JP2021020588A - 物入れおよび車両用シート - Google Patents

物入れおよび車両用シート Download PDF

Info

Publication number
JP2021020588A
JP2021020588A JP2019139062A JP2019139062A JP2021020588A JP 2021020588 A JP2021020588 A JP 2021020588A JP 2019139062 A JP2019139062 A JP 2019139062A JP 2019139062 A JP2019139062 A JP 2019139062A JP 2021020588 A JP2021020588 A JP 2021020588A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
end portion
seat
opening
vehicle seat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019139062A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7309505B2 (ja
Inventor
博之 埜嵜
Hiroyuki Nozaki
博之 埜嵜
紀人 秋元
Norito Akimoto
紀人 秋元
本多 正明
Masaaki Honda
正明 本多
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tachi S Co Ltd
Original Assignee
Tachi S Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tachi S Co Ltd filed Critical Tachi S Co Ltd
Priority to JP2019139062A priority Critical patent/JP7309505B2/ja
Publication of JP2021020588A publication Critical patent/JP2021020588A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7309505B2 publication Critical patent/JP7309505B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Abstract

【課題】垂直荷重に耐えうることが可能な物入れを提供することにある。【解決手段】物入れは、第1部品41と、前記第1部品に組み合わせられる第2部品42と、を含む。第1部品は、物入れ部411と、物入れ部の上端部の周囲に設けられ、下側方向に向かって傾斜する第1側面、第2側面X2、第3側面および第4側面X4を有する上枠部412と、を含む。第2部品は、第2部品の上端部に設けられた第1端部、第2端部Y2、第3端部および第4端部Y4を有する。第1端部、第2端部、第3端部および第4端部のおのおのは外側に傾斜した傾斜面ISを有する。第1側面、第2側面、第3側面および第4側面のおのおのは裏面BBを有する。裏面は傾斜面を上下方向にスライド可能に支持する。【選択図】図14

Description

本発明は、物入れ、および、物入れを備える車両用シートに関する。
衝突時等に車両側方から入力される衝撃荷重を、車両用シートを介して車体フロアーに伝達するものが知られている(例えば、特開2010−221871号公報参照)。また、側面衝突の際に、センタコンソールを背もたれの支持要素として利用するものが知られている(例えば、特開平9−136575号公報参照)。衝撃荷重を伝達するための部材はロードパスパイプと称されることがある。このロードパスパイプは車両用シートに設けられる場合がある。
特開2010−221871号公報 特開平9−136575号公報
本発明者らは、樹脂部品で構成される物入れにおいて、上下2部品構成の物入れに関し検討を行った。その結果、以下の事項が分かった。
1)上下2部品の合わせ構造において、上下でつき合わせる構成が考えられる。この場合、上の部品へ垂直荷重が入力された際に、つき合わせ部を介して、下の部品へ荷重伝達されるので、下の部品は垂直荷重に耐えうる様な補強が必要となる場合があった。
2)また、上下2部品の外周を全て合わせる構造とした場合、上下2部品の歪み等の問題により、上下2部品のあわせが困難になる場合もあった。
本発明者らは、ロードパスパイプに取り付け可能な物入れを検討する過程において、本発明に係る物入れの構成を完成させた。
本発明の目的は、垂直荷重に耐えうることが可能な物入れを提供することにある。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記の通りである。
物入れは、第1部品と、前記第1部品に組み合わせられる第2部品と、を含む。第1部品は、物入れ部と、物入れ部の上端部の周囲に設けられ、下側方向に向かって傾斜する第1側面、第2側面、第3側面および第4側面を有する上枠部と、を含む。第2部品は、第2部品の上端部に設けられた第1端部、第2端部、第3端部および第4端部を有する。第1端部、第2端部、第3端部および第4端部のおのおのは外側に傾斜した傾斜面を有する。第1側面、第2側面、第3側面および第4側面のおのおのは裏面を有する。裏面は傾斜面を上下方向にスライド可能に支持する。
上記物入れによれば、垂直荷重に耐えうることが可能である。
図1は、実施例に係る車両用シートを示す斜視図である。 図2は、図1の車両用シートのシートフレームを後ろから見た状態を示す斜視図である。 図3は、図1の物入れの分解斜視図である。 図4は、実施例に係る車両用シートの配置例を説明する上面図である。 図5は、車両側面からの荷重の伝達経路を模式的に示す図である。 図6は、物入れの外観形状を説明する図である。 図7は、下側から見た場合の物入れを示す斜視図である。 図8は、カバー部と側壁部の上端部の構成を拡大して示す斜視図である。 図9は、第1部品の構成例を説明する図である。 図10は、第2部品の構成例を説明する図である。 図11は、第2部品の構成例を説明する斜視図である。 図12は、図11のD−D線に沿う断面図である。 図13は、第3部品の構成例を説明する図である。 図14は、図6のA−A線に沿う断面図である。 図15は、図6のB−B線に沿う断面図である。 図16は、図6のC−C線に沿う断面図である。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
なお、開示はあくまで一例にすぎず、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。また、図面において、矢印前は車両の前方を示し、矢印後は車両の後方を示し、矢印左は車両の左側方を示し、矢印右は車両の右側方を示し、矢印上は車両の上方を示し、矢印下は車両の下方を示している。また、以下の説明においては、特別に断らない限り、前、後や上、下、左、右については、車両に対しての前、後や上、下、左、右を意味するものとする。
(車両用シートの構成例)
図1は、実施例に係る車両用シートを示す斜視図である。図1に示す車両用シート1は、車両のフロアーに、車幅方向(左右方向)に並んで配置される右側シートと左側シートとの内の右側シート2を示している。右側シート2は、シートクッション4と、シートバック5と、シートバック5に取り付けられたヘッドレスト6と、シートクッション4の下側に取り付けられた一対のシートレール7と、を含む。シートクッション4は座面を構成し、シートバック5は背もたれを構成する。右側シート2は、シートクッション4とシートバック5との角度調整を可能にするリクライニング機構を有し、リクライニング機構によりシートクッション4とシートバック5とが連結されている。
右側シート2において、一対のシートレール7は、左側シートレールと、右側シートレールと、を含む。シートレール7のおのおのは、車両のフロアーに固定されるロアシートレール7Lと、シートクッション4の下に取り付けられたアッパシートレール7Uと、を含む。右側シート2は、シートレール7のロアシートレール7L上におけるシートクッション4の前後方向の位置調整を可能にするスライド機構を有している。
図1に示す様に、右側シート2のシートクッション4の左側の後方には、シートベルトを固定するためのバックル32と、物入れ40が設けられている。物入れ40は、上部品または物入れ本体とされる第1部品41と、下部品または下カバー部品とされる第2部品42と、横蓋とされる第3部品43と、を含む。第1部品41、第2部品42および第3部品43は、樹脂部品で構成される。物入れ40は、図3において説明するように、第1部品41と第2部品42と第3部品43とが組み合わせられて、ロードパスパイプ(30)の第1部分(30A)を覆う様に、ロードパスパイプ(30)の第1部分(30A)に取り付けられる。
図1に示す様に、シートクッション4は、シートクッションフレーム(15:図2参照)と、シートクッションフレーム(15)に取り付けられた緩衝部材としてのパッド(不図示)と、パッドを覆う様に設けられた表皮10と、を含む。シートバック5も、同様に、シートバックフレーム(16:図2参照)と、シートバックフレーム(16)に取り付けられた緩衝部材としてのパッド(不図示)と、パッドを覆う様に設けられた表皮11と、を含む。ヘッドレスト6も、ヘッドレストステイ(不図示)に取り付けられた緩衝部材としてのパッド(不図示)と、パッドを覆う様に設けられた表皮12と、を含む。表皮10、11,12は、たとえば、皮、革、合成皮革、布、それらとの同等物、又はそれらを組み合わせた部材によって構成することができる。パッドは、着座者にクッション性を付与する部材、たとえば、発泡性の樹脂であるウレタンによって構成することができる。
(シートフレームの構成例)
図2は、図1の車両用シートのシートフレームを後ろから見た状態を示す斜視図である。図2に示す様に、右側シート2のシートフレームは、シートクッションフレーム15とシートバックフレーム16とを有する。シートバックフレーム16は、リクライニング機構により、シートクッションフレーム15に、角度調整を可能に取り付けられている。
シートクッションフレーム15は、左右のサイドフレーム(左側サイドフレームと右側サイドフレーム)151と、後方パイプフレーム152と、前方パネルフレーム153と、前方パイプフレーム(不図示)と、を有する。前方パネルフレーム153は、左右のサイドフレーム151の前方側において、左右のサイドフレーム151と前方パイプフレームとに固定されて設けられている。前方パイプフレームは、前方パネルフレーム153の下に設けられている。後方パイプフレーム152は、左右のサイドフレーム151の後方側において、左右のサイドフレーム151の間に固定されて設けられている。
シートバックフレーム16は、メインパイプフレーム161と、左右のサイドフレーム162と、を含む。左右のサイドフレーム162は、メインパイプフレーム161の左右の下側に取り付けられている。
シートクッションフレーム15やシートバックフレーム16において、前方パネルフレーム153やサイドフレーム151、162は、剛性の高い材料、例えば鋼材によって構成されている。ロードパスパイプ30、後方パイプフレーム152、メインパイプフレーム161は、金属製の丸いパイプなどによって構成されている。
ロードパスパイプ30は、後方パイプフレーム152の後方側において、シートクッションフレーム15の左右のサイドフレーム151の間に固定されるともに、左側のサイドフレーム151の後方の下側から左側のサイドフレーム151の外側(左側)に延出されて、左側のサイドフレーム151から突出している。ロードパスパイプ30は、第1部分30Aと、第2部分30Bと、を含む。ロードパスパイプ30の第1部分30Aは、シートクッション4から露出している部分であり、物入れ40が第1部分30Aに取り付けられている。ロードパスパイプ30の第2部分30Bは、シートクッション4から露出せず、シートクッション4の内部に設けられる。
(物入れの組み立て例)
図3は、図1の物入れの分解斜視図である。図3に示す様に、物入れ40は、第1部品41と第2部品42と第3部品43とが組み合わせられて、ロードパスパイプ30の第1部分30Aを覆う様に、ロードパスパイプ30の第1部分30Aに取り付けられる。ロードパスパイプ30の第1部分30Aには、物入れ40を固定するための取付け部品50が、たとえば、溶接などを用いて取り付けられる。
第1部品41は、上面が開口するとともに、底面を有し、4つの角部が丸みを帯びた矩形箱型の物入れ部411と、物入れ部411の上端部の周囲に設けられ、下側方向に向かって傾斜する側面を有する上枠部412と、を含む。上枠部412の右側面には、右側方向に延出したカバー部413が設けられている。物入れ部411の上面の開口から、物入れ部411内に、携帯電話機や飲み物容器などを入れることができる。物入れ部411と上枠部412とは、樹脂材料により、一体に形成されている。上枠部412が設けられることにより、外観上の美観を向上することができる。
第2部品42は、第1部分30Aや取付け部品50が車両の乗員から見ないように、また、安全性の観点から、第1部分30Aや取付け部品50を覆う役割を有する。第2部品42は、上面が開口するとともに、底面を有し、4つの角部が丸みを帯びた矩形箱型とされている。第2部品42の右側面には、ロードパスパイプ30の第1部分30Aが挿入される開口部(第1開口部)42ROが設けられている。開口部42ROは、側面視において、上側に開いたほぼU字形状の側壁部42RWに囲まれている。側壁部42RWは、第2部品42の右側面から右側方向に延出するように設けられている。側壁部42RWの上端部42RW1は、第1部品41のカバー部413によって部分的に覆われるよう構成されている。第2部品42は、樹脂材料により、一体に形成されている。
第1部品41の物入れ部411が、第2部品42の上面の開口に挿入されて、下記で説明するように、第1部品41と第2部品42とが組み立てられる。第2部品42の上端部421は、第1部品41の物入れ部411と上枠部412との間に挿入され、上枠部412の裏面を上下方向にスライド可能に支持するような構成とされる。また、側壁部42RWの上端部42RW1は、第1部品41のカバー部413の下端部を上下方向にスライド可能に支持するような構成とされる。
第3部品43は、第2部品42に設けられた開口部(第2開口部)42Oを塞ぐ蓋のように、第2部品42に取り付けられる。第3部品43は、ロードパスパイプ30の第1部分30Aの端部(先端部)30Eに対向するように設けられている。開口部42Oは、開口部42ROと対向する位置に設けられている。第3部品43は、樹脂材料により、一体に形成されている。
取付け部品50は、金属製の第1取付け部品51と、金属製の第2取付け部品52と、を有する。第1取付け部品51と第2取付け部品52とは、溶接などにより、ロードパスパイプ30の第1部分30Aに固定される。
第1取付け部品51は、ロードパスパイプ30の第1部分30Aの上側に設けられ、上方向に向けられた第1取付け面51Fを有する。第1取付け面51Fには、丸い開口部の様な2つの固定部51A、51Bが設けられる。2つの固定部51A、51Bは、ネジまたはボルトの様な2本の固定部材(第1固定部材)60、61がはめ込まれるナット(不図示)を有する。第1部品41の底面には、固定部材60、61を貫通させるための2つの開口部(不図示)が設けられている。第1部品41は、固定部材60、61を第1取付け面51Fの固定部51A、51Bに取付けることによって、第1取付け面51Fに取り付けられる。
第2取付け部品52は、ロードパスパイプ30の第1部分30Aの下側に設けられ、下方向に向けられた第2取付け面52Fを有する。第2取付け面52Fには、点線の丸枠内に示す様に、細長い開口部のような2つの固定部52A、52Bが設けられる。第2部品42の底面には、クリップの様な2本の固定部材(第2固定部材)63、64を取り付けるための2つの設置部が設けられている。第2部品42は、固定部材63、64と2つの設置部とを取付け面52Fの固定部52A、52Bにはめ込むことにより、第2取付け面52Fに取り付けられる。
図3に示されるように、第2部品42の形状は、ロードパスパイプ30の第1部分30Aの形状(長さ、太さ)と比較して、大きくされている。したがって、たとえば、第3部品43が第2部品42に装着されていない場合でも、第2部品42は十分にロードパスパイプ30の第1部分30Aの周囲を覆うことができる。また、ロードパスパイプ30の第1部分30Aの形状より大きな第2部品42は、乗員に対して危害感を与えることが無い。
(車両用シートの配置例)
図4は、実施例に係る車両用シートの配置例を説明する上面図である。図4に示す様に、車両用シート1は、右側シート2と左側シート3とを有する。右側シート2と左側シート3は、車両CのフロアーFLに、車幅方向(左右方向)に並んで配置されている。左側シート3は、右側シート2と同様に、シートクッション4と、シートバック5と、シートバック5に取り付けられたヘッドレスト6と、シートクッション4の下側に取り付けられた一対のシートレール7と、を含む。
物入れ40は、右側シート2と左側シート3との間の後方において、右側シート2のシートクッション4から露出するロードパスパイプ30の第1部分30Aに設けられている。右側シート2から露出するロードパスパイプ30の第1部分30Aは、物入れ40に覆われている。したがって、右側シート2と左側シート3の後ろに配置される後部座席に着座する乗員から見た場合、物入れ40が設置されない場合と比較して、右側シート2と左側シート3との間の外観を向上することができる。また、右側シート2または左側シート3に着座する乗員、あるいは、右側シート2と左側シート3の後ろに配置される後部座席に着座する乗員が、物入れ40に小物を入れることが可能となる。
車幅方向(左右の方向)には、右側シート2が配置される領域A1と、物入れ40が配置される領域A2と、左側シート3が配置される領域A3と、がある。領域A1と領域A2と領域A3との車幅方向(左右の方向)の長さの比は、たとえば、4:2:4とされている。
物入れ40の左側面には、第3部品43が設けられている。そして、左側シート3のシートクッション4において、ロードパスパイプ30の第1部分30A(または、第3部品43)が当接する当接面には、表皮10の裏側に、鉄製の板(以下、鉄板と言う)35が設けられている(図5参照)。左側シート3のシートクッション4において、ロードパスパイプ30が当接する当接面が樹脂部材で構成される場合、当接面に対応する樹脂部材の裏側に、鉄板35を設けても良い。
図5は、車両側面からの荷重の伝達経路を模式的に示す図である。図5は、車両CのフロアーFLに取り付けた図4の車両用シート1(右側シート2および左側シート3)と物入れ40とを後方側から見た状態を示す図である。図5に示す様に、ロードパスパイプ30の第1部分30Aは、物入れ40に覆われている。鉄板35は、左側シート3のシートクッションにおいて、ロードパスパイプ30の第1部分30Aが当接する当接面に対応して設けられている。
車両Cの左側面から荷重SFが入力されると、荷重SFは左側シート3のシートクッションフレームに伝達され、鉄板35が表皮等を介して物入れ40の第3部分43に当接し、第3部分43がロードパスパイプ30に当接する。そして、荷重SFがロードパスパイプ30を介して右側シート2に伝達される。これにより、車両の側面衝突における荷重SFを左側シート3から右側シート2へロードパスパイプ30を用いて効率的に伝達できる。
荷重SFがロードパスパイプ30に入力された場合、端部30Eは第3部品43に押し付けられることになる。荷重SFが大きい場合、第3部品43が端部30Eによって、割れたりする場合も考えられる。このような場合、交換用の第3部品43を第2部品42に取り付ければよい。つまり、第2部品42に第3部品43が取り付けられていない場合、第2部品42は、荷重SFが大きいと、端部30Eが押し付けられて、割れたりする。この場合、第2部品の全体を交換する必要がある。
したがって、第2部品42に第3部品43が取り付けられている場合、第3部品43のみを交換すればよいので、第2部品42に第3部品43が取り付けられていない場合と比較して、保守が簡単であり、低コストで保守を行うことができる。
(物入れの構成例)
図6は、物入れの外観形状を説明する図である。図7は、下側から見た場合の物入れを示す斜視図である。図8は、カバー部と側壁部の上端部の構成を拡大して示す斜視図である。なお、図6、図7および図8において、第2部品42の底面に設けられる2つのクリップの図示は省略されている。
図6には、物入れ40を上方側から見た場合の上面図US、左方側から見た場合の左側面図LS、前方側から見た場合の前側面図FS、後方側から見た場合の後側面図RS、および、下方側から見た場合の下面図BSが描かれている。上面図USに示されるように、第1部品41の物入れ部411の底部411Bには、固定部材60、61がはめ込まれている。前側面図FS、後側面図RSおよび下面図BSに示す様に、第3部品43の下端部は、第3部品43の上端部と比較して、厚く形成されて、第3部品43の側面431は、垂直な面となっている。これにより、ロードパスパイプ30の第1部分30Aの端部30Eと側面431との間において、荷重SFが確実に伝達される。
図3で説明した様に、第1部品41の上枠部412が第2部品42の上端部(421)を覆う様に設けられている。第2部品42の右側面には、側壁部42RWが設けられており、上枠部412のカバー部413が側壁部42RWの上端部42RW1を覆う様に設けられている。
図7に示す様に、物入れ40において、第2部品42の右側面42Rは、ロードパスパイプ30の第1部分30Aが挿入される開口部42ROを有する。開口部42ROは、側面視において、上側に開いたほぼU字形状の側壁部42RWに囲まれている。側壁部42RWの両方の上端部42RW1は、第1部品41の上枠部412に設けられたカバー部413によって部分的に覆われるよう構成されている。
図8に示す様に、側壁部42RWの両方の上端部42RW1のおのおのは、第1辺RW11と第2辺RW12とから構成される。第2辺RW12は、第2部品42の右側面42Rから見て、第1辺RW11より外側(右側)に設けられている。第2辺RW12は下側に傾斜しており、第2辺RW12の傾斜角度は、第1辺RW11と比較して、大きくなっている。カバー部413は、内部が空間とされており、両方の上端部42RW1の第1辺RW11がカバー部413の内部の空間に覆われる様な構成とされている。カバー部413は、右側壁413Rを有し、右側壁413Rの下端部413RLが、第2辺RW12の上側に位置する様に構成されている。
これにより、第1部品41の上側に人が乗った場合などの様に、第1部品41の上側から下側へ垂直荷重が入力された場合、右側壁413Rの下端部413RLが第2辺RW12に当接し、側壁部42RWの両方の上端部42RW1が内側(左側方向)へ移動し、入力された垂直荷重を逃がす様な動作を行う。このため、第2部品42には、垂直荷重が減少されて入力されることになる。したがって、第2部品42の垂直荷重に耐えうる強度がそれほど必要ではなくなるので、ロードパスパイプ30の第1部分30Aへの固定構造や第2部品42の部品強度を比較的簡単に設定できる。また、ロードパスパイプ30の第1部分30Aへの固定構造や第2部品42を安価な構成とすることができる。
次に、各部品41、42、43の構成例について図を用いて説明する。
(第1部品41の構成例)
図9は、第1部品41の構成例を説明する図である。図9には、第1部品41を上方側から見た場合の上面図US、後方側から見た場合の後側面図RS、および、左方側から見た場合の左側面図LSが描かれている。上面図USに示されるように、第1部品41の物入れ部411の底部411Bには、固定部材60、61がはめ込まれる2つの開口部70、71が設けられる。
図8で説明した様に、第1部品41の上枠部412において、カバー部413は右側壁413Rを有している。上枠部412の下側方向に向かって傾斜する側面は、カバー部413を除く部分において、第1側面X1と、第2側面X2と、第3側面X3と、第4側面X4と、を含む。第1側面X1は、カバー部413と接続されており、カバー部413とともに、上枠部412の右側に設けられている。第2側面X2は、第1側面X1と第3側面X3との間に連続して設けられ、上枠部412の後側に設けられる。第3側面X3は、第2側面X2と第4側面X4との間に連続して設けられ、上枠部412の左側に設けられる。第4側面X4は、カバー部413と第3側面X3との間に連続して設けられ、上枠部412の前側に設けられる。
後側面図RSおよび左側面図LSに示す様に、第1側面X1、第2側面X2、第3側面X3、および第4側面X4のおのおのは、表面SSと裏面BBと有している。第1側面X1、第2側面X2、第3側面X3、および第4側面X4のおのおのの裏面BBは、第2部品42の上端部421にスライド可能に支えるような構成とされる。
(第2部品42の構成例)
図10は、第2部品42の構成例を説明する図である。図11は、第2部品42の構成例を説明する斜視図である。図12は、図11のD−D線に沿う断面図である。図10には、第2部品42を上方側から見た場合の上面図US、後方側から見た場合の後側面図RS、および、左方側から見た場合の左側面図LSが描かれている。
上面図USに示されるように、第2部品42の底部には、固定部材63、64を取り付けるための2つの設置部72、73が設けられている。上面図USおよび後側面図RSに示されるように、第2部品42の右側面42Rには、開口部42ROが設けられており、開口部42ROは、上側に開いたほぼU字形状の側壁部42RWに囲まれている。側壁部42RWの上端部42RW1は、図8で説明されたように、第1辺RW11と第2辺RW12とから構成される。
図10および図11を参照し、第2部品42の上端部421は、第1端部Y1と、第2端部Y2と、第3端部Y3と、第4端部Y4と、を有する。第1端部Y1は、第2部品42の右側面42Rにおいて、側壁部42RW間を除く、第2部品42の上端部分に設けられる。第2端部Y2は、第2部品42の後側面の上端部分に設けられる。第3端部Y3は、第2部品42の左側面の上端部分に設けられる。第4端部Y4は、第2部品42の前側面の上端部分に設けられる。第1端部Y1、第2端部Y2、第3端部Y3、および、第4端部Y4は、第2部品42に第1部品を組み合わせるためのガイドとしての役割を有する。第2部品42の第1端部Y1、第2端部Y2、第3端部Y3および第4端部Y4は、第1部品41の第1側面X1、第2側面X2、第3側面X3および第4側面X4に対応するように設けられている。
図10および図11を参照し、切欠き部(第1切欠き部)80が、第1端部Y1と第2端部Y2との間に設けられる。同様に、第2端部Y2と第3端部Y3との間、および、第3端部Y3と第4端部Y4との間にも、切欠き部80が設けられる。また、第4端部Y4と第1端部Y1との間にも、切欠き部80が設けられる。切欠き部80は、第2部品42の上端部421の角部に対応する部分に設けられている。切欠き部80を設けることにより、第2部品42の上端部421は、第1端部Y1、第2端部Y2、第3端部Y3および第4端部Y4の様に、非連続なガイドの構成にされている。
図10および図11を参照し、第1端部Y1、第2端部Y2、第3端部Y3、および、第4端部Y4のおのおのには、2つの突起部81が設けられる。この突起部81は、第2部品42に第1部品41を組み合わせた場合において、第2部品42と第1部品41との間のガタつきを防止する役割を有している。このため、ガタつきによる雑音を防止することができる。
図12に示す様に、切欠き部80の下側に位置する第2部品42の側壁422の上側部分422Uは、切欠き部(第2切欠き部)83を有しているので、上側部分422Uの厚さは、上側部分422Uの下方部分と比較して、薄くされている。これにより、上側部分422Uの剛性が低下されている。言い換えると、切欠き部80が設けられている部分(角部)の側壁422の剛性が低下されている。
したがって、切欠き部80及び切欠き部83を設けることで、第2部品42に第1部品41を組み合わせた場合において、第2部品42や第1部品41に歪が発生した場合でも、第2部品42と第1部品41とを容易に組み合わせることができる様になる。
たとえば、上下の2部品が合わさる樹脂部品において、1部品があわせの為のガイド形状を有しこのガイド形状が製品全周に配置されている場合、剛性が高く、相手部品や自部品に歪みが発生した場合、あわせが困難になる場合がある。
しかし、図10〜図12に示す様に、剛性の高い角部に、切欠き部80および切欠き部83を設けることで、ガイドの連続性を廃止し、かつ、角部の剛性を低下さえる。これにより、第2部品42や第1部品41に歪が発生した場合でも、第2部品42と第1部品41とを容易に組み合わせることができる。
図10の左側面LSに示す様に、第2部品42の左側面42Lには、第3部品43がはめ込まれる開口部42Oが設けられている。開口部42Oの上側、左側および右側には、取り付け部分74、75、76が設けられている。取り付け部分74、75、76は、左側面42Lに設けられた開口部として構成されている。
(第3部品43の構成例)
図13は、第3部品43の構成例を説明する図である。図13には、第3部品43を上方側から見た場合の上面図US、左方側から見た場合の左側面図LS、右方側から見た場合の右側面図RS、および、正面側から見た場合の正面図FFが描かれている。
第3部品43は、本体432と、本体432の裏側の方向に延出された4つの爪部C1、C2、C3、C4と、を有する。第3部品43の本体432は、図6で説明した様に、側面431を有している。爪部C1、C2、C3は、係止爪とされている。爪部C1は、本体432の上側に設けられる。爪部C2は、本体432の右側に設けられる。爪部C3は、本体432の下側に設けられる。爪部C4は、本体432の左側に設けられる。爪部C1、C2,C4は、第2部品42の左側面42Lに設けられた取り付け部分74、75、76に、それぞれはめ込まれる。爪部C3は、第2部品42の左側面42Lに設けられた開口部42Oの下側にはめ込まれる。
(第1部品と第2部品の組み合わせ構造)
図14は、図6のA−A線に沿う断面図である。図15は、図6のB−B線に沿う断面図である。図16は、図6のC−C線に沿う断面図である。
図14、図15に示す様に、第2部品42の第2端部Y2、第3端部Y3および第4端部Y4は、外側に傾斜した斜め面とされる傾斜面ISを有する構成とされている。図14、図15には図示されていないが、第2部品42の第1端部Y1も、同様に、外側に傾斜した傾斜面ISを有する構成とされている。なお、突起部81は、第1端部Y1、第2端部Y2、第3端部Y3および第4端部のおのおのの傾斜面ISに設けられている。
図14に示す様に、第2部品42の第2端部Y2の傾斜面ISは、第1部品41の第2側面X2の裏面BBを上下方向にスライド可能に支持している。また、第2部品42の第4端部Y4の傾斜面ISは、第1部品41の第4側面X4の裏面BBを上下方向にスライド可能に支持している。第2端部Y2の最上部と第2側面X2の裏面BBの最上部との間は、所定の距離Lだけ離間した状態とされている。また、第4端部Y4の最上部と第4側面X4の裏面BBの最上部との間は、所定の距離Lだけ離間した状態とされている。
図15に示すように、第2部品42の第3端部Y3の傾斜面ISは、第1部品41の第3側面X3の裏面BBを上下方向にスライド可能に支持している。第3端部Y3の最上部と第3側面X3の裏面BBの最上部との間は、所定の距離Lだけ離間した状態とされている。
これにより、第1部品41の上側から下側へ垂直荷重VFが入力された場合、第1部品41からの垂直荷重VFが、第2部品42の第2端部Y2、第3端部Y3および第4端部Y4の傾斜面ISで滑り、第2部品42へ垂直荷重が伝達し難い構造とされている。つまり、第1部品41に入力された垂直荷重VFを逃がす様な動作を行う。また、図14および図15に示す所定の距離Lは、垂直荷重VFによる物入れ部411の上枠部412のたわみを考慮し、あらかじめ逃がしている間隔と見做すことができる。このため、垂直荷重VFが第2部品42へ伝達し難いことにより、第2部品42の第2取付け部品52への取付け構造を、2つのクリップとされる固定部材63、64の様な容易で安価な構造とすることができる。
図16に示す様に、第1部品41のカバー部413において、カバー部413の右側壁413Rの下端部413RLが、上端部42RW1の第2辺RW12の上側に位置する様に構成されている。これにより、第1部品41の上側に人が乗った場合などの様に、第1部品41の上側から下側へ垂直荷重VFが入力された場合、右側壁413Rの下端部413RLが第2辺RW12に当接し、側壁部42RWの両方の上端部42RW1が内側(左側方向)へ移動し、入力された垂直荷重を逃がす様な動作を行う。ロードパスパイプ30の第1部分30Aの端部30Eは、開口部42Oに取り付けた第3部品43に対向するように設けられる。つまり、端部30Eは、第3部品43の本体432の裏面に対向するように、所定の間隔を開けて設けられている。
実施例によれば、以下の効果を得ることができる。
1)第2部品42の上端部に設けられた第1端部Y1、第2端部Y2、第3端部Y3および第4端部Y4の外側に傾斜した傾斜面ISによって、第1部品41の上枠部412の第1側面X1、第2側面X2、第3側面X3および第4側面X4の裏面BBを、上下方向にスライド可能に支持する構成とした。これにより、第1部品41の上側から下側へ垂直荷重VFが入力された場合、第1部品41からの垂直荷重VFが、第2部品42の第2端部Y2、第3端部Y3および第4端部Y4の傾斜面ISで滑り、第2部品42へ垂直荷重が伝達し難い構造とした。
2)第1部品41のカバー部413において、カバー部413の右側壁413Rの下端部413RLが、上端部42RW1の第2辺RW12の上側に位置する様に構成されている。これにより、第1部品41の上側に人が乗った場合などの様に、第1部品41の上側から下側へ垂直荷重VFが入力された場合、右側壁413Rの下端部413RLが第2辺RW12に当接し、側壁部42RWの両方の上端部42RW1が内側(左側方向)へ移動し、入力された垂直荷重を逃がす様な動作を行う。
3)上記1)および2)により、第2部品42へ垂直荷重VFが伝達し難いことにより、第2部品42の第2取付け部品52への取付け構造を、2つのクリップとされる固定部材63、64の様な容易で安価な構造とすることができる。
4)切欠き部(第1切欠き部)80が、第1端部Y1と第2端部Y2との間に設けられる。同様に、第2端部Y2と第3端部Y3との間、および、第3端部Y3と第4端部Y4との間にも、切欠き部80が設けられる。また、第4端部Y4と第1端部Y1との間にも、切欠き部80が設けられる。切欠き部80は、第2部品42の上端部421の角部に対応する部分に設けられている。切欠き部80を設けることにより、第2部品42の上端部421は、第1端部Y1、第2端部Y2、第3端部Y3および第4端部Y4の様に、非連続なガイドの構成にされている。
5)切欠き部80の下側に位置する第2部品42の側壁422の上側部分422Uは、切欠き部(第2切欠き部)83を有しているので、上側部分422Uの厚さは、上側部分422Uの下方部分と比較して、薄くされている。これにより、上側部分422Uの剛性が低下されている。
6)上記4)および5)により、切欠き部80及び切欠き部83を設けることで、第2部品42に第1部品41を組み合わせた場合において、第2部品42や第1部品41に歪が発生した場合でも、第2部品42と第1部品41とを容易に組み合わせることができる様になる。
7)第1端部Y1、第2端部Y2、第3端部Y3、および、第4端部Y4のおのおのには、複数の突起部81が設けられる。この突起部81は、第2部品42に第1部品41を組み合わせた場合において、第2部品42と第1部品41との間のガタつきを防止する役割を有している。このため、ガタつきによる雑音を防止することができる。
8)荷重SFが大きい場合、第3部品43が端部30Eによって、割れたりする場合も考えられる。このような場合、交換用の第3部品43を第2部品42に取り付ければよい。第2部品42に第3部品43が取り付けられている場合、第3部品43のみを交換すればよいので、第2部品42に第3部品43が取り付けられていない場合と比較して、保守が簡単であり、低コストで保守を行うことができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、上記実施形態および実施例に限定されるものではなく、種々変更可能であることはいうまでもない。
1:車両用シート
2:右側シート
3:左側シート
4:シートクッション
5:シートバック
15:シートクッションフレーム
16:シートバックフレーム
30:ロードパスパイプ
30A:ロードパスパイプ30の第1部分
35:鉄板
40:物入れ
41:第1部品(上部品)
411:物入れ部
411B:底部
412:上枠部
X1:上枠部の第1側面、
X2:上枠部の第2側面
X3:上枠部の第3側面
X4:上枠部の第4側面
413:カバー部
413R:カバー部の右側壁
42:第2部品(下部品)
42RO:開口部(第1開口部)
42RW:側壁部
42O:開口部(第2開口部)
42RW1:側壁部42RWの上端部
RW11:上端部の第1辺
RW12:上端部の第2辺
421:第2部品の上端部
Y1:上端部の第1端部
Y2:上端部の第2端部
Y3:上端部の第3端部
Y4:上端部の第4端部
422:側壁
422U:側壁の上側部分
43:第3部品(横蓋)
431:側面
432:第3部品の本体
C1、C2、C3、C4:第3部品の爪部
50:取付け部品
51:第1取付け部品
52:第2取付け部品
60、61:固定部材(ネジ)
63,64:固定部材(クリップ)
80:切欠き部
81:突起部
83:切欠き部
C:車両
FL:フロアー
SF:荷重
SS:表面
BB:裏面
IS:傾斜面
VF:垂直荷重

Claims (10)

  1. 第1部品と、
    前記第1部品に組み合わせられる第2部品と、を含み、
    前記第1部品は、
    上面が開口するとともに、底面を有し、矩形箱型の物入れ部と、
    前記物入れ部の上端部の周囲に設けられ、下側方向に向かって傾斜する第1側面、第2側面、第3側面および第4側面を有する上枠部と、を含み、
    前記第2部品は、
    上面が開口するとともに、底面を有し、矩形箱型とされ、
    前記第2部品の上端部に設けられた第1端部、第2端部、第3端部および第4端部を有し、
    前記第1端部、前記第2端部、前記第3端部および前記第4端部のおのおのは外側に傾斜した傾斜面を有し、
    前記第1側面、前記第2側面、前記第3側面および前記第4側面のおのおのは裏面を有し、
    前記傾斜面は、前記裏面を上下方向にスライド可能に支持する、
    物入れ。
  2. 請求項1に記載の物入れにおいて、
    前記第2部品は、前記第1端部が設けられた右側面と、前記第3端部が設けられた左側面と、を含み、
    前記右側面は、
    第1開口部と、
    側面視において、上側に開いたほぼU字形状とされ、前記第1開口部を囲む様に、前記右側面から右側方向に延出するように設けられ側壁部と、を含み、
    前記側壁部の上端部は、第1辺と第2辺とを含み、
    前記第2辺は、前記第2部品の前記右側面から見て、前記第1辺より外側に設けられているとともに、前記第2辺は下側に傾斜しており、
    前記第1部品は、右側壁を有するカバー部を含み、
    前記右側壁の下端部は、前記第2辺の上側に位置する様に構成されている、物入れ。
  3. 請求項2に記載の物入れにおいて、
    さらに、第3部品を有し
    前記第2部品の前記左側面は、前記第1開口部に対向する第2開口部を有し、
    前記第3部品は、前記第2開口部に取り付けられる、物入れ。
  4. 請求項2に記載の物入れにおいて、
    前記第2部品は、前記第1端部と前記第2端部との間、前記第2端部と前記第3端部との間、前記第3端部と前記第4端部との間、および、前記第4端部と前記第1端部と間に、第1切欠き部を有する、物入れ。
  5. 請求項4に記載の物入れにおいて、
    前記第1端部、前記第2端部、前記第3端部および前記第4端部のおのおのの前記傾斜面に設けられた複数の突起部を含む、物入れ。
  6. 請求項5に記載の物入れにおいて、
    前記第1端部と前記第2端部との間、前記第2端部と前記第3端部との間、および、前記第3端部と前記第4端部との間の前記第1切欠き部において、前記第2部品の側壁の上側部分は、断面視において、第2切欠き部を有する、物入れ。
  7. 請求項3に記載の物入れと、
    シートクッションと、
    前記シートクッションに支持されたシートバックと、
    前記シートクッションから露出するロードパスパイプと、を含み、
    前記物入れは、前記ロードパスパイプに取り付けられる、車両用シート。
  8. 請求項7に記載の車両用シートにおいて、
    前記ロードパスパイプに取り付けられた取付け部品を含み、
    前記第1部品は、前記取付け部品に、第1固定部材によって取り付けられ、
    前記第2部品は、前記取付け部品に、第2固定部材によって取り付けられる、車両用シート。
  9. 請求項8に記載の車両用シートにおいて、
    前記第1固定部材は、ネジまたはボルトであり、
    前記第2固定部材は、クリップである、車両用シート。
  10. 請求項8に記載の車両用シートにおいて、
    前記ロードパスパイプの端部は、前記第3部品に対向するように設けられる、車両用シート。
JP2019139062A 2019-07-29 2019-07-29 物入れおよび車両用シート Active JP7309505B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019139062A JP7309505B2 (ja) 2019-07-29 2019-07-29 物入れおよび車両用シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019139062A JP7309505B2 (ja) 2019-07-29 2019-07-29 物入れおよび車両用シート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021020588A true JP2021020588A (ja) 2021-02-18
JP7309505B2 JP7309505B2 (ja) 2023-07-18

Family

ID=74573595

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019139062A Active JP7309505B2 (ja) 2019-07-29 2019-07-29 物入れおよび車両用シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7309505B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010158950A (ja) * 2009-01-07 2010-07-22 Honda Motor Co Ltd 収納装置
JP2016203860A (ja) * 2015-04-24 2016-12-08 カルソニックカンセイ株式会社 コンソールボックス
JP2018079749A (ja) * 2016-11-15 2018-05-24 トヨタ紡織株式会社 乗物用シートのトレイ装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010158950A (ja) * 2009-01-07 2010-07-22 Honda Motor Co Ltd 収納装置
JP2016203860A (ja) * 2015-04-24 2016-12-08 カルソニックカンセイ株式会社 コンソールボックス
JP2018079749A (ja) * 2016-11-15 2018-05-24 トヨタ紡織株式会社 乗物用シートのトレイ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP7309505B2 (ja) 2023-07-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6558442B2 (ja) シートフレーム
US10239561B2 (en) Side collision load transmission structure
CN109109702B (zh) 车用座椅
JP2018075947A (ja) 車両用シート
JP5563393B2 (ja) 車両用シート
JP2021020588A (ja) 物入れおよび車両用シート
US20220063464A1 (en) Headrest and vehicle seat
JP6363415B2 (ja) 車両用シート
JP2003312340A (ja) 自動車用シート
JP2013193568A (ja) 乗物用シート
JP7386207B2 (ja) 乗物用シート
US20230302969A1 (en) Conveyance seat
CN112638704B (zh) 乘坐物用座椅
JP2010149756A (ja) シート取付構造
JP6412228B2 (ja) 乗物用シート
JP6200036B2 (ja) 乗物用シート
JP2021123267A (ja) 物入れおよび車両用シート
JP4498125B2 (ja) 車両のシート構造
JP2024012676A (ja) 乗物用シート
WO2019203012A1 (ja) 乗物用シート
JP2016007945A (ja) 自動車のドア構造
JP6092339B2 (ja) 車両用シート
JP5572462B2 (ja) 車両用シート
JP2021020587A (ja) 車両および車両用シート
JP2023093226A (ja) 車両用シートフレーム構造及び車両用シート

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220927

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220928

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230131

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230330

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230704

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230705

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7309505

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150