源の点灯シーンが前記第2点灯シーンから前記第1点灯シーンに切り替わった場合、前記監視部は、前記第1点灯コマンドに示される第1規定状態に基づいて、前記複数の照明装置のうちから特異な変化を示す照明装置を特定する
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の照明監視システム。
  5. 前記センサは、前記複数の照明装置の周辺環境の状態を検知し、
    前記記憶部は、前記複数の照明装置の周辺環境の状態を示す環境情報を記憶し、
    前記監視部は、
    前記記憶部に記憶されたそれぞれの前記環境情報を用いて、前記複数の照明装置を監視し、
    それぞれの前記環境情報に基づいて、前記複数の照明装置のうちから特異な変化を示す照明装置を特定する
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の照明監視システム。
  6. 前記監視部は、それぞれの前記環境情報を比較することで、前記複数の照明装置のうちから特異な変化を示す照明装置を特定する
    請求項5に記載の照明監視システム。
  7. 特定された特異な変化を示す1以上の照明装置の情報を外部装置に通知する通信部を備える
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の照明監視システム。
  8. 前記通信部は、Bluetooth(登録商標)通信方式を用いて前記複数の照明装置と無線通信する
    請求項7に記載の照明監視システム。
  9. 複数の照明装置のそれぞれに設けられる光源の動作状態を検知することと、
    検知されたそれぞれの前記光源の動作状態を示す動作状態情報を記憶することと、
    前記複数の照明装置を監視することで、記憶されたそれぞれの前記動作状態情報を用いて、前記複数の照明装置のうちから特異な変化を示す照明装置を特定することとを含む
    照明監視方法。
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