JP2021021766A - フォトディスプレイおよび印刷物 - Google Patents

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哲也 中谷
Tetsuya Nakatani
哲也 中谷
友朗 米本
Tomoaki Yonemoto
友朗 米本
綾美 瀬戸口
Ayami Setoguchi
綾美 瀬戸口
正樹 村上
Masaki Murakami
正樹 村上
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Abstract

【課題】半透明シートの両面に同一画像を重なるように印刷した印刷物は裏側から光をあてると、半透明シート独自の色合いが画像に混ざるという問題があった。【解決手段】白色を印刷した半透明シートに画像を印刷した印刷物と、前記印刷物の裏側に配置されたバックライトを有し、前記印刷物は、一方の面に印刷した前記画像の反転画像を、前記一方の面に印刷した画像に重なるように他方の面に印刷したことを特徴とするフォトディスプレイは、半透明シート独自の色合いを消し、コントラストに富んだ印刷物の表示装置(フォトディスプレイ)を提供することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、照明器付の写真表示機(フォトディスプレイ)に係るものである。また、フォトディスプレイに用いる印刷物に係るものである。
写真を展示する場合は、額縁に収納し、壁などに掛ける。そして照明を当てる場合がある。例えば、写真展といった大判の写真を展示する場合は、写真の細部をよく見れるように、照明が当てられる。しかし、この方法では、写真からの反射光によって写真を認識するに留まる。
そこで、写真を半透明シートに印刷し、それを背面から照明することで反射光だけでなく透過光をも使用するというアイデアはあった。この方法は、透過光を使用するため、写真の色合いが薄くなってしまうという点に問題があった。背面からの光によって、照度が高くなり、画像としてのコントラストが下がってしまったからである。
現在の画像処理技術を用いれば、コントラストの修正は可能であるが、全体の色合いが変わってしまい、印画紙に焼き付けた時のような画像を再現することはできない。
一方、特許文献1には、半透明のシートの両面に同一画像を重なるように印刷する写真印刷物が開示されている。
このような写真印刷物は、中国画や日本画で用いられる裏彩色の応用であるが、半透明シートの表裏に同一画像を重なるように印刷することで、裏面からの光によるコントラストの低下を改善することができる。
実用新案登録第3219816号公報
半透明シートの両面に同一画像を重なるように印刷した印刷物は反射光だけでみると、通常の写真と同じように見える。また、裏側からバックライトを当てると、反射光だけでなく透過光も利用することができるため、照度が十分ある場所だけでなく、照度の低い場所でも高いコントラストで美しい写真鑑賞ができる。しかしながら、バックライトを当てると、バックライトの光によって半透明シート自体の色が強調され、例えば白の部分に半透明シートの色味が出てしまうという課題があった。
本発明は、上記の課題に鑑みて想到されたものであり、半透明シートの両面に同一画像を重なるように印刷した印刷物の裏面からバックライトを当てても、白色が白色として表現されるフォトディスプレイを提供するものである。
より具体的に本発明に係るフォトディスプレイは、
白色を印刷した半透明シートに画像を印刷した印刷物と、
前記印刷物の裏側に配置されたバックライトを有し、
前記印刷物は、一方の面に印刷した前記画像の反転画像を、前記一方の面に印刷した画像に重なるように他方の面に印刷したことを特徴とする。
本発明に係るフォトディスプレイでは、半透明シートに予め白色を印刷したものを用いる。つまり、白色コートした半透明シートに、画像を両面から重なるように印刷する。このような印刷物にバックライトを当てると、画像はコントラストをよく見ることができ、半透明シートの色味が画像に反映されるということがなく、好適なフォトディスプレイを得ることができる。
本発明に係るフォトディスプレイの構成を示す図である。 印刷物の構成を示す図である。 バックライトの構成を示す図である。
以下に本発明に係るフォトディスプレイについて図面を示し説明を行う。なお、以下の説明は、本発明の一実施形態を例示するものであり、本発明が以下の説明に限定されるものではない。以下の説明は本発明の趣旨を逸脱しない範囲で改変することができる。
図1に本発明に係るフォトディスプレイ1の構成を示す。フォトディスプレイ1は、印刷物10と、バックライト20を有する。さらに透明板40や額縁50および裏板60を有していてもよい。また、後述するようにバックライト20を拡散板の周囲にLEDライトを配置したものを用いる場合は、遮光枠30を用いる。なお、フォトディスプレイ1においては、額縁50がある方を前側といい、裏板60がある方を後側と呼ぶ。
図2に印刷物10の構成を示す。印刷物10はポリプロピレンなどを用いた半透明シート12を基材として好適に利用できるが、これ以外の材質のものであってもよい。半透明シート12は全面に予め白色13を印刷しておく。印刷方向は矢印15aで示す。これは少なくとも一方の面に印刷してあればよい。したがって、白色13を印刷した半透明シート12は白色コート半透明シート14となる。
この白色コート半透明シート14の一方面に画像16を印刷する。印刷方向は矢印15bで示す。これは白色13の上に印刷するといってよい。すなわち、本発明において、「白色13を印刷した半透明シート12に画像16を印刷する」とは、白色13が画像16の下層となっていればよく、白色13の印刷と、画像16の印刷の時間的な長さは問わない。したがって、白色コート半透明シート14を予め用意しておかなくても、半透明シート12に白色13を印刷してから画像16を印刷する、若しくは白色13が下層になるように、白色13と画像16を同時に印刷するとしてもよい。
そして、他方の面に画像16の反転画像である画像18を印刷する。印刷方向は15cで示す。この時、画像16と画像18は、透視した際に、画像16および画像18のずれが視認できない程度に重なるように印刷される。
図1を再度参照する。バックライト20は、印刷物10の背後から光を照射できるタイプのものであれば、特に限定されない。例えば、エッジライト型、バックライト型、サイドライト型といったタイプが好適に利用できる。
また、バックライト20の光の色は、白色であるのが望ましい。ここで、白色の光とは、少なくともR、G、Bの三色が混ざった光であればよく、他の色のスペクトルが含まれていてもよい。視認した時に白と認識できる程度の白色の光が好適に利用できる。なお、意図して画像16、18に他の色合いをつけるため、白色から外れた色の光を用いることを妨げない。
ここでは、図3を参照して、拡散板22の縁にLEDライト24を配置したタイプのバックライト20で説明する。LEDライト24は拡散板22の全周囲に配置されるのが望ましい。LEDライト24を用いるのは冷陰極管を用いた場合よりも高い照度の光を得ることができるからである。なお、LEDライト24にはプラグ21から電気が供給される。バックライト20内に適当な変電器を有していてもよい。
また、本発明に係るフォトディスプレイ1では、印刷物10に白色13を下層として印刷しているので、光の透過率が半透明シート12の時より低下する。したがって、高い照度の光を必要とする。
バックライト20を拡散板22の周囲にLEDライト24を配置したタイプのものを利用すると、光源自体は点光源となる。つまり、LEDライト24を配置した部分の照度は高くなる。つまり、拡散板22の縁に近い部分には照度の濃淡ができる。図3では、濃い部分を符号24cで示した。縁から離れれば拡散板22の効果によって照度は一定になる。バックライト20の照度に濃淡があると、印刷物10の縁と中央付近でコントラストに違いができるという問題が生じる。
そこで、このようなタイプのバックライト20を用いる場合は、バックライト20の照度の濃淡がある部分からの光を遮蔽する遮光枠30を用いる。遮光枠30は、光を透過させなければ材質は特に限定されない。また、黒色若しくは銀色が望ましい。これは発光する印刷物10の周囲を囲む場合、黒色若しくは銀色であれば印刷物10の色合いに関わらず、安定した視認性を確保できるからである。図3で、点線の枠は、遮光枠30の開口部32に相当する部分を示す。
なお、遮光枠30は、バックライト20側が黒色若しくは銀色であればよく、前側は他の色であってもよい。
図1を再度参照する。フォトディスプレイ1は、さらに額縁50や透明板40、裏板60を有していてもよい。透明板40はアクリルやガラスといったレタデーションの少ないものが好適に利用できる。印刷物10を、透明板40に通してみたときにぶれが生じないためである。
額縁50は、バックライト20を含む大きさであれば特に限定されるものではない。裏板60は、透明板40、遮光枠30、印刷物10、バックライト20を額縁50に収納したときの蓋となる。なお、遮光枠30を額縁50と一体に形成してもよい。ただし、遮光枠30は、透明板40よりもバックライト20側にあった方がよい。バックライト20の直前に透明板40が存在すると、バックライト20の拡散板22の周囲に配置されたLEDライト24からの光が透明板40を通って、印刷物10に不要な光を当てるからである。
以上のように本発明に係るフォトディスプレイ1によれば、半透明シート12の裏表に同一画像を重なるように印刷した印刷物10を半透明シート12の色合いを反映させることなく表示させることができる。
本発明は、印刷物の背後から照明を当てるタイプのフォトディスプレイに好適に適用できる。
1 フォトディスプレイ
10 印刷物
12 半透明シート
13 白色
14 白色コート半透明シート
16 画像
18 画像
20 バックライト
21 プラグ
22 拡散板
24 LEDライト
30 遮光枠
32 開口部
40 透明板
50 額縁
60 裏板

Claims (5)

  1. 白色を印刷した半透明シートに画像を印刷した印刷物と、
    前記印刷物の裏側に配置されたバックライトを有し、
    前記印刷物は、一方の面に印刷した前記画像の反転画像を、前記一方の面に印刷した画像に重なるように他方の面に印刷したことを特徴とするフォトディスプレイ。
  2. 前記バックライトは、前記印刷物より大きな拡散板の周囲にLEDライトが配置され、
    前記拡散板の周囲から一定距離を覆う遮光枠を有することを特徴とする請求項1に記載されたフォトディスプレイ。
  3. 前記遮光枠は、黒色若しくは銀色であることを特徴とする請求項2に記載されたフォトディスプレイ。
  4. 前記遮光枠は、前記バックライトを収納する額縁のフレームに設けられていることを特徴とする請求項2に記載されたフォトディスプレイ。
  5. 白色を印刷した半透明シートに画像を印刷した印刷物であって、
    前記印刷物は、一方の面に印刷した前記画像の反転画像を、前記一方の面に印刷した画像に重なるように他方の面に印刷したことを特徴とする印刷物。
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