JP2021022267A - オンラインショッピングの表示制御システム、オンラインショッピングの表示制御方法、及びオンラインショッピングのプログラム - Google Patents

オンラインショッピングの表示制御システム、オンラインショッピングの表示制御方法、及びオンラインショッピングのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの利便性を高める。【解決手段】表示制御システム(S)の受付手段(101)は、ユーザによる商品の選択を受け付ける。取得手段(102)は、複数の配送業者の各々により定められた、商品の配送に要する送料と配送時間の少なくとも一方に関する配送情報を取得する。表示制御手段(104)は、複数の配送業者の各々の配送情報に基づいて、商品の注文が確定する前の画面に、複数の配送業者の中で相対的に安い送料と相対的に早い配送可能日の少なくとも一方を表示させる。【選択図】図5

Description

本発明は、表示制御システム、表示制御方法、及びプログラムに関する。
従来、ユーザが注文した商品を配送する際の利便性を高める技術が検討されている。例えば、特許文献1には、オンラインショッピングモール上の店舗が複数の配送業者の何れかを選択し、店舗により選択された配送業者が、ユーザにより指定された配送日時に商品を配送するシステムが記載されている。
特開2019−32827号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、複数の配送業者のうち店舗により選択された配送業者が商品の配送を行うので、より安い送料又はより早い配送が可能な他の配送業者が存在したとしても、ユーザは当該他の配送業者を利用することができず、ユーザの利便性を十分に高めることはできなかった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、ユーザの利便性を高めることが可能な表示制御システム、表示制御方法、及びプログラムを提供することである。
上記課題を解決するために、本発明に係る表示制御システムは、ユーザによる商品の選択を受け付ける受付手段と、複数の配送業者の各々により定められた、前記商品の配送に要する送料と配送時間の少なくとも一方に関する配送情報を取得する取得手段と、前記複数の配送業者の各々の前記配送情報に基づいて、前記商品の注文が確定する前の画面に、前記複数の配送業者の中で相対的に安い送料と相対的に早い配送可能日の少なくとも一方を表示させる表示制御手段と、を含むことを特徴とする。
本発明に係る表示制御方法は、ユーザによる商品の選択を受け付ける受付ステップと、複数の配送業者の各々により定められた、前記商品の配送に要する送料と配送時間の少なくとも一方に関する配送情報を取得する取得ステップと、前記複数の配送業者の各々の前記配送情報に基づいて、前記商品の注文が確定する前の画面に、前記複数の配送業者の中で相対的に安い送料と相対的に早い配送可能日の少なくとも一方を表示させる表示制御ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、ユーザによる商品の選択を受け付ける受付手段、複数の配送業者の各々により定められた、前記商品の配送に要する送料と配送時間の少なくとも一方に関する配送情報を取得する取得手段、前記複数の配送業者の各々の前記配送情報に基づいて、前記商品の注文が確定する前の画面に、前記複数の配送業者の中で相対的に安い送料と相対的に早い配送可能日の少なくとも一方を表示させる表示制御手段、としてコンピュータを機能させる。
本発明の一態様によれば、前記表示制御手段は、前記複数の配送業者の各々の前記配送情報に基づいて、前記複数の配送業者の中から、前記商品の送料が最安の配送業者を特定し、特定した当該配送業者の送料を表示させる、ことを特徴とする。
本発明の一態様によれば、前記表示制御手段は、前記複数の配送業者の各々の前記配送情報に基づいて、前記複数の配送業者の中から、前記商品の配送時間が最短の配送業者を特定し、特定した当該配送業者の配送時間に基づく配送可能日を表示させる、ことを特徴とする。
本発明の一態様によれば、前記表示制御手段は、前記複数の配送業者の各々の前記配送情報に基づいて、前記複数の配送業者の中から、前記商品の送料が相対的に安い配送業者を特定し、前記商品の送料が相対的に安い配送業者が複数存在する場合には、当該複数の配送業者の中から、前記商品の配送時間が相対的に短い配送業者を特定し、特定した当該配送業者の送料と、特定した当該配送業者の配送時間に基づく配送可能日と、を表示させる、ことを特徴とする。
本発明の一態様によれば、前記表示制御システムは、前記商品を販売する店舗により定められた、前記商品の発送に要する時間に関する発送情報を取得する手段を更に含み、前記表示制御手段は、前記複数の配送業者の各々の前記配送情報と、前記発送情報と、に基づいて、前記複数の配送業者の中で相対的に早い配送可能日を表示させる、ことを特徴とする。
本発明の一態様によれば、前記表示制御手段は、前記複数の配送業者の中で相対的に安い送料の配送と、前記複数の配送業者の中で相対的に早い配送可能日の配送と、の各々を選択可能に表示させる、ことを特徴とする。
本発明の一態様によれば、前記複数の配送業者の各々は、発送元と配送先の組み合わせごとに、送料と配送時間の少なくとも一方を定めており、前記取得手段は、前記商品の発送元と配送先の組み合わせに基づいて、前記複数の配送業者の各々の前記配送情報を取得する、ことを特徴とする。
本発明の一態様によれば、前記複数の配送業者の各々は、荷物のタイプごとに、送料と配送時間の少なくとも一方を定めており、前記取得手段は、前記商品のタイプに基づいて、前記複数の配送業者の各々の前記配送情報を取得する、ことを特徴とする。
本発明の一態様によれば、前記表示制御手段は、前記複数の配送業者の中で相対的に安い送料を表示させ、前記ユーザが配送希望日を入力する場合に、相対的に安い送料の配送業者の前記配送時間に基づいて、配送希望日の候補を選択可能に表示させる、ことを特徴とする。
本発明によれば、ユーザの利便性を高めることができる。
表示制御システムの全体構成の一例を示す図である。 商品画面の一例を示す図である。 買い物かご画面の一例を示す図である。 注文画面の一例を示す図である。 表示制御システムで実現される機能の一例を示す機能ブロック図である。 ユーザデータベースのデータ格納例を示す図である。 店舗データベースのデータ格納例を示す図である。 商品データベースのデータ格納例を示す図である。 配送業者データベースのデータ格納例を示す図である。 表示制御システムにおいて実行される処理の一例を示すフロー図である。 表示制御システムにおいて実行される処理の一例を示すフロー図である。
[1.表示制御システムの全体構成]
以下、本発明に係る表示制御システムの実施形態の例を説明する。図1は、表示制御システムの全体構成の一例を示す図である。図1に示すように、表示制御システムSは、サーバ10及びユーザ端末20を含み、これらは、インターネットなどのネットワークNに接続可能である。なお、図1では、サーバ10及びユーザ端末20の各々を1台ずつ示しているが、これらは複数台あってもよい。
サーバ10は、サーバコンピュータである。サーバ10は、制御部11、記憶部12、及び通信部13を含む。制御部11は、少なくとも1つのプロセッサを含む。制御部11は、記憶部12に記憶されたプログラムやデータに従って処理を実行する。記憶部12は、主記憶部及び補助記憶部を含む。例えば、主記憶部はRAMなどの揮発性メモリであり、補助記憶部は、ROM、EEPROM、フラッシュメモリ、又はハードディスクなどの不揮発性メモリである。通信部13は、有線通信又は無線通信用の通信インタフェースであり、ネットワークNを介してデータ通信を行う。
ユーザ端末20は、ユーザが操作するコンピュータである。例えば、ユーザ端末20は、携帯電話機(スマートフォンを含む)、携帯情報端末(タブレット型コンピュータ又はウェアラブル端末を含む)、又はパーソナルコンピュータ等である。ユーザ端末20は、制御部21、記憶部22、通信部23、操作部24、及び表示部25を含む。制御部21、記憶部22、及び通信部23の物理的構成は、それぞれ制御部11、記憶部12、及び通信部13と同様であってよい。
操作部24は、入力デバイスであり、例えば、タッチパネルやマウス等のポインティングデバイス、キーボード、又はボタン等である。操作部24は、ユーザによる操作内容を制御部21に伝達する。表示部25は、例えば、液晶表示部又は有機EL表示部等である。表示部25は、制御部21の指示に従って画像を表示する。
なお、記憶部12,22に記憶されるものとして説明するプログラム及びデータは、ネットワークNを介して供給されるようにしてもよい。また、上記説明した各コンピュータのハードウェア構成は、上記の例に限られず、種々のハードウェアを適用可能である。例えば、コンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体を読み取る読取部(例えば、光ディスクドライブやメモリカードスロット)や外部機器とデータの入出力をするための入出力部(例えば、USBポート)が含まれていてもよい。例えば、情報記憶媒体に記憶されたプログラムやデータが読取部や入出力部を介して、各コンピュータに供給されるようにしてもよい。
[2.表示制御システムの概要]
本実施形態では、オンラインショッピングモールにおける店舗の商品をユーザが注文する場面を例に挙げて、表示制御システムSの処理を説明する。例えば、ユーザがユーザ端末20を操作してサーバ10にアクセスすると、オンラインショッピングモールのトップページがユーザ端末20に表示される。ユーザは、トップページからキーワードやカテゴリなどの任意の検索条件を入力し、所望の商品を検索する。検索結果の中からユーザが任意の商品を選択すると、当該商品の商品画面がユーザ端末20に表示される。
図2は、商品画面の一例を示す図である。図2に示すように、商品画面G1には、ユーザが選択した商品に関する情報が表示され、例えば、商品画像、商品タイトル(商品名)、商品の特徴が記載された説明文、及び商品の価格(単価)といった情報が表示される。また例えば、商品画面G1には、ユーザが商品の数量を入力するための入力フォームF10と、商品を買い物かごに入れるためのボタンB11と、が表示される。
ユーザは、ボタンB11を選択することによって、入力フォームF10に入力した数の商品を買い物かごに入れることができる。買い物かごは、ユーザが注文する意思を示した商品のリストである。別の言い方をすれば、買い物かごは、ユーザが注文する予定の商品のリストである。例えば、ユーザがボタンB11を選択して買い物かごに商品を入れると、買い物かごの中身を示す買い物かご画面がユーザ端末20に表示される。
図3は、買い物かご画面の一例を示す図である。図3に示すように、買い物かご画面G2には、ユーザが買い物かごに入れた商品に関する情報が表示され、例えば、商品のサムネイル画像、商品タイトル、及び価格などの情報が表示される。また例えば、買い物かご画面G2には、ユーザが買い物かごに入れた商品の数が入力フォームF20に表示される。ユーザは、入力フォームF20から商品の数量を変更することもできる。
本実施形態では、ユーザが買い物かごに入れた商品の配送方法が、買い物かご画面G2に表示される。サーバ10は、複数の配送業者の各々の送料や配送時間などの情報が格納されたデータベース(後述する配送業者データベースDB4)を記憶しており、送料が最安の配送会社と配送可能日時が最短の配送会社とを特定する。買い物かご画面G2には、送料が最安の配送方法と、配送可能日時が最短の配送方法と、表示される。
送料は、配送に必要な手数料である。本実施形態では、各配送業者が独自の料金体系で送料を定めているものとする。サーバ10は、配送業者ごとに、ユーザが買い物かごに入れた商品の送料を計算する。なお、送料が無料の商品が存在してもよいし、購入金額の合計が閾値以上である場合には送料が無料になってもよい。
配送可能日時は、商品を配送可能な日時である。本実施形態では、各配送業者が独自の配送時間を定めているものとする。サーバ10は、配送業者ごとに、商品を配送可能な最短の日時を計算し、配送可能日時として取得する。配送可能日時は、任意の計算式によって計算されてよいが、本実施形態では、現在日時に対し、店舗が発送に要する時間と、配送業者による配送時間と、が加算された日時とする。なお、配送可能日時は、店舗の営業カレンダー、1日における荷物の発送の締め切り時間、及び商品の在庫情報といった他の要素が考慮されてもよい。
図3の例であれば、買い物かご画面G2には、送料が最安値の「送料最安便」と、配送可能日時が最短の「お急ぎ便」と、の2つの配送方法が表示される。「送料最安便」は、送料が最安の配送方法である。「送料最安便」の送料は、「お急ぎ便」の送料よりも安く、図3の例では「200円」となっている。その代わり、「送料最安便」の配送可能日時は、「お急ぎ便」の配送可能日時よりも後であり、図3の例では「2019年7月26日午前中」となっている。
一方、「お急ぎ便」は、配送可能日時が最短の配送方法である。「お急ぎ便」の配送可能日時は、「送料最安便」の配送可能日時よりも早く、図3の例では「2019年7月25日の午前中」となっている。その代わり、「お急ぎ便」の送料は、「送料最安便」の送料よりも高く、図3の例では「350円」となっている。
なお、図3に示すように、本実施形態では、「送料最安便」を担当する配送会社名と、「お急ぎ便」を担当する配送会社名と、は買い物かご画面G2に表示されない。このため、どの配送業者が配送するかをユーザに意識させずに、商品を注文させることができるようになっている。
ユーザは、買い物かご画面G2から商品画面G1に戻り、ショッピングを続けることもできる。ユーザが他の商品を買い物かごに入れると、当該他の商品の「送料最安便」と「お急ぎ便」の情報も買い物かご画面G2に表示される。一方、ユーザが買い物かご画面G2のボタンB21を選択すると、買い物かごの商品を注文するための注文画面がユーザ端末20に表示される。
図4は、注文画面の一例を示す図である。図4に示すように、注文画面G3には、ユーザが注文する商品に関する情報が表示され、例えば、注文の対象となる商品のサムネイル画像、商品タイトル、及び価格などの情報が表示される。また例えば、注文画面G3には、ユーザが注文する商品の数が入力フォームF30に表示される。ユーザは、入力フォームF30から商品の数量を変更することもできる。
また例えば、注文画面G3には、ユーザが登録した配送先が表示され、ユーザがボタンB31を選択すると、配送先を変更することができる。ユーザが配送先を変更した場合、「送料最安便」と「お急ぎ便」の送料と配送可能日の各々が変わることがあるので、注文画面G3における「送料最安便」と「お急ぎ便」の表示が変わるようにしてもよい。即ち、サーバ10は、変更後の配送先に基づいて、各配送業者の送料と配送可能日時を再計算し、「送料最安便」と「お急ぎ便」の表示を更新してもよい。
注文画面G3には、買い物かご画面G2と同様に、「送料最安便」と「お急ぎ便」の送料と配送可能日が表示される。例えば、ユーザは、ボタンB32を選択し、「送料最安便」を指定することができる。また例えば、ユーザは、ボタンB33を選択し、「お急ぎ便」を指定することができる。なお、ユーザは、「送料最安便」又は「お急ぎ便」の何れかを指定しなければならないわけではなく、他の配送方法を指定してもよい。例えば、ユーザが自身で配送業者を指定できるようにしてもよい。
なお、ユーザはボタンB34又はB35を選択することによって、「送料最安便」又は「お急ぎ便」における配送日時を変更することもできる。「送料最安便」は、送料が最安の配送業者の最も早い配送可能日時が表示され、「お急ぎ便」は、全ての配送業者の中で最も早い配送可能日時が表示されるので、ユーザは、これらの配送可能日時の都合が悪ければ、それよりも後の日時を指定することができる。
ユーザが注文画面G3のボタンB36を選択すると、商品の注文が完了する。商品の注文が完了すると、店舗の担当者は、ユーザが注文した商品を、ユーザが指定した配送方法で発送する。例えば、ユーザが「送料最安便」を選択した場合、店舗の担当者は、「送料最安便」で指定された配送日時に商品が届くように、商品を梱包して伝票を貼り付けて発送する。「送料最安便」を担当する配送業者は、店舗を訪れて商品を集荷し、指定された配送日時に配送先を訪れる。ユーザが「お急ぎ便」又は他の配送方法を指定した場合も同様にして、商品が配送される。
以上のように、表示制御システムSは、買い物かご画面G2及び注文画面G3の各々に、複数の配送業者の中で相対的に安い送料である「送料最安便」の情報と、複数の配送業者の中で相対的に早い配送可能日である「お急ぎ便」の情報と、を表示させることによって、ユーザの利便性を高めるようにしている。以降、表示制御システムSの詳細を説明する。
[3.表示制御システムにおいて実現される機能]
図5は、表示制御システムSで実現される機能の一例を示す機能ブロック図である。図5に示すように、表示制御システムSでは、データ記憶部100、受付部101、配送情報取得部102、発送情報取得部103、表示制御部104、及び処理実行部105が実現される。本実施形態では、これら各機能がサーバ10によって実現される場合を説明する。
[3−1.データ記憶部]
データ記憶部100は、記憶部12を主として実現される。データ記憶部100は、本実施形態で説明する処理を実行するために必要なデータを記憶する。ここでは、データ記憶部100が記憶するデータの一例として、ユーザデータベースDB1、店舗データベースDB2、商品データベースDB3、及び配送業者データベースDB4について説明する。
図6は、ユーザデータベースDB1のデータ格納例を示す図である。図6に示すように、ユーザデータベースDB1は、複数のユーザの各々に関する情報が格納されたデータベースである。例えば、ユーザデータベースDB1には、ユーザを一意に識別するユーザID、ユーザの基本情報、及びユーザの買い物かご情報が格納される。なお、ユーザデータベースDB1には、ユーザのクレジットカード情報、注文履歴情報、又は閲覧履歴情報などの他の情報が格納されていてもよい。
ユーザの基本情報は、ユーザが登録した個人情報であり、例えば、氏名、電話番号、メールアドレス、自宅の住所、及び配送先といった情報である。本実施形態では、ユーザは、複数の配送先を登録することができ、例えば、自宅以外にも、友人宅や勤務先などを配送先として登録することもできる。
買い物かご情報は、ユーザの買い物かごの中身に関する情報であり、例えば、買い物かごの商品を取り扱う店舗を一意に識別する店舗ID、当該店舗における商品を一意に識別する商品ID、及び商品の数量が格納される。買い物かご情報は、ユーザが買い物かごに商品を入れたり、買い物かごの商品を削除したりすると更新される。商品の注文手続きを完了すると、買い物かご情報から、注文が完了した商品の情報が削除される。
図7は、店舗データベースDB2のデータ格納例を示す図である。図7に示すように、店舗データベースDB2は、複数の店舗の各々に関する情報が格納されたデータベースである。例えば、店舗データベースDB2には、店舗ID、店舗の基本情報、及び店舗の発送情報が格納される。なお、店舗データベースDB2には、店舗の営業カレンダー、又は、1日における荷物の発送の締め切り時間などの他の情報が格納されてもよい。
店舗の基本情報は、店舗が登録した情報であり、例えば、店舗名、運営会社、電話番号、メールアドレス、及び店舗の住所といった情報である。店舗の住所以外の場所から商品が発送される場合には、商品の発送元を識別する情報が基本情報として格納されているようにしてもよい。
発送情報は、商品の発送に要する時間に関する情報である。発送情報には、商品の注文を受け付けてから商品を発送するまでに必要な時間(リードタイム)が示される。この時間は、店舗によって任意の数値が指定可能であり、例えば、数十分〜数時間程度であってもよいし、1日〜十日程度であってもよい。店舗は、荷物の梱包に必要な時間等を考慮して、発送情報の値を指定する。本実施形態では、発送元、配送先、及び荷物タイプの組み合わせごとに、荷物の発送に必要な時間が定義されている。
発送元は、荷物を発送する場所であり、例えば、店舗がある場所、又は、店舗の倉庫がある場所である。配送先は、荷物を配送する場所であり、例えば、ユーザの自宅、ユーザの勤務先、又はユーザの友人宅などである。
本実施形態では、発送元のエリアと、配送先のエリアと、の組み合わせごとに、荷物の発送に必要な時間が定められている。なお、発送元と配送先は、エリアではなく、住所や郵便番号によって表現されてもよいし、緯度経度情報又は座標情報などの他の情報によって表現されてもよい。また、本実施形態では、エリアが日本の都道府県レベルである場合を説明するが、エリアは、市町村レベルであってもよいし、他の単位で定められていてもよい。日本以外の国であれば、州などの別の単位のエリアであってもよい。
荷物タイプは、荷物の特徴である。別の言い方をすれば、荷物タイプは、送料と配送日時の少なくとも一方に影響を及ぼす情報である。例えば、荷物タイプは、商品を梱包した時のサイズ、商品の重量、及び商品に指定される特殊な配送方法などである。特殊な配送方法とは、通常よりも送料や配送時間が必要な配送方法であり、例えば、割れ物又は冷凍品などの配送方法である。
なお、発送情報は、発送元と発送先の組み合わせに関係なく、全国共通の値であってもよい。また、発送情報は、荷物タイプに関係なく、全てのタイプの荷物で共通の値であってもよい。更に、発送情報は、発送元と発送先の組み合わせと、荷物タイプと、の両方に関係なく、全ての荷物で共通の値であってもよい。
図8は、商品データベースDB3のデータ格納例を示す図である。図8に示すように、商品データベースDB3は、複数の商品の各々に関する情報が格納されたデータベースである。例えば、商品データベースDB3には、商品を取り扱う店舗の店舗ID、商品の商品ID、及び商品の基本情報が格納される。なお、商品データベースDB3には、商品の在庫情報、又は、送料無料等のプロモーション情報などの他の情報が格納されてもよい。
商品の基本情報は、店舗が登録した商品の詳細情報であり、例えば、商品タイトル、商品画像、カテゴリ、説明文、単価、及び荷物タイプなどが格納される。荷物タイプは、複数の分類が用意されており、店舗の担当者は、商品に対して何れかの分類を指定する。例えば、複数段階のサイズの荷物タイプが用意されており、各商品には、何れかのサイズの荷物タイプが指定される。また例えば、複数段階の重量の荷物タイプが用意されており、各商品には、何れかの重量の荷物タイプが指定される。また例えば、複数種類の配送方法の荷物タイプが用意されており、各商品には、何れかの配送方法の荷物タイプが指定される。
なお、本実施形態では、店舗IDと商品IDの組み合わせによって、オンラインショッピングモールの中で商品が一意に識別される場合を説明するが、商品IDだけによって、オンラインショッピングモールの中で商品が一意に識別されてもよい。即ち、商品を一意に識別するための情報は、店舗IDと商品IDの組み合わせでなくてもよく、商品IDだけであってもよい。
図9は、配送業者データベースDB4のデータ格納例を示す図である。図9に示すように、配送業者データベースDB4は、複数の配送業者の各々に関する情報が格納されたデータベースである。例えば、配送業者データベースDB4には、配送業者を一意に識別する配送業者ID、配送業者の基本情報、及び配送情報が格納される。なお、配送業者データベースDB4には、他の情報が格納されてもよい。配送業者の基本情報は、配送業者の基本的な情報であり、例えば、配送業者名、会社の所在地、又は営業所情報といった情報である。
配送情報は、商品の配送に要する送料と配送時間の少なくとも一方に関する情報である。本実施形態では、配送情報が送料と配送時間の両方を示す場合を説明するが、配送情報は、送料だけを示してもよいし、配送時間だけを示してもよい。配送時間は、配送業者が荷物を集荷してから配送先を訪れるまでに要する時間(リードタイム)である。配送時間は、日数で示されてもよいし、時間で示されてもよい。
配送情報に示される送料や配送時間は、配送業者によって指定された値が格納される。例えば、サーバ10は、複数の配送業者の各々から電子メール等を利用して配送情報を受信し、配送業者データベースDB4に格納する。また例えば、配送業者が直接的に配送業者データベースDB4にアクセスし、自身の配送情報を変更してもよい。
本実施形態では、複数の配送業者の各々は、発送元と配送先の組み合わせごとに、送料と配送時間の少なくとも一方を定めている。図9の例では、発送元のエリアと、配送先のエリアと、の組み合わせごとに、送料と配送時間が定められている。例えば、発送元と配送先の距離が長くなるほど、送料が高くなり、配送時間が長くなるように、配送情報が定められている。
また、本実施形態では、複数の配送業者の各々は、荷物のタイプごとに、送料と配送時間の少なくとも一方を定めている。図9の例では、サイズ、重量、又は配送方法といった荷物タイプごとに、送料と配送時間が定められている。荷物タイプは、配送業者ごとに独自の荷物タイプが定められていてもよいし、全ての配送業者で共通の荷物タイプが定められていてもよい。
例えば、荷物のサイズが大きいほど、送料が高くなり、配送時間が長くなるように、配送情報が定められている。また例えば、荷物が重いほど、送料が高くなり、配送時間が長くなるように、配送情報が定められている。また例えば、荷物が特殊な配送方法である場合に、荷物が通常の配送方法である場合よりも、送料が高くなり、配送時間が長くなるように、配送情報が定められている。
なお、データ記憶部100に記憶されるデータは、上記の例に限られない。例えば、データ記憶部100は、本実施形態で説明した画面を表示させるためのデータを記憶してもよい。また例えば、データ記憶部100は、配送可能日時を計算するための計算式を記憶してもよい。
[3−2.受付部]
受付部101は、制御部11を主として実現される。受付部101は、ユーザによる商品の選択を受け付ける。本実施形態では、受付部101がサーバ10により実現されるので、受付部101は、ユーザ端末20から、ユーザが選択した商品を一意に識別する店舗IDと商品IDの組み合わせを受信することによって、ユーザによる商品の選択を受け付ける。
例えば、商品画面G1の表示データに商品の店舗IDと商品IDが含まれており、ユーザがボタンB11を選択した場合に、ユーザ端末20は、サーバ10に対し、商品画面G1が示す商品の店舗IDと商品IDを送信する。受付部101は、店舗IDと商品IDを受信することによって、ユーザが選択した商品の選択を受け付ける。
なお、ユーザが商品を選択するための操作は、ボタンB11の選択以外の任意の操作であってよい。例えば、ユーザは、商品画像を選択することによって商品を選択してもよいし、商品のリンクを選択することによって商品を選択してもよい。ユーザ端末20は、ユーザが商品を選択する操作をした場合に、ユーザが選択した商品の店舗IDと商品IDを送信し、受付部101は、店舗IDと商品IDを受信することによって、ユーザによる商品の選択を受け付ければよい。
[3−3.配送情報取得部]
配送情報取得部102は、制御部11を主として実現される。配送情報取得部102は、複数の配送業者の各々により定められた、商品の配送に要する送料と配送時間の少なくとも一方に関する配送情報を取得する。本実施形態では、データ記憶部100に記憶された配送業者データベースDB4に配送情報が格納されているので、配送情報取得部102は、データ記憶部100を参照することによって、複数の配送業者の各々の配送情報を取得する。
本実施形態では、商品の発送元と配送先の組み合わせごとに配送情報が格納されているので、配送情報取得部102は、商品の発送元と配送先の組み合わせに基づいて、複数の配送業者の各々の配送情報を取得する。商品の発送元は店舗データベースDB2に格納されており、商品の配送先はユーザデータベースDB1に格納されているので、配送情報取得部102は、これらを参照し、ユーザが選択した商品の発送元と配送先の組み合わせを特定する。配送情報取得部102は、配送業者データベースDB4を参照し、発送元と配送先の組み合わせに関連付けられた、複数の配送業者の各々の配送情報を取得する。なお、商品の発送元と配送先は、任意の方法によって特定されるようにすればよく、例えば、商品データベースDB3に商品の発送元が格納されていてもよいし、発注時に商品の配送先をユーザに入力させてもよい。
また、本実施形態では、荷物タイプごとに配送情報が格納されているので、配送情報取得部102は、商品の荷物タイプに基づいて、複数の配送業者の各々の配送情報を取得する。商品の荷物タイプは商品データベースDB3に格納されているので、配送情報取得部102は、商品データベースDB3を参照し、ユーザが選択した商品の荷物タイプを特定する。配送情報取得部102は、配送業者データベースDB4を参照し、商品の荷物タイプに関連付けられた、複数の配送業者の各々の配送情報を取得する。なお、荷物タイプは、任意の方法によって特定されるようにすればよく、例えば、商品のカテゴリや説明文等の情報に基づいて荷物タイプが推定されるようにしてもよい。
なお、本実施形態では、各店舗が、配送業者データベースDB4に配送情報が格納された複数の配送業者の全てと契約している場合を説明するが、一部の配送業者とだけ契約している店舗がある場合には、配送情報取得部102は、当該店舗の商品が選択された場合に、当該店舗と契約している配送業者の配送情報を取得する。どの店舗がどの配送業者と契約しているかについては、店舗データベースDB2に格納しておけばよい。
[3−4.発送情報取得部]
発送情報取得部103は、制御部11を主として実現される。発送情報取得部103は、商品を販売する店舗により定められた、商品の発送に要する時間に関する発送情報を取得する。本実施形態では、データ記憶部100に記憶された店舗データベースDB2に発送情報が格納されているので、発送情報取得部103は、データ記憶部100を参照することによって、発送情報を取得する。なお、発送情報は、任意の方法によって取得されるようにすればよく、例えば、商品データベースDB3に発送情報が格納されていてもよい。
[3−5.表示制御部]
表示制御部104は、制御部11を主として実現される。表示制御部104は、複数の配送業者の各々の配送情報に基づいて、商品の注文が確定する前の画面に、複数の配送業者の中で相対的に安い送料と相対的に早い配送可能日の少なくとも一方を表示させる。本実施形態では、表示制御部104が送料と配送可能日の両方を表示させる場合を説明するが、表示制御部104は、送料だけを表示させてもよいし、配送可能日だけを表示させてもよい。
商品の注文が確定する前の画面とは、サーバ10が商品の注文を受け付ける前に表示される画面である。本実施形態では、商品の注文が確定する前の画面が、買い物かご画面G2及び注文画面G3である場合を説明するが、他の任意の画面に送料と配送可能日が表示されてよい。例えば、商品画面G1に送料と配送可能日が表示されてもよいし、トップページに表示される商品の広告等に送料と配送可能日が表示されてもよい。他にも例えば、商品の閲覧履歴を表示させる画面等に送料と配送可能日が表示されてもよい。
相対的に安い送料とは、他の配送業者と比べて安い送料である。別の言い方をすれば、相対的に安い送料は、他の配送業者よりも安い送料である。例えば、相対的に安い送料は、複数の配送業者の中で最安の送料、複数の配送業者の中でn(nは2以上の任意の整数)番目までに安い送料、又は送料の平均値よりも低い送料である。本実施形態では、複数の配送業者の中で最安の送料が相対的に安い送料に相当する場合を説明する。このため、本実施形態で最安の送料について説明している箇所は、相対的に安い送料と読み替えることができる。
相対的に早い配送可能日とは、他の配送業者と比べて早い配送可能日である。別の言い方をすれば、相対的に早い配送可能日は、他の配送業者よりも早い配送可能日である。例えば、相対的に早い配送可能日は、複数の配送業者の中で最短の配送可能日、複数の配送業者の中でk(kは2以上の任意の整数)番目までに早い配送可能日、又は配送可能日の平均値よりも早い配送可能日である。本実施形態では、複数の配送業者の中で最短の配送可能日時が相対的に早い配送可能日に相当する場合を説明する。このため、本実施形態で最短の配送可能日時について説明している箇所は、相対的に早い配送可能日と読み替えることができる。
なお、本実施形態では、配送可能日の日付だけでなく、時間又は時間帯も取得される場合を説明する。このため、本実施形態では、「配送可能日」ではなく「配送可能日時」と記載することがあるが、時間又は時間帯は特に取得されず、日付だけが取得されてもよい。日付だけが取得される場合についても、本実施形態で説明する処理と同様の処理によって配送可能日を表示可能なので、本実施形態で配送可能日時について説明している箇所は、配送可能日と読み替えることができる。
本実施形態では、表示制御部104がサーバ10において実現される場合を説明するので、表示制御部104は、ユーザ端末20に対し、相対的に安い送料と相対的に早い配送可能日を表示させるための表示データを送信することによって、これらをユーザ端末20に表示させる。表示データは、任意のデータ形式であってよく、例えば、HTMLデータのような画面全体を示すデータであってもよいし、画像データやテキストデータのような画面の一部を示すデータであってもよい。
表示制御部104は、複数の配送業者の各々の配送情報に基づいて、配送業者ごとに、ユーザが選択した商品の送料と配送可能日時を計算する。送料は、各配送業者の配送情報が示す値をそのまま送料としてもよいし、店舗側の手数料を定めておき、店舗側の手数料が加算されてもよい。配送可能日時は、先述したように、現在日時に対し、書く配送業者の配送情報が示す配送時間と、店舗の発送情報が示す時間と、を加算した日時とする。
表示制御部104は、複数の配送業者の各々の送料と配送可能日時を比較し、相対的に送料が安い配送業者の送料と、相対的に配送可能日時が早い配送業者の配送可能日時と、を特定する。表示制御部104は、これら特定した送料と配送可能日を表示させる。
本実施形態では、最安の送料が相対的に安い送料に相当するので、表示制御部104は、複数の配送業者の各々の配送情報に基づいて、複数の配送業者の中から、商品の送料が最安の配送業者を特定し、特定した当該配送業者の送料を表示させる。表示制御部104は、複数の配送業者の各々の送料を比較し、送料が最安の配送業者の当該送料を特定する。最安の送料の配送業者が複数存在する場合には、表示制御部104は、これら複数の配送業者の送料を1つにまとめて表示させてもよいし、送料が最安の配送業者が複数存在することを示す通知を表示させてもよい。
また、本実施形態では、最短の配送可能日時が相対的に早い配送可能日時に相当するので、表示制御部104は、複数の配送業者の各々の配送情報に基づいて、複数の配送業者の中から、商品の配送時間が最短の配送業者を特定し、特定した当該配送業者の配送時間に基づく配送可能日時を表示させる。表示制御部104は、複数の配送業者の各々の配送可能日時を比較し、配送可能日時が最短の配送業者の配送可能日時を特定する。最短の配送可能日時の配送業者が複数存在する場合には、表示制御部104は、これら複数の配送業者の配送可能日時を1つにまとめて表示させてもよいし、配送可能日が最短の配送業者が複数存在することを示す通知を表示させてもよい。
また、本実施形態では、表示制御部104は、複数の配送業者の各々の配送情報に基づいて、複数の配送業者の中から、商品の送料が相対的に安い配送業者を特定し、商品の送料が相対的に安い配送業者が複数存在する場合には、当該複数の配送業者の中から、商品の配送時間が相対的に短い配送業者を特定する。表示制御部104は、送料が相対的に安い複数の配送業者の各々の配送時間又は配送可能日時を比較し、配送時間が相対的に短い配送業者を特定する。表示制御部104は、特定した当該配送業者の送料と、特定した当該配送業者の配送時間に基づく配送可能日時と、を表示させる。
また、本実施形態では、配送情報だけでなく発送情報も考慮して配送可能日時が計算されるので、表示制御部104は、複数の配送業者の各々の配送情報と、発送情報と、に基づいて、複数の配送業者の中で相対的に早い配送可能日時を表示させる。表示制御部104は、配送情報だけでなく、発送情報も考慮して、配送可能日時を計算する。例えば、表示制御部104は、現在日時に対し、配送情報が示す配送時間と、発送情報が示す発送時間と、を加算した日時を配送可能日時としてもよいし、当該日時よりも後の日時を配送可能日時としてもよい。
また、本実施形態では、表示制御部104は、複数の配送業者の中で相対的に安い送料の配送と、複数の配送業者の中で相対的に早い配送可能日時の配送と、の各々を選択可能に表示させる。選択可能に表示とは、ユーザが、相対的に安い送料の配送、又は、相対的に早い配送可能日時の配送の何れかを選択できるように表示させることである。表示制御部104は、注文画面G3において、送料が最安の「送料最安便」を選択するためのボタンB32と、配送可能日時が最も早い「お急ぎ便」を選択するためのボタンB33と、を表示させる。
また、本実施形態では、表示制御部104は、複数の配送業者の中で相対的に安い送料を表示させ、ユーザが配送希望日時を入力する場合に、相対的に安い送料の配送業者の配送時間に基づいて、配送希望日時の候補を選択可能に表示させる。例えば、注文画面G3のボタンB34が選択された場合、表示制御部104は、最短の配送可能日以降の日時を選択可能に表示させる。図4の例であれば、「送料最安便」の最短の配送可能日時は「2019年7月26日午前中」なので、表示制御部104は、この時間以降の複数の日時を配送希望日時の候補として表示させる。なお、配送希望日時についても、時刻までは指定できないようにしてもよい。この場合、配送希望の日付だけが選択可能に表示されることになる。
なお、ユーザによる配送の選択は、任意の操作によって行われるようにすればよく、表示制御部104は、ユーザが行う操作に応じた画像を表示させればよい。例えば、表示制御部104は、ボタンB32,B33のようなラジオボタンではなく、入力フォームやプルダウンメニュー等の画像を利用して、相対的に安い送料の配送と、相対的に早い配送可能日時の配送と、を選択可能に表示させてもよい。
また、本実施形態では、表示制御部104が、相対的に送料が安い配送業者名と、相対的に配送可能日が早い配送業者名と、を表示させない場合を説明するが、表示制御部104は、配送業者データベースDB4の基本情報を参照し、これらの配送業者名を表示させてもよい。なお、相対的に安い送料の配送業者と、相対的に早い配送可能日の配送業者と、がたまたま同じになった場合には、「お急ぎ便」の配送業者と「送料最安便」の配送業者とが同じになることもある。
[3−6.処理実行部]
処理実行部105は、制御部11を主として実現される。処理実行部105は、表示制御部104による表示制御が実行された後に、ユーザにより選択された商品の配送に関する所定の処理を実行する。
所定の処理は、商品の配送に関する処理であればよく、例えば、ユーザによる配送方法の選択を受け付ける処理、商品の配送方法を決定する処理、又は配送の伝票を印刷する処理などである。本実施形態では、注文画面G3において配送方法の選択を受け付けることが所定の処理に相当する場合を説明する。
例えば、ユーザは、注文画面G3のボタンB32又はB33を選択することによって、「送料最安便」又は「お急ぎ便」の何れかの配送方法を選択する。ユーザ端末20は、ユーザが選択した配送方法を識別する情報を送信し、処理実行部105は、当該情報を受信することによって、ユーザによる配送方法の選択を受け付ける。
[4.本実施形態において実行される処理]
図10及び図11は、表示制御システムSにおいて実行される処理の一例を示すフロー図である。図10及び図11に示す処理は、制御部11が記憶部12に記憶されたプログラムに従って動作し、制御部21が記憶部22に記憶されたプログラムに従って動作することによって実行される。図10及び図11に示す処理は、図5に示す機能ブロックにより実行される処理の一例である。
図10に示すように、まず、制御部11は、サーバ10に対し、商品画面G1の表示要求を送信する(S1)。商品画面G1の表示要求は、所定形式のデータが送信されることによって行われ、表示対象となる商品の店舗IDと商品IDが含まれているものとする。例えば、ユーザが、所定の検索条件に基づいて検索を実行し、検索結果の中から任意の商品を選択すると、ユーザ端末20は、ユーザが選択した商品の表示要求を送信する。なお、ユーザは、サーバ10にログイン済みであり、ユーザ端末20からサーバ10に何らかの情報が送信される場合には、ユーザIDも送信されているものとする。この点は、以降の説明も同様である。
サーバ10においては、商品画面G1の表示要求を受信すると、制御部21は、商品データベースDB3に基づいて、商品画面G1の表示データを生成し、ユーザ端末20に対して送信する(S2)。S2においては、制御部21は、商品データベースDB3を参照し、表示要求に含まれる店舗IDと商品IDに関連付けられた商品の基本情報を取得する。制御部21は、取得した基本情報に基づいて、商品画面G1の表示データを生成する。なお、入力フォームF10やボタンB11の画像データや商品画面G1のレイアウトデータ等は、予め記憶部12に記憶されているものとする。
ユーザ端末20においては、商品画面G1の表示データを受信すると、制御部21は、受信した表示データに基づいて、商品画面G1を表示部25に表示させる(S3)。S3においては、図2に示す商品画面G1が表示され、入力フォームF10に対する数量の入力やボタンB11の選択が受け付けられる。
制御部21は、操作部24の検出信号に基づいて、ボタンB11が選択されたか否かを判定する(S4)。ボタンB11が選択されたと判定されない場合(S4;N)、本処理は終了する。この場合、ユーザが検索結果等から別の商品を選択した場合には、S1の処理が再び実行される。
一方、ボタンB11が選択されたと判定された場合(S4;Y)、制御部21は、表示中の商品画面G1が示す商品を買い物かごに追加するための追加要求を送信する(S5)。追加要求は、所定形式のデータが送信されることによって行われ、買い物かごに追加される商品の店舗ID及び商品IDの組み合わせと、入力フォームF10に入力された数量と、が含まれているものとする。
サーバ10においては、買い物かごへの追加要求を受信すると、制御部11は、ユーザが選択した商品を買い物かごに追加する(S6)。S6においては、制御部11は、ユーザデータベースDB1に格納された買い物かご情報のうち、ボタンB11を選択したユーザのユーザIDに関連付けられた買い物かご情報に対し、追加要求に含まれる店舗ID、商品ID、及び数量を追加する。
制御部11は、ユーザデータベースDB1と店舗データベースDB2とに基づいて、ユーザが買い物かごに入れた商品の発送元と配送先の組み合わせを特定する(S7)。S7においては、制御部11は、店舗データベースDB2を参照し、ユーザが買い物かごに入れた商品を取り扱う店舗の住所を発送元として特定する。また、制御部11は、ユーザデータベースDB1を参照し、ユーザが登録した配送先を取得する。ユーザが複数の配送先を登録している場合には、最もよく使用される配送先として指定された配送先が取得される。
制御部11は、商品データベースDB3に基づいて、買い物かごに追加された商品の荷物タイプを取得する(S8)。S8においては、制御部11は、商品データベースDB3を参照し、ユーザが買い物かごに入れた商品の店舗IDと商品IDに関連付けられた商品の荷物タイプを取得する。
制御部11は、配送業者データベースDB4に基づいて、複数の配送業者の各々の配送情報を取得する(S9)。S9においては、制御部11は、配送業者データベースDB4を参照し、配送業者ごとに、S7で特定した組み合わせ及びS8で取得した荷物タイプに関連付けられた配送情報を取得する。
制御部11は、S9で取得した配送情報に基づいて、複数の配送業者の中から、送料が最安の配送業者を特定する(S10)。S10においては、制御部11は、複数の配送業者の各々の配送情報が示す送料を比較し、複数の配送業者の中から、送料が最安の配送業者を特定する。
制御部11は、S10で特定した配送業者の最安の送料に基づいて、買い物かご画面G2における「送料最安便」の表示内容を決定する(S11)。S11においては、制御部11は、S10で特定した配送業者の最安の送料を「送料最安便」の送料とし、当該配送業者の配送情報が示す配送時間に基づく配送可能日時を「送料最安便」の配送可能日時とする。
制御部11は、S9で取得した配送情報に基づいて、複数の配送業者の中から、配送可能日時が最短の配送業者を特定する(S12)。S12においては、制御部11は、複数の配送業者の各々の配送情報に基づいて配送可能日時を計算して互いに比較し、複数の配送業者の中から、配送可能日時が最短の配送業者を特定する。
図11に移り、制御部11は、S12で特定した配送業者の最短の配送可能日時に基づいて、買い物かご画面G2における「お急ぎ便」の表示内容を決定する(S13)。S13においては、制御部11は、S12で特定した配送業者の送料を「お急ぎ便」の送料とし、当該配送業者の配送情報が示す配送時間に基づく配送可能日時を「お急ぎ便」の配送可能日時とする。
制御部11は、S11で決定した「送料最安便」の表示内容と、S12で決定した「お急ぎ便」の表示内容と、に基づいて、買い物かご画面G2の表示データを生成し、ユーザ端末20に送信する(S14)。S14においては、制御部11は、「送料最安便」の送料と配送可能日時と、「お急ぎ便」の送料と配送可能日時と、を含む買い物かご画面G2の表示データを生成する。
ユーザ端末20においては、買い物かご画面G2の表示データを受信すると、制御部21は、受信した表示データに基づいて、買い物かご画面G2を表示部25に表示させる(S15)。S15においては、図3に示す買い物かご画面G2が表示され、入力フォームF20に対する数量の入力やボタンB21の選択が受け付けられる。
制御部21は、操作部24の検出信号に基づいて、ボタンB21が選択されたか否かを判定する(S16)。ボタンB21が選択されたと判定されない場合(S16;N)、本処理は終了する。この場合、ユーザが検索結果等から別の商品を選択した場合には、S1の処理が再び実行される。なお、ユーザが買い物かごの中身を表示させるための操作をした場合には、S7以降の処理が再び実行され、その時の状況に応じた送料と配送可能日時が表示される。
一方、ボタンB21が選択された場合(S16;B21)、制御部21は、サーバ10に対し、注文画面G3の表示要求を送信する(S17)。注文画面G3の表示要求には、注文対象となる商品の店舗IDと商品IDの組み合わせが含まれている。
サーバ10においては、注文画面G3の表示要求を受信すると、制御部21は、商品データベースDB3に基づいて、注文画面G3の表示データを生成し、ユーザ端末20に対して送信する(S18)。S18においては、制御部11は、「送料最安便」又は「お急ぎ便」の何れかを選択可能な注文画面G3の表示データを生成する。
ユーザ端末20においては、注文画面G3の表示データを受信すると、制御部21は、受信した表示データに基づいて、注文画面G3を表示部25に表示させる(S19)。S19においては、図4に示す注文画面G3が表示され、入力フォームF30に対する数量の入力、及び、ボタンB31〜B36に対する選択が受け付けられる。
以降、サーバ10とユーザ端末20との間で商品の注文処理が実行され(S20)、本処理は終了する。S20においては、ユーザによる配送先の変更が行われた場合には、S7〜S13と同様の処理が実行されて、変更後の配送先に応じた送料と配送可能日時が注文画面G3に表示される。ユーザが入力フォームF30から商品の数量を変更した場合にも、S7〜S13と同様の処理が実行されて、変更後の数量に応じた送料と配送可能日時が注文画面G3に表示される。ユーザがボタンB32又はB33を選択した場合には、「送料最安値」又は「お急ぎ便」の何れかの配送方法が指定される。ユーザがボタンB34又はB35を選択した場合には、「送料最安値」又は「お急ぎ便」の最短の配送可能日時以降の任意の配送希望日時が指定される。ユーザがボタンB36を選択した場合には、ユーザが指定した配送方法で注文が受け付けられ、商品の決済処理が実行される。店舗は、ユーザが指定した配送方法に基づいて、ユーザが注文した商品を出荷する。
以上説明した表示制御システムSによれば、商品の注文が確定する前の買い物かご画面G2及び注文画面G3の各々に、複数の配送業者の中で相対的に安い送料と相対的に早い配送可能日時の少なくとも一方を表示させることによって、ユーザの利便性を高めることができる。例えば、店舗が利用する配送業者が固定化されている場合には、より安い配送やより早い配送が可能な他の配送業者が存在したとしても、ユーザはそのような配送業者を選択することができなかったが、表示制御システムSによれば、複数の配送業者の中で相対的に安い送料の配送業者に商品を配送させたり、複数の配送業者の中で相対的に早い配送可能日時の配送業者に商品を配送させたりすることができる。また例えば、ユーザが複数の配送業者の中から商品を配送させる配送業者を選択可能であったとしても、従来では、ユーザがいちいち送料を比較したり、配送業者のホームページ等で配送時間を調べたりしなければならなかったが、表示制御システムSによれば、このような手間を省くことができ、ユーザの利便性を向上させることができる。また例えば、ユーザの注文確定前の画面において、送料や配送予定日を表示させることによって、比較的短期間に表示させることができ、ユーザによる商品の購入に至るまでの意思決定を促進することができる。
また、表示制御システムSは、複数の配送業者の中から、商品の送料が最安の配送業者を特定し、当該配送業者の送料を表示させることによって、最安の送料で済む配送方法を指定することができ、ユーザの利便性を効果的に高めることができる。
また、表示制御システムSは、複数の配送業者の中から、商品の配送時間が最短の配送業者を特定し、当該配送業者の配送時間に基づく配送可能日時を表示させることによって、最短で商品が届く配送方法を指定することができ、ユーザの利便性を効果的に高めることができる。
また、表示制御システムSは、商品の送料が相対的に安い配送業者が複数存在する場合には、当該複数の配送業者の中から、商品の配送時間が相対的に短い配送業者を特定し、特定した当該配送業者の送料と、特定した当該配送業者の配送時間に基づく配送可能日時と、を表示させることによって、ユーザの利便性を効果的に高めることができる。
また、表示制御システムSは、複数の配送業者の各々の配送情報だけでなく、商品を販売する店舗により定められた、商品の発送に要する時間に関する発送情報を更に考慮して、複数の配送業者の中で相対的に早い配送可能日時を表示させることによって、より正確な配送可能日時を計算し、ユーザの利便性を効果的に高めることができる。
また、表示制御システムSは、複数の配送業者の中で相対的に安い送料の配送と、複数の配送業者の中で相対的に早い配送可能日時の配送と、の各々を選択可能に表示させることによって、ユーザに所望する配送方法を選択させることができ、ユーザの利便性を効果的に高めることができる。
また、表示制御システムSは、商品の発送元と配送先の組み合わせに基づいて、複数の配送業者の各々の配送情報を取得することによって、発送元と配送先の組み合わせに応じた正確な送料と配送可能日時を取得し、ユーザの利便性を効果的に高めることができる。
また、表示制御システムSは、商品の荷物タイプに基づいて、複数の配送業者の各々の前記配送情報を取得することによって、荷物タイプに応じた正確な送料と配送可能日時を取得し、ユーザの利便性を効果的に高めることができる。
また、表示制御システムSは、ユーザが配送希望日時を入力する場合に、相対的に安い送料の配送業者の配送時間に基づいて、配送希望日時の候補を選択可能に表示させることによって、買い物かご画面G2及び注文画面G3に表示させた配送可能日時の都合が悪い場合に、配送が可能な配送希望日時を選択させることができ、ユーザの利便性を効果的に高めることができる。
[5.変形例]
なお、本発明は、以上に説明した実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変更可能である。
例えば、ユーザが商品を買い物かごに入れた場合に、商品の送料と配送可能日時が表示される場合を説明したが、ユーザが選択した商品の送料と配送可能日時が表示されるようにすればよい。例えば、ユーザがお気に入りに登録した商品の送料と配送可能日時が表示されてもよい。また例えば、ユーザが検索結果や広告から選択した商品の送料と配送可能日時が表示されてもよいし、閲覧履歴に入れられた商品の送料と配送可能日時が表示されてもよい。
また例えば、実施形態では、ユーザが配送方法を指定する場合を説明したが、サーバ10側で自動的に配送方法が決定されてもよい。例えば、サーバ10は、特にユーザに「送料最安便」又は「お急ぎ便」の何れかを指定させずに、これらの何れかを商品の配送方法として決定してもよい。この場合、「送料最安便」又は「お急ぎ便」を選択可能に表示せず、サーバ10側で決定した配送方法が表示されるようにしてもよい。例えば、ユーザが特に配送方法を指定しなかった場合に、過去の注文履歴においてユーザが指定した配送方法の傾向から、「送料最安便」又は「お急ぎ便」が自動的に選択されてもよい。また例えば、配送可能日時は、特に店舗側の発送情報を考慮せずに決定されてもよい。
また例えば、主な機能がサーバ10で実現される場合を説明したが、各機能は、複数のコンピュータで分担されてもよい。例えば、サーバ10及びユーザ端末20の各々で機能が分担されてもよい。また例えば、表示制御システムSが複数のサーバコンピュータを含む場合には、これら複数のサーバコンピュータで機能が分担されてもよい。また例えば、データ記憶部100で記憶されるものとして説明したデータは、サーバ10以外のコンピュータによって記憶されてもよい。
S 表示制御システム、N ネットワーク、10 サーバ、11,21 制御部、12,22 記憶部、13,23 通信部、20 ユーザ端末、24 操作部、25 表示部、G1 商品画面、G2 買い物かご画面、G3 注文画面、100 データ記憶部、101 受付部、102 配送情報取得部、103 発送情報取得部、104 表示制御部、105 処理実行部、B11,B21,B31,B32,B33,B34,B35,B36 ボタン、DB1 ユーザデータベース、DB2 店舗データベース、DB3 商品データベース、DB4 配送業者データベース、F10,F20,F30 入力フォーム。

Claims (11)

  1. ユーザによる商品の選択を受け付ける受付手段と、
    複数の配送業者の各々により定められた、前記商品の配送に要する送料と配送時間の少なくとも一方に関する配送情報を取得する取得手段と、
    前記複数の配送業者の各々の前記配送情報に基づいて、前記商品の注文が確定する前の画面に、前記複数の配送業者の中で相対的に安い送料と相対的に早い配送可能日の少なくとも一方を表示させる表示制御手段と、
    を含むことを特徴とする表示制御システム。
  2. 前記表示制御手段は、
    前記複数の配送業者の各々の前記配送情報に基づいて、前記複数の配送業者の中から、前記商品の送料が最安の配送業者を特定し、
    特定した当該配送業者の送料を表示させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示制御システム。
  3. 前記表示制御手段は、
    前記複数の配送業者の各々の前記配送情報に基づいて、前記複数の配送業者の中から、前記商品の配送時間が最短の配送業者を特定し、
    特定した当該配送業者の配送時間に基づく配送可能日を表示させる、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の表示制御システム。
  4. 前記表示制御手段は、
    前記複数の配送業者の各々の前記配送情報に基づいて、前記複数の配送業者の中から、前記商品の送料が相対的に安い配送業者を特定し、
    前記商品の送料が相対的に安い配送業者が複数存在する場合には、当該複数の配送業者の中から、前記商品の配送時間が相対的に短い配送業者を特定し、
    特定した当該配送業者の送料と、特定した当該配送業者の配送時間に基づく配送可能日と、を表示させる、
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の表示制御システム。
  5. 前記表示制御システムは、前記商品を販売する店舗により定められた、前記商品の発送に要する時間に関する発送情報を取得する手段を更に含み、
    前記表示制御手段は、前記複数の配送業者の各々の前記配送情報と、前記発送情報と、に基づいて、前記複数の配送業者の中で相対的に早い配送可能日を表示させる、
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の表示制御システム。
  6. 前記表示制御手段は、前記複数の配送業者の中で相対的に安い送料の配送と、前記複数の配送業者の中で相対的に早い配送可能日の配送と、の各々を選択可能に表示させる、
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の表示制御システム。
  7. 前記複数の配送業者の各々は、発送元と配送先の組み合わせごとに、送料と配送時間の少なくとも一方を定めており、
    前記取得手段は、前記商品の発送元と配送先の組み合わせに基づいて、前記複数の配送業者の各々の前記配送情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の表示制御システム。
  8. 前記複数の配送業者の各々は、荷物のタイプごとに、送料と配送時間の少なくとも一方を定めており、
    前記取得手段は、前記商品のタイプに基づいて、前記複数の配送業者の各々の前記配送情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の表示制御システム。
  9. 前記表示制御手段は、
    前記複数の配送業者の中で相対的に安い送料を表示させ、
    前記ユーザが配送希望日を入力する場合に、相対的に安い送料の配送業者の前記配送時間に基づいて、配送希望日の候補を選択可能に表示させる、
    ことを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の表示制御システム。
  10. ユーザによる商品の選択を受け付ける受付ステップと、
    複数の配送業者の各々により定められた、前記商品の配送に要する送料と配送時間の少なくとも一方に関する配送情報を取得する取得ステップと、
    前記複数の配送業者の各々の前記配送情報に基づいて、前記商品の注文が確定する前の画面に、前記複数の配送業者の中で相対的に安い送料と相対的に早い配送可能日の少なくとも一方を表示させる表示制御ステップと、
    を含むことを特徴とする表示制御方法。
  11. ユーザによる商品の選択を受け付ける受付手段、
    複数の配送業者の各々により定められた、前記商品の配送に要する送料と配送時間の少なくとも一方に関する配送情報を取得する取得手段、
    前記複数の配送業者の各々の前記配送情報に基づいて、前記商品の注文が確定する前の画面に、前記複数の配送業者の中で相対的に安い送料と相対的に早い配送可能日の少なくとも一方を表示させる表示制御手段、
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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