JP2021021560A - コンロバーナ用火力調節装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】主バーナと副バーナとを有するコンロバーナ用の火力調節装置であって、コストダウンを図ることができると共に、電力消費を可及的に低減できるようにする。【解決手段】ガス供給路の下流端に位置する固定ディスク41と、固定ディスク41に接した状態でモータにより回転駆動される回転ディスク42とを備える。固定ディスク41に、副バーナ用分配孔412と、副バーナ用分配孔412から周方向一方に離れた主バーナ用分配孔411とが形成され、回転ディスク42に、周方向一方に向かって径方向断面積が次第に小さくなる連通孔421が形成される。回転ディスク42を連通孔421が副バーナ用分配孔412にのみ重なり得る第1の回転範囲と、連通孔421が副バーナ用連通孔412に加えて主バーナ用連通孔411にも重なる第2の回転範囲とに回転自在とする。【選択図】図6
Description
本発明は、主バーナと、最大火力が主バーナより小さい、主バーナに隣接する副バーナとを有するコンロバーナ用の火力調節装置に関する。
従来、この種の火力調節装置として、主バーナと副バーナとに共通のガス供給路に流量調節弁を介設し、流量調節弁の下流側でガス供給路を主バーナ用分岐路と副バーナ用分岐路とに分岐し、主バーナ用分岐路に電磁弁を介設したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。このものでは、電磁弁の開閉で主副両バーナに燃料ガスを供給する状態と副バーナのみに燃料ガスを供給する状態とに切換えることができるため、ターンダウン比を大きくすることができる。尚、流量調節弁は、周方向の間隔を存して複数の貫通孔が形成された固定ディスクと、固定ディスクに接した状態で回転自在であって、モータにより回転駆動される回転ディスクとを有しており、回転ディスクに形成した周方向に長手の連通孔に重なる貫通孔の数が回転ディスクの回転で変化することにより供給ガス量が変化するように構成されている。
ここで、上記従来例のものでは、主バーナ用分岐路に介設した電磁弁が必要になるため、コストが高くなる。また、副バーナのみに燃料ガスを供給する状態から主副両バーナに燃料ガスを供給する状態に切換えるには、電磁弁に通電して開弁させると共に、供給ガス量が一時的に増加するように回転ディスクを正逆転させる必要があり、消費電力が大きくなる。尚、回転ディスクを正逆転させる理由は以下の通りである。即ち、副バーナのみに燃料ガスを供給する状態から電磁弁を開弁させると、それまで副バーナ用分岐路に向かって流れていた燃料ガスの一部が主バーナ用分岐路に流れ込むため、副バーナへの供給ガス量が瞬間的に低下し、副バーナの失火を生ずることがある。そこで、電磁弁の開弁時に、回転ディスクを本来の位置よりも供給ガス量が大きくなる位置まで一旦正転させてから逆転させて本来の位置に戻すことにより、副バーナへの供給ガス量を一時的に増加させ、副バーナの失火を防止する必要がある。
本発明は、以上の点に鑑み、コストダウンを図ることができると共に、消費電力を可及的に低減できるようにしたコンロバーナ用火力調節装置を提供することをその課題としている。
上記課題を解決するために、本発明は、主バーナと、最大火力が主バーナより小さい、主バーナに隣接する副バーナとを有するコンロバーナ用の火力調節装置であって、主バーナと副バーナとに共通のガス供給路の下流端に位置する固定ディスクと、固定ディスクに接した状態で回転自在であって、モータにより回転駆動される回転ディスクとを備え、固定ディスクに、副バーナに燃料ガスを分配する副バーナ用分配孔と、副バーナ用分配孔から周方向一方に離れた、主バーナに燃料ガスを分配する主バーナ用分配孔とが形成され、回転ディスクに、周方向一方に向かって径方向断面積が次第に小さくなる連通孔が形成され、回転ディスクは、連通孔が副バーナ用分配孔にのみ重なり得る第1の回転範囲と、連通孔が副バーナ用連通孔に加えて主バーナ用連通孔にも重なる第2の回転範囲とに回転自在であり、第2の回転範囲における回転ディスクの回転により主バーナ用分配孔に重なる連通孔の部分の位置が変化して主バーナへのガス供給量が可変調節されることを特徴とする。
本発明によれば、回転ディスクを第1の回転範囲から第2の回転範囲に向けて周方向一方に回転させることで、副バーナのみに燃料ガスを供給する状態から主副両バーナに燃料ガスを供給する状態に切換えることができる。従って、従来の主バーナ用分岐路に介設した電磁弁が不要となり、コストダウンを図ることができる。また、回転ディスクを第1の回転範囲から第2の回転範囲に回転させる際は、連通孔の周方向一方の端部の径方向断面積の小さい部分が先ず主バーナ用分配孔に重なり、主バーナへの供給ガス量が次第に増加することになる。従って、主バーナへのガス供給が開始されたときに、副バーナへの供給ガス量が瞬間的に低下して、副バーナの失火を生ずることはない。そのため、副バーナの失火防止対策として、回転ディスクを副バーナへの供給ガス量が一時的に増加するように正逆転させる必要がなく、従来例の如き電磁弁の通電開弁が不要になることと相俟って、消費電力を可及的に低減できる。
尚、回転ディスクの第1の回転範囲から第2の回転範囲への回転で、連通孔の周方向一方の端部が主バーナ用分配孔に重なって、主バーナへの燃料ガスの供給が開始されたときの主バーナへの供給ガス量の増加勾配が緩やか過ぎると、供給ガス量が主バーナでの逆火を生じない量まで増加するのに時間がかかり過ぎて、逆火を生ずる恐れがある。そのため、連通孔の周方向一方の端部は、回転ディスクの第1の回転範囲から第2の回転範囲への回転で、当該端部が主バーナ用分配孔に重なって、主バーナへの燃料ガスの供給が開始されたときに、主バーナへの供給ガス量が、主バーナでの逆火を生じない量まで、当該端部に隣接する連通孔の部分が主バーナ用分配孔に重なって主バーナへの供給ガス量が増加するときの勾配よりも急な勾配で増加するように形成されることが望ましい。これによれば、主バーナへの燃料ガスの供給開始時の逆火を効果的に防止できる。
本発明の実施形態の火力調節装置による制御対象である図1、図2に示すコンロバーナ1は、主バーナ11と、主バーナ11の下側に隣接する副バーナ12とを有している。主バーナ11と副バーナ12には、夫々混合管111,121が設けられている。これら主バーナ用と副バーナ用の各混合管111,121の上流端の流入口111a,121aには、主バーナ用と副バーナ用の各ノズル112,122が臨んでいる。そして、各ノズル112,122から噴射された燃料ガスと共に流入口111a,121aから一次空気が吸引され、各混合管111,121内で燃料ガスと一次空気とが混合されて混合気が生成される。主バーナ用混合管111と副バーナ用混合管121とから供給される混合気は、夫々主バーナ11の周面に開設した主バーナ用炎口113と副バーナ12の周面に開設した副バーナ用炎口123とから噴出して燃焼する。ここで、副バーナ用炎口123の総開口面積は、主バーナ用炎口113の総開口面積よりも小さく、副バーナ12の最大火力は主バーナ11の最大火力よりも小さい。
主バーナ用と副バーナ用の各ノズル112,122には、主バーナ11と副バーナ12とに共通のガス供給路2と、このガス供給路2から分岐した主バーナ用と副バーナ用の各分岐路21,22とを介して燃料ガスが供給される。ガス供給路2には、電磁安全弁3と、その下流側に位置する本発明の実施形態の火力調節装置4とが介設されている。図3を参照して、電磁安全弁3と火力調節装置4とは、ガス供給路2の上流側部分が接続される流入口51と、流入口51に連通し、ガス供給路2の下流側部分となる内部流路52とが形成されたバルブケーシング5に組み込まれている。
電磁安全弁3は、内部流路52の上流部に設けられた弁座31と、弁座31に対向する弁体32と、弁体32を弁座31に接近する方向(以下、この方向を前方、反対方向を後方と記す)に付勢する弁バネ33と、弁体32に後方にのびる弁軸32aを介して連結した吸着片34と、吸着片34に対向する電磁石35とを備えている。また、後述する連結子44に連動して回転する、外周面に図外の凸部が形成されたカム36と、弁体32に前方から当接可能なプッシュロッド37とが設けられている。プッシュロッド37は、カム36の外周面に従動子37a及びクッションバネ37bを介して当接する。そして、カム36の回転により、従動子37a及びクッションバネ37bを介してプッシュロッド37を後方に押動させて弁体32に当接させ、弁体32を吸着片34が電磁石35に当接する開弁位置まで弁バネ33に抗して押動させる。この状態で電磁石35に通電することにより、弁体32を開弁位置に吸着保持する。また、コンロバーナ1に付設する図示省略した火炎検知素子により失火が検知されたときや消火操作を行ったときは、電磁石35への通電を停止し、弁体32を弁バネ33により弁座31に着座する閉弁位置に復帰させて、電磁安全弁3を閉弁させる。
火力調節装置4は、ガス供給路2の下流端、即ち、内部流路52の下流部の上方にのびる弁室部分52aの上端に位置する固定ディスク41と、固定ディスク41の下面に接した状態で回転自在な回転ディスク42とを備えている。回転ディスク42は、ステッピングモータ等のモータ43の出力軸43aに連結子44を介して連結され、モータ43により回転駆動される。また、回転ディスク42は、上記カム36との間に介設したバネ42aで上方に付勢されて、固定ディスク41の下面に接する。
図4、図6を参照して、固定ディスク41には、副バーナ12に燃料ガスを分配する副バーナ用分配孔412と、副バーナ用分配孔412から周方向一方(上方から見て時計回り方向)に離れた、主バーナ11に燃料ガスを分配する主バーナ用分配孔411とが形成されている。また、図5に示す如く、固定ディスク41の下面の回転ディスク42が接する部分は、下方に若干突出した凸部41aとなっている。副バーナ用分配孔412から周方向他方に離れた凸部41aの部分には、切欠き部41bが形成されている。そして、この切欠き部41bに合致する固定ディスク41の部分に、副バーナ12への供給ガス量を最小量に絞る副バーナ用オリフィス孔413を形成している。このオリフィス孔413には、弁室部分52aから切欠き部41bを介して常時燃料ガスが流れる。
ここで、固定ディスク41の上面には、パッキン45を介して流出側ジョイント46が締結されている。流出側ジョイント46には、主バーナ用分岐路21を接続する主バーナ用流出口461と、副バーナ用分岐路22を接続する副バーナ用流出口462とが設けられている。パッキン45の上面には、主バーナ用流出口461に面する部分と副バーナ用流出口462に面する部分との境界部に位置するシール部45aが形成されている。そして、主バーナ用流出口461に面するパッキン45の部分に、主バーナ用分配孔411が臨む透孔451を形成し、また、副バーナ用流出口462に面するパッキン45の部分に、副バーナ用分配孔412が臨む透孔452と、副バーナ用オリフィス孔413が臨む透孔453とを形成している。そのため、主バーナ用分配孔411を通過した燃料ガスが透孔451から主バーナ用流出口461と主バーナ用分岐路21とを介して主バーナ11に分配され、副バーナ用分配孔412及び副バーナ用オリフィス孔413を通過した燃料ガスが透孔452,453から副バーナ用流出口462と副バーナ用分岐路22とを介して副バーナ12に分配される。
回転ディスク42には、周方向一方に向かって径方向断面積が次第に小さくなる不等断面積形状の連通孔421が形成されている。ここで、回転ディスク42は、連通孔421が副バーナ用分配孔412のみに重なり得る第1の回転範囲と、連通孔421が副バーナ用分配孔412に加えて主バーナ用分配孔411にも重なる第2の回転範囲とに回転自在である。そして、第2の回転範囲における回転ディスク42の回転により、主バーナ用分配孔411に重なる連通孔421の部分の位置が変化して主バーナ11への供給ガス量が可変調節されるようにしている。
尚、本実施形態では、第1の回転範囲の始端位置P1を、図6(a)に示す如く、連通孔421の周方向一方の端部が副バーナ用分配孔412から周方向他方に離れた位置に設定している。この始端位置P1では、図7に示す如く、副バーナ12への供給ガス量QSが副バーナ用オリフィス孔413で規定される最小量QSminに絞られる。回転ディスク42を始端位置P1から周方向一方に回転させて、図6(b)に示す如く、連通孔421の周方向一方の端部が副バーナ用分配孔412に重なる位置P2に達すると、図7に示す如く、副バーナ12への供給ガス量QSが副バーナ用分配孔412で規定される最大量QSmaxに増加し、副バーナ12の火力が最大火力になる。回転ディスク42を第1の回転範囲から第2の回転範囲に向けて更に周方向一方に回転させて、連通孔421の周方向一方の端部が主バーナ用分配孔411に重なると、主バーナ11への燃料ガスの供給が開始される。そして、回転ディスク42を更に周方向一方に回転させると、主バーナ用分配孔411に重なる連通孔421の部分の径方向断面積が次第に大きくなって、図7に示す如く、主バーナ11への供給ガス量QLが次第に増加する。第2の回転範囲の終端位置P3は、図6(c)に示す如く、連通孔421の周方向他方の端部寄りの部分が副バーナ用分配孔412に加えて主バーナ用分配孔411に重なる位置に設定される。この終端位置P3で、図7に示す如く、主バーナ11への供給ガス量QLが最大量QLmaxに増加し、主バーナ11の火力が最大火力になる。
連通孔421の周方向他方の端部寄りの部分は、ディスク板厚方向に貫通する貫通孔421aで構成されている。貫通孔421aから周方向一方にのびる連通孔421の部分は、周方向一方に向かって径方向断面積が次第に小さくなるように、ディスク板厚方向に貫通しない凹溝421bで構成されると共に、径方向幅が次第に狭くなっている。また、連通孔421の周方向一方の端部は、小径の貫通孔421cで構成されている。尚、凹溝421bは、溝深さが周方向一方に向けて次第に浅くなっているが、溝深さを一定にしてもよい。更に、ディスク板厚が大きく、溝深さを大きく変化させることができるなら、貫通孔421aから周方向一方にのびる連通孔421の部分を、径方向幅が一定で、溝深さが次第に浅くなる凹溝で構成することも可能である。また、連通孔421を、径方向幅が周方向一方に向けて次第に狭くなる、周方向全長に亘る貫通孔で構成することも可能である。何れにしても、連通孔421の径方向断面積は、周方向一方に向けて次第に小さくなる。
本実施形態によれば、回転ディスク42を第1の回転範囲から第2の回転範囲に向けて周方向一方に回転させることで、副バーナ12のみに燃料ガスを供給する状態から主副両バーナ11,12に燃料ガスを供給する状態に切換え、また、回転ディスク42を第2の回転範囲から第1の回転範囲に向けて周方向他方に回転させることで、主副両バーナ11,12に燃料ガスを供給する状態から副バーナ12のみに燃料ガスを供給する状態に切換えることができる。従って、従来の主バーナ用分岐路に介設した電磁弁が不要となり、コストダウンを図ることができる。また、回転ディスク42を第1の回転範囲から第2の回転範囲に回転させる際は、連通孔421の周方向一方の端部の径方向断面積の小さい部分が先ず主バーナ用分配孔411に重なり、主バーナ11への供給ガス量QLが次第に増加することになる。従って、主バーナ11へのガス供給が開始されたときに、副バーナ12への供給ガス量QSが瞬間的に低下して、副バーナ12の失火を生ずることはない。そのため、副バーナ12の失火防止対策として、回転ディスク42を副バーナ12への供給ガス量QSが一時的に増加するように正逆転させる必要がなく、従来例の如き電磁弁の通電開弁が不要になることと相俟って、消費電力を可及的に低減できる。
ところで、回転ディスク42の第1の回転範囲から第2の回転範囲への回転で、連通孔421の周方向一方の端部が主バーナ用分配孔411に重なって、主バーナ11への燃料ガスの供給が開始されたときの主バーナ11への供給ガス量の増加勾配が緩やか過ぎると、供給ガス量が主バーナ11での逆火を生じない量まで増加するのに時間がかかり過ぎて、逆火を生ずる恐れがある。これに対し、本実施形態では、連通孔421の周方向一方の端部が上記の如く小径の貫通孔421cで構成されているため、回転ディスク42の第1の回転範囲から2の回転範囲への回転で、貫通孔421cが主バーナ用分配孔411に重なって、主バーナ11への燃料ガスの供給が開始されたときに、主バーナ11への供給ガス量が、主バーナ11での逆火を生じない量まで、貫通孔421cに隣接する凹溝421bが主バーナ用分配孔411に重なって主バーナ11への供給ガス量が増加するときの勾配よりも急な勾配で増加する。これによれば、主バーナ11への燃料ガスの供給開始時の逆火を効果的に防止できる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、環状の主バーナと、主バーナの内周側に隣接する副バーナとを有するコンロバーナの火力調節装置としても同様に本発明を適用できる。また、上記実施形態では、副バーナ12への供給ガス量QSを最小量QSminと最大量QSmaxとの2段階に切換えるようにしているが、副バーナ12への供給ガス量QSを主バーナ11への供給ガス量QLと同様に無段階に調節できるようにすることも可能である。
1…コンロバーナ、11…主バーナ、12…副バーナ、2…ガス供給路、4…火力調節装置、41…固定ディスク、411…主バーナ用分配孔、412…副バーナ用分配孔、42…回転ディスク、421…連通孔、43…モータ。
Claims (2)
- 主バーナと、最大火力が主バーナより小さい、主バーナに隣接する副バーナとを有するコンロバーナ用の火力調節装置であって、
主バーナと副バーナとに共通のガス供給路の下流端に位置する固定ディスクと、固定ディスクに接した状態で回転自在であって、モータにより回転駆動される回転ディスクとを備え、固定ディスクに、副バーナに燃料ガスを分配する副バーナ用分配孔と、副バーナ用分配孔から周方向一方に離れた、主バーナに燃料ガスを分配する主バーナ用分配孔とが形成され、回転ディスクに、周方向一方に向かって径方向断面積が次第に小さくなる連通孔が形成され、回転ディスクは、連通孔が副バーナ用分配孔にのみ重なり得る第1の回転範囲と、連通孔が副バーナ用連通孔に加えて主バーナ用連通孔にも重なる第2の回転範囲とに回転自在であり、第2の回転範囲における回転ディスクの回転により主バーナ用分配孔に重なる連通孔の部分の位置が変化して主バーナへの供給ガス量が可変調節されることを特徴とするコンロバーナ用火力調節装置。 - 前記連通孔の周方向一方の端部は、前記回転ディスクの前記第1の回転範囲から前記第2の回転範囲への回転で、当該端部が前記主バーナ用分配孔に重なって、前記主バーナへの燃料ガスの供給が開始されたときに、主バーナへの供給ガス量が、主バーナでの逆火を生じない量まで、当該端部に隣接する連通孔の部分が主バーナ用分配孔に重なって主バーナへの供給ガス量が増加するときの勾配よりも急な勾配で増加するように形成されることを特徴とする請求項1記載のコンロバーナ用火力調節装置。
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