JP2021021892A - 撮像装置及び撮像システム - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成により可視光及び近赤外光による撮像を可能とする撮像装置及び撮像システムを提供する。【解決手段】射する光を絞る第1絞り20を備えた撮像レンズ10と、撮像レンズ10により受光して画像を形成する撮像素子40と、を有し、撮像レンズ10は、第1絞り20と別に、近赤外光L2を透過させて可視光L1を透過させない第2絞り30を備えて撮像装置を構成する。これにより、可視光と近赤外光を同時に解像度良く撮像することが出来る。【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置及び撮像システムに関する。
従来の技術として、1つの光学系に対して可視光センサと赤外光センサとを設ける場合においても適切なフォーカス動作が可能な撮像装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の撮像装置は、レンズにより結像された光を電気信号に変換する第1の撮像素子と、レンズにより結像された光のうち第1の撮像素子が変換する光とは異なる波長成分を含む光を電気信号に変換する第2の撮像素子と、第1の撮像素子及び第2の撮像素子に対するレンズのフォーカスを制御するための第1のフォーカス制御手段と、レンズの光軸方向へ少なくとも第2の撮像素子を駆動してフォーカスを制御する第2のフォーカス制御手段と、を備えるように構成されている。
2017−156464号公報
特許文献1の撮像装置は、第1の撮像素子及び第2の撮像素子に対するレンズのフォーカスを制御するための第1のフォーカス制御手段と、レンズの光軸方向へ少なくとも第2の撮像素子を駆動してフォーカスを制御する第2のフォーカス制御手段の2種類のフォーカス制御手段を必要とする構成である。このため、構造が複雑でコストアップとなり、また、信頼性を確保し難く、簡単な構成ではないという問題があった。
従って、本発明の目的は、簡単な構成により可視光及び近赤外光による撮像を可能とする撮像装置及び撮像システムを提供することにある。
[1]本発明は、入射する光を絞る第1絞りを備えた撮像レンズと、前記撮像レンズにより受光して画像を形成する撮像素子と、を有し、前記撮像レンズは、前記第1絞りと別に、近赤外光を透過させて可視光を透過させない第2絞りを備えている、撮像装置を提供する。
[2]前記撮像素子は、前記可視光及び前記近赤外光を撮像可能である、上記[1]に記載の撮像装置であってもよい。
[3]また、前記第2絞りの径は、前記第1絞りの径よりも小さい、上記[1]又は[2]に記載の撮像装置であってもよい。
[4]また、前記撮像素子は、前記可視光の焦点位置と前記近赤外光の焦点位置の間の位置に配置される、上記[1]から[3]のいずれか1に記載の撮像装置。
[5]また、上記[1]から[4]のいずれか1に記載の撮像装置と、前記近赤外光により被写体を照明する照明部を備えている、撮像システムを提供する。
[6]また、前記撮像素子から得られた値と、予め定められた閾値を比較し、予め定められた条件を満足する場合、撮像可能な、上記[5]に記載の撮像システムであってもよい。
本発明によれば、簡単な構成により可視光及び近赤外光による撮像を可能とすることができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る撮像装置の撮像レンズの断面を示し、撮像素子に入射する可視光L1、近赤外光L2の光路を示す断面図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る撮像装置を車両に適用した場合の撮像システムの全体図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る撮像システムの構成を示すブロック図である。 図4は、撮像レンズの光透過率と第2絞りの光透過率を、横軸を光の波長として図示した光透過率と波長の関係を示す図である。 図5は、許容錯乱円と焦点深度の関係を説明するための光学系の図である。 図6(a)は、従来の第1絞りのみを備えた場合の撮像レンズにおいて、可視光と近赤外光のそれぞれの焦点位置と撮像素子の位置関係を示す断面図であり、図6(b)は、図6(a)が備える第1絞りを撮像素子側から見た図であり、図6(c)は、第1絞り、第2絞りを備え本実施の形態の撮像レンズにおいて、可視光と近赤外光のそれぞれの焦点位置と撮像素子の位置関係を示す断面図であり、図6(d)は、図6(c)が備える第1絞り、第2絞りを撮像素子側から見た図である。 図7は、本発明の実施の形態に係る撮像システムを、近赤外光により被写体を照明する照明部を使用する場合を含む使用態様を説明するフローチャートである。
(本発明の実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る撮像装置の撮像レンズの断面を示し、撮像素子に入射する可視光L1、近赤外光L2の光路を示す断面図である。本発明の実施の形態に係る撮像装置1は、図1に示すように、入射する光を絞る第1絞り20を備えた撮像レンズ10と、撮像レンズ10により受光して画像を形成する撮像素子40と、を有し、撮像レンズ10は、第1絞り20と別に、近赤外光L2を透過させて可視光L1を透過させない第2絞り30を備えて構成されている。
図2は、本発明の実施の形態に係る撮像装置を車両に適用した場合の撮像システムの全体図である。本発明の実施の形態に係る撮像装置1は、図2に示すように、例えば、車両80に適用して運転者200の撮像手段とすることができる。運転者200の撮像結果は、例えば、運転者200の運転姿勢、顔の表情等を解析することにより、車両の安全運転を実行するための情報として使用することができる。
図3は、本発明の実施の形態に係る撮像システムの構成を示すブロック図である。本発明の実施の形態に係る撮像システム2は、図3に示すように、撮像装置1と、近赤外光により被写体を照明する照明部90、制御部100を備えて構成することができる。本実施の形態に係る撮像システム2により、車両80で使用される撮像システム2(カメラシステム)にて、可視光と近赤外光を同時に解像度良く撮像することが出来る。
(撮像装置1の構成)
(撮像レンズ10)
撮像レンズ10は、入射する光を絞る第1絞り20を備えている。また、撮像レンズ10は、第1絞り20と別に、近赤外光L2を透過させて可視光L1を透過させない第2絞り30を備えている。
図4は、撮像レンズの光透過率と第2絞りの光透過率を、横軸を光波長として図示した光透過率と波長の関係を示す図である。撮像レンズ10は、可視光領域及び近赤外領域の光を透過させるレンズであり、例えば、一般的に使用されるカメラ用レンズである。
第1絞り20は、可視光領域の光(可視光L1)及び近赤外領域の光(近赤外光L2)を透過させない材料で形成されている。例えば、表面が黒色とされた金属、樹脂、ガラス等が使用できる。第1絞り20は、絞り径D1とされ、径D1よりも外側の領域は可視光L1及び近赤外光L2は透過できず、径D1よりも内側の領域は可視光L1及び近赤外光L2は透過できる。したがって、第1絞り20は、可視光領域の光(可視光L1)及び近赤外領域の光(近赤外光L2)の透過を制限する。
第2絞り30は、可視光領域の光(可視光L1)を透過させず、近赤外領域の光(近赤外光L2)を透過させる材料で形成されている。例えば、図4は、撮像レンズの光透過率と第2絞りの光透過率を、横軸を光の波長として図示した光透過率と波長の関係を示す図であり、図4に示すような透過率特性を有する光学フィルターが使用できる。この光学フィルターは、図4に示すような、可視光領域を不透過とし、近赤外領域のみを透過させるバンドパス特性となるように、例えば、誘電体多層膜により形成可能である。第2絞り30は、絞り径D2とされている。図1に示すように、径D2よりも外側の領域は、第2絞り30と第1絞り20により可視光L1は透過できない。一方、近赤外光L2は径D2よりも外側の領域を透過できるので、第1絞り20によってのみ遮蔽される。したがって、第2絞り30は、可視光領域の光(可視光L1)の透過を制限する。
以上をまとめると、図1に示すように、可視光L1は、第2絞り30の絞り径D2の内側の領域を透過でき、第2絞り30の開口(径D2)が絞りとして機能する。一方、近赤外光L2は、第1絞り20の絞り径D1の内側の領域を透過でき、第1絞り20の開口(径D1)が絞りとして機能する。
(撮像素子40)
撮像素子40は、可視光及び近赤外光に感度を有して撮像可能なものが使用でき、例えば、CMOS撮像素子、CCD撮像素子等が使用できる。撮像素子40は、図1に示すように、基板45上に実装されて、光の焦点位置、または、焦点位置付近に光軸に垂直に配置される。撮像素子40は、撮像データSsを後述する制御部100に出力することができる。
図5は、許容錯乱円と焦点深度の関係を説明するための光学系の図である。
ここで、使用する撮像素子(CCD或いはCMOSイメージセンサ)は、一定のピクセルサイズをもったピクセルがアレイ上に配置された素子となっている。そのため、集光する際のスポットサイズはピクセルサイズ以下であれば解像度に影響は無く、そのサイズが許容錯乱円εとして定義される。許容錯乱円εのサイズ内にボケが収まる範囲を焦点深度と呼ぶ。
Figure 2021021892
よって
Figure 2021021892
上記関係式より、焦点深度は有効口径を小さくすることで深くなることがわかる。つまり、絞りを絞れば有効口径は小さくなり、焦点深度を深く出来る。
可視光と近赤外光の焦点は、波長の違いからレンズでの屈折率の違いとなり焦点位置が異なる。そのため、撮像素子を可視光の位置に置いた場合は近赤外の焦点が合わず、逆に近赤外の位置に置くと可視光の焦点が合わない。そこで、撮像素子は両焦点間に配置するが、可視光と近赤外光が共に許容錯乱円以下の状態とするためには、十分な焦点深度が必要となる。焦点深度を深くする方法は、前記の通り絞りを絞り有効口径を小さくすることであるが、絞りを絞るということは入射する光量を制限してしまうという背反があるため、可視光のみの絞りを絞ることで、近赤外光の光量ロスを無くす構成とし、それにより、近赤外光照明の負荷は増やさずに実現する。具体的な方法として、従来の絞りである第1絞り20の内側に可視光L1のみをカットする第2絞り30をもう一段設け、それぞれの異なるサイズの絞りのサイズを形成する。これにより、可動機構やレンズを多数使った複雑な構成とすることなく、絞りを変更するのみで対応可能であり、安価に対応することが可能となる。
図6(a)は、従来の第1絞りのみを備えた場合の撮像レンズにおいて、可視光L1と近赤外光L2のそれぞれの焦点位置f1及びf2と撮像素子の位置関係を示す断面図であり、図6(b)は、図6(a)が備える第1絞り20を撮像素子側から見た図である。従来の撮像レンズでは、前記f1とf2の間において、可視光L1と近赤外光L2のいずれかが許容錯乱円εのサイズを超えており、ボケが発生する。
一方、図6(c)は、第1絞り20、第2絞り30を備えた本実施の形態の撮像レンズにおいて、可視光L1と近赤外光L2のそれぞれの焦点位置と撮像素子の位置関係を示す断面図であり、図6(d)は、図6(c)が備える第1絞り20、第2絞り30を撮像素子側から見た図である。従来の絞りの内側に可視光L1のみカットする第2絞り30を追加することで、可視光L1の焦点深度が深くなり、可視光L1と近赤外光L2の両方を許容錯乱円εのサイズ以下にすることが可能となり、ボケが発生しない。また、近赤外光L2は従来通りの光量を維持出来る。
図6(c)に示すように、可視光L1と近赤外光L2の焦点距離の差異Mを算出する。これはそれぞれのベストピント位置となる。更に、可視光L1と近赤外光L2のそれぞれの有効口径及び許容錯乱円に基づく焦点深度を計算する。それぞれの焦点深度の1/2を足し合わせた値が焦点距離の差異Mと同じ、或いはそれ以上となる時、可視光L1の焦点位置と近赤外光L2の焦点位置の間の位置でいずれも許容錯乱円内となる位置が存在する。その位置に撮像素子が来るように配置することで、可視光L1と近赤外光L2のピントが合った状態と出来る。
(撮像システム2の構成)
撮像システム2は、図3に示すように、撮像装置1と、近赤外光により被写体を照明する照明部90、及び、撮像装置1、照明部90を制御する制御部100を備えて構成されている。
車両で使用される撮像システム(カメラシステム)は、昼間は可視光を使用するが、夜間など光量が少ない場合にドライバーに影響を与えず撮影するため、不可視である近赤外光の照明を使用する。そのため、可視光と近赤外光の両方を使う必要があるが、一般的にレンズは可視光の波長帯においては焦点が合うが、近赤外光は波長が可視光より長いため焦点がズレる。このため解像度が劣化し、画像が鮮明に映らない、という課題がある。
本実施の形態に係る撮像システム2は、撮像素子40から得られた値と、予め定められた閾値を比較し、予め定められた条件を満足する場合、撮像可能とする。すなわち、撮像素子40から得られた値が閾値以下である場合、撮像システム2は、照明部90を使って撮像し、また、撮像素子40から得られた値が閾値以上である場合、照明部90を使わずに撮像することができる。
(照明部90)
照明部90は、近赤外光により被写体を照明する。この近赤外光は不可視であるためドライバーに影響を与えず撮影することが可能である。ここでの近赤外光は、可視領域と赤外領域の間に位置する、例えば、800nmから1000nm程度の領域の波長を有する光とする。照明部90は、図3に示すように、制御部100による制御により近赤外照明光L3を照射して運転者200等の撮像対象物を照明することができる。
(制御部100)
制御部100は、例えば、記憶されたプログラムに従って、取得したデータに基づいて検出、判定、判断などを行うCPU(Central Processing Unit)、半導体メモリであるRAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)などから構成されるマイクロコンピュータである。このROMには、例えば、制御部100が動作するためのプログラムが格納されている。RAMは、例えば、一時的に演算結果などを格納する記憶領域として用いられる。
制御部100は、撮像素子40と接続され、撮像素子40から撮像データSsが入力される。また、照明部90と接続され、照明部90に対して照明信号Sを出力することにより照明部90から近赤外照明光L3を照射させることができる。また、例えば、車両80側から制御信号Scが入力される。この制御信号Scは、照明部90の点灯、非点灯を制御するための外部信号として利用することができる。
以下では、制御部100に入力される撮像データSsに基づいて、制御部100が照明部90の点灯、非点灯を制御する場合について説明する。
図7は、本発明の実施の形態に係る撮像システムを、近赤外光により被写体を照明する照明部を使用する場合を含む使用態様を説明するフローチャートである。
(撮像システム2の動作)
(Step1)
制御部100は、撮像データSsに基づいて、検出光量が閾値以上かどうかを判断する。制御部100は、特定の画素、例えば、中央付近の複数画素の検出光量の平均値が閾値以上かどうかを判断することができる。検出光量が閾値以上でない場合は、Step2に進み(Step1:No)、検出光量が閾値以上の場合は、Step3に進む(Step1:Yes)。
(Step2)
制御部100は、照明部90に対して照明信号Sを出力することにより照明部90から近赤外照明光L3を照射させる。これにより、近赤外光により被写体、例えば、車両の運転者200を照明する。
(Step3)
制御部100は、撮像素子40により撮像を実行する。制御部100は、例えば、昼間等の明るい状態では、可視光L1による撮像が実行される。一方、制御部100は、例えば、夜間等の暗い状態では、照明部90から近赤外照明光L3を照射して、主に近赤外光L2による撮像が実行される。
本実施の形態に係る撮像素子40は、例えば、可視光L1の焦点位置と近赤外光L2の焦点位置の間の位置でいずれも焦点深度内となる位置に撮像素子が来るように配置されるので、可視光L1と近赤外光L2のいずれのピントも合った状態とすることができる。したがって、Step3における撮像の実行において、可視光と近赤外光のいずれでも解像度良く撮像可能である。
上記フローで示した一連の動作は、必要に応じて、繰り返して実行することができる。
(本発明の実施の形態の効果)
上記のような構成により、次のような効果を有する。
(1)本発明の実施の形態に係る撮像装置1は、図1に示すように、入射する光を絞る第1絞り20を備えた撮像レンズ10と、撮像レンズ10により受光して画像を形成する撮像素子40と、を有し、撮像レンズ10は、第1絞り20と別に、近赤外光L2を透過させて可視光L1を透過させない第2絞り30を備えて構成されている。これにより、通常の光学レンズを使った撮像レンズ10であっても、可視光L1と近赤外光L2の両方のピントが合った状態とすることが出来る。
(2)撮像システム2は、図3に示すように、撮像装置1と、近赤外光により被写体を照明する照明部90、及び、撮像装置1、照明部90を制御する制御部100を備えて構成されている。これにより、夜間等の暗い撮像条件の下でも、ドライバーにまぶしい等の影響を与えず撮影することができる。
(3)本実施の形態は、撮像レンズにある絞りを、可視光のみ更に絞られるように、内側にもう一段可視光を遮断し近赤外光を透過する材料で絞りを構成することで可視光の焦点深度を深くすることで焦点ズレの影響を抑えるものである。この時、近赤外光の絞りは変化しないため近赤外光量の口スが無いという効果を有する。
(4)また、可視光と近赤外光の2種類の光の解像度劣化が無い画像を、可動機構や複雑で高価なレンズを必要とせず、絞りを変更するだけで、安価に実現できるという効果を有する。焦点深度を深くするための追加の絞りは可視光に対してのみ適用されるため近赤外光量のロスは無く、近赤外光照明の光量は従来通り入射されるため、照明への負荷を増やすことなく実現可能である。
以上、本発明のいくつかの実施の形態及び変形例を説明したが、これらの実施の形態及び変形例は、一例に過ぎず、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。これら新規な実施の形態及び変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。また、これら実施の形態及び変形例の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない。さらに、これら実施の形態及び変形例は、発明の範囲及び要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…撮像装置
2…撮像システム
10…撮像レンズ
20…第1絞り
30…第2絞り
40…撮像素子
45…基板
80…車両
90…照明部
100…制御部
200…運転者
D1…絞り径
D2…絞り径
f1…焦点位置
f2…焦点位置
L1…可視光
L2…近赤外光
L3…近赤外照明光
Sc…制御信号
…照明信号
Ss…撮像データ
ε…許容錯乱円

Claims (6)

  1. 入射する光を絞る第1絞りを備えた撮像レンズと、
    前記撮像レンズにより受光して画像を形成する撮像素子と、を有し、
    前記撮像レンズは、前記第1絞りと別に、近赤外光を透過させて可視光を透過させない第2絞りを備えている、撮像装置。
  2. 前記撮像素子は、前記可視光及び前記近赤外光を撮像可能である、請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第2絞りの径は、前記第1絞りの径よりも小さい、請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記撮像素子は、前記可視光の焦点位置と前記近赤外光の焦点位置の間の位置に配置される、請求項1から3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の撮像装置と、
    前記近赤外光により被写体を照明する照明部を備えている、撮像システム。
  6. 前記撮像素子から得られた値と、予め定められた閾値を比較し、予め定められた条件を満足する場合、撮像可能な、請求項5に記載の撮像システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023281877A1 (ja) * 2021-07-05 2023-01-12 パナソニックIpマネジメント株式会社 光学系、撮像装置および撮像システム

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